2月20日、佐賀県立佐賀城本丸歴史会館で講演を行いました
「佐賀藩のアームストロング砲と戊辰戦争」
第一部・星亮一の講演『佐賀藩のアームストロング砲と戊辰戦争』、第二部・星と佐賀大学地域学歴史文化研究センターの伊藤昭弘准教授によるパネルディスカッション『アームストロング砲について』。
その他、地元研究者の方々による佐賀藩の黎明期における技術革新についての研究発表、歴史館の学芸員の方々のガイドによる歴史館内の見学(参加者及び一般来館者)が行われました。

主催: 戊辰戦争研究会
協力: 佐賀県立佐賀城本丸歴史館

2011/02/20
ネット配信の佐賀新聞より
 
佐賀県内ニュース

「幕末、佐賀が歴史の鍵握った」と作家・星さん講演
 歴史作家の星亮一さんを中心とした「戊辰戦争研究会」の講演会が20日、佐賀市の佐賀城本丸歴史館であった。星さんは「アームストロング砲を有する佐賀藩の参戦が、戊辰戦争終結の要因でもあった」と話し、歴史ファンら約100人が耳を傾けた。

  幕末の会津藩や戊辰戦争についての著書が多い星さんは「佐賀藩のアームストロング砲と戊辰戦争」と題して講演。「上野戦争では命中率が悪かったものの、戊辰戦争では鶴ケ城(会津若松城)にかなりの数が着弾した。砲撃音はすさまじく、開城の決め手にもなった」と臨場感たっぷりに話した。

 また、薩摩、長州の動きなど幕末の政治状況を解説しながら「佐賀藩はキャスチングボートを握った」とも。佐賀藩の功績について佐賀大の伊藤昭広准教授と意見を交わした。 同研究会は全国各地の会員がインターネット上で戊辰戦争に関する情報や意見を交換している。

2011/02/20 【佐賀新聞】
より