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伊藤整一 − 戦艦「大和」に殉じた至誠の提督PHP
伊藤整一 − 戦艦「大和」に殉じた至誠の提督
初版発行 1999年6月3日
発行所 PHP研究所
装幀 多田和博
写真提供 毎日新聞社 (株)文殊社
編集協力 (株)元気工房
定価 本体1,667円+税

坪井二等兵曹は戦艦「大和」を前にして、そのあまりの美しさに背すじがゾーッとした。銀鼠色に輝く巨体、空高くそびえる艦橋、前方を威嚇する巨砲…… 昭和二○年四月六日、沖縄へと出撃した大和は米軍の猛攻を受け、六キロもの火柱を上げて海中に消えた。 あえて特攻を引き受けた伊藤長官の真意とは何だったか。 大和の乗組員たちは何を感じていたのか。 著者渾身の長編小説。

ジョン万次郎 − 日本を開国に導いた陰の主役PHP文庫
ジョン万次郎 − 日本を開国に導いた陰の主役
初版発行 1999年9月16日
発行所 PHP研究所
装幀 上田晃郷
装画 西のぼる
定価 本体619円+税

幕末土佐藩の漁師の子として生まれた中浜万次郎は、出漁中に遭難、アメリカの捕鯨船に救助され渡米。柔軟な思考と持ち前の負けん気でアメリカ社会にとけ込み、西洋の知識と国際感覚を身につけた。鎖国状態の日本へ決死の覚悟で帰国した後、坂本龍馬、福沢諭吉、勝海舟らに多大な影響を与え、日本開国に大きな役割を果たした。運命の荒波を自らの信念で乗り越えた男の波乱の生涯。文庫書き下ろし。

天風の海 − 会津海将 出羽重遠の生涯光人社
天風の海 − 会津海将 出羽重遠の生涯
初版発行 1999年10月17日
発行所 株式会社 光人社
写真提供 出羽文子・著者・雑誌「丸」編集部
定価 本体2,000円+税

朝敵の汚名を受け、戊辰戦争に敗れた会津藩は、その未来を少年たちに託した。わずか14歳で鶴ヶ城籠城戦の悲劇を体験、藩の期待を担って新生海軍に入り、遂に薩摩・皇族出身者以外では初の海軍大将となった出羽重遠を軸に、陸軍大将となった柴五郎、東京帝大総長となった山川健次郎ら、近代日本の青春期に鮮やかに足跡を残した誇り高き会津の男たちの風貌を活写する歴史ロマン!

最後の幕臣 小栗上野介中公文庫
最後の幕臣 小栗上野介
初版発行 2000年8月25日
発行所 中央公論新社
定価 本体571円+税

司馬遼太郎氏は、坂本・勝・福沢・西郷と共に、小栗を明治の偉大なファザーの一人にあげている。小栗は幕府の外交・軍事・経済を握った幕閣随一の切れ者だったが、新政府に罪なくして斬罪に処せられた。勝者によって不当に扱われてきた、三河以来の名門、小栗上野介を見直すと共にその復権をはかる。

満州歴史街道 − まぼろしの国を訪ねて光人社
満州歴史街道 − まぼろしの国を訪ねて
初版発行 2000年9月7日
発行所 株式会社 光人社
装丁 廣瀬郁
定価 本体1,800円+税

時の帳(とばり)に消え去ったまぼろしの国・満州国。かつての大陸の玄関口・大連から瀋陽、長春、そしてハルピンへ中国東北部の広大な大地を行く者の眼前に次々に現れる歴史の痕跡。帰国直後に急遽した文芸評論家・尾崎秀樹とともに知られざる旧満州の道を歩いた歴史作家が綴る異色のルポタージュ!

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