10月11日〜13日  佐賀・熊本・鹿児島 “幕末維新探索の旅”
今回劇団「劇団ぴーひゃらら」の鹿児島公演に出席するため、佐賀・熊本・鹿児島を回ってきました。いずれ、幕末維新探索(仮題)で見聞記を発刊します。

佐賀城跡

佐賀城跡

アームストロング砲

佐賀藩が保有していた

熊本城

熊本の町並み

鹿児島中央公民館で公演を行いました

小松帯刀像

西郷隆盛像

磯庭園(旧島津家邸宅)

福岡や東京から来た方と

鹿児島観光ホテルで …遠くには桜島が

西郷がこもった洞窟


10月12日  知覧(鹿児島県南九州市)
 10月11日〜13日、鹿児島を訪れた際、特攻の町・知覧にもでかけました。
 太平洋戦争の折、アメリカの艦船に体当たり攻撃を加えた若い兵士達が暮らし、出撃したところ、 それが知覧でした。そこには、特攻平和会館があり、数多くの写真や遺品が展示されていました。
 当時、17歳や19歳の若者達が国のため命を落としていったのです。ある特攻兵の手記には、 「待望の日は遂に来た。特別攻撃隊の一員として悠久の大儀に生く。日本男児として、又、 空中戦士として之に過ぐる喜びは無し」とあった。
 また、もう一人の隊員は、「我れ南十字星の下大海原を越え空の決戦場に征かんとす」とあり、 「お母さんも泣かずに喜んでください」と書いた隊員もいた。
 私も涙を禁じ得なかった。

隊員達が宿泊した三角兵舎

特攻銅像

一式戦闘機「隼」

『新編 知覧特別攻撃隊』表紙

「訣別」(『新編 知覧特別攻撃隊』より)

「敵艦突入」(『新編 知覧特別攻撃隊』より)

「炎上する米軍空母」(『新編 知覧特別攻撃隊』より)

『特攻のまち・知覧』表紙


10月23.24日  仙台の戊辰戦争めぐり(宮城県仙台市・白石市)
 仙台の出版社荒蝦夷の企画で仙台の戊辰戦争めぐりを行いました。
最初に白石市にある長州藩参謀世良修蔵の墓に出かけました。木戸孝允が建てたもので白石市を一望に見下ろす丘の上にありました。私は何度も訪ねていますが、会津藩の謝罪をはねつけ、東北に戦争をもたらした人物です。福島市で仙台藩士に斬られた首が白石に運ばれました。
 仙台では輪王寺宮がすごされた山岳院、星恂太郎の碑、仙台藩の軍事総督坂英力の墓、さらには鴉組の細谷十太夫の地蔵尊、玉虫左太夫の墓などを巡りました。仙台で亡くなった白虎隊士飯沼貞吉の終焉の地も訪ねました。そのほか、西南戦争で断罪された鹿児島県人七人の墓も詣でました。

「東北皆敵」と書かれた世良の密書

世良修蔵の墓

樹木に囲まれた仙岳院の本堂

仙岳院

お堂の天井には、なぜか葵の紋が

星恂太郎碑

坂英力の墓

坂英力の末裔の方にもお会いした

細谷地蔵


玉虫左太夫の墓


飯沼貞吉にあったという91歳の方にもお会いした
左は荒蝦夷の千葉さん

飯沼貞吉終焉の地・光禅寺通幼稚園跡地

鹿児島県人七士の墓