星亮一 今日の一言

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2009年6月30日(火)  6月も終わり、 早すぎます。 謀略の幕末史, 50 位にランク
岩手に4日間の旅をしたので、あっという間に六月も終わりです。

明日から7月、相変わらず、追いまくられる日程です。

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アマゾンベストセラー。明治維新

38. 会津藩VS長州藩―なぜ“怨念”が消えないのか (ベスト新書) 星 亮一 (著)
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49. 偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫) 星 亮一 (著)
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50. 謀略の幕末史―幕府崩壊の真犯人 (講談社プラスアルファ新書) 星 亮一 (著)
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65. 会津と長州、幕末維新の光と闇 星 亮一 (著)
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紀伊国屋書店ブックウエーブ



講談社プラスアルファ新書
謀略の幕末史―幕府崩壊の真犯人

星 亮一【著】
講談社 (2009/06/20 出版)


価格: ¥879 (税込)
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5,000円以上ご注文頂きますと、国内送料無料でお届けします。
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詳細
幕末維新に学ぶ変革時代の勝ち残り戦略!人材、情報豊富な江戸幕府を覆した「陰謀力」。
エリートたちはなぜモロかったのか?変革をリードした日本人の底力。


第1章 幕府の足元を揺るがした水戸の尊王攘夷
第2章 大老暗殺の黒幕は薩摩だった
第3章 貧乏くじ?会津藩、騒乱の京都へ
第4章 西の雄藩・薩摩の遠謀知略
第5章 朝廷に楔を打ち込んだ長州藩
第6章 暴発する長州と弱腰幕府
第7章 薩摩に翻弄され、長州が朝敵に
第8章 龍馬暗殺と天皇崩御を結ぶ点と線
第9章 幕府の息の根を止めた岩倉の密勅
第10章 新政府高官たちの野望が悲劇を生んだ


著者紹介
星亮一[ホシリョウイチ]
1935年、仙台市に生まれる。東北大学文学部卒業。福島民報、福島中央テレビ報道制作局長を経て、文筆業に。戊辰戦争研究会を主宰。『奥羽越列藩同盟』(中公新書)で第19回福島民報出版文化賞を受賞。またテレビ出演でNHK東北ふるさと賞を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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アマゾン午後、

7. 会津戦争全史 (講談社選書メチエ) 星 亮一 (著)
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15. 偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫) 星 亮一 (著)
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26. 二本松少年隊―物語と史蹟をたずねて (成美文庫) 星 亮一 (著)
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62. 会津藩VS長州藩―なぜ“怨念”が消えないのか (ベスト新書) 星 亮一 (著)
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81. 謀略の幕末史―幕府崩壊の真犯人 (講談社プラスアルファ新書) 星 亮一 (著)
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92. 会津と長州、幕末維新の光と闇 星 亮一 (著)
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94. 会津藩はなぜ「朝敵」か―幕末維新史最大の謎 (ベスト新書) 星 亮一 (著)
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2009年6月29日(月) 五日ぶりです。アマゾンベストセラー
25日から岩手、青森を回ってきました。

5日ぶりで仕事場です。

偽わりの龍馬暗殺、仮題

今日締切です。

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八重洲ブックセンター本店、4階のベスト20

期間(2009.06.14〜2009.06.20)

順位 書 名 著者名 出版社名 本体価格

1 偽りの幕末動乱 星亮一 大和書房 \619

2 政治の理想について 大川隆法 幸福の科学出版 \1,800

3 小さな経営論 藤尾秀昭 致知出版社 \1,000

4 あなたにも「幸せの神様」がついている 伊勢白山道 主婦と生活社 \1,500

5 国をつくるという仕事 西水美恵子 英治出版 \1,800

6 一瞬で相手をオトす洗脳術 苫米地英人 マキノ出版 \1,300

7 謀略の幕末史 星亮一 講談社 \838

8 死ぬときに後悔すること25 大津秀一 致知出版社 \1,500

9 森羅万象(1) 伊勢白山道 経済界 \1,900

10 世界を支配する秘密結社イルミナティの知られざる真実! 有沢玲 徳間書店 \762

11 超不都合な科学的真実 〈長寿の秘密/失われた古代文明〉編 ケイ・ミズモリ 徳間書店 \590

12 唯識でよむ般若心経 横山紘一 大法輪閣 \2,700

13 バシャール×坂本政道 ダリル・アンカ(チャネル)/坂本政道 ヴォイス \1,900

14 天皇論 小林よしのり 小学館 \1,500

15 脳はこの1冊で鍛えなさい 加藤俊徳 致知出版社 \1,400

16 ビジュアル版 逆説の日本史(2) 古代編 井沢元彦 小学館 \1,300

17 昭和史 1926〜1945 半藤一利 平凡社 \900

18 偽りの明治維新 星亮一 大和書房 \705

19 加藤周一講演集 別巻 加藤周一 かもがわ出版 \3,200

20 出家の覚悟 アルボムッレ・スマナサーラ サンガ \2,100


以下はアマゾンベストセラー、午後2時

どんどん、変わります。

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63. 奥羽越列藩同盟 (中公新書) 星 亮一 (著)
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79. 最後の幕臣 小栗上野介 (ちくま文庫) 星 亮一 (著)
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100. 偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫) 星 亮一 (著)
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これは消えました。

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2009年6月28日(日) アマゾンベストセラー
32. 会津藩VS長州藩―なぜ“怨念”が消えないのか (ベスト新書) 星 亮一 (著)
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54. 偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫) 星 亮一 (著)
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57. 奥羽越列藩同盟 (中公新書) 星 亮一 (著)
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62. 偽りの幕末動乱 (だいわ文庫) 星 亮一 (著)
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77. 白虎隊と二本松少年隊―幕末を駆け抜けた若獅子たち 星 亮一 (著)
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2009年6月26日(金) 八戸
今日は八戸で取材です。
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2009年6月25日(木) 今日は岩手県一関です
28日まで八戸、久慈方面の講演と取材です。
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2009年6月24日(水) 今日は白石方面へ
nhk星亮一と行く歴史街道です。

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40. 新選組と会津藩 彼らは幕末・維新をどう戦い抜いたか (平凡社新書) 星 亮一 (著)
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52. 会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書) 星 亮一 (著)
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74. 偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫) 星 亮一 (著)
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82. 女たちの会津戦争 (平凡社新書) 星 亮一 (著)
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92. 長岡藩軍事総督 河井継之助―武士道に生きた最後のサムライ (ベスト新書) 星 亮一 (著)
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93. 万延元年「咸臨」航米 星 亮一 (著)
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最近チェックした商品 軍師直江兼続 (成美文庫) 星 亮一
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2009年6月23日(火) アマゾンベストセラー,午後3時
15. 長岡藩軍事総督 河井継之助―武士道に生きた最後のサムライ (ベスト新書) 星 亮一 (著)
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46. 会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書) 星 亮一 (著)
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60 偽りの幕末動乱 (だいわ文庫) 星 亮一 (著)
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76. 会津藩VS長州藩―なぜ“怨念”が消えないのか (ベスト新書) 星 亮一 (著)
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79. 会津藩VS薩摩藩 (ベスト新書 185) 星 亮一 (著)
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93. 奥羽越列藩同盟 (中公新書) 星 亮一 (著)
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世界危機をチャンスに変えた幕末維新の知恵 PHP新書 606
著者 : 原口 泉
税込価格 : \819 (本体 : \780)
出版 :PHP研究所
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島津斉彬、小松帯刀、大久保利通、松方正義、渋沢栄一など、幕末・維新を通じ、ピンチをチャンスに変え、日本の資本主義を立ち上げた人たちの足跡を追い、苦境にある資本主義を再生するヒントや知恵に迫る。

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謀略の幕末史 幕府崩壊の真犯人 講談社+α新書 464−1C
著者 : 星 亮一
税込価格 : \880 (本体 : \838)
出版 :講談社
発送可能時間 :

幕末の水戸藩・薩摩藩・会津藩・長州藩の動きや、坂本龍馬暗殺、王政復古の大号令などをとりあげ、人材、情報豊富な江戸幕府を覆した「陰謀力」、その崩壊の起爆剤となった「真犯人」に迫る。

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龍馬の黒幕 明治維新と英国諜報部、そしてフリーメーソン 歴史ノンフィクション 祥伝社文庫 か23−1
著者 : 加治 将一
税込価格 : \700 (本体 : \667)
出版 :祥伝社
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〔「あやつられた龍馬」(平成18年刊)の改題〕

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偽りの幕末動乱 薩長謀略革命の真実 だいわ文庫 93−3H
著者 : 星 亮一
税込価格 : \650 (本体 : \619)
出版 :大和書房
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激動!幕末志士魂の名言録 坂本龍馬、近藤勇から吉田松陰、篤姫まで、幕末を動かした88の金言! 動乱の時代を駆け抜けたサムライたちの夢とロマン! OAK MOOK 279
著者 :
税込価格 : \1,200 (本体 : \1,143)
出版 :オークラ出版
発送可能時間 :

時代の行く末を大きく変えた「革」のことば、明日の命もしれないからこそ生まれた「愛」のことば…。幕末を生きた志士たちが発した「ひと言」を紹介し、人物像と、その裏に隠れたドラマを読み解く。

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攘夷と皇国 幕末維新のネジレと明治国家の闇
著者 : 備仲 臣道
税込価格 : \2,100 (本体 : \2,000)
出版 :批評社
発送可能時間 :

薩長による倒幕・権力奪取の謀略と化した尊皇攘夷の内実を暴き、幕末・維新の混沌と明治国家の底知れぬ闇を抉り出し、幻想の皇国(大日本帝国)への道を跡付ける。

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高杉晋作と長州藩 維新の大業を成した時代の寵児を超ビジュアルに解説 双葉社スーパームック
著者 :
税込価格 : \980 (本体 : \933)
出版 :双葉社
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生い立ち、松下村塾での日々、奇兵隊創設、決起と四境戦争…。高杉晋作の軌跡と、激動する時代の中で火の玉となって戦い続けた長州藩をリアルCGで再現する。

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山田方谷に学ぶ改革成功の鍵
著者 : 野島 透
税込価格 : \1,470 (本体 : \1,400)
出版 :明徳出版社
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大政奉還の建白書の起草者である山田方谷。なぜ彼の改革は成功したのか。財政改革のみならず、教育改革など多方面に及んだ方谷の改革から、現代の会社改革等にも役立つその精神や考え方を学ぶ。

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龍馬語録 自由闊達に生きる
著者 : 木村 幸比古
税込価格 : \1,260 (本体 : \1,200)
出版 :PHP研究所
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わがなすことはわれのみぞしる。自分流で生きんといかんぜよ! 時代を先取りする先見力、決断力、行動力、組織力を兼ね備えた坂本龍馬。彼が残した名言の数々を解説つきで紹介する。

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ロシア人の見た幕末日本
著者 : 伊藤 一哉
税込価格 : \2,940 (本体 : \2,800)
出版 :吉川弘文館
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開国間もない日本の様子が生き生きと描かれている、初代ロシア領事・ゴシケーヴィチの報告書。この貴重な記録から、ロシア外交の真実を読み解き、「怖いロシア」というイメージを払拭して、日露関係史に新たな道を拓く。

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2009年6月22日(月)  もう22日 、  ジュンク堂書店、星亮一の本

早い。早い、もう22日です。

土日と二つの講演があり、ヘトヘトに疲れて昨夜はバタンキュウでした。

今日から、原稿に取り組まなければならないのですが、

25日から岩手、青森の3連戦があります。

効率よく動かないと、龍馬の執筆、遅れ気味です。


頑張るしかありません。

新刊の 謀略の幕末史
星 亮一 著 講談社+α新書

出足は順調です、ありがとうございます。

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ジュンク堂、星亮一の本、一覧


※在庫数は池袋本店の前日在庫です。ご来店で在庫僅少の本を購入される方は事前に池袋本店にご確認ください。

1.星 亮一 著、謀略の幕末史
880円(税込) 2009年06月 発行 ISBN 978-4-06-272584-2
書棚は、講談社+α新書です。 池袋本店 24冊 在庫有り

人材、情報豊富な江戸幕府を覆した「陰謀力」 エリートたちはなぜモロかったのか?変革をリードした日本人の底力!



2. 偽りの幕末動乱
星 亮一 著 大和書房 版
650円(税込) 2009年05月 発行 ISBN 978-4-479-30237-7
書棚は、総合文庫です。 池袋本店 13冊 在庫有り

攘夷か開国か!薩長が仕掛けたテロとクーデター 自壊か策略か、幕府崩壊の真相!



3. 鳥羽伏見の砲声
星 亮一 著 三修社 版
2,100円(税込) 2009年03月 発行 ISBN 978-4-384-04242-9
書棚は、日本史読物です。 池袋本店 1冊 在庫僅少

桜田門外から鳥羽伏見へ。幕末騒乱に躍動した男たちの野望と挫折を描き切る!



4. 会津と長州、幕末維新の光と闇
星 亮一 著 一坂 太郎 著 講談社 版
1,470円(税込) 2009年03月 発行 ISBN 978-4-06-215354-6
書棚は、日本史読物です。 池袋本店 13冊 在庫有り

わかる幕末!会津と長州はなぜ仲が悪いのか  あれほど天皇の信頼を得ていた会津藩がなぜ「賊軍」に?御所に矢を射かけた長州藩がいつ「官軍」に?  会津と長州の足取りにそってねじれた歴史の流れを整理。未曾有の変革の真の姿がわかる!  140年...



5. 二本松少年隊のすべて
星 亮一 編 新人物往来社 版
3,150円(税込) 2009年01月 発行 ISBN 978-4-404-03568-4
書棚は、日本史読物です。 池袋本店 1冊 在庫僅少

12歳から17歳の少年隊64名が出陣。隊長以下16名が戦死。負傷7名。



6. 会津籠城戦の三十日
星 亮一 著 河出書房新社 版
1,680円(税込) 2009年01月 発行 ISBN 978-4-309-22500-5
書棚は、日本史読物です。 池袋本店 1冊 在庫僅少

戊辰戦争終結140年記念企画。 鶴ヶ城陥落は糞尿問題か、に徹底反駁。 某テレビ局が報じて物議をかもした屎尿処理限界説に、戊辰戦史研究の第一人者が真っ向から反対。豊富な証言・資料をもとに、会津籠城三十日の戦闘の実際を、克明に描く。



7. 軍師直江兼続
星 亮一 著 成美堂出版 版
590円(税込) 2008年10月 発行 ISBN 978-4-415-40078-5
書棚は、成美文庫物語の史蹟です。 在庫無し

少年期、上杉景勝の小姓に抜擢され、景勝とともに越後の龍・上杉謙信の薫陶を受け、巧みな戦術・戦略を見聞き、錬成した直江兼続。謙信亡き後は、名門上杉家の執政として主君景勝とともに、豊臣秀吉、徳川家康、伊達政宗らと互角にわたりあっていく。



8. 仙台戊辰戦史 新装版
星 亮一 著 三修社 版
1,680円(税込) 2008年09月 発行 ISBN 978-4-384-04199-6
書棚は、日本史読物です。 池袋本店 1冊 在庫僅少

和解か徹底抗戦か?近代日本の魁となった奥州列藩同盟の苦悩の選択を描き切る!



9. 最後の幕臣小栗上野介
星 亮一 著 筑摩書房 版
777円(税込) 2008年08月 発行 ISBN 978-4-480-42459-4
書棚は、ちくま文庫です。 池袋本店 2冊 在庫有り

江戸幕府のい勘定奉行・外国奉行を歴任した小栗上野介。鎖国論が依然として根強いなか、一貫して海外との交流を主張するなど小栗には先見の明があった。幕末の数年間、命脈をつなぐ軍資金を調達できたのはひとえに小栗の力だった。しかし、この力ある主戦論者を不安に思...



10. 会津藩VS薩摩藩
星 亮一 著 ベストセラーズ 版
820円(税込) 2008年07月 発行 ISBN 978-4-584-12185-6
書棚は、ベスト新書です。 池袋本店 1冊 在庫僅少

戊辰戦争での長州藩の仕打ちは、今も会津人に怨念を抱かせる。だが、”長州憎し”と声高に叫ぶ多くの人々も、会津藩に温情を施した薩摩藩に話が及ぶと、とたんに穏やかな顔になる。長きにわたる会津と長州の戦いに和解の道があるとすれば、薩摩を仲介役にし、三者膝詰め...


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カスタマーレビュー
幕末の会津藩―運命を決めた上洛 (中公新書)

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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
京都守護職!, 2007/1/22
By うるめいわしはうまか "てっちゃん" - レビューをすべて見る

幕末の会津藩というと、「白虎隊」の悲劇とともに世間に知られていて、ドラマや小説の題材となることが多い。しかしその分「謎」も多く秘めている。そのひとつが何故会津藩が新設された「京都守護職」を引き受けたか?ということである。この『幕末の会津藩』はその謎に答えながら、元来イメージの中で語られがちだった「会津藩」の、京都守護職時代の京都会津往復文書を丁寧にじっくり読み解きその実相をあぶりだしている。会津の「運命を決めた上洛」がどのような変化をもたらしたのか。本書を読み終えた後、同じ著者・星氏の『会津落城』を読めば新たな明治維新史が描けるかもしれない―。幕末会津藩の画期的・本格的入門書。
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2009年6月21日(日) 紀伊国屋書店、星の「謀略の幕末史」トップ
紀伊国屋書店、歴史関係書、売れている順


1. 謀略の幕末史 ― 幕府崩壊の真犯人 講談社+α新書
星亮一 / 講談社
2009/06
¥879 (税込)
在庫がございます。通常1-3日以内に発送致します。
5,000円以上ご注文頂きますと、国内送料無料でお届けします。


2. 吉田茂と昭和史 講談社現代新書
井上寿一 / 講談社
2009/06
¥798 (税込)
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5,000円以上ご注文頂きますと、国内送料無料でお届けします。

3. 北政所と淀殿 ― 豊臣家を守ろうとした妻たち 歴史文化ライブラリ−
小和田哲男 / 吉川弘文館
2009/06
¥1,785 (税込)
在庫がございます。通常2-3日以内に発送致します。
5,000円以上ご注文頂きますと、国内送料無料でお届けします。

4. 魔法昔話の研究 ― 口承文芸学とは何か 講談社学術文庫
ヴラジ−ミル・ヤコヴレヴィチ・プロップ/斎藤君子 / 講談社
2009/06
¥1,260 (税込)
在庫がございます。通常1-3日以内に発送致します。
5,000円以上ご注文頂きますと、国内送料無料でお届けします。

5. 帰化人 ― 古代の政治・経済・文化を語る 講談社学術文庫
関晃 / 講談社
2009/06
¥924 (税込)
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5,000円以上ご注文頂きますと、国内送料無料でお届けします。

6. 御堂関白記 〈中〉 ― 全現代語訳 講談社学術文庫
藤原道長/倉本一宏 / 講談社
2009/06
¥1,417 (税込)
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5,000円以上ご注文頂きますと、国内送料無料でお届けします。

7. 昭和史 〈1926−1945〉 平凡社ライブラリ−
半藤一利 / 平凡社
2009/06
¥945 (税込)
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8. 昭和史 〈戦後篇(1945−1989)〉 平凡社ライブラリ−
半藤一利 / 平凡社
2009/06
¥945 (税込)
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9. 沖縄戦強制された「集団自決」 歴史文化ライブラリ−
林博史 / 吉川弘文館
2009/06
¥1,890 (税込)
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5,000円以上ご注文頂きますと、国内送料無料でお届けします。

10. アメリカ大統領 ― その権力と歴史 「知の再発見」双書
ヴァンサン・ミシュロ/遠藤ゆかり / 創元社(大阪)
2009/06
¥1,680 (税込)
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5,000円以上ご注文頂きますと、国内送料無料でお届けします。

11. 石田三成 ― 悲劇の智将 別冊宝島
/ 宝島社
2009/06
¥879 (税込)
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5,000円以上ご注文頂きますと、国内送料無料でお届けします。

12. 前田慶次郎と直江兼続 PHP文庫
近衛竜春 / PHP研究所
2009/06
¥820 (税込)
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アマゾンベストセラー、明治維新


37. 会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書) 星 亮一 (著)
(4件のカスタマーレビュー)
在庫あり
価格: ¥ 756

7点の新品/中古商品を見る: ¥ 250より


40. 長岡藩軍事総督 河井継之助―武士道に生きた最後のサムライ (ベスト新書) 星 亮一 (著)
(2件のカスタマーレビュー)
在庫あり
価格: ¥ 819

3点の新品/中古商品を見る: ¥ 563より

42. 奥羽越列藩同盟 (中公新書) 星 亮一 (著)
(2件のカスタマーレビュー)
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価格: ¥ 840

ポイント: 8pt (1%)

21点の新品/中古商品を見る: ¥ 34より


43. 女たちの会津戦争 (平凡社新書) 星 亮一 (著)
(1 カスタマーレビュー)
在庫あり
価格: ¥ 819

7点の新品/中古商品を見る: ¥ 349より

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八重洲ブックセンターネットショップ


偽りの幕末動乱 薩長謀略革命の真実/だいわ文庫 93−3H


著者 星亮一/著
出版社 大和書房
商品コード 4-479-30237-9
分類 一般/文庫/日本歴史
サイズ 文庫版
ページ数 237P
発行年月 2009/05
価格 650円(5%税込)
本体価格 619円
在庫状況 在庫あり(即日〜2日で発送)






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2009年6月20日(土) 講談社ブック倶楽部、アマゾンベストセラー
講談社+α新書

ボウリャクノバクマツシ
謀略の幕末史
幕府崩壊の真犯人
著者: 星亮一

発行年月日:2009/06/20
サイズ:新書判
ページ数:188
ISBN:978-4-06-2725定価(税込):880円

在庫僅少

内容紹介
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人材、情報豊富な江戸幕府を覆した「陰謀力」
幕末維新に学ぶ変革時代の勝ち残り戦略!!
エリートたちはなぜモロかったのか?変革をリードした日本人の底力!

鳥羽伏見の戦いに敗れ、幕府軍が江戸に引き上げて来たときである。

旗本たちが江戸城に集められた。しかし、戦闘意欲はまるでなく、

大広間に寝そべって、袂からウイスキーの小瓶を取り出して飲むものまで

現れる始末に、駆け付けた豊前国中津藩士の福沢諭吉も興ざめし、

「これはだめだ」と逃げる算段を考えた。

いったい、幕府とは何だったのか、

自ら滅んでいったとしか言いようのないぶざまな姿だった。

無責任体質が奥深くまで、はびこっていた。そんな幕府に全身全霊を捧げ、

あげくの果てに、朝敵の汚名を着せられて悲惨な戦いに追いやられた会津藩は、

実に気の毒であった。会津城下の戦いでは、

御三家の兵から彦根井伊家の兵まで攻撃に加わり、

権力者に媚を売る醜い日本人の姿を世間にさらした。

●幕府の足元を揺るがした水戸藩
●井伊大老暗殺の黒幕は薩摩だった
●貧乏くじ?会津藩、騒乱の京都へ
●西の雄藩・薩摩の遠謀知略
●暴発する長州と弱腰幕府
●薩摩に翻弄され、朝敵になる長州
●龍馬暗殺と天皇崩御を結ぶ点と線
●幕府の息の根をとめた岩倉の密勅
●大クーデター、王政復古の大号令
●悲劇を生む新政府高官たちの野望

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アマゾンベストセラー、明治維新、20日、午前10時

33. 偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫) 星 亮一 (著)
在庫あり
価格: ¥ 740

26点の新品/中古商品を見る: ¥ 1よ

58. 会津藩はなぜ「朝敵」か―幕末維新史最大の謎 (ベスト新書) 星 亮一 (著)
通常2~5週間以内に発送
価格: ¥ 714

9点の新品/中古商品を見る: ¥ 29より

89. 偽りの幕末動乱 (だいわ文庫) 星 亮一 (著)
(1 カスタマーレビュー)
在庫あり
価格: ¥ 650

4点の新品/中古商品を見る: ¥ 470より





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2009年6月19日(金) アマゾンベストセラー、龍馬の魅力
19日午前


明治維新

41. 偽りの幕末動乱 (だいわ文庫) 星 亮一 (著)
(1 カスタマーレビュー) 評価5
在庫あり
価格: ¥ 650

4点の新品/中古商品を見る: ¥ 472より

84. 幕末の会津藩―運命を決めた上洛 (中公新書) 星 亮一 (著)
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価格: ¥ 777

14点の新品/中古商品を見る: ¥ 1より

91. 会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書) 星 亮一 (著)
(4件のカスタマーレビュー)
在庫あり
価格: ¥ 756

7点の新品/中古商品を見る: ¥ 250より

戦国時代

43. 軍師直江兼続 (成美文庫) 星 亮一 (著)
(1 カスタマーレビュー) 評価5
通常5~7日以内に発送
価格: ¥ 590

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詳細を見る 会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書) (2003-12)
ISBN/ASIN:4121017285

星 亮一 / 中央公論新社
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価格:¥ 756 (税込)



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「会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)」のレビュー RSS | ATOM
m2k さんのレビュー

白虎隊で有名な会津の戊辰戦争下を資料を使い分析。
(2007-06-06)
Kouryou さんのレビュー

伏見鳥羽から落城までを書いてあります。書き方は・・多々思う事もありますが良い著書でした。
(2007-01-14)
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偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実
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友人の馬渕知子さんのブログ

龍馬は、何故に国民的英雄なのか…
 なぜ、『龍馬』は国民的ヒーローなのだろう?

 かねてから、私の一つの疑問でもある。

 歴史が嫌いな人間でも、龍馬がどんな偉業をなしたのか知らない人間でも・・・。「坂本龍馬」の名前を知っている人は多いはず。携帯の絵文字にも、しっかりとその姿を載せていたりするから、凄い。

 しかも、来年の大河ドラマは坂本龍馬だそう。何気に、私の周りのメディア関係の人間の中でも話題のぼるような昨今である。

 聞けば聞くほど、興味をそそる龍馬である。

 んー。何故にここまで、人の心に残るのか?やはり、疑問で一杯である。

 司馬遼太郎先生の存在もあるのか?

 そんな中、ある会食最中に、やはり話が坂本龍馬に移行したのだ。

 歴史は苦手な私も、ハッタリかまして、参戦してみた。

 歴史を語られては、私に、勝ち目は無い。

 だから、医学的な方向から攻めてみたのだ。

 坂本龍馬は、○○だったから、こんな、偉業を成し、そして国民的英雄にまで君臨したのでは?と。

 その、○○が、何だかうけてしまった。

 何だか、雲行きが良いのか悪いのか・・・。


 高知の中心部は、路面電車

 凄く溶け合っているから、何となく不思議な感じ。

 最後の写真は、意味が無いけれど・・・。なんか、立派なヴィトンの店舗が、街角にドンと在って。その前を、路面電車が走っているのが、何ともイイ感じだったので。

 今回は、初高知で使いこなせませんでしたが、多分、この路面電車の達人になったら、高知をもっと楽しめたんだろうな、って



空港名にも『龍馬』が…
さすが、龍馬の故郷。『高知龍馬空港』に到着。
二百年も経たないうちに、自分がこんなにも存在感をしらしめるまでになると、思っていたのかしらん。なんて。
今回の目的の一つは、国民的英雄に君臨する勢いの龍馬を、医学的に解明する(ちょっと、言い過ぎかな…)こと。


馬渕知子
東京医科大学医学部卒業後、同医科大学病院皮膚科学講座に所属しながら同病院に勤務。その後、マブチメディカルクリニックを開院、現在に至る(院長)。内科学・皮膚科学が専門であるが、あらゆる科との提携を結び、多面的に人間の体を総合的にサポートする医療を推進している。
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2009年6月18日(木) jcatニュース 、長州VS会津 今だに残る恨み 安倍首相が「おわび
長州VS会津 今だに残る恨み 安倍首相が「おわび」
2007/4/16 コメント(21)
「先輩がご迷惑をおかけしたことをおわびしなければいけない」。
安倍晋三首相が2007年4月14日、こう発言した。場所は福島県会津若松市。参院福島補選の応援演説の中で述べた。今から約140年前の幕末期、長州藩(山口県)などの新政府軍と旧幕府軍側の会津藩との戊辰戦争を意識したものだ。安倍首相は山口県出身。官軍に対する強烈な恨みが今も生き続ける土地柄ならではのあいさつだった。

元会津若松市長は「よく言ってくれた」

白虎隊記念館のホームページ 14日夕のニュースで安倍首相の発言を知った元会津若松市長、早川広中さん(71)は「よく言ってくれたと思った」という。現在は地元で「白虎隊記念館」の理事長を勤め、白虎隊に関する著書もある。「当然の発言。もっと早く言ってほしかったくらいだ」との思いも頭をよぎった。早川さんによると、「長州への恨みは戊辰戦争だけではない」と指摘する。「明治維新以降も長州閥の高官が会津出身者の登用を妨害するなど長い経緯が積もり積もった問題だ」という。

市長時代の1988年ごろ、山口県萩市(旧長州藩城下町)から姉妹都市を結ぼうという提案があり、一部の会津若松市議らが準備を進めたが、当時50歳以上の人を中心に「とんでもない」という批判が出て中止したという。現在では「若い人の中にはもう(許して)いいのでは、という人もいますよ」

では若い人はどうか。会津若松市の市役所の30代、40代の数人に話を聞いてみた。「こだわりはないですね。(首相発言も)特に感想はない」という人がいる一方、「大人の態度としていつまでも言い募るのはよくない、と表向きは言っていますが、実は親や祖父母から聞かされた恨み話がしみついているという部分もある」となかなか複雑な感情があることを明かす人もいた。

また、市役所の別の職員によると、市長が県外の会合に出かける際に山口県内の首長と同席予定がある場合、主催者側の自治体関係者から「同席になって大丈夫でしょうか」などの問い合わせがあることも珍しくないという。「時間差で(2人の市長が)入れ違いになるよう調整してくれる自治体もある」と周囲から気を使われているそうだ。1996年、萩市長が市民劇団の招きに応じ、初めて会津若松市を「非公式」に訪れ、翌年会津若松市長が「答礼」として萩市を訪問した。出迎えの場面では握手した2人だが、記者会見の場で握手を求められると、会津若松市長は「(和解として)ニュースで流れるには時間が必要だ」と応じなかった、というのは今でも語り草となっている。

「山口県民には違和感を持つ人もいるかも」
一方の山口県側の反応はどうか。2006年9月に発足した「長州と会津の友好を考える会」の山本貞寿代表(68)。20年以上地元の萩市で友好活動に取り組み、今回全県組織にした。「ほう、そんな発言をしましたか」。山本さんは安倍首相発言を知らなかった。山本さんは長年会津若松市へ通い、「友人も何人もできた」と話すが「今でも基本的に厳しい態度の人は多い」と肌で感じている。一方で「これまで私は謝罪とか和解とかは口に出していない」ともいう。「互いに悪いところを言い募るのではなく、良かったところをもっと見てほしい」と活動を進め、少しずつではあるが理解の広がりを感じるという。

山本さんは安倍首相発言について、「戊辰戦争だけでなく、その後の歴史を含めどこまでご存知でそういう発言をされたのかな、とは思う」という。自身は批判的な気持ちはないというが、「(山口)県民の中には違和感を持つ人もいるかもしれませんね」と話した。なかなか歴史を語り考えるのは難しい問題のようだ。

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36. 会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書) 星 亮一 (著)
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92. 女たちの会津戦争 (平凡社新書) 星 亮一 (著)
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2009年6月17日(水) 東京で講演、そしてアマゾンベストセラー、
今日は午後、東京です。

八重洲ブックセンター本店で午後6時半から講演。

演題は「偽りの幕末動乱」

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アマゾンベストセラー、明治維新 午前11時


13. 会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書) 星 亮一 (著)
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14. 偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫) 星 亮一 (著)
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19. 女たちの会津戦争 (平凡社新書) 星 亮一 (著)
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56. 偽りの幕末維新 (だいわ文庫) 星 亮一 (著)
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59. 会津戦争全史 (講談社選書メチエ) 星 亮一 (著)
(2件のカスタマーレビュー)
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ポイント: 16pt (1%)

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ポイント: 29pt (1%)

64. 会津籠城戦の三十日 星 亮一 (著)
在庫あり
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ポイント: 16pt (1%)





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2009年6月16日(火) 今朝は新聞が読めた
私はもと新聞記者、新聞がないと暮らせません。

歴史作家などという名前ももらっていますが、

私の基本的姿勢は、もと新聞記者、

ジャーナリストです。

今日はじっくり新聞を読んでいます。

たまらなく充実した時間です。

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アマゾンベストセラー。明治維新、午後4時

11 会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書) 星 亮一 (著)
(4件のカスタマーレビュー)
在庫あり,評価4
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17. 会津藩VS長州藩―なぜ“怨念”が消えないのか (ベスト新書) 星 亮一 (著)
(5件のカスタマーレビュー)
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価格: ¥ 819

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35. 女たちの会津戦争 (平凡社新書) 星 亮一 (著)
(1 カスタマーレビュー)
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価格: ¥ 819 、評価5

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44. 偽りの幕末動乱 (だいわ文庫) 星 亮一 (著)
(1 カスタマーレビュー) 評価5
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午前中
96. 長岡藩軍事総督 河井継之助―武士道に生きた最後のサムライ (ベスト新書) 星 亮一 (著)、評価5
(2件のカスタマーレビュー)
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は100位以下に

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ヤフーから

会津落城
戊辰戦争最大の悲劇

星 亮一 著
中公新書/2003


 会津若松の人々は、この日のことを戊辰戦争のもっとも長い日、「ザ・ロンゲスト・デー」と呼んでいる。長く、残酷な雨の一日だった。
 死者数千名といわれるこの会津戦争は、日本近代史のなかで、どのような意味を持つのだろうか。この戦いを詳細に検証すると、いくつもの疑問点が浮かんでくる。
(中略)
 会津戦争の実体を描くことで、明治維新のいたましい裏面が明らかになり、近代日本人の悪しき体質が浮き彫りになる。
 この戦争は、どこから見ても近代日本の負の遺産といえるものだった。


 京都守護職として、遠く離れた地で役目を果たし、孝明天皇の信義を得ていた会津藩主松平容保は、薩長主導による新政府が成立するや、一転、朝敵の汚名を着せられた。
 鳥羽伏見の戦い、江戸の無血開城の後、新政府のターゲットは会津藩に移った。
 新政府は、会津藩に対し、首謀者の首、城の明け渡し、領地の返納という無条件降伏を迫った。会津藩は、これは受け入れられないと、何度も朝廷に嘆願書を出したが、西郷ら新政府首脳に握りつぶされた。
 新政府は、仙台藩に会津本城襲撃を命じる。
 驚愕した仙台藩は、会津藩に同情、また全て薩長主導で進められる新政府に反発して、東北・越後諸藩による奥羽越列藩同盟を結成するのである。
 そして、戊辰戦争は薩長対奥羽越列藩同盟という東西の大決戦となった。
 しかし、指揮系統がまとまらず、兵器も不十分な央羽越列藩同盟側は、新政府軍に次々と各個撃破されていく。
 そして、奥羽越列藩同盟が最重要視した白河の関。会津藩は白河の総督に、実戦経験のない西郷頼母を任命する。そして、惨敗。
 周囲が次々に陥落していき、いよいよ会津侵攻が始まった。
 会津に侵攻する経路はいくつかあるが、会津の主力部隊は勢至堂峠、御霊櫃峠、中山口に配置され、母成峠は嶮岨な難路であったため、手薄であった。
 新政府軍は、この手薄な母成峠を攻めることに決定する。
 母成峠を視察した旧幕軍の大鳥圭介は、兵を増強しないとここは守れないと判断し、会津藩に献策したが、受け入れられなかった。この界隈に新政府軍が出没していたにも拘わらず。情報収集の不備と作戦能力の欠如である。
 かくして、母成峠は破られた。ちなみに土方歳三も、会津側に加わってここで戦っていたらしい。
 母成峠を奪った新政府軍は、雨の中、猪苗代に進軍、滝沢峠に迫る。母成峠の敗戦を知った会津藩の動きは遅く、新政府軍の侵攻を止めることはできなかった。
 滝沢峠の手前を守っていた白虎隊は、新政府軍の侵攻に抗しきれず、敗走。その間、新政府軍は滝沢峠を破り、会津若松に侵攻した。飯盛山に登った白虎隊は、砲煙と火につつまれている会津城を見た。城が陥落したと見た白虎隊は、互いに刺し違え自刃する。
 その後、籠城1ヶ月。数々の悲劇が生まれるが、ついに容保は降伏を決めた。

 いままで、悲劇としか語られてこなかった会津戦争を、詳細に検証、幕府に頼っていた会津藩の危機管理、軍備、情報戦の不備などを明らかにする。新政府軍に十分対抗しうる兵力を持ちながら、戦略の無さ故、敗戦を強いられる。

 この本を読んで、ようやく会津戦争が判ったような気がした。
 そうか、負けるべくして、負けたんだな。


読者の投稿


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2009年6月15日(月) もう初夏です。
暑い。暑い。

昼はざるそばを食べた。

仕事場に戻って、お茶を一服、仙台の吉村さんから電話、

玉虫左太夫の胸像の件で打ち合わせ。


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アマゾンベストセラー、明治維新

偽りシリ−ズ、順調に推移している。


19. 長岡藩軍事総督 河井継之助―武士道に生きた最後のサムライ (ベスト新書) 星 亮一 (著)
(2件のカスタマーレビュー)
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40. 偽りの幕末動乱(だいわ文庫) 星 亮一 (著)
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47. 会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書) 星 亮一 (著)
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69. 偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫) 星 亮一 (著)
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2009年6月14日(日) 奥羽越列藩同盟、アマゾンベストセラー
62. 奥羽越列藩同盟 (中公新書) 星 亮一 (著)
(2件のカスタマーレビュー)
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81. 会津藩はなぜ「朝敵」か―幕末維新史最大の謎 (ベスト新書) 星 亮一 (著)
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88. 偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫) 星 亮一 (著)
(3件のカスタマーレビュー)
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価格: ¥ 740 書 名 偽りの明治維新
副書名 会津戊辰戦争の真実
シリーズ名 だいわ文庫 93−1H
多巻物書名
原書名
出版社 発行所=大和書房
著 者 星亮一
税込価格 740円(本体705円+税)
発行年月 2008年1月
判型 文庫
ISBN 9784479301516

在庫状況

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  内容情報 本やたうん

日本史上稀に見る悲劇、会津戊辰戦争。死者の埋葬も許さず、財宝や女性を略奪した官軍の所業は、闇に葬られ、誰も知らず、教科書にも書かれていない。西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允…。明治維新の元勲たちは本当に英雄なのか?天皇を利用して戦争を仕掛けた薩長が官軍で、尽忠報国の会津が賊軍となった歴史の交差を紐解く。

第1章 悲惨な実態;
第2章 兵士たちの思い;
第3章 会津藩の降伏;
第4章 京都守護職;
第5章 立ちはだかる男たち;
第6章 大政奉還;
第7章 挙藩流罪;
第8章 地獄の日々;
第9章 二つの道;
第10章 屈折の明治

89. 会津と長州、幕末維新の光と闇 星 亮一 (著) 講談社
在庫あり



アイヅトチョウシュウバクマツイシンノヒカリトヤミ
会津と長州、幕末維新の光と闇

著者: 星亮一
著者: 一坂太郎

発行年月日:2009/03/20
サイズ:四六判
ページ数:190
ISBN:978-4-06-215354-6

定価(税込):1,470円

 
内容紹介
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わかる幕末!会津と長州はなぜ仲が悪いのか
あれほど天皇の信頼を得ていた会津藩がなぜ「賊軍」に?御所に矢を射かけた長州藩がいつ「官軍」に?
会津と長州の足取りにそってねじれた歴史の流れを整理。未曾有の変革の真の姿がわかる!
140年経っても去らない悲哀。明治維新は「無血革命」などではない!!教科書が教えない悲嘆と痛恨の歴史!

東と西それぞれの出身の歴史家が画期的な対談!!





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2009年6月13日(土) アマゾンベストセラー,コメント拝見
53. 会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書) 星 亮一 (著)
(4件のカスタマーレビュー) 評価4
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価格: ¥ 756

84 偽りの幕末動乱 (だいわ文庫) (文庫)
星 亮一 (著)

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Apes! Not Monkeys! はてな別館
<[メモ]相沢事件の公判記録、発見 | [文献紹介]『昭和の名将と愚将』>
2008-02-28■[メモ]見逃した…
昨晩はNHKの「その時歴史が動いた」で「軍服を脱いだジャーナリスト」と題して(新聞のテレビ欄では「日米開戦を予測!日露戦争元軍人の軍備撤廃メッセージ」と表記)元海軍士官水野広徳をとりあげていたのだが、見逃してしまった。もっとも、近日中に再放送があるようです>同様に見逃した方。VTRで秦郁彦センセが登場するとのこと。



3月5日放送の第317回は河井継之助をとりあげるとのこと。戊辰戦争をどう記述するかは日本の近代史を考えるうえで非常に重要なポイントなのだが、河井継之助というのは白虎隊と並んで戊辰戦争を物語として消費するためのシンボルとして機能しているところがあって、どう扱われているか気になるところ。自分で言及しておいてなんだが、「その時歴史が動いた」という番組タイトル(が象徴するコンセプト)があんまり気に入らなくてほとんど観てないんですよね、このシリーズ。



当ブログでも何度か著作に言及した星亮一氏はあいかわらず精力的に戊辰戦争について書いていて、今年にはいってからも2冊(三修社の『幕末史 激闘薩摩・長州・会津』、だいわ文庫の『偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実』)が刊行されている。また、吉川弘文館から石井孝の『戊辰戦争論』が復刊されていてる(「歴史文化セレクション」という復刊企画の1冊として)。こちらは古典的研究の一つだが、奥羽列藩同盟への評価が非常に低いことで知られていて、家近良樹氏による解説でもその点に言及があった。実は星亮一氏は「石井先生の弟子の一人」(『よみなおし戊辰戦争』、ちくま新書、163ページ)とのことである。星氏は東北大学卒とのことなので、石井氏が東北大学教授だった当時の学生、ということであろうか。


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ビジネス・インスパイアの何でも経営塾
ビジネス・インスパイアは、皆さんのビジネスをインスパイアして、前向きに、楽しく、明るくしたいと考えています。たとえ専門家に無理と言われるようなことでも、角度を変えたセカンド・オピニオンを提供して、経営者の皆さんの気持ちを鼓舞していきます。

『偽りの幕末動乱』

明治維新を、官軍側ではなく賊軍側から見た本になります。

昨年のNHKの大河ドラマ「篤姫」と同じような視点です。

客観的に振り返ってみれば、明治維新って、革命ですよね。

それを「維新」ということばに置き換えていますが。

物事を反対の方から眺めるということも、ある事象を理解する上では重要なことです。

著者は、仙台出身です。

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タカさんの読書日記

会津落城     星亮一      中公新書         

 
鳥羽伏見の戦いも局地における短期決戦であったこと、あるいは江戸城は無血開城され、彰義隊の上野の山の戦いも、あっけなく終わってしまったこと、などから明治維新は、今や比較的平穏に進行した市民革命であるかのようにも受け取られているが、戊辰戦争における官軍と奥羽列藩同盟の凄まじい戦い、あるいは戊辰戦争最後の悲劇会津落城がいかに悲惨なものであったかを知れば、明治維新も、諸外国におけると同様に、血にまみれた革命だったということを実感できるだろう。

既に瓦解した幕府軍だが、官軍は執拗にこの殲滅をはかる。官軍に追われる側は、この時点では、戦う意義を見失っていたとも言えるのだが、降伏すら容赦しないというほどの官軍の攻撃に対して、防御の体制をとらざるを得なかったというのが、奥羽列藩同盟ではなかっただろうか。

勝算の無い戦いに会津は何故挑まざるを得なかったのか。婦女子を含む多くの非戦闘員さえもが、自決の道を歩んだあの鶴岡城の篭城戦、白虎隊の悲劇はなぜ起こってしまったのか。本書が解き明かそうとする会津落城の真実は、圧倒的な迫力で迫ってくる。又、本書は会津の失敗は何が原因であったのかに迫った、「失敗学」研究でもある。

会津降伏後も半年間に渡って会津側の死者の遺体は埋葬をゆるされず、悪臭を放って放置され続けたという事実を知るだけでも、明治維新が薩長の凄まじいまでの幕府側憎悪を一つの原動力にしていたことを表している。又、新選組などのドラマでは会津の名君として描かれることの多い松平容保が、鳥羽伏見の戦いでは会津藩士を残し、徳川慶喜とともに京から逃げ帰り多くの藩士たちから反発を受けていたにも関わらず、会津落城後も、再び藩士およびその家族の悲惨さとは別世界と言ってよい華族としての後半生を過ごしたことなどを知ると、太平洋戦争然り、会社の不祥事などにおいても、常に最高責任者が責任をとらず下の者のみが犠牲を強いられる日本的風土の原点を見るような思いがする。

明治維新とは、わずか130年前に起きた、日本における未曾有の暴力革命であったこと、そして今にも続く日本的社会秩序の原点であったことに、あらためて気付かされた。

(03年12月発行)
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2009年6月12日(金) アマゾン奥羽越列藩同盟の感想
By Toro Boy - レビューをすべて見る

従来の薩長中心の歴史観を180度回転させてくれる本。

奥羽越が必ずしも西国雄藩に比べ思想、

教科書的歴史に飽きた人にはお勧め。


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日本の近代成立の陰に葬られた真実, 2005/3/12

By はぐらめい - レビューをすべて見る

とりあえず東北人として、どうしてこの書をもっと早く

読んでいなかったかと悔やまれた。

きれい事で語られることの多い明治政府確立の陰にあった、

ごく身近な辛い戦乱の様と先人の苦悩が実に生々しく語られる。

単なる「過去の事実」として歴史の闇に葬ってしまってはならない、

今の時代に生かさねばならない多くの「真実」がある。

闇に葬られた「真実」はいつか必ず息を吹き返す。

日本の近代が根底から問われだしている今がその秋(とき)かもしれない。

「九重幼沖にして知る所なし
 姦邪隙を窺いてその和を逞しうす
 兵を用いる、もとよりやむを得ざるに非ず
 それ生霊塗炭の苦しみをいかにせん
 反する者反に非ず、賊、賊に非ず

天皇はいまだ幼く世の中のことは何一つ知ってはいない。

それをいいことに薩長の姦邪が私意をほしいままにしている。

彼らの挙兵はやむを得ない事情があってではない。

戦いによって人々は塗炭の苦しみを受けている。

どこに正義に反する者がいて、どこに賊がいるというのか。」(小林虎三郎)

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コメント

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はてな現象

なぜですか

万延元年「咸臨」航米 星 亮一 (著)
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38. 上州権田村の驟雨―小栗上野介の生涯 星 亮一 (著)
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39. 箱館五稜郭 (物語・日本の名城) 星 亮一 (著)
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2009年6月11日(木) 偽りの幕末動乱、みちこ - レビュー
アマゾンベストセラーズ、明治維新

20. 会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書) 星 亮一 (著)
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54. 偽りの幕末動乱(だいわ文庫) 星 亮一 (著)
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会津落城は20位、ロングセラーです。

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By みちこ - レビューをすべて見る

「偽りの幕末動乱」

明治維新は、薩長の歴史である。そのことを思い知らされた一冊である。

私は、安政の大獄を断行した井伊直弼を評価していなかった。

しかし、この考えがくつがえることになる。

『直弼を弁護したのは、海舟である。「あの男は立派だったよ」』

という意外な一行がでてくる。これは、深く私の心に響いた。

「安政の大獄は過酷な面もあったが、これを断行して開国を進めた

直弼は卓越した行動力の政治家だった」ということが理解できた。

物事を正確に判断するということに導いてくれた本書は、私には

記念に残る一冊になったように思う。

「当時の日本人は、この暴挙に拍手喝采を送った。痛快であれば

それでよしという風潮だった。勤皇・勤皇と人々は酔いしれた」とある。

当時の国民意識が、この一行でよく分かる。

このような事実を見事に表白した文章の切れが随所に出てくる。

「松平慶永、この人はいつでも第三者だった。肝心なときに姿を消していた。そういう人が生き残るのが世の常というのは寂しい話である」というスパイスのきいた人生訓、そして、引用文が的確に引用されている。

特に熱の入った、後半の盛り上がりがよい。

「会津藩は江戸に一大勢力を持っており、、、これだけの処遇を受けている

以上、京都守護職に選ばれるのもやむを得ぬことだった」とある。

会津藩が京都守護職に選ばれた経緯がよくわかった。

「薩長はイギリスに支援をあおぎ、幕府はフランスの支援を受けていた。

尊皇攘夷どころではない。日本はフランスとイギリスが入り乱れてどちらが

勝つかの、いわば代理戦争になっていたのである」...正に、本の題名の

「偽り」の真意がここにある。

幕末動乱の流れがよく分かった。歴史の醍醐味を感じ取る上で格好の書籍である。

幕末の歴史の奥深さを教えてくれた本書に深く感謝したい。

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やっぱり、龍馬…


馬渕知子

 龍馬記念館の森館長と歴史作家の星亮一先生と座談会。。。

 凄いメンバーの中に、私が一人…。恐れおおいが、幾度と無いチャンス。

 乾燥しきったスポンジの如く、可能な限り吸収して、

私の思う龍馬もぶちまけてなんて。

 森館長も星先生も、深い 難しいけれど、新しくて面白い感じ。

 座談会中の心に残ったキーワード。

龍馬の平和と平等の心

龍馬の様な人になって欲しい

 龍馬の偉業は数々伝わるところ。その陰に、「平和」と「平等」があると言う。

うむ。同感。

 そして、多くの母親が「龍馬の様な人になって欲しい」と思っていると。

何だか、好い。

 これについて執筆するのだから、あまり、ネタばらしは出来ないが…。

龍馬の人生は、やはり、育った環境と取り巻く人間によって方向付けられたと、

確信。

 てことは、生まれた頃からの環境づくり次第で、龍馬の様な偉業を、

この社会にもたらす人間になるかもしれない?ってことなのかな。

 これは、やはり、乞うご期待で。





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2009年6月10日(水)  Amazonで 偽りの明治維新 を読んだ
本:偽りの明治維新 スレッド表示

偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実
Amazonではこちらを読んだ。

作者の星亮一さんは会津びいきの作家である。すでにこの方の本は何冊か読んでいる。

今回感じたのは「やられた方はいつまでも覚えている」ということ。

おそらく、日中や日韓だけでなく、身近なところではいじめ問題も、

この構図は変わらないのだろうなぁと思った。

「許す」「許される」は、何十年、何百年経っても続く問題なんだろう。

ロシア人がチンギスハンに責められたことを未だに根に持っている、

という話を聞いたことがある。人種や侵略が原因の謝罪問題は、

攻撃側の人間が地上に存在する限り永遠に続くのだと覚悟して、

事に当たらないとダメなんだな。

「○○の言葉を持ってひとつの区切りをつけました」というのは

(よく日本政府がやることだけど)理屈の上での片付け方で、

区切りなんてそもそもないモノなんだろう。

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アマゾンベストセラー

明治維新、今日の順番


32. 偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫) 星 亮一 (著)
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34. 会津と長州、幕末維新の光と闇 星 亮一 (著)
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価格: ¥ 1,470


38. 会津藩はなぜ「朝敵」か―幕末維新史最大の謎 (ベスト新書) 星 亮一 (著)
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2009年6月9日(火) 「1Q84」が100万部突破, みちこの幕末日記!龍馬暗殺の謎
「1Q84」が100万部突破
6月9日14時31分配信 時事通信

 作家村上春樹さんの新作長編小説「1Q84」(全2巻)について、

発行元の新潮社は9日、7度目の重版(8刷)を決めた。

全国発売から12日間で発行部数は1巻56万部、2巻50万部の計106万部となった。

同作品は発売前から注文が殺到し、品切れとなる書店が続出していた。

 前例のない売れ行きの理由について、

同社は「村上氏への社会的関心が高まっていることと、

発売前に本の内容に関する情報を一切開示しなかったことで期待が

大きくなった」(広報宣伝部)と分析している。 

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(No24) 京都国立博物館 記念講演「龍馬暗殺をめぐる謎」聴講記 その2

-------------------------------------------------------------------------------今後の講座-会期 2005年7月16日(土)〜8月28日(日)

会場 京都国立博物館 特別展示館

7月16日   龍馬書簡の特徴と変遷 主任研究官 宮川禎一
7月23日   京における龍馬 霊山歴史館学芸課長 木村幸比古氏
8月27日   龍馬暗殺をめぐる謎 佛教大学文学部教授 青山忠正氏
※午後1時30分から、平常展示館 講堂にて開催。聴講無料(入館料が必要)。先着180名。
主催 京都国立博物館、京都新聞社

これまでの講座のまとめ

1.事件の直前

(1) 中岡慎太郎の来訪

 『竜馬』では、こうある。
 三条大橋付近で新選組と土佐藩士が乱闘事件を起こし、宮川助五郎という藩士が逮捕された。
その処分をめぐり、土佐藩の福岡藤次が中岡に陸援隊でひきとってくれないかと
いう相談の手紙を出し、それで中岡は藩邸を訪ねたが、たまたま福岡が留守であっ
たので、近くの龍馬の宿を訪ねたというのである。
 つまり、その日、中岡が居合わせたのは全くの偶然ということになる。

 『中岡』には、こうある。
 幕府は11月14日に、京都町奉行所に捕らえていた宮川返還の件を土佐藩邸に通告してきた。
中岡は、彼を陸援隊の白川陣営に引き取ることを相談するために、龍馬の下宿を
訪れた。

※ ここは、福岡不在というワンクッションを入れるかどうかの違いはあるが、
中岡が訪問したのはほんの偶然である点は共通している。


(2) 応対場所

 『竜馬』では、こうある。
 数日前から風邪をひいていた龍馬は、その日も熱が高く土蔵で寝ていたのだが、
中岡が来たので母屋の二階にあがり、奥の八畳間で話をした。

 『人物』では、こうある。
 その年の7月頃、龍馬は、幕吏の探索の眼を避けるため、京都での定宿を酢屋
から近江屋に移した。
 近江屋の主人新助は土佐藩邸に出入りしており義侠心に富んだ人物だったので、
龍馬を匿うよう頼まれると二つ返事で引き受け、裏庭の土蔵に一室をこしらえ、
龍馬を迎え入れた。
 11月14日、風邪気味だった龍馬は、用便で母屋へ往復するのが面倒だとして
母屋の二階へ引き移っていた。

(追加 ※石野注) 上記「酢屋」というのは、土佐藩邸出入りの材木屋で、
龍馬は海援隊の京都屯所としていた。講演会でいただいた地図によれば、場所は
土佐藩邸の北側。三条通りから一本南に入ったところにあるようだ。高瀬川にか
かる三条小橋にも、有名な池田屋にもほど近い。 

(3) 岡本健三郎の訪問

 『竜馬』では、こうある。
 話をしていると岡本健三郎もたまたま遊びに来た。
 中岡の使いで薩摩藩邸に行っていた菊屋の峰吉という少年に、龍馬は軍鶏を
買ってくるよう命じた。岡本は、それをしおに峰吉とともに近江屋を出た。峰吉
は鳥新で軍鶏を注文し、30分ほど待っていた。その間に事件は起こったのであ
る。
 鳥新というのは、近江屋から南へ200mほど行って四条通りに出て、
そこから東に100mほど行ったところの四条小橋たもとにある鳥肉屋のこと。

 『中岡』には、「菊屋峰吉遺談」を出典として、こうある。
 中岡が訪問したとき、同志の岡本健三郎、懇意な書店、菊屋のせがれ峰吉も
居合わせ、世間話で時間をつぶしていた。
 そのうち、龍馬が夜食に軍鶏が食べたいというので、峰吉が使いに出ることとなり、
岡本もそれを機会に座を立った。
 従僕藤吉が「御用なら私がまいりましょう」と声をかけたが、峰吉が気軽に
それを断って出かけたのが、ちょうど五つ半、今の午後9時頃だったそうである。

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2.刺客たちの行動

(1) 昼間の行動

 『竜馬』では、あとがき五で、今井の供述として、こう書いている。
「佐々木はこの暗殺の日の昼すぎ、刺客団を集結し、桂隼之助を探索者に仕立て、
竜馬の下宿の近江屋新助方を訪問させた。
 『坂本先生は、御在宅でしょうか』
と、いんぎんに訪問している。近江屋方はなんの警戒もせず、いま御他行中です、
といった。この言葉で、竜馬が京都にいることをかれらは知った。そのあと、佐
々木は竜馬の帰宅を待つため、先斗町の某酒楼で会飲し、夜八時先斗町を出てい
る。途中、ぶらぶらして時をすごし、夜九時すぎ、近江屋を訪れた」

※ ここは、『竜馬』にしか記載がない。

※ (追加) 『歴史への招待 2』:「龍馬暗殺」(著:三好徹。日本放送出版協会)には、
前回の聴講記であげた今井の供述書のうち、青山先生が略していた部分も掲載さ
れていた。
 そこには、昼間(及び直前)の行動について、こうある。

「〜同日昼八つ時頃一同龍馬旅宿へ立越し候節、桂隼之助儀は唯三郎より申付を受け、
一足先へ立越し偽言を以って在宅有無相探り候処、留守中の趣に付、一同東山辺
逍遥し、同夜五つ時頃再び罷越し、佐々木唯三郎先へ立入、松代藩とか認(した
た)めこれある偽名の手札差出し、先生に面会相願ひたき旨申入れ候処〜」とあ
る。


(2) 斬撃直前の行動

 『竜馬』では、龍馬に斬りつけるまでの行動について、こうある。
 刺客の一人(佐々木)が土間に入り、二階へ来意を告げた。
 従僕藤吉がおりると、その者が十津川郷士の名刺を渡した。疑わず二階の
龍馬に告げようと階段をあがろうとしたところを、今井、渡辺、高橋の三人が佐
々木に代わって藤吉を追い、二階に上がりきったところで、龍馬に急を告げさせ
まいと六太刀斬って、絶命させた。

(なお、講演会資料では、藤吉が息を引き取ったのは、翌日夕刻とあった。)

 その騒ぎを峰吉が帰ってきたと思い込んだ龍馬は「ほたえなっ」と怒鳴ったが、
それで龍馬の所在を知った刺客は、奥の間に飛び込んだ。

(石野注。同書には「ほたえな」は土佐弁で「騒ぐな」という意味とあるが、大阪でも使う。)

 『人物』には、こうある。
 今井信郎が取次ぎの藤吉に名札を出し、「松代藩の者です」と頭を下げた。
 今井は、二階にあがった藤吉を追い、組頭の佐々木は、入口で内部と戸外との
連絡を兼ね、渡辺は階段の下に立ち、高橋は今井の後を追って二階へあがった。
 残る3人(※石野注。桂、土肥、桜井か?)は戸外で見張りをしていた。

 今井は、階段を昇りきったところで藤吉を後ろから袈裟懸けに斬り下げ、
藤吉はひと声悲鳴に似た声をあげるなり、大きな音をたてて倒れた。
 しかし、藤吉が倒れた八畳の間と、龍馬・中岡のいる奥の八畳の間には、
取っつきの六畳と仏間の六畳の二部屋があり、さらにその仏間と奥の八畳の間に
は襖が立てられていたため、龍馬は「ほたえな!」と叫んだが、その物音の重大
性には気がつかなかった。

※ そもそも誰が声をかけ、何藩と名乗ったのか資料により食い違っていて、どうもはっきりしない。 

※ 整理するとこうなる。(平成18年4月8日追記)   『歴史への招待 2』
(今井供述書) 『竜馬がゆく』 『人物列伝 幕末維新史』
来意を告げた人物 佐々木唯三郎 佐々木唯三郎 今井信郎
どう名乗ったか 松代藩の手札を出す 十津川郷士の名刺を出す 「松代藩の者です」と告げる
藤吉を斬った人物 渡辺、高橋、桂のいずれか 今井(ほか渡辺、高橋?) 今井

(3) 斬撃の内容

 『竜馬』では、中岡の記憶によるとして、こうある。(以下、アからウまで同じ)
ア 第一撃
 奥の間に飛び込むなり、一人が龍馬の前額部を、もう一人が中岡の後頭部を斬撃した。

 『中岡』では、「田岡正枝氏聞書」を出典として、こうある。
 刺客は「こなくそ!」と叫んで、一人は八畳間の入口に座っていた中岡の後頭部に
斬りかけ、一人は対座していた龍馬の前額部を横に薙いだ。

 『人物』には、こうある。
 今井は、両膝をついて静かに襖を開け、龍馬に、さも知り合いであるかの如く声をかけた。
火鉢の右手で、床の間を背負って座っていた龍馬が「どなたかな」と今井を振り
向くなり、今井は横薙ぎに龍馬の前額部を斬った。

※ ここは、「こなくそ!」と叫んで飛び込んだのか、静かに入ったかの違いがある。
(追加) ちなみに、『壬生義士伝』では、「伊東の言い付けで用心棒に来ました」と
いって油断させた斎藤一が正座から抜き打ちざま、額を払ったと想像している。

イ 第二撃
 龍馬は、佩刀陸奥守吉行を床の間に置いていたので、それを取ろうと背後に身を
ひねったが、左手で刀の鞘をつかんだとき、刺客は左肩先から左背骨にかけて斬
りつけた。

 『中岡』では、上記出典で、こうある。
 龍馬は床に立てかけた吉行を取ろうとしたが、右肩先から左背骨へ二の太刀をうけた。

 『人物』には、こうある。
 龍馬はのけぞりざま、背後の床の間にある吉行を取ろうとしたが、今井は
龍馬の右肩先から背骨に二の太刀を斬り下ろした。
 龍馬の血潮が、床の間の板倉魁堂筆「山茶花」の掛軸の下部に散った。

 なお、『人物』では「山茶花」としているが、龍馬展の図録では「梅椿図」とあった。

※ 右左で若干の違いはあるが、ほぼ同じ。

ウ 第三撃
 龍馬は跳ねるように立ち上がり、刀の柄を左手で握り、右手で鞘を上に
払い飛ばそうとしたが、そこへさらに刺客は斬りつけた。
 龍馬は、鞘ぐるみでそれを受けたが、刺客の太刀は龍馬の鞘を割り、なかの
刀身まで、10cmほども削って、その勢いでさらに前額部を深く薙ぎ斬った。

 『中岡』では、上記出典で、こうある。
 三の太刀は立ちあがりざま鞘のまま受け止めたが、こじりは低い天井を突き破り、
敵の刀は鞘を割って勢いあまってまたも龍馬の前額を薙いだ。

 『人物』には、こうある。
 龍馬が立ち上がろうとするところを今井は三の太刀を浴びせ、龍馬は鞘ごと
受けとめたが、こじりが低い天井を突き破った。
 今井の刀は、龍馬の刀を鞘ごと刀身まで削り、再度龍馬の前額を薙ぎ払った。

(追加 ※石野注) なお、京都の霊山歴史館では木村幸比古学芸課長の監修で、
中岡の証言をもとに暗殺場面をミニチュア模型で再現している。
 その証言では、三の太刀は眉間に縦に入り、剣の峰に左手をかけ押し込んだと
ある。模型でそれを再現しているのだが、頭にめりこんでいる。

 特に『人物』では、あえて「鉢巻きなりに」薙ぎ払ったとあるし、他の『
竜馬』、『中岡』でも”再び”という感じなので、横に斬られたと思っていたの
だが、どうなのだろう。

※ 整理するとこうなる。(平成18年4月8日追記)
  『竜馬がゆく』 『中岡慎太郎 陸援隊始末記』 『人物列伝 幕末維新史』
『壬生義士伝』 『歴史への招待 2』:「龍馬暗殺」(三好徹)
第一撃  奥の間に飛び込むなり、一人が龍馬の前額部を、もう一人が中岡の後頭部を斬撃した。
 刺客は「こなくそ!」と叫んで、一人は八畳間の入口に座っていた中岡の後頭部に
斬りかけ、一人は対座していた龍馬の前額部を横に薙いだ。  今井は、両膝を
ついて静かに襖を開け、龍馬に、さも知り合いであるかの如く声をかけた。
 火鉢の右手で、床の間を背負って座っていた龍馬が「どなたかな」と今井を
振り向くなり、今井は横薙ぎに龍馬の前額部を斬った。 「伊東の言い付けで用
心棒に来ました」といって油断させた斎藤一が正座から抜き打ちざま、額を払っ
た。  刺客二人〜「コナクソ」と叫びながら入って来る。
 一人が龍馬の前額を斬る。
 もう一人が中岡の後頭部を斬りつける。
第二撃  龍馬は、背後に身をひねったが、左手で刀の鞘をつかんだとき、
刺客は左肩先から左背骨にかけて斬りつけた。  龍馬は床に立てかけた吉行を
取ろうとしたが、右肩先から左背骨へ二の太刀をうけた。  龍馬はのけぞりざ
ま、背後の床の間にある吉行を取ろうとしたが、今井は龍馬の右肩先から背骨に
二の太刀を斬り下ろした。

 額を横に斬られた傷と、右の肩から斜めに斬られた傷、この二つの傷が
致命傷になったといわれている。
第三撃  龍馬は跳ねるように立ち上がり、刀の柄を左手で握り、右手で
鞘を上に払い飛ばそうとしたが、そこへさらに刺客は斬りつけた。
 龍馬は、鞘ぐるみでそれを受けたが、刺客の太刀は龍馬の鞘を割り、
なかの刀身まで、10cmほども削って、その勢いでさらに前額部を深く薙ぎ斬っ
た。  三の太刀は立ちあがりざま鞘のまま受け止めたが、こじりは低い天井を
突き破り、敵の刀は鞘を割って勢いあまってまたも龍馬の前額を薙いだ。  龍
馬が立ち上がろうとするところを今井は三の太刀を浴びせ、龍馬は鞘ごと受けと
めたが、こじりが低い天井を突き破った。
 今井の刀は、龍馬の刀を鞘ごと刀身まで削り、再度龍馬の前額を薙ぎ払った。

(4) 斬撃後の様子

 同じく、『竜馬』では、中岡の記憶としてこうある。
 龍馬は「清君(せいくん)、刀はないか」と叫びつつ、崩れた。清君とは、
中岡の変名、石川清之助のことで、この時点でも本名を呼ばぬ配慮ができたこと
になる。
 中岡も大刀をとる余裕がなく、脇差で渡り合ったが、ついに倒れた。
しばらくして、息を吹き返したが、その時ちょうど刺客がひきあげるところだっ
た。
 ほどなく龍馬もよみがえり、行灯を引き寄せ鞘をはらって削られた刀身を
見入って「残念だった」とつぶやいた。
 龍馬は階段のところまで這って「新助、医者を呼べ」と声をかけ、
欄干をつかんで座った。
 自分の頭をおさえ、白い脳漿がまじっているのを見て、中岡に澄んだ
微笑を浮かべ「慎ノ字、おれは脳をやられている。もう、いかぬ」といって、息
を引き取った。 

 『中岡』では、「田岡正枝氏聞書」を出典として、こうある。
 龍馬は「刀はないか」と中岡に呼びかけ気絶。中岡はそれまで、背後の
屏風の後ろに置いてあった太刀をとることができず、信国在銘の短刀で応戦して
いたが、初太刀の痛手に加え数創をうけ昏倒していた。
 刺客は、刀を振るって中岡の腰のあたりを二度までたたき、「もうよい、
もうよい」と言葉を残して立ち去った。中岡は、その痛みで蘇生したが、死んだ
ふりを装っていた。
 やがて、龍馬も蘇生し、刀を抜いて無念げに眺め、階段の降り口までにじり
出て家人をよんだが「もういかん」といい、仰向けに倒れた。

 『人物』には、こうある。
 「石川、刀はないか」と叫んで龍馬は昏倒。
 高橋も部屋に飛び込むなり、中岡の後頭部に深く斬りつけていた。中岡は傍らの
貼り交ぜの屏風のかげに太刀を置いていたため、やむなく脇差で応戦したが、さ
らに数太刀を浴び、倒れた。
 中岡の血潮が屏風の左下の猫の絵にしぶいた。
 渡辺と佐々木が部屋に入ってきて、渡辺が倒れている中岡の腰に二度斬りつけたが、
佐々木が「もうよい」とたしなめ、全員引き揚げて行った。
 中岡は最後の太刀の痛みで意識を取り戻したが、仮死を装っていた。

※ ここも、中岡を変名で呼んだ点を含め、概ね異同はないといえる。

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3.刺客たちの正体

(1) 新選組

 講演会でもあったが、当初は新選組の犯行と考えられていた。
 『竜馬』のあとがき五では、こうある。
 当初、新選組のしわざとされ、谷干城(もとの土佐藩上士谷守部)は、生涯そう信じていた。

 その理由としては、三つある。
ア 現場に下手人の遺留品として蝋色の鞘が残されていた。
 そして、伊東甲子太郎(石野注。伊東はこの頃、藤堂平助らを引き連れ
新選組を脱退し、御陵衛士という別団体をつくっていた。事件直前の13日、近
江屋を訪れ龍馬に、新選組が命を狙っているので土佐藩邸に移るよう勧めたとい
う)が、その鞘を見て原田左之助のものだと証言した。

イ 中岡の記憶では、刺客の一人は「こなくそ」といって斬りかかってきた。
 「こなくそ」は、四国、それも伊予(愛媛県)でよくつかわれる言葉だが、原田は伊予人であった。

ウ 現場に、瓢箪形の中に「亭」という字を入れた焼印のおされた下駄が残されていた。
 これは先斗町の瓢亭のもので、新選組がよく出入りしていた。

 鞘と下駄を物証として谷は幕閣永井尚志(なおむね)に抗議。永井は
新選組局長近藤勇に問いただしたが、「存ぜぬ」というのみだった。

 のちに、いろは丸事件で龍馬に恥をかかされたことを恨みに思った
紀州藩の用人三浦休太郎が新選組をそそのかせたという説が有力となった。
 陸奥陽之助が襲撃隊を募り、12月7日、三浦が新選組斎藤一、
大石鍬次郎らと酒宴を催していた天満屋という料亭を襲撃する事件が起こった。

 鳥羽伏見の戦いで降伏した近藤勇は、本来一軍の将として切腹の扱いを
受けるべきところであったが、龍馬を新選組に殺されたと考えていた土佐藩の主
張で首を刎ね、三条大橋で獄門にかけられることになった。

 『中岡』では、こうある。
 中岡は重傷ながら意識ははっきりしており、「刀を手元に置かなかったのが
不覚だった」とか、「こなくそ」と叫んだ言葉から、刺客は四国の者ではないか
などと語った。

 事件後の11月18日の晩、伊東甲子太郎が七条油小路で暗殺され
、同志が遺体収容にかけつけた際、待ち伏せていた新選組に藤堂平助らが斬殺さ
れ、生き残った者が薩摩藩邸に潜伏した事件があった。
 谷守部らが彼らを訪ね、近江屋に遺棄された蝋色の鞘を見せたところ、
「これは新選組原田左之助の差料だ」との証言があった。「こなくそ」が原田の
故郷伊予の方言であることと考え合わせ、疑惑と憤慨はもっぱら新選組に向けら
れた。

 また、陸奥源二郎(宗光)の耳に、龍馬暗殺を指示したのは紀州和歌山藩の
用人三浦休太郎であるとの説がはいった。
 土佐藩邸では厳重に復讐禁制の令が出ていたので、陸奥は密かに同志を募り、
16名で三浦らを油小路花屋町の天満屋に襲撃した。  

(2) 見廻組

ア 大石鍬次郎の証言

 これも、『竜馬』あとがき五より。
 新選組で人斬りといわれた大石鍬次郎(上記の天満屋事件にも居合わせている)は、
後に捕縛された際、「龍馬暗殺は、新選組ではなく、見廻組によるものだ。事件
の翌日、近藤勇らが、剛勇の龍馬を仕留めた見廻組の今井信郎、高橋某を誉めて
いた」と語った。

 下手人の隊名、固有名詞が出たのは、これが初めてである。組頭の佐々木唯三郎は
既に戦死していたので、維新政府が今井、高橋の行方を探したところ、函館戦争
の降将の中に今井の名があった。

 刑部省の長官佐佐木三四郎(高行)が取調べを行い、今井が自白した供述書が残っている。

 今井は、後に大正8年6月25日、79歳で没した。

イ 今井信郎の証言

 講演会資料でもあったが、今井自身は、自分(今井)は直接実行犯ではなく、
2階には上がっていない。太刀をふるったのは、渡辺、高橋、桂の3人だと証言
している。

 また、これも講演会資料であるように、判決書において佐々木も「(今井が)
手を下さずと雖も」と、今井が直接実行犯でないと認定している。
 しかし、見廻組の犯行であるとしているのは間違いない。

(追加) 上記「龍馬暗殺」には、「龍馬が、もう一人の男とこういう所に潜んでいるので
捕縛する」と命令されたと今井は供述している。しかし、中岡がその日、近江屋
を訪ねたのはまったくの偶然なので、初めから知っていたのは不自然で、今井証
言が「結果」からでっちあげたものである証拠だとしている。

 しかし、供述調書の「龍馬儀旅宿二階に罷在り、同宿の者もこれあり候由に付」
の部分をさしているなら、三好説には納得できない。
 中岡がその日、龍馬を訪ねたのが偶然だったというのは、その通り。だが、
同「宿」の者を中岡に決めてかかっていることがおかしい。襲撃後、二階から下
りてきた者が「龍馬そのほか両人ばかり合宿の者これあり」とか「龍馬は討ち留
め、外二人の者切付け」とかある。つまり今井証言の中で、中岡と従僕の藤吉は
まったく区別されていない。
 よって、この「龍馬儀旅宿二階に罷在り、同宿の者」というのは従僕藤吉と
考えればよいと思う。藤吉が龍馬と一緒に寝泊りしていたか、昼間だけ「通い」
で付き添っていたのかは知らないが、少なくとも龍馬の所在に関する情報を見廻
組が知った段階で、「同宿」とみなすのは中岡よりも藤吉と考える方が自然だろ
う。 

ウ 渡辺吉太郎の証言

 これも『竜馬』あとがき五より。
 大正4年に、京都市で息子の家に身を寄せていた渡辺一郎という老人が、先日、
坂本龍馬の血縁者が京都大学に入学したという新聞記事を読んだ。これまで秘し
てきたが、龍馬を暗殺したのは自分である。死ぬ前に懺悔したいと近親者に語っ
たという内容が、大正4年8月5日付けの朝日新聞に掲載された。

 この老人の旧名が篤、又は吉太郎。今井が証言している渡辺吉太郎である。

 複数の証言があるので、実行犯についてはとりあえず見廻組と考えてよいだろう。 

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4.暗殺者の黒幕

 実行犯としては、京都見廻組となるだろうが、暗殺を命じたのは誰なのであろうか。

(1) 通常業務(見廻組単独犯行)説

 京都見廻組は幕府が新選組設置の翌年、元治元年4月に幕臣の次男坊、三男坊などで
組織した特殊治安部隊であり、浪士結社である新選組とは構成員の身分が異なる
だけで任務は同じである。

 幕府側からすれば、龍馬は反幕活動家の超大物の一人であり、今井の供述にも
あるように、寺田屋において逃亡する際同心を殺傷しているのだから、発見次第
捕縛されても不思議ではない。

 ただ、残る疑問は、見事に坂本龍馬を当初目的通りに仕留めたのであれば、
なぜそれを直ちに正式発表しなかったのかという点である。

(2) 紀州藩三浦休太郎説

 出典はわからないが、『竜馬』第7巻でも、いろは丸事件で紀州藩の勘定
奉行茂田一次郎は市井の浮浪を雇って龍馬の暗殺を企んだとも、明光丸船長次席
岡本覚十郎が自ら龍馬をつけねらい、ある夜斬りかかったが、軽くあしらわれた
とある。

 紀州藩が龍馬を快く思っていなかったことは間違いがなかろう。

 しかし、天満屋事件は濡れ衣であった(「三浦も事件とは無関係であることがやがてわかった」)
と『竜馬』に書かれている。

(3) 幕府目付榎本対馬守道章説

 『竜馬』あとがき五には、幕閣の誰が見廻組に下命したのかはよくわからないが、
勝海舟は、明治2年4月15日付けの日記で、「指図をした者は、あるいは榎本
対馬か」と書いているとある。

(4) 会津藩手代木直右衛門説

 最近、事件の翌日である11月16日付けで、会津藩の重臣手代木直右衛門が、
彦根藩重臣の石黒伝右衛門あてに、内密に相談したいことがあるので祇園まで出
てきてくれと呼び出す内容の手紙が発見された。
 手代木は、佐々木唯三郎の実兄である。この手紙は、弟に命じて龍馬を暗殺した
会津藩手代木が、大老井伊直弼を桜田門外の変で失ったものの佐幕の中心である
彦根藩と善後策を相談しようとしたのではないか(あるいは彦根藩も当初から関
与していた)と考えられている。

(5) 御陵衛士伊東甲子太郎説

 前述のとおり、伊東は事件の直前に、あえて新選組の犯行が予想されると
示唆している。
 また、具体に、原田左之助の名前を挙げている。

 勘ぐれば、鞘と下駄も、何かいかにも新選組に罪をなすりつけようとした
意図的な遺留品のようにも思える。

 『竜馬』には、伊東は「満二年半、新選組の副総裁格をつとめたあげく、
時勢の変転を機敏に察し、この慶応三年の三月、脱退した。〜その賄いは薩摩藩
からひそかに出ていたから、名目はともかく実質上の倒幕団体であり、新選組の
目からみれば裏切り者であった」とある。(事実、伊東自身、事件直後の11月
18日に京都油小路で新選組に暗殺されている。)

 伊東にとっても当然新選組は敵対団体であるから、志士たちの恨みを
一身にかう龍馬殺しの罪をかぶせたと考えられる。

 『壬生義士伝』(著:浅田次郎。文藝春秋)上巻P267以下でも、
登場人物の一人に、慶応3年11月の段階で、龍馬は幕府を倒さないですむ途を
必死でさぐっていたのだから、新選組にとっても京都見廻組にとっても殺しては
いけない人物だった。龍馬殺しの犯人は伊東だと言わせている。

 『壬生義士伝』では、さらに、道場剣法にすぎぬ伊東には龍馬を斬ることは無理で、
実行犯は、新選組(おそらく指示は土方)が、伊東のもとに送り込んだ間者の斎
藤一であろうとしている。
 伊東から龍馬暗殺の密命を受けたとき、斎藤は、これは罪を新選組になすりつ
けようとするものと気付いたであろうが、間者と悟られぬためにはやらねばなら
ない。
 機密事項だから、おそらく告げられたのは決行直前であり、斎藤は新選組に
報せる余裕もなく、御陵衛士としての務めを果すしかなかったと想像させている。
 

(6) 薩摩藩西郷隆盛説

 龍馬の大政奉還は、薩長ら武力倒幕派の振り上げた拳のおろし所を無く
させるものであった。最も過激な武力倒幕派といえば、薩摩の西郷隆盛である。
 既述のとおり、伊東の御陵衛士は薩摩藩の金で養われていた。龍馬にこれ
以上幕府を温存させる工作を続けさせたくなかった薩摩藩が伊東に命じた。(先
述の『壬生義士伝』では、「龍馬が死んで、一番得をするのは〜武力倒幕を望む、
薩摩と長州〜薩摩がやらせた。西郷さんが知っていたのかどうかはともかく、大
久保が絵図を描いた」としている。)

 伊東が、龍馬に用心するよう忠告したのは、新選組の仕業と印象付ける
ためのものとも考えられるが、薩摩藩に命じられた伊東が、良心の呵責に堪えか
ねて、(さすがに薩摩藩とは言えないので)ふともらしたひとことなのかもしれ
ない。

(6) 土佐藩後藤象二郎説

 『竜馬』にも、後藤は龍馬に教えられた大政奉還の案を自分で考案したかの
ようにして山内容堂に献策し、激賞された。「後藤は面目をほどこした。この男
はこの巨案が何者によって立案されたかということを、ついに容堂には言上しな
かった。容堂は維新後、それを知った」とある。

 龍馬暗殺の理由は、その真相がばれないようにするためだという説である。
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 後藤説にしても、龍馬は、後藤自身の献策という形でないと容堂が最初から耳すら
傾けないことは承知の上だったのではないか。また、後藤は確かに相当いいかげ
んな人物であるし、龍馬の死後、いわば龍馬の遺産ともいえる船舶などを岩崎弥
太郎に下げ渡し、代わりに土佐藩の負債(かなりの部分は、後藤が私的に浪費し
た)を肩代わりさせた。しかし、後藤はそのために龍馬を殺すような陰湿な計画
性は持ち合わせていないように思える。

(追加)

 上記「龍馬暗殺」で三好氏は後藤説に立っている。
 理由としては、
(1) 中岡にとどめをささず、冷静に「もういい」と言っている。つまり、
龍馬だけが狙いであった。かつ、行灯の暗い灯りのもとでも、既に致命傷を与え
ている方が狙いの龍馬であるとわかっていた。つまり、龍馬の顔付き、特徴など
を知っていた(聞いていた)。
(2) コナクソというのは四国の方言である。(土佐の後藤が刺客を依頼する
なら四国の者の可能性が高いであろう)
(3) 後藤は大政奉還を献策した功で千五百石もの褒美をもらっており、
実は龍馬のアイデアであるとばれるのはまずかった。
(4) 後藤は、武市半平太に吉田東洋を暗殺され、後藤は武市を処刑した。
いわば、両者は本来仇敵の間柄だった。
(5) 維新後も板垣退助ほか土佐藩の者は、龍馬を口々に称揚したのに、
後藤のみは龍馬について死ぬまで口にしなかった。
(6) 田中光顕や谷干城は明治になっても必死で龍馬暗殺の犯人を探索
し続けていた。しかし、佐佐木高行は、彼らに、公的に暗殺事件の真相は既に判
明しており自分が判決を下したということを一言も告げていない。要するに、佐
佐木は、この事件は土佐上層部が関与したもので、でっちあげ判決であると自覚
していた・・・などである。
 ただ、後藤説に対する私の意見は上記のとおりである。
「龍馬展」の龍馬の手紙の書き振りを読んでも、その感を強くした。

 薩摩藩の西郷や大久保にとって、(また、長州の桂や、土佐の中岡など
にとっても)龍馬の大政奉還策は「ここまで来たのに、今さら何を言う?」
と言いたくなるような迷惑なものであったろう。
 しかし、10月に大政奉還がなった”後”で殺すだろうか。西郷や
大久保なら、本当に殺すつもりであれば、龍馬が動き始めた段階で、顔色も変え
ずに殺しているのではないか。

 この頃、幕府や各藩への働きかけ、つまり表舞台で動いていたのは、
もっぱら後藤である。
 『竜馬』では、「近藤(勇)は後藤〜にいよいよ感服し、局の幹部をあつめ、
『土州の後藤には手を出すな』と命じた」とか「『おれは後藤を斬ろうとした』
と、中岡はいった」とか、「太刀をふりあげ、いまにも後藤を真っ向微塵に斬り
さげようとしていた。西郷の心酔者で通称人斬り半次郎、のちの桐野利秋である」
といった描写がある。もとより、『竜馬がゆく』は史書でなく、小説だが、後藤
が命を狙われていたのは事実だろうと思う。

 それで、龍馬について、薩摩藩黒幕説が有力なようだ。私は観て
なかったので何とも言えないのだが、NHK『新選組!』でも、その説だったと
か。
 たしかに、薩摩の「政治性」は黒幕として疑いたくなる。しかし、前述のとおり
、私は、西郷や大久保は、殺すつもりなら、動き出した段階で殺しているだろう
し、一応、大政奉還がなった後なら、別に今さら龍馬は殺しても仕方ない。別に
形の上で大政奉還がなっても武力倒幕が必要だと思ったら、挑発して、そうしよ
うとしただろうし(また、実際にそうしたし)、薩摩の公的プロジェクトとして
龍馬暗殺がなされたのではないだろうと思う。

 ただ、龍馬は当時、所在さえ知れれば、新選組や京都見廻組に
とっては当然の警察行為として捕縛(殺害)の対象となる存在だった。
 直接龍馬を斬らなくても、龍馬がここにいると彼らに情報提供するだけで事は足りるのである。

 『竜馬』「あとがき」で、上記の近藤と後藤の逸話のように、徳川慶喜が
誰から聞いたか龍馬の名を知り、永井尚志に、龍馬には手をつけぬよう見廻組、
新選組管掌者に言い含めておけと命じたのだが、翌朝永井がそれを伝えようとし
たとき、暗殺の報に接したという逸話が紹介されていた。
 それが史実なのかどうかわからないのだが、逆に言えば、そうした指示が
ない限り、いつ殺されてもおかしくない男であった。

 歴史上の事実というのは、有名な人物が立派な見識をもって、大所高所に
立った判断のもとになされるものばかりではない。
 たまたま龍馬の所在を知り得た何者かが、大した考えもなしに、ただの気
まぐれ・いたずら心や、嫉妬の思い、功名心、偏った忠義立てなどから、それを
幕府側に伝え、この事態を引き起こしたという可能性まで否定するものではない。

 
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 今の私たちは、いろいろな史実を鳥瞰的に知っているからこそ、新選組や見廻組が
大政奉還を進めている龍馬を殺す筈はないなどと判断できるが、当時そのような
ことは、ごくごく一握りの上層部しか知り得なかったことだろう。当時、毎日の
ように勤王派の志士は新選組や見廻組、または幕吏などに捕縛、斬殺されていた。
現場の実行部隊は、日常的に密偵活動を続けており、龍馬もその中で、けっこう
事務的に殺されたのではないのだろうか。



*********************
michiko <michiko@patedison.co.jp>(^_^) 
  みちこの幕末日記!
http://hosblo01.woo.ne.jp/openblog/
  そうだったのね、日本史!
http://www.nihonnshi.com/
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2009年6月8日(月) 鳥羽伏見の砲声―アマゾン、お勧め度5
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
桜田門外から鳥羽伏見へ。幕末騒乱に躍動した男たちの野望と挫折を描き切る。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
星 亮一
1935年、宮城県仙台市生まれ。岩手県立一関第一高校、東北大学文学部国史学科卒。歴史作家。『奥羽越列藩同盟』で第19回福島民報出版文化賞を受賞、またテレビ出演でNHK東北ふるさと賞を受けている。職歴・福島民報記者、福島中央テレビ局報道制作局長。この間、日本大学大学院総合社会情報研究科修士課程修了。専攻・日本近現代史。戊辰戦争研究会を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



おすすめ度
5つ星のうち 5.0 (1 カスタマーレビュー)


By 哲人 (東京都) - レビューをすべて見る

幕末ものには目が無い私にとって貴重な本であり、幕末に関する
バイブルとなるような本で一語一語かみしめながら読み進んだ。

歴史書であるがところどころに当時を偲ばれる写真が載せられ、
史実に基づいて忠実に再現されている。第一章の「井伊直弼斬殺」は
実行までの詳細な動きが良く分かった。

徳川幕府を終焉に導いたのは時代の流れには違いないが
大きく関わった人物として徳川慶喜は外せない。

歴史に「たられば」は禁物だが、徳川慶喜が岩倉具視らの偽の密勅に
より御所から追放され二条城こもった際、薩摩藩に反撃するだけの
力があったのに逃げてしまった徳川慶喜はどうしようもない主君だった。
大阪城に逃げ、鳥羽伏見の戦いの最中に江戸へ逃げ帰ってしまった。

このようなどうしようもない人物を主と仰がねばならなかった家臣は
辛い厳しい道を歩まざるを得ない。会津藩の松平容保は慶喜の犠牲
になった。会津藩自体が存亡の危機に直面するまでになる。
徳川慶喜の責任は重大だ。

もし、徳川慶喜がお坊ちゃま君でなく無骨な人物であったら、幕府は
生きながらえ明治維新は成らなかっただろう。

坂本竜馬の扱いは小さい。船中八策が土佐藩の唱える大政奉還の
基となったが、著者は「どれもこれも歯の浮くような甘い言葉である」
とこき下ろす。

鳥羽・伏見の戦いは幕府軍の出方によっては五分五分となり得たが
旧態依然の装備では薩長軍の相手にはならなかった。
結局、幕府軍は薩摩・長州の陰謀により賊軍となり歴史の舞台から
消え去った。

著者は幕府瓦解の原因は八年前の桜田門外の変が決定的な要因
であるとする。この八年間は怒涛の時代であった。本書はその間の
キーとなる人物にスポットを当て幕府崩壊までの複雑な事実関係を
ひも解きながら浮かびあがらせている。

なお、巻末に補章として「鳥羽伏見街道を歩く」として現代に残る
歴史的建物、遺物を訪ねる紀行文が寄せられている。歴史に
満ち溢れた街道を当時の状況へ思いを馳せながら旅をするのも
おつなものである。鳥羽伏見の砲声―徳川幕府終焉の舞台裏 コメント コメント | ブックマーク | このレビューは参考になりましたか? はい いいえ (報告する)


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2009年6月7日(日) 日本批評より転載、、偽りの明治維新
星亮一『偽りの明治維新』
日本批評

やはり、会津問題に、ふれないわけにはいかないだろう。

北陸、東北地方の人は、たいてい、一度は、修学旅行などで、会津に行っているだろう。例の、白虎隊、である。

こう考えると、坂本龍馬を評価するのも、微妙なのかな。もちろん、その頃にはもう、あの世の人ですけどね。

江戸城無血開城については、以前書いた。そもそも、西郷が、江戸城内の、虐殺を思いとどまったのは、当時のイギリス人たちの意向だった、と考えるべきなのだろう(篤姫の一言で西郷が涙したなんてのは、漫画の見すぎ、ってことでしょう)。

イギリスは、首都江戸が、ぼろぼろになり、自分たちの商売に不都合が生じるのを、嫌がった。薩長といっても、イギリスの武器、イギリスの金でやってたって話ですからね。その関係はずっと続き、日清、日露は、ユダヤ・マネーだっていう話もある。

しかし、西郷が、新政権を構想したとき、前政権の残滓が残る限り、新政権の基盤はもろい、と考え、徹底した、前政権の残党の抹殺を目指した、ということなのかもしれない。

しかし、こうやって、外国の意向によって、首都虐殺は、回避される。

しかし、それだけですむでしょうか。

会津は、もともと、その忠臣ぶりを評価されて、幕末、京のみかどを守る任務にあった。

彼らが、最後まで、薩長を認めなかった。なぜか。

9月25日、佐川は降伏の命に接したが「我らは降伏せず」となおも戦いを続けた。「薩長は官軍にあらず官賊なり」というのが拒否の理由だった。

当然である。徳川が一方にありながら、なぜ、これを打ち壊して、新しい政権を立てなければいけないのか。

もし慶喜のちょっとしたご乱心で、大政奉還なら、むしろ、やるべきことは、徳川幕府の「国体護持」であろう。

では、これに対する、薩長の答えは何か。

「何もない」。

薩長は、最後まで、自分たちを正当化する言説をもたなかった。

それは、その後の維新政府の構成をみても、政府中枢が、薩長、特に、長州勢で、占められていたことからも、わかる。

まったく、挙国一致内閣ではなかった。

彼らは、明らかに、クーデターの首謀者という自覚があったのだろう。彼らはそのテロリストの首謀者を、論功行賞として、政権の重要ポストに重用する(安倍前政権、そのものだ)。

しかし、そもそも、彼らのクーデターを正当化するロジックなんてない。

この精神構造は、その後の日本の政治のあらゆる場面で、ひずみをもたらす。維新政府のその正当性を疑う議論は、徹底的に抹殺される。すると、歴史教育からなにから、もう理屈でなにが正しいじゃなくなる。あらゆる教育現場で、理屈を言う奴は、「殴られる」。理屈とは、忠誠を欠いていることを表すメルクマールとなる。教育は、勢い、すべて、維新政府が押し付ける、物語、をどこまで正しく記憶しているか、の暗記物となる。

掲題書籍は、以下のように指摘する。

徳川慶喜と松平容保を朝敵と決めつけた討幕の密勅について、偽造のからくりを暴露した(山川浩『京都守護職始末』)。

問 薩長に賜った綸旨は何人の起草か。

答 玉松操の起草だ。

問 筆者は何人か。

答 薩摩は余が書いた。長州は中御門が書いた。このことは自分ら三人と岩倉具視のほか誰も知らない。

この密勅はまったくの捏造だったのである。

NHKの篤姫でも、これが、どれだけ、慶喜を混乱させ、諸藩の大勢を決していったかが描かれていたが、こんな最初から、まったくのデタラメだったとしたなら、まずその正当性は、今からでも、問われなければならないのではないか。

まあ、これがなくても、会津の主張は、正しいでしょうがね。

平成19年(2007)、会津と長州について新しい動きがいくつか出た。山口県出身の安倍晋三が総理在任中に会津若松市を訪れ、会津戊辰戦争に関して「長州の先輩が会津の人々にご迷惑をかけた」と謝罪したことがあった(4月14日)。

このとき、会津若松の反応は様々だった。会津若松市長も会津若松商工会議所の幹部も、

「遊説でちょっと喋っただけですからね。安倍さんは軽い、軽すぎますよ」

と、この発言を肯定的に受け止めることはなかった。戦死者が眠る飯盛山や天寧寺をお参りし、香典すれば別だったが、遊説のつけ足しでは許せないということだった。

ほんと、どうしましょうかね。

戊辰戦争は、本当に、凄惨を極めたそうである。血に飢えた、薩長には、「生贄」が必要であった。さんざん、暴虐の限りを尽し、当時の会津藩の人たちは、東北、北海道へ、「亡命」する。

しかも、末代まで、決して許せないことは、彼ら維新政府が、死者の埋葬を許さなかったことである。死体は、鳥についばまれ、死臭は何日も続いた、という。

南京大虐殺、なんて存在しない、という寝惚けたことを言っている、御仁たちは、どうも、「日本の中」にこそ、本家に劣らない、「南京大虐殺」、があったことを、お忘れのようである。

しかし、彼ら、会津の志士たちは、実に正々堂々と、最後の一人まで、闘った。まるで、明治政府の朝鮮王朝滅亡占領政策に対する、朝鮮人民の抗日志士たちのようではないか。

五郎(柴五郎)は家族の自刀を叔父清助翁から聞いたときの衝撃をこのように書いた。

「今朝のことなり。敵城下に侵入したるも御身の母をはじめ家人一同退去を肯かず、祖母、母、兄嫁、姉、妹の五人、いさぎよく自刀されたり、余はこわれて介錯いたし、家に火を放ちて参った。母君臨終にさいして御身の保護教育を委属されたり、御身の悲痛もさることながら、これは武家のつねなり、驚き悲しむにたらず、あきらめよ。いさぎよくあきらむべし、幼き妹までよく自刀して果てたるぞ、今日ただいまより忍びて余の支持に従うべし、これを聞きて茫然自失、答うるに声いでず、泣くに涙流れず、眩暈して打ちふしたり」

武士たるものは、たとえ女、子どもであっても自刀する場合もあるという叔父の言葉は強烈だった。

彼はその時、あまりにも幼かったので、自らの意志がまだなかった。一緒にハラキリに加わることがかなわなかったわけですね(違うか。妹が自刀しているということだから、その場にいなかったことが原因なのかな)。

あいかわらず、「自虐=非国民」レッテル好きの御仁は、そうやれば歴史から、目をそらすことができるとでも思っているのか。自らを、彼の立場になり、思考できない者に、歴史を語る資格などない、ということなのであろう。

その後の歴史においても、さまざまに、奥羽越列藩同盟、の地域は、差別的待遇を受ける結果となる。

奥羽越列藩同盟、という枠組みで考えれば、このエリアを、上杉謙信、長尾兼続、の流れをくむ、義、の地域と言ったっていいはずだ(この関係で、新潟は、廃藩置県のとき、長岡が県庁所在地にならなかったなんて話も聞きますね)。

私の幕末研究も、戦後の新憲法の正当性の問題から始まって、ここまで来た。こういう視点で考えれば、長州主導の明治政府の戦後の否定は、奥羽越列藩同盟、の名誉回復、戦後憲法こそ、その理念の実現、と考えることもできる。一体、どこのどいつがその正当性の否定などできようか(今だに、福島県、から、一人の総理大臣も輩出されていないことには、重大に考えてもいいのではないか)。

偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)
作者: 星亮一
出版社/メーカー: 大和書房
発売日: 2008/01/10

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日本批評
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2009年6月6日(土) 投稿、偽りの幕末動乱
明治維新は、薩長の歴史である。そのことを思い知らされた一冊である。

私は、安政の大獄を断行した井伊直弼を評価していなかった。しかし、

この考えがくつがえることになる。

『直弼を弁護したのは、海舟である。「あの男は立派だったよ」』

という意外な一行がでてくる。これは、深く私の心に響いた。「安政の大獄は過

酷な面もあったが、これを断行して開国を進めた直弼は卓越した行動力の政治家

だった」ということが理解できた。物事を正確に判断するということに導いてく

れた本書は、私には記念に残る一冊になったように思う。

「当時の日本人は、この暴挙に拍手喝采を送った。痛快であればそれで

よしという風潮だった。勤皇・勤皇と人々は酔いしれた」とある。

当時の国民意識が、この一行でよく分かる。

このような事実を見事に表白した文章の切れが随所に出てくる。

「松平慶永、この人はいつでも第三者だった。肝心なときに姿を消していた。

そういう人が生き残るのが世の常というのは寂しい話である」というスパイスの

きいた人生訓、そして、引用文が的確に引用されている。

特に熱の入った、後半の盛り上がりがよい。

「会津藩は江戸に一大勢力を持っており、、、これだけの処遇を受けている以上、

京都守護職に選ばれるのもやむを得ぬことだった」とある。会津藩が京都守護職

に選ばれた経緯がよくわかった。

「薩長はイギリスに支援をあおぎ、幕府はフランスの支援を受けていた。

尊皇攘夷どころではない。日本はフランスとイギリスが入り乱れてどちらが勝つ

かの、いわば代理戦争になっていたのである」...正に、本の題名の「偽り」の
真意がここにある。

幕末動乱の流れがよく分かった。歴史の醍醐味を感じ取る上で格好の書籍である。

幕末の歴史の奥深さを教えてくれた本書に深く感謝したい。


              高橋みちこ

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2009年6月5日(金) みちこの幕末日記より
「鳥羽伏見の砲声」
昨年の二月、作家の星亮一先生と戊辰戦争研究会の皆さんと共に、雨の中、

淀城をスタートして、伏見区の史跡を巡りました。

そして、一年後、星先生がお書きになられて、素晴らしい本が出来上がりました。

記念の一冊です。

私が、補章を書かせて頂きました。


書店に行かれましたら、是非、ご覧下さい。写真等、たくさん入って、

お楽しみも満載です。


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『鳥羽伏見の砲声 ―徳川幕府終焉の舞台裏』
星亮一・著 三修社 2,000円+税

明治維新は、慶喜の自滅によって転がり込んだものだった。
この波に乗り遅れた東北、越後は逆賊の汚名を着せられ、痛恨の明治を迎えることになる。
日本の運命を変えた八年間、その幕切れが鳥羽伏見だった。(本文前書より)


コメント(5)
のり :
みちこ様、本日は山南忌&その後の史跡巡りお疲れ様でした。楽しかったです。どうもありがとうございました!
4月のオフ会も楽しみにしてますので、よろしくお願いします♪

2009年3月15日 20:13
あさぎ :
先ほど「大久保利通」が暗殺された時に乗っていた馬車、の記事にもコメントさせて頂きましたが、こちらにも♪

先日仰っていた御本も出版が楽しみですが、こちらの御本も読み応え有りそうですね♪


2009年3月17日 12:11
あさぎ :
コメントの連投、お許し下さいm(__)m

先日は拙ブログにコメントを有難うございました。
で、、今日はお願いに上がりました。

是非とも、コチラのブログをウチのブログリストに加えさせて頂きたいのですが、、、
宜しいでしょうか?


2009年3月21日 19:14
土方副長 :
初めまして♪
あさぎさんのブログから飛んで来ました。

私は東京に住んでおり、21歳の女性ですが、生まれつき聴覚障害を持っていて、常にという訳でもないけれども、ハンディというものをマイナス思考にするのではなく、プラス思考にしています。
中学の時に司馬遼太郎著者の『燃えよ剣』を読み、土方歳三様の生き方と人格に惹かれると同時に新選組&戊辰戦争ゆかりの地めぐりを始めて以来、何年経っても彼に対する思いは全く変わっていません。
その中でも、函館が1番好きで、既に6回も行きましたが、すっかり虜になってしまい、「いつか、函館に住んでみたい」と小さな夢を持つようになりました。
また、『燃えよ剣』を読んで以来、もっと本を読みたくなり、あれこれと買っては読んでいくという繰り返しで100冊を突破しています。
先日、星亮一著者の『鳥羽伏見の砲声』を購入したけれども、まだ読んでいないのですが、時間があった時にみちこさんが書いていらっしゃった補章、楽しみにしながら読んでみようかと思っています。

長くなりましたが、今後とも、よろしくお願いします。
私もブログをやっているので、もし、よろしければ、見て頂けると幸いです。
ついでに、相互リンクをしたいのですが、よろしいでしょうか?

2009年3月24日 00:36
みちこ :
>のりさん、あさぎさん
御所オフ会のご参加、ありがとうございました。
楽しい一日でした。雨が降ったのは残念でしたが、
説明もいろいろとしたかったのですが、みなさん傘をさして
おられて、集ってもらうのが難しく、できませんでした。


>土方副長
リングしてください。
私の方はよくわからないので、今度、聞いておきます。
お待ち下さい。

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鳥羽伏見の砲声―徳川幕府終焉の舞台裏 (単行本)
星 亮一 (著)

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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
桜田門外から鳥羽伏見へ。幕末騒乱に躍動した男たちの野望と挫折を描き切る。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
星 亮一
1935年、宮城県仙台市生まれ。岩手県立一関第一高校、東北大学文学部国史学科卒。歴史作家。『奥羽越列藩同盟』で第19回福島民報出版文化賞を受賞、またテレビ出演でNHK東北ふるさと賞を受けている。職歴・福島民報記者、福島中央テレビ局報道制作局長。この間、日本大学大学院総合社会情報研究科修士課程修了。専攻・日本近現代史。戊辰戦争研究会を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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2009年6月4日(木) goo,より朝の読書…奥羽越列藩同盟
昨今、goo を読んでいます。今日は朝の読者を発見、

2009年1月 1日 (木)
奥羽越列藩同盟  星 亮一 (中公新書)
何か“マイブーム”(旧い表現だが…)な奥州に関するものということで、年末年始の徒然に、意外に力が入って読んだ一冊だった…

歴史には「よく知られていること」、「それほど知られていないこと」が重層的に在るもののように思うのだが、本書は後者を我々に詳しく示してくれる好著であると思う。

“奥羽越列藩同盟”と聞くと、「戊辰戦争で“会津を討て”という話しになった際、“会津を支援しよう”と立ち上がった幕府擁護の諸藩のことで、まとまって巧く戦えた訳でもなく、“時代が違う軍隊同士の戦い”という様相で明治政府側にアッサリと倒されてしまった」という程度のことを思い浮かべたのだが、本書を読むと「そうでもない!!」ということがよく判る…そして、この同盟に“夢”を賭けて奮戦した多彩な人達の姿が見えるようになる…本書は「発見に満ちた読書」という時間を与えてくれる筈だ!!

“奥羽越列藩同盟”を支えた奥羽や越後の各家中には、知られていたり、知られていなかったりの落差が大きいものの、当時の基準で“一級”、“一流”と言って間違いない、教養も経験も豊富であるなかなかの人物達が居た…本書ではそういう人達にライトを当て、色々と紹介しているのだが、本書の最初の方と最後の方で印象的な型で登場する“玉虫左太夫”(たまむしさたゆう)は記憶しておきたい…

玉虫左太夫は仙台の人で、訪ねた先での見聞を綴る文章が素晴らしいなど、その能力が知られた人物であった。外国奉行の随員として渡米をも経験し、帰国後は藩校(大名の家中が抱えていた、若者や子弟を教育する機関)の教授を務めていた。彼は米国流の“共和政事”を理想とし、“奥羽越列藩同盟”について、会津を支援する軍事同盟に止まらず、「東北日本の独自政権」までも視野に入れていたらしいのだ…実際、崩御した前帝の弟である法親王(僧籍に入っている皇子)を擁立する動きもあったようだ…

一寸紹介した玉虫を含め、各地の俊英達が「薩長は私怨で戦争をやっている!何とか止めて貰いたい。将軍が帝に政権を返上した以上、新たな理想の下で良い国を…」と奮戦したが、一枚岩ではなかったがために、打つべき手が打たれなかったり、余計な行動があったりで、苦戦に次ぐ苦戦で敗れてしまい、彼らはそれぞれの運命を辿る…

敗れてしまった俊英達の中には、気の毒な程に過酷な運命が待っている人達も在り、それにも言及されている。しかしそれでもなお、「非常に力が沸く」ような読後感を残してくれた一冊である。
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2009年6月4日(木) ビジネス・インスパイアの何でも経営塾
ビジネス・インスパイアの何でも経営塾

gooにあります

ビジネス・インスパイアは、皆さんのビジネスをインスパイアして、前向きに、

楽しく、明るくしたいと考えています。

たとえ専門家に無理と言われるようなことでも、

角度を変えたセカンド・オピニオンを提供して、

経営者の皆さんの気持ちを鼓舞していきます。として

『偽りの幕末動乱』 についても書かれていました。

2009年5月29日 (金)
『偽りの幕末動乱』
明治維新を、官軍側ではなく賊軍側から見た本になります。

昨年のNHKの大河ドラマ「篤姫」と同じような視点です。

客観的に振り返ってみれば、明治維新って、革命ですよね。

それを「維新」ということばに置き換えていますが。

物事を反対の方から眺めるということも、ある事象を理解する上では重要なことです。

著者は、仙台出身です。
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2009年6月3日(水) 郡山の倫理法人会で、スピーチしましたら
gooに以下の投稿がありました。

歴史作家 星亮一氏
本日のモーニングセミナーは「歴史作家 星亮一氏」であった。彼は元々報道記者(福島民報→福島中央テレビ報道制作局長)である。彼の得意分野は幕末から明治維新にかけて。

本日の話だが・・。内容をざっくり。
歴史は得てして勝者のがわの格好良い話である。薩長と戦った会津、文字通り負ければ賊軍であった。だから敗者の側から描いてみようと思ったとの事。
そうして書き上げたのが「偽りの明治維新 (だいわ文庫) 」。さらに「偽りの幕末維新 (だいわ文庫)」と続く。
歴史の話を聞くと、この人間ドラマをどのように自分の身の処し方に生かすべきか大いに参考になる。

郡山の住民はこのような人材をもっと生かす必要がある。

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gooで

夜ごとの水魚
夢と現の間を揺曳する水魚の夜ごとの世迷い言     

を読ませていただきました。びっくりしました、

すべてご存じという感じで、恐縮のいたりです。

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会津藩はなぜ「朝敵」か  星亮一
 
会津旅行の話を書こうと思ってもなかなか先へ進まないのであった……。
 今日は、いい加減図書館に返さないといけないので、この本について。でも、感想と言うより、読んで気になった部分の紹介という感じでしょうか。
 会津に行く前に、少しでも勉強しておこう?と思って読んだんですけどね。

 と、その前に、今日(2日)の毎日新聞の夕刊に「小泉首相の靖国参拝」として書かれた阿川尚之さん、佐和子さんのお兄さんですね、のエッセーにこうあります。

 私個人は、靖国神社があまり好きではない。それは戦没者でない吉田松陰を祭りながら、戊辰戦争で命を落とした会津藩士や西南戦争で戦った薩摩藩士を(一部の例外を除いて)祭っていないからである。

 幕末、新選組好きのブログではよく紹介されるこの事実、とりあえず個人的な好みの根拠として取り上げて下さってありがとう……て何のお礼か?
 星亮一さんの「会津藩はなぜ『朝敵』か」についてさっきネットをチラッと見たら、「負けた側の言いそうな文句」で片づけている感想があって、逆に「そんな感性もあるんだなー」と驚きました。
 ちなみに星さんは仙台出身で東北大学で国史を学んだ方です。本屋さんで会津関係の本を探すと、この方のものが一番目につきますね。新選組に関しては、過大評価はしない、会津武士とは一線を画した存在、として見ておられるようです。

 最初に「もう一つの教科書問題」として、いまだに教科書で会津が「朝敵」と記されている事実が取り上げられています。孝明帝に信頼され、御所を護っていたはずの会津が一夜にして朝敵にされ、今もってされ続けている。討幕の密勅が偽勅書であることはすでに明らかにされているのに。
 この日本近代史の矛盾に抗して書かれたのがこの本だそうです。
 
 ところで星さんの恩師、日本近代史(調べたら外交史の著書が特に多いようです)の石井孝さんに対する評が面白いです。
 国史の研究者は外国語に弱い人が多かったらしく、この石井さんのように英語・仏語を読みこなせて外国側の文献も踏まえたアプローチがなかなかできなかったらしいんですね。石井さんの著書、吉川弘文館「増訂明治維新の国際的環境」は英・仏両国の外交文書から日本の政治を分析したものだそうで、これは図書館にあったら読んでみたいな〜。

 さて徳川慶喜の政治顧問であったフランス公使ロッシュの提案に負う幕府の新国家構想は、薩長が天皇を神格化して中心に置くのに対して、トップは慶喜、天皇は国家の象徴、そして首相として慶喜を補佐する大老クラス、外務・内務などの六省を置いて大臣には老中クラスがあたる、つまり官僚機構を充実させる……政治は苦手なんですけどね、ここだけ読むと、明治新政府よりは近代的にすら思えてしまった。

 星さんがその著書でいつも嘆くのは、なぜ孝明帝が崩御した時点で会津藩が帰国しなかったか、なのですが、この幕府の国家構想を知っていてその改革に賭けた人が大勢いた、そう考えると京都に残ったことを責められないそうです。

 また西周助(榎本武揚と一緒に留学していた人ですね)によるもう一つのプランによると慶喜は政府を代表する行政権の首長、諸大名は立法機関である議政院に属し上院は大名、下院は各藩から一人ずつ藩士を出す。そしていずれは町民、農民の代表の参加すら考えていた。この点を星さんは薩長藩閥政治より評価しておられます。
 天皇はここでも象徴、政治・行政にはノータッチ。

 しかしこんな構想がありながら諸藩に情報を流し根回しすることを慶喜はしていなかった。それがあれば事情は違っていたかもしれませんね。
 大政奉還の時も本来は江戸の官僚、参謀、軍隊を京に集めた上で行うべきだった。……そうなんですよね、子供の頃学校で習って、わからないなりにあのあっさり感に妙な違和感がありました。本来、歴史の大転換だったはずなのに。
 「情報公開せず、自分(慶喜)の独断で安易に決めてしまった最悪のケース」だって。……はぁぁ、もったいない〜。

 昭和63年(1988)戊辰120年のおり河北新報社で「戊辰の役と現代」という鼎談が行われました。参加者は新報社社長の一力一夫さん、東北大学名誉教授で歴史家である高橋富雄さん、そして容保公の孫に当たる当時の福島県知事松平勇雄さん。上記の幕府の構想を踏まえて読むとよくわかりますが、高橋さんがこんなことをおっしゃっています。

 明治維新は、本当の近代化を成し遂げたのだったら、あの戦争はやむを得なかった。しかし……太平洋戦争後にあらためて近代化する必要があったほど不徹底な改革でした。……薩長藩閥政府程度の近代化なら、大政奉還後の平和的な改革の中でも達成できた。

 明治維新のためには戊辰戦争はなくてもよかった、むしろその方がよりよい近代ができたかもしれない。

 こちらは一力さんの言葉です。
 今さら言っても詮無いことだし、ネットの感想のように「いかにも負けた側の言い分」なのかもしれませんが、長らく幕府びいきの心証でいたらこういう思いはありますね、どうしても。
 
 もう少し続きます。

いま手元に本が無いのでうろ覚えなんですが、司馬遼さんが「革命には血祭りが要る」って書いてたんですよね、確か。
徳川慶喜の首をはねれば、百万言を費やさずとも世が変わったことを一瞬にして満天下が知る、って。

しかし頭のいい慶喜さんはそれを見抜いてて殻に閉じこもったみたいに絶対挑発に乗らなかったから、代わりに生贄にされたのが会津だったと。

水魚さんこんばんは。
なんだか聞いたような名前が沢山並んでたので(笑)思わずお邪魔しちゃいました。
星亮一さんの著作、実はほとんど読んだことが無いのです。だいぶ前に読んだ時、会津贔屓が激しくてちょっと引いちゃいまして(^^;でもこちらの感想を読んで、食わず嫌いは良くないなぁと、今、思い直しているところです。

石井孝さんの「明治維新の国際的環境」は大昔に読みました。最初の方は専門用語ばっかりで難しかったけど(飛ばして読んだ気がする・笑)、中盤以降はそうでもなくて面白いです。でも厚さにして5センチぐらいありますし、重くてデカくて、そういう意味でも読むのがタイヘンだった。文庫になってないんですかね?(笑)

青空百景様

豚イチでしたっけ、会津藩士がつけた慶喜さんのあだ名、悪意が感じられるなぁぁぁ〜〜。星さん解釈だと、慶喜さんの後の勝海舟が頭がよくって、みーんな会津に責任押しつけたみたいな。
この本は星さんとしても特に「言いたいこと言うたるねん」な内容みたいですね。確かに、犠牲の上によい政治が実現したならまだしも、ていう気持ちはあるんでしょうね。ただ、それでも被害者意識で凝り固まっていてはダメだ……という考えもあるようで、その辺の紹介はまた次回?

小夜様

さすがに読んでおられましたかー。専門書、バカ高いですからね、図書館に置いてないととてもとても手が出ませんね。でも、お話うかがって、ますます読んでみたくなりました。

星さんは、最初に新選組がらみで読みました。新選組の扱いがあまりにも冷たく、「会津から見て、そうなの? ええー」などとショックでした。確かに会津びいき、すごいですね。ただ、本によっては比較的クールに書いてるものとか、いろいろみたいです。

水魚さん、私もこの本読みましたよ〜。
>負けた側の言いそうな文句
なんて感想もあるんですねぇ。そっかー、ある意味新鮮…。
自分が会津サイドに入り込んでしまっているので(苦笑)、逆サイドからのご意見が妙にフレッシュに感じられたりします。
ああ、私も書かなければならない読書感想がたまってるわ…(泣)

ですよね、つい会津サイドに立っちゃいますね。
>負けた側……て言ってる人は、鳥羽伏見で「もし幕府が勝っててもしょーがないし」とも言っていた。私はそっちの線でよくものを考えたりしたけど……。誰かの唄じゃないけど、もっとゆるやかに時が流れて、血を流すことなく静かに徳川が退場していたら、なんて。

私も読まないといけない本、たまってますよ。ブロガーさん達いろいろすすめますからね、魅力的な本。

 
 
 
 
 
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2009年6月2日(火) 会津と長州、幕末維新の光と闇 、会津落城批評
読んでいただきたい本です。

セブンアンドワイより

「 会津と長州、幕末維新の光と闇 」

お客様オススメ度 ★★★★★
著者/訳者名 星亮一/著 一坂太郎/著
出版社名 講談社 (ISBN:978-4-06-215354-6)
発行年月 2009年03月
サイズ 190P 19cm
価格 1,470円(税込)
ポイント 14ポイント
発送時期 当日〜2日で発送 発送時期について

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読者の批評

Go Plain!:「会津落城」

『会津落城』中公新書


一言でいうと“激痛!”です…うむむ。
もう、イタすぎて感覚が麻痺しちゃいますね。

星亮一氏は会津大好き人間(笑)なのですが、この本は珍しく「会津サイドにも手落ちはたくさんあった」という主体で書かれています。
会津側にも敗因があったというのを認めることは、正直ショックでした…。
でも…ね、インサイドからの視点も大事ですよ、うん。

結論は、会津藩は戦争に勝利することも可能だった、ということ。
ではなぜ勝つことができなかったか。

認めるのも辛いのですが、まあ事実は事実として受け止めるしかないということで
歴史に“if”は存在しませんけど、星氏はやたら「たら、れば」を使用しており、それが無念の表れなのかなぁ。


星氏の分析では、最大の敗因は藩主・松平容保侯の指導力の欠如。
うう、痛いです。痛すぎます。
「愚直なまでに正直で真っ直ぐ」なんて書かれると、既に褒めてるのかけなしてるのか分からない感じです(涙)。
正攻法というのは素晴らしいこと。万人に出来ることではありません。
でも権力争い、特にこの幕末の動乱期にあっては、多少の貪欲さや駆け引き、あざとさが必要だったのかもしれませんね。
きっと容保さまはピュア過ぎたんですよ。
それは本来とても素敵な事のはずなのに、それが通じない世界が存在するという事実が悲しい…。

藩祖・保科正之公の家訓に従い、京都に骨を埋める覚悟で病弱の身をおしてまで京都守護職に就いた容保さま。
その正義感と英知は、幕末の藩主の中でも抜きん出て素晴らしいものではあるけれど、 やはり慶喜公に付き従って大阪城を抜け出したのはマズかったですよ!!イタタ…
藩士たちは慶喜公に全ての責任があると分かってはいるものの、さすがに我らが殿・容保さまに裏切られた感は拭えず、かなり不満が爆発したらしい(苦笑)。
かといって容保さまに責任を負わすことはできないので、主君の代わりに神保修理(神保内蔵助の息子)が自刃し犠牲になったのですが、会津に帰国する前、藩士藩兵たちの前で「ごめんなさい」と素直に謝っちゃうのが容保さまの美点。そしてずる賢い慶喜公とは異なるところ。
主君が家臣たちに頭を下げたんですよ?普通はあり得ないっての!
これで再度一致団結した会津藩は、戦うことを決意して帰国の途につく訳です。

しかし更なる問題が発生。存在感のある重臣の不在です。
絶対的な人材不足なんですよ。なんせその筆頭が西郷頼母!
ごめんよ〜頼母ちゃん。星氏はアナタのこと、辛辣という言葉を通り越してボロクソに言いたい放題です(苦笑)。
でもそれを否定できる材料が皆無なんだよー(笑)

この絶対的人材不足が引いては未熟な戦況情報収集、対策や戦略の欠如そして城下住人や周辺への情報伝達の遅延を招き、悲劇の相乗効果を生み出してしまったんですよね。

財政難も深刻だったと思います。
京都での藩士たちの生活を支えるだけでもいっぱいいっぱいだったのに、それに凶作が加わり地元会津はかなりヤバイ状況に陥っていたことでしょう。
会津藩主としては、どんなに京で引き止められても途中で守護職を放り出して帰るべきだったんだよね。
それが出来なかったのが容保さまの強い正義感だったんだろうけど…。
歴史に「たら・れば」があり得ないのは百も承知ですが、切ないです。
いくら京に滞在している藩士たちが戊辰戦争勃発の前から「最新鋭の小銃・大砲を購入するべき!」と唱えても、地元に残っている藩士たちからすると「お前らが湯水のように¥を使うからこっちは日々の暮らしもままならないのに、この状況でどうやって軍備の近代化が図れると思ってんだよっ」ってなモンだったんでしょう。
うもー!どうにもならないと知っていても、この温度差がもどかしいよ。

戦場では更に事態は深刻。
北国の玄関口、最初の白河口での惨敗が士気を下げます。
指揮官は、戦経験ナシの自分至上主義者・頼母ちゃん……「だめだ、こりゃ」状態ですよ(古っ)。
純義隊の小池周吾や新選組の山口次郎(斎藤さん)がいくら提言しても、聞く耳持たずだったようだし。
あっさりと白河口を突破された会津藩は、内藤介右衛門(梶原平馬のにーちゃん)と田中土佐が状況を見誤った挙げ句、情報伝達の経路も確立されておらず、ましてや侵攻された際の対応マニュアルも全くないまま結局母成峠や十六橋も通過され、あっという間に戸ノ口侵攻を許してしまった。

佐川官兵衛は深酒の果てに寝坊して奇襲攻撃を逃し、一番人材が欲しい時に田中土佐と神保内蔵助が自刃。
会津城下に敵軍が進攻するのは時間の問題だったにもかかわらず、城下に住む人々への避難勧告が遅れ、更なる悲劇を生んでしまった…。
もうねー、官兵衛ちゃんには同情の余地ナシですよ!(怒)
今宵限りの命…とかほざいて、容保さまらと別杯を交わした翌朝、寝坊って…!!
おんどりゃあ、ナメとんのかっ!と後ろから蹴りでも入れたくなる人生最大の失態・恥辱っぷりですよ、もうっ!!

会津に限らず東北の人々は実直で勤勉な性格だそうですが、この会津戦争に限ってはそれが見事に裏目に出てしまったんですよね。
彼らが事態を甘く見ていたのも否めない。
戦の時代が終って260年以上も経っている江戸末期だから仕方ないとはいえ、危機管理マニュアルもなく時勢に柔軟に対処できる人手も少ないじゃあ、土方さんや斎藤さん山川大蔵さんが頑張ったところで、状況を逆転させるのは至難の業でしょう。

会津降伏の交渉は、手代木直右衛門(見廻組・佐々木只三郎のにーちゃん)と秋月悌次郎。
ここら辺は中村氏の「落花は枝に還らずとも」に詳しく出ていますが、会津武家屋敷で会津降伏式典の錦絵と本物の泣血氈を見た時には、胸にくるものがありました…(涙)。


…なんと、こちらに続いてしまいます(苦笑)。
次回は、この本で興味を持った方々に焦点を合わせてみます!


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2009年6月1日(月) 30位. 奥羽越列藩同盟,48.位 偽りの明治維新
30. 奥羽越列藩同盟 (中公新書)
星 亮一 (著)
(2件のカスタマーレビュー)
在庫あり
価格: ¥ 840

ポイント: 8pt (1%)

19点の新品/中古商品を見る: ¥ 210より


48. 偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)
星 亮一 (著)
(5件のカスタマーレビュー)
在庫あり
価格: ¥ 740

29点の新品/中古商品を見る: ¥ 1より
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偽りの明治維新


会津戊辰戦争の真実
だいわ文庫

著者: 星亮一
出版社: 大和書房
サイズ: 文庫
ページ数: 268p
発行年月: 2008年01月
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)

日本史上稀に見る悲劇、会津戊辰戦争。死者の埋葬も許さず、財宝や女性を略奪した官軍の所業は、闇に葬られ、誰も知らず、教科書にも書かれていない。西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允…。明治維新の元勲たちは本当に英雄なのか?天皇を利用して戦争を仕掛けた薩長が官軍で、尽忠報国の会津が賊軍となった歴史の交差を紐解く。

【目次】(「BOOK」データベースより)

第1章 悲惨な実態/第2章 兵士たちの思い/第3章 会津藩の降伏/第4章 京都守護職/第5章 立ちはだかる男たち/第6章 大政奉還/第7章 挙藩流罪/第8章 地獄の日々/第9章 二つの道/第10章 屈折の明治

【著者情報】(「BOOK」データベースより)

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