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2014年2月28日(金) 歴史,社会,政治
東日本大震災3年 「もう帰れない」覚悟の移住…福島から来た隣人
産経新聞 2月26日(水)14時30分配信

被災地の高台にある大型分譲地。子供たちが雪道を下校していた=宮城県名取市(写真:産経新聞)
 「私、南相馬から来たんです」。東日本大震災の津波により753人が犠牲になった宮城県名取市の閖上(ゆりあげ)地区に近い新興住宅地。この住宅地の町内会役員で元商店主、高橋寛さん(76)は昨夏、愛犬のチワワと散歩中、福島県南相馬市から転居してきた元会社員の男性(67)とあいさつを交わした。

 「震災後、町内会の会員が1・7倍に増えた。大半は閖上の方々だが、福島の方も結構いらっしゃる」

 男性一家は東京電力福島第1原発事故後、山形県へ避難。昨年7月、名取市で茶色い壁の瀟洒(しょうしゃ)な戸建てを新築した。男性は「8歳の孫のことを考えると、もう南相馬へは帰れない。娘夫婦が仕事の関係で仙台へ移ったこともあり、こちらへ来る決断をした」と話す。

 「地元では高校時代の柔道部の先輩後輩と酒を飲めた。ここは若い人が多いので、なじむのは大変だが、友達を作らんといかん」

 高橋さんは「皆さん、新しい人ばかりでまだ交流が少ない。これからいかに親睦を深めていくかが課題だ」と語る。町内会は今年初めて、「会員研修費」との名目で、芋煮会や花火会を班単位で催すための予算を計上した。

 ■流出の受け皿

 総務省の人口移動報告によると、福島県の転出者から転入者を差し引いた「転出超過」は平成25年、5200人。23、24年から大幅に減り、震災前の水準へ戻った。一方で、名取市へ移り住んだ男性一家のように永住者も目立ってきた。

 名取市の高台にある大型分譲地。「現地説明会」ののぼりが、太平洋から吹きつける寒風にはためく。東京に本社がある住宅販売会社の男性社員(28)は紺色スーツに黒いゴム長姿で、「売地」という看板が雪に埋まった宅地をスマートフォンのカメラに収めていた。南相馬市の避難指示区域の住民からの依頼という。

 「震災直後も多かったが、今年に入り再び動きが出てきた。3年になり、もう戻らないと覚悟を決める方が多い。いわき市は満杯状態だし、福島市や郡山市は冬の寒さが厳しいため、仙台圏まで来るようだ」

 岩手、宮城、福島3県の沿岸部で人口流出が深刻化する中、仙台市と、隣接する名取市、利府(りふ)町だけは人口が増えており、流出の受け皿になっているとみられる。名取市の自営業の男性(59)はこう語った。

 「人が住まなければ復興とは言えない。人を増やすためには原発事故の福島の人に来てもらうほかない」

 ■一緒に畑

 福島県二本松市の山あい、234戸の大規模仮設住宅。プレハブの玄関横や裏手のあちこちに、野菜を育てるプランターが置かれ白い雪をかぶっていた。

 浪江町から避難後、夫を78歳で亡くし1人暮らしをする主婦、菅野みち子さん(78)は「ずっと畑仕事をしていたから、こっちでもやりたくなって。自分の分だけ、ちょこっと植えている」と笑顔を見せた。

 「帰りたいけども、帰れない。もう3年になる。仮暮らしといっても、3年もたったら、仮でなくなる」

 浪江町出身で、この仮設住宅でデイサービスを運営するNPO法人の代表、川村博さん(58)は「3年たてば避難先がもう、生きていく地域になる。浪江の避難者で固まるのではなく、二本松の人々とどう付き合っていくかが課題になる」と話し、こう続けた。

 「近所付き合いにはきっかけがいる。それは『交流イベント』などではなく、『畑』ではないかと思う」

 川村さんは今月、仮設住宅に近い山腹に畑を借りた。今は雪に覆われた畑に、雪解けを待ってジャガイモや大豆を植える。仮設住宅の住民、そして近所の住民が一緒に汗を流せるように、と願っている。

 ■被災地の人口移動 総務省の人口移動報告によると、岩手、宮城、福島3県の転出超過は平成25年、2975人。23年は4万1226人に上っていたが、震災前の22年の1万546人も下回り、被災地からの人口流出は落ち着きつつある。内訳は岩手が2431人、福島が5200人といずれも転出超過。復興の拠点となっている宮城は4656人の転入超過で、2年連続だった。

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表紙カバー? いいえ「特大帯」なんですの一部、解除見込み1年延期 国の除染遅れ
朝日新聞デジタル 2月28日(金)7時18分配信

避難指示解除の見込みが1年遅れる地域
 政府の原子力災害現地対策本部(本部長・赤羽一嘉内閣府副大臣)は、東京電力福島第一原発事故で住民が避難している福島県葛尾(かつらお)村と飯舘村の一部地域について、今年3月としていた避難指示解除の見込み時期を1年延期する方針を決めた。見込み時期は東電の賠償基準を決めるためのものでもある。延期は国の除染が進んでいないためで、他の自治体にも波及する可能性がある。

 同本部が28日に発表する。延期対象は、避難指示解除準備区域の葛尾村407世帯1329人と、飯舘村208世帯791人。

 見込み時期の延期は、国の当初の除染計画が甘かったことが最大の要因だ。実際の解除時期も遅れることになれば、避難住民の帰還意欲が衰える可能性がある。また、自治体の復興計画にも影響が出るほか、商業施設や病院などが再開に及び腰になり、生活関連サービスの復旧が進まないおそれも指摘される。解除後1年で打ち切られる避難住民への慰謝料の支払いも増え、最終的に国の支出増につながる可能性もある。立ち(下) 政府は何すべきか 被災地軽視怒り覚える
復興予算が不適切使用される一方、被災地の再建は滞っている=昨年9月、宮城県南三陸町
■東京新聞 政治部 中根政人記者 39

 東日本大震災の発生から間もない平成23年8月に政治部へ異動し、復興事業に取り組む政府や関係省庁の取材を続けてきた。
 被災者の生活再建が思うように進まない中、日増しに膨らんでいった思いがあった。「政治家や官僚は、被災地の苦しみを真剣に受け止めているのか?」。そうした疑念が確信に変わったのは、一昨年に野田政権の下で発覚した復興予算の不適切使用問題だった。
 最優先に救済すべき東北の被災地ではなく、遠く離れた沖縄の国道整備に予算が使われていた。被災地をかすめるようにして南極海の調査捕鯨に使われた予算もあった。そして極め付きは、核融合研究や海外への原発輸出の調査にも復興予算が回っていたことだ。
 東京電力福島第一原発事故を伴った震災の予算を、新たな原発の建設や原子力研究の推進に"流用"した政府や中央省庁の無神経さ。原発事故で避難した被災者にとっては侮辱でしかなく、言いようのない怒りを覚えた。
 だが、各省庁の反論は「政府が定めた使用基準を満たしているから問題ない」の一点張り。罪の意識をみじんも感じていない内容で、怒りやいら立ちをさらに増幅させた。
 政府が国民に増税を求めて確保した復興予算は、「活力ある日本の再生」を名目に、各省庁が日常的な事業を進めるのに都合のいいお金に化けていた。
 政府は「復興の加速化」という言葉を多用する。野田政権から安倍政権に変わった現在もその点は同じだ。だが、予算を適切に被災地へ使わず、復興の遅れを助長してきたこれまでの無気力な姿勢と重ね合わせると、にわかには信用し難い。
 安倍政権の下では、被災地を軽視するかのような政治家や官僚の発言が相次いできた。自民党幹部は「福島第一原発事故で死者が出ている状況ではない」と言い放ち、震災関連死の存在を黙殺した。ネット上では、復興庁幹部が政策実現に消極的な本音を吐露。経済産業省の官僚は、震災を"過疎地の災害"と軽蔑した。
 東京では、震災の記憶が風化しつつあるのを実感する。復興予算の取材と並行して、被災地に直接出向く機会も増えた。現地で被災者から聞く声は、前向きなものばかりではない。今も頭から離れないのは、集落の高台移転の遅さを嘆き「仮設住宅で寿命が尽きるのか...」と訴えた高齢男性の言葉だ。
 被災地が望む復興を進めるために、政府は何をすべきなのか。これからも、政策の中身に厳しい目を向けていきたい。

■復興予算の不適切使用
 地震や津波、東京電力福島第一原発事故で被害を受けた被災地とは関係のない事業に政府の復興予算が使われていた。原子力関連事業や調査捕鯨に加え、被災地以外の中央省庁の庁舎改修などにも使われた。政府は平成25年度以降、使途を被災地中心に絞り込んだが、24年度当初予算までの一部が地方自治体の基金などを通じて被災地と無関係な事業にも回っていた事実が新たに発覚した。


(2014/02/26 11:33カテゴリー:記者たちの3年)

☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2014年2月28日
20.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
86.戊辰戦争 裏切りの明治維新 (静山社文庫)星 亮一

☆アマゾンベストセラー、東北地方、 2014年2月28日
41.白虎隊と会津武士道 (平凡社新書)星 亮一
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「新選組と会津藩 彼らは幕末・維新をどう戦い抜いたか 」(平凡社新書) (新書)
新撰組を会津藩との関係に絞って記述, 2004/11/3
By yuishi (千葉県) - レビューをすべて見る
(VINE メンバー) (トップ1000レビュアー)

幕末、京都の治安維持を担当する京都守護職にあった会津藩と、当初、会津藩お抱えとして世に出た新撰組。会津藩からの視点で、新撰組との関係に焦点を絞った記述は新鮮。
ただし新書ということで厚くはなく、個々の事跡は深くは踏み込まない。ボリューム的には物足りない。
新撰組にしても会津藩にしてもそれぞれについては、他のところで十分語られたので、改めて紹介するまでもないということなのだろか。新撰組の事跡に関する一通りの知識がある人向けといえよう。
会津藩側で窓口になっていた公用局と公用人(これは新撰組の本を見ると、会津藩側の担当者として登場する人物たちがそれにあたる)という機能・役割の記述、会津藩と薩摩藩を経済力の観点で比較した部分は目をひいた。戊辰戦争以後の部分はもう少し踏み込んでも良かったのではないかと思う。鳥羽・伏見以降の新撰組に対する突き放したスタンスも新鮮だった。
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原因不明の頭痛、耳鳴り=長期避難でストレス―福島の女性〔東日本大震災3年〕

 「震災関連死」が増え続ける背景には、不自由な避難生活の長期化によるストレス増大がある。福島県では、今も2万8000人が狭い仮設住宅での生活を続け、体調を崩す例が後を絶たない。
 「頭ががんがんし、目まいや吐き気、耳鳴りもする。どうしたんだろうと不安になった」。福島県相馬市の菅野アサ子さん(72)の体に異変が生じたのは、震災から1年10カ月後。仮設住宅で暮らしていたときだ。
 菅野さんは津波で自宅を流され、避難所の市総合福祉センターで3カ月間過ごした。水道や電気が使えるセンターには住民が押し寄せ、避難者は最大1100人に。通路、会議室などに人があふれ、「男も女も35人くらいが一部屋にいた。寝る場所は長座布団1枚分しかなかった」と振り返る。
 同居の長男=当時(44)=は津波で亡くした。その後入居した6畳足らずの仮設住宅では、弁当も喉を通らず、息子の遺影に話し掛けながら寝てばかりいた。「歩くこともないし、話をするのも巡回のお巡りさんだけ。何もやる気が起きなかった」。そんなとき、突然の頭痛に襲われた。
 病院でもらった薬を飲んでも治らない。昨年5月に復興住宅に移り、少し心にゆとりが出たが、症状は続いた。同12月、訪ねて来た「相馬広域こころのケアセンターなごみ」のスタッフの勧めで、併設の精神科に通った。医師からは避難生活のストレスではないかと言われたが、原因ははっきりせず、今も頭痛や耳鳴りはやまない。
 ケアセンターの作業療法士西内美菜さんは「仮設に残った人は『取り残された』という感覚が強い。体調を崩したり、心の問題が深刻になったりする人はこれからも出てくる」と話している。 

時事通信  2月26日
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福島原発汚染水 管理は限界に近づいている(2月27日付・読売社説)

 東京電力福島第一原子力発電所で、110トンの汚染水漏れが起きた。

 昨年8月に300トンもの漏出が発生したにもかかわらず、今回も東電の対応には初歩的ミスがあった。防止策が急務である。
 漏出は、4号機の山側にあるタンクで起き、放射性ストロンチウムを含む高濃度の汚染水が漏れ出た。海洋汚染の心配はないが、土壌などが汚染されたという。
 まずは、汚染水の回収や土壌の除染を進めねばならない。
 原因は、満杯に近いタンクに汚染水が流れ込んだことだ。このタンクにつながる配管の弁が開いていたため、別のタンクに貯ためるはずの汚染水が入り、あふれた。
 なぜ弁が開いていたのか、徹底究明を求めたい。
 漏出したタンクの水位が高いことを示す警報は表示されていた。だが、現場では計器の異常と判断し、対応を怠った。
 昨夏の汚染水漏れの後、東電はタンクに水位計を付け、巡回点検を強化していた。再発防止策が機能しなかったのは問題である。
 現場の放射線量は依然として高い。厳しい作業環境の中で、汚染水を貯めるタンクが増えすぎて、管理は限界に近づいているという側面もあるのではないか。
 福島第一原発では、炉心を冷やす冷却水や、建屋に流れ込む地下水が元になって、毎日400トンの汚染水が発生している。敷地内の貯水タンクは、すでに約1000基に達しており、タンクの設置に追われている状況だ。
 どのタンクも満杯に近く、日常的に警報が出ているという。タンクの総容量を倍増する計画だが、遠からず設置場所はなくなる。
 地下水は海洋に放出し、建屋への流入量を減らす対策が必要だ。地盤を凍らせて流入を防ぐ凍土壁の開発も急ぎたい。大がかりな事業だけに、政府が主体的に取り組むことが大切である。
 さらに汚染水も、浄化して海に流せば貯蔵のトラブル軽減につながる。政府と東電は、粘り強く地元の理解を得ねばならない。
 4号機では、燃料貯蔵プールの冷却が停電により4時間半止まるミスも起きた。近くで道路を掘削中に電源ケーブルを誤って損傷したという。プールには1000体以上の燃料が保管中だ。重要な冷却用電源の管理に不安が残る。
 汚染水の浄化装置も26日、トラブルにより停止した。
 廃炉への長い道のりを乗り切るには、政府と東電が安全対策を総点検することが重要である。

読売新聞  2月27日
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橋下氏、市幹部拍手に「結構です」…花束も断る

 大阪市の橋下徹市長は26日、市役所で最後の公務をこなし、2年2か月にわたった自らの市政にいったん幕を下ろした。
 3月23日投開票の出直し選で「市長復帰」を目指すが、1か月近く「トップ不在」となることに、市幹部から戸惑いの声も聞かれた。
 橋下氏はこの日午後、新市長が決まるまで職務代理者を務める村上龍一副市長や区長ら約40人を前にあいさつ。出席者によると、橋下氏は新年度予算案が大幅な組み替えを余儀なくされたことをわび、「2年間、よく頑張ってくれました」とねぎらった。
 終了後には、市幹部から拍手も起きたが、橋下氏が「結構ですから」と制止したという。歴代市長の退任時に行われてきた花束贈呈などのセレモニーも、「必要ない」とする橋下氏の意向で実施されなかった。

読売新聞  2月27日
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蔵王の樹氷、酸性度10倍に 中国から日本到達、衛星画像でもクッキリ

 山形大と東北大の研究チームがNASA(米航空宇宙局)の人工衛星MODISが撮影した画像を解析したところ、中国大陸からPM2・5を含む大気汚染物質が風に運ばれて日本に到達している様子を確認した。
 衛星画像では、北京上空に集まっていた大気汚染物質が日本海を越え、24日に九州、25日には東北に達したとみられる。
 分析したのは山形大理学部の柳沢文孝、東北大東北アジア研究センターの工藤純一の両教授チーム。柳沢教授は「別の画像で黄砂も確認されており、PM2・5が付着した“黒い黄砂”が日本に飛来したり、雨になると、PM2・5などの汚染物質を含んだ酸性雨となって降る可能性がある」と指摘する。
 柳沢教授によると、高気圧と低気圧が交互に日本を通過する春の気圧配置になっており、日本の上空にある高気圧が通過すると、PM2・5の数値は下がる見通し。ただ再び高気圧が移動してくると、大陸からPM2・5が運ばれて数値が上昇する可能性が高く、注意する必要があるという。
 柳沢教授らは、平成3年から山形の蔵王山頂で樹木が氷と雪に覆われる樹氷を採取して汚染状況を調べているが、今月16日から17日にかけて樹氷の酸性度が平均値の10倍に上がったことを観測。PM2・5はすでに樹氷に到達したとみている。

産経ニュース  2月27日
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終戦後の日本には何もなかったから、
人々は多くのモノを求めて働いてきた。

そして日本は、
モノがあふれる社会になった。

もういい加減、
求めることはセーブしたほうがいい。

自分にとってほんとうに
必要なものは何か。

不必要なものまで
求め過ぎていないか。

そんなことをしっかりと
個々人が考えることが大事。
(加島 祥造  タオイスト《老荘思想者》として知られる著述家 )


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2014年2月27日(木) 社会、歴史、政治
田園枯れ草に覆われ 双葉町役場南側の中間貯蔵施設候補地
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から3年を迎えるのを前に、福島民報社は25日、福島県双葉町の許可を得て、町役場やJR常磐線双葉駅周辺の住宅地など町内の帰還困難区域を取材した。
 除染廃棄物を保管するための中間貯蔵施設の建設候補地となっている町役場南側の田園地帯は、原発事故に伴って手入れができず、一面が枯れ草に覆われていた。人影もなく、経過した時間の長さを感じさせた。


( 2014/02/26 08:27 カテゴリー:主要 )


双葉町役場前にある中間貯蔵施設建設候補地付近の田園地帯。原発事故発生後、手入れができない状態で、枯れ草に覆われている。右奥は6号国道沿いの町並み=25日

IT総合科学製品..原子炉水位、暗闇で殴り書き…中央制御室を公開
読売新聞 2月26日(水)22時23分配信



制御盤に手書きの原子炉水位の値(左端)が残る1、2号機中央制御室(26日、福島第一原発で)=代表撮影
 福島第一原子力発電所の事故から3年になるのを前に、東京電力は26日、1、2号機の中央制御室を報道陣に公開した。

 制御室は、40メートル離れた原子炉をコントロールする原発の中枢だ。事故直後には約20人の作業員がここに詰め、原子炉への注水を試みるなど事故対応の最前線となった。炉心溶融の影響で一時は室内の放射線量が毎時1000マイクロ・シーベルトを超えたが、除染が進み、この日は同4マイクロ・シーベルトほどだった。

 津波で電源を失った状況を再現するため、東電の担当者が室内の明かりを消した。真っ暗で距離の感覚がつかめず、隣の記者とぶつかった。計器が並ぶ制御盤を懐中電灯で照らすと、「21時40分 プラス50センチ」という内容の文字が浮かび上がる。刻々と変化する原子炉の水位を、作業員が計器の横に書き殴った跡だ。緊迫した状況の中で、必死に対応した当直員たちの様子を今に伝えていた。

 事故から3年が経過しても同原発の状況は厳しさを増している。今月19日には貯蔵タンクから高濃度汚染水が110トン漏れるなどトラブルが続く。敷地内に絡み合うように張り巡らされた汚染水の配管に、廃炉に向けた作業の難しさを改めて痛感した。
.最終更新:2月26日(水)23時53分


mixiチェック.Yahoo!ニュース関連記事福島第1原発 毎日400トンずつ増え続ける本を読まない大学生、初めて4割超す…生協調査
読売新聞 2月26日(水)19時11分配信

 大学生の4割が全く本を読まないことが全国大学生活協同組合連合会(東京)の生活実態調査でわかった。

 調査は大学生協連が昨年10〜11月、全国30の国公私立大学で実施し、大学生8930人の回答があった。

 1日の読書時間(電子書籍も含む)を尋ねたところ、平均26・9分。全く本を読まない「0分」と回答したのは40・5%だった。同様の調査を行っている2004年以降で読書時間は最も短く、「読書ゼロ」は初めて4割を超えた。

 また、毎月の書籍費は1790円で、04年と比べると680円減少している。

 大学生協連では「スマートフォンの普及で情報が気軽に得られるようになり、娯楽や教養としての読書の優先順位が下がっている。書籍費は節約の対象にもなっている」と話している。
.最終更新:2月26日(水)19時11



☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2014年2月27日
13.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
91.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書) 星 亮一

☆アマゾンベストセラー、東北地方、 2014年2月27日
28.白虎隊と会津武士道 (平凡社新書)星 亮一
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「坂本龍馬 その偽りと真実」 (静山社文庫) 星 亮一著
33 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 坂本龍馬の真実の姿, 2009/10/24

坂本龍馬とはいかなる人物だったのでしょうか。
そして、龍馬を取り巻く多くの俊材達の活躍にも関心がありました。
当時の複雑に絡み合う人間模様について、深く知りたいと思いました。
「坂本龍馬 その偽りと真実」には、刻一刻と変化する社会情勢の荒波を泳ぎ渡ろうとする龍馬が見事に描かれています。とても勉強になりました。

幕末の革命家達は激しい気性の持ち主が多かった中で、意外だったのは、龍馬はごく「普通の人間」だったということ。この事実は、私には、とても勇気を湧かせてくれる言葉でした。誰でもが、その人の努力で龍馬のようになれるのかな。
龍馬は海舟と知り合って百八十度見方が変わったのですね。頭脳明晰な高杉晋作には大いに触発されたことでしょう。桂小五郎や西郷隆盛といった実務派の連中を手玉に取る無鉄砲さは痛快です。小松帯刀との出会いについても詳しく説明がされています。龍馬の周りの人物を丁寧になぞり、いかに優秀な彼らと接して、龍馬が成長していったのかがよくわかりました。人間はみな平等、そして、平和が好きで、南国の太平洋を眺め暮し育った龍馬の伸び伸びした屈託のない性格を彼らが好んだのも頷けます。

龍馬はベンチャービジネスの先駆者だったのですね。大切な持ち船を何艘も失い、
惜しい人材をも亡くしてしまい、龍馬の周りはトラブル続き。一介の浪人が階級
社会の中で活動することの難しさ、批判や妬みを受け続けました。金で転ぶ便利
屋だとか、策略家だと言われ続けたようです。五代友厚や伊藤博文はグラバーと
直接話すことができたが、龍馬はそうではなかった。彼の焦り、金策の苦労があ
りありと描かれています。
打たれ強い龍馬、敢然と立ち向かう強情な龍馬、そして龍馬の影の部分や弱点も解説されています。
特に後半が盛り上がって面白い。いくつも新しい発見がありました。幕末維新の荒波を乗り切り理想郷を目指して流星の如くキラリと光って消えていった薄命の青年、龍馬の残照を感じずにはいられない一冊です。
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震災関連本1500種 水戸駅ビルイベント「本の力」展

防災、津波、原発、心のケア… 合言葉「忘れない」

3月11日に東日本大震災から丸3年を迎えるのを前に、震災・防災関連の本を一堂に集めた展示販売イベント「本の力」展が、水戸市宮町の水戸駅ビルエクセル6階特設会場で開かれている。震災後に地震や津波、原発事故などさまざまなテーマで書かれた約380出版社の約1500種類の本が並ぶ。原発事故を含めて震災復興に向けた取り組みはまだまだ途上にある中、関連の出版物を通じてこの3年を振り返り、今後の在り方を考える貴重な機会を提供してくれている。
書籍販売のブックエース(水戸市)が「忘れない」を合言葉に、大震災の記憶をとどめる一助にしたいと展示販売イベントを企画した。これだけ多くの震災・防災関連の本が一堂に並ぶのは珍しいという。
同社執行役員エンターテインメント事業部の大野貴洋商品部長(41)は「茨城は被災地。つらい中でも頑張ってここまで復興したことを振り返り、展示をきっかけにこれからも頑張ってもらえれば」と話す。
関連といっても、防災や減災、復興、津波、原発、放射能、心のケアなど本のテー
マは多岐にわたる。形態も、絵本や写真集、雑誌、単行本などさまざまで、小規
模の出版社が発行した本を多く扱っているのも見どころという。
大野部長は「自分たちでさえも、こんなに本が出版されていたのかと驚いた」と話す。
さらに、「とにかく手に取って読んでほしい」といい、大半の本を表紙が見える形で展示し、椅子と机を用意している。展示された本はその場で購入可能で、同ビル5階の川又書店水戸エクセル店で注文販売も受け付けている。
また、茨城新聞記者が撮影した震災関連の写真パネルや発生当時の紙面を展示し、被災当時の県内の様子を振り返ることができる。
「本の力」展は3月18日まで。入場無料。午前11時〜午後7時。同15日は、仙台
市内の出版社の編集者2人を招き、「ぜひ読んでほしい震災関連30冊」の展示紹
介と、トークイベントを開く。

茨城新聞  2月25日
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「強制連行」中国でも日本企業を集団提訴へ 国交正常化後で初

 【北京=矢板明夫】第二次大戦中、「強制連行」され日本国内の炭鉱などで働いた中国人元労働者や遺族らが26日にも、複数の日本企業を相手に損害賠償を求め北京市内の裁判所に提訴する。複数の関係者が明らかにした。提訴が受理された場合、1972年の日中国交正常化以降、中国国内で日本に民間賠償を迫る初の本格的な集団訴訟となる。

 関係者によれば、提訴するのは北京市出身の趙宗仁氏ら元労働者と遺族代表ら30人以上で、原告団はさらに増える予定。対象は、三菱マテリアルなど旧財閥系を中心とした日本企業で、対象企業も最大35社程度となる可能性があるという。

 提訴に先立ち、中国の法曹関係者や元政府高官、日本専門家で構成する「顧問団」が、連名で全国人民代表大会(全人代=国会に相当)に対し、対日民間賠償への支援を求める請願を提出した。請願は「日本企業の行為は国際的な人道に反する」「わが国は元労働者の人権を守らなければならない」などの内容。

 戦時賠償をめぐっては、72年の日中共同声明で中国が日本への請求権を放棄したことを受け、日本政府は「政府間の交渉により問題は解決済み」との立場をとっている。

 しかし中国では、個人が企業を相手取る個人賠償は別の問題だとの主張が強く、中国政府は事実上介入しない立場を取ってきた。元労働者らは90年代以降、日本の裁判所で日本企業を提訴。中国国内でも提訴の動きをみせてきたが、中国側はこれまで、日中関係への配慮などから提訴を受理してこなかった。

 韓国での元徴用工による日本企業提訴の流れを受け、今回の集団提訴で中国側がどのような対応をみせるのかが注目される。

産経ニュース  2月26日
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「将来に禍根」慰安婦像の撤去求める地方議員団が会見

 米カリフォルニア州グレンデール市に設置された「慰安婦」像に抗議する地方議員団のメンバーが25日、都内の日本外国特派員協会で記者会見し、「事実ではない『性奴隷』という言葉を碑に刻み慰安婦像として残すことは将来に禍根を残すことになる」と像の撤去を改めて訴えた。記者からは、慰安婦問題への理解不足とみられる質問も相次いだ。

 記者会見したのは、地方議員団の代表世話人を務める東京都の松浦芳子杉並区議ら。1月に訪米し、像の撤去などを求める抗議文をグレンデール市に出した。

 松浦氏は、平成5年の河野洋平官房長官談話が「慰安婦募集の強制性」の裏付けがないまま発表されたことなどを説明した上で、像設置について「新たな日本に対する民族差別を生むのではないか」と強い危惧を示した。

 これに対し、海外メディアの記者からは「他の国にも慰安婦がいたのに、韓国で問題になっているのはなぜか」(米国の通信社)との質問が出た一方、「大分の炭鉱にいた韓国人労働者は強制労働させられていたのか」「日本軍の慰安所以外でも強姦がたくさん起こっていたではないか」といった慰安婦問題と直接関係ない誤解や偏見に基づく質問も目立った。

産経ニュース  2月26日
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燃料プール冷却一時停止 掘削工事中、ケーブル誤損傷

 東京電力は25日、福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールの冷却が約4時間半にわたって停止したと発表した。この間、プールの水温は燃料が放つ熱で冷却停止時の13度から0.1度上昇した。建屋周辺での掘削工事で作業員が誤って地中の電源ケーブルを傷つけ4号機への電気供給が止まったのが原因。冷却停止の影響で、同プールで実施中の燃料の取り出し作業も中断した。燃料取り出し作業中に冷却が止まったのは初めて。
 東電の相沢善吾副社長は同日、県に対し、電源ケーブルの埋設位置を記した図面を作製しないまま掘削工事をしていたことを明らかにし、「危機管理が甘かった」と不備を認めた。損傷したケーブルは事故後に急きょ増設した設備。東電自体が位置関係を正確に把握できておらず同様の設備は相当数あるとしている。
 東電によると、25日午前9時40分ごろ、4号機プールの冷却設備に電気を送る配電盤で漏電を知らせる警報が作動。同9時45分ごろ冷却設備が停止した。

福島民友  2月26日
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<福島第1原発>4号機冷却ファン停止 核燃料移送を中断

 東京電力は25日、福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールの空冷用ファンが同日午前9時45分ごろ停止したため、燃料移送作業を中断したと発表した。3時間程度での復旧を見込み、安全上の問題はないとしている。周辺の工事で誤ってケーブルを損傷したことが原因とみて調査している。

 東電によると、ファン停止直前に電源設備で異常を示す警報が出たほか、同10時前には4号機周辺で行われていた地盤改良のための掘削工事で、ケーブルを誤って傷つけたという報告もあった。

 同プールでは循環させた水をファンで冷やしている。東電によると、同社規定では水温を65度以下に保つとしており、ファン停止時の水温は13度で、停止による温度上昇は1時間0.3度程度という。4号機の使用済み核燃料プールからの燃料取り出し作業は昨年11月18日に始まり、これまでに396体を共用プールに移送している。【高橋隆輔】

毎日新聞  2月26日
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現在持っているものを一度すべて失い、
それを再び自分の手に取り戻せたとしたら、

どれほど幸せに感じるか
想像してみることだ。
( 作者不明の名言)


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2014年2月26日(水) 歴史、社会、政治

<TPP>「漂流」の危機…合意、また先送り

毎日新聞 2月25日(火)21時59分配信


【シンガポール宇田川恵、ワシントン平地修】環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉の閣僚会合は25日、「最終合意に向け、さらに前進した」とする共同声明を採択し、交渉を終えた。難航している関税分野などは協議を継続し、通商などのルールの大枠を示す「実質合意」は見送りとなった。甘利明TPP担当相は会合後の記者会見で「決裂でも漂流でもない」と述べ、今後の交渉に望みをつないだが、昨年12月に続く2回目の妥結先送りで、TPP交渉は針路を見失いかねない状態だ。

 ◇米、妥協姿勢なく

 「米国は交渉をまとめたいと考えている。ただ、そのために妥協しようという姿勢が見られない」。日本の担当者はため息をつく。他の参加国の関係者も「米国は相手を屈服させることしか考えていない」と不満の声を漏らした。4日間の交渉で浮き彫りとなったのは、まとめ役であるはずの米国がこわもての姿勢を崩さず、交渉の求心力が低下しているという現実だった。

 12月に開いた前回会合以降、年末年始の休暇などで事務レベルの協議はいったんストップ。知的財産権や国有企業改革では、マレーシアなどの新興国と米国の対立が容易に解ける状態ではなかった。何より停止状態にあったのが日米関税交渉だ。日本がコメや牛・豚肉など重要5項目の関税維持を主張し、米国は関税全廃を要求する構図が変わらない。甘利氏が閣僚会合直前に急きょ訪米、米通商代表部(USTR)のフロマン代表と会談したが、相互不信はぬぐえず、閣僚会合の地ならしとなる事務折衝では、譲歩案を交換するような状況ではなかった。

 関係者によると、22日の甘利氏とフロマン氏の会談は、言い分を応酬するだけの「けんか別れ」の状態で、疲れ切った甘利氏は食事も残すほどだった。24日の再会談も笑顔で対面するのが精いっぱい。本題の議論にさえ入れず、関税交渉で妥協点を引き出す余裕などなかった。

 米国も新興国に対し一定の譲歩を見せ、知的財産分野で100超あった課題が残り10前後まで片付くなど、一定の前進はあったものの、「すべてが整理されたわけではない」(甘利氏)。最も難題とされる関税交渉は日米以外も決着せず、今後の2国間協議に委ねる。いつまでに「実質合意」にこぎつけるかの目標も示せなかった。日本は、重要5項目の関税維持にこだわる姿勢を批判されないか恐れていたが、「強引な米国への不満の方が大きかった」(交渉関係者)という。

 米国が強硬姿勢を崩さないのは、国内の賛否両論のはざまで板挟みとなり、身動きが取れないからだ。

 米議会上院の超党派議員18人は21日、「日本が農業分野で関税を撤廃することなしにTPP交渉を終結することのないよう求める」との書簡をフロマン氏に送り、妥協しないよう迫った。輸出を増やしたい農業団体や産業界は「すべての関税撤廃を主張すべきだ」(全米豚肉生産者協会)と圧力をかけている。一方で、与党民主党の支持母体の労働組合は、関税撤廃で日本車などとの競争が激しくなるのを嫌がり、TPP慎重論も広がりを見せている。

 このため、通商交渉の権限を大統領に一任するための貿易促進権限(TPA)の審議が進まず、民主党首脳部から反対意見が出る始末だ。TPAを取得できないと、TPP交渉が妥結しても、米議会が内容の修正を求める恐れがあり、他国の疑心暗鬼を招いている。

 次の節目は、4月の日米首脳会談だ。フロマン氏は「TPPは重要議題の一つ」と述べ、首脳が強い意思を示せば、夏までの妥結に弾みが付く可能性もある。しかし、閣僚会合で難航したテーマを、今後の事務折衝で打開に導く保証はない。米国は11月の中間選挙が近づくにつれ、調整がより難しくなる。関係閣僚が集まる5月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)貿易相会合までに進展がなければ、TPP交渉は空中分解の瀬戸際に追い込まれる。
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アマゾンベストセラー、明治維新、 2014年2月26日
32.会津藩 斗南へ―誇り高き魂の軌跡  星 亮一
33.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
35.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一

☆アマゾンベストセラー、東北地方、 2014年2月26日
12.白虎隊と会津武士道 (平凡社新書)星 亮一
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「偽りの幕末動乱」 (だいわ文庫)

23 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 幕末動乱の流れがよく分かる、お薦めの一冊!, 2009/6/5 By やちよ -
明治維新は、薩長の歴史である。そのことを思い知らされた一冊である。

私は、安政の大獄を断行した井伊直弼を評価していなかった。
しかし、この考えがくつがえることになる。
『直弼を弁護したのは、海舟である。「あの男は立派だったよ」』
という意外な一行がでてくる。これは、深く私の心に響いた。
「安政の大獄は過酷な面もあったが、これを断行して開国を進めた
直弼は卓越した行動力の政治家だった」ということが理解できた。
物事を正確に判断するということに導いてくれた本書は、私には
記念に残る一冊になったように思う。

「当時の日本人は、この暴挙に拍手喝采を送った。痛快であれば
それでよしという風潮だった。勤皇・勤皇と人々は酔いしれた」とある。
当時の国民意識が、この一行でよく分かる。
このような事実を見事に表白した文章の切れが随所に出てくる。
「松平慶永、この人はいつでも第三者だった。肝心なときに姿を消していた。
そういう人が生き残るのが世の常というのは寂しい話である」というスパイスの
きいた人生訓、そして、引用文が的確に引用されている。

特に熱の入った、後半の盛り上がりがよい。
「会津藩は江戸に一大勢力を持っており、、、これだけの処遇を受けている
以上、京都守護職に選ばれるのもやむを得ぬことだった」とある。
会津藩が京都守護職に選ばれた経緯がよくわかった。

「薩長はイギリスに支援をあおぎ、幕府はフランスの支援を受けていた。
尊皇攘夷どころではない。日本はフランスとイギリスが入り乱れてどちらが
勝つかの、いわば代理戦争になっていたのである」...正に、本の題名の
「偽り」の真意がここにある。

幕末動乱の流れがよく分かった。歴史の醍醐味を感じ取る上で格好の書籍である。
幕末の歴史の奥深さを教えてくれた本書に深く感謝したい。

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福島のため池に高濃度汚染土 10万ベクレル超14カ所

37万ベクレルの放射性セシウムが検出された明戸石池。近くに住宅や集会所が並ぶ=福島県本宮市高木

 福島県内の農業用ため池576カ所の底の土から、1キロあたり8千ベクレルを超える高濃度の放射性セシウムが検出されていたことが県などの調査でわかった。うち14カ所は10万ベクレルを超えていた。国はため池を除染対象外としているが、農業用水を供給している池や住宅街にある池も多い。汚染土の農地流出や住民の健康被害を不安視する県は、国に汚染土の処理を求めている。

【写真】37万ベクレルの放射性セシウムが検出された明戸石池。そばに住宅や集会所が並ぶ=福島県本宮市高木

 8千ベクレルを超える汚染土などは、国の責任で処分する指定廃棄物に相当する。また、環境省は県内で発生する除染廃棄物のうち10万ベクレルを超えるのは2千分の1以下と推定している。

 県によると、県内の農業用のため池は3730カ所。県と農林水産省東北農政局は2012年2月〜昨年12月、地域のバランスを考えて選んだ計1939カ所の底にある土壌を初めて調べた。

 その結果、東京電力福島第一原発事故で住民が避難した国の避難指示区域内では108カ所(調査対象の41・2%)、事故後も水田や畑にため池の水を供給している同区域外では福島市や伊達市などの中通り地方を中心に468カ所(同27・9%)から土1キロあたり8千ベクレル超のセシウムが検出された。10万ベクレルに達した池は区域内で9カ所、区域外で5カ所あり、最高は区域内にある双葉町の大南?(おおみなみさく)ため池(39万ベクレル)だった。

朝日新聞  2月25日
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原発「再稼働を進める」と明記 エネルギー計画政府案が判明

 新たなエネルギー基本計画の政府案が24日、明らかになった。原発を「重要なベースロード電源」と位置づけ、安全性が確認された原発は「再稼働を進める」と明記した。再生可能エネルギーへの取り組みを強化する姿勢を強調し、福島を再生エネルギーの産業拠点にする計画を盛り込んだ。
 25日に関係閣僚会議を開き、決定する。与党との協議を経て3月中の閣議決定を目指す。
 東京都知事選で原発政策が争点化し、昨年末にまとまった当初案に対して原発推進のトーンが強すぎると与党内で批判が噴出、修正に追い込まれる異例の事態となった。

共同通信  2月25日
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小さな軍でアジアに対応 米、国防予算方針

 24日、米国防総省で記者会見するヘーゲル国防長官(AP=共同)
 【ワシントン共同】ヘーゲル米国防長官は24日、2015会計年度の国防予算方針を発表し、アジア太平洋重視の政策を継続すると表明した。さらにイラクとアフガニスタンの「二つの戦争」からの決別と厳しい財政事情を背景に、米陸軍兵力を戦後最少規模に縮小する方針を示した。
 ヘーゲル氏は「より小規模で能力の高い軍」を目指し、機動力を重視する考えを強調した。陸軍は現在の約52万人から44万〜45万人規模に削減する方向だ。
 一方でヘーゲル氏は「継続的な国防費削減は短期、長期的に米国の安全保障を危険にさらすだろう」とも述べ、議会による国防費抑制の動きをけん制した。

共同通信  2月25日
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江川家資料保存へ 収蔵館構想

重文指定を受けるなどした江川家に伝わる貴重な資料の数々(昨年2月、江川邸で)

 伊豆の国市にある世界文化遺産候補「韮山反射炉」を始め、江戸時代に多くの業績を残した韮山代官の江川家。同市にある旧代官屋敷「江川邸」内には、反射炉関連を始め国の重要文化財を含む膨大な資料が保管、展示されているが、未来への確実な継承などを目指し、管理する公益財団法人「江川文庫」が、収蔵館の建設構想に取り組み始めた。早ければ2015年度中の完成を見込むが、約3億円にも及ぶ建設費の一助にするため、寄付金集めなどに協力する「江川文庫友の会」を3月にも発足させる予定だ。
 江川家は鎌倉〜室町時代、伊豆の豪族として地盤を築き、江戸時代も、珍しく転勤のない世襲の代官として地域を治め続けた。
 そのため、古文書や書画、武器、調度類など約7万点にも及ぶ資料が蓄積。このうち、幕末の書籍、図面、銃砲・台場の模型、測量器具など「特に重要」とされる約4万点は昨年6月、国の重要文化財に指定された。
 指定をきっかけに、改めて課題として浮上しているのが、資料の保存環境。現在は、「江川邸」内で保管、公開しているが、屋敷も国の重文指定で空調設備を加えるなど改修は難しく、温度、湿度の管理、防虫対策などが十分に行えない状態。そこで、「江川文庫」は、隣接地に、平屋建てで面積200平方メートル前後の収蔵館の建設を検討し始めた。
 一方、3月にも発足する「江川文庫友の会」は、建設に向けた寄付金集めのほか、「江川文庫」のファンとして、貴重な資料のPR役などを担うことが期待されている。
 準備に向けて、構想が一般に明らかにされたのは、昨年11月中旬。市内で開かれた「江川文庫のつどい」の場で、参加した市民らに、「江川文庫」代表理事で江川家42代当主、江川洋さんは「保存環境を整え、多くの方に活用していただくため、ぜひ力をお借りできれば」と訴えた。
 建設へ、実務を担う「江川文庫」の資料担当職員、橋本敬之さん(61)も「江川家の資料は、国民共有の財産。将来にわたって長く残していくため、ぜひご協力を」と呼びかけている。
 収蔵館の建設や「友の会」について、詳しくは「江川文庫」(055・949・1002)へ。

読売新聞  2月24日
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五稜郭、築造150年イベント展開へ

 函館市にある国の特別史跡の五稜郭が、築造されてから6月15日で150年を迎える。北海道新幹線の開業も見据えて観光客を呼び込もうと、地元の経済団体などが4月から来年2月まで様々なイベントを展開する。箱館戦争で五稜郭にこもった旧幕府軍と、新政府軍との戦闘シーンを、住民有志で再現する企画もある。

 五稜郭地区の経済団体などは昨年11月、築造150年祭実行委員会(小笠原勇人会長)を設立し、準備を進めてきた。

 目玉のイベントは、五稜郭公園で再現する旧幕府軍と新政府軍との戦闘シーン。住民約20人にボランティアで参加してもらう。4〜10月の土、日曜日と祝日を中心に計18日間行う予定。また、住民有志らが幕末の志士にふんした「幕末見廻(みまわり)隊」を作り、市内の観光案内をしたり、記念撮影に応じたりして観光客をもてなす。

 市内各所には、幕末から明治にかけて函館で活躍した土方歳三や榎本武揚といった人物を紹介する看板を設置する。メーンの記念行事は6月15日に予定している。

 実行委は、小さな五稜郭の図柄を150個並べたシンボルマークと、五稜郭をモチーフに少女をイメージしたキャラクター「かく・ルン」を公募で作り、こうしたイベントに活用していく。

読売新聞  2月24日
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人生を幸せにするのは笑顔、
これが大法則です。

偏差値より笑顔の力が、
人生を幸せにしてくれます。

笑顔こそ
人間関係の潤滑油です。

笑顔は伝染し、
自分も周りの人も元気にします。
( 門川義彦  笑顔アメニティ研究所の創業者、経営コンサルタント )


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2014年2月25日(火) 歴史、政治、社会
☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2014年2月25日
33.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
51.戊辰戦争 裏切りの明治維新 (静山社文庫)星 亮一
97.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一

☆アマゾンベストセラー、東北地方、 2014年2月25日
118.白虎隊―物語と史蹟をたずねて
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レビュー対象商品: 「謀略の幕末史 幕府崩壊の真犯人」 (講談社プラスアルファ
新書) (新書)
会津藩を朝敵にした犯人は,
By 飯野正夫 - Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
長州藩出身者の汚いやり方に憤慨します。 第二次世界大戦のレールとなった統帥権も長州出身者の独善です。

By norie3 -
明治維新を取り上げた小説は数多くある。
その多くは、立志伝的な、一人の人物を中心に描かれたものが多かった。
それに比べて本書は、特定の人物に拘泥することなく
広い視点で描かれているのが特徴だ。
かといって、単なる歴史解説の無味乾燥な記述ではなく
ある種の小説として、十分読ませてくれる。

会津史研究家としての側面を持つ著者は、
”幕末を謀略と位置づけ、その真犯人は・・・。”
との視点で明治維新をとらえている。
その答えを見つけるのは、これから読む人に任せるとして、

”歴史は勝者の視点から語られる”のが常であるが、
逆の立場から読み解く面白さがある。
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都路地区の避難指示4月1日解除 福島・田村、旧警戒区域で初

 住民との協議であいさつする赤羽一嘉経産副大臣。左は冨塚・田村市長=23日午後、福島県田村市
 東京電力福島第1原発事故による旧警戒区域で、現在は避難指示解除準備区域となっている福島県田村市都路地区の避難指示が、4月1日に解除されることが23日、決まった。原発から20キロ圏の旧警戒区域で初の避難指示解除となる。
 国と市、住民が23日、田村市内で協議し、経済産業省の赤羽一嘉副大臣が「4月1日解除」を表明し、住民との協議は終了した。
 旧警戒区域では国が除染を行うことになっており、都路地区では昨年6月、国が決めた範囲の除染は終了している。

共同通信  2月24日
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熱点話題:中国のがん統計

 香港英字紙「サウスチャイナ・モーニングポスト」は7日、2012年に全世界で1400万のがんの症状が見つかり、そのうち21・8%の307万件が中国で診断されたものだったとする世界保健機関(WHO)の統計を伝えた。全世界で最も多く発病している肺がん患者のうちの3分の1以上が中国で確認され、長期の大気汚染や喫煙の習慣が背景にあるとの見方もある。
 統計によると、2012年に中国でがんで死亡した人は約220万人に上り、全世界の26・9%に上った。中国では肺がんのほか、食道がんや胃がんが多くを占めるという。 中国で生活していて懸念されるのが、大気汚染による健康被害。確かに、霧の濃い日は異物を吸わされ、胃のあたりが不快になることがあります。中華料理は油も多く、総じて不摂生になりがちで、いかに生活習慣に気を配るかが一層問われます。【工藤哲】

毎日新聞  2月24日
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会津藩士の末裔「東北の元気は福島がつくる」 会津若松市の団体職員・佐藤功武さん(58)

 2週間前に肉離れを起こした左足が途中で言うことをきかなくなり、タイムは自己ベストに遠く及ばない4時間29分35秒。それでも「福島は元気だと伝える役割は果たせたかな」と笑顔は達成感であふれていた。
 会津藩祖、保科正之の家臣を先祖に持ち、数えて14代目。戊辰戦争で最後まで会津を守った新撰組随一の剣士、斎藤一は縁戚に当たり、地元愛は人一倍強い。
 「福島」というだけで、原発から遠く離れた会津若松市も風評被害に苦悩する。市の外郭団体で修学旅行などを誘致しているが、県外から訪れた学校数は震災前後で8分の1以下に。団体のバスであふれていた市内は静まり返った。学校側に安全を証明するデータを示し、粘り強く誘致を続けた。徐々に数字は上向いてきたが、まだ震災前の半分にも達していない。
 6年後の五輪にわく東京を見て、「福島のことを忘れてほしくない」「東北の元気は福島がつくる」との思いで参加した。沿道の人垣からかけ声を受け、「東京の人の応援はすごかった。あれがなかったら走りきれなかった」。感じられた、東京と福島のつながり。「会津新撰組」とプリントされたTシャツをぎゅっと握った。

産経ニュース  2月24日
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人は人の笑顔を見ると、
自然と笑顔がこぼれるものです。

笑顔は人を嫌な気持ちになんてさせません。

大切な誰かが歩き疲れた時、
自分自身がもうダメだって思った時、

側にいてくれる人の何気ない笑顔が、
最高の薬になる。
( 川嶋あい  シンガーソングライター )


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【福島原発事故】
生き抜け 希望の牧場 浪江の被ばく牛 原発事故の証し 2013年6月7日

350頭余りの牛が放牧されている「希望の牧場・ふくしま」=福島県浪江町で


 東京電力福島第一原発二十キロ圏で、被ばくした牛の世話を続けてきた福島県浪江町の「希望の牧場・ふくしま」が、今後どうしていけばいいのかを思いあぐねている。被ばくした牛に、家畜としての価値はない。牛を世話する人間も被ばくする。そこに意味はあるのか。悩みながらも、牛をどう生かすかの模索が続く。 (片山夏子)

 福島第一まで十四キロ。希望の牧場からは、原発の排気筒や作業中のクレーンが見える。事故発生当時、ここにいた吉沢正巳代表(59)は、3号機の水素爆発のごう音を聞いた。自衛隊ヘリによる海水投下も目撃した。

 いまだ牧場の放射線量は毎時三マイクロシーベルト前後ある。仮に二十四時間ずっと外にいれば、一年間で一般の人が許される被ばく線量のおよそ二十六年分を浴びる計算になる。

 現在、牧場の牛は三百五十頭余り。もともといた三百三十頭に加え、交通事故に遭った牛を保護したり、高齢の畜産農家が世話できなくなった牧場の牛を引き受けてきた。三十二ヘクタールあるが、牧場としては過密状態。放牧のため、弱い牛は厳しい冬を越せない。

 原発事故で放射性物質に汚染された牛は、売り物にはならない。牧場に収入はなく、県内外の畜産農家が提供してくれる汚染された干し草や、野菜くずを餌に使い、しのいできた。全国から寄せられる寄付は、エサの配送料にあてている。

 原発二十キロ圏が立ち入り禁止になり、世話をされなくなった数多くの牛が餓死した。政府は農家の同意を得た上で、牛は殺処分する方針を打ち出した。

 そんな中で、吉沢さんは「人が被ばくしながら牛を生かす意味はないかもしれない。でも、牛は見捨てられない」と決意。立ち入り制限をする国や警察とぶつかったり、牛を生かす意味や、どう生かすかを仲間と議論しながら、世話を続けてきた。

 原発事故から二年。事故が風化しつつあるのを感じる。これからも寄付が続くかも不安になる。牛を被ばく調査や研究に役立てる道も探ったが、思うようにいかない。

 少し、光も見えてきた。福島の被ばくした牛や牧場の現状を訴え続けてきたことで、一般の人のほか、除染や動植物の調査研究をしたいと大学関係者らが訪れるようになった。吉沢さんは語る。

 「牛は、原発事故の生きた証し。生かし続け、原発の問題を語り継ぎたい。牧場や町の現状を伝え、原発事故が起きるとどうなるかを訴えていきたい。生き続けてきた牛が、いつか町の再生の希望となってくれれば」

<20キロ圏内の牛> 政府は2011年5月、原発から20キロ圏内の家畜を所有者の同意を得て、殺処分するよう福島県に指示した。農林水産省によると、事故前に20キロ圏内には約3500頭がいた。生き残ったうち、先月初めまでに1570頭が処分された。現在、800頭余りが飼育され、100頭ほどが野生化。処分された牛で、血液から肉の放射性物質の濃度を推測する研究が進むほか、生きた牛の被ばく研究を始める動きも出ている。

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2014年2月24日(月) 歴史、社会、政治
☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2014年2月24日
42.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
52.幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 星 亮一
94.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一

☆アマゾンベストセラー、東北地方、 2014年2月24日
118.白虎隊―物語と史蹟をたずねて
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「会津落城」―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書) カスタマーレビュー
68 人中、56人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
未だに続く会津の悲しみ, 2004/9/10 By perago -

新選組が好きで、そこから幕末の会津に興味を持ちました。
この著書は、鳥羽伏見の戦い以後、会津藩が降伏するまでの期間を取り上げています。
新選組関連の書籍で、今まで何度も鳥羽伏見以後の史実は知っていました。
会津で激戦が繰り広げられ、多くの悲劇にみまわれたことも知っていました。
しかし、「知っていたつもり」だったということが、この本を読んで気が付きました。
当然のことですが、新選組関連の書籍で語られる会津での戦いの視点と、会津武士達をメインに語られる視点では、内容の濃さが違います。
目まぐるしく転落してゆく会津の運命、それに翻弄され続ける人々、
簡潔でわかりやすい文章でありながら、会津の悲劇を生々しく伝えてくれます。
電車内で読んでいて、何度涙が溢れそうになったことか...。
しかも、その悲劇がただ一方的に官軍によって引き起こされたわけではなく、会津の支配階級者たちにも責任があるという事実を知り、さらに胸が締め付けられる思いがしました。
さらに、戊辰戦争から100年以上経た今でも、会津と長州(萩市)の間にはわだかまりが続いており、互いに親交を深めようと努力されていることを知り驚きました。
ほんの些細なことから始まったことが、こんなにも長い間に渡って人々を苦しめ続ける戦争というものについて、改めて考えさせられた1冊でした。


32 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 今も引きずる明治維新の悲劇, 2009/1/29
By  Coffey man -

 高校のとき日本史をまじめに勉強していなかったので、会津の人たちはいまだ
に薩長をよく思っていない、という話を聞くと「いったい何があったんだろう?」と
素朴に疑問に思っていました。明治維新には大変な悲劇があったことがよく分かりました。
江戸が無血開城したことにより薩長軍は振り上げたこぶしをどこかに向けなけれ
ばならず、その対象が会津藩だったのでしょう。その理不尽さは、東北、越後が
反発し、奥羽越連藩同盟の結成されたことに通じているのではないでしょうか。

 しかしながら東日本政権を樹立するには会津藩はあまりにも時代に取り残され
ていました。本書の考察でも、戦局によっては違った展開があったのではとされ
ていましたが、節目節目でことごとく判断を誤り、敗れるべくして敗れたともい
えなくもありません。しかしながら敗戦後の薩長軍の掠奪や婦女への暴行、拉致、
監禁などもひどいもので、会津人の恨みを強くさせているのでしょう。

 会津と薩長でこのような歴史的遺恨があり、いまだにそれを引きずっている事実を
知っていると知らないではお互いへの配慮が大きく違ってくるでしょう。大人の
社会人として知っていなければならない史実であると感じました。
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塩屋埼灯台に観光客=3年ぶり「復興のシンボル」―福島

 東日本大震災で被災した福島県いわき市の塩屋埼灯台で22日、3年ぶりに一般公開が始まった。美空ひばりさんが歌った「みだれ髪」の舞台で、震災前は年10万人が訪れた県内有数の観光地だ。
 地元の介護士佐藤和義さん(35)は家族4人で訪れ、「復興のシンボルがまた一つ増えた。ここで子どもたちの写真を撮り続け、成長の記録にしたい」と笑顔で話した。
 福島海上保安部が開いた記念式典に合わせ、この日は無料で開放された。県内外から家族連れや団体客らが訪れ、灯台の上から海の景色を楽しんでいた。
 灯台は震災でレンズ部分のガラスがすべて割れ、近くの歩道が一部崩落した。約9カ月後には点灯したが、のり面の復旧工事などが続いていた。 

時事通信  2月22日
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ベータ線、最大900ミリシーベルト 汚染水漏れ土壌表面

 東京電力福島第1原発の地上タンクから約100トンの高濃度汚染水が漏れた問題で、東電は22日、汚染水が染み込んだ土壌表面の放射線量を測定した結果、透過力の比較的弱いベータ線は地表面から3センチの高さで最大毎時約900ミリシーベルト(90万マイクロシーベルト)、透過力の強いガンマ線は地表1センチの高さで毎時0.1ミリシーベルト(100マイクロシーベルト)だったと発表した。
 東電は現場を区域分けし立ち入らないよう措置を取った。東電は「適切な対策を取ればベータ線は遮蔽(しゃへい)できるので作業員の被ばく線量は抑えられ、作業にも支障は出ない」と説明している。今後、土壌を取り除く計画。漏れ出た汚染水約100トンのうち、同日までに約36トンを回収した。

福島民友  2月23日
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竹島の日 内外に訴えよ韓国の不法占拠(2月23日付・読売社説)

 竹島は日本固有の領土であるのに、現在は、韓国が不法占拠している。この認識を、より多くの国民が共有することが肝要である。
 島根県が第9回「竹島の日」記念式典を開催した。政府代表の亀岡偉民内閣府政務官は、「竹島問題の冷静かつ平和的な解決に全力で取り組む」とあいさつした。
 2月22日は、1905年に竹島が島根県に編入された日だ。島根県は「竹島の日」条例を制定し、2006年以降、毎年、この日に式典を開いている。竹島に関する啓発活動を地道に実施してきたことを高く評価したい。
 昨年、安倍政権が初めて内閣府政務官を派遣した。無論、領土問題の解決は簡単でなく、時間を要するだろうが、こうした活動を着実に継続することが大切だ。
 日本は、竹島を海上交通の中継地や漁業に利用し、17世紀半ばには領有権を確立した。韓国は第2次大戦後、日本が放棄すべき領土に竹島を含めるよう米国に要請したが、拒否された。
 ところが、韓国は52年に一方的に李承晩ラインを設定し、その内側の竹島の不法占拠を始めた。国際司法裁判所に付託するという日本の提案も拒否している。
 昨年8月発表の内閣府世論調査で、韓国の不法占拠を知っている人は63%、竹島を我が国固有の領土と認識している人は61%だった。残念ながら高い数字ではない。政府は、竹島に関する正しい理解を広げる努力が求められる。
 文部科学省は今年1月、中学と高校の学習指導要領の解説書に竹島や尖閣諸島を日本の領土と初めて明記する改定を行った。こうした領土教育は、政府見解の認知度を高める効果を持とう。
 世界への情報発信も重要だ。外務省が昨年10月、12か国語で政府見解を説明する動画をホームページに掲載したところ、計100万件超の視聴があったという。
 韓国は「竹島の日」に反発し、政務官派遣の中止を求めている。だが、その主張に正当性はなく、内政干渉にほかならない。
 政府は、自民党が衆院選政策集に掲げた政府式典の開催や、島根県の求める首相や閣僚の式典出席を見送っている。韓国に対する十分な外交上の配慮と言える。
 一方で、北朝鮮の核問題や環太平洋経済連携協定(TPP)など、日韓が協力して対処すべき課題は多い。竹島をめぐる日韓対立が、両国関係改善の決定的な障害とならないよう、双方の外交当局は慎重に対応すべきだ。

読売新聞  2月23日
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どんな時も笑っていなさい。
笑っていれば、
いいことがくるのよ。
「母に言われた言葉」

( 木の実ナナ  女優)


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  戊辰戦争研究会!
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<宮城・大川小>遺族が石巻市提訴へ 検証委報告を受け

毎日新聞 2月24日(月)7時15分配信





<宮城・大川小>遺族が石巻市提訴へ 検証委報告を受け

大川小第三者検証委員会の会見に耳を傾ける遺族の今野浩行さん(左)とひとみさん=宮城県石巻市で2014年2月23日午後6時35分、小川昌宏撮影

 東日本大震災の津波で、宮城県石巻市立大川小学校の児童・教職員84人が死亡・行方不明となった事故で、一部の児童遺族が23日、「学校が適切な避難をさせなかったため児童が死亡した」として、同市などに対し、損害賠償を求めて仙台地裁に提訴する意向を明らかにした。同日公表された第三者機関「大川小事故検証委」の最終報告書で十分な事実解明が得られなかったとし、裁判で明らかにする道を選んだ。

【事故報告書は】大川小の事故報告最終案 避難決定遅れ指摘

 遺族によると、同小は地震発生後、市の防災無線や広報車により避難指示を認識できたのに、津波襲来まで約50分間、児童らを校庭に待機させ、安全に避難させる義務を怠った、と主張する方針。3月5〜7日にも提訴する。請求額は未定。

 検証委が示した最終報告書は、遺族説明会での市教委や市長の対応、心のケアの支援など、震災後の行政対応の不備を加筆し指摘した。しかし、遺族が解明を求めた事故当日の学校の状況は1月に示した報告書案とほぼ同じで詳細に踏み込まず、事故の直接的原因を「避難開始の意思決定が遅く、避難先を河川堤防付近としたこと」とするにとどまった。【近藤綾加、金森崇之】

 ◇我が子の最期、消えぬ「なぜ」

 「本当は裁判などしたくない。でも『校庭で何があったのか、何が判断ミスにつながったのか』を知るには、もう裁判しかない」

 大川小6年だった長男大輔君(当時12歳)を津波で亡くした今野浩行さん(52)、ひとみさん(43)夫妻は提訴に参加する。「なぜ助けられなかったのか」と自問自答を繰り返し、市教委や検証委にも問い続けた3年間。納得できる答えを、司法に求める決意だ。

 疑問の発端は、震災約2カ月後、他の保護者から聞いた生存児童の証言だった。大輔君が校庭で、同級生と一緒に「ここさ居たら死ぬべ」「山さ逃げよう」と先生に訴えていた−−。ひとみさんは疑問がわいた。恐怖を感じる状況だったのに「なぜ逃げなかったのか」。

 毎回5〜6時間を超す市教委の説明会でも疑問は解けない。市は2013年2月、第三者機関の検証委を発足させた。「公正中立な専門家」の検証に「少しは期待した」と浩行さん。だが、23日の最終報告書でも、子どもたちの最期の真実は明らかにされなかった。

 昨年7月の中間報告に失望し提訴を決意した浩行さんは、勤務先に辞表を書いた。社長に受け取ってもらえなかったが、今も持ち歩く。「裁判になればインターネットなどに『金目当て』と書かれる。でも、どれだけ大輔がおっかなかったかを考えると、裁判で向き合うしかない」【近藤綾加】
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2014年2月23日(日) 歴史、社会、政治
中国専門家「尖閣侵攻で強さ見せつける」 “戦争”発言に凍りついた瞬間
産経新聞 2月23日(日)9時1分配信
 スイスで1月に開かれた「世界経済フォーラム年次総会」(ダボス会議)で、取材にあたった米メディア幹部がぞっとする「影響力を持つ中国人の専門家」の談話を伝えた。この専門家は「多くの中国人は尖閣諸島への侵攻で軍事的な優位を地域に見せつけ、シンボル的な島を確保することができると信じている」と語った。世界大戦の引き金になりかねない話の行方に、周辺は凍り付いたという。

 米ウェブニュース「ビジネスインサイダー」の共同代表、ヘンリー・ブロジェット氏が1月22日付で掲載した。舞台は非公開で開かれたディナー会合。各テーブルでマイクを回し、出席者は関心事について簡潔な質疑ができたという。

 記事によると、この専門家は日中間の対立の背景を安倍晋三首相の靖国神社参拝に結びつけ、「戦争犯罪者を崇拝する行為で、クレイジーだ」と非難。一方、中国が日本を攻撃することで米国と事を構える事態は好ましくないとも述べた。

 ところが驚くべきことに、「多くの中国人は、尖閣諸島への侵攻で軍事的な優位を見せつけ、このシンボル的な島を完全に支配できると信じている」と発言。尖閣諸島は限定的な侵攻で、国境紛争を引き起こすことなく支配が可能との考えを示唆したという。

 さらに、尖閣侵攻は日本、中国ほか他の国々に対し、誰が強者なのかを示すシンボリックな価値があるとし、「日米の軍事的な対処で事態が大きな戦争につながっても、さほどひどいこととは思わない」という旨を述べたという。

 テーブルの出席者は静まりかえり、マイクを握った参加者の1人が「岩だけで価値を持たない島のために世界戦争を起こす可能性を認識しているのか」と質問したところ、この専門家は「理解している」と回答。尖閣諸島はシンボル的な価値があると繰り返した。

 この会合は発言者を特定させてはならない英語圏の「チャタムハウス・ルール」が適用され、発言者は「影響力を持つ中国人の専門家(プロフェッショナル)」としか記されていない。政府筋か、学識者か、あるいは経済人かなどは不明だが、こうしたディナーに招かれる以上、それなりに発言が重視される立場にある人物のようだ。ブロジェット氏は「誰が述べたかを伝えることはできないが、何を言われたのかは掲載してもかまわない」と記している。

 ただ、尖閣諸島を巡る長年の中国の態度は、この専門家の発言が見事に説明している。なぜなら、小さな島に押し寄せ、暴力的に占拠することで領有権を奪取しようという中国の意図は、そのまま「シンボル的な価値」が反映しているからだ。際、尖閣を巡る日中の対立は、南シナ海での岩礁などの権益を巡る中国対フィリピン、中国対ベトナムなどの構図に極めてよく似ている。

 南シナ海のスプラトリー諸島では、ベトナムが実効支配している島の周辺で中国海軍の艦船がブイを投下するなど示威行動を行っている。また、フィリピンは南シナ海の岩礁(スカボロー礁)の領有権をめぐり中国と激しく対立し、中国が建造物の建築で一方的に占拠した。

 中国にとって尖閣諸島とは、南シナ海同様の暴挙を、東シナ海で行うための“標的”なのだろう。中国の暴力への対抗策はあるのか。フィリピンは政治的ジェスチャーで、ひとつの解答を出している。2013年1月、国連海洋法条約に基づき仲裁裁判所に提訴。結論までには数年を要するかもしれないが、国際社会に対するアピールを徐々に実現している。

 米ニューヨーク・タイムズは2月4日付で、フィリピンのアキノ大統領とのインタビューを掲載。アキノ大統領は中国を第二次世界大戦前にチェコスロバキアを侵攻したナチスになぞらえて批判し、「世界はそろそろ中国に対し、『もうたくさんだ』と言うべき時が来たと思う」と国際世論の協力を求めた。東シナ海は明日の南シナ海になるかもしれない。政府の断固たる対応は当然なのだが、今や東南アジア全体で中国に対抗するべき時を迎えたのではないか。(平岡康彦)、明治維新、 2014年2月23日
62.会津藩はなぜ「朝敵」か (ワニ文庫)星 亮一
91.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一

☆アマゾンベストセラー、東北地方、 2014年2月23日
120.白虎隊―物語と史蹟をたずねて
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17 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 140年前日本人同士が戦っていた, 2010/2/28 By 富士の鷹 (東京都) -
レビュー対象商品: 奥羽越列藩同盟 (中公新書) (新書)

鳥羽伏見から敗走した会津藩支援のため成立した奥羽越列藩同盟は、会津討伐を進める薩長新政府軍と対決を深めていかざるを得なくなる。同盟側に日和見、裏切りなど足並みが乱れたこともあり、戊辰戦争は奥羽越を舞台に婦女子、農民までも巻き込んだ悲惨な展開となる。結果は、まさに「勝てば官軍、負ければ賊軍」で、わずか140年前の「輝かしい」明治維新は、同盟勢力の徹底的な粛清でスタートしたとも言えるのではないか。著者は、結びで次のように総括する。「日本の戦後処理のまずさは第二次世界大戦でも指摘されているが、戊辰戦争でもまったく同じで、賊軍の名で奥羽越を一方的に片付け、日本の近代史にとって、戊辰戦争とは一体なんだったのか十分に討議、検証することなく、歴史の闇に葬ってしまった。これは日本人の恥ずべき歴史感覚であることを指摘し、この本を奥羽越列藩同盟の参謀と、山野に朽ちた兵士や農民、婦女子たちの霊に捧げたいと思う。」強く共感するところである。

24 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 皆が知らない歴史の中に埋もれた真実 2009/11/19 By YUHKI

星さんの作品は何冊か拝見していますが、なかなか興味深い内容で面白い。
私も幕末関連の話には大変興味があり、色々な書物を拝見しているが、いつも感じるのは、明治新政府は欺瞞に満ちているということ。確かに時代の流れはいつかは変わるしかなかったのだろう。しかし、薩長が採った方法は余りにも暴力的だったのではないか?殊に会津などに対する憎しみは最早私怨としか感じられない。現代の感覚で当時を量ることは、或意味難しいのだろう。時代により、各々がよって立つところが異なるのだから。しかし、薩長のあれほどの幕府及び会津に対する憎しみがなければ、明治維新はあれほどの犠牲を出さなくて済んだのではないか?幕府は既に色々な意味に於いて弱体化してしまっていた。徳川慶喜は多分平時に於いては利口な将軍になったかも知れない。しかし、あの激動の時代では殊更優柔不断にしか感じられない。この慶喜が将軍であったことは、それぞれに於いて不幸であった気がする。それに明治天皇が余りにも幼すぎた。薩長や一部の公卿たちに利用されたとしか思えない。そして、権謀術数の巧みな薩長や岩倉具視などに対して、列藩同盟は余りにも純朴であった。そういう面と近代兵器の差で敗北したのだと思う。また、最初かku槫m∪擇蠅瞭睚颪・△辰討呂海譴亙・・垢襪靴・覆・辰拭8朕邑朕佑郎庸修・△辰討癲⊇螳皀繊璽爛廛譟爾・陲錣覆ぁD垢ぢ拱燭寮い蓮・躓^媼韻鯒・譴気擦討靴泙辰拭・・垢聾紊寮・椶砲箸辰討里△燭藾農欧蕕靴た雄爐鯡軌任忙兇蕕靴討靴泙辰拭2馗堵佑燭舛楼唇嫐4茲覆世辰燭・眞里譴覆ぁ・靴・掘∋篌・箸聾∨貼竸瑤僕イ譴紳減澆茲蠅癲・茲覆泙任飽貪咾能稻僂任△辰寝餬・韻覆匹僚・佑鵬晋里・廚て・譴靴討靴泙Δ里澄・・w)LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLw)弁は開いていた可能性 汚染水漏れ、東電が修正

 東京電力福島第1原発の地上タンクから約100トンの高濃度汚染水が漏れた問題で、東電は21日、タンクにつながる配管の弁について水漏れ発覚当時は閉まっていたと説明していたが、実際は最大9時間は開いていたとみられることを明らかにした。弁の操作を誤った可能性があり、さらに、現場でミスを隠そうとした可能性も出てきた。
 発覚後の20日未明の現場確認では問題の弁は閉まっていたが、前日の19日午前11時ごろの写真では弁が開いた状態で、通常は外しておく開閉操作用レバーが取り付けられていた。東電は作業員から聞き取りしているが、発覚前後に問題の弁などを写した写真が複数あったことが21日判明、これらと照らして状況に不自然な点が多いとしている。
 タンクにつながる配管には三つの弁があり、全てを開くことで汚染水がタンクに流れ込む。東電は20日、一つが閉まっていたため弁の故障でタンクに水が流れたと説明していた。

福島民友  2月22日
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原発安全審査 独善的な先送りは許されない(2月22日付・読売社説)

 原子力発電所の再稼働に向けた安全審査を速やかに進める。原子力規制委員会は、自らの使命を忘れてはならない。
 規制委が、原発の安全審査の最終段階で意見公募(パブリックコメント)と公聴会を実施することを決めた。技術的判断に対する意見を求めるという。
 田中俊一規制委員長が提案したものだが、あまりに唐突だ。再考を求めたい。
 意見公募や公聴会の実施は、法律に定めがない。過去に規制当局が公開ヒアリングの形で実施した例はあるものの、主に原発新設の際だ。規制委が現在、審査しているのは既設の10原発である。
 意見公募は、新規制基準の策定時に、既に実施している。
 田中委員長は「社会的説明」が目的だと言うが、独善的ではないか。まずは規制委が専門的知見に基づき判断し、その理由を国民に丁寧に説明するのが筋だろう。
 規制委は審査に着手した昨年7月、「半年程度で結論が出るだろう」との見通しを示していた。
 無論、安全性の徹底確認は重要だが、審査は、今でも大幅に遅れている。不合理な手続きを取り入れることで、結論がさらに先送りになりかねない。
 意見公募を行えば、寄せられた意見への対応に人員を割かねばならない。公聴会は、自治体からの要望で開催するというが、規制委の原子力災害対策指針が対象とする原発周辺30キロ圏内の市町村だけで、100以上にのぼる。
 この時期に意見公募や公聴会を持ち出すのは、「後出しジャンケン」と言われても仕方がない。
 原発の長期停止は、日本経済と国民生活に、悪影響を及ぼしている。安全審査に終わりが見えないことから、料金の再値上げを検討する電力会社もある。
 規制委は今週、新たな審査方針も決めた。審査中の10原発から課題の少ない1、2か所の原発を来月にも選び、審査官を重点配置して優先審査する。その後の審査のモデルにするという。
 有用な手法だが、意見公募などが足かせになれば、審査のスピードアップにはつながるまい。
 審査に当たっては、規制委が電力会社と真摯しんしに向かい合う姿勢も求められよう。
 審査会合では、電力会社が用意してきた資料に規制委が「内容が不十分」と指摘するケースが目立つ。規制委の具体的な考え方が事前に示されていないため、電力会社が戸惑うのも無理はない。
 対話重視の審査が大切だ。

読売新聞  2月22日
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會津新選組同好会局長が東京マラソンに

會津新選組同好会局長の佐藤功武さん
 「まことのサムライ魂を見せる」。会津若松市の會津新選組同好会局長の佐藤功武さんが23日に開催される東京マラソンに出場することになった。
 これまで地元の鶴ケ城ハーフマラソンなど各種大会に出場。初のフルマラソンには新選組や会津藩のシンボルである「誠」「會」の印を入れたシャツと鉢金姿で臨む。
 道半ばの震災・原発事故からの復興支援を訴えるとともに、会津や福島の元気を発信する。幕末を駆け抜けた隊士にならい、熱走への決意を固めている。

福島民友  2月22日
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神さまに質問されるんですよ。
おまえさん、
何のために生きているのかって。
何か答えたいんだなあ。
( 佐々木 剛  仮面ライダー2号役を演じたことで知られる俳優)


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  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
***************** **「命守る」寄付金頼み 希望の牧場・ふくしま
2013.11.10 13:33

震災後に生まれた子牛と寄り添う母牛=福島県浪江町

 東京電力福島第1原発事故で被曝(ひばく)した牛約350頭が、原発から14キロの居住制限区域、福島県浪江町にある牧場で暮らしている。平成23年5月に国が打ち出した殺処分方針に同意しなかった畜産農家らが「寿命を全うさせたい」と始めた。体内に取り込まれた放射性物質の推移などを探る研究対象にもなっている。

 「希望の牧場・ふくしま」と名付けられた牧場の持ち主は吉沢正巳さん(59)。自身が飼っていた牛だけでなく、近隣農家の牛も引き取り、ボランティアらとともに世話を続けている。業務のために居住制限区域に入る許可証は交付されているという。

 牛の命を守るために懸命に飼育を続けているが、経済的には厳しい。寄付金で経費をなんとかやり繰りし、放射性物質に汚染された牧草やスーパーの売れ残りの野菜などを牛たちに与えている。

 研究対象として注目しているのは、東北大学加齢医学研究所の福本学教授(62)。「牛たちは科学的な根拠を得るための貴重な存在」と話す。牧場を訪れ、詳しい調査を進めている。(写真報道局 鴨川一也)

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2014年2月22日(土) 歴史、政治、社会
☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2014年2月22日
28.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
29.会津藩はなぜ「朝敵」か (ワニ文庫)星 亮一
47.幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 星 亮一

☆アマゾンベストセラー、東北地方、 2014年2月22日
112.白虎隊―物語と史蹟をたずねて
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「偽りの明治維新」―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫) 星 亮一著
92 人中、67人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 歴史の裏を知る面白さ!, 2010/1/2
レビュー対象商品: 偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫) (文庫)

戦勝者に人はなびきます。そうした人達は敗戦者の会津を見放しました。
しかし、会津はみずからの正義を訴えるために死をかけて戦いに臨んだのです。
なぜに私達が朝敵なのですか。いまは見捨てられても、必ずや歴史が証明してく
れる。「そういう思いで、会津藩兵は戦場に向かい、白虎隊の少年達も自刃しま
した」。

御所に向かって発砲した長州が許され、どうして天皇擁護の会津が朝敵とされた
のでしょう。京都守護職の松平容保は、天皇から絶大な信頼を受けていたではありませんか。
以前から私が知りたいことでした。
本書は、そうした疑問に懇切丁寧に解説してくれています。

薩摩や長州といった幕末史の主な人物の紹介が的確にされ、分かり易く整理して
あります。当時の世相をよく理解でき、難なく読み進められました。 

容保は岩倉具視のような政略に富んだ政治家ではありません。
会津は最後まで一丸となって闘いました。
会津士族は命を懸けて君主に尽くしました。
会津女性の強さに驚嘆します。
「会津ならではの倫理、道徳、美学があった」
畳み掛ける文章が胸に迫ります。

坂本龍馬に重要な役回りのあったこと、そして薩摩土佐盟約の存在を
本書で初めて知りました。
悲惨極まりない会津処分は小心な木戸孝充によるものだったのですね。

本書には薩長が知られたくない多くの「真実」が書かれています。
歴史はその裏を知ってこそ面白いですね。
とても読み応えのある一冊でした。
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雨水対策裏目…高濃度汚染水が雨どい通り外へ

 東京電力福島第一原子力発電所で高濃度汚染水110トンが貯蔵タンクから漏れた問題で、雨水対策としてタンクに設置した雨どいが、コンクリートのせきの外に汚染水を流す役目を果たしていたことが20日、わかった。

 東電は昨年11月、大量の雨水がせき内にたまるのを防ぐため雨どいを新設したが、対策が裏目に出た形だ。

 今回の漏水では、ほぼ満水だったタンクに注水が行われた結果、タンクのふたと側面の継ぎ目付近から汚染水があふれた。汚染水の一部はせき内に落ちたが、大半は雨どいを通ってせきの外に流れた。

 一昨年春にタンクが設置された当初は、雨どいはなかった。ところが、昨年10月に同原発を襲った大雨で大量の雨水がせき内にたまり、周囲に残っていた放射性物質で汚染されたうえ、せき外に漏れ出す問題が発生。東電は昨年11月から、タンクの屋根に降った雨は、雨どいで集めてせきの外側に排出することにした。

読売新聞  2月21日
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福島7町村人口ゼロに 来年の国勢調査

 来年10月の国勢調査で、福島第1原発事故で全住民が避難している福島県浪江、双葉、大熊、富岡、楢葉の5町と飯舘、葛尾の2村の人口が統計上ゼロになる可能性が高いことが分かった。各町村は「人口ゼロ」に伴って地方交付税の配分が減らないよう国に求めている。
 国勢調査は5年おきにあり、前回2010年の7町村の人口は計7万793だった。7町村は11年の原発事故で全域避難区域に指定され、全住民が町外、村外に避難した。国勢調査は住民の現住所を基に集計され、避難がこのまま続けば人口ゼロと算定される。
 国勢調査の人口は住民基本台帳の登録人口と別で、国の交付税算定の基礎資料になる。
 役場をいわき市に移転した双葉町は「国勢調査は町運営の基礎となる重要な資料だ。人口がゼロになるとしても、国は前回の人口の推計値を準用し、交付税の交付で不利益を受けない措置を取ってほしい」と要望する。
 総務省交付税課は「具体的には未定だが、財政運営に支障が生じないよう状況や見通しを踏まえて対応したい」と話す。
 人口ゼロは2000年、三宅島の噴火で全島避難した東京都三宅村の例があり、交付税の配分を減額しない措置が取られた。

河北新報  2月21日
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路肩や歩道に“雪の塊” 除雪に伴い山積み「早く搬出を」

除雪され、路肩に積み重ねられた雪の山。高さが2メートルを超える所もある=19日午後3時ごろ、白河市

 県内を襲った記録的な大雪は19日、積雪の多かった中通りで道路の除雪が進んだが、道路脇の路肩や歩道には除雪に伴って雪の塊が高く積まれ、歩行者や車両の通行に支障をきたしている。行政は対応を急いでいるが、水分を含んで硬くなった雪の搬出作業まで手が回らなかったり、雪が多くて雪捨て場が確保できない自治体もあり、住民からは「危険なので早く搬出してほしい」との声が上がっている。
 観測史上最多の76センチの積雪を記録した白河市では、市が除雪した雪の保管場所として3カ所を開放しており、一般の受け入れも行っている。市によると、除雪は幹線道路や孤立している個人宅などを優先的に実施。幹線道路では舗装が見えるまで、歩道などは通行に支障が出ない程度まで除雪し、保管場所まで搬出するというが、担当者は「歩道の雪を搬出するにはあまりにも多く、対応が決まっていない」と頭を抱える。
 同市の主婦(57)は「除雪してくれることはありがたいが、雪が道ばたに寄せられて道が狭くなり、車とすれ違う際に恐怖を感じる」と話す。小学校近くに住む主婦(70)は「子どもが下校中に雪の山に登って遊んでおり危険。埋まったり転んだりしてけがをする可能性もある」と指摘した。スコップで除雪作業に汗を流す伊達市保原町の菅野サチさん(77)は、「雪が硬くて困った。気温も低くてなかなか解けない。自宅前の歩道は自分たちで除雪しなければならないので一苦労。雪のやり場もない」と困惑する。

福島民友  2月20日
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たとえ、つらくて
逃げ出したくなっても
「今、自分がやれること」に挑戦し、

一歩、いえ半歩でも
前に進むことができたなら、
それが将来の自分の力になる。
( 佐野 有美  「手足のない車椅子のチアリーダー」として注目を集める随筆
家、詩人)


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2014年2月22日(土) rekisi ,,seiji ,shakai
<五輪フィギュア>金妍児 判定に「私より周囲が怒ってる」
毎日新聞 2月21日(金)20時24分配信



金妍児(右)とソトニコワの判定結果を見る韓国の人々=AP
 フィギュアスケート女子で銀メダルを獲得した金妍児(23)=キム・ヨナ、韓国=が21日、五輪公園内のコリアハウスで記者会見を行い、記憶に残るライバルとして浅田真央(23)=中京大=の名を挙げた。「2人だけがライバル、という状況で10年以上も競技を続けてきた。このように長い間比較されながら競技した選手もあまりいないのではないか」と両者の関係を振り返った。

【五輪フィギュア】銀の金妍児「自分の力を120%注いだ」

 金妍児は浅田のフリーの演技を映像で見ていたといい、「浅田の涙を見て、私もこみ上げるものがあった。お疲れさまという言葉を伝えたい」とライバルをねぎらった。

 自身は今五輪で競技生活にピリオドを打つが、「ショートプログラム(SP)もフリーもミスなく終えられて、さっぱりしている」と心境を吐露。今後については具体的な話は出さず、「どうやって生きていくか悩みもするだろうが、余裕を持って生きていきたい」と話した。

 フリーの判定には韓国内で不満の声が上がっている。だが、銀メダリストは「偏った判定の話が出るたびに、私より周囲の人が怒っている。私はうまく滑れたことに満足していて、何も未練はない」と諭した。
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2014年2月22日(土) 
☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2014年2月22日
28.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
29.会津藩はなぜ「朝敵」か (ワニ文庫)星 亮一
47.幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 星 亮一

☆アマゾンベストセラー、東北地方、 2014年2月22日
112.白虎隊―物語と史蹟をたずねて
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「偽りの明治維新」―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫) 星 亮一著
92 人中、67人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 歴史の裏を知る面白さ!, 2010/1/2
レビュー対象商品: 偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫) (文庫)

戦勝者に人はなびきます。そうした人達は敗戦者の会津を見放しました。
しかし、会津はみずからの正義を訴えるために死をかけて戦いに臨んだのです。
なぜに私達が朝敵なのですか。いまは見捨てられても、必ずや歴史が証明してく
れる。「そういう思いで、会津藩兵は戦場に向かい、白虎隊の少年達も自刃しま
した」。

御所に向かって発砲した長州が許され、どうして天皇擁護の会津が朝敵とされた
のでしょう。京都守護職の松平容保は、天皇から絶大な信頼を受けていたではありませんか。
以前から私が知りたいことでした。
本書は、そうした疑問に懇切丁寧に解説してくれています。

薩摩や長州といった幕末史の主な人物の紹介が的確にされ、分かり易く整理して
あります。当時の世相をよく理解でき、難なく読み進められました。 

容保は岩倉具視のような政略に富んだ政治家ではありません。
会津は最後まで一丸となって闘いました。
会津士族は命を懸けて君主に尽くしました。
会津女性の強さに驚嘆します。
「会津ならではの倫理、道徳、美学があった」
畳み掛ける文章が胸に迫ります。

坂本龍馬に重要な役回りのあったこと、そして薩摩土佐盟約の存在を
本書で初めて知りました。
悲惨極まりない会津処分は小心な木戸孝充によるものだったのですね。

本書には薩長が知られたくない多くの「真実」が書かれています。
歴史はその裏を知ってこそ面白いですね。
とても読み応えのある一冊でした。
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雨水対策裏目…高濃度汚染水が雨どい通り外へ

 東京電力福島第一原子力発電所で高濃度汚染水110トンが貯蔵タンクから漏れた問題で、雨水対策としてタンクに設置した雨どいが、コンクリートのせきの外に汚染水を流す役目を果たしていたことが20日、わかった。

 東電は昨年11月、大量の雨水がせき内にたまるのを防ぐため雨どいを新設したが、対策が裏目に出た形だ。

 今回の漏水では、ほぼ満水だったタンクに注水が行われた結果、タンクのふたと側面の継ぎ目付近から汚染水があふれた。汚染水の一部はせき内に落ちたが、大半は雨どいを通ってせきの外に流れた。

 一昨年春にタンクが設置された当初は、雨どいはなかった。ところが、昨年10月に同原発を襲った大雨で大量の雨水がせき内にたまり、周囲に残っていた放射性物質で汚染されたうえ、せき外に漏れ出す問題が発生。東電は昨年11月から、タンクの屋根に降った雨は、雨どいで集めてせきの外側に排出することにした。

読売新聞  2月21日
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福島7町村人口ゼロに 来年の国勢調査

 来年10月の国勢調査で、福島第1原発事故で全住民が避難している福島県浪江、双葉、大熊、富岡、楢葉の5町と飯舘、葛尾の2村の人口が統計上ゼロになる可能性が高いことが分かった。各町村は「人口ゼロ」に伴って地方交付税の配分が減らないよう国に求めている。
 国勢調査は5年おきにあり、前回2010年の7町村の人口は計7万793だった。7町村は11年の原発事故で全域避難区域に指定され、全住民が町外、村外に避難した。国勢調査は住民の現住所を基に集計され、避難がこのまま続けば人口ゼロと算定される。
 国勢調査の人口は住民基本台帳の登録人口と別で、国の交付税算定の基礎資料になる。
 役場をいわき市に移転した双葉町は「国勢調査は町運営の基礎となる重要な資料だ。人口がゼロになるとしても、国は前回の人口の推計値を準用し、交付税の交付で不利益を受けない措置を取ってほしい」と要望する。
 総務省交付税課は「具体的には未定だが、財政運営に支障が生じないよう状況や見通しを踏まえて対応したい」と話す。
 人口ゼロは2000年、三宅島の噴火で全島避難した東京都三宅村の例があり、交付税の配分を減額しない措置が取られた。

河北新報  2月21日
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路肩や歩道に“雪の塊” 除雪に伴い山積み「早く搬出を」

除雪され、路肩に積み重ねられた雪の山。高さが2メートルを超える所もある=19日午後3時ごろ、白河市

 県内を襲った記録的な大雪は19日、積雪の多かった中通りで道路の除雪が進んだが、道路脇の路肩や歩道には除雪に伴って雪の塊が高く積まれ、歩行者や車両の通行に支障をきたしている。行政は対応を急いでいるが、水分を含んで硬くなった雪の搬出作業まで手が回らなかったり、雪が多くて雪捨て場が確保できない自治体もあり、住民からは「危険なので早く搬出してほしい」との声が上がっている。
 観測史上最多の76センチの積雪を記録した白河市では、市が除雪した雪の保管場所として3カ所を開放しており、一般の受け入れも行っている。市によると、除雪は幹線道路や孤立している個人宅などを優先的に実施。幹線道路では舗装が見えるまで、歩道などは通行に支障が出ない程度まで除雪し、保管場所まで搬出するというが、担当者は「歩道の雪を搬出するにはあまりにも多く、対応が決まっていない」と頭を抱える。
 同市の主婦(57)は「除雪してくれることはありがたいが、雪が道ばたに寄せられて道が狭くなり、車とすれ違う際に恐怖を感じる」と話す。小学校近くに住む主婦(70)は「子どもが下校中に雪の山に登って遊んでおり危険。埋まったり転んだりしてけがをする可能性もある」と指摘した。スコップで除雪作業に汗を流す伊達市保原町の菅野サチさん(77)は、「雪が硬くて困った。気温も低くてなかなか解けない。自宅前の歩道は自分たちで除雪しなければならないので一苦労。雪のやり場もない」と困惑する。

福島民友  2月20日
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たとえ、つらくて
逃げ出したくなっても
「今、自分がやれること」に挑戦し、

一歩、いえ半歩でも
前に進むことができたなら、
それが将来の自分の力になる。
( 佐野 有美  「手足のない車椅子のチアリーダー」として注目を集める随筆
家、詩人)


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2014年2月21日(金) 産総研、政治、社会
東北大と産総研、東日本大震災からの復興・再生で産学官連携・協力協定締結
東北大学と産業技術総合研究所が東日本大震災からの
復興・再生を目指した産学官連携・協力に関する協定を締結
−共同研究・人材育成などを通して被災地における再生可能エネルギー産業の振興を支援−


■ポイント■
 ・再生可能エネルギー分野における東北大の理論・基礎研究のポテンシャルと産総研の実証研究のポテンシャルを融合し、新たな再生可能エネルギー技術の実用化を促進
 ・平成26年4月に開所する産総研福島再生可能エネルギー研究所などを活用して、両機関が連携して再生可能エネルギーの大量導入を支える研究開発や人材育成を推進
 ・これらの共同研究・人材育成・連携交流などを通して被災地における再生可能エネルギー産業の振興を支援し、東日本大震災からの復興・再生に貢献


■概要■
 国立大学法人東北大学【総長里見進】(以下「東北大」という)と独立行政法人産業技術総合研究所【理事長中鉢良治】(以下「産総研」という)は、東日本大震災からの復興・再生を目指した産学官連携・協力に関する協定を平成26年2月20日に締結した。
 本協定に基づき、平成26年4月に福島県郡山市に開所する産総研福島再生可能エネルギー研究所などを活用して、水素キャリアの製造・利用技術、太陽光発電、地熱・地中熱利用などの再生可能エネルギー分野の共同研究や人材育成を推進する。さらに、両機関のマッチングを促進する仕組みを導入し、新たな共同研究テーマの掘り起こしなども実施する。
 これらの活動を通して、新たな再生可能エネルギー技術の実用化を促進するとともに東日本大震災の被災地における関連産業の振興を支援し、被災地の復興・再生に貢献することを目指す。

 ※参考資料は添付の関連資料を参照


■経緯■
 東北大と産総研は、平成18年1月31日に初めて協定を締結し、わが国の学術および産業技術の振興に寄与することを目的として、これまで約8年間にわたり、幅広い分野での共同研究の推進や研究者の研究交流を含む相互交流、共催行事の開催などの各種連携プロジェクトを実施してきた。今般、両機関の連携・協力をさらに推進し、特に東日本大震災からの復興・再生に向けた取り組みを強化して社会貢献を果たすために、新たな協定を締結することに合意した。


■協定締結のねらい■
 東北大は、環境科学研究科、工学研究科、金属材料研究所、流体科学研究所、原子分子材料科学高等研究機構などにおいて、水素製造・貯蔵・利用、高効率太陽電池・二次電池・燃料電池、地熱・地中熱利用などの研究について多くの成果を挙げている。
 産総研は、福島再生可能エネルギー研究所を平成26年4月に開所し、これまでに蓄積してきた水素キャリアの製造・利用技術、太陽光発電、地熱・地中熱利用などの研究成果を活用して、再生可能エネルギーの大量導入を支える実証研究を推進する。
 本協定の締結を契機として、東北大の理論・基礎研究のポテンシャルと産総研の実証研究のポテンシャルを融合し、新たな再生可能エネルギー技術の実用化を促進する。


■具体的な連携・協力内容■
 協定に基づく連携・協力事項として、共同研究を推進するとともに、人材育成や人材交流などを進める。
 (1)共同研究の推進
  連携当初は、以下の共同研究を推進する。
   1)水素キャリア(アンモニア)を直接燃焼してガスタービンにより発電する技術の研究開発
   2)高密度水素貯蔵材料およびそれを用いた安定的な水素貯蔵技術の研究開発
   3)高効率太陽電池(結晶シリコン太陽電池、量子ドット太陽電池)の研究開発
   4)都市近郊の未利用の地熱資源の研究開発
  また、両機関の研究者による新たな連携を構築するために、両機関のマッチングを促進する仕組みを導入する。具体的には、共同研究テーマを両機関内で募り、審査の上、有望な提案に対して比較的少額の研究費を配分し、フィージビリティスタディ(調査研究)を実施する。フィージビリティスタディ(調査研究)終了後は、外部研究資金の獲得などを共同で目指す。これにより、新たな共同研究テーマの掘り起こしを行う。

 (2)人材育成・人材交流
  産総研リサーチアシスタント制度などを活用して東北大の学生を産総研福島再生可能エネルギー研究所に受け入れ、再生可能エネルギーに関する実証研究のOJTなどを通して人材育成を行う。さらに、両機関の研究者の交流などを通して、再生可能エネルギー研究の活性化を図る。


【用語の説明】
◆水素キャリア
 水素は、燃料電池を用いて電気への変換が容易である、燃焼による二酸化炭素の発生がないなど、エネルギー・燃料として優れた性質を持つ。その水素を大量に貯蔵・輸送するための材料を水素キャリアという。例えば、水素キャリアの一つのメチルシクロヘキサンでは、水素をトルエンに反応させてメチルシクロヘキサンにして水素を貯蔵する。逆に、化学反応によりメチルシクロヘキサンからトルエンに変化させ、水素を放出する。メチルシクロヘキサンは常温常圧で液体であり、ガソリンと同様に取り扱えるため、既存の石油系インフラが活用できるメリットがある。

◆高密度水素貯蔵材料
 原子状の水素を高密度に結晶内部に貯蔵できる金属系または非金属系の材料。貯蔵された水素は加熱などの処理で容易に放出される。また、水素の貯蔵−放出を繰り返し行うことができる。

◆結晶シリコン太陽電池
 結晶シリコンを材料として用いた太陽電池で、一般的に普及している太陽電池の9割近くを占める。

◆量子ドット太陽電池
 電子を閉じ込めるナノメートルサイズの構造体(量子ドット)を基板上に持つ太陽電池。理論的には60%以上の変換効率が得られるといわれ、超高効率太陽電池として研究が進められている。

◆産総研リサーチアシスタント制度
 優秀な大学院生が経済的な不安なく産総研での研究活動に専念できるように、産総研が大学院生を雇用し給与を支払う制度。大学院生は、産総研の研究開発プロジェクトに参画するとともに、その研究成果を学位論文に活用できる。給与額は、博士後期課程(博士課程)の大学院生で月額最大20万円程度(1ヶ月あたり14日勤務)、博士前期課程(修士課程)の大学院生で月額最大8万円程度(1ヶ月あたり7日勤務)。視覚障害者の歩行訓練ソフトを開発 産総研と東北大
2013/4/11 21:15 記事保存

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 産業技術総合研究所と東北大学電気通信研究所は11日、視覚障害者の歩行訓練用のシステムを共同開発し、歩行訓練士向けに無償提供を始めたと発表した。自動車の音のほか、電柱のような障害物に反響する音などを立体的に再現する。

 開発したシステムは、ソフトをパソコンにインストールして使う。例えば、訓練士がパソコンで視覚障害者の自宅から駅までの地図を描き、周囲の環境にある様々な音を入力してコースを作成。視覚障害者はセンサーを取り付けたヘッドホンを装着し、盲学校の校庭など安全な敷地で訓練する。福島の再生可能エネルギーを推進 産総研研究所との連携交流 福島県郡山市は10月2日、再生可能エネルギーの研究開発拠点として、来春、同市に開所する産業技術総合研究所(産総研、茨城県つくば市)との連携を図る「産総研福島再生可能エネルギー研究所連携推進交流会」を郡山ビューホテルアネックスで開いた。産総研関係者が概要説明や連携で基調講演したほか、6人の研究者が次世代太陽光電池、水素キャリアなど各分野でのプレゼンテーションを行った。
 産総研との連携を進めるため、郡山市が主催、郡山商工会議所、郡山地区商工会広域協議会、郡山地域テクノポリス推進機構が共催した。県や市、企業、団体、大学などから約170人が参加。主催、共催者の品川萬里市長、丹治一郎郡山商工会議所会頭があいさつした。
 基調講演では、産総研福島再生可能エネルギー研究所の大和田野芳郎所長が福島再生可能エネルギー研究所の概要「再生可能エネルギーの大量導入の早期実現を目指して」と題し、6分野の主要研究テーマ、ネットワーク開発・実証、3県の被災地企業の技術シーズ性能の評価・育成、国内外との連携などを話した。
 続いて、近藤道雄所長代理が福島拠点における県内4大学(福島大、会津大、日本大工学部、いわき明星大)、県ハイテクプラザとの連携、東京工業大、東北大を軸にした革新的太陽電池の研究開発、企業・国際連携推の進推などについて説明した。
 プレゼンテーションは、福島再生可能エネルギー研究所が取り組む主要な研究テーマ6分野の概要を説明。同研究所再生可能エネルギー研究センターの6人の研究員が「再生可能エネルギーネットワーク開発・実証」「水素キャリア製造・利用技術」「高効率風車技術およびアセスメント技術」「次世代太陽光発電技術」「地熱の適正利用技術」「地中熱ポテンシャル評価とシステム最適化技術」をテーマにそれぞれの内容を話した。
 ブースを設けたポスターセッションもあり、研究内容をPRした。
                     ◇
 産総研福島再生可能エネルギー研究所は、文科省の地域イノベーション戦略支援プログラム事業により、今後、自治体や大学、企業などとの連携を強めていく。国際連携も積極的に進める。来年4月、郡山市待池台の郡山西部第二工業団地に福島再生可能エネルギー研究開発拠点を開設、再生可能エネルギーネットワーク実証や次世代太陽光モジュール量産技術評価・標準化などの技術開発に取り組む。
 敷地面積55000平方b。研究本館(4階)のほか、実験別棟(一部2階)、地中熱利用実験場(屋外)、実証実験区画(同)を建設。




☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2014年2月21日
52.会津藩はなぜ「朝敵」か (ワニ文庫)星 亮一
65.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一

☆アマゾンベストセラー、東北地方、 2014年2月21 日
105. 白虎隊―物語と史蹟をたずねて (成美文庫)星 亮一
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カスタマーレビュー 奥羽越列藩同盟 (中公新書)
17 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 140年前日本人同士が戦っていた, 2010/2/28 By 富士の鷹 (東京都) - レビュー対象商品: 奥羽越列藩同盟 (中公新書) (新書)

鳥羽伏見から敗走した会津藩支援のため成立した奥羽越列藩同盟は、会津討伐を進める薩長新政府軍と対決を深めていかざるを得なくなる。同盟側に日和見、裏切りなど足並みが乱れたこともあり、戊辰戦争は奥羽越を舞台に婦女子、農民までも巻き込んだ悲惨な展開となる。結果は、まさに「勝てば官軍、負ければ賊軍」で、わずか140年前の「輝かしい」明治維新は、同盟勢力の徹底的な粛清でスタートしたとも言えるのではないか。著者は、結びで次のように総括する。「日本の戦後処理のまずさは第二次世界大戦でも指摘されているが、戊辰戦争でもまったく同じで、賊軍の名で奥羽越を一方的に片付け、日本の近代史にとって、戊辰戦争とは一体なんだったのか十分に討議、検証することなく、歴史の闇に葬ってしまった。これは日本人の恥ずべき歴史感覚であることを指摘し、この本を奥羽越列藩同盟の参謀と、山野に朽ちた兵士や農民、婦女子たちの霊に捧げたいと思う。」強く共感するところである。

24 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 皆が知らない歴史の中に埋もれた真実, 2009/11/19 By YUHKI - レビューをすべて見る

星さんの作品は何冊か拝見していますが、なかなか興味深い内容で面白い。
私も幕末関連の話には大変興味があり、色々な書物を拝見しているが、いつも感じるのは、明治新政府は欺瞞に満ちているということ。確かに時代の流れはいつかは変わるしかなかったのだろう。しかし、薩長が採った方法は余りにも暴力的だったのではないか?殊に会津などに対する憎しみは最早私怨としか感じられない。現代の感覚で当時を量ることは、或意味難しいのだろう。時代により、各々がよって立つところが異なるのだから。しかし、薩長のあれほどの幕府及び会津に対する憎しみがなければ、明治維新はあれほどの犠牲を出さなくて済んだのではないか?幕府は既に色々な意味に於いて弱体化してしまっていた。徳川慶喜は多分平時に於いては利口な将軍になったかも知れない。しかし、あの激動の時代では殊更優柔不断にしか感じられない。この慶喜が将軍であったことは、それぞれに於いて不幸であった気がする。それに明治天皇が余りにも幼すぎた。薩長や一部の公卿たちに利用されたとしか思えない。そして、権謀術数の巧みな薩長や岩倉具視などに対して、列藩同盟は余りにも純朴であった。そういう面と近代兵器の差で敗北したのだと思う。



w)高濃度汚染水100トン漏れ 福島第1原発

 汚染水の漏えいが見つかった福島第1原発のタンク(東京電力提供)

 東京電力は20日、福島第1原発で汚染水をためているタンクの上部から雨どいを伝って水が漏れているのを見回り中の作業員が見つけたと発表した。タンクを囲むせきの外に漏れた量は約100トンで、雨どいの水からはベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり2億3千万ベクレルと極めて高い濃度で検出された。

 タンクには、汚染水から放射性セシウムを除去する処理をした後の水が保管されている。ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が多く含まれているほか、除去しきれなかったセシウムも残っている。

福島民友  2月20日
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中国軍が尖閣奪取訓練、昨秋に実施…米海軍協会

 【ワシントン=今井隆】米海軍の関連団体「米海軍協会」は18日、米太平洋艦隊の情報担当幹部の話として、中国軍が昨秋に実施した大規模演習で、尖閣諸島を奪取する短期決戦を想定した上陸訓練を実施していたと電子版ニュースで報じた。
 太平洋艦隊情報幕僚部のファンネル副参謀長が今月13日にカリフォルニア州で開かれた会議で明らかにした。この訓練は昨年9〜10月に中国の南京軍区などで行われた大規模演習「ミッション・アクション2013」の中で行われた。中国軍はこれまで台湾侵攻を想定した上陸訓練を繰り返しており、日本も対象に加えたとみられる。

読売新聞  2月20日
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「人生は一度きり」。
そう考えることで、
チャレンジを恐れないようになった。
(大橋未歩   アナウンサー)


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2014年2月20日(木) 歴史、社会、政治
☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2014年2月20日
28.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
34.奥羽越列藩同盟 (中公新書)星 亮一
41.長岡藩軍事総督 河井継之助―武士道に生きた最後のサムライ (ベスト新書)星 亮一
54.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
63.坂本龍馬 その偽りと真実 (静山社文庫)星 亮一
83.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一

☆アマゾンベストセラー、東北地方、 2014年2月20日
100. 白虎隊―物語と史蹟をたずねて (成美文庫)星 亮一
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会津戦争全史 (講談社選書メチエ)カスタマーレビュー
11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 弘衛門 - Amazon.co.jpで購入済み(詳細)

基本的な部分で「会津贔屓」の著者のスタンスは初期の頃から変わっていないが、その分析内容については大きく変わっているという印象を受けた。
薩長側・会津を始めとする旧幕側両軍について、俯瞰的な視点から長所短所が的確かつ冷静に分析されている。殊に、本来贔屓筋であるはずの会津についても、こういった結末を迎えざるを得なかった様々な要因について容赦なく言及・糾弾しているのも興味深い。
さらに特筆すべきは、著者に限らずこれまでの戊辰関連の書籍にはあまり見られなかった、両軍の下級兵士や戦争の災禍に見舞われた一般市民の残した生々しい証言がふんだんに盛り込まれている事。これにより、これまでの画一的な戊辰戦争のイメージが覆されると同時に、「上の視点」からの認識に立った歴史書には到底見られない、虫の目で見た冷徹な戦争の実態というものをまざまざと感じ取れる。
会津戦争に限らず、戊辰戦争全体の実相を冷静に俯瞰した書。幕末史に詳しい方にこそ是非お勧めしたい。

41 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 斬新かつ冷静な分析による、明治維新解釈!, 2005/10/25 By mtanaka7 -

斬新であるというのは、戊辰戦争において、会津藩の果たした役割は非常に大きいにもかかわらず、「白虎隊」の悲劇などばかりが取りざされて、会津戦争の全貌や、その持つ意味については、あまり知られていなかった。その意味で、本書は、その「空白部分」を埋めてくれる、斬新な業績であると思う。冷静であるというのは、戊辰戦争が「明治新政府軍対旧幕府軍」の戦いというような、通俗的な説に屈することなく、あくまでも、薩長連合と会津藩の権力闘争という、リアリズムの観点から分析がなされているためである。「勝てば官軍」との名言通り、薩長は、勝ったからこそ官軍になり、明治政府以降の歴史も、その延長なのである。したがって、そこには光も影も多々ある。ただ、歴史はそのように動き、現実と化しているのである。
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ウルトラ警察隊員25人、福島に永久出向を志願

 福島県警は18日、県外の都道府県警から特別出向している「ウルトラ警察隊員」のうち25人を、退職まで福島県警に勤める「永久出向」として、受け入れることを決めた。
 福島県警の永久出向受け入れは初めて。

 永久出向として受け入れるのは、警視庁(13人)や茨城県警(4人)など計8都県警からの出向警察官。約7割が福島県内出身者で本人の強い希望があったという。
 2014年度のウルトラ警察隊員は、前年度から30人縮小して225人となる予定。特別出向は年度更新で、うち51人は14年度も継続する警察官たち。福島県警では「県内はある程度、復旧が進んだが、引き続き高い志を持って被災地の復興に貢献してもらいたい」としている。
読売新聞  2月19日
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トリチウム2万3000ベクレル 第1原発、海側井戸で最高値

 東京電力は18日、福島第1原発2号機の海側にある観測用井戸で13日に採取した水から、放射性トリチウム(三重水素)が過去最高値の1リットル当たり2万3000ベクレル検出されたと発表した。ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質も同730ベクレル(17日採取)検出され、最高値を更新した。
 東電によると、この井戸のこれまでの最高値は、トリチウムが6日採取分の同1万9000ベクレル、ベータ線を出す放射性物質が13日採取分の同440ベクレル。この井戸の近くには、2011(平成23)年3月の事故直後に極めて高濃度の汚染水が漏れた電源ケーブルなどが通る地下道(トレンチ)がある。この井戸の周囲にある別の井戸2カ所でも放射性物質の濃度が上昇傾向にあり、過去に漏れた汚染水が海側の敷地の地中で拡散している可能性が高い。東電は、新たな井戸を掘り、汚染の拡散状況を調べる。

福島民友2月19日
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人生には自分の努力では
どうしようもないことがあります。

どうしようもないことは、
悩もうと悩むまいと
結果は同じです。

それなら、いったん
「しゃーないな」と割り切り、

スパッと気持ちを
切り替えてみるのも一つの手。
( 赤井 英和:「浪速のロッキー」という愛称で親しまれた元プロボクサー )


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2014年2月19日(水) 歴史,、政治、社会
☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2014年2月19日
21.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
35.会津藩VS長州藩 (ワニ文庫)星 亮一
39.会津藩VS薩摩藩 (ベスト新書 185)星 亮一
49.龍馬が望まなかった戊辰戦争 (ベスト新書)星 亮一
57.会津藩 斗南へ―誇り高き魂の軌跡 星 亮一
76.新版 白虎隊と二本松少年隊星 亮一

☆アマゾンベストセラー、東北地方、 2014年2月19日
92.会津白虎隊―物語と史蹟をたずねて (成美文庫)星 亮一

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除雪遅れの影響拡大 国、県、市町村の危機管理改善必至

 週末の記録的な大雪は週明けの17日、県内で幹線道路や生活道路で通行止めが続いたほか、小、中学校を中心に休校が相次ぐなど広範囲に影響が残り、除雪の遅れが交通や物流の寸断につながり影響を拡大させたという見方が広がっている。除雪を担う国、県、関係市町村は記録的な大雪による交通の停滞などを理由に挙げ対応は適切だったとしているが、週末に続いた大雪への対応としては「後手後手となった」(国土交通省)としており、危機管理の面で改善が迫られるのは必至だ。
 車の相次ぐ立ち往生で交通がまひした国道4号は16日夜から一部通行止めの措置がとられ、17日にかけて本格的な除雪が行われた。
 国土交通省福島河川国道事務所によると、16日朝の時点で「流れはゆっくりとしているものの車は動いている」として、通行止めにしないでも除雪は可能と判断。この結果、渋滞が深刻化した。同日夜になっても福島市黒岩から二本松市安達の上り線で立ち往生の車が多く、作業が進まないため通行止めに踏み切ったとしている。
 県は、大雪などの警報が出る前に除雪の委託業者へ除雪対応の準備を依頼したが、国道4号や周辺道路に立ち往生の車が点在して交通が寸断したため除雪車が移動できないケースが目立った。

福島民友  2月18日
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中国の領有権主張牽制 南シナ海 米「行動規範」策定求める

 【デンパサール=吉村英輝】アジア歴訪中のケリー米国務長官は17日、最終訪問先のインドネシア・ジャカルタで記者会見し、東南アジア諸国連合(ASEAN)が中国に呼びかけている南シナ海の「行動規範」を早期に策定し、紛争を予防する必要性を強調した。中国に国際法にのっとった行動を求めることで、南シナ海での中国の領有権主張を牽制(けんせい)する狙いがある。

 ケリー氏は「アジア太平洋地域の安定は、行動規範策定の成功にかかっている」と指摘。その上で「策定に時間がかかるほど緊張は長引き、紛争の引き金となりかねない誤算の可能性が高まる。それは誰の利益にもならない」と述べた。
 インドネシアのマルティ外相との会談でも同様の認識を示したとみられる。
 今回のケリー氏のインドネシア訪問には、オバマ米大統領が4月、南シナ海で中国と対立するフィリピンとマレーシアを訪問するのを前に、“露払い役”としてインドネシアの協力を取り付ける狙いがある。
 武力などで領有権を主張する行為を制限する「行動規範」の策定を実現し、「中国に国際法に沿った行動を求める」(米国務省)には、ASEAN最大の大国で調整役でもあるインドネシアの協力が不可欠だ。マルティ氏も、ケリー氏との会談に先だつ13日、南シナ海を議題にする姿勢を示していた。
 ASEAN加盟10カ国のうち中国と南シナ海の領有権で対立しているのはフィリピン、マレーシア、ベトナム、ブルネイの4カ国。中でもフィリピンは中国が実効支配するスカボロー礁の領有権をめぐり、国際仲裁裁判所に中国を提訴し、審理中。
アキノ大統領は中国をナチス・ドイツのヒトラーに例えるなど強硬だ。
 これに対し、インドネシアは中国との対立を抱えておらず、米中のどちらかに肩入れしない「バランス外交」が基本スタンスだ。ただ、中国は南シナ海の9割の海域で権益を主張し、最近は中国がインドネシアのスンダ海峡を通過してインド洋を航行。インドネシアも中国の海洋進出を無視できなくなってきた。
 一方、米国が南シナ海での中国の行動に対する警戒度を引き上げたとされるのが、昨年12月の「カウペンス事件」だ。
 活動中の米海軍イージス巡洋艦カウペンスが中国艦船に航行を妨害され、緊急回避行動を強いられた。
 オバマ氏は4月のフィリピン訪問で、事実上の米軍の駐留につなげるための新軍事協定交渉の妥結を目指している。「アジア重視」の姿勢を鮮明にし、存在感を高めるのが狙いだ。
 ASEANが足並みをそろえるには、対中認識で温度差のある各国への根回しが重要となる。ケリー氏の手腕に注目が集まるが、「ケリー氏は『アジア重視』よりも中東和平交渉に献身的」(インドネシア英字紙ジャカルタ・ポスト)との懐疑論もある。

産経ニュース  2月18日
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朴大統領、国家戦略として日本たたき…武貞氏

 武貞秀士拓殖大客員教授と、古田博司筑波大教授が17日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、対日批判を強めている韓国の朴槿恵パククネ政権について分析した。
 武貞氏は、25日で就任1年を迎える朴大統領について「国家戦略として、日
本バッシングをしている」と述べた。古田氏も「国内への強権的な体質を国外に
も向けている」と分析した。
 対北朝鮮政策については、武貞氏が「中国と米国のサポートを確保すればうまくいくと計算しており、日本は視野にない」と指摘。日韓関係については「(歴史問題などとは異なり)行政的な手続きは粛々と進めることができる」として、安全保障に関する情報交換を可能にする協定の締結を進めるべきだとした。

読売新聞  2月18日
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山形のあちこちに
「草木塔」という碑がある。

草や木の命を大切に思い、
その命を供養するために
建立されている。

自然・人・動物など
全てのものに感謝する気質。

どれ一つを欠いても生活できない
という厳しい環境から生まれた
自然に対する畏敬の念である。
( 清野伸昭  山形法人会副会長、山形商工会議所副会頭などを歴任 )


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2014年2月18日(火) 歴史、政治、社会
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☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2014年2月18日
13.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
37.長岡藩軍事総督 河井継之助―武士道に生きた最後のサムライ (ベスト新書)星 亮一
48.勝海舟と明治維新の舞台裏 (静山社文庫)星 亮一
64.幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 星 亮一
67.会津藩はなぜ「朝敵」か (ワニ文庫)星 亮一
72.会津藩VS長州藩 (ワニ文庫)星 亮一
82.奥羽越列藩同盟 (中公新書)星 亮一

☆アマゾンベストセラー、東北地方、 2014年2月18日
82.会津白虎隊―物語と史蹟をたずねて (成美文庫)星 亮一

「老いてこそ過激に生きよ」 (イースト新書) [新書] 星亮一 (著)
内容紹介
総人口の減少数が過去最大となり、六五歳以上の高齢者人口が初めて3000万人を突破。老人医療費自己負担額増、消費税増税、年金支給開始年齢の引き上げなど、「老人のセーフティーネットをめぐる状況は激変している。3・11と東京電力福島第一原発事故後から旧警戒区域内の取材にいち早く入り、取材活動を続ける福島在住の歴史作家が、織田信長、野口英世、太宰治、田中角栄、司馬遼太郎、ヘミングウェイら戦場を生き抜いた男たちの人生観を通じて、「老人大国ニッポン」を生き抜くための処方箋を示す。
新書: 312ページ
出版社: イースト・プレス (2014/2/9)
言語: 日本語
ISBN-10: 4781650228
ISBN-13: 978-4781650227
発売日: 2014/2/9
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「長岡藩軍事総督 河井継之助―武士道に生きた最後のサムライ」 (ベスト新書)
星 亮一

By punting university 形式:新書|Amazon.co.jpで購入済み

歴史というものは、後から考えれば、ああなっていれば、あの人があの時こうして
いればという仮定に立ち至ることが多々あります。この本はその微妙さを大切にしながら
事実を収集し、背景を考察し、そして説得力のある仮説を提示している貴重な本ではないかと思います。
基本的には、会津の立場に立っていますが、それほど偏ったものではないと思います。
今の時代に生きるふつうの人間の正義感、バランス感覚にうったえるものをたくさん
備えています。

戊辰戦争の中で最大のポイントの一つが長岡の戦役 - 朝日山の戦いや、長岡城の戦い-
であり、河井継之助が率いた長岡の人たちが一歩も退くことなく長州の軍勢と戦ったこ
とで、長州の軍は会津へ到達することができなかった。彼らが会津へ到達したときには、
会津の戦争は終わっていたのです。長州軍が居なくても会津は軍民ともに塗炭の苦しみ
だったのですが、新撰組による京都での有志殺害の怨念を託された長州軍が会津へいち
はやく到達していたら、どれだけ怖ろしいことになっていたか、想像もつきません。会津
は長岡に消えることのない永遠の大恩があると思います。

河井継之助ですが、この人は文明の重大さに深く気づきながら、武士道にこだわった
ということで、このような複雑な人生を歩むことになった、ある意味で滅多にいない
人物だということが分かります。長岡の城をいったん長州に占領されたものの、その後
奇跡的に奪還した時の火災は後世の怨恨の元になりました。この恨みは当然といえば
当然です。しかし、河井継之助がなぜ、「あえて」長岡城を奪還したのか、その意味
はわれわれが考え続けるだけの意味があるのではないか、と思います。

維新直後に出た「復古記」という書物があり、いまは図書館にしかないようなほとん
ど読まれていない大冊ですが、これが薩摩長州中心の維新の正当性を跡づける基本的
な書物といわれています。しかし、これは明治の一時代のやっつけ仕事であり、歴史
の真の意味を探った書物ではありません。明治維新から140年以上経過して、まだまだ
われわれが当時の人物の一挙手一投足から、学びそして認識を新たにすることはたくさ
んあるようです。
河井継之助はその最も重要な人物の一人であることは間違いないでしょう。

短い本ですが、維新礼賛とか、文明礼賛にどこかいかがわしいものを感じている
人が読めば何かを発見できる内容を備えていると思います。

5つ星のうち 5.0 「潔さ」こそ、美しさである 2013/8/21
By 不識庵 トップ50レビュアー

河井継之助公を好意的に描いた司馬遼太郎氏の小説『峠』。
しかし、『峠』ファンには、是非本書は読んでいただきたい一冊が本書。
勝てば官軍。
しかし、それでいいのだろうか。
本書に添えられたサブタイトルに共感を覚えるのは、
私が新潟の出身であることが影響していることは否定できません。

しかしながら、著者・星亮一氏による本書を一読いただければ、
官軍である薩長軍の非道ぶりに呆れられることでしょう。
正しければ滅んでもいい。
この気概は残念ながら、多くの外様のみならず、
徳川譜代の諸藩にもなかったことも事実。
何時の世も「功利」を優先する生き方はあります。
勿論、生きるに値しない人生などありません。

けれども「人が人として美しくあること」にこだわってこそ武士。
山本五十六元帥が座右の銘とされた「常在戦場」。
これは河井継之助公が背負った環境・越後長岡の牧野家の藩風・藩訓。
その真意は「潔さ」こそ、美しさであることを教えたもの。

「話し合い」という礼節を踏みにじられる「もののふ」の歴史は繰り返されています。
某首相が取り上げ、脚光を浴びた「米百俵の精神」。
しかし、その大前提こそ「常在戦場」であることを本書は教えてくれます。
歴史を創るのは人であり、人を創るのは教育。
「人として何が正しいか」ということを体現したラスト・サムライこそ、
南州翁もさることながら、河井継之助公であることが理解出来る良書。

5つ星のうち 5.0 とても満足しました。 2013/4/5
By やじ  形式:新書|Amazon.co.jpで購入済み

絶版本で何件か書店で探しましたが手に入らなかったのですが。。安くきれいな状態で手に入りとても満足しています。ありがとうございました。

5つ星のうち 5.0 IT長者の時代にあえて 2006/1/22

By 変磁石

正直、株や企業買収などでお金を儲け「金が全て」と正直にいう某社長が
持て囃される時代には河井継之助という「金にならない事」で自らの想いと命を貫いた「阿呆」です。
確かに、長岡の町を灰にした功罪については人それぞれの評価があってしたるべきではあります。
ただ、割や、利にならなかろうが、人としての義を貫く事や想いをかなえようとする心を私は今のIT長者の方々のように「阿呆」とは笑えません。「金は必要だが全てじゃない」生き方の全ての方に読んで頂きたいです。

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大雪、生活機能まひ コンビニでは食料売り切れが続出

 重く湿った雪が県民生活を直撃している。低気圧の影響で先週に続き2週連続の記録的な大雪となった県内は16日も停電や交通網の寸断が続いた。物流が途切れたため、コンビニの棚からは弁当やおにぎりなどの食料品が消えた。雪国にもかかわらず除雪は追いつかず、立ち往生する車が相次いだ国道4号には、車内で一夜を明かす人のために臨時の避難所も設けられた。
 高速道路の通行止めや国道4号の大渋滞で物流ルートは各所で断たれた。長時間の運転で疲れたドライバーが数多く立ち寄るコンビニも棚からは弁当やおにぎり、サンドイッチなどの食料品が消え、多くのドライバーが「もうないのか」とがっかりした表情を見せた。自宅前駐車場の雪かきが追いつかず、車をコンビニ駐車場に置いて帰宅する人もいるとのことで、あるコンビニ店主からは「お客は普段以上に多くて大歓迎だが、あまり売り上げに結びつかない」と話した。
 国道沿いにある宿泊ができる温泉施設にも大勢のドライバーらが殺到した。

福島民友  2月17日
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万策尽きたと
周りからいわれても
絶対にあきらめてはいけません。
( 村松 謙一  倒産寸前の会社の再建を専門に手掛けている弁護士 )


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2014年2月17日(月) 社会、政治、歴史
中公新書、
奥羽越列藩同盟、

アマゾンベストセラー、明治維新100位内にランク
読者評


By 富士の鷹

鳥羽伏見から敗走した会津藩支援のため成立した奥羽越列藩同盟は、会津討伐を進める薩長新政府軍と対決を深めていかざるを得なくなる。同盟側に日和見、裏切りなど足並みが乱れたこともあり、戊辰戦争は奥羽越を舞台に婦女子、農民までも巻き込んだ悲惨な展開となる。結果は、まさに「勝てば官軍、負ければ賊軍」で、わずか140年前の「輝かしい」明治維新は、同盟勢力の徹底的な粛清でスタートしたとも言えるのではないか。著者は、結びで次のように総括する。「日本の戦後処理のまずさは第二次世界大戦でも指摘されているが、戊辰戦争でもまったく同じで、賊軍の名で奥羽越を一方的に片付け、日本の近代史にとって、戊辰戦争とは一体なんだったのか十分に討議、検証することなく、歴史の闇に葬ってしまった。これは日本人の恥ずべき歴史感覚であることを指摘し、この本を奥羽越列藩同盟の参謀と、山野に朽ちた兵士や農民、婦女子たちの霊に捧げたいと思う。」強く共感するところである。



By YUHKI


星さんの作品は何冊か拝見していますが、なかなか興味深い内容で面白い。
私も幕末関連の話には大変興味があり、色々な書物を拝見しているが、いつも感じるのは、明治新政府は欺瞞に満ちているということ。確かに時代の流れはいつかは変わるしかなかったのだろう。しかし、薩長が採った方法は余りにも暴力的だったのではないか?殊に会津などに対する憎しみは最早私怨としか感じられない。現代の感覚で当時を量ることは、或意味難しいのだろう。時代により、各々がよって立つところが異なるのだから。しかし、薩長のあれほどの幕府及び会津に対する憎しみがなければ、明治維新はあれほどの犠牲を出さなくて済んだのではないか?幕府は既に色々な意味に於いて弱体化してしまっていた。徳川慶喜は多分平時に於いては利口な将軍になったかも知れない。しかし、あの激動の時代では殊更優柔不断にしか感じられない。この慶喜が将軍であったことは、それぞれに於いて不幸であった気がする。それに明治天皇が余りにも幼すぎた。薩長や一部の公卿たちに利用されたとしか思えない。そして、権謀術数の巧みな薩長や岩倉具視などに対して、列藩同盟は余りにも純朴であった。そういう面と近代兵器の差で敗北したのだと思う。また、最初から裏切りの内包があってはこれは崩壊するしかなかった。個人個人は才能があっても、所謂チームプレーが叶わない。長い泰平の世は、危機意識を薄れさせてし... 続きを読む ›


By 木村皓一

反薩長31藩それぞれの立場・事情がわかり、面白かった。ただ各藩の石高が書いて「ない」のが意外だった。コレは他の
資料で調べた。 木村皓一 




By はぐらめい

形式:新書


とりあえず東北人として、どうしてこの書をもっと早く読んでいなかったかと悔やまれた。きれい事で語られることの多い明治政府確立の陰にあった、ごく身近な辛い戦乱の様と先人の苦悩が実に生々しく語られる。単なる「過去の事実」として歴史の闇に葬ってしまってはならない、今の時代に生かさねばならない多くの「真実」がある。闇に葬られた「真実」はいつか必ず息を吹き返す。日本の近代が根底から問われだしている今がその秋(とき)かもしれない。
「九重幼沖にして知る所なし
 姦邪隙を窺いてその和を逞しうす
 兵を用いる、もとよりやむを得ざるに非ず
 それ生霊塗炭の苦しみをいかにせん
 反する者反に非ず、賊、賊に非ず

天皇はいまだ幼く世の中のことは何一つ知ってはいない。それをいいことに薩長の姦邪が私意をほしいままにしている。彼らの挙兵はやむを得ない事情があってではない。戦いによって人々は塗炭の苦しみを受けている。どこに正義に反する者がいて、どこに賊がいるというのか。」(小林虎三郎)


従来の薩長中心の歴史観を180度回転させてくれる本。奥羽越が必ずしも西国雄藩に比べ思想、文物的に劣っていたのではないことを考えさせられた。教科書的歴史に飽きた人にはお勧め。



大雪 交通網寸断 孤立続く 車立ち往生、徒歩で帰宅中の男性凍死
産経新聞 2月17日(月)7時55分配信

大雪による主な孤立地区(写真:産経新聞)

 低気圧の影響により各地で記録的な大雪となった日本列島。除雪作業は難航し交通網が寸断、降り積もった雪で孤立する地域が16日も相次いだ。自衛隊がヘリで救援物資を運んだほか、役場職員が安否を確認するなど対応に追われた。

 観測史上最大となる143センチの積雪を記録した山梨県富士河口湖町。富士五湖の1つ、精進湖周辺では除雪が進まず、16日も周辺ホテルの宿泊客ら約150人が孤立した。

 「今日、水が届かなかったら足りなくなっていた。早く開通してほしい」。精進マウントホテルには16日、自衛隊のヘリから飲料水が投下され、女性従業員は胸をなでおろした。富士河口湖町役場には、精進湖に向かう国道139号沿いで車両内で立ち往生した人たちから「食料がない」「早く除雪を」との通報が相次いだ。同町の担当者は「車中で2晩明かした人もおり健康状態が心配だ」。

 山梨県北杜(ほくと)市の県道では、大雪のため車で動けなくなり、徒歩で帰宅中の無職男性(48)が凍死しているのが15日朝見つかった。

 静岡との県境、山梨県早川町では町に通じる県道が通行止めになり、町自体が孤立。同町担当者は「急病人が発生すると搬送できない」と不安げだ。静岡県小山町では高齢者約70人が孤立した。屋根から雪が落ちるなどして自宅の玄関や窓が開かなくなったという。

 群馬県安中市と長野県軽井沢町を結ぶ国道18号の碓氷バイパスでは、14日午後10時ごろから碓氷峠付近で車両約700台が約15キロにわたって立ち往生した。

 全国で最も高齢化が進む群馬県山間部の南牧(なんもく)村も、ほぼ全村の約1130世帯が孤立状態。村内では15日以降、停電が続く。「役場の自家発電もいつまでもつか…」。村役場の男性職員は声を落とした。

 東京都奥多摩町や檜原村では計約1300人が孤立。都は16日、自衛隊に災害派遣要請をした。

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記録的大雪 気象庁の予報なぜ外れた? 想定より「多い降水」「低い気温」
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大雪再び 物流も大ダメージ、コンビニ品薄で食も直撃
車立ち往生、徒歩で帰宅途中か…山梨の女性店員、凍死体で発見
最終更新:2月17日(月)9時21分
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2014年2月16日(日) 歴史、政治、社会
幕末日本のクーデター、星亮一著
批評社

アマゾン明治維新ベスト94位、
読者評

5つ星のうち 5.0 日本人が今知っておくべきことが学べる本 2014/1/16
By 紫
明治維新について、日本人は教えられたことだけを真実とし、真実についてどこまでしっているのか考えさせられる本でした。
また資料や、いろいろな方の本なども詳細にあげて、非常にわかりやすく、明治維新について
勉強する事ができ、明治維新を掘り下げて徹底的に学びたい人には非常にうってつけの本だと思います。内容は濃く、書き口はわかりやすく、非常にお勧めしたい本です。
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4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 明治維新はクーデターによって成立したのです。孝明天皇の無念がおもいやられます。 2013/11/22
By 元三
司馬遼太郎も明治維新は革命という言葉をつかっています。
織田信長だったらどうしたか、
秀吉は、家康はどうだったか、これも興味あるテーマでしょう。その犠牲になった東北の人々。伊達政宗の嘆きがきこえてきます。
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› 両方のカスタマーレビュー
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2014年2月15日(土) 社会、歴史、政治
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☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2014年2月15日
30.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
65.会津藩はなぜ「朝敵」か (ワニ文庫)星 亮一

「老いてこそ過激に生きよ」 (イースト新書) [新書] 星亮一 (著)
「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
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会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書) 星亮一

朝笠
会津藩は何故敗れたか?これがキーポイントになっているかと。上層部の判断ミス等の指摘は成程という感じ。一方の側に片寄らない著者の視点は好感が持てた。

Ryuji
★★★★☆あらためて「戊辰戦争」とは一体何だったのか?と考えさせられた。少なくとも幕軍側には戦う意義は無いし、官軍側にしても倒幕(幕藩体制を壊し、新たな体制を作る)という大義はあったのかも知れないが、違うやり方があったろうと思う。結局、最大の悲劇を被るのは何も出来ない一般庶民。この本に書かれている会津戦争にしてもそう、失わなくても良い命がたくさん失われた。

fuyo
「会津戦争は、悲しみの戦争であった。」歴史に関してifを論じても仕方がないとはいえ、それでもこの戦いが避けられていたらと思わずにはいられません。筆者のあとがきに深く共感します。

Ryuji
良い本を紹介して頂きました、ありがとうございました。
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2年後に制限値達成=福島第1の境界線量―東電

時事通信 2月14日(金)17時18分配信

 東京電力は14日、福島第1原発の敷地境界の放射線量が制限値の年1ミリシーベルト未満を達成できていない問題について、対策を行った上で2年後の2016年3月末までに達成する方針を示した。第1原発の事故対応を安全性の観点から議論する原子力規制委員会の専門家検討会で明らかにした。
 第1原発では、放射能汚染水を貯蔵する多数のタンクの影響などで、敷地境界の放射線量が制限値を超えている。東電は汚染水を浄化する装置「ALPS(アルプス)」の増設などで放射性物質濃度を薄め、15年3月末時点で年2ミリシーベルト未満とし、その1年後に制限値を達成する計画という。 
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ニセ「なみえ焼そば」横行、本物に「お墨付き」

 ご当地グルメの祭典・B―1グランプリで昨年、最高賞に輝いた福島県浪江町の名物「なみえ焼そば」の「偽物」が出回っているとして、業を煮やした地元の町おこし団体「浪江焼麺やきそば太国たいこく」が対策に乗り出す。

 今月下旬に初の研修会を開き、参加者に「本物」のお墨付きを与える計画だ。

 同団体が認めるなみえ焼そばは、〈1〉うどんのように太い中華麺〈2〉具材は豚肉とモヤシのみ〈3〉濃厚ソース味――の3点を満たしていることが条件。現在、加盟22店が提供している。

 しかし、同団体代表の八島貞之さん(45)によると、東日本大震災で浪江町が全国的に知られ、県内外の居酒屋や出店などでも売られるようになったのに伴い、「麺が細い」「キャベツや紅ショウガなど異なる具材を使っている」と、「偽物」を指摘する苦情が増えてきた。最高賞を獲得した昨年11月以降はさらに目立ち、「福島出身と言って売っていた人に、『福島のどこですか』と聞いたら言葉に詰まった」との訴えもあったという。

読売新聞   2月14日
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<大阪市長出直し選>共産党、独自候補を擁立せず

 橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)の辞職に伴う出直し選について、共産党大阪府委員会は14日、独自候補を擁立しないと発表した。出直し選に出馬を表明しているのは、大阪都構想の議論進展を図る橋下氏だけで、公明、自民、民主の各党も「選挙には大義がない」として、府連レベルで擁立見送りを既に決めている。

【出直し市長選】「結果は同じ」石原氏、橋下氏に疑問呈す

 市役所で記者会見した共産府委員会は、他党と野党統一候補の擁立を追求すると説明したが、「実現しない場合でも独自候補は擁立しない」と語った。統一候補が実現する見通しは立っていない。【重石岳史】

毎日新聞   2月14日
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実際に行動することによって、
人はどんどん変わっていきます。

失敗して自信をなくしたり
落ち込んだりすることで、
人は強くなっていく。

日常生活は
裁判所ではないのですから、
いちいち結果など
出さなくてもいいのです。
( 周防正行  映画監督 )


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出張で初めて日本を訪れた中国人、目の前で起こった驚愕の光景とは?―中国ネット


NHKがこのほど行った世論調査で、日本政府が日中首脳会談の実現を急ぐ必要があると思うか尋ねたところ、「急ぐ必要がある」と答えた人が32%だった。日本の20歳以上の男女を対象にした無作為抽出の電話調査で、1006人が回答した。中国経済新聞網が11日伝えた。

【その他の写真】

政治を抜きにすれば、多くの中国人が中国と日本の友好を望んでいる様子だ。中国のインターネット上では日本を訪れたことがあるという中国人が「日本の素晴らしさ」をつづった文章をよく目にする。最近、ある中国人のネットユーザーが出張で訪れた日本の喫茶店で感動したことを紹介する文章を公開し、話題となった。内容は以下のようなものだ。

初めて訪れた日本は、とても新鮮な印象だ。日本の文字にはたくさんの漢字が使われていて、どこに行っても知らない場所だとは思えない。そしてやっぱり、世界の共通言語は笑顔とジェスチャーだと思った。

滞在した数日間で、私は日本についていろいろなことを感じ、新しい知識をたくさん得た。

喫茶店で一休みした時、ほかの客が自分のバッグや財布、カメラなどを座席に置いたまま、カウンターに行って注文していた。彼らは自分の物がなくなったらどうしようと思わないんだろうか? 私は不思議に感じた。

食べたり飲んだりし終わると、客は自分でテーブルを片付け、食器などを指定の場所に下げる。店の人が片付けに来る必要はない。ただ、店の人が食器を下げに来る時もあり、感謝の言葉が交わされる。客と店の人とのあうんの呼吸は、信頼感から生まれるものだろう。

また別の喫茶店で休んでいた時、隣のテーブルの女性が自分のコーヒーをこぼした。店の人がきて、まず、さまざまなことを謝る。そしてテーブルを拭き、コーヒーがかかった椅子を持ち去る時、また謝った。さらに客に新しいコーヒーとスイーツをただで提供し、また謝る。

コーヒーをこぼしたことは客の不注意で、店が謝る必要はないはずだ。その様子を自分の目で見ているのでなければ、私はこうした話を信じられないだろう。

日本ではこうした驚きがたくさんあった。日本人の友好的な態度に、私は本当に感動した。日本の旅はとても心地よく、たくさんの収穫があった。またいつか日本を訪れたい。

(編集翻訳 恩田有紀)
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【関連記事】
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最終更新:2月15日(土)9時57分

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【ソチ五輪】羽生、基礎点が1・1倍になる後半の連続ジャンプで金メダル決めた
 ソチ五輪フィギュアスケート男子フリーが14日、アイスバーグ・スケーティング・パレスで行われ、羽生結弦(19)=ANA=が178・64点。合計280・09点で、金メダルを獲得した。町田樹(23)=関大=は冒頭の4回転こそ転倒したもののその後はミスなく演じ、253・42点で5位。高橋大輔(27)=関大大学院=は、点数が伸びず250・67点で6位。世界選手権3連覇中のパトリック・チャン(23)=カナダ=は、275・62点で2位だった。(サンケイスポーツ)
[記事全文]
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2014年2月14日(金) ,seiji ,gennpatu ,rekisi
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☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2014年2月14日
52.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
68.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
90.会津白虎隊―物語と史蹟をたずねて (成美文庫)星 亮一

「老いてこそ過激に生きよ」 (イースト新書) [新書] 星亮一 (著)
「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
66位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
312位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
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「松平容保」 (成美文庫) 星 亮一 / / 成美堂出版
『松平容保』(星亮一著・成美文庫)を読了した

 最近私は、『オーストリア皇太子の日本日記』を読んで、このブログでも紹介しているが、その中の日光東照宮訪問の記述の中に、松平容保氏が「豪華な紫色の衣を身に纏った宮司」として出てきて、ちょっと驚かされたのだ。至誠の人だけに、神君家康公の墓守でも買って出たのだろうかとその時考えた(後でわかったが、そういう訳でもなく、家臣が明治政府に運動して、会津戦争後、屋敷に引きこもってばかりの旧主をその職につけたのであった)。
 またこの『日本日記』の中には、同じく旧幕府側に立った輪王寺宮(寛永寺貫主で孝明天皇の異腹弟)も出てくるのだが、こちら皇族のせいか一時謹慎はあったとはいえ、もはや完全に自由の身となったらしく、このオーストリア皇太子の接待役に何度か顔を見せ、もはや謹慎の身でなく社交界の花形のように振舞っている姿が描かれていた。
 この二人の様が好対照だったので、松平容保に前から興味を抱いていただけに、近々この本を読んでみようと思っていたのだ。
 この本は、元々は『至誠の人 松平容保』として新人物往来社から出ていた本に、星氏が加筆修正して出したものだそうだ。松平容保氏の代名詞としては、確かに「至誠の人」という言葉がピッタリである。容保は最後まで朝敵にあらずという固い信念のもとに生き抜いた人である。

 あとがきで著者は次のように書いている。
 「十五代将軍慶喜に仕え、その身代わりとなって完膚なきまでに叩かれた松平
容保は悲運の君主である。人間の社会は非条理に満ちていて、正義と不正義が紙
一重の差で歴然と分かれる。
 幕末、維新の政治抗争は、まさにそれである。朝敵の長州が一瞬にして帝の軍隊となり、慶喜がさっと身をかわすと守護職の会津が逆賊となるのである。
 後年、南部藩が生んだ平民宰相原敬は「戊辰戦争は政見の異同のみ」といい、両者にあったのは、政権抗争の違いである。朝敵、逆賊は存在しないといったのである。」
 まさにその通りだと思う。

 会津は、幕末を通して始終一貫した藩是で最も誠実な藩であったと思う。長州なども薩摩と比べれば結構誠実であったが、それでもその藩是は何度か方針転換している。薩摩などは、大久保利通を筆頭に謀略をめぐらし、勢力の変動で幾らでも仲間を裏切るような藩である。あの西郷隆盛といえども、謀略を何度も用い、とても至誠の人は呼べる人物ではない(とは言え、この2人とも嫌いではなく結構魅力ある人物だとも思っている私です)。
 会津藩は、藩祖保科正之が十五か条の家訓を遺していた。その第一条は「大君にたいし、一心大切、忠勤に励むこと。もし二心を抱くようなことがあれば、我が子孫ではない。面々決して従ってはならない。」つまり徳川宗家への奉仕が第一なのである。それだけにあのような運命も、ある程度の必然性があったともいえるかもしれない。
 容保自身は、もともと和平論者であり「公武一和」を目指していた。幕末に新たに出来た京都守護職などに就く気などなかった。その要請があった際、藩内でも反対意見が多く出て断るよう主張する重臣もいたが、藩祖の家訓や若手の意見などもあり、国政に乗り出すことになる。
 容保は病弱であったので、京都に出向いても、病に臥すことが多かった。まともに政務も取れず、その上政局の混迷もあり、大役を果たせないと職を解いて帰国させてくれるよう頼むが、慶喜など幕府首脳は、会津藩のその武力を利用したいので頑として受け入れず帰さない。慶喜には容保などどうでもよくその武力さえ確保できればそれでいいと思っていた節がある。
 大政奉還もうまく運ばず、ついには戊辰戦争へと突き進む。鳥羽伏見の戦いで、容保自身は、戦場に残りたく思っても、慶喜に引き摺られるように随行させられる。彼は不本意ながらも戦っている藩士を見捨て、幕府軍艦・開陽丸で江戸に帰る。
 その後は、まるで幕府の身代わりのようになって、幕府軍を引き受け、会津においてだけでも一月以上も戦い続ける。隔絶した兵力の差から、まさに地獄絵図のような戦いが繰り広げられ、ついに力尽き降伏する。
 この本では、降伏後の処置によって藩士がどのような悲惨な状況にまで堕ちたかもかなり詳しく書かれている。読んでみると想像以上に酷い扱いだったことがわかる。
 幕末維新は、できるだけ多角的に見つめる必要があろう。このような敗者の側からの眼も絶対に必要だ。
 原敬が言ったように戊辰戦争は戦った双方で政見の異同のみがあったのであり、本当の意味での朝敵、逆賊は存在しなかったのである。歴史から「勝てば官軍」のような処世訓を身に着けるようでは、歴史を学ぶ意味は何にもない。
 容保にも反省すべき点は勿論色々あるが、「至誠」という語が死語のようになった現代こそ、容保の生き方にあらためて高く評価し見直す必要があるのと思う。
 人によっては松平容保というと、新撰組との関係くらい(新撰組は会津藩お抱え)しか思い浮かばない人もいるかもしれない。この本には実のところ、あまり新撰組の話は出てこない。また白虎隊の悲劇の話もほとんど出てこない。
 それらを期待して読む人には、期待はずれになるかもしれないが、それでも十分に読みこたえのある本です。

 皆さんに是非ともお薦めしたい一冊です。

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町内で営農再開「断念」42% 浪江町が農業者意向調査

 原発事故で全域が避難区域の浪江町で震災前に農業に従事していた町民のうち「町で農業を営みたい」と考えている人が10.3%にとどまった一方、「町でもう農業はしない」と町内での営農再開を断念した人が42.7%に上ることが11日、町の農業者意向調査結果(速報値)で分かった。
 ただ「判断がつかない」と回答した農業者も42.4%で、営農再開を断念した人と同水準に上り、農地の除染や営農再開への支援など農業生産に意欲の持てる環境回復策が、同町の農業再生に求められていることが浮き彫りになった。町は結果を受けて「判断がつかないと回答した人に再開意欲を持ってもらえるような施策を検討していきたい」としている。

福島民友   2月12日
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県産品「買わない」30% 首都圏消費者の意識調査

 県商工会連合会は12日、昨年12月に首都圏の一般消費者を対象に行った県産食品などに対する意識調査の結果を発表した。県産品を「買わない」と答えた消費者は30.2%で、前回調査(2012年9月)の30.4%と比べほぼ同水準だった。首都圏の消費者の県産品に対する意識はこの1年間でほとんど変化がなく、本県への風評が根強いことを裏付けた。
 同連合会は「本県の風評被害はあまり改善していない」と分析し、風評被害の払拭(ふっしょく)に向けたPR活動やイベントを実施する考え。
 「買わない」(加工品を含む)「買う機会がない」と答えた消費者は合わせて52%で前回に比べ0.8ポイント上昇したのに対し、「買う」と答えた人は11.8%と、前回より2.6ポイント低下した。
 調査には、20〜80歳までの首都圏に住む男女500人がインターネットで回答した。

福島民友   2月13日
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鴨方藩砲車など県重文指定 岡山県教委3件指定

 岡山県教委は12日、鴨方藩(現在の浅口市)が江戸末期から明治にかけて使ったとみられる大砲を載せる木製砲車、如法寺無量寿院(むりょうじゅいん)本堂(岡山市東区広谷)、中山遺跡(真庭市西河内)出土の特殊壺(つぼ)・特殊器台の3件を県重要文化財に指定すると発表した。幕末・維新期の砲車が現存するのは全国でも珍しく、都道府県では初の重文指定になるという。
 若宮八幡宮(瀬戸内市邑久町尻海)の奉納絵馬と模型和船は、県重要有形民俗文化財に指定する。
 砲車は全長192センチ、車輪直径88センチ。江戸末期から明治初期に製作され、金具の調節で大砲の角度を変えられるなどの工夫が施されている。大砲は太平洋戦争で供出されたため、残っていない。
 所有する大浦神社(浅口市寄島町)の覚書には、鴨方藩が外国船に備えて築いた青佐山台場(同)の備砲だったとの記載があるほか、同藩が官軍で参加した戊辰(ぼしん)戦争で使われた可能性もある。現在は県立博物館(岡山市北区後楽園)に寄託されており、同博物館が5月に公開する予定。

 無量寿院本堂は1768年の再建。天井には14?15世紀に作製された格子状の木組みが使われ、日本建築の伝統を示す重要な遺構と評価された。
 中山遺跡は弥生時代後期の墓群で、出土した古代吉備特有の祭祀(さいし)用土器の特殊器台と特殊壺11点を指定する。うち器台1点はほぼ完全に復元されており、波形の文様や透かし穴などが確認できる。
 24点ある若宮八幡宮の奉納絵馬は、1694?1846年の製作。尻海地区の風景や朝鮮通信使の様子などが描かれ、江戸時代に廻船業で栄えた港町の繁栄を物語っている。
 3月上旬に県公報で告示され正式に指定される。県重要文化財は今回を含め313件、県重要有形民俗文化財は10件。

山陽新聞   2月12日
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無駄な努力は一つもない。
自分は頑張っているのに、
なかなか報われない
と思うこともあるでしょう。

一生懸命、タネをまいても
花開かないのは、
まだ花が咲く縁が来ていないから。

縁が来れば、
春に一斉に花が開くように、

これまでの種まきが
パッと花咲かせます。
焦る必要はないのです。

(岡本一志  愛媛県出身の仏教講師 )


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の歴史を知って 15日、市文化センターで講演会

 戊辰戦争についての関心や理解を深める講演会「戊辰戦争と司馬遼太郎」は15日午後1時から、白河市文化センターで開かれる。
 NPO法人しらかわ歴史のまちづくりフォーラムの主催で、市と市教委、福島民友新聞社などの後援。
 講演会は2部構成で行われる。歴史小説などを手掛けた作家の故司馬遼太郎さんの連載「街道をゆく」を担当した村井重俊さん(週刊朝日編集者)が「司馬遼太郎と戊辰戦争」をテーマに講演する。同市出身で茨城県筑西市在住の白河史耕会主宰、荒井忠秋さんが「戊辰戦争 歴史の裏通り」と題して講演する。
 入場料は前売り券1000円、当日券は1200円。チケットは楽蔵内白河戊辰見聞館や市文化センターなどで取り扱っている。
 NPO法人しらかわ歴史のまちづくりフォーラムの小川珠理さんは5日、福島民友新聞社白河支社を訪れ「戊辰戦争の裏話などを通じて地元の歴史を知り、白河の魅力を再認識してもらえれば」と来場を呼び掛けた。問い合わせは白河戊辰見聞館(電話0248・21・9395)へ。
(2014年2月8日 福島民友おでかけニュース)


【ドイツ・フライブルクで斎藤靖記者】県は12日午前(日本時間12日午後)、再生可能エネルギー分野で世界最先端の技術を持つドイツ・フラウンホーファー研究機構と同分野での連携の覚書を締結した。県復興計画で重点プロジェクトに位置付ける再生可能エネルギーの推進に向け、太陽光発電研究などで県内企業や産業技術総合研究所(産総研)との共同研究を促し、国際競争力を強化する。県は10日にノルトライン・ウェストファーレン(NRW)州と再生可能エネルギー分野での連携の覚書を締結しており、行政、研究機関の双方でドイツとの国際協力体制が整った。

■行政と研究機関 双方で協力
 締結式はフライブルク市のフラウンホーファー太陽エネルギーシステム研究所で行われた。村田文雄副知事が佐藤雄平知事署名の覚書を提出し、フラウンホーファー・エネルギー・アライアンスのアイケ・ヴェーバー代表(フラウンホーファー太陽エネルギーシステム研究所長)が署名した。
 今回は同機構の研究所のうち、再生可能エネルギー資源やエネルギーの効率的利用などの研究を行う18研究所で構成する組織「フラウンホーファー・エネルギー・アライアンス」が連携対象となる。具体的な取り組みとして、次世代太陽光電池や地中熱利用、小水力発電などで、県内企業との共同研究を想定している。
 同機構は産総研と包括研究協力覚書を締結しており、産総研が4月に郡山市に開所する福島再生可能エネルギー研究所とも連携する。共同研究では太陽光発電などの実証フィールドなどを備える福島再生可能エネルギー研究所の施設を活用し、日独が世界に誇る研究機関の知見を本県企業の技術向上につなげる。この他、県内で毎年開催する「ふくしま復興再生可能エネルギー産業フェア」への機構の出展や県内のセミナーでの情報交換を想定している。締結期間は3年で、3年後に連携内容を見直す。
 締結式の席上、村田副知事は「福島県は復興に向けて再生可能エネルギーと医療機器産業の集積を2大重点事業に掲げている。福島県、産総研、フラウンホーファー研究機構が三位一体となり、本県企業の技術支援をお願いしたい」とあいさつ。ヴェーバー所長は「東日本大震災と東京電力福島第一原発事故という惨事を経験し、再生可能エネルギーの可能性が生まれた。再生可能エネルギーによる社会づくりができることを見せるいい機会だ」と協力を約束した。
 締結式終了後、村田副知事はフラウンホーファー太陽エネルギーシステム研究所を視察した。村田副知事は12日でドイツでの公式行事を終え、14日朝(日本時間)帰国する。

(2014/02/13 11:30カテゴリー:福島ドイツ連携の道 再生可能エネルギー)

福島県産品「買わない」30% 首都圏消費者の意識調査
福島民友新聞 2月13日(木)11時17分配信

 県商工会連合会は12日、昨年12月に首都圏の一般消費者を対象に行った県産食品などに対する意識調査の結果を発表した。県産品を「買わない」と答えた消費者は30.2%で、前回調査(2012年9月)の30.4%と比べほぼ同水準だった。首都圏の消費者の県産品に対する意識はこの1年間でほとんど変化がなく、本県への風評が根強いことを裏付けた。
 同連合会は「本県の風評被害はあまり改善していない」と分析し、風評被害の払拭(ふっしょく)に向けたPR活動やイベントを実施する考え。
 「買わない」(加工品を含む)「買う機会がない」と答えた消費者は合わせて52%で前回に比べ0.8ポイント上昇したのに対し、「買う」と答えた人は11.8%と、前回より2.6ポイント低下した。
 調査には、20〜80歳までの首都圏に住む男女500人がインターネットで回答した。
 一方、同連合会が昨年開いた「福島の美味しいもの食のフェア」の来場者に聞いた県産品に対する安心度については「とても安心」「安心」「やや安心」と答えた割合が会津会場で71・5%だったの対し、郡山会場では58・6%と低下した。同連合会は会津地方と中通りで、食品に対する安心感に差があるとみている。
.「35歳限界説」は崩壊? 転職の新たな流れとは〈AERA〉
dot. 2月11日(火)16時13分配信
 転職市場で長く言われてきた「35歳限界説」。35歳を過ぎれば、転職の選択肢は一気に狭まるという「定説」が崩れつつある。人材サービス大手インテリジェンスの調査では、転職成功者に占める35歳以上の割合がこの5年で一気に2倍以上になった。一方で29歳以下は低迷。転職者の平均年齢は男性で31.9歳まで上昇してきている。

 

アエラは1月下旬、国内の主要200社にアンケートを行い、114社から回答を得た。そこから人材採用に対する企業の姿勢の変化が明らかになってきた。

 特徴的なのは中途採用を増やす理由だ。「事業領域の拡大・変化」という理由をあげる企業が最も多く、「即戦力になる人材が必要」「ダイバーシティー推進」などが続いた。インテリジェンスHITO総合研究所主席研究員の須東朋広氏は、2008 年のリーマン・ショックを境に「35 歳限界説」が有名無実化したと指摘する。

「グローバルで見たときに、衰退産業と成長産業の色分けがはっきりし、一部の企業では事業領域の転換を迫られるようになった。一方で新興国市場などを視野に入れると、有能な社員が1人いれば、個人の力で大きく業績を動かせる。そんな環境下で必要なのは、一定のキャリアを積んできた即戦力。そういう人材は結果として、40代前後に多かったのです」

 アンケートでも、三菱商事は11年から「公募でのキャリア採用を本格的に開始」したと答えている。

「事業を取り巻く環境の変化、ビジネスモデルや事業形態の変化に対応するためです。キャリア採用者は既にそれぞれの経験や能力を生かして活躍している。今後も、積極採用を考えている」(三菱商事広報)

 日本IBMも、35歳以上の人材を積極的に採用している。さらに経済産業省も、スキルと経験を持った40、50代の人材が成長産業に転職できるよう、人材紹介会社などへの支援を始めている。同省産業人材政策室の橋本泰輔氏はこう話す。

「現実には40、50代の人材を活用しきれていない企業もある。そうした人材を、本人が活躍しやすい場へと転職できる仕組みを作る必要がある。それが、個人と企業双方のさらなる成長につながると考えています」

※AERA 2014年2月10日号より抜粋
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2014年2月13日(木) 歴史、社会、政治
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☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2014年2月13日
48.会津藩VS長州藩 (ワニ文庫)星 亮一
61.会津藩はなぜ「朝敵」か (ワニ文庫)星 亮一
68.会津藩 斗南へ―誇り高き魂の軌跡 星 亮一
90.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一

「老いてこそ過激に生きよ」 (イースト新書) [新書] 星亮一 (著)
「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
39位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
181位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
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傾いた本棚
本棚を見るとその人のことがわかるとか・・・
2014年01月 
星亮一と幕末
2008年02月04日 (Mon)
ここのところ続けて「星亮一」氏の著作を読みました。
星さんは仙台市で1935年生まれました。
多くの著作のほとんどは会津藩に関するもので、新選組・白虎隊に興味のある方なら
一冊は読んでいると思います。
星さんの語る戊辰戦争はわかりやすいです。
書かれる文章は冷静でおだやかですが「会津は朝敵ではなかった」・・・・これが強く根底にあります。
幕府や薩長をただ悪く言うのではなく、会津の失敗も認めた上での意見は信用できると感じました。

敗者の維新史/会津藩士荒川勝茂の日記(中公新書)

よみなおし戊辰戦争/幕末の東西対立(ちくま新書)

会津藩はなぜ「朝敵」か(ベスト新書)

最後の将軍徳川慶喜の無念


「敗者の維新史」と「よみなおし戊辰戦争」は、2冊を合わせ再編され三修社から「戊辰の内乱」として出ています。

「よみなおし戊辰戦争」の最初に、著者が青森で会津藩士内藤介右衛門の末裔と会う話があります。星さんはそこで「泣血氈」を手渡されるのでした。
「泣血氈」とは歴史的な毛氈(もうせん)です。
会津藩は籠城の果てに慶応4年9月に降参しました。
追手門外で降伏式に臨んだ折、松平容保が椅子に座る敵の軍監に降伏謝罪の嘆願書を差し出しました。
このとき容保が立った真っ赤な毛氈を重臣たちが分け合い、いつかの日かこの屈辱を晴らさんと誓ったといいます。
この毛氈を秋月悌次郎が「泣血氈」と名づけました。

「先祖の血と涙がしみついた」毛氈を預かり、星さんはこれを見つめながら
会津の作品を書き続けることにしたいと思ったそうです。

末裔の方も星さんの著作から、正しい歴史(自分たちの祖先の無念)を伝えてくれる人として
信頼されたのだと思います。

「徳川慶喜の無念」は慶喜の動きを中心とした幕末〜明治について書かれています。
これを読むと慶喜も不運な人だと思います。

自分の後ろ盾になるはずの水戸藩(親にも家臣にも)に足を引っ張られてばかりです。
そのため大奥から嫌われ14代将軍になりそこねたり、ただでさえまとまりのいない幕閣で孤立無援になったりしてしまいます。

一ツ橋家は藩でないから大きな武力を持っていない。尊王攘夷派の水戸は命を狙ってくる。
頼るのは会津藩のみ・・
慶喜の弟を養子に取らされた会津藩はもっと不運としかいいようがないです。


「敗者の維新史」の会津藩士の日記を読むと、徳川慶喜も勝海舟もずるい人だと感じます。
ただ生き残ったというだけでなく、食うものや住むことに困らなかったというだけで恵まれすぎていたと思うのです。
共に妻や子どもたちだけでなく妾とも呼べる女性たちと一緒に広大な屋敷に住み、なに不自由なく暮らし人生を全うしました。
慶喜も海舟も奥羽越の戦争を無視し、終わっても手を差し伸べませんでした。
存命中に書かれた慶喜の伝記にも無念の思い、将兵たちへの思いやりのことばはなかったといいます。

徳川家康の再来と言われた徳川慶喜は、その英才を生かす時代に生まれなかったということでしょうか。
幕末で活躍した人たちを知るたび、時代に生かされた人とそうでない人がいるのだと感じています。
坂本龍馬も高杉晋作も明治を見ずに亡くなりましたが、彼らが新政府で活躍できたかはわかりません。「あのとき」を生きるようにと歴史の手が彼らをそこに配置したと思います。
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ろうそくに鎮魂の灯 震災2年11カ月、双葉の仮設で追悼

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の発生から2年11カ月となった11日、双葉町の避難者が生活するいわき市の双葉町南台仮設住宅で、震災犠牲者の追悼と復興への願いを込めてろうそくにともすイベントが行われた。震災発生時刻の午後2時46分には参加者が黙とうをささげた。
 キャンドルアーティストのキャンドル・ジュンさんが率いる東日本大震災復興支援団体「LOVE FOR NIPPON」によるイベントで、同町の仮設住宅では初めて行われた。参加者がキャンドルホルダーに「復興」「ずっとふるさと双葉」などのメッセージを書き込み、鎮魂と未来の希望の光をともした。
 バーベキューやマジックショーなども行われ、参加者が交流した。女優の広末涼子さんも参加した。
 キャンドル・ジュンさんは「多くの人が集まって良かった。今後もこの仮設住宅を訪れたい」、広末さんは「震災から間もなく3年になるが、時間が経過して終わるということではない。つながっていきたいとあらためて思った」と話した。

福島民友   2月12日
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未来は変えられるけど、
過去はけっして変えられない。

そうずっと思っていたけど、
過去は変えられるやん。

もちろん
過去の出来事は変わらへん。

でも、そのときに感じた恨みや、
苦しみ、憎しみは全部、
感謝の気持ちに変えられる。
(軌保博光   映画監督 )


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2014年2月12日(水) 歴史、政治、社会
白河で戊辰戦争戦死者の慰霊碑建設
募金活動開始。
事務局、白河戊辰見聞館
024−821−9395


☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2014年2月12日
48.会津藩VS長州藩―なぜ“怨念”が消えないのか (ベスト新書)星 亮一
65.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
69.会津戦争全史 (講談社選書メチエ)星 亮一
78.会津藩VS長州藩 (ワニ文庫)星 亮一

「老いてこそ過激に生きよ」 (イースト新書) [新書] 星亮一 (著)
「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
103位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
388位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
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会津戦争全史 星亮一著 ここに《日本人の戦争》の原点がある
[評者]野口武彦(文芸評論家)  [掲載]2005年11月13日   [ジャンル]歴史 

 会津戦争を原点にすると、《日本人の戦争》が見えてくる。
 幕末会津藩の悲運は、輝ける明治維新の暗い裏面として、正史では隅っこに追いやられてきた。皇朝史観であれ、進歩史観であれ、戊辰戦争を「正義の戦争」と見る立場からは歴史の経常支出と見なされるこの内戦は、著者にいわせれば「日本近代史の汚点」であった。
 鳥羽伏見戦争で「朝敵」とされた会津藩主松平容保(かたもり)は、国元に帰って謹慎し、謝罪を申し出たにも拘(かか)わらず、薩長政権はそれを無視して、(1)容保の斬首、(2)会津若松開城、(3)領地没収の三点を要求して譲らない。会津の窮境を見かねた東北諸藩は連帯して奥羽越列藩同盟を結成し、足かけ二年にわたる戦乱の幕が切って落とされるのである。
 新政権軍の攻勢で列藩が次々と脱落するなか、孤立して戦った会津藩がついに力尽き、若松落城を迎える悲劇は、これまで独特の怨念(おんねん)と敗者の美学にいろどられて語り継がれ、本書でもクライマックスになっている。
 類書は多い。著者自身もこの題材で何冊か書いている。旧怨(きゅうえん)は消えないし、また忘れるべきでもない。問題はいかに相対化するかである。本書の新機軸は、会津戦争を受難と被害の視点だけからでなく、普遍的な《戦争と日本人》という論点から眺め直している点にある。
 判明している戦死者は二千四百七人。これには農兵・人夫・「官軍」にレイプされて殺された女性が数えられていない。新政権軍の兵士は、相手が弱者と見ると徹底的にいたぶる軍隊だった。
 勝者の暴虐はもとより、敗者の側も批判をまぬかれない。行間からは敗北を必要以上に悲惨にした会津藩上層部への怒りが、まるで今日の出来事のようにたちのぼってくる。優秀な銃隊に向かって槍隊(やりたい)が突撃するしか戦法がなく、老人隊が前線に出て戦い、少年・婦女子が参戦して自害する。これは無能な指導部による《本土決戦》だったのである。
 東北人の著者が、奥羽越列藩同盟をアメリカ南北戦争における北軍になぞらえる意地の張り方にも敬服する。
 [評者]野口武彦(文芸評論家)
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 講談社選書メチエ・254ページ・1680円/ほし・りょういち 35年生まれ。作家。著書に『後藤新平伝』など。
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東電、昨夏把握も公表せず=500万ベクレル―福島第1の高濃度汚染地下水・規制委

 東京電力福島第1原発で昨年7月に採取された地下水から1リットル当たり500万ベクレルのストロンチウム90が検出された問題で、東電がこの数値を同月中に把握していたことが10日、原子力規制委員会への取材で分かった。東電はこの値を今月まで公表していなかった。規制委へ報告した際にも、判明したのは最近と説明したが、その後把握した時期を訂正したという。
 東電の説明が変遷したことで、同原発の汚染水濃度に関する不信感がさらに高まるのは必至。規制委は近く、東電から改めて詳しい説明を求める。 
時事通信 2月11日(火)
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「生業を返せ、地域を返せ」 被災者620人が3次提訴

 東京電力福島第1原発事故に伴い、県内外の被災者でつくる「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟原告団が国や東電に地域の原状回復や慰謝料などを求めた訴訟で、原発事故当時に福島や宮城、茨城県などに在住していた620人が10日、福島地裁に新たに提訴した。
 今回で3回目。原告は合わせて2579人となった。新たな原告の約9割が事故当時、南相馬市や飯舘村など県内に住んでいた。原告側の弁護団によると、原発事故に伴う被害救済を求め全国13裁判所に提訴された訴訟の原告約5千人のうち、同原告団が約半数を占めることになるという。

福島民友   2月11日
-----------------------------------------------------------「米軍は番犬だ」吉田茂元首相の「外交マジック」がバレ、日本はもはや米軍と朝鮮人を犠牲にできない

板垣 英憲 | 政治評論家、板垣英憲マスコミ事務所代表
2014年2月11日 23時16分
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◆「米軍は番犬だ」と言い切った吉田茂元首相の英国流「外交マジック」がいまや、すっかりバレバレになり、効き目がなくなってしまっている。吉田茂元首相が1951年9月8日のサンフランシスコ講和条約と同時に締結された日米安保条約に「米軍番犬戦略」を仕込んだ。米ソ東西冷戦開始により米国が日本に「再軍備」を執拗に迫ったのを巧妙、狡猾にかわし、日米安保条約を締結して、米軍の日本列島駐留を許し、「米軍の番犬」化を図ったのである。
だが、日本領土・領海・領海と日本国民を「核の傘と兵力」で約63年にわたり守ってきた「忠勇なる番犬」が、このごろは、物の役に立たなくなっているのだ。
駐留米軍が「役立たず」の「駄犬」になってしまったのは、米国が「重い金欠病」に罹ってしまったからだ。それどころか、これまで仮想敵としてきた「黒豚」が太り続けているのを見せつけられて食指を動かし、「番犬の役目」を放棄し始めたのである。米国は、大金を費やして養っている貴重な兵力を日本列島と日本国民の防衛に費やしてきたけれど、
この馬鹿な番犬は、吉田茂元首相の英国流「外交マジック」に、やっと気づき、まんまと騙され続けてきたのを覚ってきた。
◆大東亜戦争に敗れた戦後の日本は、吉田茂元首相の「米軍番犬戦略」と岸信介元首相の「国軍再建戦略」(背後に米CIA=対日工作資金を提供)の二つの戦略のせめぎ合いのなかで、国防を維持してきた。
吉田戦略は、朝鮮半島の「38度線」と「米ソ東西冷戦」を利用する狡猾な戦略であり、北朝鮮と韓国を永久に対立させ、朝鮮人を犠牲にして日本国民が平和を楽しめるようにするのが、目的であった。朝鮮半島有事のときは、米軍将兵と朝鮮人が犠牲になる。日本国民は、安全地帯にいて、高みの見物としゃれ込む。
岸戦略は、米国との密約により大日本帝国陸海軍を再建して、日本軍と米軍が一体となって軍事行動を取ろうとする戦略である。岸信介元首相の孫である安倍晋三首相が、この「悲願」をいままさに成就させようとしている。
オバマ大統領は、駐留米軍を「日本の番犬」どころか、事実上「日本の傭兵」(日本が駐留経費と米軍将兵の給料を負担)とし、朝鮮半島有事ばかりでなく、世界各地の紛争に「陸海空3自衛隊」も一体になって派兵させようと企んでいる。米軍将兵の戦死(消耗)を極力少なくして、「陸海空3自衛隊」に肩代わりさせようとしているのだ。
安倍晋三首相は、「金欠病」のため「戦争をできなくなった米国」の現状を直視し、日本の「自主防衛」を念頭に、「積極的平和主義」を標榜して、これからの国防戦略を打ち立てようとしている真っ最中である。
◆だが、日本国憲法の「恒久平和主義(戦争の永久放棄)」と「戦力不保持」を墨守しているいわゆる「平和主義者たち」は、吉田茂元首相が仕組んだ狡猾な「米軍番犬戦略」によって日本列島と日本国民の安全を確保しようと考え続けている。けれども、この吉田戦略が、とっくに破綻していることに気がついていない。
それどころか、米軍将兵と朝鮮人を犠牲にして、日本国民だけで「平和を楽しもう」と身勝手な「エセ平和論」を振り撒いている。朝日新聞は2月11日付け朝刊「15面=オピニオン面」で「今こそ政治を話そう インタビュー 靖国参拝と世界秩序」という見出しをつけて、慶応義塾大学の添谷芳秀教授の意見を掲載している。このなかで添谷芳秀教授は「戦勝国の歴史観 正面否定する象徴 米とも亀裂生む」と安倍晋三首相の責任のみを問い、「アジア繁栄の礎は日本の戦後外交 成功物語つないで」と要望している。だが、「日本の戦後外交 成功物語」の基礎に、吉田茂元首相の狡猾な「マジック」が存在していたことには一向に触れていない。しかも、この「マジック」が解けてしまい、再び、米国を騙す「軍事外交戦略」が生まれていない現実にも、まったく無知であることをさらけ出しているのには、呆れ果ててしまう。--------------------

学校は記憶力によって、
優劣が決まる世界です。

しかし、ひとたび社会に出れば、
そんなものは通用しません。

なぜなら、
社会は判断力の勝負だからです。

どんなに知識を持っていても、
それを生かして自分自身で判断し、
行動できなければ何の役にも立ちません。
( 小山昇  ビジネス書作家 )


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高梨沙羅 直前練習で完全復活!3本全て100メートル越えジャンプ

東スポWeb 2月11日(火)12時11分配信





高梨沙羅 直前練習で完全復活!3本全て100メートル越えジャンプ

高梨沙羅が日本選手団の「救世主」になる

【ロシア・ソチ10日(日本時間11日)発】日本選手団の負の連鎖が止まらない。第4日はスピードスケート男子500メートルで加藤条治(29=日本電産サンキョー)と長島圭一郎(31=同)、モーグル男子の遠藤尚(23=忍建設)らメダル候補が次々に表彰台を逃した。ここまでメダルゼロのうえに、カーリング女子代表からはインフルエンザによる離脱者まで出た。どうにも悪い流れ。断ち切るのは、今夜出陣するジャンプ女子の高梨沙羅(17=クラレ)しかいない状況だ。果たして17歳が日本を救えるのか? 注目の前日練習では…。

 五輪初採用のスキー・ジャンプ女子(HS106メートル、K点95メートル)は11日午後9時半(日本時間12日午前2時半)から行われる。今季W杯13戦10勝で、金メダルの期待がかかる高梨は決戦まで24時間を切り、完全復活をアピールした。

 9日の公式練習ではダニエラ・イラシュコ(30=オーストリア)との対戦で2戦2敗。トップ争いで後塵を拝したが、この日は立て直しに成功した。1本目に101メートルを飛んで調子をつかむと、その後も100・5メートル、101・5メートルと高いレベルで飛距離が安定。全体の順位は1位、2位、1位で、イラシュコに2勝1敗と雪辱した。

 これまでの練習は暖かい日中に行われたため、助走路でのスピード不足から飛距離が伸びなかった。しかし、この日は本番と同時刻に始まるナイター。気温が下がったことでレールの雪の状態がよくなり、高梨のスピードは増した。高梨は「今までの練習の中で一番できた。スピードもだいぶ戻ってきた」と手応えを強調した。

 課題の助走路でのポジションも「だいぶ固まってきたと思います」ときっちり改善。3本とも昨年までの弱点だったテレマーク姿勢をしっかりと意識した。イラシュコも好調のため、勝負は着地で決まる可能性もある。

「(テレマークは)入れづらいです。最後まで粘って全神経をそこに集中させないといけない」と気を引き締めた。

 ナイターは昨年10月のロシア選手権でもテストジャンパーとして経験している。「冬は飛んでいて気持ちいい」と違和感も感じていない。技術的にも大きな不安はなく、いよいよ悲願の金メダル獲得へ王手をかけた高梨だが、ここにきてもう一つの役割を担うことになった。

 この日、スピードスケートの男子500メートルでメダル確実といわれた加藤が5位、長島が6位とまさかの“惨敗”。さらにモーグル男子では予選を4位で通過したエース遠藤が決勝では15位と本領を発揮できずに終わった。有力選手が続々と敗れ、メダル獲得のない日本選手団には非常ベルが鳴り響いている。

 しかし、橋本聖子団長(49)は「メダルの目標は変えない」と話し、長野五輪を超える金5個、合計10個以上のメダル獲得に全力を挙げる方針を示した。強気な発言は高梨の好結果を意識していることは明らか。万全の態勢を整えた日本のエースに、日本選手団の命運を託した格好だ。

 気になるプレッシャーも高梨には関係ない。「高ぶりというか、今からとても楽しみです。やることは同じなので、いいイメージだけ持って過ごしたい」。17歳とは思えないほどの落ち着きぶり。女子ジャンプの歴史に刻む「初代女王」、そして日本選手団の「救世主」へ――。待ったなしだ。
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2014年2月11日(火) 歴史、政治、社会
スペイン裁判所、江沢民元国家主席らに逮捕状 中国激しく反発
2013.11.20 13:41 (1/2ページ)[スポーツの不祥事]

江沢民元国家主席

 【ベルリン=宮下日出男、北京=川越一】スペインの全国管区裁判所は19日、中国でのチベット族虐殺に関与した容疑で、江沢民元国家主席(87)、李鵬元首相(85)ら5人の逮捕状を出した。チベット族を支援するスペインの人権団体の告発を受けた措置。これに対し、中国外務省の洪磊報道官は20日の記者会見で、「強烈な不満と断固たる反対を表明する」と非難し、両国関係に悪影響を及ぼす可能性があると警告した。

 スペインからの報道によると、人権団体は2006年、スペイン国籍を持つ亡命チベット人とともに刑事告発していた。告発では1980〜90年代にチベット族に対して「ジェノサイド(大虐殺)や拷問などが行われた」と主張している。

 他に逮捕状が出たのは、当時の国家治安当局やチベットを担当する中国共産党の幹部ら3人。裁判所は5人が当時担っていた「政治的、軍事的な責任」を考慮した上、虐殺に関与した疑いがあると指摘した。

、昨夏把握も公表せず=500万ベクレル―福島第1の高濃度汚染地下水・規制委
時事通信 2月11日(火)2時31分配信
 東京電力福島第1原発で昨年7月に採取された地下水から1リットル当たり500万ベクレルのストロンチウム90が検出された問題で、東電がこの数値を同月中に把握していたことが10日、原子力規制委員会への取材で分かった。東電はこの値を今月まで公表していなかった。規制委へ報告した際にも、判明したのは最近と説明したが、その後把握した時期を訂正したという。
 東電の説明が変遷したことで、同原発の汚染水濃度に関する不信感がさらに高まるのは必至。規制委は近く、東電から改めて詳しい説明を求める。 集団自衛権「北攻撃」を例示動画NEW
舛添氏「信頼回復に全力」写真
JR北の社員と法人を刑事告発
国の借金1人800万円 過去最大NEW
元信者 平田被告との逃亡語る動画 鹿児島テレビ 他局の音声流用NEW
「小悪魔ageha」モデルを逮捕動画
人間国宝の山本邦山さん死去写真 国内トピックス V 国内トピックス V .集団自衛権「北攻撃」を例示動画NEW 元信者 平田被告との逃亡語る動画 舛添氏「信頼回復に全力」写真 鹿児島テレビ 他局の音声流用NEW JR北の社員と法人を刑事告発 「小悪魔ageha」モデルを逮捕動画 国の借金1人800万円 過去最大NEW 人間国宝の山本邦山さん死去写真 .もっと見る.
..国内
政治社会人..「北朝鮮が米攻撃」、安倍首相が例示=集団自衛権容認に意欲―衆院予算委
時事通信 2月10日(月)16時37分配信

 安倍晋三首相は10日午後の衆院予算委員会で、集団的自衛権に関し「例えば北朝鮮が米国を攻撃し、国際社会で経済制裁を行うとき、北朝鮮に武器弾薬が運ばれている。輸送を阻止できるのに阻止しなくて良いのか」と述べ、行使を可能にするための憲法解釈変更に強い意欲を示した。首相が具体的国名を例示して国際紛争の可能性に言及するのは異例だ。
 同時に首相は、憲法上の問題がクリアされた場合でも「米国が集団的自衛権行使として行うことを日本がやるかと言えば、全くそんなことはない」として、運用は抑制的になるとの認識を示した。民主党の岡田克也前副総理への答弁。
 集団的自衛権をめぐっては、政府の有識者会議が4月に報告をまとめる予定で、首相は「結論を得たところで与党でしっかり議論する」と指摘し、行使容認に慎重な公明党との調整を本格化させる意向を表明。「実際にどう自衛隊が動くかは、その根拠法を改正しなければいけない」とも語り、自衛隊法改正などの法整備が必要だとの認識も示した。民主党の海江田万里代表への答弁。 
.【関連記事】
〔写真特集〕北朝鮮の女性たち 2013年秋
〔写真特集〕驚き 「北」の乗り物事情〜牛車からベンツまで〜
【特集】逃走、銃撃、そして自爆 奄美大島沖工作船事件
〔写真特集〕北朝鮮唯一のエアライン「高麗航空--------------------------------------------------------------------------------
☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2014年2月11日
32.会津藩VS長州藩―なぜ“怨念”が消えないのか (ベスト新書)星 亮一
79.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
89.会津藩はなぜ「朝敵」か (ワニ文庫)星 亮一
99.会津藩VS長州藩 (ワニ文庫)星 亮一

「老いてこそ過激に生きよ」 (イースト新書) [新書] 星亮一 (著)
「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
101位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
339位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
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会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書) 書評

著者が東北出身のせいか、ところどころ会津寄りな記述はありますが、薩摩ならびに長州を一方的に断罪するような感情に走ったりはせず、また、会津側の問題を痛烈に指摘する事も忘れていないので視点は公平で読みやすいです。目を背けたくなる凄惨な様相には著者が鶴ヶ城攻防戦を「日本近代史の一大汚点」と評価する事に同意するばかりです。個人的には、国の将来を考えるなら戊辰戦争、特にこの会津の悲劇ほど避けられた事態は無かったと考えているのでなおさらです。ドラマなどの創作物で美化されたものではない事実を教えてくれる本でした。
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「原発」争点化に苦心 一本化できず票分散

 東京都知事選で、前日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏と元首相の細川護熙(もりひろ)氏は、公約の「脱原発」を支持する票が分散した。元航空幕僚長の田母神(たもがみ)俊雄氏は組織票が乏しく、支援が広がりを欠いた。(都知事選取材班)
 宇都宮氏と細川氏は共に、原発ゼロを掲げて選挙戦に臨んだ。しかし、東京新聞が三〜五日に行った世論調査では、原発再稼働に反対する有権者の投票先は、元厚生労働相の舛添要一氏と細川氏、宇都宮氏に分散。舛添氏が「将来的な廃止を目指す」などと脱原発に共感を示したことで、脱原発票がまとまらない結果となった。
 告示後も、宇都宮氏と細川氏の一本化を求める動きが出たが、「脱原発以外の政策が違う」などの理由で実現しなかった。
 宇都宮氏は共産、社民両党の推薦を受けたものの、前回に比べると推す政党が減った。このため、支援の広がりを欠いた印象が拭えなかった。政策面では貧困対策をはじめ、「かゆいところに手が届く」(陣営)ほど詳細な政策集を作りながら、公開討論会が他候補者の不参加で相次いで中止になるなど、主要候補者が政策論争する機会が乏しかった。
 細川陣営の幹部は「出遅れと、立ち上がり時の作戦ミスがあった」と分析。出馬表明は告示九日前、正式会見は告示前日までずれ込んだ。首相時代に追及された一億円借り入れ問題への対応や、公約とりまとめに手間取ったことが一因だ。有利とされる「後出しじゃんけん」だが、空白期間がマイナスになった。
 頼みの綱、小泉純一郎元首相との「二枚看板作戦」は、街頭では盛り上がりを見せたが、告示後はメディアが各陣営を公平に取り上げるため、小泉氏の露出が少なかった。「小泉氏が応援していることすら知らない有権者も多かった」(陣営)。このため、原発問題を最大の争点にまで押し上げられなかった。
 六年後の東京五輪で八十歳を超える年齢が弱点となったほか、選対責任者の途中交代などで組織の足並みも乱れた。
 一方、田母神氏は政党や業界団体の支援がなく、告示後に多摩地区に一度しか入らないなど運動エリアにも偏りが出た。安倍晋三政権のスタンスに近いことを強調したが、自民党は舛添氏支援に回っており、熱心な支持者以外への浸透は果たせなかった。

東京新聞   2月10日
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僕には小さい頃から大事にしている、
祖母から教えてもらった
言葉があるんです。

それは「あおいくま」です。
あ…あきらめるな
お…おこるな
い…いそぐな
く…くさるな
ま…自分にまけるな
( コロッケ   物まね芸人 )


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2014年2月10日(月) rekisi ,,seiji ,shakai
☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2014年2月10日
44.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
68.会津藩VS長州藩―なぜ“怨念”が消えないのか (ベスト新書)星 亮一
81.会津藩はなぜ「朝敵」か (ワニ文庫)星 亮一
95.会津藩VS長州藩 (ワニ文庫)星 亮一

偽りの明治維新、だいわ文庫

読者評
By デジャヴ
形式:文庫|Amazon.co.jpで購入済み日本近代史を考える際に戊辰戦争勃発が不思議でならなかった。何故このような内戦が起こったのか、避けては通れない道だったのか、明治維新とは何か、探求したくて本書を手に取った。
冒頭から少年の白虎隊のみならず、多くの会津藩の老若男女がいわれ無き賊軍・朝敵との汚名に立ち上がる様は実に勇猛果敢であり、京都守護職を任されるに相応しい当時雄藩と言われた会津を知ることができる。 そしてわかったことは、薩長によって巧みに挑発誘導され、新政府の存在意義のために 一方的に悪者に仕立て上げられた――ということだった。『勝てば官軍』の語源の通り 新政府が正義なのだ、楯突く者は許さない、との見せしめのために会津藩(東北)は戦わされ、そして敗者にさせられたわけだ。その証拠に、戦死者の埋葬を許さず ありとあらゆる差別をし、果ては一万数千人もの人々を下北半島に『島流し』させている。そこでの生活は言語に絶するものがあったとのことで、今現在に至っても禍根を残す要因になっている。 推論だが、やはり孝明天皇は薩長の陰謀によって消されたのだろう。毒殺としか思えない死に様が物語っている。また、新選組が捕らえた長州の狼藉者は 京都壊滅の暴挙を画策していた、、、天皇を担ぎ上げてまんまと自らに都合のいい政府を樹立しようとした薩長こそ、賊軍ではないだろうか!? 明治新政府など、こんなものだったようだ。その証拠に新政府樹立直後...から権力闘争が始まり、その後立役者の西郷らと西南戦争に至るくらいなので、政府首脳がこの程度だからこそ、切りがない軍国主義に歯止めがかからずついには太平洋戦争によって我が国を破滅の危機に落とし入れる羽目になったのでは・・と考えさせられた一冊だった。
著者の見解は全編的に会津寄りというわけでもなく、冷静に客観視していることで説得

By ハイカー
形式:文庫|Amazon.co.jpで購入済み明治維新は見方を変えれば薩長と旧幕府諸藩との主導権争い。その現実を活写した。そもそも戦争などに大義は無い。戦争の空しさを描いた著作と見た。
コメント | このレビューは参考になりましたか?はい
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 大変参考になりました 2013/9/14
By 谷口 耕司
形式:文庫|Amazon.co.jpで購入済み官軍と賊軍。いつの間にか立場が入れ替わった内容が奥深く、明治維新とは何だったのかを考えさせられました。また、私たちが学校で教わってきた内容とは何だったのか、勝利した側が残した都合の良い歴史ではなかったのかと思わざるをえないものでした。
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92 人中、67人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 歴史の裏を知る面白さ! 2010/1/2
By 晴天女
形式:文庫戦勝者に人はなびきます。そうした人達は敗戦者の会津を見放しました。
しかし、会津はみずからの正義を訴えるために死をかけて戦いに臨んだのです。
なぜに私達が朝敵なのですか。いまは見捨てられても、必ずや歴史が証明してく
れる。「そういう思いで、会津藩兵は戦場に向かい、白虎隊の少年達も自刃しま
した」

御所に向かって発砲した長州が許され、どうして天皇擁護の会津が朝敵とされた
のでしょう。京都守護職の松平容保は、天皇から絶大な信頼を受けていたではありませんか。
以前から私が知りたいことでした。
本書は、そうした疑問に懇切丁寧に解説してくれています。

薩摩や長州といった幕末史の主な人物の紹介が的確にされ、分かり易く整理して
あります。当時の世相をよく理解でき、難なく読み進められました。 

容保は岩倉具視のような政略に富んだ政治家ではありません。
会津は最後まで一丸となって闘いました。
会津士族は命を懸けて君主に尽くしました。
会津女性の強さに驚嘆します。
「会津ならではの倫理、道徳、美学があった」
畳み掛ける文章が胸に迫ります。

坂本龍馬に重要な役回りのあったこと、そして薩摩土...佐盟約の存在を
本書で初めて知りました。
悲惨極まりない会津処分は小心な木戸孝充によるものだったのですね。

本書には薩長が知られたくない多くの「真実」が書かれています。
歴史はその裏を知ってこそ面白いですね。
とても読み応えのある一冊でした。 続きを読む ›

By palladian
形式:文庫善悪は単純に決めることは出来ない。
見方を変えれば“真実”は変わるからだ。

会津は、“幕府に忠誠を尽くす”という自分たちの正義を貫いた。
その結果、薩長連合軍に敗北して朝敵となった。

本書では、戊辰戦争後、新政府に翻弄された会津の人々を描いている。

生き様は様々だが、皆、誇り高く、自分のことよりも同郷の人たちの暮らしを向上させることに努めている。

会津の人々の叫びを痛いほど感じる一冊。
コメント | このレビューは参考になりましたか?はい

By ソアーズスター
形式:文庫|Amazon.co.jpで購入済み幕末あるいは歴史の転換点にしばしば
起こりうる「賊軍と官軍」の是非。
本書はその点を考える上で、とても参考になった。

5つ星のうち 5.0 人間の種類
一途で融通の利かない馬鹿真面目人間の殿様と調子物で自己愛の強い将軍の物語。
投稿日: 4か月前 投稿者: 菅原紘一 5つ星のうち 3.0 いくら会津に同情しても情報戦で完敗したことは否定できない
関ヶ原の戦いの後、戦死者を徳川が調べたところ、90%は銃で撃たれていた。当時の性能の悪い... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: アキレスの踵 5つ星のうち 4.0 会津の悲劇をここまで書いた作品はない
同じ人間同士、あまりにも会津に対してひどい仕打ちである。下北半島の極寒の地に移住させるなんて人間のすることではない!!長州の会津憎しの表れだろう。
投稿日: 9か月前 投稿者: 大塚英徳 5つ星のうち 5.0 会津はなぜここまで戦ったのか
この本を読むと山本八重子がなぜ戦ったのかがよく分かる。弟三郎が鳥羽伏見の戦争で戦死、兄覚馬も行くえ不明になった。八重は兄と弟の敵を討つべくスペンサー銃を手に籠城し... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: 元三 5つ星のうち 4.0 「大政奉還」の後は「奥羽越列藩同盟」
戊辰戦争を描くにはこれでいいのだろう。
「大政奉還」の(慶応3年10月14日)(1867年11月9日)のあとは... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: Gori 5つ星のうち 3.0 孝明天皇毒殺?なぜ朝敵が長州から会津に一転したのか?
一読して朴訥、しかし文庫本に会津の歴史研究の成果を大量に盛り込んだ力作である。... 続きを読む
お菓子

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クチコミ「老いてこそ過激に生きよ」(イースト新書) [新書] 星亮一 (著)
内容紹介
総人口の減少数が過去最大となり、六五歳以上の高齢者人口が初めて3000万人を突破。老人医療費自己負担額増、消費税増税、年金支給開始年齢の引き上げなど、「老人のセーフティーネットをめぐる状況は激変している。3・11と東京電力福島第一原発事故後から旧警戒区域内の取材にいち早く入り、取材活動を続ける福島在住の歴史作家が、織田信長、野口英世、太宰治、田中角栄、司馬遼太郎、ヘミングウェイら戦場を生き抜いた男たちの人生観を通じて、「老人大国ニッポン」を生き抜くための処方箋を示す。
新書: 312ページ
出版社: イースト・プレス (2014/2/9)
発売日: 2014/2/9

「老いてこそ過激に生きよ」 (イースト新書) [新書] 星亮一 (著)
「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
81位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
283位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
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モーグル・上村4位の採点に疑問の声続出「なぜカーニーより下?」
デイリースポーツ 2月9日(日)20時17分

メダルにはあと一歩届かずも、笑顔でスタンドに手を振る上村愛子(撮影・飯室逸平)
 ソチ五輪・スキーフリースタイル・女子モーグル決勝(9日)で、5大会連続五輪出場の上村愛子(北野建設)は4位となり、悲願のメダル獲得はならなかった。

【写真】それでも本音は…セレモニーを見つめながら涙を浮かべる上村愛子

 6人が残った決勝の1番滑走者の上村は20・66点をマーク。最終滑走者のハナ・カーニー(米国)の競技前まで3位につけ、銅メダル獲得の可能性を残した。しかし、最後に、途中でバランスを崩したかに見えたカーニーに抜かれ4位となり、競技終了後は「3位にこれたかなとは思いましたが、達成感はいっぱいです」と笑顔で語った。

 上村のタイムは6人中1位だったが、モーグルは審判員の採点によって順位が決まる。テレビ中継を見て、「どうして上村の方が(3位の選手より)採点が低いのか?」という疑問を抱いた視聴者は少なくなく、判定への不満などを表す気持ちを、多くの人がネットの書き込みなどに投稿していた。
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都知事選投票率31・81%…午後6時現在

 「首都の顔」を選ぶ東京都知事選挙は9日、投票が行われている。
 午後6現在の投票率は31・81%で、前回同時刻を12・76ポイント下回っ
ている。
 投票は午後8時までに締め切られて即日開票され、同日夜には大勢が判明する
見通しだ。
 立候補しているのは16人。少子高齢化、首都直下地震対策、2020年開催
の東京五輪・パラリンピックへの対応のほか、原発などのエネルギー政策で論戦
が繰り広げられた。

 猪瀬直樹・前都知事が医療グループ「徳洲会」側から5000万円を受け取っ
た問題で辞職に追い込まれたことから、「政治とカネ」の問題も焦点となってい
る。

読売新聞   2月9日
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75%が1ミリシーベルト下回る 川内村民の被ばく線量

 京都大は8日、東日本大震災後に川内村で実施している村民対象の被ばく線量などの調査で、2012(平成24)年の1年間の村民の被ばく線量が平均で0.87ミリシーベルトとなり、約75%の住民が1ミリシーベルトを下回るとの推計を明らかにした。
 8日、同村で開かれたシンポジウム「福島原発事故後の里山のあり方と復興再生へのシナリオ」で報告した。
 調査は12年1月末の「帰村宣言」以降、順次帰村した村民を対象に同年8月から13年12月まで実施。延べ1803人から回答が得られた。調査によると、被ばく線量の99%以上が外部被ばくによるもので、内部被ばくの影響は1%に満たなかった。除染が未実施の山や森林で継続的に作業を行った人の外部被ばく線量は最大で年間約7.2ミリシーベルトと推計された。
 調査は、個人線量計や行動記録、除染状況の聞き取り、24時間分の食事・飲料の回収調査などを基に行われた。中心的な役割を果たした同大の小泉昭夫医学研究科教授は「今まではホールボディーカウンターなどによる調査でしか分からなかった被ばくの実態を多角的視点から実証的に調査できたことは大きい」とし、今後の継続調査に意欲を示した。

福島民友  2月9日
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橋下市長「死ぬまで公明の選挙区で立候補」 “公明憎し”で過激に挑発

 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長(44)は8日、大阪都構想の区割り案絞り込みに反対した公明党を批判し「いざという時は、大阪で公明党が議席を持っている衆院小選挙区に僕と松井一郎大阪府知事、大阪維新幹部で立候補することも考える」と挑発した。

 橋下氏は大阪市内で開いた日本維新の「近畿ブロック維新政治塾」の開講式であいさつし、「橋下を落とすチャンスを有権者に与える。首を切るなら切ってくれ。切られなければとことんいく」と“橋下節”全開。さらに「(公明党と支持母体の創価学会による)『常勝関西』の流れをなんとか断ち切るため、ありとあらゆる手段を講じていく」と宣言、「僕は死ぬまで、公明の選挙区で立候補することをライフワークにしていく」と強調した。

(サンケイスポーツ)  2月9日
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長い入院生活中、
生まれてこなければよかった、
生きる希望なんてない、
死にたいと何度も思いました。

眠っている間に
心臓が止まってくれないかな、
死ねないかな、と。
でも無理でした。

食事を抜くと腹が減って、
次の食事を腹一杯食べてしまう。

いくら生きるのをやめよう
と絶望しても、

体の器官は、
自分の役割を一生懸命果たしている。

自分を生かしてくれる
「いのち」の力に気づきました。
( 星野富弘  口にくわえた筆で創作することで知られる詩人・画家 )


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***************** **日本海沿岸で北朝鮮?からの漂着船が急増 背景には何が…
産経新聞 2月9日(日)20時51分配信

朝鮮半島からとみられる船や船体の一部の漂着件数(写真:産経新聞)

 朝鮮半島から日本海沿岸に流れ着いたとみられる漂着船(船体の一部も含む)の数が急増している。平成25年の漂着件数は前年の約1・7倍。過去に北朝鮮の漁船が漂流して保護されたケースがあることなどから、漂着船の中には北朝鮮から流れてきたものがかなりあるとみられる。その北朝鮮では、同年12月に金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の叔父で後見人とされる張成沢(チャン・ソンテク)前国防委員長が失脚、処刑され、混乱が表面化している。漂着船増加の背景には、北朝鮮の権力構造の変化が影響しているのか。それとも別の事情があるのか。

 ■船体にハングルも

 海上保安庁によると、朝鮮半島からとみられる船や船体の一部の漂着件数は昨年は80件。平成23年は57件、24年は47件だった。

 管区別で見ると、最も多いのは第9管区で、第8管区、第2管区の順で続く。月ごとの内訳は公表されていないものの、偏西風が強まる冬に漂着することが多いという。

 各県警によると、漂着した船の船体には、ハングルが記されていたものが多かった。例えば、昨年12月24日に秋田県男鹿市の海岸に漂着した木造船の船内から身元不明の3人の男性遺体が見つかった事案では、船体にハングルで数字が書かれていた。同じく12月に漂着した別の船には、「8、9月は船舶事故防止対策月間」とハングルで記されていた。

 昨年18件の漂着を確認した新潟県警によると、そのうち11件でハングルを確認。石川県警によると、昨年に漂着した19件のうち9件の船体にハングルが記されていた。

 漁船が韓国、北朝鮮どちらから漂流したかについては海保、警察とも断定できないとしている。ただ、過去には北朝鮮から漁船で脱出して日本にたどりついたり、漁業中に漂流し、保護されたり、船から遺体が見つかったケースが何件も確認されている。このため、漂着船の中には北朝鮮の船がかなり含まれている可能性がある。

 漂着船はどんな事情で、日本にたどり着いたのか。背景を探ると、北朝鮮の現状が浮かび上がる。

 ■背景には外貨稼ぎか

 「漂着船が増えているのは、北朝鮮が今、市場開放政策に大きくかじを切ろうとしているからではないか」

 脱北者の支援に取り組む「北朝鮮難民救援基金」の加藤博理事長(69)は、漂着船が昨年急増した背景について、こうみている。

 厳しい経済状況が続く北朝鮮で、水産物は数少ない外貨獲得手段の一つとなっている。加藤さんは「稼がなければ食っていけないという事情から、(漁民が)できるだけ漁獲量を得ようとして、遠くまでいって燃料切れになる場合もあるのではないか」と推測する。

 過去には船で北朝鮮を脱出し、日本に漂着したケースもあるが、漂着が多い冬の時期は日本海が荒れていることなどから、船で脱北することは考えにくいという。

 北朝鮮事情に詳しい関西大の李英和(リ・ヨンファ)教授(59)も「(冬に)船で脱北するのは自殺行為」と話し、外貨を獲得するために朝鮮労働党や軍からの漁民への圧力が強まり、無理をした結果、漁船が漂流した可能性があるとみている。

 昨年12月に張氏が処刑された北朝鮮。金第1書記の後見人として権勢をふるった張氏に関係する幹部たちの数は多いとされ、幹部たちが脱北を企てる可能性も考えられるが、李教授は「金を持っている幹部だと、中朝国境を越えるとか別の方法を考えるだろう」と指摘する。

 朝鮮半島からとみられる漂着船は年が明けてからも確認されている。「もともと経済状態は良くないが、張氏の粛清で中国との経済関係が停滞するため、余計に悪くなる」(李教授)という。不安定な情勢の中、日本への漂着船は今後もなくなりそうにない。

 ■北朝鮮向け短波放送にも変化

 張氏の粛清後、混乱が伝えられる北朝鮮情勢の影響は、日本で運営されている北朝鮮向け短波放送にも及んでいる。

 拉致問題に取り組む「特定失踪者問題調査会」が平成17年10月から、北朝鮮に向けて拉致の可能性が排除できない特定失踪者の家族のメッセージなどを流している「しおかぜ」だ。調査会によると、金正恩体制となってから、放送に使用する周波数を変えるたびに2、3日で北朝鮮からの妨害電波がかかっていた。だが、張氏が処刑された前後は約2週間にわたって妨害電波がなかったという。

 今年に入っても妨害電波の頻度は少なく、1月27日に周波数を変更した後、妨害電波が確認されたのは1週間後の2月3日だった。調査会は「これまでよりも北朝鮮の対応が遅れている。北朝鮮内部の命令系統に混乱が起きているのではないか」とみている。

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2014年2月9日(日) 歴史
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☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2014年2月9日
56.会津藩VS長州藩―なぜ“怨念”が消えないのか (ベスト新書)星 亮一
61.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
68.幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望  星 亮一

☆東北地方のアマゾンベストセラー 2014年2月9日

「老いてこそ過激に生きよ」 (イースト新書) [新書] 星亮一 (著)
「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
60位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
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福島甲状腺がん 7人増加33人に

 東京電力福島第一原発事故による放射線の影響を調べている福島県の「県民健康管理調査」の検討委員会が七日、福島市で開かれ、甲状腺がんと診断が「確定」した子どもは前回(昨年十一月)の二十六人から七人増え三十三人になった。「がんの疑い」は四十一人(前回は三十二人)。
 検討委の星北斗(ほしほくと)座長はチェルノブイリ原発事故後の甲状腺がんの発症経過や、今回見つかったがんの種類、大きさなどから「現時点では放射線の影響は考えにくい」と述べた。がんの発見率がこれまで考えられていたよりも高いことについては「症状がない人も含めた未知の調査で、比較できない」と説明した。
 しこりの大きさなどを調べる一次検査で約二十五万四千人の結果が判明し、千七百九十六人が二次検査の対象となった。
 「確定」と「疑い」に、手術の結果「良性」と判明した一人を含む計七十五人のうち二十四人について、原発事故が起きた二〇一一年三月十一日から四カ月間の外部被ばく線量も公表。一ミリシーベルト未満が十五人、一ミリシーベルト以上二ミリシーベルト未満が九人だった。
 国立がん研究センターなどによると、十代の甲状腺がんは百万人に一〜九人程度とされてきた。
 甲状腺検査は、原発事故発生当時十八歳以下の全員、約三十七万人が対象。一次検査の結果で軽い方から「A1」「A2」「B」「C」と判定し、BとCが二次検査を受ける。

東京新聞   2月8日
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「ベータ線」の過小推計か 東電昨夏採取のストロンチウム

 東京電力は6日、福島第1原発1〜4号機の海側にある観測用の井戸で、昨年7月5日に採取した水からストロンチウム90が過去最高の1リットル当たり500万ベクレルが検出されたと発表した。しかしこの水の検出値は採取当時、ストロンチウム90を含むベータ線を出す放射性物質全体の濃度で90万ベクレルと発表されており、東電の公表したベータ線を出す放射性物質の過去の数値が過小に推計されていた可能性が出てきた。
 東電によると、ストロンチウム90の検出値はベータ線を出す放射性物質全体の半分を占めるとされる。今回検出された数値を当てはめると、この水のベータ線を出す放射性物質全体の数値は1000万ベクレル程度と推定される。東電は今回の検出値について「正確な値」としている。
 東電は、過小に数値が推計された可能性のある汚染水について、一度水で薄めて計測する手法を取り入れた昨年10月以前と説明。今後汚染水の再計測を進める方針。

福島民友  2月8日
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高濃度計測 公表遅れ次々 福島第一地下水 見込みの10倍も

 東京電力福島第一原発の護岸近くの地下水が放射性物質で汚染されている問題で、東電は高濃度の放射性ストロンチウムを検出しても「分析中」として、長らく公表してこなかった。未公表にしてきた値の一部は、東電が見込んでいた値の約十倍もあり、都合の悪い数値は明かさないのでは、という疑念を招く。
 東電は、定期的に各所で地下水をくみ上げ、セシウムやストロンチウムなどの濃度を監視している。
 特に問題なのは、2号機前の二つの地点の値。東電は七月五日にくみ上げた水で一リットル当たり五〇〇万ベクレル、八月八日の水では四〇〇万ベクレルという高濃度のストロンチウムを検出した。
 ところが、ストロンチウムも含めたベータ線を出す物質全体の濃度は、九〇万ベクレル程度だった。九〇万ベクレルという値が正しければ、ストロンチウムは半分程度の四〇万ベクレル前後になるはずで、東電は「ストロンチウムの値が高すぎる。計測が間違っている可能性が高い」と勝手に解釈して公表しなかった。
 原子力規制委員会の作業部会で「ベータ線を出す物質の測定は誤差が大きい。こちらを過小評価している可能性もある」と指摘され、東電は計測に問題がないかどうかを確認。その結果、基本的に計測に問題はなく、ストロンチウムの値は当初の東電の計測値で正しいと分かった。
 六、七の両日に公表された東電の資料で、検出されたストロンチウムの値から計算すると、2号機前の二地点では、ベータ線を出す物質の濃度は公表値よりずっと高い可能性がある。
 東電は取材に、ベータ線を出す物質の測定では、高濃度汚染水の場合、全てのベータ線を計測しきれず濃度が大幅に低くなる「数え落とし」が起きる可能性が高いことを説明した。 (山川剛史)

東京新聞  2月8日
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もっと知りたい、
もっと学びたい。

こうした好奇心を失わないことで、
人は成長していくのだと思う。
( イアン・ソープ  競泳選手 )


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2014年2月8日(土) 
8日は広範囲で雪 関東では「20年に一度」の大雪となるおそれ
フジテレビ系(FNN) 2月7日(金)19時5分配信

強い寒気の影響で、8日は太平洋側の広い範囲で雪となり、特に関東では、20年に一度の大雪となるおそれが出ている。
平野部でも雪が積もるとみられ、気象庁は、外出を控えるなどの厳重な警戒を呼びかけている。
家々の煙突から煙が出ているのは、北海道・陸別町。
7日朝の最低気温は、氷点下27.9度を記録した。
北海道から本州にかけて、強い寒気が居座り、真冬の厳しい寒さが続いている。
富山市では、通勤・通学の時間帯の午前8時でも、氷点下2.4度と寒い朝になった。
石川・小松市では、雪不足で一時、閉鎖していたスキー場もこの寒波で雪が降り、7日、再オープンした。
訪れた人は「来ちゃいましたね、朝早起きして。夕方までやろうかな」と話した。
一方、広島市内中心部でも大粒の雪が舞っていた。
この雪雲は、近畿や東海にも広がり、7日夜にも雪が降り出すとみられている。
8日夕方までに予想される雪の量は、多いところで近畿で40cm、中国で50cm、四国・東海で30cmとなっている。
そして、この雪雲は、さらに発達しながら首都圏に。
東京に、あの大雪が再び。
20年に一度の大雪が、全国から集まった受験生の足を直撃する可能性が出ている。
2013年の成人の日。
大雪で交通機関も大きく乱れた東京。
8日も、2013年の大雪に匹敵するほどの雪となりそうだという。
しかし、その雪の降り方に、大きな違いがあるという。
太谷智一気象予報士は「去年(2013年)の大雪は、数時間で10cm近く積もったんですが、今回の雪の特徴は、長く降り続くということなんです。この影響で、去年の大雪を上回るおそれがあって、さらには、20年に一度というレベルの大雪になるかもしれません」と話した。
20年に一度の大雪の可能性。
大雪が予想されている8日は、多くの大学で受験日となっていた。
受験生は、「うーんって感じですけど。天候はそれこそ、神様にお祈りするなり、なんなりしないといけないので」、「雪降って地面が凍ったら、電車とか遅れるので」などと話した。
受験生にとって、大きな不安は凍った雪。
全国から受験生が集まる法政大学では、雪に備えて、さまざまな準備をしていた。
8日も入学試験が行われる法政大学。
準備されていたのは、雪を溶かす融雪剤。
試験会場をつなぐ通路では、雪を一気に取り除けるように、一面にブルーシートを敷くという。
さらに雪が積もった場合に備え、除雪機まで用意されていた。
法政大学で雪対策を担当する上杉 一さんは「受験生さんが力を発揮できるような環境づくりを心がけて、注意してやっております」と話した。
そして、大学近くの庭のホテル東京の海老沼 悟支配人は「雪の影響によって、前日からご宿泊したいというご要望が増えているように感じます」と話した。
この時期、宿泊者の3割が受験生という、このホテルは、8日は早めにタクシーを手配するなどサポートするという。
気象庁は8日の大雪に対して、注意を呼びかけた。
気象庁は会見で「平野部では雪が降って積もるような予想になっておりますので、外出は控えるなど十分な注意をしていただきたい」と話した。
20年に一度という大雪。
7日夜から8日にかけて、太平洋側の各地では、大雪に十分な注意が必要となる。

太谷智一気象予報士は「降り始める時間帯なんですが、朝の予想で、すでに、このように関東、降り始めています。おそらく早ければ、午前3時ぐらいから降り始めますから、朝の時点でうっすら積もっていることも想定しておいたほうがいいですね。お昼以降なんですが、関東の雪はどんどん強まるおそれがあります。昼ぐらいから夕方、夜にかけてが、雪のピークになりそうですから、どんどん雪が降り積もるおそれがあるという状態なんです。(どのくらいの時間降り続く?)長ければ丸1日ですね。雪の降る量、西日本から予想を見ていきたいんですが。西日本の平地でも10〜20cm。あしたの朝起きると、どっさり雪が積もっているというおそれがあります。そして一番大きな影響がありそうな首都圏を含めた関東・甲信なんですが、平野部で20cmが予想されていますが、あしたの夕方までの予想で、あしたの夜から、さらには日曜日の明け方にかけて降り続くおそれがありますので、20cm以上の雪が降り積もるということも想定しておいた方がいいですね」と話した。.最終更新:2月7日(金)19時23分
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2014年2月7日(金) 歴史、政治、社会
☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2014年2月7日
18.戊辰戦争 裏切りの明治維新 (静山社文庫)星 亮一
91.長岡藩軍事総督 河井継之助―武士道に生きた最後のサムライ (ベスト新書)星 亮一

☆東北地方のアマゾンベストセラー 2014年2月7日

「老いてこそ過激に生きよ」 (イースト新書) [新書] 星亮一 (著)
「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
33位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
95位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
142位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 東洋哲学入門
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偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)  書評

ふとし

明治維新の成立がいかなるものかを検証した一冊。昨日まで官軍だった会津藩が、なぜ一夜にして賊軍に変わったかのからくりはもはや周知の事実だが。偽勅の発行が乱発していた事実と、孝明天皇の謎の死に対して大いに言及しており、興味深い。混乱が落ち着いたのち、身を立てられた山川浩(大蔵)の言葉はある意味で爽快。「正義の道を歩むべし。立身出世などケチなことは眼中におくな。万一失敗して生活に困るようなことがあれば、いつでも俺のところに来い。」人生の辛苦を越えてきた人の言葉だけに思わず唸る。 - 2013年12月6日

大和桜289

著者はスタンスを明確にして記述されている。その良し悪しはともかく、残された文献や関係者の談に広く当たり事実として戊辰戦争がいかなるものだったか、その実態に迫ろうとされている。明治維新が単なる権力移譲ではなく権力闘争であり革命でもあったと改めて強く感じた。会津を徹底的に打倒しなくては沸騰したエネルギーを解放できなかったのかもしれないが、落城後の処置も過酷なものというほかなく、勝てば官軍という俗説どおりの対応で日本の歴史に大きな汚点を刻んだのかとの印象。戦争というものの愚かさに深く思い至った。 - 2013年10月23日
守宮花圃子

泣いてしまった。会津の人、福島の人は凄いです。 - 2013年10月5日
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県当初予算案1兆7145億円 胎動の年、復興確かに

 佐藤雄平知事は5日、県の2014(平成26)年度一般会計当初予算案を発表、総額は1兆7145億円で過去最大だった前年度を175億円(1%)下回ったものの、3年連続で1兆円台半ばを超える大型予算となった。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復旧・復興関連予算は8704億円で、前年度から463億円(5.1%)減少した。原発事故の被災者向け復興公営住宅の建設に手厚く配分した結果、土木、農林水産の両部で扱う公共事業費は過去最大の2804億円(前年度比400億円増)に膨らんだ。
 予算総額が減った主な要因は、国の除染関連経費の交付が14年度から13年度分に前倒しされる見通しとなったため。県は13年度2月補正で除染関連経費を計上し基金に積み、14年度に活用する。この補正と合わせれば事実上、前年度当初を上回る予算規模となる。
 歳出は、前年度と同様に総合計画「ふくしま新生プラン」の柱とする避難者の生活再建支援、除染を含む環境回復など、復興に向けた13の重点プロジェクトに予算を厚く配分。記者会見した佐藤知事は14年度を「新生ふくしま胎動の年」と位置付けて「復興の流れを大きく確かなものにしていく」と述べた。

福島民友  2月6日
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中国:「北方領土と尖閣の相互承認」露に打診

 中国がロシアに対し、従来日本領と位置づけてきた北方領土の領有を承認する代わりに、沖縄県の尖閣諸島を「自国領」とする中国の主張を支持するよう、水面下で打診していることが分かった。働きかけは2010年に始まり、現在も続いているとみられるが、極東開発に日本の協力を求めるロシアは、中国の提案に応じない構えだ。日露外交筋が明らかにした。

 同筋によると、10年秋、中露両国の外交関係者による非公式協議の場で中国側がロシア側に打診した。中国は「ロシアの北方四島領有を認める用意がある」と提案したが、ロシアは「北方領土は日露間で協議する」と受け入れなかった。当時は尖閣諸島沖であった中国漁船衝突事件(9月)で日中関係が悪化していた。

 ロシアでは12年5月にプーチン氏が大統領に復帰。今月8日にソチで安倍晋三首相と5回目の会談を行うなど対日関係の改善を急ぎ、中国の打診に応じる気配はない。米国が尖閣を日米安保条約の適用対象としており、尖閣への関与は日米との関係悪化を招くとの判断もあるとみられる。

 中国は1960〜70年代、国境問題などで旧ソ連との関係が悪化。64年7
月、毛沢東主席は社会党訪中団の佐々木更三衆院議員に対し、北方領土について
「皆さんに返還すべきだ」と述べ、日本領との認識を明確にした。90年代以降
は関係改善に伴い言及を控えるようになったが、日本領との立場は崩しておらず、
中国国内発行の世界地図で北方四島は「ロシアが占領中」と記されている。中露
両国は10年9月の共同声明で「領土保全に関わる核心的利益を互いに支持する」
としたが、尖閣や北方領土の明記は見送られ、13年3月の共同声明も同様の内
容にとどまっている。【福岡静哉】

毎日新聞   2月6日
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原子力委員会 政策調整機能に問題はないか(2月6日付・読売社説)

 原子力政策を俯瞰し、調整する組織が政府には不可欠である。
 政府は、原子力の利用・開発を担ってきた内閣府原子力委員会を改組する法案を今国会に提出する。
 法案は、昨年末に政府の有識者会議がまとめた方針に沿って策定される。骨子によると、委員を5人から3人に減らし、任務についても、原子力の平和利用と核不拡散、放射性廃棄物の処分のような重要施策に絞り込む。
 だが、こうした新体制で原子力政策を円滑に推進できるのだろうか。大いに疑問である。
 原子力政策は、原子力発電所の輸出や、より安全な次世代原発の研究、放射性廃棄物の処分、専門家の育成など多岐にわたる。関係省庁や研究機関、産業界の連携が欠かせない。
 原子力委は、日本の原子力開発が始まった1956年以来、原子力政策を取りまとめてきたが、福島第一原発の事故後は、民主党政権に権限を削そがれ、存在感が薄れた。法案骨子も、その方向性を引きずったままだと言えよう。
 安倍政権には、原子力委が、必要な施策の実現に資する組織として再生するよう、法案の内容を練り直す議論が求められる。
 法案骨子が原子力委の任務を絞り込んだのは、すでに担当省庁が施策に取り組んでいることが理由という。例えば、原子力の人材育成は文部科学省だ。経済産業省は原子力の利用をエネルギー政策の中で検討している。
 各省庁に任せるだけでは、効率的な遂行は困難ではないか。新生原子力委には、政策の課題について、的確に助言できる機能を持たせることが肝要である。
 無論、法案骨子が原子力委の任務に挙げている平和利用や放射性廃棄物の問題は大切だ。
 政府が先導する原発の輸出に関しては、平和利用の観点から国内外に丁寧な説明が求められる。廃棄物問題では、都道府県との意思疎通が欠かせない。
 原子力委だけでなく、政府一体となって進めねばならない。
 その際、必要なのは、原子力委の見解が政府内で尊重されるよう、法案に勧告権を盛り込むことだ。幅広い議論のためには、関係省庁から報告を聴取できる権限も法案に明記すべきだろう。
 こうした役割を果たせる委員の任命や、事務局の職員確保といった体制整備も重要である。大学の研究者を参与に招くなど、専門家の知見を幅広く活用できる仕組みも検討してもらいたい。

読売新聞   2月6日
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振り返れば
人に教わるばかりの人生だ。

私はそのなかで
自分にやれることを
懸命にやってきただけではないか。

自分で生きているようで、
実は人に生かされている。

まったく運がいい、と思う。
「感謝」。
私の日々は
このひと言に尽きる。
( 久保 華図八  北九州を中心に展開する美容室「BAGZY」グループの創業者、
美容師)


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<集団的自衛権>「密接な関係国には権利。国際的な常識」

毎日新聞 2月7日(金)12時8分配信





<集団的自衛権>「密接な関係国には権利。国際的な常識」

安倍晋三首相=藤井太郎撮影

 ◇安倍首相が参院予算委で

 参院予算委員会は7日午前、安倍晋三首相と関係閣僚が出席し、経済と外交に関する集中審議を行った。首相は集団的自衛権の行使について「同盟関係ではなくても密接な関係にある国に対しては、集団的自衛権の権利を持っている。国際的な常識と言ってもいい」と述べ、行使の対象が同盟関係にある米国以外にも広がる可能性に言及した。民主党の大塚耕平氏への答弁。

 集団的自衛権の行使を巡っては、首相の私的懇談会「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」が容認に向けた議論を進めている。一方で、公明党の井上義久幹事長は7日の記者会見で「現状の憲法解釈を直ちに変えなければいけないという認識は持っていない。まず与党できちんと議論する方針に変わりはない」と慎重姿勢を強調した。【影山哲也、高本耕太】
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【関連記事】
<憲法解釈変更の検討を本格化>安倍首相、集団的自衛権「対応検討」を表明
<「与党と議論を開始したい」>集団的自衛権、4月に政府原案 礒崎首相補佐官
<安保法制懇、4月に報告書>憲法解釈変更、ハードルなお高く
<憲法をよむ>国防軍 自衛権行使に制約なくす
<国防軍うたう平和主義>自民党憲法改正推進本部・船田本部長代行に聞く

最終更新:2月7日(金)13時34分
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2014年2月6日(木) 歴史
☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2014年2月6日

☆東北地方のアマゾンベストセラー 2014年2月6日
94.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一

「老いてこそ過激に生きよ」 (イースト新書) [新書] 星亮一 (著)
「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
102位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
401位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
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会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星亮一 感想・レビュー

会津敗北の戦術面の杜撰さが克明に描かれており面白い。城下町での死闘、悲劇は涙なくしては読めない。死体を埋葬できなかった、という箇所は何とも悲惨。会津藩士では山川大蔵の存在が大きい。怨念がある長州に指揮を取らせなかった(土佐板垣)のは西郷の配慮だという。

会津藩は何故敗れたか?これがキーポイントになっているかと。上層部の判断ミス等の指摘は成程という感じ。一方の側に片寄らない著者の視点は好感が持てた。

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脱原発 選挙だけではダメ 福島からの避難者、悲痛

 原発問題で激論が交わされる東京都知事選で、選択を迫られる有権者は重大な岐路に立っている。それは福島第一原発事故で、都内に避難して有権者となった人たちにはより深刻で、さまざまな課題に直面する。「脱原発を選挙だけの呼び声にしないで」「福島の被災者のことを考えてほしい」。悲痛な心の声が聞こえる。 (小林由比)
 武蔵野市の都営住宅で暮らす岡田めぐみさん(31)は三歳と一歳だった子どもたちの健康への影響を考え、事故後数日で福島市から避難した。当時、おなかの中にいた次女(2つ)の健診も受けられず不安が募った。
 ナイジェリア人の夫(46)が都内に単身赴任していたこともあり、行政サービスを受けやすいよう住民票を移した。
 夫は直後に母国へ一時帰国。幼い子二人を抱えた妊婦の岡田さんを支えてくれたのは都助産師会だった。近所の母親仲間や、上の子たちの面倒を見てくれる団地内のボランティアを紹介してくれた。都にも人をつなぐ役割を期待する。
 もう一つ、都知事に望むのは、女性が当たり前に働ける環境づくりだ。事故後、避難したいと思っても、夫との意見の相違などで悩む多くの妻を見てきた。「女性が仕事を持ち、経済力があれば、決められることの幅も広がる」と痛切に感じた。岡田さんは福島では出産後も保育所に子どもを預けて働くことができた。だが、待機児童もいる武蔵野市では求職中に保育所を利用することは難しい。
 最近は「避難者であるだけでなく生活者でもある」と感じる。だが、福島に残してきた両親や避難指示区域に自宅がある親戚のことはいつも気にかかる。「原発事故でコミュニティーは壊された。お金に換えられないものを失った」。だからこそ、脱原発は「当然。選挙で選んだ政治家がどんな社会を目指すかが、制度に反映される。都民としての一票は重いと感じる」。
 いわき市から避難し、千代田区で暮らす女性(38)も、出産を控えた二〇一二年十月、健診の利便性などを考えて住民票を移した。脱原発だけが争点とは考えない。「今までの政治活動や政策をバランスよく見ていきたい」と話す。
 福島に残る夫と離ればなれの避難生活。四人の子どもと暮らす民間アパートは都が避難住宅として家賃を負担するが、それも来年三月までだ。「小学生の長女もやっと生活になじむことができた。これからもこちらで暮らせるよう支えてほしい。弱者の気持ちになって考えてくれる人は誰なのか。一票を大切にしたい」

東京新聞  2月5日
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いつまで続ける対中国ODA…総額3・6兆円、年間300億円贈与も「反日」一途、軍事脅威なのになぜ?日本は「貢ぐ君」か

 尖閣諸島(沖縄県石垣市)への領海侵犯を繰り返し、東シナ海上空に防空識別圏を一方的に設定するなど、中国が膨張主義的な政策を取り続けている。その国に対し、日本が政府開発援助(ODA)をいまだに続けている。その額は実に、1年で300億円。日本固有の領土である尖閣諸島を虎視眈々と狙い、歴史問題を振りかざして国際社会における日本の名誉を徹底的におとしめようとしている中国に資金提供とは…。にわかには信じられないが、動かぬ事実でもある。

対中ODAは3兆6500億円に上る

 ODAは、低利で資金を貸す円借款、返済義務のない資金を供与する無償資金協力、技術や知識のある専門家の派遣や開発計画を支援する技術協力の3つに大別されている。
 中国に対するODA供与は昭和55年に始まった。以来、平成23年度まで、日本は円借款3兆3164億円、無償資金協力1566億円、技術協力1772億円を中国に対して供与している。
 円借款はかつて中国国内の空港・港湾、鉄道・交通網整備、発電所などの大型インフラ整備に投下され、中国の経済発展を支える基盤となった。しかし、「インフラの整備は結果的に中国の軍事力増強を下支えすることになりかねない」「円借款が中国国内でどのように使われているか不透明な部分がある」などの批判を受けて、20年の北京オリンピック前までに新たな供与を終了することで日中両国政府が折り合った。
19年12月に日中双方が確認した6つの案件を最後に円借款を新たに供与することを中止。だが、無償資金協力と技術援助についてはいまだに継続されている。
 外務省が出している24年のODAに関する国別データブックによると、23年度の中国に対する無償資金と技術協力の額の合計は約41億円に上る。ただ、これはあくまでも外務省分であって、経済産業省や文部科学省などほかの省庁を合わせた数字はさらに跳ね上がる。

中国に1年に300億円も「贈与」する日本

 改めて外務省が出している24年版ODA白書をみてみると、23年の中国に対する無償資金協力は約1300万ドル、技術協力は2億8700万ドルの計約3億ドルに上る。1ドル100円で換算してみると、300億円にも及ぶ資金が日本から中国に流れていることになる。
 低利で資金を貸し出す円借款は、中国が拒否しない限り、いずれ日本に回収される。しかし、無償資金協力と技術協力は「贈与」であり、日本には1円も返ってこない。
 円借款の供与中止を決めた際、無償資金協力と技術援助が継続されたのは、黄砂、感染症、大気汚染など対策や留学生を軸とした人材交流を深めて、日中両国の互恵的な関係を構築しようという狙いがあった。背景には巨額の資金を提供する円借款では日本国内の理解は得にくいが、環境対策や日系企業の進出を念頭に置いた中国国内の社会制度整備に対する援助ならば、大きな反対の声は上がらないだろうとの読みも政府内にはあったという。
だが、中国国内で発生した微小粒子物質「PM2・5」が流れ込むことに伴う日本国内での健康被害への懸念や頻発する反日暴動による日系企業への甚大な被害などを考えたら、こうした無償資金協力や技術協力がどの程度効果を上げているのかは極めて疑わしいといえるのではないか。
無償資金協力と技術協力は残ったが…

 無償資金協力と技術協力の継続を決めた当時、外務省内には留学支援などの人材育成について「将来の中国を担う幹部候補生を『親日派』に育成する意義は大きい」との声があったが、中国国内に吹き荒れる反日の嵐をみれば、こうしたもくろみは完全に外れたといえる。
 ところが、中国に対するODA供与を改めて見直そうという目立った動きは外務省に起きていない。むしろ、無償資金協力や技術協力の成果や効果を強調している。ODAに関する国別データブックは、中国に対するODA供与について、「両国民間の相互理解の増進も日中関係の健全な発展を促進するために重要であり、そのような分野におけるODAを通じた取組は依然として一定の意義を有している」と記している。

中国は戦争賠償の代替とのとらえ方

 そもそも中国側には日本によるODA供与は、中国に対する戦争賠償の代替の意味合いを持っているとの認識がある。昭和47年9月に出された日中共同声明の第5項では、中国は日本に対する戦争賠償の請求を放棄することを宣言しており、中国が戦争賠償の代替という認識を持っているとすれば完全な誤りだ。
しかし、平成12年5月に来日した中国の唐家●(=王へんに旋)外相(当時)は「中国に対するODAは、戦後賠償に代わる行為である」との認識を示した。つまり、「日本がわれわれ中国に対して資金を提供するのは当然であり、むしろ義務といえる」という意識が彼らの根底にあるといっていい。

まだ見えない見直し論

 中国は22年に国内総生産(GDP)で初めて日本を追い抜き、25年のGDPは名目で日本の約2倍となる。中国は経済力をバックに軍事拡張を続け、その海軍艦船は東シナ海や南シナ海をわが物顔で遊弋(ゆうよく)し、西太平洋でも頻繁に軍事演習を展開している。しかも公然と日本の固有の領土である尖閣諸島を奪い取ろうとしているのだ。その国に対して資金援助をする必要はどこにあるのだろうか。
 安倍晋三政権がどのような対中ODA政策を打ち出してくるのか今のところ見えてきていない。だが、その答えはもうとっくに出ているはずだ。こんな対中ODA政策を放置していけば、後世の物笑いの種になるのは間違いない。

産経新聞   2月5日
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「尖閣は潜在的発火点」米元国防次官が中国批判

 米国のオバマ政権1期目の国防政策を担ったミシェル・フロノイ元国防次官が4日、東京都内で読売新聞の単独インタビューに応じ、中国による沖縄県の尖閣諸島に対する現状変更の試みについて、「中国の試みは、大きな危機にエスカレートする危険性があり、懸念している。日本側は慎重に対処しているが、潜在的な発火点だ」と述べ、中国の対応に懸念を示した。

 フロノイ氏はこの中で、中国が尖閣諸島を含む東シナ海に防空識別圏(ADI
Z)を設定した問題について、「他国の領空にかぶさっており、非常に不適切だ」
と指摘。中国公船の日本領海侵入についても、「戦術的な読み違い(による偶発
的衝突)が起きる可能性がある」と強調。そのうえで、「日中間に危機管理のた
めの枠組みが必要だが、日本の提案を中国が拒否している。米中間にも危機管理
メカニズムがあるが、中国はこれに従う気はない」と中国政府の対応を批判した。

読売新聞   2月5日
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大河ドラマ(3)…本木雅弘の聡明な「徳川慶喜」

幕府側の視点で幕末描く

 15代将軍・徳川慶喜を主人公に、幕府側から見た幕末を描いた「徳川慶喜」は98年に放送されました。原作は司馬遼太郎。多くの名作を生み出した方ですが、「竜馬がゆく」「国盗り物語」「翔ぶが如く」など大河ドラマになった作品もたくさんあります。
 江戸幕府最後の将軍で、最後の征夷大将軍でもあった徳川慶喜とはどんな人物なのか。恥ずかしながら、私はおぼろげな印象しか持っていませんでした。江戸幕府を開いた家康、三代将軍・家光、五代将軍・綱吉、八代将軍・吉宗あたりの人物像は分かっていたのですが…。
 「徳川慶喜」には架空の人物が登場したり、大きく脚色された部分があったりしましたが、幕末の動乱期を生きた慶喜を知るとっかかりとしては最適だったのではないかと思っています。

2度目の大河出演で主役に

 主演は本木雅弘。前回紹介した「太平記」にも出演していましたが、2度目の大河ドラマで主演に抜擢ばってきされました。本木は沈着冷静で聡明な人物として慶喜を演じ、新鮮な慶喜像を視聴者に示してくれました。黒船来航、安政の大獄、桜田門外の変など、ドラマで描かれた時代は歴史の転換期で様々な事件が起きました。「竜馬がゆく」の坂本龍馬や「翔ぶが如く」の西郷隆盛と大久保利通など、幕末を描いた大河ドラマは多数ありますが、同じ時代を幕府の側からの視点で描くことで、それまでとは違った歴史の見方を教わりました。
 菅原文太、杉良太郎、中村橋之助、内野聖陽、深津絵里、石田ひかり、田辺誠一らが出演。架空の人物ながら慶喜の側近として重要なキャラクターだった村田新三郎を、放送当時はまだ知名度も高くなかった藤木直人が演じています。
 平均視聴率は21.1%、最高視聴率は29.7%(関東地方、ビデオリサーチ調べ)でした。ビデオ、DVD化はされていませんが、NHKオンデマンドで視聴できます。
 90年代半ばから2000年代にかけて放送された大河ドラマには、ほかにも江戸幕府(徳川将軍)を扱ったものがあります。江戸時代初期の物語を楽しみたい方には、2000年放送の「葵 徳川三代」をオススメします。初代将軍・家康、二代将軍・秀忠、三代将軍・家光が主人公で、津川雅彦が家康、西田敏行が秀忠、尾上辰之助が家光を演じ、徳川政権が確立する過程が描かれています。1995年の「八代将軍吉宗」はタイトル通り徳川吉宗が主人公。江戸幕府中期のことを知りたい人はこちらをご覧ください。

大河らしくない「篤姫」

 2000年代に入ってからも、興味深く見ていた大河ドラマがたくさんあります。その中から、特に気に入っていた作品をいくつか紹介します。まずは02年放送の「利家とまつ〜加賀百万石物語〜」。織田信長と豊臣秀吉に仕え、加賀藩主になった前田利家と正室のまつが主人公の物語です。
 主演の唐沢寿明と松嶋菜々子のほか、香川照之、伊藤英明、成宮寛貴、沢村一樹、及川光博、反町隆史、ウエンツ瑛士、原田龍二、天海祐希、高嶋政宏など、民放のドラマでも活躍している役者が多数出演しており、最高視聴率27.6%を記録しました。
 ダブル主演の作品では06年の「功名が辻」もよかったですよね。戦国時代を舞台に、山内一豊と正室の千代が主人公。上川隆也も仲間由紀恵もハマリ役でした。なんと、この作品にも前田利家役で唐沢寿明が出演しています。ちょっとした遊び心みたいなものでしょうか。
 このころ放送された作品で個人的に一番ハマったのが「篤姫」でした。08年に放送されたこの作品は、十三代将軍・徳川家定の正室を主人公にした物語。篤姫を演じた宮崎あおいは当時22歳。大河ドラマ史上最年少で主演を務めました。小松帯刀を演じた瑛太、徳川家定役の堺雅人、徳川家茂役の松田翔太など演技もとても印象深いものでしたね。
 平均視聴率24.5%、最高視聴率29.2%を記録。夫婦の日常に光をあて、ホームドラマ的な要素があったため、放送当初は“大河ドラマらしくない”と賛否両論がありましたが、結果的に高視聴率をマークし、大河ドラマで初めて本放送期間中にアンコール放送が行われるほどの人気作品となったのです。従来の大河ドラマファン以外の人たちも取り込み、“大河”のイメージをいい意味で打ち破った作品だったと思います。

(2014年2月3日 読売新聞)
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口は人を励ます言葉や
感謝の言葉を言うために使おう。

耳は人の言葉を最後まで
聴いてあげるために使おう。

目は人のよいところを
見るために使おう。

手足は人を助けるために
使おう。

心は人の痛みがわかるために
使おう。
( 腰塚勇人  命の授業」の講演家として知られる元中学校体育教師)


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2014年2月6日(木) rekisi ,shakai ,seiji
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☆東北地方のアマゾンベストセラー 2014年2月6日
94.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一

「老いてこそ過激に生きよ」 (イースト新書) [新書] 星亮一 (著)
「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
102位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
401位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
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会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星亮一 感想・レビュー

会津敗北の戦術面の杜撰さが克明に描かれており面白い。城下町での死闘、悲劇は涙なくしては読めない。死体を埋葬できなかった、という箇所は何とも悲惨。会津藩士では山川大蔵の存在が大きい。怨念がある長州に指揮を取らせなかった(土佐板垣)のは西郷の配慮だという。

会津藩は何故敗れたか?これがキーポイントになっているかと。上層部の判断ミス等の指摘は成程という感じ。一方の側に片寄らない著者の視点は好感が持てた。

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脱原発 選挙だけではダメ 福島からの避難者、悲痛

 原発問題で激論が交わされる東京都知事選で、選択を迫られる有権者は重大な岐路に立っている。それは福島第一原発事故で、都内に避難して有権者となった人たちにはより深刻で、さまざまな課題に直面する。「脱原発を選挙だけの呼び声にしないで」「福島の被災者のことを考えてほしい」。悲痛な心の声が聞こえる。 (小林由比)
 武蔵野市の都営住宅で暮らす岡田めぐみさん(31)は三歳と一歳だった子どもたちの健康への影響を考え、事故後数日で福島市から避難した。当時、おなかの中にいた次女(2つ)の健診も受けられず不安が募った。
 ナイジェリア人の夫(46)が都内に単身赴任していたこともあり、行政サービスを受けやすいよう住民票を移した。
 夫は直後に母国へ一時帰国。幼い子二人を抱えた妊婦の岡田さんを支えてくれたのは都助産師会だった。近所の母親仲間や、上の子たちの面倒を見てくれる団地内のボランティアを紹介してくれた。都にも人をつなぐ役割を期待する。
 もう一つ、都知事に望むのは、女性が当たり前に働ける環境づくりだ。事故後、避難したいと思っても、夫との意見の相違などで悩む多くの妻を見てきた。「女性が仕事を持ち、経済力があれば、決められることの幅も広がる」と痛切に感じた。岡田さんは福島では出産後も保育所に子どもを預けて働くことができた。だが、待機児童もいる武蔵野市では求職中に保育所を利用することは難しい。
 最近は「避難者であるだけでなく生活者でもある」と感じる。だが、福島に残してきた両親や避難指示区域に自宅がある親戚のことはいつも気にかかる。「原発事故でコミュニティーは壊された。お金に換えられないものを失った」。だからこそ、脱原発は「当然。選挙で選んだ政治家がどんな社会を目指すかが、制度に反映される。都民としての一票は重いと感じる」。
 いわき市から避難し、千代田区で暮らす女性(38)も、出産を控えた二〇一二年十月、健診の利便性などを考えて住民票を移した。脱原発だけが争点とは考えない。「今までの政治活動や政策をバランスよく見ていきたい」と話す。
 福島に残る夫と離ればなれの避難生活。四人の子どもと暮らす民間アパートは都が避難住宅として家賃を負担するが、それも来年三月までだ。「小学生の長女もやっと生活になじむことができた。これからもこちらで暮らせるよう支えてほしい。弱者の気持ちになって考えてくれる人は誰なのか。一票を大切にしたい」

東京新聞  2月5日
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いつまで続ける対中国ODA…総額3・6兆円、年間300億円贈与も「反日」一途、軍事脅威なのになぜ?日本は「貢ぐ君」か

 尖閣諸島(沖縄県石垣市)への領海侵犯を繰り返し、東シナ海上空に防空識別圏を一方的に設定するなど、中国が膨張主義的な政策を取り続けている。その国に対し、日本が政府開発援助(ODA)をいまだに続けている。その額は実に、1年で300億円。日本固有の領土である尖閣諸島を虎視眈々と狙い、歴史問題を振りかざして国際社会における日本の名誉を徹底的におとしめようとしている中国に資金提供とは…。にわかには信じられないが、動かぬ事実でもある。

対中ODAは3兆6500億円に上る

 ODAは、低利で資金を貸す円借款、返済義務のない資金を供与する無償資金協力、技術や知識のある専門家の派遣や開発計画を支援する技術協力の3つに大別されている。
 中国に対するODA供与は昭和55年に始まった。以来、平成23年度まで、日本は円借款3兆3164億円、無償資金協力1566億円、技術協力1772億円を中国に対して供与している。
 円借款はかつて中国国内の空港・港湾、鉄道・交通網整備、発電所などの大型インフラ整備に投下され、中国の経済発展を支える基盤となった。しかし、「インフラの整備は結果的に中国の軍事力増強を下支えすることになりかねない」「円借款が中国国内でどのように使われているか不透明な部分がある」などの批判を受けて、20年の北京オリンピック前までに新たな供与を終了することで日中両国政府が折り合った。
19年12月に日中双方が確認した6つの案件を最後に円借款を新たに供与することを中止。だが、無償資金協力と技術援助についてはいまだに継続されている。
 外務省が出している24年のODAに関する国別データブックによると、23年度の中国に対する無償資金と技術協力の額の合計は約41億円に上る。ただ、これはあくまでも外務省分であって、経済産業省や文部科学省などほかの省庁を合わせた数字はさらに跳ね上がる。

中国に1年に300億円も「贈与」する日本

 改めて外務省が出している24年版ODA白書をみてみると、23年の中国に対する無償資金協力は約1300万ドル、技術協力は2億8700万ドルの計約3億ドルに上る。1ドル100円で換算してみると、300億円にも及ぶ資金が日本から中国に流れていることになる。
 低利で資金を貸し出す円借款は、中国が拒否しない限り、いずれ日本に回収される。しかし、無償資金協力と技術協力は「贈与」であり、日本には1円も返ってこない。
 円借款の供与中止を決めた際、無償資金協力と技術援助が継続されたのは、黄砂、感染症、大気汚染など対策や留学生を軸とした人材交流を深めて、日中両国の互恵的な関係を構築しようという狙いがあった。背景には巨額の資金を提供する円借款では日本国内の理解は得にくいが、環境対策や日系企業の進出を念頭に置いた中国国内の社会制度整備に対する援助ならば、大きな反対の声は上がらないだろうとの読みも政府内にはあったという。
だが、中国国内で発生した微小粒子物質「PM2・5」が流れ込むことに伴う日本国内での健康被害への懸念や頻発する反日暴動による日系企業への甚大な被害などを考えたら、こうした無償資金協力や技術協力がどの程度効果を上げているのかは極めて疑わしいといえるのではないか。
無償資金協力と技術協力は残ったが…

 無償資金協力と技術協力の継続を決めた当時、外務省内には留学支援などの人材育成について「将来の中国を担う幹部候補生を『親日派』に育成する意義は大きい」との声があったが、中国国内に吹き荒れる反日の嵐をみれば、こうしたもくろみは完全に外れたといえる。
 ところが、中国に対するODA供与を改めて見直そうという目立った動きは外務省に起きていない。むしろ、無償資金協力や技術協力の成果や効果を強調している。ODAに関する国別データブックは、中国に対するODA供与について、「両国民間の相互理解の増進も日中関係の健全な発展を促進するために重要であり、そのような分野におけるODAを通じた取組は依然として一定の意義を有している」と記している。

中国は戦争賠償の代替とのとらえ方

 そもそも中国側には日本によるODA供与は、中国に対する戦争賠償の代替の意味合いを持っているとの認識がある。昭和47年9月に出された日中共同声明の第5項では、中国は日本に対する戦争賠償の請求を放棄することを宣言しており、中国が戦争賠償の代替という認識を持っているとすれば完全な誤りだ。
しかし、平成12年5月に来日した中国の唐家●(=王へんに旋)外相(当時)は「中国に対するODAは、戦後賠償に代わる行為である」との認識を示した。つまり、「日本がわれわれ中国に対して資金を提供するのは当然であり、むしろ義務といえる」という意識が彼らの根底にあるといっていい。

まだ見えない見直し論

 中国は22年に国内総生産(GDP)で初めて日本を追い抜き、25年のGDPは名目で日本の約2倍となる。中国は経済力をバックに軍事拡張を続け、その海軍艦船は東シナ海や南シナ海をわが物顔で遊弋(ゆうよく)し、西太平洋でも頻繁に軍事演習を展開している。しかも公然と日本の固有の領土である尖閣諸島を奪い取ろうとしているのだ。その国に対して資金援助をする必要はどこにあるのだろうか。
 安倍晋三政権がどのような対中ODA政策を打ち出してくるのか今のところ見えてきていない。だが、その答えはもうとっくに出ているはずだ。こんな対中ODA政策を放置していけば、後世の物笑いの種になるのは間違いない。

産経新聞   2月5日
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「尖閣は潜在的発火点」米元国防次官が中国批判

 米国のオバマ政権1期目の国防政策を担ったミシェル・フロノイ元国防次官が4日、東京都内で読売新聞の単独インタビューに応じ、中国による沖縄県の尖閣諸島に対する現状変更の試みについて、「中国の試みは、大きな危機にエスカレートする危険性があり、懸念している。日本側は慎重に対処しているが、潜在的な発火点だ」と述べ、中国の対応に懸念を示した。

 フロノイ氏はこの中で、中国が尖閣諸島を含む東シナ海に防空識別圏(ADI
Z)を設定した問題について、「他国の領空にかぶさっており、非常に不適切だ」
と指摘。中国公船の日本領海侵入についても、「戦術的な読み違い(による偶発
的衝突)が起きる可能性がある」と強調。そのうえで、「日中間に危機管理のた
めの枠組みが必要だが、日本の提案を中国が拒否している。米中間にも危機管理
メカニズムがあるが、中国はこれに従う気はない」と中国政府の対応を批判した。

読売新聞   2月5日
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大河ドラマ(3)…本木雅弘の聡明な「徳川慶喜」

幕府側の視点で幕末描く

 15代将軍・徳川慶喜を主人公に、幕府側から見た幕末を描いた「徳川慶喜」は98年に放送されました。原作は司馬遼太郎。多くの名作を生み出した方ですが、「竜馬がゆく」「国盗り物語」「翔ぶが如く」など大河ドラマになった作品もたくさんあります。
 江戸幕府最後の将軍で、最後の征夷大将軍でもあった徳川慶喜とはどんな人物なのか。恥ずかしながら、私はおぼろげな印象しか持っていませんでした。江戸幕府を開いた家康、三代将軍・家光、五代将軍・綱吉、八代将軍・吉宗あたりの人物像は分かっていたのですが…。
 「徳川慶喜」には架空の人物が登場したり、大きく脚色された部分があったりしましたが、幕末の動乱期を生きた慶喜を知るとっかかりとしては最適だったのではないかと思っています。

2度目の大河出演で主役に

 主演は本木雅弘。前回紹介した「太平記」にも出演していましたが、2度目の大河ドラマで主演に抜擢ばってきされました。本木は沈着冷静で聡明な人物として慶喜を演じ、新鮮な慶喜像を視聴者に示してくれました。黒船来航、安政の大獄、桜田門外の変など、ドラマで描かれた時代は歴史の転換期で様々な事件が起きました。「竜馬がゆく」の坂本龍馬や「翔ぶが如く」の西郷隆盛と大久保利通など、幕末を描いた大河ドラマは多数ありますが、同じ時代を幕府の側からの視点で描くことで、それまでとは違った歴史の見方を教わりました。
 菅原文太、杉良太郎、中村橋之助、内野聖陽、深津絵里、石田ひかり、田辺誠一らが出演。架空の人物ながら慶喜の側近として重要なキャラクターだった村田新三郎を、放送当時はまだ知名度も高くなかった藤木直人が演じています。
 平均視聴率は21.1%、最高視聴率は29.7%(関東地方、ビデオリサーチ調べ)でした。ビデオ、DVD化はされていませんが、NHKオンデマンドで視聴できます。
 90年代半ばから2000年代にかけて放送された大河ドラマには、ほかにも江戸幕府(徳川将軍)を扱ったものがあります。江戸時代初期の物語を楽しみたい方には、2000年放送の「葵 徳川三代」をオススメします。初代将軍・家康、二代将軍・秀忠、三代将軍・家光が主人公で、津川雅彦が家康、西田敏行が秀忠、尾上辰之助が家光を演じ、徳川政権が確立する過程が描かれています。1995年の「八代将軍吉宗」はタイトル通り徳川吉宗が主人公。江戸幕府中期のことを知りたい人はこちらをご覧ください。

大河らしくない「篤姫」

 2000年代に入ってからも、興味深く見ていた大河ドラマがたくさんあります。その中から、特に気に入っていた作品をいくつか紹介します。まずは02年放送の「利家とまつ〜加賀百万石物語〜」。織田信長と豊臣秀吉に仕え、加賀藩主になった前田利家と正室のまつが主人公の物語です。
 主演の唐沢寿明と松嶋菜々子のほか、香川照之、伊藤英明、成宮寛貴、沢村一樹、及川光博、反町隆史、ウエンツ瑛士、原田龍二、天海祐希、高嶋政宏など、民放のドラマでも活躍している役者が多数出演しており、最高視聴率27.6%を記録しました。
 ダブル主演の作品では06年の「功名が辻」もよかったですよね。戦国時代を舞台に、山内一豊と正室の千代が主人公。上川隆也も仲間由紀恵もハマリ役でした。なんと、この作品にも前田利家役で唐沢寿明が出演しています。ちょっとした遊び心みたいなものでしょうか。
 このころ放送された作品で個人的に一番ハマったのが「篤姫」でした。08年に放送されたこの作品は、十三代将軍・徳川家定の正室を主人公にした物語。篤姫を演じた宮崎あおいは当時22歳。大河ドラマ史上最年少で主演を務めました。小松帯刀を演じた瑛太、徳川家定役の堺雅人、徳川家茂役の松田翔太など演技もとても印象深いものでしたね。
 平均視聴率24.5%、最高視聴率29.2%を記録。夫婦の日常に光をあて、ホームドラマ的な要素があったため、放送当初は“大河ドラマらしくない”と賛否両論がありましたが、結果的に高視聴率をマークし、大河ドラマで初めて本放送期間中にアンコール放送が行われるほどの人気作品となったのです。従来の大河ドラマファン以外の人たちも取り込み、“大河”のイメージをいい意味で打ち破った作品だったと思います。

(2014年2月3日 読売新聞)
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口は人を励ます言葉や
感謝の言葉を言うために使おう。

耳は人の言葉を最後まで
聴いてあげるために使おう。

目は人のよいところを
見るために使おう。

手足は人を助けるために
使おう。

心は人の痛みがわかるために
使おう。
( 腰塚勇人  命の授業」の講演家として知られる元中学校体育教師)


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2014年2月6日(木) 歴史、政治、社会
☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2014年2月6日

☆東北地方のアマゾンベストセラー 2014年2月6日
94.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一

「老いてこそ過激に生きよ」 (イースト新書) [新書] 星亮一 (著)
「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
102位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
401位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
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会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星亮一 感想・レビュー

会津敗北の戦術面の杜撰さが克明に描かれており面白い。城下町での死闘、悲劇は涙なくしては読めない。死体を埋葬できなかった、という箇所は何とも悲惨。会津藩士では山川大蔵の存在が大きい。怨念がある長州に指揮を取らせなかった(土佐板垣)のは西郷の配慮だという。

会津藩は何故敗れたか?これがキーポイントになっているかと。上層部の判断ミス等の指摘は成程という感じ。一方の側に片寄らない著者の視点は好感が持てた。

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脱原発 選挙だけではダメ 福島からの避難者、悲痛

 原発問題で激論が交わされる東京都知事選で、選択を迫られる有権者は重大な岐路に立っている。それは福島第一原発事故で、都内に避難して有権者となった人たちにはより深刻で、さまざまな課題に直面する。「脱原発を選挙だけの呼び声にしないで」「福島の被災者のことを考えてほしい」。悲痛な心の声が聞こえる。 (小林由比)
 武蔵野市の都営住宅で暮らす岡田めぐみさん(31)は三歳と一歳だった子どもたちの健康への影響を考え、事故後数日で福島市から避難した。当時、おなかの中にいた次女(2つ)の健診も受けられず不安が募った。
 ナイジェリア人の夫(46)が都内に単身赴任していたこともあり、行政サービスを受けやすいよう住民票を移した。
 夫は直後に母国へ一時帰国。幼い子二人を抱えた妊婦の岡田さんを支えてくれたのは都助産師会だった。近所の母親仲間や、上の子たちの面倒を見てくれる団地内のボランティアを紹介してくれた。都にも人をつなぐ役割を期待する。
 もう一つ、都知事に望むのは、女性が当たり前に働ける環境づくりだ。事故後、避難したいと思っても、夫との意見の相違などで悩む多くの妻を見てきた。「女性が仕事を持ち、経済力があれば、決められることの幅も広がる」と痛切に感じた。岡田さんは福島では出産後も保育所に子どもを預けて働くことができた。だが、待機児童もいる武蔵野市では求職中に保育所を利用することは難しい。
 最近は「避難者であるだけでなく生活者でもある」と感じる。だが、福島に残してきた両親や避難指示区域に自宅がある親戚のことはいつも気にかかる。「原発事故でコミュニティーは壊された。お金に換えられないものを失った」。だからこそ、脱原発は「当然。選挙で選んだ政治家がどんな社会を目指すかが、制度に反映される。都民としての一票は重いと感じる」。
 いわき市から避難し、千代田区で暮らす女性(38)も、出産を控えた二〇一二年十月、健診の利便性などを考えて住民票を移した。脱原発だけが争点とは考えない。「今までの政治活動や政策をバランスよく見ていきたい」と話す。
 福島に残る夫と離ればなれの避難生活。四人の子どもと暮らす民間アパートは都が避難住宅として家賃を負担するが、それも来年三月までだ。「小学生の長女もやっと生活になじむことができた。これからもこちらで暮らせるよう支えてほしい。弱者の気持ちになって考えてくれる人は誰なのか。一票を大切にしたい」

東京新聞  2月5日
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いつまで続ける対中国ODA…総額3・6兆円、年間300億円贈与も「反日」一途、軍事脅威なのになぜ?日本は「貢ぐ君」か

 尖閣諸島(沖縄県石垣市)への領海侵犯を繰り返し、東シナ海上空に防空識別圏を一方的に設定するなど、中国が膨張主義的な政策を取り続けている。その国に対し、日本が政府開発援助(ODA)をいまだに続けている。その額は実に、1年で300億円。日本固有の領土である尖閣諸島を虎視眈々と狙い、歴史問題を振りかざして国際社会における日本の名誉を徹底的におとしめようとしている中国に資金提供とは…。にわかには信じられないが、動かぬ事実でもある。

対中ODAは3兆6500億円に上る

 ODAは、低利で資金を貸す円借款、返済義務のない資金を供与する無償資金協力、技術や知識のある専門家の派遣や開発計画を支援する技術協力の3つに大別されている。
 中国に対するODA供与は昭和55年に始まった。以来、平成23年度まで、日本は円借款3兆3164億円、無償資金協力1566億円、技術協力1772億円を中国に対して供与している。
 円借款はかつて中国国内の空港・港湾、鉄道・交通網整備、発電所などの大型インフラ整備に投下され、中国の経済発展を支える基盤となった。しかし、「インフラの整備は結果的に中国の軍事力増強を下支えすることになりかねない」「円借款が中国国内でどのように使われているか不透明な部分がある」などの批判を受けて、20年の北京オリンピック前までに新たな供与を終了することで日中両国政府が折り合った。
19年12月に日中双方が確認した6つの案件を最後に円借款を新たに供与することを中止。だが、無償資金協力と技術援助についてはいまだに継続されている。
 外務省が出している24年のODAに関する国別データブックによると、23年度の中国に対する無償資金と技術協力の額の合計は約41億円に上る。ただ、これはあくまでも外務省分であって、経済産業省や文部科学省などほかの省庁を合わせた数字はさらに跳ね上がる。

中国に1年に300億円も「贈与」する日本

 改めて外務省が出している24年版ODA白書をみてみると、23年の中国に対する無償資金協力は約1300万ドル、技術協力は2億8700万ドルの計約3億ドルに上る。1ドル100円で換算してみると、300億円にも及ぶ資金が日本から中国に流れていることになる。
 低利で資金を貸し出す円借款は、中国が拒否しない限り、いずれ日本に回収される。しかし、無償資金協力と技術協力は「贈与」であり、日本には1円も返ってこない。
 円借款の供与中止を決めた際、無償資金協力と技術援助が継続されたのは、黄砂、感染症、大気汚染など対策や留学生を軸とした人材交流を深めて、日中両国の互恵的な関係を構築しようという狙いがあった。背景には巨額の資金を提供する円借款では日本国内の理解は得にくいが、環境対策や日系企業の進出を念頭に置いた中国国内の社会制度整備に対する援助ならば、大きな反対の声は上がらないだろうとの読みも政府内にはあったという。
だが、中国国内で発生した微小粒子物質「PM2・5」が流れ込むことに伴う日本国内での健康被害への懸念や頻発する反日暴動による日系企業への甚大な被害などを考えたら、こうした無償資金協力や技術協力がどの程度効果を上げているのかは極めて疑わしいといえるのではないか。
無償資金協力と技術協力は残ったが…

 無償資金協力と技術協力の継続を決めた当時、外務省内には留学支援などの人材育成について「将来の中国を担う幹部候補生を『親日派』に育成する意義は大きい」との声があったが、中国国内に吹き荒れる反日の嵐をみれば、こうしたもくろみは完全に外れたといえる。
 ところが、中国に対するODA供与を改めて見直そうという目立った動きは外務省に起きていない。むしろ、無償資金協力や技術協力の成果や効果を強調している。ODAに関する国別データブックは、中国に対するODA供与について、「両国民間の相互理解の増進も日中関係の健全な発展を促進するために重要であり、そのような分野におけるODAを通じた取組は依然として一定の意義を有している」と記している。

中国は戦争賠償の代替とのとらえ方

 そもそも中国側には日本によるODA供与は、中国に対する戦争賠償の代替の意味合いを持っているとの認識がある。昭和47年9月に出された日中共同声明の第5項では、中国は日本に対する戦争賠償の請求を放棄することを宣言しており、中国が戦争賠償の代替という認識を持っているとすれば完全な誤りだ。
しかし、平成12年5月に来日した中国の唐家●(=王へんに旋)外相(当時)は「中国に対するODAは、戦後賠償に代わる行為である」との認識を示した。つまり、「日本がわれわれ中国に対して資金を提供するのは当然であり、むしろ義務といえる」という意識が彼らの根底にあるといっていい。

まだ見えない見直し論

 中国は22年に国内総生産(GDP)で初めて日本を追い抜き、25年のGDPは名目で日本の約2倍となる。中国は経済力をバックに軍事拡張を続け、その海軍艦船は東シナ海や南シナ海をわが物顔で遊弋(ゆうよく)し、西太平洋でも頻繁に軍事演習を展開している。しかも公然と日本の固有の領土である尖閣諸島を奪い取ろうとしているのだ。その国に対して資金援助をする必要はどこにあるのだろうか。
 安倍晋三政権がどのような対中ODA政策を打ち出してくるのか今のところ見えてきていない。だが、その答えはもうとっくに出ているはずだ。こんな対中ODA政策を放置していけば、後世の物笑いの種になるのは間違いない。

産経新聞   2月5日
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「尖閣は潜在的発火点」米元国防次官が中国批判

 米国のオバマ政権1期目の国防政策を担ったミシェル・フロノイ元国防次官が4日、東京都内で読売新聞の単独インタビューに応じ、中国による沖縄県の尖閣諸島に対する現状変更の試みについて、「中国の試みは、大きな危機にエスカレートする危険性があり、懸念している。日本側は慎重に対処しているが、潜在的な発火点だ」と述べ、中国の対応に懸念を示した。

 フロノイ氏はこの中で、中国が尖閣諸島を含む東シナ海に防空識別圏(ADI
Z)を設定した問題について、「他国の領空にかぶさっており、非常に不適切だ」
と指摘。中国公船の日本領海侵入についても、「戦術的な読み違い(による偶発
的衝突)が起きる可能性がある」と強調。そのうえで、「日中間に危機管理のた
めの枠組みが必要だが、日本の提案を中国が拒否している。米中間にも危機管理
メカニズムがあるが、中国はこれに従う気はない」と中国政府の対応を批判した。

読売新聞   2月5日
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大河ドラマ(3)…本木雅弘の聡明な「徳川慶喜」

幕府側の視点で幕末描く

 15代将軍・徳川慶喜を主人公に、幕府側から見た幕末を描いた「徳川慶喜」は98年に放送されました。原作は司馬遼太郎。多くの名作を生み出した方ですが、「竜馬がゆく」「国盗り物語」「翔ぶが如く」など大河ドラマになった作品もたくさんあります。
 江戸幕府最後の将軍で、最後の征夷大将軍でもあった徳川慶喜とはどんな人物なのか。恥ずかしながら、私はおぼろげな印象しか持っていませんでした。江戸幕府を開いた家康、三代将軍・家光、五代将軍・綱吉、八代将軍・吉宗あたりの人物像は分かっていたのですが…。
 「徳川慶喜」には架空の人物が登場したり、大きく脚色された部分があったりしましたが、幕末の動乱期を生きた慶喜を知るとっかかりとしては最適だったのではないかと思っています。

2度目の大河出演で主役に

 主演は本木雅弘。前回紹介した「太平記」にも出演していましたが、2度目の大河ドラマで主演に抜擢ばってきされました。本木は沈着冷静で聡明な人物として慶喜を演じ、新鮮な慶喜像を視聴者に示してくれました。黒船来航、安政の大獄、桜田門外の変など、ドラマで描かれた時代は歴史の転換期で様々な事件が起きました。「竜馬がゆく」の坂本龍馬や「翔ぶが如く」の西郷隆盛と大久保利通など、幕末を描いた大河ドラマは多数ありますが、同じ時代を幕府の側からの視点で描くことで、それまでとは違った歴史の見方を教わりました。
 菅原文太、杉良太郎、中村橋之助、内野聖陽、深津絵里、石田ひかり、田辺誠一らが出演。架空の人物ながら慶喜の側近として重要なキャラクターだった村田新三郎を、放送当時はまだ知名度も高くなかった藤木直人が演じています。
 平均視聴率は21.1%、最高視聴率は29.7%(関東地方、ビデオリサーチ調べ)でした。ビデオ、DVD化はされていませんが、NHKオンデマンドで視聴できます。
 90年代半ばから2000年代にかけて放送された大河ドラマには、ほかにも江戸幕府(徳川将軍)を扱ったものがあります。江戸時代初期の物語を楽しみたい方には、2000年放送の「葵 徳川三代」をオススメします。初代将軍・家康、二代将軍・秀忠、三代将軍・家光が主人公で、津川雅彦が家康、西田敏行が秀忠、尾上辰之助が家光を演じ、徳川政権が確立する過程が描かれています。1995年の「八代将軍吉宗」はタイトル通り徳川吉宗が主人公。江戸幕府中期のことを知りたい人はこちらをご覧ください。

大河らしくない「篤姫」

 2000年代に入ってからも、興味深く見ていた大河ドラマがたくさんあります。その中から、特に気に入っていた作品をいくつか紹介します。まずは02年放送の「利家とまつ〜加賀百万石物語〜」。織田信長と豊臣秀吉に仕え、加賀藩主になった前田利家と正室のまつが主人公の物語です。
 主演の唐沢寿明と松嶋菜々子のほか、香川照之、伊藤英明、成宮寛貴、沢村一樹、及川光博、反町隆史、ウエンツ瑛士、原田龍二、天海祐希、高嶋政宏など、民放のドラマでも活躍している役者が多数出演しており、最高視聴率27.6%を記録しました。
 ダブル主演の作品では06年の「功名が辻」もよかったですよね。戦国時代を舞台に、山内一豊と正室の千代が主人公。上川隆也も仲間由紀恵もハマリ役でした。なんと、この作品にも前田利家役で唐沢寿明が出演しています。ちょっとした遊び心みたいなものでしょうか。
 このころ放送された作品で個人的に一番ハマったのが「篤姫」でした。08年に放送されたこの作品は、十三代将軍・徳川家定の正室を主人公にした物語。篤姫を演じた宮崎あおいは当時22歳。大河ドラマ史上最年少で主演を務めました。小松帯刀を演じた瑛太、徳川家定役の堺雅人、徳川家茂役の松田翔太など演技もとても印象深いものでしたね。
 平均視聴率24.5%、最高視聴率29.2%を記録。夫婦の日常に光をあて、ホームドラマ的な要素があったため、放送当初は“大河ドラマらしくない”と賛否両論がありましたが、結果的に高視聴率をマークし、大河ドラマで初めて本放送期間中にアンコール放送が行われるほどの人気作品となったのです。従来の大河ドラマファン以外の人たちも取り込み、“大河”のイメージをいい意味で打ち破った作品だったと思います。

(2014年2月3日 読売新聞)
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口は人を励ます言葉や
感謝の言葉を言うために使おう。

耳は人の言葉を最後まで
聴いてあげるために使おう。

目は人のよいところを
見るために使おう。

手足は人を助けるために
使おう。

心は人の痛みがわかるために
使おう。
( 腰塚勇人  命の授業」の講演家として知られる元中学校体育教師)


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  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
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2014年2月6日(木) 歴史m製寺
☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2014年2月6日

☆東北地方のアマゾンベストセラー 2014年2月6日
94.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一

「老いてこそ過激に生きよ」 (イースト新書) [新書] 星亮一 (著)
「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
102位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
401位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
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会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星亮一 感想・レビュー

会津敗北の戦術面の杜撰さが克明に描かれており面白い。城下町での死闘、悲劇は涙なくしては読めない。死体を埋葬できなかった、という箇所は何とも悲惨。会津藩士では山川大蔵の存在が大きい。怨念がある長州に指揮を取らせなかった(土佐板垣)のは西郷の配慮だという。

会津藩は何故敗れたか?これがキーポイントになっているかと。上層部の判断ミス等の指摘は成程という感じ。一方の側に片寄らない著者の視点は好感が持てた。

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脱原発 選挙だけではダメ 福島からの避難者、悲痛

 原発問題で激論が交わされる東京都知事選で、選択を迫られる有権者は重大な岐路に立っている。それは福島第一原発事故で、都内に避難して有権者となった人たちにはより深刻で、さまざまな課題に直面する。「脱原発を選挙だけの呼び声にしないで」「福島の被災者のことを考えてほしい」。悲痛な心の声が聞こえる。 (小林由比)
 武蔵野市の都営住宅で暮らす岡田めぐみさん(31)は三歳と一歳だった子どもたちの健康への影響を考え、事故後数日で福島市から避難した。当時、おなかの中にいた次女(2つ)の健診も受けられず不安が募った。
 ナイジェリア人の夫(46)が都内に単身赴任していたこともあり、行政サービスを受けやすいよう住民票を移した。
 夫は直後に母国へ一時帰国。幼い子二人を抱えた妊婦の岡田さんを支えてくれたのは都助産師会だった。近所の母親仲間や、上の子たちの面倒を見てくれる団地内のボランティアを紹介してくれた。都にも人をつなぐ役割を期待する。
 もう一つ、都知事に望むのは、女性が当たり前に働ける環境づくりだ。事故後、避難したいと思っても、夫との意見の相違などで悩む多くの妻を見てきた。「女性が仕事を持ち、経済力があれば、決められることの幅も広がる」と痛切に感じた。岡田さんは福島では出産後も保育所に子どもを預けて働くことができた。だが、待機児童もいる武蔵野市では求職中に保育所を利用することは難しい。
 最近は「避難者であるだけでなく生活者でもある」と感じる。だが、福島に残してきた両親や避難指示区域に自宅がある親戚のことはいつも気にかかる。「原発事故でコミュニティーは壊された。お金に換えられないものを失った」。だからこそ、脱原発は「当然。選挙で選んだ政治家がどんな社会を目指すかが、制度に反映される。都民としての一票は重いと感じる」。
 いわき市から避難し、千代田区で暮らす女性(38)も、出産を控えた二〇一二年十月、健診の利便性などを考えて住民票を移した。脱原発だけが争点とは考えない。「今までの政治活動や政策をバランスよく見ていきたい」と話す。
 福島に残る夫と離ればなれの避難生活。四人の子どもと暮らす民間アパートは都が避難住宅として家賃を負担するが、それも来年三月までだ。「小学生の長女もやっと生活になじむことができた。これからもこちらで暮らせるよう支えてほしい。弱者の気持ちになって考えてくれる人は誰なのか。一票を大切にしたい」

東京新聞  2月5日
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いつまで続ける対中国ODA…総額3・6兆円、年間300億円贈与も「反日」一途、軍事脅威なのになぜ?日本は「貢ぐ君」か

 尖閣諸島(沖縄県石垣市)への領海侵犯を繰り返し、東シナ海上空に防空識別圏を一方的に設定するなど、中国が膨張主義的な政策を取り続けている。その国に対し、日本が政府開発援助(ODA)をいまだに続けている。その額は実に、1年で300億円。日本固有の領土である尖閣諸島を虎視眈々と狙い、歴史問題を振りかざして国際社会における日本の名誉を徹底的におとしめようとしている中国に資金提供とは…。にわかには信じられないが、動かぬ事実でもある。

対中ODAは3兆6500億円に上る

 ODAは、低利で資金を貸す円借款、返済義務のない資金を供与する無償資金協力、技術や知識のある専門家の派遣や開発計画を支援する技術協力の3つに大別されている。
 中国に対するODA供与は昭和55年に始まった。以来、平成23年度まで、日本は円借款3兆3164億円、無償資金協力1566億円、技術協力1772億円を中国に対して供与している。
 円借款はかつて中国国内の空港・港湾、鉄道・交通網整備、発電所などの大型インフラ整備に投下され、中国の経済発展を支える基盤となった。しかし、「インフラの整備は結果的に中国の軍事力増強を下支えすることになりかねない」「円借款が中国国内でどのように使われているか不透明な部分がある」などの批判を受けて、20年の北京オリンピック前までに新たな供与を終了することで日中両国政府が折り合った。
19年12月に日中双方が確認した6つの案件を最後に円借款を新たに供与することを中止。だが、無償資金協力と技術援助についてはいまだに継続されている。
 外務省が出している24年のODAに関する国別データブックによると、23年度の中国に対する無償資金と技術協力の額の合計は約41億円に上る。ただ、これはあくまでも外務省分であって、経済産業省や文部科学省などほかの省庁を合わせた数字はさらに跳ね上がる。

中国に1年に300億円も「贈与」する日本

 改めて外務省が出している24年版ODA白書をみてみると、23年の中国に対する無償資金協力は約1300万ドル、技術協力は2億8700万ドルの計約3億ドルに上る。1ドル100円で換算してみると、300億円にも及ぶ資金が日本から中国に流れていることになる。
 低利で資金を貸し出す円借款は、中国が拒否しない限り、いずれ日本に回収される。しかし、無償資金協力と技術協力は「贈与」であり、日本には1円も返ってこない。
 円借款の供与中止を決めた際、無償資金協力と技術援助が継続されたのは、黄砂、感染症、大気汚染など対策や留学生を軸とした人材交流を深めて、日中両国の互恵的な関係を構築しようという狙いがあった。背景には巨額の資金を提供する円借款では日本国内の理解は得にくいが、環境対策や日系企業の進出を念頭に置いた中国国内の社会制度整備に対する援助ならば、大きな反対の声は上がらないだろうとの読みも政府内にはあったという。
だが、中国国内で発生した微小粒子物質「PM2・5」が流れ込むことに伴う日本国内での健康被害への懸念や頻発する反日暴動による日系企業への甚大な被害などを考えたら、こうした無償資金協力や技術協力がどの程度効果を上げているのかは極めて疑わしいといえるのではないか。
無償資金協力と技術協力は残ったが…

 無償資金協力と技術協力の継続を決めた当時、外務省内には留学支援などの人材育成について「将来の中国を担う幹部候補生を『親日派』に育成する意義は大きい」との声があったが、中国国内に吹き荒れる反日の嵐をみれば、こうしたもくろみは完全に外れたといえる。
 ところが、中国に対するODA供与を改めて見直そうという目立った動きは外務省に起きていない。むしろ、無償資金協力や技術協力の成果や効果を強調している。ODAに関する国別データブックは、中国に対するODA供与について、「両国民間の相互理解の増進も日中関係の健全な発展を促進するために重要であり、そのような分野におけるODAを通じた取組は依然として一定の意義を有している」と記している。

中国は戦争賠償の代替とのとらえ方

 そもそも中国側には日本によるODA供与は、中国に対する戦争賠償の代替の意味合いを持っているとの認識がある。昭和47年9月に出された日中共同声明の第5項では、中国は日本に対する戦争賠償の請求を放棄することを宣言しており、中国が戦争賠償の代替という認識を持っているとすれば完全な誤りだ。
しかし、平成12年5月に来日した中国の唐家●(=王へんに旋)外相(当時)は「中国に対するODAは、戦後賠償に代わる行為である」との認識を示した。つまり、「日本がわれわれ中国に対して資金を提供するのは当然であり、むしろ義務といえる」という意識が彼らの根底にあるといっていい。

まだ見えない見直し論

 中国は22年に国内総生産(GDP)で初めて日本を追い抜き、25年のGDPは名目で日本の約2倍となる。中国は経済力をバックに軍事拡張を続け、その海軍艦船は東シナ海や南シナ海をわが物顔で遊弋(ゆうよく)し、西太平洋でも頻繁に軍事演習を展開している。しかも公然と日本の固有の領土である尖閣諸島を奪い取ろうとしているのだ。その国に対して資金援助をする必要はどこにあるのだろうか。
 安倍晋三政権がどのような対中ODA政策を打ち出してくるのか今のところ見えてきていない。だが、その答えはもうとっくに出ているはずだ。こんな対中ODA政策を放置していけば、後世の物笑いの種になるのは間違いない。

産経新聞   2月5日
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「尖閣は潜在的発火点」米元国防次官が中国批判

 米国のオバマ政権1期目の国防政策を担ったミシェル・フロノイ元国防次官が4日、東京都内で読売新聞の単独インタビューに応じ、中国による沖縄県の尖閣諸島に対する現状変更の試みについて、「中国の試みは、大きな危機にエスカレートする危険性があり、懸念している。日本側は慎重に対処しているが、潜在的な発火点だ」と述べ、中国の対応に懸念を示した。

 フロノイ氏はこの中で、中国が尖閣諸島を含む東シナ海に防空識別圏(ADI
Z)を設定した問題について、「他国の領空にかぶさっており、非常に不適切だ」
と指摘。中国公船の日本領海侵入についても、「戦術的な読み違い(による偶発
的衝突)が起きる可能性がある」と強調。そのうえで、「日中間に危機管理のた
めの枠組みが必要だが、日本の提案を中国が拒否している。米中間にも危機管理
メカニズムがあるが、中国はこれに従う気はない」と中国政府の対応を批判した。

読売新聞   2月5日
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大河ドラマ(3)…本木雅弘の聡明な「徳川慶喜」

幕府側の視点で幕末描く

 15代将軍・徳川慶喜を主人公に、幕府側から見た幕末を描いた「徳川慶喜」は98年に放送されました。原作は司馬遼太郎。多くの名作を生み出した方ですが、「竜馬がゆく」「国盗り物語」「翔ぶが如く」など大河ドラマになった作品もたくさんあります。
 江戸幕府最後の将軍で、最後の征夷大将軍でもあった徳川慶喜とはどんな人物なのか。恥ずかしながら、私はおぼろげな印象しか持っていませんでした。江戸幕府を開いた家康、三代将軍・家光、五代将軍・綱吉、八代将軍・吉宗あたりの人物像は分かっていたのですが…。
 「徳川慶喜」には架空の人物が登場したり、大きく脚色された部分があったりしましたが、幕末の動乱期を生きた慶喜を知るとっかかりとしては最適だったのではないかと思っています。

2度目の大河出演で主役に

 主演は本木雅弘。前回紹介した「太平記」にも出演していましたが、2度目の大河ドラマで主演に抜擢ばってきされました。本木は沈着冷静で聡明な人物として慶喜を演じ、新鮮な慶喜像を視聴者に示してくれました。黒船来航、安政の大獄、桜田門外の変など、ドラマで描かれた時代は歴史の転換期で様々な事件が起きました。「竜馬がゆく」の坂本龍馬や「翔ぶが如く」の西郷隆盛と大久保利通など、幕末を描いた大河ドラマは多数ありますが、同じ時代を幕府の側からの視点で描くことで、それまでとは違った歴史の見方を教わりました。
 菅原文太、杉良太郎、中村橋之助、内野聖陽、深津絵里、石田ひかり、田辺誠一らが出演。架空の人物ながら慶喜の側近として重要なキャラクターだった村田新三郎を、放送当時はまだ知名度も高くなかった藤木直人が演じています。
 平均視聴率は21.1%、最高視聴率は29.7%(関東地方、ビデオリサーチ調べ)でした。ビデオ、DVD化はされていませんが、NHKオンデマンドで視聴できます。
 90年代半ばから2000年代にかけて放送された大河ドラマには、ほかにも江戸幕府(徳川将軍)を扱ったものがあります。江戸時代初期の物語を楽しみたい方には、2000年放送の「葵 徳川三代」をオススメします。初代将軍・家康、二代将軍・秀忠、三代将軍・家光が主人公で、津川雅彦が家康、西田敏行が秀忠、尾上辰之助が家光を演じ、徳川政権が確立する過程が描かれています。1995年の「八代将軍吉宗」はタイトル通り徳川吉宗が主人公。江戸幕府中期のことを知りたい人はこちらをご覧ください。

大河らしくない「篤姫」

 2000年代に入ってからも、興味深く見ていた大河ドラマがたくさんあります。その中から、特に気に入っていた作品をいくつか紹介します。まずは02年放送の「利家とまつ〜加賀百万石物語〜」。織田信長と豊臣秀吉に仕え、加賀藩主になった前田利家と正室のまつが主人公の物語です。
 主演の唐沢寿明と松嶋菜々子のほか、香川照之、伊藤英明、成宮寛貴、沢村一樹、及川光博、反町隆史、ウエンツ瑛士、原田龍二、天海祐希、高嶋政宏など、民放のドラマでも活躍している役者が多数出演しており、最高視聴率27.6%を記録しました。
 ダブル主演の作品では06年の「功名が辻」もよかったですよね。戦国時代を舞台に、山内一豊と正室の千代が主人公。上川隆也も仲間由紀恵もハマリ役でした。なんと、この作品にも前田利家役で唐沢寿明が出演しています。ちょっとした遊び心みたいなものでしょうか。
 このころ放送された作品で個人的に一番ハマったのが「篤姫」でした。08年に放送されたこの作品は、十三代将軍・徳川家定の正室を主人公にした物語。篤姫を演じた宮崎あおいは当時22歳。大河ドラマ史上最年少で主演を務めました。小松帯刀を演じた瑛太、徳川家定役の堺雅人、徳川家茂役の松田翔太など演技もとても印象深いものでしたね。
 平均視聴率24.5%、最高視聴率29.2%を記録。夫婦の日常に光をあて、ホームドラマ的な要素があったため、放送当初は“大河ドラマらしくない”と賛否両論がありましたが、結果的に高視聴率をマークし、大河ドラマで初めて本放送期間中にアンコール放送が行われるほどの人気作品となったのです。従来の大河ドラマファン以外の人たちも取り込み、“大河”のイメージをいい意味で打ち破った作品だったと思います。

(2014年2月3日 読売新聞)
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口は人を励ます言葉や
感謝の言葉を言うために使おう。

耳は人の言葉を最後まで
聴いてあげるために使おう。

目は人のよいところを
見るために使おう。

手足は人を助けるために
使おう。

心は人の痛みがわかるために
使おう。
( 腰塚勇人  命の授業」の講演家として知られる元中学校体育教師)


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2014年2月5日(水) 歴史
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震災原因でひとり親、6割「収入減った」 宮城

 東日本大震災で配偶者を失ったり、震災が原因で離婚したりしたひとり親家庭(震災世帯)の約6割が震災前と比べ収入が減っていることが、宮城県の調査で分かった。多くの親が「子どもの世話や教育に困っている」と答え、収入減の中で子育てに悩むひとり親家庭の姿があらためて浮かび上がった。

 調査は昨年9月、震災前からひとり親だった世帯(一般世帯)を含め、郵送で実施。県が把握している震災世帯530世帯と、一般世帯から無作為抽出した2880世帯を対象にした。有効回答率は43.6%。
 震災前後の年収を比べると、震災世帯の31.3%が「3分の2ほどに減った」、27.4%が「3分の2より少なくなった」、4.2%が「全くなくなった」と回答した。
 父子、母子家庭で収入の変動に大きな違いはなかった。一般世帯で収入が減ったと答えたのは26.0%だった。
 現在困っていること(複数回答)は、震災世帯の父子、母子家庭ともに4割が「子の世話・教育」を挙げた。父子家庭は「家事」(31.4%)、母子家庭は「相談相手」(31.8%)が続いた。
 震災世帯の母子家庭の勤労形態は「常時雇用」が35.7%、「臨時雇用」が23.4%で、「無職」は34.4%に上った。一般世帯の母子家庭は「常時」が47.9%、「臨時」が33.6%、「無職」が9.4%。震災世帯の母子家庭が就職難に直面している状況がうかがえた。
 県子育て支援課の佐藤靖彦課長は「就労や心のケアなどの相談体制の強化が不可欠だ。震災で増えた父子家庭の支援がどうあるべきかなど、検討を進めていく」と話す。

河北新報  2月3日
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米紙が相次ぎ「日本海」支持 米州の「東海」併記法案 下院委員会でも可決

 【ワシントン=青木伸行】米バージニア州下院教育委員会は3日、「日本海」と記載されている州内の公立学校の教科書に、韓国政府が主張する「東海」を併記する法案を賛成19、反対3で可決した。こうした中、複数の米紙が社説で法案に異議を唱え、同州の地元紙は「日本海」の単独呼称に支持を表明した。

 同州議会では、上下両院にそれぞれ提出された2法案が並行審議されており、3日に可決されたのは下院提出法案。6日に本会議で可決される見通しが強まっている。これとは別に先月、上院本会議で可決され下院に送付された法案は、今月中旬にも下院小委員会で採決される見通し。 こうした情勢下で米紙ワシントン・ポストは3日付の社説で「(学校で)教える歴史は、歴史家の優れた判断に準拠するべきだ」とし、議会が立法措置により、歴史認識に判断を下すことは妥当ではないとの認識を示した。
 さらに、韓国系団体がロビー活動を展開し法案を推進している現状を踏まえ、「『バージニアには韓国系が多くいる。日系人はとても少ない』という考慮によるべきではない」と反対した。
 また、地元紙「リッチモンド・タイムズ・ディスパッチ」(3日付)も社説で「議会と議員は、教科書の問題に関与し学校(教育)の詳細を管理すべきではない」と指摘。「州は何であれ、連邦政府が採用しているものを採用すべきだ。それは『日本海』だ」とし、連邦政府と同様、「日本海」の単独呼称を支持すると明確に主張している。

産経新聞   2月4日
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慰安婦像への政府の積極対応を要請 捏造報道のマスコミの責任を追及 維新・杉田氏

 日本維新の会の杉田水脈(すぎた・みお)氏は3日の衆院予算委員会で、慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の「河野洋平官房長官談話」を「反日の格好の情報発信源になっている」とし、河野氏を参考人招致するよう求めた。二階俊博委員長は理事会で協議する考えを示した。
 杉田氏は「河野氏の証人喚問を求める国民運動に取り組もうと考えている。再三捏造(ねつぞう)報道を行った報道機関の責任も追及したい」とも語った。
 さらに、米ロサンゼルス近郊グレンデール市に設置された「慰安婦」像について、政府の積極的な対応を要求。岸田文雄外相は「高い政治レベルでこの問題をしっかり話し合うことも大変重要だ」と述べた。

産経新聞   2月4日
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京で日本最古の新聞発見 「文久二年正月元日」印刷印刷用画面を開く

最古とみられる日本語の新聞。「文久二(1862)年正月元日」の日付がある(松田清京都外大教授提供) 京都市下京区の本草漢学塾「山本読書室」跡で見つかった数万点の史料群の中に江戸末期の「文久二(1862)年正月元日」と印刷された日本最初の新聞が含まれていたことが3日分かった。調査した松田清京都外国語大教授が記者会見で明らかにした。

 縦24センチ、横33センチの和紙に、縦1段組みで38行が木活字版で印刷されていた。タイトルはオランダ語で「新聞紙の写し、1862年1月1日、ミヤコで」と記され、本文は漢字仮名交じり文だった。松田教授は筆者名を分析し、「ロビンソン・クルーソー」を初めて日本語に訳した膳所藩(大津市)の蘭学者黒田行次郎(?廬、1827〜92年)が京都で発行したと結論づけた。
 これまでは江戸幕府の洋学研究機関・蕃書調所がオランダ語新聞を翻訳し、「文久二年正月」に発行した「官板バタヒヤ新聞」が日本語初の新聞とされていたが、日付が不明だった。新史料は日付があり、日本人が日本語で記事を執筆、編集した新聞としては最古という。
 内容は天文学、理学、中国の海外情報などが幅広く記されている。幕府の小笠原諸島での調査、薩摩藩による英国製の船購入、彗星(すいせい)の出現などの話題を載せている。洋学を重視しない自藩に対する不満も書き連ねている。
 史料群の中に、幕末から明治にかけての岩倉具視あての新政府要人からの手紙が61通あることも判明。西南戦争時の木戸孝允と大久保利通との意見の相違など、当時の政府内での力の構図が分かるという。また、鎌倉時代の北条政子の書状なども見つかっている。
 松田教授は「文書から標本など文系、理系を総合した史料群は全体一括で重文級。共同チームで研究態勢ができるようにしてほしい。まだ知られていない歴史の解明も期待できる」と話している。

京都新聞   2月4日
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人生の秘訣は、
与えることにある。
( アンソニー・ロビンズ  米国の自己啓発作家)


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2014年2月4日(火) 歴史。政治、社会
☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2014年2月4日
72.女たちの会津戦争 (平凡社新書)星 亮一
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65.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一
80.会津白虎隊―物語と史蹟をたずねて (成美文庫)星 亮一

「老いてこそ過激に生きよ」 (イースト新書) [新書] 星亮一 (著)
「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
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79位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
294位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般

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日本、将来の脱原発可能 再生エネ拡大をとEU委員

 【ミュンヘン共同】欧州連合(EU)のエネルギー政策を統括するエッティンガー欧州委員は1日、共同通信と会見、日本の将来的な脱原発は可能との認識を示すとともに、再生可能エネルギーの普及を図るべきだとし、早急にエネルギー基本計画を策定する必要があると述べた。
 また、原発の高レベル放射性廃棄物の量を減らすなど、最終処分をめぐる技術協力を日本と進めたいとも表明した。ドイツ南部ミュンヘンでの安全保障国際会議に出席中に会見に応じた。
 ドイツ出身のエッティンガー氏は、脱原発を目指すかどうかは日本政府次第だとした上で「問題はどれだけ時間がかかるかだ」と指摘した。

共同通信   2月3日
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TPP交渉 日米は膠着状態の打開に動け(2月3日付・読売社説)

 アジア太平洋の新たな自由貿易圏作りを停滞させてはならない。膠着こうちゃく状態を打開するために、日米両国が早期合意を目指す必要がある。
 日米や豪州など12か国による環太平洋経済連携協定(TPP)交渉は、昨年末にシンガポールでの閣僚会合で、目標だった年内合意を見送った。その後、実質交渉が中断している。
 交渉は瀬戸際に立っていると言える。2月末の開催で調整中の閣僚会合が重要な節目になろう。
 もたついている最大の要因は、日米両国が関税撤廃などを巡って対立していることだ。
 自民党がコメ、麦などの農産品5項目を関税撤廃の例外扱いとするよう主張している点では、米国が強硬姿勢を崩していない。
 甘利TPP相とフロマン米通商代表が先月20日に電話協議したが、実質的な議論はできなかった。スイスで行われた25日の茂木経済産業相、林農相とフロマン代表の協議でも、早期合意への協力を確認しただけにとどまった。
 日米が互いに原則論に終始するなら、難交渉を打開する糸口は見いだせまい。
 オバマ米大統領は一般教書演説で、TPPをテコにした輸出と雇用拡大を目指す考えを強調した。本格的な景気回復を実現するとともに、政権の浮揚へ、TPPの決着を図りたいのではないか。
 安倍政権も成長戦略としてTPPを重視し、アジアの活力を取り込む方針を掲げてきた。
 日米が同盟国として連携を強める意義は大きい。何よりも今、求められるのは、米国が大局的な見地から、日本との妥協点を探る姿勢を示すことである。
 約4年に及ぶTPP交渉は、すでに貿易円滑化や投資分野などのルール作りではほぼ合意した。
 しかし、関税撤廃を巡る日米対立に加えて、米国とマレーシアなど途上国の間でも、知的財産権保護や国有企業に関する競争政策を巡って主張の隔たりは大きい。
 他の10か国は、日米協議の進展を注視しており、日米が対立を解消できなければ、他分野も停滞する恐れがある。交渉全体の勢いを失速させ、早期妥結を危うくする事態は避けるべきだ。
 一方、政府が農業分野の一層の市場開放に備えて、農地集積や減反見直しといった農業改革を打ち出している点は評価できる。
 TPPなどの通商交渉への対応はもとより、日本経済を活性化させるため、「攻めの農業」の具体化を急がねばならない。

読売新聞   2月3日
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人生には
明確な答えなどありません。

時には、一つの答えを求めない心が
必要なのです。

例えば、
いまの会社で正解であったのか、
いまの伴侶で正解であったのか、

このような問いに対する
答えはないのです。

あるはずのない答えを
強引に引き出そうとすれば、
それは悩みや苦しみに
変わっていきます。
( 枡野俊明   僧侶 )

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2014年2月3日(月) 歴史
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95.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一

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53.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一
73.会津白虎隊―物語と史蹟をたずねて (成美文庫)星 亮一

「老いてこそ過激に生きよ」 (イースト新書) [新書] 星亮一 (著)
「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
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70位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
238位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
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避難区域にハクチョウ 南相馬・小高区に飛来

復旧工事を進める重機をバックに、羽を休めて水面に優雅な姿を見せるハクチョウ=南相馬市小高区

 東日本大震災で津波に遭い、東京電力福島第1原発事故で避難指示が続く南相馬市小高区の遊水池や田んぼでは、越冬のために飛来したハクチョウが白い翼を広げ、一時帰宅した住民の心を和ませている。
 小高区で最もハクチョウが訪れるとされる前河浦。震災後も毎年ハクチョウが飛来し、優雅な姿を見せている。積み上がった災害がれきを重機がより分け、復旧に向けたエンジン音が響く中、ハクチョウが鳴き声を上げている。

福島民友   2月2日
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なりふりかまわず
人のために働く姿は、
人の心を動かす。

(ボランティア活動を必死に行う人の)
前にいると僕の中からも
エネルギーが湧いてきた。
( 立花貴  実業家、漁師 )

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2014年2月1日(土) 歴史、政治、社会
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58.会津藩はなぜ「朝敵」か (ワニ文庫)星 亮一
93.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
98.会津藩 斗南へ―誇り高き魂の軌跡星 亮一

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25.会津白虎隊―物語と史蹟をたずねて (成美文庫)星 亮一

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電力業界、自民に原発新増設促す 「模範解答」配布

 安倍政権が策定を進めるエネルギー基本計画の閣議決定を前に、電力会社などでつくる電気事業連合会(電事連、会長=八木誠・関西電力社長)が自民党議員に原発の必要性や新増設を訴える文書を配っていたことが30日、わかった。同党が計画内容について行った党所属国会議員へのアンケートについて、原発推進の立場で答えるよう促す内容。原発新増設は政権の方針も超えており、業界が自らの利益を前面に押し出した形だ。
 朝日新聞が入手した電事連の文書によると、エネルギー需給の基本方針として「原子力が重要な電源であるとの位置づけを明確化する」と強調。「原子力発電を一定程度の規模を確保する」として、「そのための新増設・リプレース(建て替え)の必要性を明確化する」とした。安倍晋三首相は新増設について「現在のところまったく想定していない」としている。
 再稼働についても、文書は「安全の確認された原子力の再稼働を効率的かつ迅
速に行う」と明記。核燃料サイクルも「着実に推進する」としている。
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