岐阜県海津市南濃町を訪ねました。8000坪の敷地に38棟370余坪の建物があり、濃尾三河を借景にした行基寺回廊式大庭園では雄大な大自然を眺望できます。すごいところがあるもんだと思いました。階段を登り、高い山頂にあるお寺からみる景観の素晴らしさにしばしみとれ、感無量でした。日本外科学会の帰りに名古屋の方々の案内で、有名なお寺があるので言ってみましょうといわれ、山の中にあるということで大丈夫かなあと思いましたが辿り着いてビックリ仰天。素晴らしいお寺でした。これは穴場ですね。
私が撮った写真では、いまいち雄大さが伝わらないので、上記の写真を転載させて頂きました。以下、行基寺の説明も転載。[参照: 名古屋茶道大鑑]
行基寺は岐阜県海津郡南濃町の山中にあり、聖武天皇勅願・行基菩薩開基と伝える古寺である。 無論、同様に行基の開基と伝える寺は全国に千数百ヶ所、ここ南濃にも多く存しており、珍しくもないだが、 その中でこの寺が特に「行基寺」と呼ばれるのは、行基がここで入寂したと伝えるられるからである。境内には 入寂を示す塚に板碑が建てられている。(但し通説では奈良・菅原寺で入寂とされ、生駒市竹林寺に墓がある) 更に江戸初期には、高須松平家の菩提寺と定められると同時に全伽藍が改築され、現在見られるような 城郭風寺院となった。寺の立地・外観から内部に至るまでまさに城、陣屋しか持たなかった高須松平家の為の 山城である。 上記写真のように、寺の書院からは濃尾平野全域が一望され、絶景である。現在でも名駅のタワーズは もちろんのこと、伊勢湾から日本アルプスまで見渡せるが、いにしえは名古屋城の金の鯱までも確認できたことだろう。
尾張の方々と名古屋城や桑名城も見てきました。
四月の上旬に八戸で講演しました。丁度かもめの名所、蕪島のお祭りの日で大変な人で賑わっていました。かもは数万羽はいるといわれ、その乱舞する姿は見事でした。 さらに種打ち海岸の観光コースを歩き、展望台から見渡す八戸は本当にきれいでした。 帰りに魚を買ってきました。ほやは特においしかったです。 あー、やっぱり自然はいいなあ。
< 国指定天然記念物 蕪島ウミネコ繁殖地 >
ウミネコ繁殖地として全国的に知られている蕪島は、昭和十七年、十八年に旧日本海軍 により埋め立て工事が行われ、今は島が陸続きになっています。 面積約1.8ヘクタールあまりの島に、約4万羽のウミネコが営巣のため春早くから来るの で、ウミネコは春の訪れを告げる鳥として親しまれており、 市の鳥にも指定されています。 ウミネコ繁殖地は全国に10ヵ所前後存在しますが、ほとんどが人を寄せつけない 断崖絶壁や離島であり、蕪島は間近で営巣の様子を観察できる国内唯一の場所です。
[引用] はちのへの観光 かぶしま
私の感想
私はこの本の著者とは、若干意見を異にしています。会津人の長州への怨念は戦後になって高揚したものではなく、幕末維新以来、一貫して変わらないものがあります。司馬遼太郎による悲劇の会津に飛びついた訳でもありません。会津人の深層に横たわる長州への怨念は極めて深いものがあります。