星亮一 今日の一言

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2003年2月28日(金) フレッシュ新選組
来年のNHKの大河ドラマ新選組の配役を見て、驚きました。従来、近藤勇と言うとふけた大人が多く、人気がわきませんでした。
スマップの香取慎吾ならいいですねえ。土方歳三の山本耕史、沖田総司の藤原竜也、これも若い人の話題騒然でしょう。実は私も土方と沖田について原稿を書いており、今回、それらを加筆して『土方歳三と沖田総司』を出す計画を進めています。タイトルは仮題ですが土方については、会津、函館と私自身の思いもこめて書いており、大河ドラマに向けて何冊も本は出ると思いますが、私の本も皆様のお手元に是非一冊と思っております。
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2003年2月27日(木) 日産は凄い
私は現在、日産の車に乗っています。半年ほど前まではトヨタでした。日産に乗って見たくなり、取り替えたのです。理由はゴーン社長でした。自分が経営の先頭にたってがんばる姿に引かれたのです。トヨタも立派ですが、ときには気分を変えようということもありました。
今朝の新聞によりますと。日産はベア、ボーナスも満額ということでした。どこを見てもリストラ、減額の中で実に立派です。経営者は広い意味で、社会に貢献する姿勢を強くもつべきです。
よく話し合ってではだめで、強いリーダーシップで、商品を開発し、組織も活性化させ、企業の経営にあたる,そうすればファンもふえ、ものも売れ、景気もよくなるわけです。
作家も同じです。何を書いたら売れるかではなく、自信を持ってものを書き、結果として読者の方々に喜んでもらえる、それが大事だと思います。
『戦う政宗』これはいいですよ。順調に書いています。
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2003年2月26日(水) 綾小路きみまろ
星亮一と行く歴史の旅というのがあります。基本的に日帰りのバス旅行ですが、帰りのバスでいつも聞くテープがありました。それが綾小路きみまろのテープでした。一緒でいくご婦人、といっても中年のやや上を行く方なのですが、必ずこのテープをもってきて聞かせてくれるのです。京都の公家風の名前にしては、凄い毒舌で、最初から最後まで腹を抱えて笑う内容でした。その毒舌たるや、半端ではなく「中高年のダイエット、犬の散歩で犬がやせ」「安定剤、会社で一錠、女房の顔みて三錠」といった具合で、バスの中は笑いの渦でした。この人は受けるなと思っていたら昨今はスターになり、今朝のNHKテレビ人に出るは、読売新聞に大きく掲載されるは、大変な人になってしまいました。
これまでは顔がわからなかったので、あれこれ想像していたのですが、ユーモアのあふれる方でした。売れない時代、自分でテープを作り、無料で高速道路のインターで配ったとか。そうした努力が報いられたわけです。
作家も本が売れないと嘆かないで、本を担いで全国を行脚するなど努力しなければだめですね。
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2003年2月25日(火) 米沢にどうぞ
3月8日、米沢での討論会、席は十分にございますので、是非、お出かけください。
先日、福島市の佐藤さんら電話があり、お出でくださるということでした。米沢は上杉の城下町ですが、それ以前は伊達の領地でした。伊達政宗は東北の革命児でした。私は奥州布武となずけていますが、信長に見習って、東北に伊達王国を築かんとしましたが、秀吉に阻止されました。
いまでいえば、地方自冶の侵害だと、政宗はげしく抵抗したのですが、せっかく手にした会津を追われ、米沢も奪われ、仙台を中心とした宮城県に追われます。
そこからさらにがんばり、岩手県南まで領土を広げるのですが、いつも反乱分子として中央から警戒されました。しかし秀吉も家康も政宗をつぶすことはできませんでした。その理由も米沢で喋りたいと思います。
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2003年2月24日(月) 榎本艦隊北へ
箱館戦争をテーマに榎本艦隊の奮戦を描いた『榎本艦隊北へ』の校正作業を進めています。10年ほど前に角川文庫から出した『函館戦争』を改題し、手を加えて廣済堂文庫から5月に発刊します。私はこのなかで戦争弐加わった70人ほどの会津遊撃隊のことをかなり詳しく描きました。会津が壮絶な戦いのあと、降伏し、全員捕らえられましたが、遊撃隊の人々は、榎本の艦隊に加わり、函館で戦いました。大半が戦死し、北海道の土となりました。
土方歳三もここで戦死しています。このことも、もち論触れました。
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2003年2月23日(日) だれが本を殺すのか
6年連続の売上減で作家、出版社、取次ぎ、書店の危機感が強まっています。
こうしたおり、ノンフィクション作家佐野真一さんの「だれが本を殺したか」が注目を集めています。活字離れ、少子化、デジタル化の波、出版界の制度疲労、いろいろ理由があろうが、どれもこれもなるほどと思われ、根は深い。作家の立場からいうと、やはり読者を立ちとませるだけの、深い作品を書く事だろう。
出版社は有能な作家の発掘、育成であり、書店は漫画に偏らず、幅広い本を並べることでしょう。私自身、あれこれ思い悩む問題です。
いくら書いてもハードカバーは、だすことが年々、難しくなっているし、文庫や新書もあまりにも大量に発刊されるので、書店は並べきれず、新しい本ができると、返されてしまい、これも頭打ちになっています。こうなったら、自分の本を背負って行商して歩く勇気も必要だと昨今、思っています。
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2003年2月22日(土) 日本の将来は暗い
読売新聞が中学生以上の未成年者5000人を対象に実施した「全国青少年アンケート調査」が今日、発表され愕然としました。そうだろうという予感はありましたが、これほどひどいとは思っていませんでした。何がひどいのか。政治家は信用できない90パーセント、日本が外国に侵略されたらどうするか。武器を取って戦う13パーセント、武器以外で抵抗する29パーセント、安全な場所に逃げる44パーセント、降参する12パーセントでした。安全な場所とは一体、どこなのか。そして日本の将来は暗いが75パーセント、明るいが24パーセント、惨憺たる結果でした。
秘書が秘書がと逃げる国会中継をみていれば当然でしょう。北朝鮮に対してもあいまいで、拉致家族も満足に解決できない日本、暗いですよね、どうしたらいいのか、各界各層で議論すべきです。小泉さん、しっかりしてください。
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2003年2月21日(金) 世論迎合
新聞のコラムも時おり、なるほどと思うのが出ています。今日の産経抄、イラクと北朝鮮の問題を論じていました。その内容は世論迎合のマスコミ論調を嘆くものでした。日本の政治もそうなのですが、イラクはどうも大量破壊兵器を隠している、しかし、だからといって武力行使はどうか、よく話し合ってという社民党的発想の横行です。すべては事なかれ、その場しのぎの論調が横行し、何ら具体的解決がないまま時間だけが経過し、忘れ去られてゆくことを憂いたのでした。
橋本元総理が昨日、派閥の集まりで、北朝鮮の拉致問題を外国は知らない、それは政府の怠慢だといきまいておりました。冗談じゃない、橋本さん、あなたはただ米の支援をしていただけの内閣ではなかったのですか。外国への働き掛が重要だと判断したら、ご自分で出かけて運動すべきではないのですか。そう思うのですが。非難するだけでは、ただのあげ足取りにしかすぎません。
世論迎合や単なる批判ではなく、自分の意見をしっかりもち、時には具体的に行動を起こすことが大事ではないでしょうか。
行動しませんと、この国はどこに行ってしまうのか、まったく分かりません。
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2003年2月20日(木) 政宗と小十郎
いま毎日、400字8枚のぺ−スで「戦う政宗」に取り組んでいます。伊達政宗は伊達家の第17代の嫡男として米沢に生れました。
生まれながらのエリートでしたが、疱瘡を病み、右目を失明しました。失意の政宗を多くの人が支えるのですが、中でも10歳ほど年上の片倉小十郎は生涯、政宗に側近として仕え、数々の修羅場を乗り切ってりきました。目下、秀吉の小田原攻めに遅れた政宗が、小田原の山中に軟禁され、前田利家に詰問される場面を書いています。
「太閤閣下が政宗の首をはねたら、いかにする」、利家が詰問すると小十郎は「全員、斬り死にするのみ」と答えました。「国許はどうなる」「奥羽の力を結集して秀吉公と10年でも20年でも戦いましょうぞ」と泰然と答えたのでした。奥羽は自分達の国である。それを武力で攻めんとする中央には断固抵抗する。このような姿勢を小十郎は貫いたのでした。
結果は奥羽の重鎮として伊達家は栄え、森の都仙台を開くのです。政宗と小十郎は東北の時代の先駆者だったのです。書いていて実に楽しいですね。
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2003年2月19日(水) ニュースの洪水
今朝の新聞は読みきれません。韓国での地下鉄大事件、日本でも起こる可能性は十分にあり、恐怖です。北京での北朝鮮住民の日本人学校への駆け込み、これもこれからふえるでしょう。覚悟が必要です。一方,イラク問題は、日本の国連大使がアメリカ支持に明確に踏み切りました。これは当然ですが、ドイツはアメリカに反旗を翻しています。
新聞はもっと明確に書くべきだと思うのですが、日米安保条約を結んでいる限り、日本はアメリカにつくしか道はないのいです。日本はアメリカの核の傘の下で繁栄しているわけで、この基本的問題をしっかり認識すべきでしょう。
それがいやなら日米同盟の破棄、独自の防衛システムの策定ということになるでしょう。日米安保が未来永劫に存在するわけではないと思いますので、いずれは、日本独自の国づくりが必要でしょうが。経済面では、中国の対米輸出額が日本をいぬきました。
造船も韓国が世界1と報じられました。ますます日本は不景気になる。北朝鮮の脅威も強まり、多事多難な日々です。救いはスポーツ、松井、イチローがんばれ。
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2003年2月18日(火) 北東北省
青森県の若手職員有志で組織する県の未来研究会は昨日、2010年に青森、秋田、岩手の三県が合体して北東北省を実現すべきだと提言しました。その後、10年以内に宮城、福島、山形も合体して東北省を作ることもうたい、やるなあという印象をもちました。
もう狭い県単位でものを考える時代は終わりです。国から権限委譲を受け、大胆で柔軟、かつ個性的な地方独自の政治を進めるべきです。わが福島県はどう考えているのかなあ。
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2003年2月17日(月) 北東文芸協会
郡山を中心とする文学愛好者の集い,北東文芸協会は昨日磐梯熱海温泉で、温泉につかりながら勉強会を開きました。会員の橋本さんは郷里の三春藩の戊辰戦争に関する本を出し、新聞にも出て話題になりました。三春藩は早い段階で降伏し、二本松の攻撃に加わったので、奥羽越列藩同盟からは裏切りの汚名を受けましたが、その苦衷を書きました。氷室さんは平泉王朝の謎を熱っぽく語りました。岡田君はライフワークの武田信玄を語り、松本君は駅の魅力を説きました。彼は画家です。
競馬好きの高橋さんは競馬の魅力を延々と語り、これまで幾ら投資したかを自慢しました。私は伊達政宗の進行状況を語り、史実と小説の違いをあれこれ談じました。次回は7月、三島町の温泉です。
目下、会員募集中です。
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2003年2月16日(日) 在日コリアン支援集会
北朝鮮による拉致被害者の家族を支援する在日コリアンの集会が大阪で開かれたというニュースは久々に明るいものでした。私も何人かの在日コリアンとお付き合いがありますが、拉致に関する見方は,、「非常によくない、しかし日本も悪い」というものでした。日本が悪いというのは朝鮮半島の植民地支配のことですが、それとこれとは別であり、何かしっくりこないものがありました。今回の大阪の動きは大変立派だと思います。勇気をもって金正日を批判し,朝鮮総連にも謝罪を求めたことは北の民主化のための凄い前進です。
他の地区にも広がることを期待しています。
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2003年2月15日(土) 戦う政宗
私の歴史小説「戦う政宗」は順調に進んでおります。戦国時代というのは興味が尽きない世界で、これにはまると、果てしなく夢や想像力が広がってゆきます。
私がいつも手元において読んでいる本があります。歴史学者藤木久志さんの著作で、「雑兵たちの戦場」「戦国の村を行く」「飢餓と戦争の戦国を行く」などです。戦場における乱取りの世界、傭兵と奴隷狩り、戦場に横行する商人達、そこに戦国という時代が生き生きと描かれています。藤木さんの本を読むと次々に発想が膨らむのです。
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2003年2月14日(金) 奥会津文化フォーラム
私は郡山で北東文芸協会という文学愛好者の会を主宰しております。雑誌「まほろば」
の発刊、北東文芸賞の実施など多彩な活動をしております。今回、同じ福島県三島町の奥会津作家協会と共同で、今年の夏、「奥会津文化フォ―ラム20003」を開催することで合意しました。日にちは7月の12,13日、会場は三島町です。
地域社会と文学をテーマに記念講演やシンポジュームを開きます。詳細は決まり次第、お知らせ致します。
7月12、13日、是非、手帳に書き留めておいてください。
皆様の参加を期待しております。
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2003年2月13日(木) 北女性収容所の実態
筑紫さんのニュース23で昨夜放送した「北朝鮮女性収容所の実態」は衝撃でした。
狭い部屋にすしずめ状態で収容され、トイレは1日2回、我慢できず垂れ流しの状態で、若い女性は性的な暴力を日常茶飯事に受け、過酷な労働でついまずて転ぶと逃亡のしぐさをしたと銃殺され、食事は1日2回、ご飯一杯に塩汁だけ、大半は死んでゆくというこの世の地獄でした。この実態を証言した女性は、韓国の歌を歌ったところ、政治犯として逮捕され、収容所送りとなったそうで、幸運にも出ることが出来、脱北したのでした。アウシュビッツとまさに同じで、自国の国民にこのようなことをする金正日は悪魔というほかはありません。こうしたテレビを世界に流して、「酒と女と核兵器」に囲まれた恐るべき超独裁者、金正日の実態を広く知らしめるべきですね。
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2003年2月12日(水) 憂鬱な日々
時事通信がソウル発で、米軍準機関紙スターズ・アンド・ストライプスに掲載された北との戦争の場合のシナリオを報じました。それによると、戦争が発生すると、数時間以内に北朝鮮の大砲やミサイルが韓国全土に打ち込まれ、24時間で100万人が死傷、「地獄と化すだろう」と警告しました。生物、化学兵器もつかわれるので、死傷者はさらにふえることは確実で、憤懣やるかたない現状です。太陽政策もこれを逃れんとする政策であり、韓国の人々の心情は察してあまりあるものがあります。これに対して米韓両軍は大反撃を加え、30日から90日で北は壊滅すると報じました。
緒戦の攻撃は日本本土と沖縄から発進する重爆撃機です。日本も事実上、参戦ということになるでしょう。日本政府もその場合、どうするのか、国民に示すべきです。社民党の菅さん、韓国に行って太陽政策を支持するなどと、のん気なことをおしゃっていましたが、有事の場合、社民党はどうすると、国民に示してください。
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2003年2月11日(火) 読者不在の討論会
東京での「書籍流通の理想を目指して」のシンポジュームは、なかなか多方面に及び興味深いものでした。ブックオフが出来たため新刊本が売れないと、取次店と作家が叫びました。「我々は資源の有効活用をしているんだ」とブックオフの社長が反論しました。「ならば著者に印税を払うべきだ」と作家が追及しました。「検討中です」とブックオフは逃げました。「子供の万引きが多いのは、ブックオフのせいだ」
「漫画本を盗み、それをブックオフに持ち込んでいる」「いや身元は確かめている」
目の敵は、新古書店のブックオフでした。次に「我々の店にはベストセラーの本は、なかなか入らない」地方の書店が叫びました。
「売りあげの多い店に重点的に配本している」取次店は、売れない店が悪いと反論しました。「新刊本が再版がなく作家は収入ががた減りだ」と作家が言うと「作家が多すぎる。
大体小説を書いて飯を食おうとする魂胆がよくない。作家は貧乏と決まっている」
と叫ぶ人もいて、討論は、はちゃめちゃになりました。
今後、出版業界はどうなるのか。どう見ても読者不在、先行きのまったく見えないシンポジュ―ムでした。
これが本を取り巻く現実だと思います。討論会、今後も続けてください。
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2003年2月10日(月) 書籍流通の理想を目指して
今日は新聞休刊日です。少しさびしいですね。これから東京です。日本文芸家協会主催の書籍流通に関するシンポジュームに出席のためです。小学館社長、トーハン社長、公正取引委員会、図書館、読者代表らによる討論会です。書籍業界は本があふれ、その割には売れず、返本山となり、苦しい状況です。結果は後日、報告いたします。
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2003年2月9日(日) 内館さん東北大の院生に
女性初の横綱審議委員でもある脚本家の内館牧子さんが、この4月から仙台に移住、東北大学の大学院生として、勉強すると今日の河北新報に出ておりました。
研究テーマは横綱神学、東北大学大学院の社会人枠に合格、宗教民俗学の教室で、研究生活を送るそうです。もう一度、大学に戻って勉強したという人が非常に増えています。わたくし自身、インターネットで学ぶ日本大学の大学院に2年間、在籍、大変楽しい思いをしました。経済力がないと、内館さんのようなわけには行かないかも知れませんが、定年退職後、ゆっくり勉強しなおすことも可能です。間違いなく新しい人生が開けますよ。1年後ぐらいに内館さんをお招きして講演会を開きたいと思っています。内館さんのご出身は秋田ですから、仙台になじみがあるのでしょうが、社会人を受け入れる大学院は東京にかなりあります。にもかかわらず仙台を選んでくださり、嬉しいですね。東北大はあの田中さんの母校なので、そこにも引かれたということもおしゃっておりました。
これも田中さん効果でしょうか。
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2003年2月8日(土) 休日の朝
昨日、宮城県経営者協会登米支部からお招きを受け、「幕府の崩壊に学ぶ」と題して講演をしてまいりました。ここは宮城県の県北地域で、広大な大崎平野が広がっておりました。宮城県解体工事事業協同組合の高田理事長、宮城県味噌醤油工業共同組合の鈴木理事長、経営者協会の森専務理事ら各方面で活躍されている方々にお会いしてきました。私は高校が隣の一関一高だったので、この地域には親近感もあり、楽しいひと時を過ごさせていただきました。
さて土曜日、日曜日、休日の楽しみはゆっくり新聞を読むことです。読むところはやはりイラクや北朝鮮ですね。特に北朝鮮ですが、熱がこもった深みのある報道は読売と産経ですね。朝日は特徴がない、どこか及び腰で迫力がありません。
産経は反テロ法案を詳しく伝えていました。
新潟県知事が動き、自民党有志議員が北制裁法案を今国会に議員立法で提出することは大変いいことだと思います。
読売新聞は警察庁の北朝鮮シフトを報道していました。日本に数百人の工作員が潜入しているとか、その指示は万景峰号から出ているとあっては、入港阻止は当然でしょう。また中国がミサイルの多頭化実験に成功したと報じていました。
多頭化とは一基のミサイルに搭載された複数の弾頭を逐次分離して目標に誘導する方式だそうです。軍事大国を目指す中国、日本の舵取りは大変ですね。
夢があることといえばゴッホの絵でしょうか。1万円が億になるとか、本物は凄いですね。さてこれから原稿です。「戦う政宗」力をこめて書いています。
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2003年2月7日(金) 幕末気分
米軍がイラクを攻撃することは確実となりました。次は北朝鮮でしょう。すべて戦争で来いという暴力国家を国際社会が許すはずもなく、武力報復に踏み切るでしょう。
そのような状況にもかかわらず、国会のテレビ中継を見ていると、小泉首相と菅代表の討論は遊びの雰囲気でした。ノー天気日本を象徴する討論でした。
幕府がつぶれたときもそうでした。幕臣は鳥羽伏見の戦争で敗れるまで、幕府は安泰と信じていました。何が薩摩、長州とたかをくくっていました。
突然、薩摩から発砲され、慌てて刀を抜いて切りかかりましたが、相手は大砲と小銃で装備しており、戦にならないほどの惨敗を喫し、将軍慶喜は逃亡してしまいました。
北が攻め込んだとき、日本はどうするのか。テトボンに対処する方法もないし、心の準備もまったくないので、何千万という日本人が殺されてしまうかも知れません。
幕府がつぶれた時のように、日本の崩壊が迫っているのかもしれません。
民主党の菅さん、子供のけんかばかりやっていないで、少しは憂国の志士になってください。
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2003年2月6日(木) 今朝の新聞はおかしい
北朝鮮のテトボンが日本に向けられているというのに、今朝の各新聞に海上自衛隊の演習を批判する記事が出ていました。北のミサイル発射を想定して訓練して、どこが悪いのでしょうか。こういう、社民党的感覚の記事がでること自体、不思議ですね。
じゃ、ミサイルが発射されたとき、誰が対応するのですか。自衛隊ではないでしょうか。こと防衛問題に関する日本人の感覚は、世界のもの笑いといっていいでしょう。憲法9条は前世紀の遺物ですし、自衛隊もはっきり軍隊と位置ずけるべきです。それなのに、日本国政府も国民もそ知らぬ顔でごまかしているのです。こんな国は珍しいですね。何とかしなければと思う昨今です。
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2003年2月5日(水) 北崩壊の序曲
産経新聞北朝鮮問題取材班は、今朝の朝刊で「北崩壊の序曲」と題するユニークな記事を掲載しました。朝鮮労働党の内部資料を分析したもので、西側の風俗がエリート層にも広がり、離婚も増加、占いが大流行し、労働党の求心力が失われつつあると報じました。外国出張者がポルノや写真集を持ち込み、韓国や日本の放送も聞きはじめているというのです。かつての東ドイツのような事態になっているのでしょうか。それなら誠に結構な話です。世界の人々は金王朝の崩壊を待ち望んでおります。アメリカがミサイルを撃ちこむ前に内部崩壊してくれることが、ベストです。
歴史の流れからみれば、金正日がいずれ民衆に裁かれることは間違いないでしょう。
楽観は許されませんが、北朝鮮の人々の自覚と決起に期待します。
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2003年2月4日(火) 将軍慶喜とコーヒー
驚きました。慶応三年末、将軍慶喜が大阪城に各国の外交官を招いて食事をした際、食後にコーヒーを出し、本人もうまそうに飲み干したというのです。今朝の福島民報で読んだのですが、いつも味わっていたというのでした。この人は大変なしゃれものでした。洋服を愛用し、大阪に行くときは、いつも軍艦でした。
ところが、からっきし勇気がなく、戦争になると部下を戦場に放置して逃げて帰る始末で、これでは幕府の崩壊もあたりまえでした。一国の最高指導者がこれでは、国はもちません。私は昨今、慶喜のような社長では、会社はつぶれますよと、よく話ます。小泉さんは大丈夫でしょうね。
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2003年2月3日(月) ならぬものはならぬ
会津藩に什(じゅう)の掟というのがありました。子供のしつけで、1、年長者のいうことにそむいてはなりません。2、年長者にはお辞儀をしなければなりません。
3、うそを言ってはなりません。4、卑怯な振る舞いをしてはなりません。5、弱い者をいじめてはなりません。6、戸外でものを食べてはなりません。7、戸外で婦人と言葉を交わしてはなりませんの七ヶ条です。
婦人の問題はともかく、あとは現代でも立派に通じるものです。
これを総称して「ならぬことはならぬ」と教えました。
現代にもこれは必要ですね。
私も出席して、これに関する座談会があり、それが本になりました。
『ならぬものはならぬ』です。発行所は福島市の財界21、http://www.zaikai21.co.jp です。
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2003年2月2日(日) 日曜くらぶ
スペースシャトル、大惨事がありました。つらい日曜日です。朝、駅に行き、普段は読まない新聞を買ってくるのが日課です。それを一つ、一つ時間を掛けて読むのです。楽しみの一つは毎日新聞の「日曜くらぶ」です。「司馬遼太郎を歩く」というシリーズがあり、いま「坂の上の雲」の連載中です。
今日は旅順港を見下ろす203高地でした。私も何年か前にここを訪ねました。
日露戦争の大激戦地で、両軍はここに屍の山を築きました。第三軍司令官の乃木将軍は何度も突撃を繰り返し、日本軍の死傷者6万人に達しました。
戦前、ここでの戦争は日本陸軍の鑑としてたたえられましたが、人命軽視の始まりでもあり、複雑な思いの戦場でした。
以前、日本人の立ち入りは禁止でしたが、いまは自由です。
明治の日本を考える上で、ここは必見の場所です。もう一つ、この紙面には戦国武将のエピソードが連載されています。今日は武田信玄の教育論でした。子供はしっかりした指導者につけることが大事と説いていました。
確かに子供時代に出会った人の影響は強いですね。
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2003年2月1日(土) 北の強気の背景
米軍が朝鮮半島有事ではじき出した死傷者の数は、米兵5万人、韓国兵49万人、韓国の民間人100万人、北は10万人の特殊部隊をもっていて、有事の際は韓国や日本に侵入、軍事基地、通信施設の破壊、要人暗殺にあたるという。
凄いですね。これに日本はどう対処するのか、触らぬ神にたたりなし、なだめすかすしか、手がないのが現状、日本の未来は暗いですね、ううん、憂鬱な日々。
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