星亮一 今日の一言

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2004年4月30日(金) 校正の日々
6月刊行の「幕末史」 (三修社)の校正作業中です。
幕末維新を薩摩、長州、会津に焦点を絞り
書き込んだものです。

引用した資料にもう一回当り
読んでいるのですが、
非常に孤独でつらい仕事です。
書くときは流れにのって
ワープロやパソコンに向かうのですが、
組みあがってきたものを見ると、
またイメージが違ったり
どうしてこう書いたのだろうと
思ったり、
大変なのです。

100パーセント完璧な原稿はなく
初校、再校、三校と重ねながら
練り上げてゆくのです。
連休は一日も
休みはありません。

とにかく頑張るしかないのです。



致直後「命は保証する」 郡山さんと今井さんが会見


 記者会見する郡山総一郎さん(左)と今井紀明さん=30日午後、東京・霞が関の弁護士会館
 
 イラクで人質になり解放されたフォトジャーナリスト郡山総一郎さん(32)とフリーライター今井紀明さん(18)の2人が30日午後、東京・霞が関の弁護士会館で記者会見した。15日の解放以来、当事者が会見で事件について話すのは初めて。
 会見で今井さんは、拉致直後に倉庫のような場所に移され、武装グループから「スパイか」と英語で尋問を受けた。イラク入りの目的を説明すると「ソーリー」と謝罪され「命は保証する」と言われたと述べた。
 今井さんによると、続いて鶏肉などの食事が大皿で出された後、ビデオ撮影があった。「泣いてくれ」などと要求があり、撮影は2回行われた。相手の笑顔が消え、ナイフをのどに当てられたり、髪を引っ張られたりしたという。
 自己責任をめぐる論議に関連して、郡山さんは「ジャーナリストは危険だからこそ現場に行くべきで、リスクを負ってわたし自身は行動している」と述べ、今井さんは「自分にとっての自己責任は、会見でイラクの現状を伝えることだ」と話した。(共同通信)


地元紙がイチロー批判(スポーツ報知)
 不振のマリナーズ・イチロー外野手(30)に対し、地元紙が初めて批判記事を掲載。イチローは5打数無安打に終わった。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
マリナーズ 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1
オリオールズ 1 0 0 0 0 0 0 2 X 3
[勝]パリッシュ 2勝1敗
[S]フリオ 3S
[敗]長谷川 1勝3敗

打率低迷「真のスーパースターではない」
 ア・リーグ西地区最下位を低迷するマリナーズの地元、ポスト・インテリジェンサー紙で、ついにイチロー批判のコラムが登場した。デビュー時からほかの都市の新聞では、皮肉をこめた記事もあったが、これまで地元では皆無に近かった。

 ところが、昨オフに球団最高年俸の総額4400万ドル(約47億円)で4年契約を結んだことで、一気に風当たりが強くなってきたようだ。同紙のデビッド・ロッキー氏は『イチローは真のスーパースターではない』というヘッドラインで「彼はデビューから最初の232試合は打率3割5分3厘、出塁率3割9分4厘。しかし、その後の260試合は打率3割1厘、出塁率3割4分2厘と落ち込んだ。これはスランプではなく、現実なんだ」とし、「このような成績で年平均1100万ドルもらう選手はいない」と斬り捨てた。

 イチローは、この日のオリオールズ戦でも、同点の4回2死満塁で二ゴロに倒れるなど今季3度目の5打数ノーヒット。チームも敗れた。「結果がすべて。それでいいでしょう」とぽつり。一向に調子の上がらない自分のバットにもどかしそうだった。

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これは当然ですね
△top
2004年4月29日(木) 土門拳、写真撮影の極意
酒田では土門拳記念館を見て来ました。
二度目ですが、土門拳の写真は何度見ても感動しますね。
いずれ土門拳の写真をホームに
掲載させてもらいたいと思っていますが、
今回、最大の収穫は
写真の撮り方。

人物写真

まず人間の目玉を見る。
目をじーと、じーと見る。
右手がどうしているかを見る。
目と手を見ることによって、
その人間がいま
何をしようとしているのか
をはっきり見るのだ。
見極めがついたら、最初にピントを
目に合わせる。
そして
目の動きを追う。
目の動きが止まったとき
その瞬間を見計らってシャッターを切る。、


と土門拳はいっていました。
なるほど
そうか、
土門拳の極意を学びました。
これで撮影しよう。
そう決心しました。
皆様もそれで撮影してください。


菅氏の責任論浮上も 党のイメージダウン不可避


 国民年金の未納問題で記者の質問に答える民主党の菅代表=28日夕、国会
 
 民主党は28日午後、「次の内閣」担当相19人の国会議員就任後の国民年金保険料納付状況を公表し、菅直人代表(次の内閣首相)が厚相在任中の1996年1月から10月までの10カ月間、保険料を払っていなかったことを明らかにした。
 その他のメンバーに未納者はいなかったが、菅氏は閣僚の未納問題追及の先頭に立ってきただけに、民主党のイメージダウンは避けられない。菅氏は手続きミスと説明しているものの、枝野幸男政調会長が記者会見で「『きちっと説明できなければ辞めるべきだ』と本人に言ってある」と表明するなど、党内の受け止めも厳しく、責任論が浮上する可能性もある。
 菅氏はこの後の党代議士会などで「ご迷惑をかける点はおわび申し上げなければならない」と陳謝する一方で、「厚相になった時に国民年金を脱退扱いになっていた。行政上の扱いのミスで、私は恥じるところは全くない」と強調。脱退手続きは「大臣官房が事務所に代わって手続きをとった」と厚生省に責任があるとし、「天地神明に誓って、何らかの意図で私や事務所の理由でなったのではない」と釈明した。(共同通信)

もういい加減にしてください。
手続も複雑
いがみあわずに
改革してください。




官氏陳謝に失笑、やじ 連合メーデー大会

 民主党の菅直人代表は29日、東京・代々木公園で開かれた連合主催のメーデー中央大会であいさつし、自らの国民年金保険料の未納問題について「国民の皆さんに不信感をもたらしたことは心からおわび申し上げたい」と陳謝した。
 同時に「それが決して私の意図するところでなく国家公務員共済組合に加入するときに年金にも入れるという誤解からこういうことになった」と手続きミスを強調した。
 菅氏のあいさつに対して、会場からは「しっかり謝れ」「答弁が苦しいぞ」とやじや失笑が再三わき、未納問題への世論の厳しい反応を見せつけた。(共同通信)





  岩手日報

骨寺村の謎、絵図で解読 前沢でフォーラム



 県教委主催の第4回平泉文化フォーラムは、前沢町ふれあいセンターで約400人が出席して14日に開かれ、東北学院大の大石直正教授(日本中世史)が「骨寺(ほねでら)村絵図の世界」と題して基調講演した。

 平泉の中尊寺に2枚の絵図が残されている骨寺村荘園跡は、現在の一関市厳美町本寺地区。大石さんは「骨寺村絵図は鎌倉時代にかかれた。1つの荘園をそっくりとかき残した絵図は全国にも40枚しかなく、この2枚も非常に貴重」と資料価値を説明した。

 2枚の絵図は、家や水田の形が詳細にかかれている「在家絵図」と、神社やお堂などの情報が盛り込まれた「仏神絵図」と性格が異なる。

 大石さんは在家絵図について「中尊寺領と郡方の堺相論(境界確定のための裁判=jに使われたもの。在家農民の水田と区画された水田、崖(がけ)沿いの古道と馬が通れる馬坂新道がかいてあり、天台宗の聖(ひじり)による水田や道路の開発があったことが分かる」とした。

 仏神絵図は、地図に記載された「白山」「金峯山(きんぷせん)」「骨寺」「山王岩屋」などの地名とそれらの関連を説明し「在野の信仰に吉野の金峯山信仰が乗り、さらに山王岩屋を頂点とする天台の信仰が乗り、骨寺村の信仰の形ができた」と語った。

 こうした信仰体系を考えると「村人だけが信仰していたとは考えられず、少なくとも磐井川下流域の人たちはここに納骨し、山王岩屋までお参りしていただろう」と指摘。骨寺村は「中尊寺の時代の前からある、1つの聖地だった」と述べた。

 骨寺村荘園跡は、世界遺産登録を目指す平泉の文化遺産の構成要素の1つ。「中尊寺などの仏教文化は平泉の中だけでなく、東北地方の古い村々の信仰体系の変動と連動してとらえるべきだ。世界遺産登録に向けても、広い範囲で考える必要があることを絵図は示している」とまとめた。

 この後、平泉文化について県教委と合同研究している中央大大学院の井出靖夫さんが「中世食器の組み合わせに見る平泉の都市的特質」、滋賀県立大の冨島義幸助教授が「平安時代後期における浄土のイメージと建築造形」と題して研究発表。

 柳之御所遺跡、長者原廃寺(ちょうじゃがはらはいじ)跡、白鳥舘(しろとりたて)遺跡の本年度発掘調査の成果発表が行われた後、平泉町が制作した「都市平泉」復元コンピューターグラフィックスが上映された。
△top
2004年4月28日(水) 酒田の旅
今日はNHK文化センター、酒田の旅です。
7時半、これから出発です。
本間家、山居倉庫、土門拳記念館などを見て来ます。
昨今、酒田事情は明日、ご報告します。


北朝鮮爆発事件

朝鮮日報

 平安(ピョンアン)北道・龍川(リョンチョン/竜川)駅の列車爆発事故発生から6日目となる27日、北朝鮮と国境を接している丹東には、現地の惨状を伝える生々しい証言が続々と届いている。

 特に、被害地域の華僑(北朝鮮居住の中国人)の安否を心配する一部人々が現地や被害地域付近を見てくる人が増えていることから、これら証言も増えている。

 現地(または付近)を見てきたという某丹東消息筋は「死の一歩前の状況」と表現した。重傷者中、日増しに死者が増えているが、劣悪な医療施設のため、手の付けられる状況ではないというのだ。

 特に、爆発による破片で全身がぼろぼろになった一部子どもたちは、苦痛に耐え切れず悲鳴を上げているが、親はもちろん、医療陣も鎮痛剤さえ投与できずにいるという。

 同消息筋は「韓方病院に行ってみたら、そこにも多数の負傷者が収容されていた。ほとんどの患者は顔の皮膚が剥がれ、子どもたちは目に包帯を巻かれた状態で泣いていた」と伝えた。

 爆発事故が発生した地点から半径500メートルはほとんど焦土化してしまっているが、体系的な復旧作業は行われていないと、またの消息筋が伝えた。

 また、龍川市街地の半分ほどが破壊され、近隣の親戚の家に向かった一部を除いては、数千人の被災者のほとんどが野宿同然の生活をしているという。

 あまりにも大惨事である上、北朝鮮当局の適切な救援活動が行われていないため、民心も動揺しはじめている。まず、死者など被害規模について北朝鮮当局が明かした160人台という統計は、現地では「笑わせる数字」とし、一蹴されている。

 某消息筋は「未だ現地では死者が2000人は超えるだろうという話が出回っている」とし、「現地住民の話を鵜呑みにすることはできないが、公式発表より被害規模ははるかに大きくなる可能性が高い」と話した。

ま た、当日ここを通った金正日(キム・ジョンイル)総書記を恨む声も多かったと、同消息筋は伝えた。このため、「一部勢力が金総書記を暗殺しようとして、罪なき住民だけを殺した」という話が住民の間で拡大している。

 現地の情報に詳しいある華僑は「金総書記が新義州(シンイジュ)駅で約1時間滞在しながら、現地の幹部らを列車内で面談したと聞いている」とし、「このような点から、金総書記の移動時間は当初伝えられたものと違ってくる可能性がある」と話した。

 事故の原因についても、北朝鮮当局の発表とは違う証言が提起されている。丹東のまたの消息筋は「今回の事故は火薬(ダイナマイト)爆発によって発生したというのが現地の伝言」とした。


///////////

やはり事件か、


菅氏も年金保険料未納 厚相時代の10カ月間

 民主党は28日午後、「次の内閣」のメンバー19人の国民年金保険料納付状況を発表、菅直人代表(次の内閣首相)が厚相在任中の1996年1月から10月までの10カ月間保険料を払っていなかったことを明らかにした。その他のメンバーに未納者はいなかった。
 菅氏は小泉内閣の中川昭一経済産業相ら3閣僚の保険料未払いが発覚した際に「未納3兄弟」などと激しく批判していたが、党首自身に未納期間が判明、民主党へのダメージも避けられそうにない。
 民主党の資料によると、菅氏の未納を「(入閣に伴い)国家公務員共済組合に加入した際、年金についても加入したものと考えて脱退したようだ。当時、厚生省大臣官房と相談の上の処置であったと聞いているが、その中で何かの間違いがあったようだ」としている。
                           (了)(共同通信

これでは茶番
△top
2004年4月27日(火) 今日のニュース
自民・柏村議員「人質に反日的分子」、野党「不穏当」

 26日開かれた参院決算委員会で、柏村武昭委員(自民)が、イラクでの邦人人質事件を取り上げ、「人質の中には自衛隊イラク派遣に公然と反対していた人もいるらしい。仮にそうなら、そんな反政府、反日的分子のために血税を用いるのは強烈な不快感を持たざるを得ない」と述べた。

 また、中国人など来日外国人による犯罪が増えていることに触れ、「中国なんかろくな裁判もないし、刑務所の中にも外にも、人権なんておそらくないんでしょう」などと発言した。

 これに対し、複数の野党委員から「反日的分子という表現は不穏当」などの意見が出され、議事録からの削除や訂正を含め、理事会で協議することになった。

 中国に関する発言部分については、柏村委員は委員会終了後、委員長に訂正を申し立てた。

 柏村委員は広島の民放局アナウンサーからフリーに転じ、人気番組「お笑いマンガ道場」の司会やニュースキャスターを経て、2001年7月の参院選(広島選挙区)で初当選した。(読売新聞)

どういうものでしょうか
議論が必要です。

高遠菜穂子さんら「自己責任論」で、市民団体が批判集会−−名古屋 /愛知

 ◇NPO法人相沢代表、イラクの現状報告
 イラクで人質になり解放されたボランティア、高遠菜穂子さん(34)らに対する自己責任論が広がる中、この風潮を批判する集会が25日、名古屋市中区の県青年会館であった。イラク戦争に反対する市民団体が開いた。
 集会には約140人が参加。最初に高遠さんと交流があり、イラクで病院などを支援しているNPO法人「ピースオン」の相沢恭行代表(32)がビデオやスライドでイラクの現状を報告した。相沢代表は「強盗などの犯罪は減っているが政治的治安は悪化している」と説明し、遺体の回収作業をした経験から「ひどい死臭の中の作業で、どんな戦争にも大義はないと思い知った。発表される死者数の下で、一つ一つの人生が失われている」と話した。
 自己責任論については「自衛隊派遣がイラクの混乱や人質事件を招いたのに、3人に責任転嫁している」と政府を批判。さらに、一部の新聞などで3人への個人攻撃がなされていることについて「ものが言えない空気が作り出されている。全体主義につながりかねない」と訴えた。【桜井平】(毎日新聞)




北朝鮮のメンツ立て謝罪も 家族帰国で蓮池透さん ---------------------------------------------------------------

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帰省先の実家で記者会見する蓮池透さん=3日午後、新潟県柏崎市土合
  北朝鮮による拉致被害者、蓮池薫(はすいけ・かおる)さん(46)の兄で家族会事務局長の透(とおる)さん(49)が三日、新潟県柏崎市の実家で記者会見し、家族の帰国問題について「五人を返さなかったのが約束破りだというのであれば、(政府が)謝罪めいたことをすればいい。向こう(北朝鮮)のメンツを立てても構わないのではないか」と述べ、政府の柔軟な対応を求めた。

 北朝鮮は家族帰国の条件として日本政府の「遺憾の意」表明を求めることを検討しているとされるが、透さんは「原則論をぶつけ合って無用な時間を費やすのはこの期に及んで得策ではない。(政府は)柔軟な考え方でやってほしい」と語った。
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2004年4月26日(月) 大学生の通信簿
今日は仙台です。
NHK文化センターで
鳥羽伏見の戦争から江戸無血開城を話します。
何げなく新聞を見て、
東北大学の通信簿
思わず笑いました。
基本的にはいいと思います。

親と連名であれば
通信簿を送らないとのこと
私だったら
親に印鑑を押してもらいますがね、

旧帝大のなかでは
全国から一番多く学生がきているのが
東北大学です。

みちのく通信もかねて
おやごさんには
喜ばれるかもしれません。

学生諸君、
せいぜい、親孝行してください。

通信簿

東北大が親元に“通信簿”…学業脱落防ぐ狙い

 東北大(仙台市)は2004年度の入学生から、原則として全員を対象に半年ごとの学業成績を親に通知する。小・中学校の通信簿にあたる「単位修得状況」を知らせて監視してもらうことで、学業からの脱落を防ぐのが狙い。

 学生全員を対象とするのは、旧帝国大では初の試みという。

 同大によると、4年間で卒業できない学生は毎年、全体の1―2割に上る。休学や留年をしても、親に正直に言わない学生もおり、「子どもは大学院に通っていると思っていた」と、親から問い合わせが舞い込むケースもあるという。

 学内には、「大学生にもなって成績を親に送るのはいかがか」との声もあったが、同大は「丁寧な修学指導は教育機関の責務」として通知することを決めた。ただ、「うちの子に限っては大丈夫」という親子の場合は、今月30日までに学生と親との連名で辞退届を大学側に提出すれば、親への通知は行わない。

 同大の坂本尚夫(たかお)学長補佐は「4月の法人化により、『もっと早く連絡してくれれば、4年で卒業できたはずなのに』といった親からの提訴もありうる。親にも成績が通知されるということで、学生の意識をピシッとさせたい」と言う。(読売新聞)


何か匂いますね、

不穏分子」多数を連行か=北朝鮮列車爆発、テロ説も−韓国紙

 【ソウル25日時事】韓国紙・朝鮮日報は26日付早版で、列車爆発事故が起きた北朝鮮の竜川で、同国当局が「不穏分子」とされる民間人ら多数を連行・逮捕していると報じた。
 中国の対北朝鮮国境都市・丹東の消息筋の話として伝えたもので、同筋は「北朝鮮当局は不満勢力による金正日総書記暗殺未遂の可能性を排除していないようだ」と語ったという。
 丹東では事故と関連し、「テロ説」のうわさが広がっており、別の消息筋は「金総書記が北京に出発した19日、竜川郡の国家保衛部前で『打倒』と書かれた文書が発見され、騒ぎになった」と話したとされる。 (時事通信)
△top
2004年4月25日(日) 東郷平八郎とお知らせ
お知らせ

先日、録画したNHKのテレマップ
5月1日12時40分から放送されます。
京都守護職、会津藩主松平容保についての
5分間のミニ番組です。
東北6県に放送されます。
是非、ご覧下さい。

.................

日露戦争百年、
日本海海戦や東郷平八郎が話題になっています。
あの時
日本が敗れたら今日の日本はなかったと思います。
ロシアの植民地になり、ひどい暮らしをしていたでしょう。
危なかった戦争でした。
それに便乗したわけではありませんが、
5月に私の
「東郷平八郎伝」が出ます。
光人社文庫です。
以前書いた
「沈黙の提督」を
文庫化したものです。

無敵と言われたバルチック艦隊になぜ、勝利することができたか、

訓練もありましたが
情報収集、資金の導入、明治人の国際性がありました。
その辺を読んでいただければと思います。


ヤフ-から
日英同盟

 日清戦争によって清国が日本に敗れ、「眠れる獅子」ではないことを知った欧米列強は、相次いで中国分割をおこなった。租借地・鉄道敷設権・鉱山採掘権などの権利を獲得し、それぞれの勢力を拡大していった。
 イギリスは、揚子江流域・香港・九龍半島・山東半島北岸の威海衛。フランスは、雲南方面・広州湾。ドイツは、膠州湾・青島。ロシアは、満州(中国東北部)・旅順・大連。日本は、朝鮮半島・台湾・。特に南下政策を中東から極東へ政策転換したロシアの中国への野心は露骨であった。
 日本は、ロシア、フランス、ドイツによる三国干渉で遼東半島を返還させられ、ロシアの野心が朝鮮半島へ及ぶのを心配していた。しかし日本単独でロシアと事を構えるのはあまりにも無謀であった。そこで日本はイギリスと日英同盟を結ぶことを考えていた。しかし、近代化して間もない国を相手に「光栄ある孤立」と呼ばれる政策をとるイギリスが同盟を結ぶなど不可能に近かった。しかし日本にとって幸運な事にイギリスも極東でロシアの南下を食い止めてくれる相手を探していたことである。
                     
 このイギリスの政策転換には、ヨーロッパの情勢が挙げられる。当時のヨーロッパは、三国同盟(ドイツ・オーストリア・イタリア)と露仏同盟とが対立し、イギリスが「光栄ある孤立」と呼ばれる非同盟主義の政策をとっていた。しかし、三国同盟がロシアの目をバルカン半島から目をそらさすためロシアの極東への南下政策を支持したのである。これに対して危機を感じたのがインド・中国に利権を持つイギリスと中国での利権を狙うアメリカであった。
 明治政府はこのイギリスの動きを知ると、伊藤博文などの日露協商派もいたが、明治政府は日英同盟を結ぶ方が日本にとって利益が大きいと判断し動き始めた。初め日本単独では難しいと判断したイギリスは、ドイツも加わえた日独英同盟ならとの条件で交渉してきたが、ドイツが抜けた後も交渉は打ち切られなかった。だが明治政府の意思に反して「日露協商」を結ぶべき伊藤博文がロシアを訪問してしまったのである。これには明治政府も困惑してしまった。しかし、伊藤博文にとって皮肉にもこの彼の行動が日英同盟締結へのスピードを加速させたのである。「日本は日露協商に政策を転換するのでは?」とイギリスが危惧したからである。
 こうした事情の下に1902年1月30日、日英同盟は日本にとって有利なかたちで結ばれた。日本が初めて結んだ平等な条約でもあった。

 「日英同盟」の内容を簡単にまとめると、
・清国・朝鮮の独立と中領土保全を認め合うこと
・清国における両国の利益と朝鮮における日本の利益を承認すること
・一方の国が第三国と交戦した場合、もう一方の国は中立を守り、さらに第三国が相手側として参戦した場合は、日英が共同して戦う。
となっていた。

                         

 この後、1904年に、日露戦争が開始すると日英同盟に基づいてイギリスは日本にとって大きな役割を果たすことにになった。その働きは、
・イギリスは世界一の情報機関をもつので、イギリスから提供された情報は軍事・外交で大きな力となった
・世界一のメディアをもつイギリスが日本の勝利を世界中に報道すると共にロシアの連敗も大きく報道したたので、日本にとって国際世論や外積募集が有利になった。
・ロシアが極東に大兵力を集中したため、一カ国で三国同盟(ドイツ・オーストリア・イタリア)を相手にしなければならなくなったフランスに対し、さらにイギリスが圧力をかけたため露仏同盟が有効に働かなかった。
・世界一良質な英国炭を日本に独占的に販売しロシアに対して売らなかった。英国炭を使用すると、黒い煙を出さないため敵艦に発見されにくく、燃費もいいため軍艦のもつ戦闘力を有効に発揮できた。
・イギリスがフランスに圧力をかけたため、バロチック艦隊はイギリスの港はもちろんフランスの良港すら入れず、船の修理・整備ができないまま日本海海戦に入り軍艦がもつ戦闘力を完全に発揮できなかった。

 日露戦争終結後、第一次世界大戦が勃発すると、日本はこの条約に基づきイギリスが加盟する三国協商の側に立って参戦した。しかし第一次世界大戦後のワシントン会議で、1922年に四国条約(アメリカ・イギリス・日本・フランス)が締結されたことにより、日英同盟は不要なものとして破棄された。


韓国東亜日報

[社説]北朝鮮、惨事の真相を明らかにして支援求めるべきだ




北朝鮮の列車爆発惨事のしらせに接した国民は、残念で複雑な気持ちだ。具体的な被害の集計は出ていないが、平安北道龍川郡(ピョンアンプクト、ヨンチョングン)の龍川駅の一帯が廃墟と化したほど、事態は深刻だという。駅周辺がアパート密集地域で、人命被害だけでも数千人に達するという予想もでている。ただでさえ苦しい生活を続けている北朝鮮住民にとって、青天の霹靂である。

いくつかの情況から見て、北朝鮮政府が独自で収拾できる状況ではなさそうだ。自尊心や体面を考えている時ではない。にもかかわらず、北朝鮮政府は事故発生24時間が経っても、国内外に事故の事実を公開していない。手に負えない事態が発生したにもかかわらず「北朝鮮式収拾策」に固執することは、罪のない住民の犠牲を増やす無責任な行動だ。負傷者に必要な基礎医薬品も不足している状態である。


北朝鮮指導部は惨事の真相をありのまま公開して、世界に支援を要請しなければならない。保安措置に汲々としていては、事態を悪化させるだけだ。北朝鮮が真相を明らかにすれば、国際社会はもとより、韓国国民も災難に瀕した北朝鮮住民への支援に積極的に乗り出すだろう。トルコ地震の時にも活発な救護活動を行なった韓国だ。同族の悲劇に背を向けるわけがない。


国際赤十字社連盟(IFRC)関係者が派遣されたので、現地の状況は早期に把握されるだろう。丁世鉉(チョン・セヒョン)統一部長官は昨日、「韓国政府のできることは全てする」ことを明らかにした。しかし南北関係の現実で、北朝鮮の隠蔽のない真相公開と支援要請がない限り、政府ができることにも限界があるだろう。


北朝鮮当局は、今からでも惨事を隠蔽する硬直した姿勢を変えなければならない。それだけが事態収拾のための最善の道である。









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2004年4月24日(土) 謎は謎を呼ぶ
北朝鮮の列車事故
北は沈黙です。
謎があるのかな。

朝鮮日報


龍川駅から1キロ以内が廃墟に


 22日午後発生した北朝鮮・新義州(シンイジュ)付近の龍川(リョンチョン)駅ガス列車爆発事故で、少なくとも1500人余が死亡、残り負傷者1500人余の中にも重傷者が多く、死者はさらに増えるものと見られると、中国消息筋が23日明らかにした。

 また、今回の事故は北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記を狙ったテロの可能性よりは、LPGガスと石油を積んだ列車の衝突による単純爆発事故と見られると、政府関係者は明らかにした。

 しかし、中国の新華社電は、平壌(ピョンヤン)駐在の自国大使館の話として、事故現場にいた多数の列車のうち、一台に積まれた硝酸アンモニウムが流出、事故が発生したと報じ、故意的な事故の可能性も引き続き提起されている。

 これと関連し、中国消息筋は金総書記の乗った特別列車の通過後、信号体系に異常が発生、列車が衝突したという説や、付近のガス貯蔵施設の爆発説なども提起されているとした。

 事故の発生した龍川駅付近は住宅や学校、官公署、商店などが密集した繁華街である上、爆発当時、威力があまりにも大きく、住宅や建物が崩壊し、下敷きになって死亡したり、火災による死者が集団で続出したと、同日、新義州経由で丹東に入国した中国同胞らが伝えた。

 韓国の情報消息筋は「事故発生から1日後に撮影した米諜報衛星の写真を判読した結果、完全に焦土化した半径は爆発地点から約1キロメートルほどで、駅の片方は畑で、もう片方は住宅街など人口密集地域であるため、片方(人口密集地域)でだけ人的被害が集中的に発生した」とし、数千人死傷説は妥当だとした。

 英BBCのインターネットが公開した衛星写真を見ると、龍川駅一帯の上空は事故発生から18時間が経った23日午前まで真っ黒の煙が吹き上がり、事故の威力を物語っていた。

 韓国政府の関係者は、今回の事故が金正日総書記が中国から経済協力を取り付けて帰国した直後に発生した大型事故である上、龍川駅が北朝鮮の対中エネルギー輸送路かつ北朝鮮が野心を持って推進しようとしている新義州特区と隣接した工業都市地域である点から、計り知れない政治的・経済的・社会的波及をもたらすものと懸念している。

 同日午後現在、中国の丹東から新義州を経由して龍川に向かう鉄道運行は全面全面通行止めされ、新義州〜丹東間の国境運行も統制されており、同地域の国際電話もつながらない状態だ。

 北朝鮮は万一の事態に備え、龍川と新義州一帯に一種の非常事態を宣言、全面的に統制し、新義州に配属された軍・警察を全て龍川に投入し復旧に全力を注いでいることが伝えられた。

 しかし、被害規模が甚大なうえ、北朝鮮当局が十分に対処できずにおり、「北朝鮮が中国に緊急支援を要請した」と日本の共同通信が北京発で報道した。一部メディアは負傷者が中国の丹東に護送されたと伝えたが、現地で確認した結果、護送された事実はなかったことがわかった。

 また、事故発生当時、中国の華僑を乗せた列車が近くにあり、中国人らが被害に遭ったとされたが、平壌の中国大使館は中国人被害者は2人が死亡、12人が負傷しただけだと伝えた。

 一方、リチャード・バウチャー米国務省報道官は22日、定例ブリーフィングで「北朝鮮の列車事故は非常に悲しいこと。われわれは常に北朝鮮住民を人道的に支援する用意ができている」と述べた。

丹東(中国)=李光会(イ・グァンフェ)特派員 santafe@chosun.com

北もついに報道
「被害非常に大きい」 北朝鮮、事故を公式発表
 【ソウル24日共同】北朝鮮の国営朝鮮中央通信は24日、同国北西部の平安北道・竜川駅で起きた列車爆発事故を初めて報道して公式に事故を確認、硝酸アンモニウム肥料を積載した貨車と石油タンク列車を入れ替える作業中に「不注意で電線に接触」したのが原因だと明らかにし「被害状況は非常に大きい」と伝えた。(共同通信)


松井秀が2号本塁打 レッドソックス戦
【ニューヨーク23日共同】米大リーグ、ヤンキースの松井秀外野手は23日、当地でのレッドソックス戦に「6番・左翼」で出場し、7回の第3打席で右中間に2点本塁打を放った。3月31日の東京でのデビルレイズ戦以来の今季2号。
第1打席でも左前打、第2打席は三ゴロ。試合は7回を終え、レッドソックスが10−2でリード。(共同通信)






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2004年4月23日(金) 不正は許されない
ダイムラークライスラー、三菱自の増資には参加しない方針

 [ロンドン 22日 ロイター] 自動車大手のダイムラークライスラー は、三菱自動車工業<7211.T>の増資には参加せず、財務面での一段の支援をやめる方針を示した。
発表声明でダイムラーは、同グループにとって受け入れ可能な三菱自の財務構造を構築するのは不可能だった、とした。(ロイター)

三菱自動車工業がピンチです。
いまの時代は不正をした企業は許されません。
三菱自動車工業の前途は厳しいのではないでしょうか。


【龍川爆発事故】政府はテロ否定 丹東は暗殺説拡大


 22日に発生した朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)・平安(ピョンアン)北道・龍川(リョンチョン)駅での列車爆発事故が世界的な注目を集めているのは莫大な被害規模以外に、この事件が金正日総書記を狙った攻撃可能性のためだ。

 22日に金総書記が龍川駅を通過してから9〜10時間が過ぎた後に事故が発生したというのが定説として受け入れられ、攻撃可能性の見込みは低いと観測された。

しかし23日に平安北道・新義州(シンウィジュ)と鴨緑江を間に向き合う中国・丹東で「金正日暗殺説」の噂が広まった。北朝鮮の内部事情に詳しいこの地域の消息筋と住民達の中には金総書記の龍川駅通過時間が当初伝えられていたものと違い事故発生30分前だと主張する人たちがいた。

 また金総書記の特別列車が韓国時間の午後1時頃、国境を越えるのを直接見たという目撃者も出た。爆発は午後2時頃に発生したと伝えられている。このような発言をする人々の中には胸に金日成(キム・イルソン)バッジを付けている朝鮮族も含まれており、こうした話の数々は無視し難い状況だ。

しかし韓国政府当局者は断固として「そうではない」という反応だ。某高位関係者は23日、「金総書記の龍川駅通過時間は22日午前3〜4時と報告された。爆発事故が起こった午後1〜2時とは相当な開きがある」と話した。

 また金総書記が午後に龍川駅を通過したならば21日午後に北京を出発し中国の他の場所に立ち寄ったという話になるが、金総書記はすぐに平壤(ピョンヤン)に帰ったとこの関係者は話した。

丁世鉉(チョン・セヒョン)統一部長官もこの日の定例ブリーフィングで「金(国防)委員長(金総書記の韓国内呼称)は明け方に通過した。また特別列車が過ぎると一般列車は遠くに離れているようになっている。

 今回の事故は列車が離れた後に起こったため金委員長とは無関係だ」と説明した。潘基文(パン・ギムン)外交通商部長官もこの日午後、高建(コ・ゴン)大統領権限代行に報告する席で全く同じ報告を行ったと伝えられた。

 米国のブッシュ政権関係者が「金正日は安全だ」と話しているのも今回の事件が金総書記を狙ったものではないと見る自主判断を示唆している。

政府当局者がこのように今回の事件が金総書記と無関係と見るのは政府が得た情報に対する自信のためだ。情報筋は人工衛星と航空写真などを通じ金総書記の特別列車通過や爆発事故などを感知できるとという。

それにも関わらず、当面「金正日暗殺企図説」は簡単に収まりそうもない。今回の事件が前例のない大型事故である上、金総書記の特別列車が4〜5日の間に2度も通った場所で過失により列車が衝突したという事実のためだ。

 特別列車が過ぎる場合、一般住民は全員疎開させられ保衛部員などが近所に密集配置されるため機関士などの不注意で事故が発生する状況にはないというのが脱北者たちの話だ。

キム・イング記者 ginko@chosun.com

何か不穏な空気が、






テレ東社長「報ステ」チクリ

 テレビ東京の菅谷定彦社長が22日の定例会見で、古舘伊知郎(49)がキャスターを務めるテレビ朝日「報道ステーション」(月〜金曜後9.54)について「苦しんでいるようだ」と感想を述べた。民放キー局の社長が事件絡みなどを除き、他局の番組についてコメントするのは異例。言われた側のテレ朝の反応は…。

 菅谷社長の発言は、記者側が新年度の番組編成に関して「気になる他局の番組はあるか?」「報道ステーションはどうか?」などと質問したのに対して答えたもの。さすがに「なるべく自社の番組を見ているから、(報ステは)ザッピング程度」と慎重に断った上で「古舘さんは、だいぶ苦しんでいるようだ。スタートとしてはちょっと物足りない。テレ東にとっては、ある意味チャンスととらえて頑張っていきたい」と幾分、辛口の論評。その一方で「才能はあるんだから、数カ月すれば軌道に乗るんじゃないか。人間、万能じゃない。時間の問題」とも付け加え“敵に塩”ならぬエールを送ることも忘れなかった。

 報ステは、今月5日の初日の平均視聴率が14.6%(ビデオリサーチ調べ)と好発進。以降、おおむね10%台前半で推移しているが、これまでに1ケタを2回記録するなど、視聴率面からみても“前任者”久米宏キャスター(59)時代に比べ苦戦している。テレビ朝日広報部では、菅谷社長の発言について「特にコメントすることはありません」としている。(スポーツニッポン)


ううん、どうなんでしょうかねえ。
あまりにも素人すぎますよね


荒れる清原

清原死球…鏡に八つ当たり6万円也(夕刊フジ)
 まさに、踏んだりけったり−。右手首に死球を受け、全治5日間と診断された清原。“痛い”戦線離脱となったが、それだけでは終わらなかった。自業自得の弁償金が待っていたのだ。

 21日の横浜戦。八回に代打で登場した清原は、横浜4番手・加藤に、右手首を直撃された。あまりの痛さにマウンドの加藤をギロリとにらみ、1塁ベースを踏んだところで、交代したが、怒りは収まらなかった。

 ベンチ裏に引っ込んだ清原の取った行動は、八つ当たりだった。ベンチ裏には打者がスイングをチェックするための大鏡が置かれているが、清原は渾身の力をバットに込めて無抵抗な鏡へとフルスイング。もちろん、強化処理を施した鏡でも、清原の怪力をもってすればひとたまりもない。

 鏡には無残にもヒビが入り、急遽(きゅうきょ)、段ボールで覆うという応急処置が取られた。

 むろん、この日の清原は、こんな鏡のことなどには、お構いなく、自分の検査を終えると、試合が始まる5分前には、さっさと身支度を整え、無言のまま、球場をあとにした。

 しかし、清原が、右手首の診断を受けている同じ時間にスイングルームでは鏡の“診断”が行われていた。

 「28日には、外す予定です。30日の広島戦までには、治したいですね。代金ですか? 完全な決算はできませんが、ガラス代だけで通常は6万円ぐらいですかね。お得意さまですからお安くはしますけど…」とガラス業者。

 問題は、この鏡代を誰が払うのか? 香坂広報は「本人が壊したんだから、(本人が)払うのは、当然だろ」とキッパリ。約6万円は、清原自身が弁償することになりそうだが、年俸4億5000万円の清原にしてみれば、鏡の1枚や2枚は痛くもかゆくもないといったところだろう。ドーム関係者も「清原さんですから、これくらいは、痛くもないでしょう。もう少し出してもらってもいいくらいでは」と皮肉タップリに話す。

 それにしても、モノに当たるとは、野球選手以前に、大人の人間の態度としていかがなものか…。じっくりと鏡でも見て、自分自身を見つめ直してみては?

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2004年4月22日(木) ホロンバイルの荒鷲
朝日新聞特派員だった入江徳郎の『ホロンバイルの荒鷲』を読んでいます。
日米開戦の昭和十六年、発刊されたもので、
ノモンハンでの空中戦を描いていました。
これでもか、これでもかと日本空軍の大活躍が紙面を飾っており、
戦争の悲惨さがあまりないのは、
時代のなせるワザでしょうか。

当時、日本の航空部隊は陸軍と海軍に分かれており、
ノモンハンに出動っしたのは陸軍の航空隊でした。

私の『ノモンハン』に空中戦のエピソードをいくつか紹介しますが、
この時期から日本の航空隊は
高い水準の戦闘能力を持っていたようです。
いまと違ってプロペラの時代です。
ノモンハンは草原なので
飛ぶところ
降りるところが
無数にあり、
時には地上に舞い降りたりしながらの空中戦でした。

陸軍は完敗でしたが、
空軍は善戦だったようです。

それがやがて
海軍の真珠湾攻撃になるのでしょうが、
なにせ資源のない日本です。
たちまち米軍の反撃に遭い、
山本五十六の予言どうり、
東京空襲となるのです。

<イラク人質事件>福田官房長官、被害者を厳しく批判

 福田康夫官房長官は21日午前、イラク日本人人質事件の被害者について「本人たちの配慮が足りなかったことは否定できない。自己責任とは自分の行動が社会や周囲の人にどのような影響があるかをおもんぱかることで、NGOや戦争報道の役割、意義という議論以前の常識にあたることだ」と異例の厳しい言葉遣いで批判した。同事件に関する参院本会議での質疑の中で答弁した。

 さらに「自ら危険な場所へ行って信ずることをやりたいという人を政府が強制的に止めることはできない。しかし、多くの人に迷惑をかけるのに、十分な注意も払わずに自分の主義や信念を通そうとする人に、それを勧めたり称賛すべきだろうか」と述べ、5人の行動を支持する考え方にも疑問を呈した。【松尾良】(毎日新聞)
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2004年4月21日(水) 偏向目立つテレビキャスター
今回、イラクの人質が国民のバッシングを受けた最大の理由は
第一に家族の発言でした。
自衛隊を撤退しろという発言が、自己責任とのからみで、
「いいすぎだ」
という声になりました。
それを大きくしたのは、筑紫さんと古舘キャスターでしょう。
筑紫さんは
もともと
自衛隊反対論者です。
家族の声に大げさに反応し、国民の反感を増幅させたのです。

こういう人がなぜキャスターなのか
TBSの真意がわかりません。
コメンテーターならいいですが
キャスターはもっと幅広い見識を持った人物がなるべきです。
アメリカとの同盟関係、北朝鮮問題
さまざまな事情で自衛隊を派遣したわけで
もっと大人の見地から
番組をリードしてもらいたいものです。
自衛隊の家族はどうなるのですか。


古舘さんは
はしゃぎすぎでしょう。
ただ反対すれば
何でもいいと言う
そんな感じの進行でした。

NHKが信頼されたのは
冷静なバランス感覚でした。

家族が感情的になるのは
やもうえない部分もあります。
それを増幅させ、
悪乗りするのは
止めてほしいですね。

今回、政府が使った費用は20億とも30億円ともいわれています。

それは仕方がないとして、国民に反発をかわない
バランスのある報道を望みたいのです。

筑紫さんは
コメンテーターにかわった方がいいと思いますが、
これは私の感想です。


自己責任がある、と都知事 「活動継続したい」に

 石原慎太郎東京都知事は16日の記者会見で、イラクの人質事件で解放された3人の中に活動を継続したいとの意見があることについて「(今度は)家族と水杯を挙げて行くんだね。自己責任があるわけですから」と述べた。
 知事は「北朝鮮に一方的に拉致された被害者、家族とシチュエーションが全然、違う。わきまえてもらわなくちゃいかんし、国民の大多数もそれを感じているから、いろんな批判が起こっている」と指摘。
 さらに「釈放してもらったのはありがたい結果だと思うが、相手が金銭の条件を付けてきたときに、その補てんを誰がするか考えてもらいたい」と話した。(共同通信)

自己責任論を批判 「若者誇るべき」と仏紙

 【パリ20日共同】20日付フランス紙ルモンドは、イラク日本人人質事件で、日本政府などの間で「自己責任論」が台頭していることを紹介、「日本人は人道主義に駆り立てられた若者を誇るべきなのに、政府や保守系メディアは解放された人質の無責任さをこき下ろすことにきゅうきゅうとしている」と批判した。
 東京発の「日本では人質が解放費用の支払い義務」と題した記事は、解放された人質が「イラクで仕事を続けたい」と発言したことをきっかけに、「日本政府と保守系メディアの間に無理解と怒号が沸き起こった」と指摘。「この慎みのなさは制裁まで伴っている」とし、「人質の家族に謝罪を要求」した上に、健康診断や帰国費用の負担を求めたと批判した。
 記事は、「(人質の)若者の純真さと無謀さが(結果として)、死刑制度や難民認定などで国際的に決してよくない日本のイメージを高めた」と評価。パウエル米国務長官が人質に対して、「危険を冒す人がいなければ社会は進歩しない」と慰めの言葉を贈ったことを紹介した。(共同通信)
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2004年4月20日(火) 新選組と松平容保
NHKの大河ドラマ新選組
快調ですね。
今日はNHK福島放送局のスタッフが私の事務所に見えて
会津藩主松平容保
についてインタービュ-をうけました。
誠の人間
それは容保でした。
京都の金戒光明寺に
容保の書があります。

行いは必ず正直にす。

そう書いてありました。
だから朝敵の汚名は納得できず
正義のために最後まで戦ったのです。

放送日はおってお知らせします。


「所持金すべて奪われた」高遠さんら3人、聴取に説明
 イラクで人質となった郡山総一郎さん(32)、今井紀明さん(18)、高遠菜穂子さん(34)の3人が、日本の警察当局の事情聴取に対し、拉致から解放までの8日間に民家や倉庫など8か所を転々とさせられたうえ、所持金のすべてを武装グループに奪われたと説明していることが19日、わかった。(読売新聞)

<小泉首相>ポスト小泉候補4人の「士志の会」と会食

 小泉純一郎首相は19日夜、東京都内のホテルで、「ポスト小泉」候補とされる平沼赳夫前経済産業相や麻生太郎総務相、高村正彦元外相、古賀誠・自民党元幹事長と会食した。平沼氏ら4人は、定期的に意見交換する「士志の会」のメンバー。会合ではイラク日本人人質事件をめぐり、首相の対応を評価する意見が出た。(毎日新聞)

士志の会ですか
幕末の様相を呈して来ましたね
志士ではないところが
面白い。


ファルージャ情勢、米軍と地元指導者間で緊張緩和合意

 【アンマン=長谷川由紀】イラク駐留米軍のキミット准将は19日、イラク中部ファルージャ情勢について、米軍と地元指導者側との間で緊張緩和に向けた合意が成立したことを明らかにした。

 武装勢力に対し、攻撃停止を条件に重火器の引き渡しを共同声明で呼びかけるほか、<1>米軍と地元のイラク警察、民間防衛隊が犯罪者逮捕のための合同パトロール<2>病院への通行路の安全確保<3>夜間外出禁止時間の短縮――などを実現することが内容。

 ただ、キミット准将は、仮に武装勢力が呼び掛けに応じない場合は、ファルージャを直ちに制圧すると警告しており、これにより情勢が安定化に向かうかどうかは依然、不透明だ。

 米国と武装勢力との停戦を巡っては、イラク統治評議会メンバーのイスラム党幹部らが仲介役となってきたが、停戦期限が切れた16日以降、米軍側が地元指導者と直接交渉に乗り出していた。(読売新聞)
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2004年4月19日(月) モンゴル帝国
ノモンハンはモンゴル人民共和国と中国内モンゴル自治区にまたがる大草原です。
ここを描いていると
どうしてもモンゴル帝国を考えざるをえないのです。
私たちがイメージするモンゴル帝国は
野蛮で非文化的という
感じを免れません。
強力は騎馬軍団を擁して
アジアを制覇した
大帝国であり、
すべてを食い尽くした
悪魔のごとき集団であった
といわれて来ました。
決してそんなことはなく
カラコルムの遺跡などを見ると
高いレベルの文化を誇っていました。

なぜ誤解は生じたのか。
それは帝国という言葉が持つ
悪のイメージが付きまとったせいかもしれません。
ローマ帝国は
各地で略奪、破壊、殺戮を繰り返し
奪った富でローマ帝国を作りあげたからです。

しかしモンゴル帝国は
遊牧の民であり、
最も自然を大事にしてきた民族でした。、
ノモンハンでモンゴルをどう描くか
考えているところです。




イラク関連に新しい動き
スペイン首相、イラク早期撤退を命令=外相は「15日以内」と表明

 【パリ18日時事】スペインのサパテロ新首相は18日、テレビを通じて声明を発表、イラクに派遣している部隊を「できるだけ早期に」撤退させるよう国防相に命じたことを明らかにした。サパテロ氏は首相就任前は、国連の関与が強化されなければとの条件付きで、「6月末撤退」の方針を示していたが、さらに撤退時期を前倒しした形だ。
 これに関連して、モラティノス外相は電話でエジプトのマーヘル外相に対して、「15日以内」にイラク駐留部隊を引き揚げる方針を伝えた。
 サパテロ首相は声明で、「国連が決議を行ってもスペインの要求に合致するとは思われない」と指摘。「国防相に対して、できるだけ早期かつ安全に撤退するために必要な措置を講じるよう命令を出した」と述べた。
 スペインはイラク中部のナジャフなどに約1300人の軍部隊を派遣。中米諸国の部隊などとともに治安維持活動に当たっている。 (時事通信)
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2004年4月18日(日) 山本五十六の手紙
今日の産経新聞に
山本五十六の手紙発見
の記事がありました。
山本は昭和18年に知人の女性に
「いまに東京に爆弾の雨が降る」
と知らせていました。
山本は複数の知人に
戦争反対を語っていました。しかし山本個人の力ではいかんともしがたく
ついに戦争に突入したのです。
その半面
山本はハワイ攻撃を自分で指揮したいとも語っていました。
反対ではあるが、
やって見たいという複雑な心境だったのでしょうか。

私はいまノモンハン事件を書いています。
日米開戦の3年前です。
もうこのとき、対米戦争に向かっていました、

なぜ米国と戦争しなければならなかったのか、
この辺をもっと勉強したいと考えています。



、北朝鮮から何回も接触=自民・平沼前経産相
 超党派でつくる拉致議連会長の平沼赳夫前経済産業相は18日午前、フジテレビの番組で、日本人拉致問題について「(北朝鮮は)去年の暮れも接触を図ってきた。年が明けてからも何回も接触があった」と述べ、今年に入ってからも、北朝鮮当局者から頻繁に会談の打診があったことを明らかにした。ただ、平沼氏は「政府間で正式に最終的に解決を図ることが前提。この前提は絶対に守る」と強調し、交渉は政府間で一元化して行うべきだとの考えを改めて強調した。 (時事通信)
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2004年4月17日(土) 今週のベスト10
郡山市・東北書店(朝日新聞)
1、会津藩VS長州藩 星亮一 ベスト新書
2、愛してるッ、韓国ドラマ パブリッシング
3、霧舎巧傑作短編集 霧舎巧 講談社
4、十三歳の仲人 平岩弓枝 文芸春秋
5、蹴りたい背中 
6、世界の中心で、愛を叫ぶ
7、ナカタネット2003
8、蛇にピアス
9、下山事件 森達也 新潮社
10、イタリア幻想曲 内田康夫 角川書店

会津若松市・宝文館(福島民報)
1、池田大作、新人間革命
2、13歳のハローワーク
3、会津藩VS長州藩
4、百寺巡礼 五木寛之 講談社
5、世界の中心で
6、1ポンドの悲しみ 石田衣良 集英社
7、桜さくら 歴史春秋社がる可能性があり

イラクで拉致の日本人2人解放…ロイター報道

 ロイター通信によると、イラクのバグダッド西郊外で武装勢力に拉致されたと見られるフリーライター安田純平さん(30)ら日本人2人が17日、バグダッドのモスクで解放された。

 同通信のカメラマンが目撃した。(読売新聞)


経費一部は本人側に請求 イラク人質事件で外務省

 外務省幹部は17日、イラク日本人人質事件の関連経費について、航空機の利用料や健康診断にかかった費用を、保護された3人に対し請求する考えを示した。
 与党内には、3人が退避勧告が出ているイラクに入り人質になったことに対し「(救出のため)大変なお金がかかっており、税金から出している」(冬柴鉄三公明党幹事長)などとして、経費の一部支払いを求める声が上がっていた。
 外務省幹部は記者団に「ガイドラインのようなものがあり、航空機代についてはエコノミー料金を、(また)メディカルチェックにかかった料金は基本的に負担していただくことになる」と指摘。ただ、経費全体がどのくらいになるかに関しては「現在進行形でオペレーションが進んでおり総額を出す段階には至っていない」と説明した。(共同通信)


 安保理決議については、日本、イタリア、ポーランドなど米国の占領統治を支える同盟国からも「多くの国の参加を促すには国連のお墨付きが欲しい」とする声が強まっていた。

 米国はまた、イスラム教シーア派のサドル師一派の騒乱を収拾するため、イランに調停を要請。さらにシリアにもパウエル国務長官が書簡を送り、イラク情勢の安定化に向けた協力を依頼した。米国は両国を「ならず者国家」と名指ししてきた。こうした国々にまで支援を仰ぐ背景には治安改善への手詰まり感がある。

 ただ、国際協調路線への転換について多くの国はまだ懐疑的だ。国連主導の主権移譲案にも、影響力を失う当の評議会から反発の声が上、予断は許されない。(読売新聞)
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2004年4月16日(金) 人質解放、さまざまな感想
人質は解放されましたが、
国家が膨大な金を使い、各方面に頭を下げ、
それがあたりまえのような顔をする人もいて、
正直、複雑な解放劇でした。
二度とご免という
印象でした。


首相、被害者の発言に不快感 「自覚持ってほしい」

 小泉純一郎首相は16日昼、イラク人質事件で保護された被害者側からイラクでの活動継続希望が示されたことに対し「いかに善意の気持ちであっても、これだけの目に遭っても、これだけ多くの政府の人たちが寝食忘れて努力して、なおかつそういうことを言うのか。自覚をもってもらいたい」と強い不快感を示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
 同時に自衛隊派遣による復興支援を継続する方針に「変わりない」と強調。バグダッド近郊で拉致されたとされる2人に関しては「まだ確認がとれていない」とした。(共同通信)

まったく同感です。
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問われる「自己責任」、退避勧告に法的拘束力なく

 イラクで武装グループに拘束されていた日本人3人が15日、無事解放された。しかし、新たに日本人2人が拉致されたとの情報もあって、政府や与野党には、危険地域への入国について、国民に「自己責任」を求めるべきだとの意見が改めて強まっている。

 外務省がイラク全土を対象に退避勧告・渡航自粛を再三呼びかけても、これを無視して邦人がイラクに入れば、法的には阻止できないのが実情だ。今回の事件は、自己責任の原則を改めて確認する契機となった。

 川口外相は15日夜の人質解放に関する緊急記者会見で、「退避勧告を発してきた中で事件が発生したことは誠に遺憾だ」と述べたうえで、「『自らの安全は自ら責任を持つ』との自覚をもって行動を律してほしい」と強い口調でクギを刺した。

 今回解放された3人と、新たに拉致されたとされる2人は退避勧告を無視してイラク入りした。その行動を止められなかった3人の家族は、人質救出を優先して自衛隊の撤退を政府に求めた。こうした行動や要求を疑問視する声が、政府や与野党内に少なくない。

 3人救出の連絡を受けた自民党の安倍幹事長は15日夜、記者団に対し「イラクにとどまっている人たちは1日も早く出ていただきたいし、入ろうとしている人たちもぜひイラクに入るのはやめていただきたい。自衛隊にまかせるべきだ」と述べた。

 公明党の冬柴幹事長も談話を発表し、「政府は退避勧告の徹底をはじめ、国内外で万全の対策を期してほしい。特に民間活動団体(NGO)や個人については一時的でもイラク国外に退避するような自制的措置を取るよう関係者と協議してほしい」と強調した。

 家族の要求については、平沼赳夫・前経済産業相が「自己完結型の自衛隊が行くのも危険だから行くなと言っている親が、未成年の自分の子供を止めることができないで、ああいう戦地に行かせてしまう。これはやっぱりおかしい」と批判している。

 解放された3人と、新たに拉致されたと見られる2人について、外務省はイラク入りを把握していなかった。危険情報を出しても、イラクの場合は、ヨルダンなど隣国から容易に入国でき、外務省が行動を把握することは困難で、邦人保護の対象にさえならない。

 自民党内からは「渡航禁止といった法体系も検討しなければならないのではないか」(額賀政調会長)という声も上がっている。

 しかし、海外渡航の自由を禁じるのは憲法との関係で実現は難しいと見られている。自民党幹部は「政府には危険情報の周知徹底を、国民には自己責任の原則の徹底を求めることが必要だ」と指摘する。(読売新聞)

府、焦燥の8日間…「一喜一憂せず」が合言葉に

 日本人人質事件の発覚から8日間――日本政府は、様々な情報にほんろうされ続けた。「24時間以内に人質解放」との武装グループの声明、それを打ち消すような報道に期待と焦りが交錯。さらに、ファルージャ情勢の悪化という懸念材料も加わった。

 急転直下の事件解決に至るまで、日本政府はどう動いたか。

 ■発端8日午後6時50分=事件が飛び込んできたのは、8日の夕方だ。小泉首相は午後6時50分ごろ、国会近くのホテルで報道関係者と会食する直前だった。

 「事実関係を把握し、人質解放に全力を尽くしてほしい」――首相は直ちに秘書官に指示すると、約2時間、平静を装って懇談を続けた。

 首相官邸は慌ただしく動き始めた。午後9時過ぎ、福田官房長官、川口外相、石破防衛長官らが集まった。仮公邸に戻った首相と電話で連絡を取り、〈1〉自衛隊は撤退しない〈2〉人質解放に全力を尽くす――との方針を決定した。

 午後10時20分、首相官邸での緊急記者会見。福田官房長官は冒頭、「政府は、人質になられた方が一刻も早く無事に解放されるよう全力を尽くす」とだけ述べた。自衛隊については、記者団の質問に答えて、「自衛隊はイラクの人々のために人道復興支援している。撤退する理由はない」と強調した。

 実は、外務省が用意した記者会見の冒頭発言の案文には、「自衛隊は撤退させない」という一節が含まれていた。福田長官の判断で質問に答える形で方針を表明したのだった。

 「撤退する理由はない」という表現について、政府筋は後日、こう言った。

 「武装グループの要求には全く正当性がないことを、極力強調したかった」

 ■展開11日午前3時=事態が大きく動いたのは、人質解放に関する「サラヤ・ムジャヒディン(戦士隊)」の声明がカタールの衛星テレビで放映された10日午後10時(日本時間11日午前3時)のことだ。

 「人質は3人とも無事だ。今夜か、明日の朝までに解放されるだろう」

 放送の約1時間後、「解放声明」を具体的に裏付ける情報が日本政府に飛び込んできた。バグダッドに滞在する大木正充イラク担当大使と上村司臨時代理大使が「アラブ人脈」を通じて、イラク統治評議会のイヤド・アラウィ前内務相から得た極秘情報だった。

 外務省の主な中東専門家を動員し、情報収集した成果だった。外務省地下1階にあるオペレーション・ルームに笑顔が広がった。11日朝、十数人の記者団に取り囲まれた川口外相は、「解放を裏付けるものはあるのか」との質問に対し、静かにこう答えた。

 「複数のソースから得ています」

 同じ情報は与党幹部にも伝えられた。自民党の安倍幹事長は同日午前、人質解放の時期について「時差を逆算すると(日本時間の)昼ごろではないか」と自信ありげだった。政府は11日夕のバグダッド発アンマン行きの民間機の数席分の座席を予約し、解放に備えた。

 だが、「24時間以内の解放」の期限である12日午前3時を過ぎても3人は姿を見せない。

 外務省幹部は語る。

 「アラブの天気は変わりやすい。晴れていても、突然、曇って雨が降ることもある。それを覚悟し、傘を持参するかどうか判断するしかない」

 11日には、イラク中部の有力部族ドレイミ族の一員が、武装グループは「24時間以内の解放」を否定したとテレビ局に語った。イラク・イスラム聖職者協会が反論した。情報は一層、錯そうした。

 ■決着15日昼過ぎ=事件は長期化の様相を示し始めた。

 カタール発の情報に振り回された外務省内では、「(衛星テレビ)アル・ジャジーラの報道には一喜一憂しない」が合言葉になった。

 「私が人質を解放させて見せますよ」

 日本側には自信たっぷりに公言する、イラク人の仲介者の“売り込み”が相次いだという。ある政府高官は、「『おれが、おれが』の動きが、事態を複雑化させている」と困惑を隠さなかった。

 15日昼過ぎ。バグダッドにいる上村司イラク臨時代理大使の携帯電話が鳴った。有力なイラク人の情報源。待ちわびていた朗報だった。

 「3人が間もなくバグダッドで解放される」

 上村氏は、指定された市内のモスクに駆けつけ、人質と面会した。

 外務省幹部は15日夜、こう語った。

 「実は、いつでも急転直下の解放があり得ることは分かっていた。それが今日なのか、何日か後なのかが分からなかった」

 スンニ派に影響力を持つ「イラク・イスラム聖職者協会」などを通じた「水面下のパイプ」が維持されていたのだった。

 小泉首相が14日夜、首相官邸で記者団に対し、「はっきりした情報はないが、身は安全だという情報が多い」と語ったのも、この筋を通じてもたらされた情報によるものだった。

 川口外相は15日深夜、外務省を離れる際、笑顔を見せずにこう強調した。

 「まだ2人残ってますから、対策本部はまだ閉めません。まだ半分です」(読売新聞)


今回の読売新聞の論評は光りました。

朝鮮日報


無謀で恐ろしいイラクの人質殺害


 イラクの武装勢力が人質にしていたイタリアの民間人4人中1人が殺害された。イラクで民間外国人が人質となり、殺害されたことが確認されたのはこれが初めてだ。

 犯人は今月12日、4人を誘拐した後、2日後にこのうち1人を殺害する場面をビデオで撮影、カタールの衛星テレビ局アルジャジーラに送った。テレビ局側は「あまりにも恐ろしい」シーンであるため、その場面は放送しないと伝えた。

 現在、イラクには数万人の外国の民間人が各種の再建事業をはじめ、警護業務、人道的支援事業、取材および報道など幾つもの分野で働いている。サダム・フセイン政権が崩壊してから現在まで1年間、抵抗勢力が米軍や国連要員など外国人に自爆テロなどの攻撃を加えることは多かったが、民間外国人を人質にするために拉致するのはわずか10日前までもネかったことだ。

 シーア派強硬勢力を率いるアル・サドルの主導で武装抵抗が各地に拡散しているのと共に、突然外国人の拉致が相次いで発生するようになった。外信および米政府によると、現在10カ国余の22〜40人が誘拐されていると伝えられている。

 ロシアが自国民の勤労者800人余を撤退させると明らかにしたことをはじめ、今後、イラクで状況が改善されない限り、多くの民間外国人が引き揚げるだろう。

 しかしイタリアのベルルスコーニ首相が「彼らは1人の命を短縮させたが、平和を望むわれわれの価値観と意志を傷つけることはできない」と述べるなど、外国軍撤退の動きはない。

 イラクのイスラム指導者はシーア派やスンニ派を問わず、人質拉致はイスラムの律法に合わないものだとし、解放を求めているにもかかわらず、幾つかの極端的な冒険主義者の拉致殺害劇でイラク人とイスラムに対する世界の認識が更に悪化の一途をたどっているのだ。





 
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2004年4月15日(木) ノモンハン3部作
ノモンハン戦記3部作というのがあります。
「ホロンバイルの荒鷲」
「ノロ高地」
「バルシャガル高原」

です。
いずれも昭和16、17年の作品です。
「ホロンバイルの荒鷲」
は朝日特派員の入江徳郎さんの作品です。
戦後、天声人語の名ライターでした。
若いころの執筆でした。
ノモンハン千四百機撃墜というのですから
「本当かなあ」
と驚きの本です。
この3部作
表紙の絵がすごい。
世界的巨匠藤田嗣治の作品なのです。
藤田は戦争の絵を多く描いています。

それを見るだけでも
価値のある本です。・
ホームページに向井画泊とあわせて
掲載しましたので
ご覧下さい。

人質のイタリア人を殺害 武装組織「さらに一人ずつ」

 【バグダッド15日共同】カタールの衛星テレビ、アルジャジーラは14日、イラクでイタリア人4人を拉致した武装組織が人質1人を殺害したと報じた。
 同テレビは、武装組織が人質を殺害したのは、イタリアのベルルスコーニ首相がイラクからのイタリア軍撤退に応じなかったためと指摘。イタリア政府が撤退要求に応じなければ、武装組織はさらに一人ずつ殺害すると脅迫したと伝えた。
 イタリアのフラティニ外相は「報道を確認していない。間違いであることを望む」と述べた。
 アルジャジーラによると、犯人グループから声明と人質を殺害した際の映像が届けられた。しかし、映像は「暴力的なため放送しない」としている。
 イタリア人を拉致した組織は「カタイバ・ムジャヒディン(戦士大隊)」を名乗り、日本人3人を拉致した「サラヤ・ムジャヒディン(戦士旅団)」と名前が酷似している。(共同通信)


イラク日本人人質>家族、外国特派員協会で会見 救出訴え

 イラクで人質になった3人の家族らが14日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で、海外メディアの記者約30人と国内の報道関係者約70人を前に記者会見し、世界に向けて早期救出を訴えた。それぞれの家族が「ご迷惑をかけた」などと言って始まり、解決への協力を呼びかけたが、犯人グループが要求した自衛隊の撤退問題など政治的な質問には応じなかった。外国人記者からは、家族らの厳しい状況に理解を示す一方、3人の行動を批判する意見も聞かれた。【西脇真一、山下修毅、真野森作】

 13日に4人が武装グループに拘束されていることが明らかになったイタリア。日本の自衛隊と同様に、イタリア軍のイラク撤退を要求されている。ANSAイタリア通信社のラファエッラ・スカリエッタさんは「家族が会見に出てくるのは勇気があると思う。イタリアでも今後、軍の撤退論が増えるのではないか」と話した。

 仏RTL放送のジョエル・ルジャンドルさんは「フランスではテロ被害者の家族は政府の支援を受ける。小泉純一郎首相が家族に会うことを拒否したことに、仏国民はショックを受けている」と言う。別の仏人女性記者(31)も「家族の活動には感動している。何で批判があるのか分からない」と語った。

 オランダの経済紙GDPのペーター・ファンナウセンブルグさん(53)は、今井紀明さん(18)の父隆志さん(54)に「なぜ18歳を危険な場所に行かせたのか」と質問した。隆志さんは「年は18だが、大人の責任で行った。息子を誇りに思っている」と答えた。ファンナウセンブルグさんは「世界を救おうという理念は尊敬するが、3人の行動が世界に平和をもたらすとは思えない」と指摘した。

 「政府の対応に満足かどうか」を問い、回答を得られなかった英フィナンシャル・タイムズ紙のデビッド・ピリングさん(39)は「質問に答えないのも彼らの権利だ。会見の内容にニュースがないので、今日は報道しない」と話した。

 「事件では、家族のリアクションと政治的な側面を報道してきた」という英インディペンデント紙のディビッド・マックニールさん(38)は「自衛隊撤退などについてノーコメントで、残念な内容」と話す。米サンフランシスコ・クロニクル紙の牧野キャサリンさん(40)は「私もイラクで取材したいが、今のイラクは世界一の地獄。私だったら行かない」と、3人の行動に懐疑的だった。

 南ドイツ新聞のヘンリック・ボークさん(41)は「事件で派遣反対の意見が再び強まるだろうが、それがフェアなのか分からない」と答えた。
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2004年4月14日(水) テレビは怖い
イラクの人質事件
家族の言い分が身勝手と批判がでています。
家族を思う気持ちはわかりますが、
救出が当然といういい方は
マイナスでした。

日本政府としては
入国を規制していたわけで
何でもかんでも
国が責任をとれという論法は
かえって国民の反発を招いたようです。

私ならばイラクに出かけますね、
自ら相手にとびこんで救出に当るべきです。
昨今の日本人の思いあがった部分
それがテレビに映り、
反感が強くなったのだと思います。

心労の家族に心ない中傷 留守電にまで「死ね」

 イラク日本人人質事件で心労の深まる3人の家族に、心ない中傷や嫌がらせが追い打ちをかけている。無言電話や「自業自得」と書かれたファクスなどは13日までで数十件。家族は留守番電話にするなどの対応に追い込まれ、警察は不測の事態に備え実家警備を強化した。「傷ついている人になぜそんなことを」と憤りの声が上がった。
 札幌市の今井紀明さん(18)の自宅は、あまりの嫌がらせ、中傷電話の多さから13日に留守番電話にしてNTTの電話番号案内もやめた。だが、今度は留守電に「死ね」と吹き込んで切ったり、仏具らしい「チーン」という音だけが繰り返し録音されたりした。
 北海道千歳市の高遠菜穂子さん(34)宅。強い調子で発言する弟妹の映像がテレビで流れた後「ふざけるんじゃねえ」などの電話が多数かかり、家の人は寝られなかった。(共同通信)

外国人拉致、急速に拡大 16カ国50人以上
 【バグダッド13日共同】イラク国内で外国人を対象とした拉致事件の被害が急速に拡大している。ロイター通信によると、今月に入り中部ファルージャなど各地で反米武装闘争が激化して以降、13日までに拉致されたり行方不明になった外国人は、既に解放された人も含め16カ国・地域の50人以上に達した。(共同通信)


米大統領会見 イラク増派を表明 人質事件は「狂信的」
 【ワシントン13日青木忠興】ブッシュ米大統領は十三日夜(日本時間十四日午前)、ホワイトハウスで記者会見し、治安が悪化しているイラクの情勢を国民向けに説明した。イラクへの主権移譲について「われわれは約束を破らない」と述べ、予定通り六月末に行う方針を示した。反米武装勢力との戦闘は「内戦ではなく、民衆の反乱でもない」との認識を示したうえで駐留米軍の増強を承認、治安の改善に全力を挙げる考えを示した。(西日本新聞)
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2004年4月13日(火) ノモンハン事件
昨年夏、ノモンハンに出かけました。
幕末維新に追われて、執筆が大幅に遅れていました。
ようやく
ノモンハンの執筆に入りました。
ノモンハン事件は昭和11年5月に起こりました。
満州国とソ連国境の小さな村落ノモンハンが戦争の舞台でした。
当時、満州には関東軍がいて、ソ連国境地帯には第23師団が配置されていました。
ホロンバイン高原というのがあり、そこをめぐってモンゴル軍との間で小競り合いになったのです。
そこに関東軍とソ連軍が入り込み、本格的な戦争になり
関東軍2万人弱の死傷者を出し、
ソ連軍も2万4千人の死傷者を出しました。
関東軍も善戦したのですが、
日本軍は火炎瓶を持ってソ連の戦車に突進する
白兵攻撃を行い、無残な犠牲者を多くだしたのでした。

そのやり方は太平洋戦争でも続けられ、
各地で玉砕しました。

日本軍隊の実像を最も端的に表したのが
この戦争でした。

交渉役”ドレイミ氏、楽観見通しも

 【バグダッド=岡本道郎】イラクでの日本人人質事件で、ミズハル・ドレイミ・イラク人権擁護協会会長は12日午後(日本時間同夜)、読売新聞の電話取材に対し、誘拐犯と見られる組織との交渉で、人質に危害は加えないとの言質をとっていることを明らかにした。同氏はまた、人質解放交渉の問題点が「日本政府の態度に一切変化が見られないことだ」と指摘する一方で、「まもなく解放されるだろうと思う」と楽観的な見通しを示した。

 同氏はファルージャ一帯に居住する有力部族ドレイミ部族の一員で、同部族内での影響力は高く、アラブ要人とのパイプも太いとされる。1991年の湾岸戦争後、パリに本拠を置く「イラク人権擁護協会」に合流、旧フセイン政権に対する反体制運動に身を投じた。イラク戦争前後から、米国主導のイラク再建に反対し、占領反対の国内民族主義勢力結集を図っている。(読売新聞)
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2004年4月12日(月) 今日は仙台
NHKの講座です。
イラクの人質
膠着状態ですね。
金銭が絡むのか
複雑な様相ですね
出かけた方の責任も問われますね。

放進まず…「24時間内」声明、新たに3条件説も

 【バグダッド=岡本道郎】イラクで起きた日本人3人の人質事件は11日、人質解放に向け日本政府を中心に解決努力が終日続けられた。

 犯行グループとされる「サラヤ・ムジャヒディン(戦士隊)」は、10日夜(日本時間11日未明)、「人質を24時間以内に解放する」との声明を、カタールの衛星テレビ「アル・ジャジーラ」を通じて出した。

 しかし同テレビは、11日夕(同日夜)には、武装グループが逢沢一郎外務副大臣のファルージャ訪問など3条件を新たに突きつけたと報道した。ただこの報道内容には不明な点が多く、情報は錯そうしている。

 人質事件をめぐっては、10日午後10時(日本時間11日午前3時)、アル・ジャジーラが犯行グループのものとされる声明文を放送。声明は「イスラム法学者組織イラク・ムスリム・ウラマー協会の要請に応じ、人質を24時間以内に解放する」とうたった。また川口外相はこれを受けて、「複数の筋から情報を得ている」と述べ、人質解放が近いとの感触を表明した。しかし声明から22時間過ぎた日本時間12日午前1時になっても、政府は人質の所在について確認していない。

 また、アル・ジャジーラは日本時間11日午後10時過ぎ、「ファルージャの抵抗勢力」と接触したとする「イラク人権擁護協会」の会長を務めるミズハル・ドレイミ氏とのインタビューを放送した。同氏は、人質拘束地点と見られるファルージャ周辺を含むイラク中部の有力部族ドレイミ族の一員。

 同氏がアル・ジャジーラの記者にバグダッドで語ったところによると、武装グループは、〈1〉(逢沢一郎)外務副大臣がファルージャを訪問して「米軍による虐殺と集団墓地の現場」を視察する〈2〉イラク国民に対して日本政府は公式な立場を表明し、謝罪すること〈3〉自衛隊がイラクから撤退すること――の3項目を要求。これらすべてが満たされなければ、24時間後に人質のうちの1人を殺し、さらに12時間後に残る2人を殺害する、などと脅迫したという。

 しかし、「ファルージャの抵抗勢力」が戦士隊のことを指しているのかどうかは不明だ。さらに、同氏が言及した人質解放3条件と、戦士隊の当初要求である「自衛隊の3日以内撤退」との違いの背景、また、人質の殺害期限についても、どの時点から「24時間後」なのかなど、あいまいな部分が多い。

 今月5日から米軍と反米武装勢力との間で激しい戦闘が続いているファルージャでは、11日午前10時(日本時間同日午後3時)から12時間の停戦が発効。散発的な交戦は続くものの、米軍撤退をにらんで、関係者間で交渉が続けられている。(読売新聞)
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2004年4月11日(日) 反省込めた歴史の検証
福島民友新聞は今日の読書欄で
会津藩VS長州藩
を次にように紹介しました。

反省込めた歴史の検証

 戊辰戦争以来、百三十年以上も続く会津と長州の確執。
 その和解のために働きかけを続けている著者自身も三年ほど前までは和解反対派だったという。
 その考えが変わったのは
「憎しみだけの歴史から未来の展望が描けない」
と考える会津の高校生たちとの対話がきっかけだった。
 「徳川慶喜と勝海舟は会津を見て見ぬふり、トカゲの尻尾切りだった」
「会津城下で行われえた略奪行為は本当に長州兵によるものだったのか」
「会津側の怨念は増幅され、思い込みで伝わっていたのではないか」
 著者自身の反省も込めた歴史の検証だ。
会津藩と長州藩の成り立ち、新選組の登場、そして両藩の激突という大動乱期を整理しながら「怨念」が生れた背景を浮き彫りにする。
 それは、両者の和解への道にもつながるものである。
(ベスト新書・819円)

ありがとうございます。

<イラク人質>解放の背景に「反イスラム」とのスンニ派見解

 【バグダッド小倉孝保】日本人3人を人質にした「サラヤ・アルムジャヒディン」を名乗るグループが3人解放の意向を表明した背景では、その直前にイラクのイスラム教スンニ派の権威が「米国の協力者でない人質は解放すべき」との見解を示していたことが大きい。犯人グループは、日本政府に自衛隊撤退の意思がないと判断。これ以上、無実の市民を拘束、殺害すれば、反イスラムの批判を受けると判断し、人質解放を決断したとみられる。

 3人を人質にしたグループは、イスラム戦士軍団を意味する「ムジャヒディン」という名を使っていることから、イスラム教を強く意識した組織とみられていた。3人がファルージャ付近で拘束されたとみられることからも、このグループはスンニ派の集団との見方が強かった。

 しかし、事件発生直後から、世界のイスラム教権威の多くが、無実の市民を人質にとるやり方を反イスラムとして非難。犯人グループは、イラクで一般市民が米軍に殺害されていることから、日本人の拘束もある程度の理解を得られると踏んでいた可能性があるが、イスラム界はこうした行動に理解を示さなかった。

 また、この日、イラクのスンニ派の権威機関「イスラム・ウラマー協会」のアブドル・サラーム・アルコバイシ師が、カタールの衛星テレビ「アルジャジーラ」で「イスラムは市民を人質に取ることを禁止している。米国の協力者でない市民は解放すべき」と述べ、今回のような犯罪は許されないとの立場を鮮明にしていた。

 犯人グループは、イスラムを強く意識している分、自分たちの行為が反イスラムとされれば、正当性がなくなる。イスラムでは、異教徒であろうと、市民を誘拐したり、殺害することは禁じられている。「占領を終わらせるためやむを得ない手段」という論法もイスラム権威に否定されれば、宗教悪(ハラーム)ということになる。宗教心の強いイスラム教徒ほど宗教権威の見解を尊重する傾向が強く、犯人たちはアルコバイシ師の要請に応える形で人質解放を決めたとみられる。

 また、犯人グループは日本政府が自衛隊を撤退しないとの強い意志を表明したことで、目的遂行は困難と判断。さらに、一般のイラク人は日本人への親近感を感じている上、人質になった3人がイラク市民のために活動するボランティアやジャーナリストでもあったため、一般イラク人の支持も得られない考え、早期の解放が得策と判断したとみられる。(毎日新聞)
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顔見るまでは…」=帰ったら、殴ってやりたい−人質家族ら会見、不安と喜び

 イラクの日本人人質事件で、東京・永田町の北海道東京事務所で待機していた家族8人が11日早朝、3人の24時間以内の解放を伝えるニュースを受け、記者会見した。「顔を見るまでは安心できない」としながらも、「本当に帰ってきたら殴ってやりたい」などと、喜びも口にした。
 会見は午前5時に始まった。冒頭、8人全員が立ち上がり、「世界中の人々に混迷、困惑の状況をもたらしたことをおわびします」と話し、頭を下げた。
 今井紀明さん(18)=札幌市西区=の母直子さん(51)は、ニュースについて「まだ息子たちが帰っていないので気を引き締めている」と、最初のうちは慎重な姿勢を崩さなかった。しかし、その後「帰ってきたら殴ってやりたい。そういう風になれたら幸せ」と笑い声で話した。
 郡山総一郎さん(32)=東京都杉並区=の母きみ子さん(55)も「殴ってやりたいよね、一発」と笑顔を見せた。
 ただ、解放情報がこの時点で、中東の衛星テレビ局アルジャジーラだけにとどまっていることを指摘されると、家族らは一転不安な表情に。高遠菜穂子さん(34)=北海道千歳市=の弟修一さん(33)は「事件は全然解決されていない」と話した。 (時事通信)
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2004年4月10日(土) ベスト10、1位と3位と7位
今日、郡山市東北書店と会津若松市宝文館の今週のベスト10が新聞で発表されました。

東北書店(福島民報)
1、会津藩VS長州藩 星亮一 kkベスト新書
2、舞踏会の華麗な終演 茅田砂胡 中央公論新社
3、バカの壁 養老孟司 新潮社
4、十三歳の仲人 平岩弓枝 文藝春秋
5、世界の中心で 片山恭一 小学館
6、13歳のハローワーク 村上龍 幻冬舎
7、千の風になって 新井満 講談社
8、蹴りたい背中 綿矢りさ 河出書房新社
9、となりの芝生 西川貴教 オリコン
10、だめだこりや いかりや長介 新潮社


宝文館(朝日新聞)
1、十三歳の仲人
2、舞踏会の華麗な終演
3、会津藩VS長州藩
4、13歳のハローワーク
5、L細胞紳士録 藤田恒夫 岩波書店
6、会津人群像 歴史春秋社
7、山川健次郎伝 星亮一 平凡社
8、蹴りたい背中
9、禅的生活 玄侑宗久 筑摩書房
10、バカの壁

山川健次郎伝も7位に入りました。

またこの日、福島民報読書欄の新刊抄に
『会津藩VS長州藩』が写真入りで紹介されました。
ありがとうございます。

<イラク邦人人質>釈放された韓国人が状況説明

 【バグダッド小倉孝保】イラク人武装勢力によって身柄拘束されその後釈放された韓国人グループの代表が9日、バグダッドで毎日新聞の取材に応じた。この代表は、拘束されたラマディ付近は武装勢力が完全掌握し、近くで別のアジア系4、5人が拘束されているのを見たという。これが、拘束された日本人3人かどうかは不明だが当時、ラマディ付近が極めて危険な状況になっていたのは間違いない。

 当時の様子を話したのはキリスト教のイラク支援グループ「韓国福音団体総連合」の許瑛代表(54)。許代表によると、同グループ8人は7日深夜、2台の車でアンマンを出発。8日午前10時ごろ、ラマディ付近にさしかかった時、交差点の角つじに覆面をして携帯用ロケット砲やライフルを持った武装勢力約50人が立ち通る車を全部、止めていた。

 同グループの車2台も停止。先頭の車から3人の韓国人が降りた時、その車は韓国人女性1人だけを乗せて逃走。その後、残った7人とヨルダン人ドライバーは銃を突き付けられて拘束された。すぐに、パスポートを取り上げられ、「スパイとして来たのか」と言われたという。

 その際、交差点の南西角に1台の車が止められ、中にあったとみられる荷物が外に出されて燃やされているのがみえた。近くにアジア系とみられる人たち5、6人がイラク人武装勢力に囲まれ口論となっていたという。

 許代表は昨夜、テレビで日本人人質3人の様子をみたが、「テレビの中の男性1人が、ラマディ付近で武装勢力に取り囲まれていた1人に似ているような気がしたがはっきりしない」と語った。また、アジア系の中に女性がいたかどうかも不明だという。

 この韓国人グループはこの付近で約7時間にわたって拘束されたが、「医療支援に来た」と説明したところ、武装勢力は優しくなり、許代表が武装勢力のメンバーにスポーツ・マッサージをしたことで、イラク人側は「お前たちはいい人間だ。殺すことはないから安心しろ」と語ったという。

 また、武装勢力の中には「韓国、日本、イタリア、米国はイラクには必要ない。すぐに出て行け」と興奮して話す者もおり、許代表は「殺されるかもしれないと思った」という。

 日本人3人がアンマンを出たのは6日夜とされ、7日午前にはラマディ付近に到着している可能性が高いため、8日午前にラマディ付近で拘束されていたアジア系の人たちのその後の所在は不明で、日本人人質ではなかった可能性もある。しかし、当時、ラマディ付近が武装勢力に支配されており、日本人人質もこの地点で同じグループに拘束された可能性はある。(毎日新聞)


韓国人は3万ドル380万円、払って釈放されたそうです。
危険なところに出かけた責任もあると思います。



「自衛隊撤退は物笑い」=中川経済産業相

 中川昭一経済産業相は10日、地元北海道帯広市内で開かれた大臣就任祝賀会であいさつし、イラクでの邦人人質事件に関し「一刻も早く何の罪もない3人を取り戻すことが政府の仕事だが、自衛隊を(日本に)帰してはならない」と強調した。その上で「仮に(自衛隊が)帰って来ても(人質が)助かるかどうか分からない。(自衛隊撤退は)世界中から物笑いになる」と述べた。 (時事通信)

日本からアル・ジャジーラに3人解放訴えるメール殺到

 「一刻も早く人質を解放して」――。邦人3人拘束の映像を放映したカタールの衛星テレビ「アル・ジャジーラ」に、武装勢力に向けて3人の解放を訴える日本からのメールやファクスが殺到している。

 アル・ジャジーラのウェブサイト(英語版)は、今井紀明さん(18)の出身地、札幌の上田文雄市長らの訴えを抜粋して紹介。上田市長は、「(今井さんは)強い大志を抱く、平和を愛する若者だ」と訴えている。

 メールやファクスは、3人が人道支援や報道を目的にイラク入りしたことを強調するものが多く、「3人がイラク入りした理由をアル・ジャジーラで放映してほしい」という要望もあるという。(読売新聞)
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2004年4月9日(金) 日本人人質
イラク社会がどのような方向に向かおうと、国政に関してはイラク人の問題であり、
アメリカも早い時期にイラク人に任せるべきだと思います。

今回の拉致事件ですが、民間人が戦闘状態の中に出かけるのは、
覚悟が必要なことであり、
3人の方は、それなりの心構えをもっていたのだと思います。
しかし拉致された以上、
日本国としては
救出に最大の努力を払うことはもちろんです。
しかし、それと自衛隊の撤退は別でしょう。
日本がテロに屈するわけには行かないので、
自衛隊の撤退はないと思います。

最終的には総理の判断ですが、
政府は撤退しないと決めており
あとは外交ルートになるのでしょうか。

テロ時代を迎え
これからもこのような事件は
多発するだろうと
思います。
日本国も国民も
その覚悟が必要だと思います。


政府、人質救出へ本格検討 犯人グループと接触も


  政府は9日午前、首相官邸に福田康夫官房長官、川口順子外相や関係省庁幹部が集まり、イラク日本人人質事件で拘束された3人の早期救出に向けて対応策の本格的な検討に入った。小泉純一郎首相も官邸で情報収集を進めた。
 自衛隊撤退要求については「テロの脅しには屈しない」(首相)との姿勢を堅持し、拒否する方針を確認。そのうえで3人の無事の解放を実現するために「戦士旅団」を名乗る犯人グループと接触を図ることも視野に、逢沢一郎外務副大臣をアンマンに派遣、現地対応の態勢づくりを急ぐ。逢沢氏は9日午後、出発する予定だ。
 外務省も9日早朝から川口外相や竹内行夫事務次官ら幹部が省内の対策本部で情報を分析。特にヨルダンのアンマンから陸路バグダッドに向かっていたとみられる3人の足取りや拘束場所の特定に全力を挙げる。(共同通信)



<大阪>イラクで日本人拘束 街の反応

日本人3人がイラクで身柄を拘束された事件で、政府は自衛隊の撤退は考えていないとの姿勢を示しています。街の反応を聞きました。

街の人は「(国は自衛隊を撤退させないと言っているんですが?)僕もそれは賛成やね。今したら意味がないと思うわ。せっかくここまでやってるんだから・・・。」「人の命があるんで、そういうこと言わないで、早く撤退して帰ってきたらいいと思うんですけどもね」「自衛隊については行ってることは私はすごく賛成なんですけど、人の命をどうとるかですよね、日本の政府として」「物理的に3日以内というのは絶対無理だと思うんですけど、意思表示を、日本としての意思表示をしっかりすべきだと思います」「罪のない人を拘束するのは許せないですね」「政府の対応が早く皆さん無事に保護できるおうにしていただきたいなと思いました」と話していました。(朝日放送)


卑劣な脅しには乗らない 首相、撤退要求を拒否

 小泉純一郎首相は9日昼、イラクの日本人人質事件での自衛隊撤退要求に対し「(撤退は)ありません。テロリストの卑劣な脅しに乗ってはいけない」と拒否する考えを言明した。
 同時に「まず、どういうことなのか事実確認。事実であれば3人の無事救出に全力を挙げる。今の時点ではこれが一番大事だ」として早期解放に向けて政府を挙げて取り組む方針を強調した。
 自衛隊派遣に伴い日本人が巻き込まれたことへの政治責任に関しては「まず無事救出だ。私自身の問題ではなく国全体の問題だ。イラクの復興支援にどう取り組むかの問題だ」と指摘。そのうえで「事実確認についてしかるべき国々に協力を求める」と米国などとの連携を一層強める意向を示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。(共同通信)

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2004年4月8日(木) 古書店めぐり
今日は、東京神田古書店めぐりで、ノモハン事件の史料を収集しています。古書店めぐりのあと、江戸博物館で新選組の展示を見学します。
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2004年4月7日(水) チベットヘいきませんか
8月のチベット旅行、ボツボツ申し込みをいただいております。
人間は時おり、まったく違った空間に自分を置いて、
人生を、世界を、日本を、あるいは家族を
考えることが大事です。

チベットは自分を変える場所としては最高です、
私は青海省のチベット高原には出かけましたが、
首都のラサははじめてです。
参加をお待ちしております、


チベット旅行に基礎知識

ヤフーから

目 的 編



▼山は見えるか?
チベット全体が海抜4000m級なので、全体が山みたいなもんですが(笑)、それでもやはり山は山。少し時間があれば、チョモランマ(エベレスト)のベースキャンプまで入れます。
山を見るなら、7〜8月の雲の多い時期は避けたほうがよいでしょう。




▼自然は美しいか?
それは、もう。
風景については、テレビでよくやっているので今さら書く必要はないでしょう。
しいて書くとすれば、どぎつい太陽光線と空の低さ、やたらと深い空の青さ、それらがつくりだす、陰影のコントラストの強さ。ステキです。




▼珍しい動物・植物はたくさん見られるか?
テレビで取り上げられるような稀少動物は、やたらと人前に姿を現すものではありません。もし狙っているのなら、時間をかけて、無人に近い平原に車を走らせることが必要になるでしょう。

植物については、当然、高山植物がたくさん見られます。




▼草原で馬に乗れるか?
もちろん可能ですが、馬に乗ることだけが目的なら、モンゴルのほうがいいかも。




▼チャリダーなのですが。
ごくろうさまです(笑)。仲間はチベットにもいっぱいいます。定番「ラサ−カトマンドゥ」ルートは、常識的な装備さえしっかりしていれば、大丈夫のようです。自転車用マップも出ています。




▼人々との触れあいは可能か?
特に現地の人々との接触を制限しているようなことはありません。ただ、見張られていることは、たまにあります。街中では隣組的相互監視体勢が生きています。絶っ対に安全なケースを除いては、政治的な話題(ダライ・ラマについてとか)は避けましょう。




▼写真は撮れるか
観光地や寺院などでは撮影の制限はありますが、基本的には問題ありません。チベットはすばらしい被写体に満ちています。

ジャーナリスティックな写真を狙う場合、そのフィルムが当局に没収されたときのことを考えて自分で責任をとれるかどうか覚悟を決めたうえで撮ったほうがよいでしょう。




▼カイラスに行けるか?
カイラスというのは、西チベットにそびえる聖山のことです。
もちろん行けますが、時間がかかります。ラサからカイラスに行って帰ってくるだけで最低2週間はみておいたほうがいいでしょう。そんなに急いで行くところでもないでしょうが。日本からのパッケージ・ツアーもあります。




▼ダライ・ラマに会えるか?
ダライ・ラマ法王はチベットにはいませんよ。
北インドのダラムサラという街に亡命中です。




▼聖人に会えるか?
例えばインドのサイババや、地面に逆さまに埋まって修行をしているサドゥのようなパフォーマンス性あふれる楽しい行者を期待しているとしたら、大ハズレです。

僧院に行けば、トゥルク(転生活仏)やリンポチェ(高僧)がいますが、毎日地道に読経をし、問答をやっているだけです。洞窟にこもったりしている、いかにも行者っぽい行者も確かにいます。会いに行くなら修行の邪魔をしないように気をつけましょう。




▼僧院でチベット仏教の瞑想修行ができるか?
ほとんど無理でしょう。

チベット仏教を学ぶには、まず適切な師につかねばならないとされていますが、1950年代に中国軍が攻めてきたときに、多くの高僧がインドなどへ亡命してしまいました。チベット仏教を学ぶのなら、これらの僧を尋ねたほうがよいでしょう。インドやネパール、そして日本など、仏教センターはいくらでもありますし、外国人を指導するノウハウも整っています。

チベット本土に優れた僧がいないわけではありませんが、僧院に定員が決められており、すでにどこも定員オーバーしています。また、ビザの問題などもあり、外国人を受け入れることはないでしょう。




▼ナイトライフはエンジョイできるか?
もちろん。
トラディショナルなドブロクを飲ませる飲み屋、チベット風ディスコ“ナンマ”などなど、健全なものから不健全なものまで、各種取り揃えてお待ち申し上げております。




▼中国のチベット支配を助長することにならないか?
Qの意味自体がわからない方が多いと思います。

1)中国の「支配下」にあるチベットに行く、つまり中国のビサを取って、中国の飛行機や中国が整備した道路を通ってチベットに行く、ということ自体が、現在の中国のチベット「支配」を暗黙のうちに認めることになるんではないか?
2)中国は、外国人観光客が多数チベットを訪れている事実を、「安定したチベット」を対外的に印象づけるプロパガンダの材料として使っている。これを利するのか?
3)チベットには中国人が大量に入植しており、旅行ガイド、ホテル従業員を始め、商店やレストラン経営等を行なっている。チベット旅行といっても、結局こういう中国人たちを経済的に利するだけで、チベット人のためにはならないのではないか?
------ということで、チベット本土を訪れることをあえて拒否する考え方があります。

こういうホームページを作ってること自体、この考えを採っていない証拠なのですが、その理由をあげておきます。

1)やっぱ本土が好きなんだもん(笑)。本土でなければ味わえない空気というものがあります。
2)外国人が多くチベットにいれば、中国当局もやたらなことはできない。やるときはやるけど。
3)いくら中国人が多いとはいえ、チベット人が経営する企業も多いし、働いているチベット人も多い。外国人が多く入ることによって、観光業全体が潤い、多くのチベット人雇用を生み出しているのは事実。観光業はチベット最大の産業と言って間違いありません。
4)チベット人は中国官製の情報以外のことを知りたがっている。
5)ジャーナリストやマスコミは当局の「招待」以外でチベットを訪れることはできない。訪れたにしても、監視・恣意的通訳付きの取材である。フリーの外国人旅行者の自由な立場で得た体験は情報源として有用であり、ひいては国際社会にチベットの現実を伝えるものになりえる(かも)。


■ ヘッドライン
【MLB】松井稼、衝撃デビュー! 本塁打&2二塁打でメッツを勝利に導く
【ジョージア州アトランタ、6日】ターナー・フィールドで行われたアトランタ・ブレーブスとの開幕戦に1番ショートで先発出場したニューヨーク・メッツの松井稼頭央遊撃手は、初回にいきなり先制弾を放つと、その後の打席でも二塁打2本と大活躍。鮮烈なメジャーデビューを飾り、チームを7対2の勝利に導いた。(ISM)
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2004年4月6日(火) 固かった古舘さん
昨夜の「報道ステーション」
古舘さんの固さが目立ちましたね。
小泉総理が成田に出かけたのはけしからぬ
といっておりましたが、
テロが起こったらどうするのですか、
文句をつければいいというものではないでしょう。
当分
苦戦ですね
もっと気楽に
笑わせながら
進行シテ下さい。
それにしての
裏面にはいろいろあるようですね。


古舘「報ステ」成功へのドア回らぬワケ

夕刊フジ
より

 18年半も続いた久米宏氏(59)の「ニュースステーション」(Nステ)が終了し、古舘伊知郎氏(46)がキャスターの「報道ステーション」(報ステ)が、いよいよきょう5日から始まる。ところが、テレビ朝日が社運を賭ける看板番組の全面リニューアルにもかかわらず、その船出を目前に同局の内部から「報ステは長く持たないのでは?」などと不穏な声が数多く漏れてくる。「報ステは前途多難でしょう」とも言われてしまう裏事情を探った。

 「一番の問題は、局側と古舘氏側の思惑が一致していなかったこと。突き詰めれば予算の話で、お金に関する認識が両者の間でかなりズレていた。だから、あんな騒ぎも起きたのだろう」(テレビ朝日関係者)

 あんな騒ぎの発端は、古舘氏が、日本テレビ系「おしゃれカンケイ」の司会を、報ステの始まる4月以降も継続する契約を、今年2月に結んだこと。古舘氏の再契約を知ったテレ朝関係者が「約束が違う!」と激怒したというのだ。

 「報ステは月−金週5日の放送で、古舘氏には、久米氏と同様、早い時間から局に入り、打ち合わせ段階から参加してもらう。それで報ステに全力投球ができるように、ほかの仕事は極力控える。つまり昨年、古舘氏の起用が内定したころには、古舘氏が『おしゃれ−』を降板するということで両者とも納得していた」(同)

 昨年9月、久米氏の降板会見をテレビで見ながら、「天下取ったり」とつぶやき、その日の夜、古舘氏は自分の取り巻きを引き連れて東京・六本木のクラブに出撃し、超ご機嫌だったという。だが、その後、古舘氏側と局側が、具体的な打ち合わせを重ねるなかで、相互の思い違いが浮き彫りになった。

 Nステは、久米氏が所属する番組制作会社「オフィス・トゥー・ワン」にほぼ丸投げに近い形で制作が委託され、「Nステの制作費は1日約3000万円だった」(テレ朝関係者)とされる。オ社の年間105億円のうち、約60億円がNステで稼ぎだしていたといわれる。

 古舘氏はタレントや放送作家、ディレクターらを多数抱える「古舘プロジェクト」の役員でもあり、「キャスターをすることは、古舘プロが報ステの制作を全面的に引き継ぐことだと考えていた」(同)。

 実際、報ステはテレ朝と古舘プロの共同制作とはなっているが、蓋を開けると、古舘氏側の思惑は大きく外れた。

 「上層部にすれば、Nステをやめて報ステにする最大の目的は予算の削減。報ステの予算は1日約1500万円でNステの半分と聞いている。特集などを外部に丸投げで発注する“完パケ”は高くつくのでしない。外部への出費は極力減らし、自前のスタッフや系列ローカル局を活用するつもりです」(同)

 古舘氏にすれば、他の仕事を辞めてまで報ステに打ち込む魅力が薄れて「おしゃれ−」続投を決めたとみられるが、その段階で「両者の意思疎通もうまくいっていなかった」(同)。

 別のテレ朝関係者が、こう語る。

 「古舘プロとの交渉は編成の部長クラスがやっていたが、古舘さんはテレ朝のOBで、年次でいえば後輩に当たる人だったから、思うようにモノが言えない雰囲気もあった。もめると、古舘氏よりも年上の役員が出ていって『俺の顔を立てて』みたいな感じで手打ちをした。でも、その役員も、実は古舘の続投を知ったときには『どういうことだ!』と激怒していたんだけどね」

 放送開始前に不協和音が漏れてくる報ステ。古舘プロとテレ朝との契約は2年といわれる。「番組が始まって数字(視聴率)が悪ければどうなるか分からない」と、放送開始前から噂されるのも気の毒だが…。(夕刊フジ)
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韓国東亜日報
 
金正日の後継者は「軍部」?「息子」?


米国の情報当局は、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)政権が内部から崩壊する可能性はあまりなく、誰がその後継者になるのかについては機関ごとに異なる予測をしていると、ワシントンポスト紙が9日付で報じた。

同紙によると、米国防総省所属の国防情報局(DIA)は、金総書記の後継者は軍部から出る可能性が高いと見ているという。


ワシントンのある韓半島外交筋は、これと関連し、9月に行われた北朝鮮政権の第2期指導部再編当時、テクノクラート出身で国防委員会第一副委員長に起用された延亨默(ヨン・ヒョンムク)氏が浮上していると伝えた。


延副委員長は中国の望んでいる次期指導者で、中国の延辺に生まれ、中学時代まで中国で暮らしていた中国通。北朝鮮の軍需工業を一手に握る第2経済委員会委員長と、軍需・軍事の要衝である慈江道(チャガンド)党書記を歴任した実力派だと同筋は説明している。


また、同筋は「中国は金総書記が『除去』された後は、中国通の延副委員長が政権の座につくことを望んでいる」と話した。


しかし、国務省情報調査局(INR)は、金総書記の息子の正男(ジョンナム・32)と正哲(ジョンチョル・22)のどちらかが後継ぎになる可能性が高いと予想し、「ふたりは腹違いの兄弟のため、緊張ムードがある」とした。長男の正男は現在、北朝鮮が国運をかけて推進中の情報技術(IT)産業の責任者と報じられているが、正哲については伝えられていない。


一方、元北朝鮮労働党書記の黄長Y(ファン・ジャンヨプ)氏は最近の訪米中に、金総書記の後継者が軍部から出ることはないだろうと述べている。


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注目される記事です。






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2004年4月5日(月) 新選組と会津藩のかかわり
この4月からNHK福島放送局制作の午後6時からのニュース番組に
月1回、出演することになりました。
今日がその1回目です。
タイトルが
「新選組と会津藩のかかわり」
です。
大河ドラマ新選組は非常に面白いですね。
構成がずば抜けてうまく、昨夜の芹沢鴨と近藤の対決は
見せ場がありました。
来週はいよいよ京都です。
会津藩主松平容保も登場するようです。

京都に上った新選組は会津藩の預かりになります。
会津藩の一員ということです。
会津藩とともに
波乱万丈の生活が始まるわけです。

今日のテレビでは
会津藩預かりについてお話します。


朝鮮が書類のミス認める 拉致被害者10人で平沢氏


 金沢市内で講演する自民党の平沢勝栄衆院議員=4日午後
 
 自民党の平沢勝栄衆院議員は4日、金沢市内の講演で、昨年12月に北京で北朝鮮高官と会談した際、政府が認定している拉致被害者のうち帰国していない10人の消息について、北朝鮮側が「(書類を)慌てて作ったので間違いがあったことは認める。これからきちんと説明したい」と話していたことを明らかにした。
 平沢氏はその上で「死亡した人がいるかもしれないが、(10人の中に)生存者がいるのは間違いない」との見方を示した。
 北朝鮮側はこれまで拉致被害者について既に帰国した5人を除き、8人が死亡、2人が入国の事実がないと説明していた。
 平沢氏は拉致問題の解決は(1)帰国した5人の家族を日本へ返す(2)10人の消息を北朝鮮側が明らかにする(3)拉致された疑いのある人の明確な説明−の3段階があると指摘した。(共同通信)

バックナンバー

すべては家族の帰国からだ


東奥日報社説
 もしかしたら今度こそ。そう思ったのは、やはり甘い期待だったようだ。

 平壌で開かれていた拉致問題に関する日朝協議は、今後も継続協議することでは合意したものの、被害者家族の即時帰国は今回も実現しなかった。

 五人の拉致被害者が日本に帰ってから既に一年四カ月になる。北朝鮮に残してきた家族と一緒に日本で暮らしたいというのは、ごく普通の願いであろう。

 それを許さない北朝鮮には憤りを覚える。同時に被害者の望みをかなえてやることができない日本外交に、もどかしさを感じる。問われているのは日本の外交、その力量である。あらゆる手を尽くして、拉致問題の早期解決に力を注いでもらいたい。

 高官協議で日本側が要求したのは拉致被害者家族八人の即時無条件帰国、死亡・不明とされる被害者十人に関する正確な情報提供、拉致の疑いのある不明者の安否などである。

 ある日突然、拉致された人たちの家族を日本に帰国させ、不明者の情報提供を求めただけだ。当然の要求ではないか。

 しかし北朝鮮は「日本は五人を北朝鮮に戻すという約束を破った」という従来通りの主張を繰り返し、被害者家族の即時無条件帰国という要求に応じなかった。

 今度の高官協議には被害者家族の帰国に関して、これまで以上の期待があった。期待を膨らませた理由の一つは昨年八月以来途絶えていた両国の高官レベル協議について、北朝鮮が平壌での開催を提案してきたからだ。

 自民党など超党派の拉致救出議員連盟に対しては、拉致被害者が平壌空港まで出迎えに来れば、北朝鮮は家族の帰国を認める可能性があるとも伝えられていた。

 北朝鮮の軟化を予測できる環境もあった。イラクは倒され、リビアも核の放棄を宣言するしかなかった。北朝鮮が核保有をちらつかせながら思い通りに事を進めようとしても、向けられる視線は厳しさを増すばかりだ。

 二十五日から始まる二回目の六カ国協議でも、拉致は当然取り上げられるだろう。北朝鮮が拉致を除外して、核問題だけで交渉を進めようとしても、それを許さない合意が日米間にはある。

 北朝鮮の国内は疲弊しきった経済が足かせとなって、援助なしには身動きが取れないところまで追い込まれているし、日本は北朝鮮への経済制裁も可能な改正外為法も成立させた。

 拉致問題が動かないままでは日本との国交正常化交渉は始まらないし、経済支援もあり得ない。北朝鮮は重い腰を上げるしかなかったのではないか。そうであるなら、日本側が受け入れることのできる大胆な提案をすべきだ。

 協議を終えた後、北朝鮮外務省スポークスマンは約束を破った日本を非難し、六カ国協議で拉致問題を再び取り上げるなら「日本の参加自体を断固拒否する」ことを強調したという。

 外交上の強がりと言うべきなのだろうが、本気でそんなことを考えているなら、北朝鮮は自らの立場を全く理解していないということになる。

 拉致被害者の家族を日本に即時帰国させ、他の安否不明者の正確な情報を提供することしか北朝鮮の選択肢はない。それなしでは日本の経済援助は期待できないし、国際的な支援も極めて限定的なものになるだろう。

 即時帰国の期待は裏切られたが、協議の継続で合意したということは、北朝鮮も拉致問題解決のため帰国を認める意思があると理解したい。

 次回の協議ではまず被害者家族の帰国を無条件で認めるべきだ。すべてはそこから始まる。



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2004年4月4日(日) 読売新聞文庫新書
今日の読売新聞「空想書店」の文庫新書に
私の『会津藩VS長州藩』
が紹介されました。

戊辰戦争で決定的となった会津と長州の溝は、百三十数年経ても埋めきることはできない。
怨念を払拭し、和解を期するする立場から両藩の歴史を振り返り、新たな動きのい兆しを俯瞰する。

とありました。

また本日の福島民友新聞の
読書欄に郡山市・東北書店の今週ベストテンが記載され、
『会津藩VS長州藩』
が2位と報じました。


ヘッドライン
韓国版新幹線で故障続出
 【ソウル3日時事】韓国版新幹線(高速鉄道)のソウル発釜山行き列車が3日午前、機械の故障で必要なスピードを出せず、30分近い遅れが出た。1日の営業運転開始以来、機械などのトラブルは7件目。
 通信社・聯合ニュースによると、途中の天安牙山駅付近で、電気供給装置に異常が起き、過熱センサーが作動したという。同列車は、仏アルストム社から技術提供を受け韓国内で最初に製造したもので、営業初日にも電気系統のトラブルを起こし、運行を中止した。 (時事通信)

日本の新幹線は最高ですね

内巨人3安打連敗 G史上最悪…開幕2戦で8安打

 史上最強打線は、どこへいってしまったのか。巨人はわずか3安打で、小久保の移籍1号による1点だけで連敗を喫した。最強打線は、開幕戦の5安打と合わせても計8安打。開幕1、2戦での安打数としては、巨人史上最少という不名誉な記録を、いきなり塗り替えてしまった。先発の高橋尚も6回5失点だったが、投手よりも打線の奮起がなければ、今季初白星は見えてこない。


 地元甲州が生んだ戦略家、武田信玄を師と仰ぐ球界の策士は、しかし、さい配を振るう間もないまま2度続けて敗走した。「うまくいかないね。福原? 良かったんじゃないの。昨年のイメージと違ったな」阪神の先発は大方の予想に反して伊良部ではなく福原。奇襲を読み切って、なお攻略できなければ、力負けを認めるしかない。

 何より重く受け止めているのはバランスの悪さ。「投打ともに下降期に入っているのかな」抜群の立ち上がりを見せた高橋尚が、4回に見せたわずかなスキを突かれて4失点。くすぶる「巨人70年史上最強打線」は焦ることで爆発の機会を失い、3安打と沈黙した。開幕2戦での計8安打は、巨人史上最少という不名誉な記録にもなった。

 最強助っ人、ペタジーニを加えても点火には至らなかった。「清原? 今日は相手が右(投手)だからな。いろいろとやっているんだよ」堀内監督は一塁を争う2人をコンディションや対戦相手によって使い分けることで、それぞれが上昇する時期を見極めて起用していく方針。開幕スタメンに清原を選ぶ一方、ペタジーニと直接対話し、必要な戦力であることを説いてモチベーションの維持に努めた。

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阪神すごいですね
今晩もナイタ-を見よう
三連勝かなあ
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2004年4月3日(土) NHK講座
今日はNHK郡山教室の講座です。
戊辰戦争について半年間、講義します。
なぜみささんが歴史を勉強するのか。
受講生の皆さんと話しあいながら
講座を進めます。

戊辰戦争は明治維新の夜明けでした。
この戦争で勝利した西郷や大久保、木戸らは
薩長藩閥政権を樹立し、
明治国家を作りました。

しかし薩長藩閥政治は多くの国民の支持を
えられるものではありませんでした。

明治10年が一つの転機でした。
西郷が大久保と戦って50歳の生涯を終え、
木戸も病死し、
大久保も暗殺され、
この政権は短命でした。
革命の第二世代によって
藩閥政治は継承されたのですが、
「朝敵に子」といわれた東北人の
頑張りはすごいものがあり、
ついに南部藩出身の原敬は藩閥政治を打倒、
薩長時代に鉄槌を下すのです。

明治維新から50年後のことです。
薩長藩閥政治は50年で終わったのです。

そのようなことを話してゆきます。



2004年4月3日(土) 11時2分
東北・ダルビッシュ投げず散る(サンケイスポーツ)
  予想もしない大飛球がダルビッシュのはるか頭上をこえていく。負けた? 負けたのか? 壮絶に散った。東北の春が終わった。

 これが甲子園。これが高校野球だ。ドラマは起きた。6−4で2点リードで迎えた九回二死一、二塁。センバツでは32年ぶり2度目のベスト4進出まで“あと1人”の場面。先発・真壁賢守投手(3年)がカウント2−0から投げた真ん中の速球を、済美の3番・高橋がフルスイング。打球は左翼で先発出場したダルビッシュをあざ笑うかのように、左翼席中段で跳ねた。逆転サヨラナ3ラン。球場全体に歓声と悲鳴が交錯した。

 「球がシュート回転して真ん中にいってしまった。打たれた瞬間は“いかないで”と祈ったんですが…」

 真壁にとって甲子園初完投は残酷すぎる結末。本塁ベース付近で歓喜の輪をつくる済美の選手たちをぼう然と眺めていると、ダルビッシュが左翼から駆け寄ってきた。

 「ナイスピッチ。ごめんな」。肩をたたかれ、励まされた。エースの代役を果たせなかった無念さが胸にこみあげる。トレードマークの黒ぶちメガネがどんどん曇っていった。

 「あいつは主将としてチームを引っ張ってきたし、あやまられても何も言えませんでした」

 試合前日に若生監督から先発を言い渡された。ダルビッシュは2戦連続の先発登板で疲れはピーク。「完封して、あいつを休ませたい」。その一心で投げた。

 味方打線の援護で九回を迎えたときは6−2で4点リード。しかし、そこから5安打を集中された。昨秋の明治神宮大会では済美打線にダルビッシュが火ダルマにされ、七回コールドで敗れている。「借りを返そう」とチーム一丸で臨んだ試合は再び悪夢が待っていた。

 試合後の選手通路。他の選手が泣き崩れる中で、ダルビッシュはきぜんと唇をかみしめていた。涙はない。あるのは屈辱と雪辱だけ。夏を見つめた。

 「真壁はよかった。最後は運がなかったと思います。体を鍛えて、夏はもっと投げられるようにしたい。夏は済美に勝ちます」

 ダルビッシュの甲子園はまだ終わっていない。


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残酷だなあ
でも仕方がない

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2004年4月2日(金) 日露戦争百年
NHKのテレビで「ポーツマスの旗」を見ました。
日露戦争の後始末をした外務大臣小村寿太郎の物語でした。
日露戦争に勝利しなければ、日本はロシアに侵攻され、
北海道は割譲されていた可能性もありました。
日本の危機、それが日露戦争でした。
日本は思いきった決断でロシアと戦争に入りましたが、
すべて薄氷を踏む思いでした、
私は以前、光人社から『沈黙の提督』海将東郷平八郎伝-を出しました。
日本海軍が日本海海戦で勝利できたのは、
各国の協力でした。
イギリスは最新鋭の軍艦を造ってくれました。
アメリカは資金の援助をしてくれました。
日本は総合力で戦い、国家の危機を救ったのでした。

日露戦争百年で思うことは国際協調です。
それがあったから日本は勝利し、
太平洋戦争では
国際的孤立によって敗れたのです。

その違いは明確です。
近々、『沈黙の提督』が光人社の 文庫に入ります。
タイトルは
『海将東郷平八郎伝』
になるかもしれません。


NY紙凱旋1号大絶賛「松井は世界一幸せな男」(スポーツ報知)
 ヤンキース・松井秀喜外野手(29)がデビルレイズ2回戦で放った「凱旋1号」から一夜明けた1日、ニューヨーク(NY)のメディアが大絶賛した。

 16ページの特集を組んだデーリー・ニューズ紙は最終面で、「’ZILLA THRILLA」(ゴジラがスリルを与えた)と、松井が笑顔でホームインする写真に見出しをかぶせた。加えて、「1億2500万人という日本中の期待を一身に集めた松井秀のプレッシャーはすごかったはずだが、それをまるで絹の着物を着ているかのように、軽々と右翼席へ本塁打を叩き込んだ」と伝えた。

 NYポスト紙のヘッドラインでは、「松井は世界一幸せな男だ」と、ヤ軍往年の名選手ゲーリッグが引退式で使ったセリフを引用した。NYタイムズ紙も「開幕戦の敗戦後、マツイがヤンキースに面目の保ち方を示した」と見出しをつけた。記事では「松井の一発は試合の中でいえば、勝ち越しアーチのクラークと比べて最重要の本塁打ではない」と前置きした上で、「しかし、最も注目すべき一撃だった。本塁打王として日本を離れた彼が、母国のファンに忘れられない思い出をプレゼントした」と褒めたたえた。

 各紙ともにロドリゲスやリベラらの松井秀への称賛コメントも掲載。改めて、「HIDEKI MATSUI」の勝負強さに驚いたようだった。

 松井らチームは日本時間の1日未明に羽田空港を出発。約12時間のフライトを終え、この日午後、キャンプ地のタンパに入った。

全米46万世帯が松井開幕戦見た

 〇…3月30日に東京ドームで行われた大リーグ開幕戦、ヤンキース・デビルレイズ戦は、米国の46万世帯以上がテレビ観戦したことが1日、明らかになった。スポーツ専門ケーブルテレビ局のESPNは、午前5時開始ながら約23万6000世帯がチャンネルを合わせたという。また、ヤンキースが資本参加しているYESはニューヨーク地区で生放送し、平均22万8655世帯が観戦した。合計で46万4655世帯だった。



<回転ドア事故>国交省が危険性を認識 具体策を講じず
 東京都港区の六本木ヒルズ森タワーでの男児死亡事故に発展した自動回転ドアをめぐり、国土交通省が昨年2月、「回転ドアは危険で設けないことが望ましい」とする文書をまとめていたことが分かった。ビルなどの建築・設計のガイドラインとして有識者らを交えて作成していた。国交省は危険性を認識しながら、その後も安全基準作りなど具体策を講じておらず、「行政の不作為」ともいえる姿勢が問われそうだ。(毎日新聞)

日本はいつもそうだ。

浅田農産捜査/通報遅れの真相解明を

神戸新聞社説
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 京都府丹波町の鳥インフルエンザ感染問題にとうとう司直の手が入った。京都府警は三十一日、農水省と京都府の告発を受けて、浅田農産の本社や養鶏場を家宅捜索するとともに、浅田秀明社長を逮捕した。

 伝染病に感染した家畜や感染の疑いのある家畜(疑似患畜)を見つけた場合、所有者らに速やかな届け出を義務付けている家畜伝染病予防法違反の疑いである。

 浅田社長は京都府丹波町の船井農場で二月二十日以降、鶏の大量死が続いていたのに、二十六日夜に匿名の通報で府が立ち入り調査するまで届け出をしなかった。

 この間、卵や鶏を出荷し、鳥インフルエンザ問題は兵庫県八千代町の食鳥処理場での二次感染をはじめ、全国に拡大した。消費者不安や養鶏業者の風評被害など、大きな社会的混乱も招いた。

 浅田社長は記者会見などで「腸炎と考えていた」と釈明したが、山口、大分両県で既に鳥インフルエンザが発生していたことや、鶏舎の入り口や出入り業者の車の消毒を指示していたとの従業員の証言などから疑わしい面が多い。今後の捜査で真相を突き止めることが必要だ。

 農水省などによると、家畜伝染病予防法は届け出義務を一義的に専門知識を持つ獣医師に課しており、発生当初は「条文通りに読めば、法律違反とは言えない」と、告発に慎重な見方もあった。しかし、浅田農産が大量死発生後、鶏や卵の出荷を急いでいたことも判明し、届け出を怠った結果、感染や被害の拡大が無視できない状況に至ったため、告発に踏み切ったという。

 この種の問題は他地域でも発生する可能性があり、農水省が「あえて厳しい姿勢を示した」というように、影響の大きさとともに、戒めの意味も込められている。

 鳥インフルエンザは感染ルートなどがいまだ解明されていないため、早期発見、早期処理が感染拡大防止の鉄則だ。だが、養鶏場の経営面の心配や、周辺地域農家への配慮から遅れる懸念が指摘されている。

 政府の対策会議は先に、農家の通報義務の周知徹底とともに、半径三十キロ以内の鶏や卵の移動制限で打撃を受ける周辺農家の補償も実施することを決めた。

 これらの措置は早期通報に一定の促進効果が見込まれるが、異常の第一発見者はあくまで農家や養鶏業者である。通報のタイミングを誤ってはならない。

 浅田農産はある意味では鳥インフルエンザの被害者だが、通報を怠ったため、刑事罰だけでなく経営すら危うくなっている。企業危機管理の教訓にすべきだろう。

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2004年4月1日(木) 幕末史か幕末か
どちらがいいか、
タイトルを決めかねております。
昭和史
が注目を集めているので、やはり
幕末史
かな


幕末は明治維新と表裏一体です。
日本の明治維新は、今で言う大構造改革でした。
時の政府を倒したのですから
革命でした。
体制というのも人間の嵐には弱いものですね
西郷や木戸ら明治の元勲と呼ばれる人々の
行動はすごいの一語につきます。

一方、幕府の人々は何を考えていたのでしょうか。
総じて危機意識の欠如が目立ちました。
幕臣たちの誤算です。

いまの日本は幕末に似ています。
一大構造改革をすすめないと
沈没の恐れありです。

ヘッドライン
米兵犠牲者600人に=イラク
【ワシントン31日時事】米CNNテレビによると、イラクで31日、米兵5人が仕掛け爆弾により死亡したことで、昨年3月の開戦以降の米軍の犠牲者数が600人に達した。また、3月にイラクで死亡した米兵は50人を超え、ブッシュ大統領が昨年5月に大規模戦闘終結を宣言して以来、同11月の82人に次いで、2番目に多い月間犠牲者数を記録した。 (時事通信)

、達人の宮城米”に余剰人員、建設5社が農業生産法人

 建設不況を乗り切る手だてとして、宮城県内の建設業者5社が共同で農業生産法人を設立し、この春から化学肥料や農薬を使わない米作りに乗り出す。

 法人名は「ヒーロー」(本社・古川市)。公共事業などの受注減少でだぶつき気味の建設各社の従業員らが、米作りの達人の指導を受けながら約70ヘクタールの水田で汗を流す。

 水田は、法人が設立された2003年末以降、県内約15市町村の農家から借り上げるなどした。ここで、同県登米町の兼業農家、石井稔さん(62)が作る無農薬・無化学肥料のコメの大量生産を目指す。石井さんのコメは、米・食味鑑定士協会(本部・大阪市)の食味コンクールでは、2002年から2年連続で総合部門金賞に輝いている。

 1日施行の改正食糧法で、生産者が自主的に生産調整(減反)することが認められ、コメの自由化が加速することに目を付けたもので、石ヶ森信幸社長(50)は「地方の建設業は非常に厳しく、他産業への進出を考えていた。経営者や従業員のほとんどは元々は農家で、足元に活路を見いだそうと仲間が集まった」と話す。

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