星亮一 今日の一言

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2003年5月31日(土) ベスト10
幕臣たちの誤算-新書のベスト10位は、嬉しさをとおり越して、もう驚きです。
何冊か本を書いていますが、ベスト10入りは初めてです。なぜ売れているのか。タイトルが現代風だったことがまずあげられます。誤算だらけの現代です。幕末がそれにぴったりだったのです。
編集者が非常に熱心だったこともあります。二日に一度は電話をくださり、校正も時間をかけ、部分的に書き直しもしました。
ライバルは皆、大手の出版社です。そこで戦うには、それ相当の努力が必要だったのです。
少し自信がついてきました。一気に攻勢をかけたいと思います。
戦う政宗-もいずれ出版社が決まると思います。皆様の一層のご支援をお願い致します。
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2003年5月30日(金) 国防は国民の義務
自民党憲法調査会の憲法改正に向けての作業が進み、今朝の新聞で内容が報じられました。
自衛隊を国防軍に変え、国防は国民の義務とする内容は大賛成です。国防など関係がないとするこれまでの風潮が拉致問題を生み、これほどまでに解決を長引かせているのです。
国防は世界の常識であり、それがない日本は非常識でした。速やかに国民の同意を得て、憲法改正に向けての作業を進めるべきだと思います。
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2003年5月29日(木) 薩長軍事同盟
今朝の福島民報に薩長軍事同盟に関する新しい史料が岐阜県中津川市の旧家から見つかったという記事が出ていました。
時事通信の配信だと思いますが、これは大変重要な史料で、薩摩と長州が極秘裏に結んだ会津攻撃の秘密文書です。京都の染物商が中津川で本陣を営む国学の仲間に書き送ったもので、薩摩藩士黒田清隆が水戸の脱藩者に語ったという言葉が記されています。その内容は西郷隆盛が薩摩は長州と心を一つにして、京都で挙兵して会津を叩く。幕府がいれば攻撃の対象とするというものでした。
薩長同盟の真の意味は京都守護職、会津藩を京都から撃退して軍事クーデターを遂行することにあったわけです。
わたくしはこれまでの作品『幕末の会津藩』(中公新書)で、このことを書き、また同じ中公新書の『敗者に維新史』、『奥羽越列藩同盟』で、薩長軍、薩長連合軍、薩長新政府という言葉を使い、明治新政府軍という表現に疑義を呈してきました。戊辰戦争はすべて薩長主導のものであり、戦争の段階では明治新政府なるものは存在しない、それがわたくしの説です。それを裏ずける史料の一つだと思います。
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2003年5月28日(水) 今日は長岡
NHKの歴史の旅で、今日はこれから新潟県の長岡です。
郡山を朝7時半に出発して、磐越道から関越道に入り、長岡に向かいます。
今日のテーマは河井継之助、わたくしの大好きな人物の一人です。
会津とともに、薩長の新政府に戦いを挑み、東日本政権の樹立に奔走しましたが、
武運つたなく敗れました。
河井の魅力は、男のロマンでしょうか。今日の受講生は38人、
それでは出かけます。
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2003年5月27日(火) 本がバラバラに落ちた
すごい地震でした。わたくしの仕事場はビルの6階。ぐらぐら揺れて、本棚からバラバラと
本が落ちました。揺れがなかなか止まらず、本をかき分けて、とりあえず廊下に出ました。
エレベーターは止まっており、階段を下りましたが、
二箇所の防火壁が作動しており、ビルがずれた場合は、閉じ込められる危険があることもわかりました。
あとはテレビで状況を確認し,どうやら大丈夫のようなので、部屋に戻って本を片ずけましたが、余震があるというので早めに帰りました。
福島県はさほどの被害はありませんでしたが、
宮城、岩手はかなりの被害で、ビルのエレベーターに閉じ込められた人は、数十分も恐怖におびえていたということでした。怪我人も多いようです。
地震、雷、火事、親父、親父を除いてはやはり怖いですね。
最悪の場合を考えて脱出のロープでも備えようかなと思います。
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2003年5月26日(月) 普段の朝
三日ぶりに普段の暮らしに戻りました。仕事場に出ると、すぐ青春出版社の坂口さんから電話がありました。BIGtomorrowの敏腕編集者です。男の魅力学というシリーズ、面白いですね。それから須賀川市の教育委員会から電話がありました。9月6日の講演会の演題の問い合わせ。
「そうですねえ。幕臣の誤算にしましょう」と答えました。これはもっとも新しい作品のテーマです。内容も現代風の切り口なので、いいのではないかと自画自賛しています。
月曜日はFAXもどんどん来ます。
6月25日に郡山で、朝鮮日報日本支社長の白真勲さんの講演会を開きますが、すごく反響がいいですね、よくテレビに出られて、北の問題を話されている方です。演題は「韓国と北朝鮮」、ご希望の方はメールをお寄せください。
明日からはテーマに沿って書くことにします。
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2003年5月23日(金) 朝の通信、今日は休載なし
自宅からまっすぐ東京のつもりでしたが、すこし時間があり、朝、仕事場に立ち寄りました。
メールを開いたら、日大大学院祭に関するメールが3通ほどありました。わたくしが籍を置いた
総合社会情報研究科は社会人対象の大学院で、インターネットをつかって学ぶ新しいスタイルの大学院です。しかしインターネットだけではだめで、ゼミとかサークルとかで、良く顔をあわせました。今回、日本国際情報学会も設立し、その発会式もかねています。
さて朝の話題といえばスポーツでしょう。
大リーグ、イチロー、松井の活躍、イチローは天才ですね。そして阪神の大活躍、今年は優勝ですね。わたくしは東北福祉大にも関係しているので、福祉大出身の選手にも注目しているのですが、阪神には金本、矢野がいますし、大リーグの佐々木、横浜の斎藤、ほかにも何人かいるはずです。東北福祉大はすごいですね。東北の風土がイイノカナ。
相撲は朝青龍、にらみつけるのがよくないという人もいますが、トンでもない。あの気迫が
素晴らしいと思います。横綱にふさわしい品位、冗談じゃない、あれは格闘技ですよ。
時には荒れてもいい、わたくしはそう思います。
では明日、明後日は休載です。日曜日の夜、あるいは記載するかも知れません。
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2003年5月22日(木) 日大大学院祭のため休載
23日から25日まで東京です。23日は出版社の方々とのうちあわせ、24、25日は大学院祭です。
24日は市ヶ谷の日本大学本部で、「ポンチ絵に隠された幕末史」と題する討論会です。
メインのスピーカーは中部大学名誉教授の赤塚さん、わたくしはサブのスピーカー、司会は大手前大学の戸村さんです。
ポンチ絵というのは、幕末、横浜で発行された漫画の雑誌です。チャールズ・ワーグマンといウ
英国の画家がいて、日本の世相を漫画風に描き、投稿していました。
そこに会津藩が出てくるのです。北のサムライが南のサムライを破り、北の政権が日本に誕生するかも知れないとワーグマンは描いているのです。北のサムライとは会津のサムライです。
嬉しくなってポンチ絵にはまリそうです。
25日は所沢の校舎でイラク戦争に関する討論会です。
わたくしは司会を担当します。
どうなりますか。後日、報告します。
したがって25日まで、今日の一言は休載となります。
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2003年5月22日(木) 野口英世の命日
新型肺炎というと思い出すのは細菌の狩人、野口英世博士です。博士は数々の難病に挑戦し、
人類を病から救いました。その博士の命日が昨日でした。アフリカで黄熱病の研究の最中に感染し、殉職したのでした。博士の時代はまだ電子顕微鏡はなく、ウイルスは未知の分野でした。
博士は見えない細菌と戦って命を落としたのでした。もし博士が現代に生きていたら、もう中国に飛んで、正体を突き止め、ワクチンを完成させるべく努力していたに違いありません。
昨日は会津若松の小、中学生が市内にある英世の銅像に花束を捧げ、「野口博士のように目標を持って努力します」と作文を読み上げました。
わたくしの(ちくま新書)「野口英世」もいま大車輪で書き進めております。
ご期待ください。
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2003年5月21日(水) 自衛隊は軍隊
あたりまえのことですが、小泉総理は昨日、自衛隊は軍隊と明言しました。
そのためには憲法の改正も必要です。北朝鮮が日本にミサイル攻撃をかけるとしばしば恫喝している現在、政府はその対処の仕方を国民に周知徹底させなければなりません。
自国を守る軍隊の存在を否定したいまの憲法が、日本人をいかに卑屈にさせてきたか、わたくしは、外国を旅するたびに、感じてきました。特に中国では、ものわらいの対象になったことすらありました。日米同盟を今後も続けるというのであれば、不幸にして戦争が起こった場合、日本も参戦するのが当然の義務だと思います。
金だけ出せばいいという、さもしい根性は捨てるべき時期に来ているのです。
憲法改正論議の高まりを期待します。
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2003年5月20日(火) 弥生時代が変わる
今朝の各新聞の1面トップは、弥生時代が500年さかのぼるという記事でした。
思い出すのは、東北各地で発生した旧石器に関する捏造事件です。神の手と称する考古学者
が遺跡に旧石器時代の遺物を埋め込んだ事件でした。今回は大丈夫なのでしょうが、ある部分、自由に推理が可能な世界だけに、もう少し検証が必要かも知れません。
わたくしが注目するのは三内丸山遺跡との関連です。三内丸山は縄文時代の遺跡とされているわけですが、あれだけの大集落です。弥生時代とミックスしていたのではないか、などと想像が膨らみます。
今後の研究に大いに期待したいと思います。
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2003年5月19日(月) 日本の秘湯
日本秘湯を守る会があり、山の出湯を守っています。
温泉というと、すべて本物の出湯と思いがちですが、実は違うのです。沸かし湯といってボイラーで暖め、巡回させている風呂が非常に多いのです。
作夜、高校の同級生と泊まった宮城県中山平温泉の秘湯うなぎ湯の宿「琢秀」は鳴子温泉の奥にある文字どおり秘湯でした。露天風呂から眺める山々は、新緑が目に染み、心が洗われました。
ここで買い求めた朝日旅行会発行の「日本の秘湯」に全国の山の出湯が掲載されていました。これは便利な本ですね。
全国のあちこちに、本物の温泉があり、また行きたくなりました。ちなみに朝日旅行会の電話は03-3252-5321です。
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2003年5月18日(日) 「幕臣たちの誤算」好調
青春出版社から出した「幕臣たちの誤算」、おかげさまで売れ行き好調です。地元郡山の東北書店ではベストテンの2位にはいりました。全国的にも売れているようで、一般に新書と言われる
岩波、中公、集英社、新潮、講談社など大手ブランドの新書に比べても善戦しているようです。
わたくしは、幕府の崩壊を大企業の倒産とダブらせながら分析したのですが、そうした切り口がよかったのかも知れません。同じ時期に廣済堂文庫から「榎本艦体北へ」を出しましたので、これもあわせてお読みいただければと思います。
今日は高校「一関第一高校」の同級会があり、宮城県の鳴子温泉に出かけます。仙台、一関から同級生が集まり、旧交を温めます。鳴子温泉便りは後日、掲載します。
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2003年5月17日(土) 仙台城跡、国の史跡に
文化審議会は昨日、伊達政宗が築いた仙台城を国に史蹟にするよう文部科学大臣に答申しました。
現在、仙台城は石垣や本丸の修復工事を進めており、これにによって仙台の文化的レベルのアップに大きく貢献しそうです。
わたくしはインタ-ネット歴史小説「戦う政宗」をこのホームページに掲載しており、出版社との交渉も進んでおります。できれば年内、遅くと来春には、本にしたいと思っております。おかげさまでインターネット歴史小説は反響があり、政宗がはじめて戦った宮城県伊具郡丸森町の人々が6月28、29日に小斎小学校講堂で、伊達政宗のフォーラムを開いてくれます。仙台開府400年です。仙台は政宗で燃えています。
わたくしも燃えています。
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2003年5月16日(金) おかしな中国
あれだけ広い中国です。情報が行き届かないのは当然といえば当然ですが、新型肺炎、すべてひどいですね。秘密主義の結果が、世界に大損害を与えているわけです。
住友生命総合研究所の試算ですと、日本の損害は3580億円、この程度はすまいだろうとわれています。
わたくし自身、二つの中国旅行がキャンセルになり、ともに15人ぐらいに旅行だったので、旅行代理店は300万円ぐらいの減収になったはずです。わたくしは紀行文を書くことになっていました。
それも延期になってしまいましたので、損害は大きいです。はやく終焉して欲しいものです。
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2003年5月15日(木) 仙台への一極集中
東北における仙台のウエートが高くなっています。わたくしが住む郡山市は、どちらかというと東京志向でした。早い電車だと東京まで1時間30分、料金は往復で1万5千円ほどです。バブルの時代は、それでも東京、東京と出かけましたが、昨今は仙台です。
その理由は高速バスの運行です。なんと往復で2600円、仙台はショッピング、美術館、博物館めぐり、一応のものは揃っているからです。
大学も東京志向から地元志向に変わりつつあり、その面でも仙台は有利です。
福島県は仙台の南、脱東北だったのですが、どうも様相が違ってきました。
これもバブル崩壊の現象でしょうか。
怖いのは地方都市の衰退です。郡山は経済県都と言われ、福島県では一番、にぎわっていたのですが、駅前の衰退は目をおおうものがあります。
仙台に行くと、人が大勢いて楽しいというのです。そんなわけで、わたくしの仙台行きも増えています。
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2003年5月14日(水) 青森県知事不信任
女性問題で青森県知事は不信任されそうです。今回の県議会議員選挙で木村知事派が少なくなり、近く開かれる臨時県議会で知事不信任決議案が出されることに決まったようです。
本人には言い分もあるのでしょうが、青森県のイメージは完全に悪化しています。知事は自ら退任すべきでしょう。
その割にがんばっているのが、自民党の幹事長です。この方は運が強いのでしょうかねえ。

明るい話題はなんでしょうか。阪神タイガースが強いこと、東北の場合は、野口英世が1000円札に登場することでしょうか。会津若松市と猪苗代町はイベント開発に大童です。
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2003年5月13日(火) 福島県の高額所得法人
帝国データバンクは昨日、平成14年の福島県内法人の高額所得ランキングを発表しました。
トップはスーパーマーケットのヨークベニマル、申告額100億円を越えました。以下東邦銀行、アルパイン、ゼビオ、12位にラーメンの幸楽苑が入りました。
わたくしは郡山市の異業種の交流団体、MBA21の事務局も担当しており、歴史小説だけを書いているわけではありません。
経済にも実は敏感なのです。
来月12日には宮城県経営者協会のお招きで、仙台で講演会の講師を務めます、
演題は「戦う政宗」、戦わなければM中央に飲み込まれてしまう、政宗のように戦いましょうと
訴えるつもりです。
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2003年5月12日(月) 国産ジェット機の開発
日本が飛行機をつくらないことが不思議でした。かつてゼロ戦という世界の名機を作った
日本です。なぜつくらないのか、米国からの規制があったのかもしれません。
しかしこう不況になれば、当然、航空機の分野にも乗り出すべきです。今日の日経新聞の
社説にありましたが、日本もようやく三菱重工業を中心に国産ジェット機の開発に着手するということでした。YS11以来30年ぶりだそうです。当面、小型ジェット旅客機や防衛関係の航空機のようですが、日本の飛行機が空を飛ぶ、これは久しぶりに明るい話題です。
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2003年5月11日(日) 安倍官房副長官に賛成
小泉さんもそうですが、いまの政治家は言葉があいまいです。そのなかで安倍副長官は北朝鮮に対する経済制裁を語り、憲法改正を明言しています。昨日、大阪で「憲法は改正しなければいけない。21世紀にふさわしい憲法が必要だ」とおっしゃったことは、正しいと思います。
いまの日本のいい加減さの根底にあるのは憲法9条だと思います。
自国の防衛を米国にゆだねるというさもしい根性が、日本を没落させていると思います。
北朝鮮にも相手にされず、かといって具体的な手立てを取れない日本。国民の不満は高まり、
不満の捌け口もなく、このままでは、各地に白装束が出かねません。日本が病んでいるのです。
なにせ県議会にプロレスの覆面をして出ているような、愚かなことが放任されている日本、これは異常です。
安倍さん、言いたいことはいい、がんばってください。
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2003年5月10日(土) 毎日新聞が検証
毎日新聞は今朝の新聞で、アンマン空港爆発事件の検証を行いました。
毎日日新聞の五味記者が、爆発物を持ち込んだ事件です。ようは記者の判断能力の欠如
なわけですが、戦場取材に関して何も教育をしてこなかった毎日新聞にも重大な問題があり
今後、どう責任を明確にするのかが、注目されます。
私は以前、バイカル湖を取材した時、湖水の監視員から拳銃の弾をもらいました。
彼が何気なく腰の拳銃を抜いて、弾丸を取り出し、「記念にあげる」というのでした。
日本では考えられないことです。
その時、わたくしは何気なく受け取ってしまいました。
しかし、どう考えて見ても税関の検査が通りません。
見つかったらどうなるかわかりません。そのぐらいの判断はすぐにつきました。
わたくしは、そっとバイカル湖に銃弾を沈めました。
新聞記者ともあろう人間が、爆弾を記念に持ち帰ろうとしたこと事態、非常識なわけですが、
どこか日本人全般に及ぶ、危機意識のなさが背景にあると思います。
毎日新聞はその問題をどう説明するのか。今日は触れておりませんでした。
それが今後、とわれるでしょう。








茂田井ました。
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2003年5月9日(金) 北、核爆弾二個保有
先月下旬、北京で開かれた米朝中三カ国協議で、北朝鮮は核爆弾を二個保有していると明言したといいます。発言の信憑性については疑問もあるようですが、過小評価は禁物です。北は今後、全力をあげて核開発に走るでしょう。
にもかかわらず、日本政府及び与党の北朝鮮対策は、生ぬるいですね。昨日、拉致家族が福田官房長官、小泉総理に会いましたが、
拉致はブッシュ大統領と相談するという総理の発言は、ちょっと情けないですね。
日本として絶対に取り戻す、そのためには経済制裁を断行する、なぜそう発言できないのでしょうか。
テレビでこの国はアメリカの属国だとハマコ-さんが良く言っておりますが、
まったくそうなんですね。
独立国家、日本をどうしたらつくれるのか。
にもかかわず、国会の審議は党利党略に終始し、絶望的でさえあります。自民党がだめなら民主党、もっとしっかりしてください。
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2003年5月8日(木) サスケ氏覆面に反対
岩手県議のプロレスラー、、サスケ氏の覆面問題で、岩手県議会はゆれています。
覆面着用で当選したのだから、問題なしというのが本人と支援した自由党系の人々の言い分です。岩手は自由党の小沢一郎さんの強いところです。
小沢さんという政治家も、どこを向いているのか、わからない人ですが、自由党の方々、本当に覆面で、いいのでしょうか。社会には常識とかルールがあり、あの覆面は違和感が免れません、
さほど大きな問題ではないという気もしないでもないですが、自分勝手が許される現代の風潮が、いやなのです。
議会はプロレスではないのですから、覆面をはずして、男前の顔を県民に見せるべきです。
私は高校時代、岩手県でした。同級生に聞くと、10人中、8人は反対でした。
2人どうでもいいというのは意外な気もしましたが、選挙運動中はいいとしても、サスケさん、もう県議会議員です。顔を見せてもいいのではないでしょうか。
覆面では政策が見えません。
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2003年5月7日(水) 野口英世特別事業
会津若松市の菅家市長は昨日、記者会見して、野口英世の千円札登場を会津観光の追い風と
すべく特別事業実行委員会の結成を発表しました。実行委員会には、JRや医師会、観光公社など16に団体で構成し、全国キャンペーンを展開するそうです。
私も「野口英世」の新作でこれに参加します。
いま英世はいたならば、真っ先に中国に飛んで、新型肺炎のワクチンづくりを始めたでしょうね。
細菌の狩人といわれた英世は、人類ために常にトライし、その研究過程で殉職した人でした。
人類のために生きるという英世の精神がもう一度見直されることは嬉しい限りです。
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2003年5月6日(火) ジョンタワー
今日は新聞休刊日です。
新聞がないのも悪くはないものです。新聞は中毒病のようなところがあって、読まないと落ち着かないものです。ところが休刊となると、あれと朝に思いますが、意外に平気なもで、もうこうしてパソコンに向かっているのです。
ジョンタワーというアメリカの歴史家がいます。太平洋戦争時の日本を書いた作品があります。
その彼がどこかのテレビに出ていたのですが、イラク戦争に賛成した日本に失望したというのでした。フランス、ドイツとともに反対しなかったからと、いうのでした。
北朝鮮を抱えている日本が、どうしてアメリカに反対できるのでしょうか。
金正日にすっかりなめられてしまった日本は、拉致家族も返してもらえず、ほとんど相手にされていない現況なのです。
誰がどういう理由かは知りませんが、北に対して経済制裁すらできないのが日本なのです。
おかしな憲法を後生大事に抱え込み、戦う勇気などみじんもない日本人が、フランスやドイツと
肩を並べることなど、できるはずもないでしょう。
北のような超独裁国家は、倒すしかないにもかかわらず、自分では何もできない日本、アメリカに頼るしか生きられない日本なのです。
ジョンタワーさん、日本人の悲しみを知ってください。





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2003年5月5日(月) 日本再考
赤坂憲雄編、東北ルネッサンスへの序章「日本再考」をめくって見ました。東北電力が
創立50周年を記念して各地で討論会を開き、それをまとめた論集です。
仙台の創童舎発行というのも注目されます。混沌としたこの日本で東北こそが未来への可能性をひめているとする赤坂さんの理論は、すでに定評のあるところです。
ここに登場する五木寛之、井上ひさし、高橋克彦、高橋富雄、谷川健一、中沢新一、山折哲雄の皆さんも一流の論客です。日本列島には東は東、西は西の歴史や文化があって、日本列島は必ずしも単一ではないということを論じ合ったように思います。
私のように日本近代史を専攻しているものにとっても、同じことが言えます。明治維新の対応は
まさにその典型でしょう。
ただ九州でも、あるいは山陰でも、関西でも同じようなことが、それぞれの分野で言える
わけで、特に東北だけが別世界であるという先入観は、どうかとも思います。
次回は海外も含めて、もっと広い分野の方と討論されるといいと思います。
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2003年5月4日(日) 会津落城
「戦う政宗」の執筆が終わり、今度はノンフィクションで、会津戦争を書いています。
以前、角川選書から「平太の戊辰戦争」という本を出しました。十五歳の少年兵の従軍記です。その時の資料も使って決定版の会津戦争に挑んでいます。
城下の戦争はひどいものでした。3000人が死に、、町は廃墟と化したのです。
長州藩は教育レベルが高いので略奪、暴行、拉致はなかったと言いますが、実態は何でもありのひどい戦争でした。無抵抗の市民に容赦なく銃撃が加えられ、家財道具はすべてもち去られ、女性は拉致され、売り飛ばされた人もいました。
戦争とはそういうものでした。
北朝鮮に攻撃されたとき、日本はそうなるかも知れません。
それを防ぐためには、それなりの心構えが必要なのです。
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2003年5月3日(土) チベット旅行延期
私は8月にチベットに行く計画でした。
チベットも危険地帯になってしまい、残念ながら延期に決めました。
来年もあるさです。中国の秘密主義が新型肺炎を蔓延させる結果になったと言われ
ています。共産主義の悪しき部分が招いた結果です。
チベットは期待をしていた旅行でした。
人間と神のふれあいについてこの目で見たいと思っていました。
チベットの入り口、青海省のチベット高原までは訪ねており、その仕上げが
チベットのラサでした。
仕方がありませんね。
ところで新聞、テレビに大きく報道された毎日新聞記者の爆弾持込事件、日本人の能天気を
象徴する出来事でした。
戦争を最も良く知っているカメラマンが、爆弾を持ち帰るというセンスが不可解です。
カメラマンを懲戒免職にするのではなく、社員教育を怠った毎日新聞が総懺悔すべきです。
記者を解雇し済まそうとしたら、大問題です。
もし機内で爆発したら乗客全員に死亡もありえるのです。
社長、編集責任者も同罪でしょう。
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2003年5月2日(金) ゴールデンウイーク
気ガ付いたらゴールデンウイークです。
「戦う政宗」を書いていたので、夢中になっているうちに、何の予定も立てていませんでした。
三日間、何をしようか。考えているところです。
「戦う政宗」は何とか書き上げたので、何もせずに読書三昧ですごそうと思います。
最近、手当たり次第に買った本、赤坂憲雄さんの「東北学」シリーズ、
講談社選書「京都岩倉実宗院日記」、「大学で自分を見つけた」、「知的体験のすすめ」などなどです。・
しかし、これもよく考えて見ると、自分がこれから書くテーマの参考になるものばかり、
やはり貧乏性なのかなあ。
いま考えている本、大学院に関するもの、30代の生き方に関するもの、幕末維新に関するもの、
数冊はいつも頭にあるのです。
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2003年5月1日(木) 国際知的産業特区
私は東京と仙台の間に住んでいるのですが、最近、仙台のレベルアップが目立ち、東北の場合、
完全に仙台一極集中の度合いが濃くなっています。
その中核となっているのが東北大学です。毎日のように東北大学発のニュ-スが新聞に乗り、
それががすべて世界的な研究なのです。昨日のニュースは米国のアラスカ大学と共同で地球温暖化の研究に着手するというものでした。
今朝のニュースは超伝導体に関するある分野で、その仕組みを解明し、世界初の実用化に成功したというものでした。
このため仙台市はもとより宮城県は、東北大学を核に国際知的構造改革特区を目指しており、
大変な鼻息です。
私が住む郡山市には日大の工学部がありますが、こうなれば、東北大に負けないように、世界を目指してがんばってほしいものです。
若い学生が大勢いる大学が地域発展の核になるというのは、望ましいことだとい思います。
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