星亮一 今日の一言

2014年11月
2014年10月
2014年9月
2014年8月
2014年7月
2014年6月
2014年5月
2014年4月
2014年3月
2014年2月
2014年1月
2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年9月
2013年8月
2013年7月
2013年6月
2013年5月
2013年4月
2013年3月
2013年2月
2013年1月
2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年9月
2012年8月
2012年7月
2012年6月
2012年5月
2012年4月
2012年3月
2012年2月
2012年1月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年9月
2011年8月
2011年7月
2011年6月
2011年5月
2011年4月
2011年3月
2011年2月
2011年1月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年9月
2010年8月
2010年7月
2010年6月
2010年5月
2010年4月
2010年3月
2010年2月
2010年1月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年9月
2009年8月
2009年7月
2009年6月
2009年5月
2009年4月
2009年3月
2009年2月
2009年1月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年9月
2008年8月
2008年7月
2008年6月
2008年5月
2008年4月
2008年3月
2008年2月
2008年1月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年9月
2007年8月
2007年7月
2007年6月
2007年5月
2007年4月
2007年3月
2007年2月
2007年1月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年9月
2006年8月
2006年7月
2006年6月
2006年5月
2006年4月
2006年3月
2006年2月
2006年1月
2005年12月
2005年11月
2005年10月
2005年9月
2005年8月
2005年7月
2005年6月
2005年5月
2005年4月
2005年3月
2005年2月
2005年1月
2004年12月
2004年11月
2004年10月
2004年9月
2004年8月
2004年7月
2004年6月
2004年5月
2004年4月
2004年3月
2004年2月
2004年1月
2003年12月
2003年11月
2003年10月
2003年9月
2003年8月
2003年7月
2003年6月
2003年5月
2003年4月
2003年3月
2003年2月
2003年1月
2002年12月
2002年11月
2002年10月
2002年9月
2013年11月30日(土) 歴史、政治、社会
幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 [単行本]
星 亮一 (著)
5つ星のうち 5.0 レビューをすべて見る (1 件のカスタマーレビュー)
1レビュー
星5つ: (1)
星4つ: (0)
星3つ: (0)
星2つ: (0)
星1つ: (0)

› カスタマーレビューを見る


--------------------------------------------------------------------------------
価格: ¥ 1,890 通常配送無料 詳細
タイムセール特価:


10点在庫あり。 在庫状況について
この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。 ギフトラッピングを利用できます。

--------------------------------------------------------------------------------

この商品を買った人はこんな商品も買っています
ページ: 1 / 1 (最初に戻る) 前に戻る

偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)
› 星 亮一
5つ星のうち 4.3 (11)
文庫
¥ 740
戊辰戦争―敗者の明治維新 (中公新書 (455))
佐々木 克
5つ星のうち 4.8 (11)
新書
¥ 735
会津藩はなぜ「朝敵」か (ワニ文庫)
星 亮一
5つ星のうち 4.2 (5)
文庫
¥ 680
奥羽越列藩同盟 (中公新書)
› 星 亮一
5つ星のうち 4.1 (9)
新書
¥ 840 次に進む 4479301518,4121004558,4584393230,4121012356

--------------------------------------------------------------------------------

商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
勤王の志士を鼓舞した尊王攘夷は、孝明天皇の突然死を機に開国・欧化・倒幕に転換し、密謀で結託した薩長軍はクーデターで幕府、会津を京都から追放、捏造された錦旗が官軍の証として猛威を振るい、徳川幕府を徹底的に瓦解させ、明治藩閥政府の樹立をみることになる。孝明天皇の暗殺説から病死説まで流布された暗闘の裏面史を諸説、諸資料を網羅して明らかにする。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
星/亮一
1935年仙台市生まれ。東北大学文学部国史学科卒。日本大学大学院総合社会情報研究科修士課程修了。福島民報社記者、福島中央テレビ報道制作局長を経て、現在、歴史作家。戊辰戦争研究会を主宰。日本文芸家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

--------------------------------------------------------------------------------
登録情報
単行本: 267ページ
出版社: 批評社 (2013/11)
おすすめ度: 5つ星のうち 5.0 レビューをすべて見る (1 件のカスタマーレビュー)
1レビュー
星5つ: (1)
星4つ: (0)
星3つ: (0)
星2つ: (0)
星1つ: (0)

を見る

Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 59,668位 (本のベストセラーを見る)
64位 ─ 本 > 歴史・地理 > 日本史 > 明治維新
953位 ─ 本 > 歴史・地理 > 日本史 > 一般 > 日本史一般
カタログ情報を更新する、画像についてフィードバックを提供する、または さらに安い価格について知らせる
目次を見る

<防空識別圏>中国「緊急発進」発表…日本側は否定
毎日新聞 11月29日(金)23時40分配信



中国の防空識別圏
 【北京・石原聖】中国国防省は29日夜、中国空軍が同日午前、外国軍機が沖縄県・尖閣諸島を含めて中国が設定した防空識別圏に進入したため緊急発進(スクランブル)したと発表した。中国空軍の申進科報道官の説明によると、米軍の偵察機2機と、自衛隊の偵察機や戦闘機延べ10機を確認したとしている。23日に中国が設定して以降、スクランブルは初めて。ただ、防衛省幹部は「特異事象は確認していない」と否定している。

 発表によると、緊急発進したのは「スホイ30」「殲(せん)11」など主力戦闘機。最初にどの航空機に緊急発進したのかや無線警告の有無などについては、いずれも明らかにしていない。

 識別圏は公空なのに中国は事前通報を義務づけた。公空で中国の領空のような強制力を持たせる設定の仕方は無効だとして、日米韓は通常の警戒監視を実施している。これに対抗する形で、中国は28日から、識別圏のパトロールを開始。さらに29日、申報道官は「海軍もパトロールに参加している」と述べたうえで「有効に監視しコントロールしている」と主張した。事実であれば、空中衝突が発生する危険性が現実味を帯びたことになる。一方、日本政府関係者は29日夜、「スクランブルを受けたという報告は聞いていない」と、中国の発表を疑問視。防衛省幹部も「相手にするような話ではない」と述べた。
---------------------------------------------------------------------------------
☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2013年11月30日
36.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
67.会津藩VS長州藩―なぜ“怨念”が消えないのか (ベスト新書)星 亮一
94.奥羽越列藩同盟 (中公新書)星 亮一

☆東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月30日
53.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一

「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
181位 ─ 本 > 歴史・地理 > 日本史 > 明治維新

「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
42位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
133位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
250位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 東洋哲学入門
--------------------------------------------------------------------------------
「会津と長州、幕末維新の光と闇」  著者 : 星亮一    講談社

有吉屋さんのレビュー 5 .
各藩や幕府、天皇の血筋やおかれた環境などを詳しく分かりやすく対談形式で解説。様々な謀略によって明治維新は起こった。
孝明天皇が会津藩松平容保を厚く信頼し、容保もこれに義を尽くした。しかし朝敵の汚名を着せられ、戊辰戦争後も死者の埋葬をさせなかったり、流罪、蝦夷開拓の劣悪な環境で会津の人々を死に追いやった。
ちなみに靖国神社では長州人が優先的に祀られていた。この本の結論となった、国を思った会津の人々を理解し、勝者の歴史しか書かれていない教科書を改めて裏歴史も載せて、国家として正式に謝罪するべきだろう。
2007年の時点で(リップサービスとは言え)安倍晋三が「私どもの先祖が会津若松に大変ご迷惑かけた」と発言している。

yuko0802さんのレビュー
会津の識者と長州の識者が対談形式でお互いの立場から会談進めていく本。
どちらが悪いとかではなく、
各々の置かれている地理的背景、性質などを元に話されていく。
幕末入門者でも楽しめる。

京紫さんのレビュー
星さんと一坂さんの対談本。
江戸以前の知らない経緯などもあり、読み応えがあった。

どろんこさんのレビュー
会津と長州だけでなく、戌辰戦争に至るまでの諸藩の事情や思想の変化などを、順を追って説明していてわかりやすかった。
まだ幕末に興味をもったばかりで、贔屓の偉人の物語しか読んでいない…という方に入門書として奨めたい。
たとえば薩長ファンは明治維新が正義の革命ではなかった事を知り、会津ファンは強行策を取る道しか選べなかった長州の風土を知ることができる。
終盤には現在も会津に残るわだかまりの和解案についての話も。

いこさんのレビュー
幕末から明治維新にかけての会津藩と長州藩の確執を、会津の研究者と長州の研修者が対談形式で語った1冊。
通史をおさらいしながら、会津の立場、長州の立場から歴史を追えて興味深かったです。
そしていかに今の「歴史」が勝者側の都合のいい歴史になっているのかを痛感しました。
未だに残っているという会津と長州のしがらみ、解決するのはまだまだ先のようですね。
佐幕派スキーも倒幕派スキーも是非手にとって読んでほしい1冊です。(2010/01/15読了)

piyohiyokoさんのレビュー
今年出た新書。
すごくおもしろかった。
なぜ会津と長州はいがみ合い、現在では会津は長州を心底恨んでいるのか。
会津の武士道に共感した。
卒論のテーマを会津にしたいと思った!
--------------------------------------------------------------------------------
自衛隊機、海保機相次ぎ飛行 菅長官「配慮しない」

 菅義偉(すが・よしひで)官房長官は28日の記者会見で、中国が東シナ海上空に設定した防空識別圏内を、自衛隊機と海上保安庁の航空機が飛行していたことを明らかにした。戦闘機の緊急発進(スクランブル)など中国側の反応はなかった。
 菅氏は「必要に応じて、海上自衛隊のP3C哨戒機や護衛艦などを柔軟に運用している」と述べた。その上で「中国が防空識別圏を設定した後も、同空域で従前通りの警戒監視活動を実施している。今後も中国への配慮のために変更するつもりは一切ない」と強調。中国側の反応については「特異な現象はまったく見られなかった」と語った。
 自衛隊幹部も「中国の発表後、間もない時期にも飛行しているが何も変化はなかった」としている。
東シナ海では主に那覇基地(沖縄県)や鹿屋(かのや)航空基地(鹿児島県)の海上自衛隊のP3Cが連日飛行し、中国艦艇の活動状況などを監視。航空自衛隊のE2C早期警戒機や空中警戒管制機(AWACS)も周辺に展開、地上レーダーとあわせ24時間態勢で空域の警戒監視を実施している。菅氏は、記者会見に先立ち首相官邸でキャロライン・ケネディ駐日米大使の表敬を受け、中国の防空識別圏設定に対し緊密に協力して対応していく方針を確認した。

中国国防省「航空機の状況は把握」
 【北京=川越一】中国国防省は28日、中国が設定した防空識別圏を自衛隊機などが飛行したことに対し「関係する航空機の状況は全面的に把握している」との談話を発表した。

産経ニュース   2013年11月29日
--------------------------------------------------------------------------------
【佐藤優の眼光紙背】中国の防空識別圏設定に対する斎木昭隆外務事務次官の適切な対応

 11月23日に中国国防省が沖縄県の尖閣諸島を含む空域に戦闘機が緊急発進する基準となる防空識別圏(ADIZ)を設定したと発表した。これは日中武力衝突を招きかねない中国による危険な挑発行為だ。

 今回、外務省はわが国益を擁護するために、実によく頑張っている。ただし、外交実務交渉に従事した経験のある人以外には、水面下での外務省の努力が見えにくい。27日付『朝日新聞』の報道から、外務省がかなり高度な交渉を行っていることが窺える。
中国が尖閣諸島(沖縄県)の上空を含む空域に防空識別圏を設定した問題で、国土交通省は26日、国内航空各社が中国への飛行計画の提出を打ち切ると発表した。提出がなくても運航を妨げないとの確約を、中国側から得たことが理由だとしている。

 国交省によると、外務省の斎木昭隆事務次官が25日、中国の程永華(チョンヨンホワ)大使から「今回の措置は民間機を含めて、飛行の自由を妨げるものではない」との見解を得た。日本政府として、この見解を「飛行計画を出さなくても運航を妨げない」との意向と判断した。

 台湾、香港路線がある日本航空と全日空、ピーチ・アビエーション、日本貨物航空は、中国の航空当局の指示があった23日以降、飛行計画を出してきた。各社とも、27日の初便までに提出を打ち切る。日航と全日空は「政府により安全が担保された」としている。菅義偉官房長官は26日午後の会見で「不当な義務を課す今回の措置は受けられない」と批判。国交省は、政府方針に従って飛行計画の提出をやめるよう、各社に文書で要請していた。(工藤隆治)(11月27日『朝日新聞デジタル』)
 斎木次官が程永華駐日中国大使から、「今回の措置は民間機を含めて、飛行の自由を妨げるものではない」との言質をとったことに大きな意義がある。それは、中国当局に日本の航空会社が飛行計画を提出しなくても、運行を妨げないということを実質的に意味するからだ。

 23日以降、台湾、香港路線を持つ日本航空、全日空、ピーチ・アビエーション、日本貨物航空は、飛行計画を中国当局に提出していたが、27日からは提出をやめた。

 尖閣諸島上空の現状を変更しようとする中国国防省の思惑は外れた。

 外交官の信頼関係は、国家間の関係が緊張したときに発揮される。外交実務を経験した人以外にはなかなか見えないが、斎木氏が程大使と、職業的良心に基づいた、個人的信頼関係を構築しているから、こういう非常事態のときに負の連鎖を防ぐ措置を取ることができたのだ。程大使も日本との関係悪化を防ぐために頑張っていることが行間から伝わってくる。これだけ大きな成果を獲得したにもかかわらず、外務省が自らの成果を誇示しないのは、程大使を初めとする対日関係の悪化を望まない中国外交官たちが「あいつらは日本寄りだ」という批判を中国軍部から受けないようにするためである。

 外務省アジア大洋州局長として拉致問題を担当したときも、斎木氏は、北朝鮮政府との外交交渉においても、タフネゴシエーターぶりを発揮した。それだから北朝鮮政府も斎木氏を信頼し、重視したのである。

 国際社会が帝国主義的傾向を強める中では、外交交渉を担当する外交官同士の個人的信頼関係が重要な役割を果たす。斎木氏の程大使との関係は、まさにそのような例だ。(2013年11月28日脱稿)

livedoor ニュースブログ   2013年11月29日
-------------------------------------------------------------------------------
日米、尖閣の監視強化へ…空自警戒機を沖縄配備

 日米両政府は、中国が沖縄県・尖閣諸島を含む東シナ海で防空識別圏を設定したことを受け、米軍と自衛隊が連携し、周辺空域の警戒監視を強めていく方針を固めた。

 中国の力による現状変更を認めないため、戦闘機などの飛来を空中から監視する航空自衛隊の早期警戒機E2Cの常設部隊を同県・那覇基地に新設するほか、監視能力の高い無人偵察機「グローバルホーク」の活用を拡大する。

 自衛隊の岩崎茂統合幕僚長は28日の記者会見で、27日にサミュエル・ロックリア米太平洋軍司令官とテレビ電話で会談したことを明らかにし、「警戒監視について、米軍は(飛行を控えることはせず)方針を変えないと聞いている。非常に緊密な情報交換をした」と述べた。会談では、警戒監視強化の具体策について意見交換を行ったものとみられる。

読売新聞   2013年11月29日
--------------------------------------------------------------------------------
来年築造150年 1年かけ五稜郭盛り上げ

 特別史跡「五稜郭」が来年築造150年を迎えることから、150年祭開催に向けて実行委の設立総会が14日、函館市総合保健センターで開かれた。来年4月から約1年間をかけて市民参加型イベントや観光客を楽しませる企画を繰り広げ、全国に函館、五稜郭をアピールしていく計画だ。公募したキャラクターとシンボルマークも発表された。

 実行委は函館市や商工会議所、国際観光コンベンション協会をはじめ、各団体で構成。実行委の委員長には中核となるまちづくり団体、新都心五稜郭協議会の小笠原勇人会長が選出された。あいさつで「新幹線開業の前年でもあり、うまく函館、五稜郭を発信していきたい」と述べた。

 事業の柱となるのが、幕末の衣装を着たスタッフが観光客をもてなす「五稜郭おもてなし隊」(仮称)。記念撮影や簡単な観光、歴史ガイドで観光客をもてなす。ほかに五稜郭祭で行われている戦闘シーンを月に2〜3回行う計画も。

 「函館歴史群像」と題し、歴史上の人物を円筒型広告塔で紹介。市内各地の関連する場所に設置する計画。観光地での歴史展示では国内初になるという。また、6月14、15の両日には市民参加型のイベントを行う予定。

 また、この日は先月公募したキャラクターとシンボルマークも発表された。函館市内をはじめ、全国各地から合わせて100点を超す応募があった。キャラクターは函館出身で北広島市の大学生、斉藤はつめさんの作品が選ばれた。五稜郭をかたどったかわいらしいデザインが特徴。シンボルマークは未来大の蛯名奏個子さんの作品に決まった。

 実行委はこの日発表されたキャラクターの名前の募集を始めた。応募できるのは道南に住む小学生のみ。はがきに名前と簡単な説明などを書いて応募する。締め切りは30日。問い合わせは実行委事務局(電話0138・51・4785)へ。

提供 - 函館新聞社
--------------------------------------------------------------------------------


諦めないやつには
誰も勝てないんだ。
(ベーブルース  野球選手)


***************** ***
  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
***************** ***
△top
2013年11月29日(金) rekisi seiji ,shakai
東シナ海警戒監視活動従来通り〜統合幕僚長
< 2013年11月28日 18:47 >


   中国が尖閣諸島の上空を含む東シナ海上空に防空識別圏を設定したことを受け、自衛隊の制服組トップ・岩崎統合幕僚長は会見で、「哨戒機などでの警戒監視活動を変えるつもりはない」と述べ、東シナ海でも従来通りの活動を続ける方針を強調した。

 一方で、中国軍が尖閣諸島までスクランブル対応ができる能力を持っているかどうかについては、「新型の戦闘機を持っており、物理的な飛行をさせることは可能だと思う」と分析した。

 防衛省幹部によると、自衛隊は中国の防空識別圏の設定以降も、哨戒機などでの警戒監視活動を従来通りに行っていて、中国が設定した防空識別圏内も飛行しているという。中国軍の戦闘機によるスクランブルとみられる反応はないという。

注目ワード
東シナ海警戒監視活動 中国軍 哨戒機 戦闘機 岩崎統合幕僚長


---------------------------------------------------------------------------------
☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2013年11月29日
49.幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 星 亮一
66.戊辰戦争 裏切りの明治維新 (静山社文庫)星 亮一
74.幕末の会津藩―運命を決めた上洛 (中公新書)星 亮一
90.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一

☆東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月29日
52.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一

「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
49位 ─ 本 > 歴史・地理 > 日本史 > 明治維新
581位 ─ 本 > 歴史・地理 > 日本史 > 一般 > 日本史一般

「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
94位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
412位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
--------------------------------------------------------------------------------
偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)の感想・レビュー・書評

carrieさんのレビュー
普通に何回も泣いた。半分くらいまでは幕末から明治維新にかけての歴史の流れがわかりやすくて、高校生が読んだら教科書に出てくる人物がすごく覚えやすいと思う。そしてその先もぜひ読んでもらいたい。

accoさんのレビュー
八重の桜を見ていて、幕末の事に興味が湧いて手にとった本。
学生時代歴史が苦手だったから、幕末に登場した人々のこと、ちゃんと知らなかったとよーく分かった。

uranpapaさんのレビュー
同じ福島県出身者として、改めて原点を思い出すことが出来ました。

monta928さんのレビュー
会津藩対薩長。この対立構造が、明治維新から百年以上経った今でも根強く生きているとは驚きであった。歴史とは常に勝者の目線で描かれるが、後年敗者側から描いたものも生まれる。そう言ったものに、常に意識を向けていたい。
会津藩の立場から見た、戊辰戦争を中心とした幕末・明治史。薩長が仕掛けた戊
辰戦争の経緯や、戦争中の狼藉、戦後の会津人への仕打ち(青森・下北半島への
強制移住)などを取り上げて、明治新政府の暗部を明らかにする。本書の終盤で
は、逆境から這い上がった何人かの会津人(山川兄弟、柴五郎など)の活躍が書
かれており、少し救われた気がした。

健生さんのレビュー
 会津藩燃ゆ、函館戦争、京都守護職という常に幕府側(もっというなら会津松平家)の立場に立った作品で知られる。幕末、徳川幕府が推進せざるを得なかった開国通商という外交路線と同時代におきた尊皇攘夷というイデオロギーの対立を良く表現していた。
 今回は最近の幕末ブームに対して「正義」はどこにあるのかを明確にしようとしている。タイトルもずばり「偽り」とある。挑発的だ。会津藩の幕末期の後進性、藩主の不安定な立場を認めつつしかし孝明天皇との信頼関係、王城の地を守護するための活動が何故、賊軍になってしまったのか。それは薩長の欺瞞という歴史的事実があったと丹念に説いている。
 幕末のヒーローというと坂本龍馬、西郷隆盛、大久保利通などスラスラ名前が
出てくるが幕府側では勝海舟ぐらいか?英雄譚が好まれるのはわかるがやはり
「正義」を公平に見たとき目を背くことができない事実もあると教えてくれる。

逢坂鈴さんのレビュー
YJで士道を読んでいるのも手伝って、読んでみた。大変おもしろかった!明治維新の解明に、またひとつ、史料が増えてうれしい。これを踏まえて、他の明治維新〜終戦までを読んで考えたい。

シンヤヨシユキさんのレビュー
戊辰戦争の激戦地、会津若松。長州藩を中心とした略奪陵辱の数々を会津藩側
の日誌をもとに赤裸々に綴る。
同じ日本人とはいえ、これが戦争。これが人間のもつ本性のうちの一部なのだろう。
本書は、会津藩の目から見た幕末から維新にかけて検証している。
もっとも幕府・会津側の失策等も指摘しており公平性を保とうとしているようである。
いずれにしても敗者の歴史はもの悲しい。

wakkanaiさんのレビュー
本書は「“明治維新”関連で必ずしも広く紹介されている訳でもない事柄」を紹介する体裁になっていると思う。鶴ヶ城が降伏し、明治の世での会津家中の歩みに半分弱の紙幅が割かれており、その辺りが興味深い。

hellhouseさんのレビュー
残り三分の一くらいから、ちょと誰が誰で何処の人でナニをしたのかってのが混乱してきた。
前半は凄く面白かった。
幕末時代は倒幕も佐幕も、どっちにも感情移入が出来なくて倦厭していたけど、
ちょと真面目に勉強してみようかしらという気になった。
--------------------------------------------------------------------------------
新地にLNG火発の建設計画 出力50万キロワット以上

 資源開発大手の石油資源開発(東京)は27日、県内に出力50万キロワット以上の液化天然ガス(LNG)火力発電所の建設を検討していることを明らかにした。新地町の相馬港に計画するLNG受け入れ基地周辺につくり、このガスを発電に用いることを想定している。他の電力会社などと連携し、2020(平成32)年ごろの運転開始を目指す。
 蒸気タービンとガスタービンを組み合わせた効率の良い発電方式を視野に入れ、建設費は約500億円規模になる可能性もある。東京電力が自社に電力を供給する火力発電所の入札を推進していることから、石油資源開発は将来の入札参加を模索している。同社は「被災地復旧・復興の流れを加速させるため、(LNG受け入れ)基地機能の拡張と発電事業による地元経済の活性化に寄与していきたい」としている。

福島民友   2013年11月28日
--------------------------------------------------------------------------------
福島、使用済み核燃料、初の移送 4号機22体、共用プールに

 東京電力は28日、福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールから取り出した使用済み燃料22体が入った燃料輸送容器(キャスク)を、4号機建屋から新たな保管場所となる共用プール建屋にトレーラーで移送する。

 2011年3月の原発事故以降、原子炉建屋から使用済み燃料が移送されるのは初めて。燃料の移送作業は2回目で、前回(18〜22日)は高い放射線を出さず、比較的リスクの低い未使用燃料22体だった。

 東電は26、27日の2日間で使用済み燃料22体を4号機プール内で容器に収納した。

共同通信   2013年11月28日
--------------------------------------------------------------------------------
韓国、対中バランス苦慮 関係重視も通報なく飛行

 【ソウル=加藤達也】中国が東シナ海上空に防空識別圏を設定したのに対し、韓国海軍のP3C哨戒機は26日、中韓が管轄権を争い、中国が防空識別圏に含めた海中岩礁、離於島(イオド)(中国名・蘇岩礁)上空を中国への通報なしに飛行した。聯合ニュースが報じた。中韓関係を重視する朴槿恵(パク・クネ)政権は中国が23日に防空識別圏を設定して以降、強硬な抗議は控えているが、韓国内では中国への反発や対抗策を求める声が与党内からも出ていた。韓国側は28日の中韓国防次官級の安全保障対話で調整を図りたい考えだ。

 聯合ニュースによると、韓国軍機の飛行は週2回の定期的な哨戒活動の一環。海洋警察庁の航空機も同様に飛行したという。中国外務省が25日の会見で「(韓国との)理解と協調を希望する」などと韓国側の懸念に一定の理解を示したため、朴政権としても、予定を変更せず哨戒活動に踏み切ったとみられる。
 一方、韓国外務省報道官は27日の記者会見で、中国の防空識別圏に両国が排他的経済水域(EEZ)内にあると主張する離於島の上空が含まれたことについて、「離於島は海中の岩礁であり領土ではない。この問題は(中韓間の)領土問題ではなく、周辺水域の管轄権の行使とEEZに関する問題だ」と述べ、海洋境界線画定協議によって問題解決を図る考えを示した。

 「領土紛争」との認識が広まれば韓国のナショナリズムに火が付き、中韓関係を重視する朴政権の外交方針と対立しかねない。発言は国内向けに冷静な対応を求めたものとみられる。

 朴政権は中国と接近することにより、外交・安全保障・経済面で米中間でのバランス政策を推進してきた。しかし今回の防空識別圏問題をめぐっては与党内からも、「積極的で能動的な中国への対応」を要求する声が出ており、今後、韓国内で“中国脅威論”や“中国への対抗論”が高まる可能性も指摘されている。

 韓国側は28日にソウルで開かれる中韓国防次官級安保対話で、国内向けに、中国側から「配慮ある言質」(韓国外交筋)を引き出したい意向とみられる。

産経ニュース   2013年11月28日
-------------------------------------------------------------------------------
中国防空圏「リスク高い」…森本前防衛相が懸念

 前防衛相の森本敏・拓殖大特任教授は27日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、中国が尖閣諸島を含む東シナ海に防空識別圏を設定した問題に関し、「(中国の)軍人が英雄になろうと行動したらリスクは高い」と懸念を示した。
 その上で「防空識別圏をもっと(中国寄りに)引いて作り直すよう、日本がイニシアチブをとり国際社会で中国に働きかけることが重要だ」と述べた。
 また、「(尖閣諸島の)領有権を主張するわけだから、防空識別圏の設定はあると予想していた」と語り、民主党政権の防衛相在任中に今回の事態を想定していたことを明らかにした。

読売新聞   2013年11月28日
--------------------------------------------------------------------------------

右を行くか左を行くか
決断しなくてはならないときが
ありますよね。

そのときに「よし、右へ行くぞ」
と決意する。

「左に行ったほうがよかったかなあ」
なんて思ってはいけません。

「右に行くぞ」と思った
自分の決断を信じること。
突き進むこと。

それで、もし失敗したら、
次は左に行けばいい。
それだけのことです。
(有馬頼底  禅僧)

***************** ***
  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
***************** ***
△top
2013年11月28日(木) 歴史、政治、社会
自衛隊機、通告せず防空識別圏を飛行 中国側、反応なし
朝日新聞デジタル 11月28日(木)13時28分配信
 中国が尖閣諸島(沖縄県)を含む空域に防空識別圏を設定し、飛行の事前通告を求めた問題で、自衛隊機と海上保安庁の航空機が、この空域を中国への通告なしで飛行したことが28日わかった。緊急発進(スクランブル)など中国側の反応はなかったという。

 中国国防省は、防空識別圏に関する指示に従わない航空機には、中国軍などが緊急措置を取る方針を23日に発表していた。海保は飛行した日時や機数は「運用上支障がある」として明らかにしていないが、同日以降に通常業務の一環として東シナ海を飛行した。

 また、防衛省関係者によると、自衛隊機も従来通りの哨戒活動などを変えておらず、自衛隊機、通告せず防空識別圏を飛行 中国側、反応なし
朝日新聞デジタル 11月28日(木)13時28分配信

 中国が尖閣諸島(沖縄県)を含む空域に防空識別圏を設定し、飛行の事前通告を求めた問題で、自衛隊機と海上保安庁の航空機が、この空域を中国への通告なしで飛行したことが28日わかった。緊急発進(スクランブル)など中国側の反応はなかったという。

 中国国防省は、防空識別圏に関する指示に従わない航空機には、中国軍などが緊急措置を取る方針を23日に発表していた。海保は飛行した日時や機数は「運用上支障がある」として明らかにしていないが、同日以降に通常業務の一環として東シナ海を飛行した。

 また、防衛省関係者によると、自衛隊機も従来通りの哨戒活動などを変えておらず、28日までに中国が設定した防空識別圏内を飛行した。
.朝日新聞社

【関連記事】
中国に防空識別圏の即時撤回を要求 自民が決議案
中国の防空識別圏設定「安全損ねる」 ケネディ米大使
韓国「通報せず、航空機通過へ」 中韓の防空圏一部重複
岸田外相「不測の事態招きかねない」 中国の防空識別圏
中国、尖閣に防空識別圏 上空飛行、届け出義務付け
28日までに中国が設定した防空識別圏内を飛行した。自衛隊機、通告せず防空識別圏を飛行 中国側、反応なし
朝日新聞デジタル 11月28日(木)13時28分配信

 中国が尖閣諸島(沖縄県)を含む空域に防空識別圏を設定し、飛行の事前通告を求めた問題で、自衛隊機と海上保安庁の航空機が、この空域を中国への通告なしで飛行したことが28日わかった。緊急発進(スクランブル)など中国側の反応はなかったという。

 中国国防省は、防空識別圏に関する指示に従わない航空機には、中国軍などが緊急措置を取る方針を23日に発表していた。海保は飛行した日時や機数は「運用上支障がある」として明らかにしていないが、同日以降に通常業務の一環として東シナ海を飛行した。

 また、防衛省関係者によると、自衛隊機も従来通りの哨戒活動などを変えておらず、28日までに中国が設定した防空識別圏内を飛行した。
.朝日新聞社

【関連記事】
中国に防空識別圏の即時撤回を要求 自民が決議案
中国の防空識別圏設定「安全損ねる」 ケネディ米大使
韓国「通報せず、航空機通過へ」 中韓の防空圏一部重複
岸田外相「不測の事態招きかねない」 中国の防空識別圏
中国、尖閣に防空識別圏 上空飛行、届け出義務付け
△top
2013年11月28日(木) 歴史
自衛隊機、通告せず防空識別圏を飛行 中国側、反応なし
朝日新聞デジタル 11月28日(木)13時28分配信

 中国が尖閣諸島(沖縄県)を含む空域に防空識別圏を設定し、飛行の事前通告を求めた問題で、自衛隊機と海上保安庁の航空機が、この空域を中国への通告なしで飛行したことが28日わかった。緊急発進(スクランブル)など中国側の反応はなかったという。

 中国国防省は、防空識別圏に関する指示に従わない航空機には、中国軍などが緊急措置を取る方針を23日に発表していた。海保は飛行した日時や機数は「運用上支障がある」として明らかにしていないが、同日以降に通常業務の一環として東シナ海を飛行した。

 また、防衛省関係者によると、自衛隊機も従来通りの哨戒活動などを変えておらず、28日までに中国が設定した防空識別圏内を飛行した。
.朝日新聞社

【関連記事】
中国に防空識別圏の即時撤回を要求 自民が決議案
中国の防空識別圏設定「安全損ねる」 ケネディ米大使
韓国「通報せず、航空機通過へ」 中韓の防空圏一部重複
岸田外相「不測の事態招きかねない」 中国の防空識別圏
中国、尖閣に防空識別圏 上空飛行、届け出義務付け


☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2013年11月28日
30.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
91.戊辰戦争 裏切りの明治維新 (静山社文庫)星 亮一

☆東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月28日
51.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一

「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
149位 ─ 本 > 歴史・地理 > 日本史 > 明治維新
「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
88位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
378位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
--------------------------------------------------------------------------------
敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)の感想・レビュー・書評
koochannさんのレビュー
明治維新の前後を薩長に敗れた側としての会津藩士とその家族の視点から見ま
す。西軍(薩長軍を会津ではこう呼ぶ)の略奪はとても皇軍とは思えないような
酷いものであったことが描かれていますが、それ以上に圧巻は会津滅亡後、高田
藩に預けられ、その後更に、下北半島に入植し新しい斗南藩を築こうと自然の猛
威との闘いの中で過酷な日々を過ごしたこと。荒川勝茂はその中で妻、長男、三
男、長女など家族の多くを失っていった悲痛さが生々しいです。そして明治4年
から35年には小学校教師として会津で教鞭を取ったと言う。晩年の日本刀をバッ
クに家族と撮影した写真の骨っぽい姿は、維新後何年も経た段階であるにも関わ
らずその気骨ある人物を力強く語っています。命を捧げた殿様・松平容保の存在
が年々希薄になっていくことにも、時代に流されていく一士族(市民)の苦難の
人生を感じます。今から140年ほど前の話ではありますが、遠い昔とは思えない
臨場感がありました。
--------------------------------------------------------------------------------
「使用済み」作業開始 第1原発4号機核燃料取り出し

 東京電力は26日、福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールで2回目の燃料取り出し作業を始め、強い放射線と熱を出し続ける使用済み核燃料のうち6体を輸送容器(キャスク)に収納した。2011(平成23)年3月の事故後、1〜6号機プールの使用済み核燃料が取り出されるのは初めて。この日はトラブルはなかった。
 今回は使用済み核燃料22体を取り出す計画で、収納作業は27日終了を見込む。
 18〜22日までの初回の取り出しは全て、比較的危険性が低い未使用燃料。4号機原子炉建屋は水素爆発で大破し、大地震が起きればプールが崩壊する恐れを指摘されており、危険性の高い使用済み核燃料の取り出しが急務となっている。
 26日の作業では、午前中に輸送容器を建屋5階のプールに沈め、午後2時25分ごろに燃料取り扱いクレーンを使った取り出し作業を開始。1体ずつ燃料を取り出し、6体を容器に収納して午後6時30分ごろに作業を終えた。県と原発周辺市町村、有識者でつくる県廃炉安全監視協議会が1体目の取り出しに立ち会った。
 27日に残り16体を収納、容器を建屋から約100メートル離れた共用プール建屋に移送する。4号機に残る燃料は、初回分の未使用燃料22体を共用プールに移したことで、未使用180体、使用済み1331体の計1511体となっている。

福島民友   2013年11月27日
--------------------------------------------------------------------------------
米大使、日本は最重要の同盟国 中国の識別圏設定を批判

 キャロライン・ケネディ駐日米大使は27日、都内で講演し、日本は「(アジア)地域で最も重要な同盟国だ」と強調、フィリピンの台風被害で米軍と自衛隊が協力して支援に当たったと高く評価した。国家安全保障会議(日本版NSC)創設関連法が成立したことを支持、中国が尖閣諸島を含む東シナ海上空に防空識別圏を設定したことを「安全を損ねる」と批判した。大使のスピーチは就任後、初めて。

 講演は、日米友好などを目的とする非営利団体、日米協会と、在日米国商工会議所の共催による歓迎昼食会の場で、約600人を前に行った。

共同通信   2013年11月27日
-------------------------------------------------------------------------------
薩長に対抗心 元水戸藩士嘆願 徳川斉昭「正一位」の背景

 江戸幕府最後の将軍徳川慶喜(よしのぶ)の父で、幕末期に尊王攘夷(じょうい)運動のシンボルだった水戸藩主徳川斉昭(なりあき)(一八〇〇〜一八六〇年)が一九〇三(明治三十六)年、明治政府から最高位の位階「正一位(しょういちい)」を贈られた背景には、元水戸藩士らが連携し、首相や皇族方への熱心な働きかけがあったことが、皇学館大学の上野秀治教授(近世史)による史料分析で分かった。 (吉原康和)
 上野教授は「薩摩、長州の両藩主が先に正一位を贈られたのに、尊王の活動を早くから行っていた斉昭に正一位が追贈されないのはおかしい、という対抗意識もあったのでは」と分析している。
 上野教授は、尊王攘夷派の水戸藩士武田耕雲斎(こううんさい)の五男で、明治時代に検事を務めた武田猛(たけき)から、元水戸藩士で皇后側近の皇后宮(こうごうぐう)大夫だった香川敬三宛ての書簡を分析。二人は当時、元水戸藩士らの顕彰に尽力していた。
 一九〇二年十月の書簡などによると、武田は他の元水戸藩士らと連名で、斉昭に正一位を贈るよう、斉昭と縁戚関係にある有栖川宮(ありすがわのみや)威仁(たけひと)親王と、長州藩出身の桂太郎首相宛て嘆願書を作成。香川に送るとともに、茨城県知事の河野忠三に対し、桂首相宛て嘆願書の上申を依頼した。
 香川は有栖川宮に面談。有栖川宮から首相に直接依頼するようにと助言を受け、首相に面会したことを武田に知らせた。河野も武田の申し入れを快諾し、内務省を経由しないで首相宛ての嘆願書を上申した。
 こうした嘆願の一年前には、薩摩藩主の島津斉彬(なりあきら)と長州藩主の毛利敬親(たかちか)に、正一位が贈られていた。首相宛ての嘆願書には、幕末期の斉昭の功績を列挙した上で「島津斉彬、毛利敬親二卿勤王ノ功労ヲ録セラレ正一位追贈下賜(かし)ノ恩命アリシ例ニ準ジ」と、両藩への対抗心をにじませていた。
 上野教授は「正一位という最高位を迅速かつ確実に実現するために、首相への直接嘆願となったのでしょう」と話している。
<位階> 栄典の一種で、国家に功績のあった者に授与される。正一位は最高位で、江戸時代は摂政・関白経験者や将軍の死後に贈られた。明治以降に正一位を贈られたのは岩倉具視(ともみ)や徳川光圀(みつくに)ら12人。幕末期に尊王派として奔走し、命を落とした者にも功績に応じて贈られた。

東京新聞   2013年11月27日
--------------------------------------------------------------------------------

難しい専門用語で話をしたところで、
相手にはほとんど伝わらない。

話は相手に伝わって、
はじめて意味を成す。

自分の言いたいことを
言うのではなく、
相手に伝えることを
第一に考えるべきだ。

相手に話が伝わらないというのは、
相手のレベルが低いのではなく、
自分の話すレベルが低い
と心得るべきである。
(新井白石※オリジナル現代語訳)

***************** ***
  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
***************** ***
△top
2013年11月27日(水) 歴史、政治、社会
---------------------------------------------------------------------------------
☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2013年11月27日
19.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
37.偽りの幕末動乱 (だいわ文庫)星 亮一
38.戊辰戦争 裏切りの明治維新 (静山社文庫)星 亮一
54.新選組と会津藩 彼らは幕末・維新をどう戦い抜いたか (平凡社新書)星 亮一
79.奥羽越列藩同盟 (中公新書)星 亮一
86.会津藩VS長州藩―なぜ“怨念”が消えないのか (ベスト新書)星 亮一
97.幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望星 亮一

☆東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月27日
47.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一

「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
74位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
321位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
--------------------------------------------------------------------------------
「幕末の会津藩 」 星  亮一 著   中公新書
会津若松藩主松平容保が京都守護職を拝命し動乱の京に向かうところから、
鳥羽伏見の戦いを経て、戊辰戦争が始まるまでの京における会津藩主従の苦悩の
日々を「幕末会津藩往復文書」によって明らかにされます。孝明天皇が如何に会
津藩を頼みにし、松平容保を如何に信頼しまた容保も天皇の意に添おうとしたか
が描かれています。戊辰戦争に至るまでの会津藩の苦悩が克明に描かれた歴史書
です。著者の「奥羽列藩同盟」「敗者の維新史」と合わせて読むと戊辰戦争にお
ける会津藩の悲劇と憤怒がよく理解できます。歴史好きな方にお奨め。(7/22)
--------------------------------------------------------------------------------
原発情報「秘密化」危惧 秘密保護法案、福島で公聴会

 機密を漏らした公務員らへの罰則を強化する特定秘密保護法案をめぐり、衆院国家安全保障特別委員会は25日、福島市で初の地方公聴会を開き、浪江町の馬場有町長や有識者ら7人が意見陳述した。意見陳述人は、汚染水漏れなどトラブルが続発する東京電力福島第1原発の情報が、漏えいを禁じる「特定秘密」に指定されるという懸念を相次いで表明、逆に国に情報を積極的に開示するよう方針転換を求めた。
 公聴会で、法案に賛意を示す意見はなかった。馬場町長は、原発事故直後に放射性物質の拡散分布を予測する「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」の情報が公表されず、町民が無用に被ばくしたと主張。「情報公開が一番大切だ。(法案は)十分に論議を尽くすべき」と訴えた。

福島民友   2013年11月26日
--------------------------------------------------------------------------------
18歳未満「避難者」2万7617人 県外は1万5000人割る

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の影響で県内外に避難する18歳未満の子どもの数(10月1日現在)は2万7617人となり、半年前の前回調査(4月1日時点)と比べて1531人減少した。県外避難者数が1万4149人(前回比1667人減)とこれまでの調査で最も大きい下げ幅となり、1万5000人を割った。県が25日、県災害対策本部会議で報告した。
 避難者が子どもを連れて少しずつ県内に戻る傾向も見せており、県内避難者数は1万3468人(同136人増)の微増となった。
 県内外の避難者数の合計を市町村別で見ると、最多は南相馬市の5427人。前回まで3000人を超えていた浪江町は2876人、福島市は2630人で、ともに3000人を下回った。このほか、いわき市2636人、富岡町2430人、郡山市2406人、大熊町2236人と続いた。

福島民友   2013年11月26日
-------------------------------------------------------------------------------
日中が開戦した場合、わが国を援護してくれる国は2カ国のみ=中国

サーチナ 11月24日(日)14時48分配信

 尖閣諸島(中国名:釣魚島)をめぐり、日中関係の悪化が続いている。中国は23日、尖閣諸島を含む東シナ海に「防空識別圏」を設定したと発表したが、これによって日中の東シナ海をめぐる対立に新たな火種が持ち込まれたことになる。

 中国メディアの米爾網は24日、「尖閣諸島をめぐって日中が開戦した場合、中国を援護してくれる国はパキスタンと北朝鮮の2カ国しかない」と報じた。

 対インドという点で利害が一致している中国とパキスタンは2005年4月に軍事や安全保障、経済、政治などの分野において「善隣友好協力条約」を締結している。

 中国の李克強首相が13年5月にパキスタンを訪問した際、パキスタン側は中国が抱えるすべての問題において中国と同じ立場を取るとし、「中国に対する主権侵犯はパキスタンへの主権侵犯と同様である」と主張した。

 また、中国のもう1つの盟友は北朝鮮だ。中国と北朝鮮は1961年に「中朝友好協力相互援助条約」を締結しており、一方が武力攻撃を受けた際にはもう一方が即時かつ全力の軍事援助を提供することが定められている。

 近年、中朝関係は悪化の一途をたどっているが、それでも北朝鮮は中国にとっての「盟友」と言っても差し支えないだろう。(編集担当:村山健二)

サーチナ   2013年11月24日
--------------------------------------------------------------------------------


人に言われたことを
そのまま受け取っていてはいけない。

その言葉の真意、出所を
しっかり押さえなくてはならない。
(新井白石※オリジナル現代語訳)



***************** ***
  戊辰戦争研究会!
http://boshi
△top
2013年11月26日(火) 歴史、政治、社会
☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2013年11月26日
15.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
20.戊辰戦争 裏切りの明治維新 (静山社文庫)星 亮一
29.幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 星 亮一
91.偽りの幕末動乱 (だいわ文庫)星 亮一

☆東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月26日
32.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一

「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
61位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
251位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
--------------------------------------------------------------------------------
会津藩VS薩摩藩 なぜ袂を分かったか 星亮一 ベスト新書 2008年

 幕末は理解しにくい。それは幕府と朝廷の政権交代に伴う諸藩の思惑が入り乱れているからである。それまで共に戦っていた藩が突然裏切り、明治政府が確立した後も手を結んだ同士が分離する。
 この本は幕末の中でも会津と薩摩を取り上げ、討幕直前までは手を組んでいたはずの両藩がどういった経緯で別れ、戦ったのかを整理して紹介しています。
 まずは会津落城から。朝敵となった会津藩は城を明け渡すことになったが、その際に使者となったのは薩摩藩。会津・薩摩・長州のいずれの藩も戦という魔物に翻弄されながら、勝者と敗者に分かれます。そこで見せた諸藩の態度を最初に持ってきています。
 次に時代を遡って、会津・薩摩各藩の成り立ちを書きます。幕末の京都に至って会薩が協力して長州を追い、黄金時代を築いたわずかな日々を、そして敵であった長州と薩摩が同盟を結んで会津を天下に弓引く存在に仕立て上げ戊辰戦争に突入していく過程を時間軸どおりに並べ、会津が悲劇に転落して本は終わりを迎えます。
 難しいことは一切無く、登場人物は多いけれども簡潔な説明がなされているので分かりやすいです。点々としか知らなかった幕末の事件や人物、諸藩の事情や思惑、歴史的な流れが一冊にまとまっています。佐幕派、討幕派どちらの方にもおすすめできると思います。
 文章の語り口が現代語なので、時代小説にやや傾いたような空気ではないです。それを現代っぽくて読みやすいとするか、幕末の匂いを強く感じたいと思うかは個人の好みの分かれるところです。
--------------------------------------------------------------------------------
避難住民「無念」「中途半端」 原発周辺・国有化方針

 政府が中間貯蔵施設の建設のため東京電力福島第1原発周辺約15平方キロの国有化方針を固めたことを受け、第1原発が立地する双葉、大熊両町の避難住民らからは23日、国の姿勢を批判する声などが上がった。
 双葉町からいわき市の仮設住宅に避難する自治会長の斉藤宗一さん(63)は、国有化されるとみられる郡山地区で農業を営んでいた。「自宅だけでなく、墓など先祖から代々受け継いできたものが失われてしまう。帰りたくても帰れない。悔しさや無念な気持ちは強くある」と唇をかむ。
 埼玉県加須市の借家に中学生の長女と暮らす無職鵜沼友恵さん(38)の自宅は、第1原発5、6号機のある細谷地区。「中途半端に区割りされるよりも、いっそ町全体を一律にやってもらった方がと感じてしまう」と話す。
 大熊町から会津若松市の仮設住宅に避難する無職谷本イイノさん(77)は「線量の低い所はたとえ帰れても若い人は住まない。町は帰れるようにすると言っていたのに墓参りもできなくなる」と嘆く。

福島民友   2013年11月24日
--------------------------------------------------------------------------------
中国、日本の抗議に「断固反対」…防空識別圏

 【北京=五十嵐文】中国の国防省と外務省の報道官は25日、中国が東シナ海に防空識別圏を設定したことに対する日本の抗議について、「全く受け入れられない」「断固として反対する」とする談話をそれぞれ発表した。

 米政府が中国の防空識別圏の設定に懸念を表明したことについても、鄭沢光外務次官補が米国のロック中国大使に抗議したことを明らかにした。

読売新聞   2013年11月25日
--------------------------------------------------------------------------------
戦時徴用訴訟で韓国に警告 政府、敗訴確定なら「国際司法裁に提訴」

 韓国で戦時中の韓国人徴用に対し、日本企業に賠償支払いを命ずる判決が相次いでいる問題を受け、日本政府が韓国政府に対し、日本企業の敗訴が確定した場合は「重大な国際法違反だ」として、国際司法裁判所(ICJ)への提訴など法的対応を取る方針を伝えていたことが24日、分かった。来年早々にも韓国最高裁の判決が出る可能性があり、日本政府は被告となっている日本2企業に対し、安易に賠償命令に従わないよう求めるなど準備を進めている。

 日本政府関係者によると、今月8日にソウルで行われた日韓次官級協議で、杉山晋輔外務審議官と韓国の金(キム)奎顕(ギュヒョン)外務第1次官が徴用工問題についても話し合った。

 杉山氏は、日本企業の賠償責任について、巨額の賠償金と引き換えに両国間の請求権放棄を定めた昭和40年の日韓請求権協定により「『完全かつ最終的に解決済み』と確認した」と強調。元徴用工の個人請求権を認めたソウル高裁の判決自体が「明確な国際法違反だ」とし、日本側が賠償を支払う義務がないことを改めて指摘した。

さらに、韓国最高裁で日本企業の敗訴が確定した場合、日韓請求権協定に基づき韓国側に協議を求める方針を伝えた。韓国側が協議に応じなかったり、協議が不調に終わったりしたら、ICJへの提訴のほか、第三国の仲裁委員を入れた処理を検討すると表明した。

 日韓外交筋によると、韓国政府は司法権の独立などを理由に、裁判に関与することに否定的な見解を示した。杉山氏は、仮に韓国側が日本企業に対する財産差し押さえなどを行えば、「日韓関係が相当深刻な事態になる」と警告した。

 日本政府は、韓国最高裁の判決を控え、新日鉄住金と三菱重工業と協議を重ねており、2企業の敗訴が確定しても賠償金を支払わないよう求めている。両社が賠償金支払いに応じてしまったら日韓請求権協定を日本側から覆すことになるからで、両社とも日本政府に理解を示しているという。

産経新聞   2013年11月25日
--------------------------------------------------------------------------------

危険を冒して
前へ進もうとしない人、

未知の道を
旅しようとしない人には、

人生はごくわずかな景色しか
見せてくれないんだよ。
( シドニー・ポワチエ  俳優 )


***************** ***
michiko@patedison.co.jp (^_^)
  戊辰戦争研究会!



防空圏設定、民間にも影 日航・全日空、中国に飛行計画
朝日新聞デジタル 11月26日(火)0時16分配信



日中の防空識別圏と中国軍機の飛行ルート
 中国が尖閣諸島(沖縄県)の上空を含む空域に戦闘機が緊急発進する基準となる「防空識別圏(ADIZ)」を初めて設定したことについて、安倍政権は25日、東シナ海で不測の事態を招きかねないとして撤回を要求した。中国側は主張の正当性を繰り返しており、両国間の隔たりは大きい。

■安倍政権、撤回を要求

 【園田耕司、工藤隆治】「尖閣諸島の領空があたかも中国の領空であるかのごとき表示で、全く受け入れることができない。一切の措置の撤回を求めている」

 安倍晋三首相は25日の参院決算委員会で、中国の対応を強く非難。外務省の斎木昭隆事務次官も同日、中国の程永華(チョンヨンホワ)大使を同省に呼び、改めて撤回を求めた。

 防衛省は神経をとがらせている。日本の防空識別圏と中国が設定した防空識別圏とは東シナ海で重なり合い、航空自衛隊が24時間態勢で地上レーダーや早期警戒機で監視する。中国が識別圏設定を発表した23日には中国軍の情報収集機が尖閣諸島の北の領空から約40キロの空域まで接近し、空自の戦闘機が緊急発進した。防衛省幹部は「現場での緊張感は高まっている」と語る。

 日本の防空識別圏は、在日米軍が飛行運用のために設定したのが始まりで、軍事衝突を避けるためにロシアが実効支配する北方領土や韓国が実効支配する竹島の上空は含まれていない。ケネディ米駐日大使が25日の岸田文雄外相との電話会談で、日米で緊密に連携することを強調したのも、こうした経緯が背景にある。

 民間航空機にも影響が及ぶ。日本航空によると、中国民用航空局が23日付で防空識別圏の設定を通知し、識別圏を通過する航空機の飛行計画を事前提出するよう求めてきた。

 そのため台湾と香港線の定期便について、23日から中国に飛行計画を提出。日航は「安全が第一。中国が求めている以上、万一の事態を避けなくてはいけない」と説明する。全日空も24日から同様の対応を取る。

 国土交通省は、中国側の通知を23日に航空各社に口頭で伝えたが、従うべきか否か判断を示していない。同省航空局の担当者は「各社の安全上の判断には何とも言えない」と口を濁す。

朝日新聞社
△top
2013年11月25日(月) 歴史、政治、社会
猪瀬氏に5000万 「個人の借り入れ」は通らない(11月24日付・読売社説)
 極めて不自然な現金の授受である。

 昨年12月の東京都知事選で初当選した猪瀬直樹知事が、強制捜査を受けた医療グループ「徳洲会」側から選挙前に5000万円を受け取っていた。

 猪瀬知事は昨年11月、グループ創業者の徳田虎雄・元衆院議員を訪ね、知事選への支援を要請した。その後、徳洲会側から資金提供に応じるとの申し出があり、次男の徳田毅衆院議員から議員会館で5000万円を渡されたという。

 現金の趣旨は何だったのか。

 選挙運動のためであれば、公職選挙法に基づき、選挙運動費用収支報告書に記載しなければならない。知事の収支報告書に5000万円の記載はない。

 知事は記者会見で「選挙活動で預金が底をつくかも分からず、個人として借りた」と述べた。選挙資金ではないから、公選法に抵触しないとの主張だろう。

 だが、選挙運動に充てる可能性もあったと解釈するのが自然ではないか。支援を要請したのは告示が間近に迫った時期だった。

 借用書を渡したと語ったものの、記載内容は明確でない。5000万円は無利子、無担保だったという。常識からかけ離れた現金のやり取りだったと言えよう。

 猪瀬知事が主張するように、個人の借り入れだったとしても問題はある。都条例は、借入金などを資産報告書に記載するよう義務付けているが、知事は記載していなかった。問題が発覚した22日になって、資産報告書を訂正した。

 返済時期も不自然である。知事は、東京地検特捜部が公選法違反容疑で徳洲会東京本部などの強制捜査に乗り出した直後の今年9月下旬、全額を返していた。

 知事は「今年1〜2月に返すと伝えたが、チャンスがなかった」と説明している。捜査の進展を受け、慌てて返済したのではないかとの疑念はぬぐえない。

 都道府県知事は病院などの開設を許可する権限を持つ。開設後も指導監督する立場にある。

 都内には徳洲会グループの病院と介護老人保健施設が存在する。猪瀬知事は、徳洲会側への便宜供与を否定したが、そもそも資金の受領自体、規範意識に欠ける。

 都知事は、2020年東京五輪・パラリンピックの開催準備で、中心的役割を担う。今回の問題が、せっかくの五輪ムードに水を差したのは残念である。

 問題が長引けば、都政にも支障を来しかねない。知事は早急に説明を尽くすべきである。

(2013年11月24日01時49分 読売新聞)

<福島第1原発>除染遅々、見えない復興…地方選現職6敗目
毎日新聞 11月24日(日)23時8分配信

 福島県で24日、任期満了に伴う二本松市長選と広野町長選が投開票され、いずれも現職が新人に敗れた。同県では今年度、東京電力福島第1原発事故後の対応を巡り、17日の福島市長選をはじめ現職首長の落選が相次ぎ、これで6敗に。両市町とも人口は事故前の水準に戻らず、将来展望を見いだせていない。

 二本松市長選は、無所属新人で前市議の新野(しんの)洋氏(62)が、3選を目指した無所属現職の三保(みほ)恵一氏(64)を破り初当選した。

 同市は国の資金で自治体が除染する「汚染状況重点調査地域」に指定されているが、除染達成率は44%(10月末現在)にとどまる。人口は震災前の5万9656人(2011年3月1日現在)から5万6909人(今年11月1日現在)に減少。敗れた三保氏は「除染は進めたが、放射能への不安が(市民から)首長に寄せられた。現職が敗れる大きな潮流の中での選挙だった」と話した。

 一方、広野町長選は無所属新人で前町議の遠藤智氏(52)が3選を目指した無所属現職の山田基星(もとほし)氏(65)を破り初当選。同町は原発事故で緊急時避難準備区域に指定され、解除後の12年3月に役場機能を同県いわき市から戻したが、町民5235人のうち帰還したのは1191人(22日現在)だけ。山田氏は「国の動きが遅く、町民の皆さんに目に見える形で(復興の)説明ができなかった」と敗戦の弁を述べた。【高橋隆輔、中尾卓英、喜浦遊】

 ◇福島県で現職が立候補した今年度の首長選

 市町村  投開票日

 郡 山 市 4月14日 ×

 西会津町  7月21日 ○

 富 岡 町 7月21日 ×

 いわき市  9月8日 ×

 泉 崎 村 10月13日 ○

 会津美里町*10月22日 ○

 福 島 市 11月17日 ×

 二本松市  11月24日 ×

 広 野 町 11月24日 ×

 注)現職当選=○、落選=×。*は告示日で無投票
政治社会人
福島の首長選また現職落選 二本松市長選も広野町長選も
朝日新聞デジタル 11月24日(日)20時49分配信

 福島県の二本松市長選と広野町長選が24日、投開票され、いずれも現職が落選した。同県内の首長選では、東京電力福島第一原発事故後の除染や復興の遅れから住民の不安や不満が募り、福島市や郡山市などで相次いで現職が敗れている。現職落選ドミノがとまらない。

■二本松市長に新野氏

 二本松市長選では、無所属新顔で前市議の新野洋氏(62)が、3選をめざした無所属現職の三保恵一氏(64)を破り、初当選した。新野氏は1万5632票、三保氏は1万4930票と小差だった。

朝日新聞社

最終更新:11月24日(日)22時12分



☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2013年11月25日
23.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
44.幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望  星 亮一
48.勝海舟と明治維新の舞台裏 (静山社文庫)星 亮一
100.会津戦争全史 (講談社選書メチエ)星 亮一

☆東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月25日
13.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一
95.会津藩 斗南へ―誇り高き魂の軌跡 星 亮一

「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
31位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
125位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
--------------------------------------------------------------------------------
会津藩はなぜ朝敵か 星  亮一 著 ベスト新書
幕末の会津藩主「松平容保(まつだいらかたもり)」は京都守護職に任命され、孝明天皇のあつい信認を受け、更に「天皇が頼りりに思うのは容保」と言う内容の天皇の手紙を片時も肌身離さぬほどでした。孝明天皇の突然の崩御により、容保はそのよりどころをなくしてしまいますが、将軍徳川慶喜の命によりやむなく守護職を続けます。鳥羽伏見の戦いで、徳川慶喜と共に江戸に逃れます。のちの明治幼帝を手中にした薩摩長州藩は、江戸城を無血開城させたあとも、会津藩を攻撃し、城明け渡しと、容保の首を要求。会津藩は戦わざるをえない状況が生まれます。偽の「勅書」により会津藩が朝敵とされたことが明らかにされています。会津藩の悲劇がここからはじまります。幕末の歴史に興味のある方にお奨め。(8/31)
--------------------------------------------------------------------------------
2回目は使用済み燃料 26日にも取り出し着手

 東京電力福島第1原発4号機核燃料プールからの燃料取り出し作業で、東電が26日にも2回目となる燃料取り出しに着手することが23日、関係者への取材で分かった。初回に取り出したのは未使用燃料だったが、2回目の22体は全て使用済み燃料。第1原発1〜6号機プールの使用済み燃料が取り出されるのは2011(平成23)年3月の事故以来、初めて。
 4号機原子炉建屋は水素爆発で大破。建屋を補強したものの、大地震が起きればプールが崩壊する恐れを指摘されており、強い放射線と熱を出し続ける使用済み燃料の取り出しが急務となっている。
 プール内には燃料を傷つける恐れのある細かながれきが散乱しており、県幹部は「未使用燃料を取り出した初回の作業よりも一層徹底した慎重さが求められる」と指摘する。県や原発周辺市町村、専門家でつくる県廃炉安全監視協議会も26日に現地で取り出し作業を視察する。

福島民友   2013年11月24日
--------------------------------------------------------------------------------
米、中国に「強い懸念」伝える 防空識別圏設定で

 【ワシントン共同】米政府は中国が東シナ海上空に防空識別圏を設定したことに関し、地域の緊張を高めるとして「強い懸念」を中国側に伝えた。ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)が23日、明らかにした。ケリー国務長官、ヘーゲル国防長官も防空識別圏設定を批判する声明を出した。中国側が反発するのは確実だ。

 NSCは、中国による防空識別圏設定は「米国や同盟国の利益に影響を与える」と批判。日本が実効支配する沖縄県・尖閣諸島に日米安保条約が適用されることを念頭に置いているとみられる。

共同通信   2013年11月24日
--------------------------------------------------------------------------------
小泉氏の脱原発発言が福井に波紋 「核のごみ」議論深まる可能性

 安倍晋三首相に脱原発にかじを切るよう強く促す小泉純一郎元首相の発言が、福井県内にも波紋を広げ始めている。電力業界は「無責任な発言」と批判する一方、原子力政策をめぐる動向に与える影響を注視している。脱原発派は「まっとうな意見」と歓迎する向きが強い。ただ小泉氏が問題視する放射性廃棄物の処分問題は「どちらにしても解決しなければならない」(田中宏典県議=自民党県政会)のが現実。小泉発言を契機に原子力政策最大の懸案について議論が深まる可能性もある。

 ■議連立ち上げへ

 「放射性廃棄物の最終処分場もないのに原発を進めるのは無責任だ」「原発ゼロでも経済成長できる」「即ゼロの方がいい」―。小泉氏は10月以降、脱原発の主張を強め、最近は「判断力、洞察力の問題」と安倍首相を名指しして政策変更を迫っている。

 高い支持率を背景に長期政権を実現した元首相の発言に国政は揺れている。自民、公明と民主の3党は20日、最終処分問題を議論する議員連盟を臨時国会中に設置することで合意した。その動きの中心にいるのは自民党資源・エネルギー戦略調査会会長である本県選出の山本拓衆院議員。「発言に目新しさはなく、触発されたわけでもない。議連の立ち上げはむしろ遅れた」とした上で、関心を集める効果はあったと語る。

 「エネルギー資源の乏しい日本で原発ゼロは簡単にできない。責任がないから言えるだけ」。県内の電力関係者はこう切り捨てる。「何か思惑があるのか、単なる思いつきなのかがまだ見えない」と戸惑いの声もあるが、別の関係者は「われわれが何かできる相手ではない」と静観する。

 一方、反原発の佐藤正雄県議(共産党)は「放射性廃棄物の最終処分問題を意識し、原発は推進できないという認識に立ったのはまっとう」と評価。推進した立場の首相経験者が、自戒を込めて原発からの撤退を訴える政治的インパクトは大きいとみている。

 ■地層処分是か非か

 “核のごみ”をどこに処分するのか。脱原発派が「原発はトイレなきマンション」と批判してきたこの問題は解決の見通しが全く立っていない。

 使用済み核燃料を再処理する過程で生まれる高レベル放射性廃棄物について、国はガラスで固めて地下300メートルより深い場所に埋める「地層処分」を推進してきたが、公募による候補地選定は頓挫している。原発の廃炉作業で出てくる低レベル放射性廃棄物の処分地も決まっていない。

 日本学術会議は昨年9月、地層処分する現行政策を抜本的に見直し、数十年から数百年間の「暫定保管」に転換するよう提言した。一方で最終処分地選定に向けた資源エネルギー庁の作業部会では、地層処分を前提に政府が適地を全国的に示す方針に転換する方向で議論が進んでいる。

 原発立地地域選出の田中宏典県議は「小泉氏がはっきり問題提起している以上、国の考えはこうだと言う必要がある」と話す。年内に策定するエネルギー基本計画の中で明確に方針を示すことで対応していくべきだと訴えている。

福井新聞   2013年11月23日
--------------------------------------------------------------------------------


人生の終わりに来たとき、
みなさんはテストに
合格しなかったこととか、
裁判に負けたこと、

あるいは取引を
まとめられなかったことなど、
決して後悔しないでしょう。

夫や子供、友人、あるいは、
親と共に過ごさなかった時間を
後悔することになるのです。
( バーバラ・ピアーズ・ブッシュ  第41代アメリカ合衆国大統領夫人 )
△top
2013年11月24日(日) 歴史、政治、社会
---------------------------------------------------------------------------------
☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2013年11月24日
16.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
73.幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望  星 亮一

☆東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月24日
50.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一

「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
103位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
411位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
--------------------------------------------------------------------------------
星亮一と幕末

ここのところ続けて「星亮一」氏の著作を読みました。
星さんは仙台市で1935年生まれました。
多くの著作のほとんどは会津藩に関するもので、新選組・白虎隊に興味のある方なら
一冊は読んでいると思います。
星さんの語る戊辰戦争はわかりやすいです。
書かれる文章は冷静でおだやかですが「会津は朝敵ではなかった」・・・・これが強く根底にあります。
幕府や薩長をただ悪く言うのではなく、会津の失敗も認めた上での意見は信用できると感じました。

敗者の維新史/会津藩士荒川勝茂の日記(中公新書)
よみなおし戊辰戦争/幕末の東西対立(ちくま新書)
会津藩はなぜ「朝敵」か(ベスト新書)
最後の将軍徳川慶喜の無念

「敗者の維新史」と「よみなおし戊辰戦争」は、2冊を合わせ再編され三修社から「戊辰の内乱」として出ています。

「よみなおし戊辰戦争」の最初に、著者が青森で会津藩士内藤介右衛門の末裔と会う話があります。星さんはそこで「泣血氈」を手渡されるのでした。
「泣血氈」とは歴史的な毛氈(もうせん)です。
会津藩は籠城の果てに慶応4年9月に降参しました。
追手門外で降伏式に臨んだ折、松平容保が椅子に座る敵の軍監に降伏謝罪の嘆願書を差し出しました。
このとき容保が立った真っ赤な毛氈を重臣たちが分け合い、いつかの日かこの屈辱を晴らさんと誓ったといいます。
この毛氈を秋月悌次郎が「泣血氈」と名づけました。

「先祖の血と涙がしみついた」毛氈を預かり、星さんはこれを見つめながら
会津の作品を書き続けることにしたいと思ったそうです。
末裔の方も星さんの著作から、正しい歴史(自分たちの祖先の無念)を伝えてくれる人として
信頼されたのだと思います。
「徳川慶喜の無念」は慶喜の動きを中心とした幕末〜明治について書かれています。
これを読むと慶喜も不運な人だと思います。
自分の後ろ盾になるはずの水戸藩(親にも家臣にも)に足を引っ張られてばかりです。
そのため大奥から嫌われ14代将軍になりそこねたり、ただでさえまとまりのいない幕閣で孤立無援になったりしてしまいます。
一ツ橋家は藩でないから大きな武力を持っていない。尊王攘夷派の水戸は命を狙ってくる。
頼るのは会津藩のみ・・
慶喜の弟を養子に取らされた会津藩はもっと不運としかいいようがないです。

「敗者の維新史」の会津藩士の日記を読むと、徳川慶喜も勝海舟もずるい人だと感じます。
ただ生き残ったというだけでなく、食うものや住むことに困らなかったというだけで恵まれすぎていたと思うのです。
共に妻や子どもたちだけでなく妾とも呼べる女性たちと一緒に広大な屋敷に住み、なに不自由なく暮らし人生を全うしました。
慶喜も海舟も奥羽越の戦争を無視し、終わっても手を差し伸べませんでした。
存命中に書かれた慶喜の伝記にも無念の思い、将兵たちへの思いやりのことばはなかったといいます。

徳川家康の再来と言われた徳川慶喜は、その英才を生かす時代に生まれなかったということでしょうか。
幕末で活躍した人たちを知るたび、時代に生かされた人とそうでない人がいるのだと感じています。
坂本龍馬も高杉晋作も明治を見ずに亡くなりましたが、彼らが新政府で活躍できたかはわかりません。「あのとき」を生きるようにと歴史の手が彼らをそこに配置したと思います。
--------------------------------------------------------------------------------
第1原発周辺を国有化へ 15平方キロ、地権者数千人

 東京電力福島第1原発事故に伴う除染で発生した汚染廃棄物などを長期保管する中間貯蔵施設を建設するため、政府が第1原発周辺の土地約15平方キロを購入して国有化を進める方針を固めたことが22日分かった。除染を所管する環境省の石原伸晃大臣が12月前半、本県を訪れて、佐藤雄平知事や地元4町の首長に施設建設の同意を正式に要請する。
 国有化する土地は東京ドーム約320個分に相当し、地権者は数千人に上る。国が住民や地元自治体の同意を得た上で、中間貯蔵施設の建設を急ぎ、遅れが目立つ除染の加速化を図る方針だ。

福島民友   2013年11月23日
--------------------------------------------------------------------------------
「本圀寺事件」テーマに展示 県立博物館

藩士があだ討ちにあう前にしたためた決別の扇子などの資料で事件を紹介する企画展(鳥取市の県立博物館で)

 幕末の京都で、鳥取藩の尊皇攘夷(そんのうじょうい)派藩士22人が佐幕派の重臣を襲撃した「本圀寺(ほんこくじ)事件」をテーマにした企画展「鳥取藩二十二士と明治維新」(読売新聞鳥取支局後援)の内覧会が22日、鳥取市東町の県立博物館であった。企画展は23日〜12月23日で、約190点の資料で、事件を中心に幕末から明治維新の鳥取の歴史を振り返る。

 事件は1863年(文久3年)、鳥取藩主の政治姿勢について、京都市中に「逆賊」などと中傷の貼り紙が出されたのが発端。尊皇攘夷派の藩士は、重臣がこの事態を招いたとして、京都・本圀寺で4人を襲撃、殺害・自刃に追い込んだとされる。藩士ら5人も後に、あだ討ちにあい死亡した。

 企画展は事件から150年の節目を迎えたことから、同博物館が企画。会場には事件を起こした藩士の写真や肖像画、後に事件を記した書籍などのほか、重臣を切ったとされる藩士の刀や、藩士らがあだ討ちにあう数日前に決別の言葉をしたためた扇子なども展示している。

 担当者は「事件が起きた背景や与えた影響を考え、激動の時代に生きた人々の信念を感じ取ってもらえれば」と話している。

 入館料は一般600円で大学生以下と70歳以上は無料。問い合わせは同博物館(0857・26・8042)へ。

読売新聞   2013年11月23日
--------------------------------------------------------------------------------

チャンスって、実は
その辺にたくさん
転がっているんですよ。

でも、準備ができていないと、
気付かない。
( 秋田豊  サッカー指導者 )


***************** ***
michiko@patedison.co.jp (^_^)
  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
  みちこの幕末日記!
http://blog2.patedison.co.jp/
  そうだったのね、日本史!
http://www.geocities.jp/sou_nihonshi/
*********
△top
2013年11月23日(土) 歴史、政治、社会
☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2013年11月23日
17.幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望  星 亮一
18.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
86.会津藩VS長州藩 (ワニ文庫)星 亮一
87.会津藩VS長州藩―なぜ“怨念”が消えないのか (ベスト新書)星 亮一
88.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一

☆東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月22日
41.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一
78.会津藩 斗南へ―誇り高き魂の軌跡 星 亮一

「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
97位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
420位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
--------------------------------------------------------------------------------
星亮一『会津落城』 ( 劇団バッコスの祭主宰の連続恣意的漫談 )

戊辰戦争の悲劇を、
悲劇的にでなく、
冷静かつ多角的に描く良書。
臨場感もある。

戦術というものの重要さを思い知らされる。
と言っても官軍の戦術が特別優れていたわけではない。
会津軍にしっかりとした軍師が一人でもいれば、
勝利はならずとも善戦は可能だったのであろう。
--------------------------------------------------------------------------------
福島第1原発 破損燃料、新たに4体 廃炉工程影響必至

 福島第1原発の使用済み核燃料プールに東日本大震災前に破損した核燃料が80体あった問題で、東京電力は21日、新たに4体の破損燃料をプールに保管していたことを明らかにした。計84体となり、廃炉工程に影響が出る可能性がある。
 東電によると、4体は第1原発5、6号機に各1体、第2原発2号機に2体。いずれも震災前に破損し、各原子炉建屋内の燃料プールで長期間保管している。同社は詳しい破損時期、状況を調べている。
 破損燃料の中で廃炉作業の進む1〜4号機に計80体あり、このうち18日に燃料取り出しの始まった4号機に3体保管されている。80体の大半がひび割れで、他は小さな穴が空いている。1973年に初めて破損が発覚したという。
 国内で原発が稼働して以来、破損燃料をプールから取り出して移送した実績はない。4号機の取り出しでも破損燃料は作業が難しく、後回しにされている。廃炉工程では1〜3号機からも取り出す予定で、作業が難航し、工程通りに進まなくなる可能性がある。
 破損燃料からは放射性希ガスのキセノン133(半減期5.25日)やクリプトン85(10.8年)が放出され、通常燃料と別に保管されている。
 元原子炉設計者で芝浦工大非常勤講師の後藤政志さんは「ひび割れた燃料は取り出しの際、強い放射線を出し、作業を阻む可能性がある。廃炉工程に与える影響は大きい」と指摘している。

[廃炉工程]第1〜3期に分かれ、4号機プールからの燃料取り出し開始で第2期に入った。1〜4号機プールにある計3106体を2020年ごろまでに取り出す。第3期は20年度以降で1〜3号機で溶融した燃料を取り出す。廃炉完了は40〜50年と見込まれる。

河北新報   2013年11月22日
--------------------------------------------------------------------------------
放射性廃棄物 政府は最終処分に責任を持て(11月22日付・読売社説)

 原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場の用地確保へ向け、政府の取り組みを強化する必要がある。

 経済産業省の有識者会議が、候補地の確保に関し、政府が前面に出て進展を目指すという新たな方針を打ち出した。

 現在は市町村からの応募を前提としている。地域の意思を重視するという理由からだ。政府も「待ち」の姿勢に終始してきたが、2002年の公募開始から、これまで候補地は見つかっていない。

 現状を打開するため、有識者会議が「安全に処分できる地域を国の責任で示す」とする方針を示したのは適切な判断と言えよう。

 新たな方針は、最終処分場の選定に成功したスウェーデンと同じ手法だ。日本でも、候補地探しの前進を期待したい。

 高レベル放射性廃棄物は、火山などのない安定した地盤の地域を選び、地下300メートルより深い地層に埋設する計画だ。

 海外も同様の方法を採用している。適した場所を選べば、10万年以上、安定して廃棄物を処分できるためだ。放射能は時間とともに減少し、約1000年後には99%以上が消滅する。

 最終処分場の技術や安全性に対する理解が、ほとんど広まっていないことが、候補地探しの障害になってきたと言えよう。政府が、正しい知識を積極的に周知していくことが欠かせない。

 公募方式では、手を挙げた市町村長が過大な政治的リスクを抱えることも問題だ。07年に高知県東洋町が応募した際は、反対運動が激化し、町長は辞任に追い込まれた。応募も取り下げられた。

 候補地には、政府の幅広い支援が欠かせない。有識者会議は、地域振興策の強化を挙げた。政府が地域住民と密接に意見交換する場を設けることも提案している。いずれも重要な指摘である。

 処分場探しは、2000年制定の最終処分法に基づき、電力会社などが設立した「原子力発電環境整備機構(NUMO)」が担当してきた。成果を上げられないNUMOの改革も急務だ。

 小泉元首相は、最終処分場の確保について、「めどを付けられると思う方が楽観的で無責任だ」とし、非現実的な「原発ゼロ」をなお主張している。だが、仮に「ゼロ」でも廃棄物は残る。次世代にツケを回すわけにはいかない。

 自民党も、最終処分場の確保策の検討に乗り出した。国会には超党派議連を設ける動きもある。責任ある議論が求められる。

毎日新聞   2013年11月22日
--------------------------------------------------------------------------------
安重根石碑で摩擦=韓国、「犯罪者」発言に猛反発―中国も設置前向き

 【ソウル時事】初代韓国統監の伊藤博文元首相を中国のハルビン駅で暗殺した独立運動家・安重根の石碑を同駅に設置する動きが中韓の間で進んでいる。慎重だった中国も前向きな姿勢に転じており、「中韓共闘」で日本に圧力をかけている形だ。「犯罪者」との日本政府の評価に韓国では猛反発も起きている。
 石碑設置は韓国が中国に協力を求めていたが、6月に朴槿恵大統領が習近平国家主席に改めて要請。大統領は今月18日の楊潔※(※=竹カンムリに褫のツクリ)中国国務委員との会談で、計画が順調に進んでいることに謝意を示した。
 中国は2006年にハルビン市内に建てられた安重根の銅像を撤去するなど、崇拝の動きに神経をとがらせてきた。韓国紙・朝鮮日報は「中国は日本との関係を勘案し、安義士の記念事業に消極的だったが、歴史や尖閣諸島で日本と対立し、韓国と共同戦線を張っている」と伝えた。
 韓国の動きに菅義偉官房長官は「安重根は犯罪者だと韓国政府にこれまでも伝えている。日韓関係のためにならないのではないか」と不快感を表明。世耕弘成官房副長官も「死刑判決を受けた人物だ。それに尽きる」と述べた。 

時事通信   2013年11月22日
--------------------------------------------------------------------------------
慰謝料、避難解除1年で打ち切り 原子力賠償審査会

 文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会は22日、同省で37回目の会合を開き、東京電力福島第1原発事故で避難を余儀なくされた住民への賠償指針を見直す議論をした。

 1人当たり月10万円が支払われている避難区域の住民への慰謝料は、避難指示が解除されてから原則1年間で打ち切る方針で合意した。

 避難指示は福島県内の11市町村に出され、放射線量によって「帰還困難区域」「居住制限区域」「避難指示解除準備区域」に分かれる。3区域の人口は約8万1千人。

共同通信   2013年11月22日
--------------------------------------------------------------------------------

人生にも四季がある。
人間にも
いろいろなタイプがある。

青年期に才能が開花し、
世に迎えられる者もいる。

中年期に
陽のあたる場所に躍り出て、
実力を認められる者もいる。

晩年期に大輪の花を咲かせ、
大いなる実りを
手にする者も多い。

人生八十年時代、
ゆっくりと歩いていこう。
( 大島正裕  著述家 )


***************** ***
michiko@patedison.co.jp (^_^)
  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
  みちこの幕末日記!
http://blog2.patedison.co.jp/
  そうだったのね、日本史!
http://www.geocities.jp/sou_nihonshi/
******
△top
2013年11月22日(金) 歴史、政治、社会
---------------------------------------------------------------------------------
☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2013年11月22日
17.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
19.幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 星 亮一
24.会津藩VS長州藩 (ワニ文庫)星 亮一
29.会津藩VS長州藩―なぜ“怨念”が消えないのか (ベスト新書)星 亮一
30.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
49.戊辰戦争 裏切りの明治維新 (静山社文庫)星 亮一

☆東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月21日
32.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一
90.会津白虎隊―物語と史蹟をたずねて (成美文庫)星 亮一

「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
89位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
348位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
575位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 東洋哲学入門
--------------------------------------------------------------------------------
幕末の会津藩―運命を決めた上洛 (中公新書) レビュー(25)
ナツメッグ☆
頑迷固陋のイメージが強かった会津藩と松平容保だったが、それなりの危機感、それなりの藩政改革の意志を持っていたことを知った。地政学的に長州、薩摩に比べると不利だったのか。「朝敵」とするには忍びない。徳川慶喜、才はあったのだろうが政治的に縦横さが欠け、会津藩はその犠牲になった気がする。
KJ
主な参考文献を引用し、史実にできる限り忠実にまとめられており、会津藩から見た幕末史が描かれている。八重の桜、大河ドラマの場面と情景がかぶり読みやしかった。次は戊辰戦争を読みたい。
itozaki_kei
京都守護職就任から鳥羽伏見の戦いまで、会津藩の京都での苦闘を概観する。著者の会津びいきはやや気になるものの、基本的な情報を手軽に知ることができるのはありがたい。
fuyo
時代という荒浪に翻弄された会津藩。容保の真面目さが仇となってしまったと思うとなんとも痛ましいです。鳥羽伏見の戦いの後に容保が慶喜と共に大阪城を脱出し江戸へ逃れたと知ったとき、はじめは良く思いませんでした。ですがこの本を読み、どのような決意のもと京都守護職に就いたのか、どのような思いで仕事に当たっていたのかを知った今になっては彼を責めるなんてことはできません。いくら時勢には逆らえなかったとはいえ、どんなに懸命になっても報われなかったというのは辛いですね。
まうぽじ
新選組史料をある程度読んだところで会津藩(というより容保様)のことも知っておきたくなり購入。会津藩公用局は薩長の動きをきちんと察知した上で狂おしいまでの危機感を持って懸命に状況を打開しようとしていただけに、幕府や慶喜が肝心なところで、それも一度や二度でなく失策を犯すのが腹立たしい。朝廷への畏敬と幕府への忠義に呪縛され続けた会津(というか容保様)と新選組という集団はよく似ている、と思う。
れう
クソまじまに徳川のために働いた松平容保と、うまく立ち回ろうとした徳川慶喜が対象的。たとえ滅びようとも、容保のように生きたい。
富士の鷹
悲壮な決意のもと、京都守護職を引き受けた松平容保。情勢は幕府方にどんどん不利になっていく中、体調を崩しながらも職を全うする容保。辞職、会津帰還を願い出ても将軍慶喜や皇室からの慰留に従い、京を離れること叶わず戊辰戦争で壊滅的な敗北を喫し、慶喜には裏切られ、この期に至ってようやく会津へ戻ったものの(敗走)その時は会津での官軍との悲劇的な戦闘。自虐的と思えるほどの皇室、徳川宗家への忠誠心であるが、ちょうど「逆説の日本史16」で会津藩始祖の保科正之の思想について読んだばかりであったので、この行動も納得。
--------------------------------------------------------------------------------
4号機の核燃料22体移送へ 福島第1原発、共用プールに

 東京電力は21日、福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールの未使用燃料22体を収納した燃料輸送容器(キャスク)を、原子炉建屋から別棟の共用プールへ移送する。

 4号機プールで18日に始まった初回分の燃料取り出し作業では、19日までに未使用燃料22体を水中で容器に収納。20日にはプールから容器を引き上げ、原子炉建屋5階でふたの密閉や除染など移送に向けた準備を進めていた。

 燃料を共用プールに移し終えた後、作業内容の検証のため、いったん取り出しを中断。問題なしと確認できれば2回目の取り出しに入る。

共同通信社   2013年11月21日
--------------------------------------------------------------------------------
「当然」…憤る双葉郡住民ら 第1原発5、6号機・廃炉方針

 「廃炉は当然の流れ」「東電は動きが遅い」。東京電力が福島第1原発5、6号機の廃炉方針を固めたことが明らかになった20日、原発立地町の首長や原発事故で長期の避難を余儀なくされている双葉郡内の住民からは、廃炉を当然とする意見が相次いだ。震災から2年8カ月が経過しての判断に「遅過ぎる」と怒りをあらわにする住民もいた。原発立地自治体の首長からは東電が廃炉の判断を来年以降に先送りする方向で検討している福島第2原発についても「順次、そのような形(廃炉)になるだろう」と、県内全基廃炉を求める声が出た。
震災から2年8カ月が経過しての廃炉方針に避難住民の声は厳しい。
 双葉町からいわき市に避難する自営業松本正道さん(49)は「再稼働か廃炉かと議論すること自体が感情を逆なでする。廃炉は当然だが、動きが遅い」と憤りを見せ、富岡町から郡山市に避難する農業遠藤友子さん(68)は「廃炉以外は考えられない」と語った。浪江町から二本松市の仮設住宅に避難する鎌田優さん(66)は「福島第2原発も含め、全て廃炉にすべきだ」と強く語った。

福島民友   2013年11月21日
--------------------------------------------------------------------------------
スペイン裁判所、江沢民元国家主席らに逮捕状 中国激しく反発

 【ベルリン=宮下日出男、北京=川越一】スペインの全国管区裁判所は19日、中国でのチベット族虐殺に関与した容疑で、江沢民元国家主席(87)、李鵬元首相(85)ら5人の逮捕状を出した。チベット族を支援するスペインの人権団体の告発を受けた措置。これに対し、中国外務省の洪磊報道官は20日の記者会見で、「強烈な不満と断固たる反対を表明する」と非難し、両国関係に悪影響を及ぼす可能性があると警告した。

 スペインからの報道によると、人権団体は2006年、スペイン国籍を持つ亡命チベット人とともに刑事告発していた。告発では1980〜90年代にチベット族に対して「ジェノサイド(大虐殺)や拷問などが行われた」と主張している。

 他に逮捕状が出たのは、当時の国家治安当局やチベットを担当する中国共産党の幹部ら3人。裁判所は5人が当時担っていた「政治的、軍事的な責任」を考慮した上、虐殺に関与した疑いがあると指摘した。
これに対し、洪報道官は「国外のチベット独立勢力は何度もデマを飛ばして中国政府を侮辱、攻撃し、中国と関係国家の関係を破壊しようと企ててきた」と主張。スペイン側に「誤った決定」を変え、「中国との関係を損ねるようなこと」をしないよう要求した。

 スペインでは人道に対する罪に関しては、国外の事件であっても同国の裁判所に管轄権がある。98年にはチリ軍政時代のピノチェト元大統領がスペインの要請を受け英国で逮捕された。ただ、英国は当時、元大統領の健康を理由に身柄を渡さず帰国させた。

 江元主席らは中国国内にいる限り、実際に逮捕されることはない。しかし告発した人権団体は今回の裁判所の判断について「大きな一歩だ」と評価している。

産経新聞   2013年11月21日
--------------------------------------------------------------------------------
<福島第1原発>汚染除去ALPSフル稼働750トン処理に

 東京電力福島第1原発の放射性汚染水を浄化する多核種除去装置「ALPS(アルプス)」が21日、フル稼働態勢に移行した。3系統のうち2系統はすでに試運転中だが、残る1系統が同日午前10時ごろから試運転を始めた。全3系統が同時に稼働したのは初めてで、1日で計750トンの汚染水を処理する。東電は来年1月の本格稼働を目指す。

【知りたい】汚染水の新浄化装置「アルプス」って?

 アルプスは、汚染水に含まれる63種類の放射性物質のうち、トリチウム(三重水素)以外の62種類を除去する。2012年9月に完成したが、腐食による水漏れなどトラブルが相次いでいた。

 今年9月にC系統、10月にA系統の試運転が始まり、1日当たり計500トンの汚染水を処理していた。

 東電によると、壊れた原子炉建屋に地下水が入り込み、1日400トンずつ放射性汚染水が増加。現在、貯蔵タンクに約38万9000トンが保管されているが、汚染水漏れが相次ぎ、政府や東電はアルプスを「汚染水対策の柱」と位置づけてきた。【鳥井真平】

福島民友   2013年11月21日
--------------------------------------------------------------------------------

「むずかしくて、
君にはとても無理だろう」
と言われて、

「はい、そうですか」と
黙って引き下がる人は
少ないだろう。

ちょっと骨のある者ならば、
出来ないまでも

「やってやろうじゃないか」
と反発するのでは
ないだろうか。

困難は、人を怯えさせ、
尻込みもさせるが、

奮い立たせても
くれるのである。
( 大島正裕  著述家 )


***************** ***
michiko@patedison.co.jp (^_^)
  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
  みちこの幕末日記!
http://blog2.patedison.co.jp/
  そうだったのね、日本史!
http://www.geocities.jp/sou_nihonshi/
***************** ***
[PR] 72歳男性、夫婦生活が復活した!この一粒が夫婦を再び男女に変えた
秘密法案反対し1万人集会写真NEW 猪木氏に登院停止30日の処分 陸自戦車部隊 本州から撤退へ写真NEW 病気と車 厳罰化めぐる議論写真 震災で宗教が果たした役割は写真NEW 黒バス脅迫 カメラに不審者動画 女性がDV 責任に男女差は写真 11月中旬 11年ぶりの寒さも写真 国内トピックス V 国内トピックス V 秘密法案反対し1万人集会写真NEW 震災で宗教が果たした役割は写真NEW 猪木氏に登院停止30日の処分 黒バス脅迫 カメラに不審者動画 陸自戦車部隊 本州から撤退へ写真NEW 女性がDV 責任に男女差は写真 病気と車 厳罰化めぐる議論写真 11月中旬 11年ぶりの寒さも写真 もっと見る
国内
政治社会人
「ツタヤ」図書館、神奈川・海老名にも 全国2例目
朝日新聞デジタル 11月21日(木)18時50分配信



海老名市立中央図書館1階の改装イメージ図
 神奈川県海老名市は21日、市立図書館を運営する指定管理者にレンタル大手「ツタヤ」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と「図書館流通センター」の共同事業体を選定する、と発表した。CCCが公立図書館を運営するのは佐賀県武雄市に次いで全国2例目。

【写真】海老名市立中央図書館の地下1階の改装イメージ図

 海老名市などによると、市立中央図書館を改修し、カフェや書店を設置。365日午前9時から午後9時まで開館する。ツタヤのカードを利用した貸し出し、宅配やコンビニ返却などのサービスを導入する。リニューアル開館は2015年10月を予定している。

 指定は2014年度から5年間。初年度の指定管理料は約4億円強、15年度以降は年間約3億円。

 CCCは宮城県多賀城市、山口県周南市でも、新しい図書館づくりの企画などで協力している。

朝日新聞社
△top
2013年11月21日(木) 歴史、政治、社会
☆アマゾンベストセラー、明治維新、 2013年11月21日
25.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
35.幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 星 亮一
53.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一

☆アマゾンベストセラー、明治・大正、 2013年11月21日
97.明治を支えた「賊軍」の男たち (講談社プラスアルファ新書)星 亮一

☆東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月21日
26.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一
66.会津藩 斗南へ―誇り高き魂の軌跡 星 亮一
87.会津白虎隊―物語と史蹟をたずねて (成美文庫)星 亮一

「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
81位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
288位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
468位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 東洋哲学入門
--------------------------------------------------------------------------------
会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書) 書評

著者が東北出身のせいか、ところどころ会津寄りな記述はありますが、薩摩ならびに長州を一方的に断罪するような感情に走ったりはせず、また、会津側の問題を痛烈に指摘する事も忘れていないので視点は公平で読みやすいです。目を背けたくなる凄惨な様相には著者が鶴ヶ城攻防戦を「日本近代史の一大汚点」と評価する事に同意するばかりです。個人的には、国の将来を考えるなら戊辰戦争、特にこの会津の悲劇ほど避けられた事態は無かったと考えているのでなおさらです。ドラマなどの創作物で美化されたものではない事実を教えてくれる本でした。
--------------------------------------------------------------------------------
5、6号機も廃炉=福島第1原発―東電―月内にも地元と協議

 東京電力は20日、福島第1原発5、6号機を廃炉にする方針を固めた。月内にも、福島県双葉町など地元自治体と協議する。安倍晋三首相は9月、5、6号機を廃炉にするよう東電の広瀬直己社長に要請。広瀬社長は、年内に結論を出す考えを伝えていた。これにより、福島第1原発の原子炉は全廃される。
 東電は、2011年3月に放射能漏れを起こした福島第1原発の1〜4号機の廃炉を既に決定していた。それに続く5、6号機の廃炉で、放射能汚染水漏れ問題の解決に集中する環境を整える。二つの原子炉については、廃炉作業の訓練を行うための施設などに転用することを検討している。
 今後は、未定となっている福島第2原発の存廃が焦点となる。(了)

時事通信社   2013年11月20日
--------------------------------------------------------------------------------
核燃料取り出し 政府が前面に出て廃炉目指せ(11月20日付・読売社説)

 今後、30〜40年間にわたって続く廃炉作業の入り口に、ようやく立ったということだろう。

 東京電力福島第一原子力発電所の4号機で、核燃料の取り出しが始まった。政府、東電が策定した廃炉工程表の新たな段階である。

 未知の領域が多く、強い放射線の中での困難な作業が続く。東電は安全確保を最優先に、緊張感を持って取り組まねばならない。

 4号機は事故当時、定期検査中だった。核燃料は建屋内のプールに未使用の核燃料とともに保管されていたため、1〜3号機のような炉心溶融は起きなかった。

 だが、隣の3号機から排気系統を伝って流れ込んだとみられる水素が爆発し、建屋が壊れた。

 プール内に残った使用済み核燃料は1331体、未使用燃料は202体に上る。東電は来年末までに、それらをすべて取り出す。

 4号機には補強工事を施したとはいえ、損傷が大きい建屋に核燃料を置いておけば、放射能漏れのリスクを伴う。燃料取り出しは廃炉に向けた不可欠な作業だ。核燃料を1体ずつつり上げて輸送容器に入れ、共用プールに移す。

 取り出し作業で細心の注意が求められるのは、4号機のプール内に残るがれきだ。核燃料をつり上げる際に接触するなどして、傷つけないようにする必要がある。

 原子力規制委員会は特別体制で作業を監督する。スケジュールに無理はないか。トラブルの種が見過ごされていないか。しっかりとチェックすることが大切だ。

 1〜3号機については損傷部が特定されておらず、溶けた燃料の状況も分からない。損傷部から漏れる汚染水は増え続けている。

 4号機の核燃料取り出し作業で得られるノウハウを、1〜3号機での溶融した燃料などの取り出しにも役立ててもらいたい。

 炉内の状況把握に役立つ高度なロボットや、損傷部分の補修技術の開発も進めねばならない。

 大きな課題は、廃炉作業を担う要員の持続的な確保である。

 全面マスクと防護服を着けて進める作業は過酷だ。2000〜3000人が必要とされる要員の手配は、現在でも容易でない。

 廃炉工程が進めば、放射線の被曝ひばく量がさらに増え、現場への立ち入りを制限せざるを得ないベテラン技術者も出るだろう。

 廃炉・汚染水対策には2兆円以上が必要とされる。政府が前面に出て技術開発や要員確保、資金支援に取り組み、長丁場の廃炉作業を確実に進めることが肝要だ。

読売新聞   2013年11月20日
--------------------------------------------------------------------------------


昨日、驚いたことで、
今日、人はもう驚かない。

(リッチマン、プアウーマンby日向徹 )


***************** ***
michiko@patedison.co.jp (^_^)
  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
  みちこの幕末日記!
http://blog2.patedison.co.jp/
  そうだったのね、日本史!
http://www.geocities.jp/sou_nihonshi/
***************** ***
△top
2013年11月20日(水) 歴史
アマゾンベストセラー、明治維新、 2013年11月20日
4.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
37.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
60.幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 星 亮一
68.会津藩VS長州藩―なぜ“怨念”が消えないのか (ベスト新書)星 亮一
80.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一
91.偽りの幕末動乱 (だいわ文庫)星 亮一
93.奥羽越列藩同盟 (中公新書)星 亮一

東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月20日
13.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一
62.会津藩 斗南へ―誇り高き魂の軌跡 星 亮一
83.会津白虎隊―物語と史蹟をたずねて (成美文庫)星 亮一

「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
60位 ─ 本 > 歴史・地理 > 日本史 > 明治維新
719位 ─ 本 > 歴史・地理 > 日本史 > 一般 > 日本史一般

「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
64位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
215位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
348位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 東洋哲学入門
--------------------------------------------------------------------------------
星亮一『平太の戊辰戦争 少年兵が見た会津藩の落日』 書評

 戊辰戦争の少年兵士といえば白虎隊が思い浮かぶだろうけど、ここでの主役の
遠藤平太、当時満十六歳は白虎隊士ではない。焼き物の里・本郷村から父ととも
に寄合銃対隊として従軍したのである。
 まず図書館でぱらぱらとめくり、借りなくてはと思ったのは遠藤平太青年期の
写真が、実に素直そうで端正、かつ活発なとてもいい顔をしていたからだ。この
写真にもう一目惚れといっていいほどのショックを受けて借りてきた。
 この青年がまだあどけない少年だったころは、さぞや山本タカトの少年画から
抜け出たみたいだったと思う。行動も子供っぽさが抜けない。菓子屋があれば喜
び、ふっと閑があって仲間と釣りにでかければ小鮒しか釣れずからかわれる。
 生首が落ちているのを見て、従卒に「あそこに綺麗な石があるから拾ってこい」と命じて驚く様を見て笑ったりするあたりは、あどけない中にも凄惨なものを感じるけれども。
 そんなあどけない平太が、父とはぐれて必死で仲間を捜したり、河に転落して
溺れそうになったりするのだ。読みながら「平太がんばれ、平太負けるな」と声
援を送りたくなってしまう。『バジリスク』の涙を流しながら走る夜叉丸の顔が
頭に浮かんできて、もう本当につらくなった。
 イメージ的に、そんな健気な少年なのだ。
 クライマックスの会津戦争で平太は、父の銃創が悪化し腕を切断してしまい、
砲弾が飛ぶ中を父を背負って裸足で逃げていくことになる。平太と父の交流は、
本当に温かく、絆が強く、読んでいて何度も胸が苦しくなるような思いがするけ
れど、やっと村についたと思ったらば父は錯乱して死んでいくのだ。

 幕末本はそれなりに読んできたけど、こんなに胸を抉られるような本は初めて。
無垢な目で、戦争を見て、父も亡くしてしまう平太。あとがきに会津戦争の記録
には「魂の叫び」があるとあったけど、まさしくこの本はそうだった。

 戦後の平太が、順風満帆な人生だったのがせめてもの救いだろう。斗南に行か
なくてよかった。でも、きっと彼は戊辰戦争の記憶に縛られて生きていたとは思
う。このあたりの歴史は、下手すると祖先が死んで自分もこの世にいない可能性
もあったせいか感情移入しすぎて時々つらくなる。
 そして、これを無血革命と呼んだ薩長首脳陣に改めて激怒した。組織的な略奪
までしておいて、何が無血革命だ。
--------------------------------------------------------------------------------
核燃料取り出し開始、廃炉作業、新段階 福島4号機

 福島第1原発事故で、東京電力は18日、4号機の核燃料プールからの燃料取り出しを始めた。事故を起こした1〜4号機のプールからの燃料取り出しは初めてで、最長40年かかる廃炉作業は新たな節目を迎えた。

 1体目の取り出しは同日午後3時18分に始まった。作業員が燃料交換器を操作して毎秒1センチの速さで長さ約4.5メートルの燃料棒をつり上げ、キャスクと呼ばれる全長5.5メートルの輸送容器に水中で移した。約40分に1体のペースで作業を繰り返し、午後6時45分までに4体を装填(そうてん)し、初日の作業を終えた。
 キャスク1基には22体の燃料が入り、装填完了は19日午後になる見通し。大型クレーンでキャスクごとつり上げ、約100メートル離れた共用プールに移す。
 プール内には原子炉建屋の爆発で落下した細かいがれきが残っている。燃料を引き抜く際、がれきが引っ掛かる可能性があり、東電は「今後も安全第一で作業を進めたい」と話した。
 プールには1533体の燃料が保管されている。うち202体は扱いが容易な新燃料で、先行して取り出す。残りの1331体は強い放射線を出す使用済み燃料で、2014年末までに全てを共用プールに移す。
 4号機プールには取り出しが困難な破損燃料が3体あり、東電は専用の輸送容器の製造を検討している。
 4号機は東日本大震災時、定期検査中で原子炉内の燃料は全て隣のプールに移されていた。炉心溶融は免れたが、プールの水がなくなれば大量の放射能が漏れ出すとして、世界各国が燃料の安全な保管を政府や東電に求めていた。
 1〜3号機プールの燃料は15年度以降に取り出す計画だ。1号機プールに保管されている使用済み燃料292体のうち70体が破損していることが判明、取り出し計画への影響が懸念されている。

◎許されぬ「想定外」

 【解説】福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールからの燃料取り出しが始まった。汚染水問題や予期せぬ停電などで「見通しが甘い」と批判を浴びてきた東京電力は、今回の取り出しを「廃炉工程が順調に進んでいる」とアピールできる数少ない機会ととらえ、当面の大きな目標に位置付けてきた。
 作業で懸念されるのは、燃料輸送容器の落下だ。プールのある建屋5階から落ちると燃料が破損する恐れがある。容器が壊れれば、大気中への放射性物質拡散という極めて深刻な事態となる。
 東電は容器の落下以外に、プールの冷却停止や水の漏えい、大地震、火災、容器運搬中のトレーラーの事故など、さまざまなトラブルを想定して対策を講じ、それぞれのケースごとに対応を決めている。だが、トラブルが同時多発したらどう対処するのか。東電は「そんなことは起こるはずがない」という。
 通常の原発の燃料取り扱いクレーンは、取り出す燃料の上部まで自動で移動するが、今回は作業員が目視で行う。さらに作業員は全面マスクを着用しており、視界が狭くなる。通常と違う作業環境で人為的ミスが起きないとは言えない。
 2年8カ月前の事故は最悪の事態がいくつも重なって起きた。来年末まで続く作業の計画に抜かりがないか、東電には慎重に確認することが求められる。もう「想定外だった」では済まされない。

河北新報   2013年11月19日
--------------------------------------------------------------------------------
「早く安全に」願い痛切 第1原発4号機・核燃料取り出し

 「安全第一でしっかりと」「時間がかかっても慎重に」。東京電力が福島第1原発4号機からの使用済み核燃料プールの燃料取り出しに入った18日、原発事故で避難する住民からは廃炉への大きなステップに対する期待が寄せられる一方、難しい作業への不安や、確実な作業を求める声が相次いだ。「原発を早く安全な状態に」。約2年8カ月の避難生活を送ってきた住民からは廃炉作業の迅速化を望む声も聞かれたが、燃料破損など万が一の作業ミスが発生すれば再び生活が脅かされる事態も想定されるだけに、慎重な作業を求める要望が多く出た。
 原発事故で避難する住民からは厳しい声が相次いだ。来春、帰町時期の判断を示す方針の楢葉町。いわき市の仮設住宅で暮らす農業猪狩清さん(69)は同日夕、自宅のテレビで燃料取り出しのニュースに見入り「不安だなぁ」とポツリ。汚染水トラブルなどで東電への信頼は揺らいでおり、「万が一のことを考えるとおっかねぇ。取り出しが何事もなく終われば、少しは信用が生まれるが」とつぶやいた。別の仮設で暮らす無職石坂晋志さん(67)は「いくら訓練しても作業するのは人間。東電への信頼はなく、国が主体となって作業に当たってほしい」と厳しく語った。

福島民友   2013年11月19日
--------------------------------------------------------------------------------
中国で原発容認が大幅に減少 福島事故後の調査

 東京電力福島第1原発事故を受け、中国の原発周辺の住民で原発のリスクを許容できると考える人が大幅に減ったという調査結果を、中国南京大や米エモリー大などのチームがまとめ、18日付の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。

 原発を危険と捉える傾向は、公務員ではない人や女性、高学歴者らに強かった。チームは「中国政府は、原発の建設に敏感な住民らに、より注意を払うべきだ」と指摘している。

 チームは中国東部の江蘇省にある田湾原発の周辺の住民を中心に、事故前の2008年8月と事故直後の11年3〜4月に調査。

共同通信   2013年11月19日
-------------------------------------------------------------------------------


先の見えない
苦痛な仕事を

たんたんとこなせる人ほど
優秀なんだ。
(リッチマン、プアウーマンby エステル製薬・採用担当者)


***************** ***
michiko@patedison.co.jp (^_^)
  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
  みちこの幕末日記!
http://blog2.patedison.co.jp/
  そうだったのね、日本史!
http://www.geocities.jp/sou_nihonshi/
***************** ***
△top
2013年11月19日(火) 歴史、政治、社会
---------------------------------------------------------------------------------
アマゾンベストセラー、明治維新、 2013年11月19日
27.奥羽越列藩同盟 (中公新書)星 亮一
42.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一

東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月19日
44.会津藩 斗南へ―誇り高き魂の軌跡  星 亮一
71.会津白虎隊―物語と史蹟をたずねて (成美文庫)星 亮一

「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
22位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
59位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
109位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 東洋哲学入門
--------------------------------------------------------------------------------
「会津藩 斗南へ」   書評  作法折々の記ブログ
斗南藩と青森 テーマ:ふるさと

GWに地元の新聞に掲載されていた記事に興味を持ちまして、
今回帰省した折に両親と三戸町の観福寺を訪ねて参りました。
記事の内容は、三戸町の観福寺というお寺に
白虎隊士の御霊を弔うために日本で初めて建立された
供養碑があるというものでした。
会津戦争直後、西軍は遺体の埋葬を許さず
遺体は1年以上もの間、野ざらしにされ鳥獣に害され
大変な惨状であったそうです。
しかも、新政府軍に見つかると
死者を埋葬しようとした会津の領民まで投獄されるほど
人道に反した徹底ぶりだったそうです。
そんな中、移封されたばかりの明治4年に斗南の地で、
白虎隊士一人一人の名を刻んだ供養碑を密かに建立した
会津藩士がいました。

ご住職様から供養碑を建立した元会津藩士大竹秀蔵のことや
今でも強い絆で結ばれている青森の斗南藩の方々のお話を伺い
深く感銘いたしました。
同行した父とご住職様とが意気投合し
途中から話がどんどん逸れて気が付くと
三沢高校時代の大田幸司投手の話で盛り上がっていました(笑)。
ご住職様のお話で益々斗南藩に興味を持った私は
父から星亮一さんがお書きになった
「会津藩斗南へ 誇り高き魂の軌跡」という本を借りて
夢中で読みました。

会津戦争直後、会津藩士とその家族は
武士という身分を捨て会津に農民として残る人、
八重さんのように斗南藩には入らず新しい道を選んだ人と
それぞれの人生があったようですが
会津藩士の魂を捨てず、移封された青森県の下北・三戸・五戸の地へ
移住してきた元会津藩士の人々は、極寒の地で極貧生活に耐えながら
会津藩の再興を目指し歯を喰いしばって生き抜いてきました。
斗南の方々が正統な会津武士と云われる所以です。

そこへ明治4年の「廃藩置県」で世の中から「藩」も「武士」も
無くなり斗南の人々の御家再興の夢は消え去りました。
斗南藩として青森に移住していた元会津藩士の方々は
会津に戻る者、東京や京都に出る者など、
またそれぞれの道を歩まれたそうです。

注目すべきは、そのまま青森に残った斗南藩の方々です。
教育、文化の面において優れた斗南藩士(元会津藩)の方々は
青森県に大きな影響を与え
県の要職に就いてその後の青森県を作って下さいました。

会津戦争直後、斗南に移住してきた元会津藩士を迎え入れた
青森の人々は尊敬の念から、彼らを「会津様」「会津衆」と
呼んでいたそうです。
実際、初めて会津藩の方と会った領民は
その礼儀正しさと、謙虚さに驚いたということです。
それにいたしましても、自分の生まれ育った県の歴史も文化も
結局何も知らなかったんだな〜と反省しきりですが
知らないことが多いということは
まだまだ沢山新しいことを知る機会が有るということで、
そう思うと何だかワクワクしてきます!

皆様も是非、ご自分の生まれ育った地域の歴史を紐解いてみてください。
日本のこと、県のこと、町のこと、先祖のこと・・・。
知ることで自分がヒョッコリこの世に現れたわけではなく
長〜い歴史の流れの中、先祖が多くの困難を乗り越えながら
命を繋いで繋いで今ここに居るという事が実感できると思いますよ。
それは自分だけではなく、相対するお相手の存在も同じです。
だからどの命も尊いのです。
--------------------------------------------------------------------------------
福島原発4号機、燃料取り出しへ 建屋カバー内で最終準備

 東京電力は18日、福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールに保管している燃料の本格的な取り出しに向け、原子炉建屋カバー内で輸送容器(重さ約91トン)のふたを外すなど最終的な準備に入った。プールに容器を沈め、午後3時ごろに水中で1体目の燃料を取り出す。輸送容器に燃料22体を装填する作業は19日まで続く。

 4号機プールからの燃料取り出し開始で、政府、東電が示す廃炉工程は「第2期」に入る。4号機での取り出し作業は来年末に完了する見込み。

共同通信   2013年11月18日
--------------------------------------------------------------------------------
琵琶湖20%、飲料基準超と予測 福井原発群、福島並み事故で

 滋賀県は18日、隣接する福井県の原発群で東京電力福島第1原発並みの事故が起きると、放射性物質による影響が琵琶湖にどの程度及ぶのかを予測した結果を公表した。「近畿の水がめ」の取水源となっている水深5メートルまでの影響を試算したところ、事故直後は、琵琶湖の面積の最大約20%で、国の飲料水摂取基準を超えた。

 県は、放射性物質の監視体制構築に役立て、2013年度内に改定する地域防災計画に反映するほか、飲料水の取水権限を持つ京都、大阪、兵庫など下流府県の水道事業者に情報提供する。

共同通信   2013年11月18日
-------------------------------------------------------------------------------

指示された仕事の
その先まで出来て
完璧というんだ。
(リッチマン、プアウーマンby 日向徹)


***************** ***
michiko@patedison.co.jp (^_^)
  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
  みちこの幕末日記!
http://blog2.patedison.co.jp/
  そうだったのね、日本史!
http://www.geocities.jp/sou_nihonshi/
***************** ***
△top
2013年11月18日(月) 歴史、政治、社会
..豊臣秀吉「秀次に切腹強要」に疑義 国学院大准教授が新説
産経新聞 11月18日(月)7時55分配信

 豊臣秀吉は実子の秀頼が生まれると、おいの関白秀次が邪魔になって切腹させた−。こんな通説に国学院大の矢部健太郎准教授(日本近世史)が疑義を呈し「秀吉は秀次を高野山へ追放しただけだったが、意図に反し秀次が自ら腹を切った」とする新説を学術誌「国学院雑誌」に発表した。秀次の死をめぐっては、その背景を明確に記した史料が同時代になく、研究者も興味深い説だと評価している。(渡部裕明)

 秀吉の姉の子である秀次は天正19(1591)年、実子のいない秀吉の養子となり、関白を引き継いだ。しかし秀頼誕生から2年足らずの文禄4(1595)年7月に失脚。高野山へ追放され、同月15日、金剛峯寺の前身である青巌寺で切腹した。

 切腹に至る詳しい事情を物語る同時代の史料はないが、儒学者、小瀬甫庵(おぜほあん)が江戸時代初期に記した太閤記は「切腹命令」という文書を掲載。文書には石田三成ら五奉行が署名し、7月13日の日付がある。

 矢部准教授はこの日付について、「京都から約130キロ離れた高野山までは坂も厳しく、歩いて3日はかかる。13日付の命令書を持って多くの兵を連れて赴き、15日に切腹させるのは難しい」と疑念を示す。

 そこでさまざまな史料にあたり、秀吉が同月12日に高野山の僧、木食応其(もくじきおうご)へ宛てた書状に着目。「秀次が高野山に住むにあたっては見張り番を付け、料理人や世話係などを用意してほしい」と記されており、「数日後には切腹させる人に、料理人が必要だろうか。秀吉は秀次を長期間、高野山に住まわせようと考えていたと思う」と推測する。

 また秀次切腹の情報を最初に朝廷へ伝えた「御湯殿上日記(おゆどののうえのにっき)」文禄4年7月16日条には「関白殿 昨十五日の四つ時に御腹切らせられ候よし申す」とある。矢部准教授はこの「切らせられ」という記述は秀吉が「切らせた」のではなく、敬語の「お切りになった」と読むべきだと指摘。「秀次は高野山での幽閉に耐えられず、身の潔白を証明するために自らの決断で切腹した」とみている。
.--------------------------------------------------------------------------------

福島第1原発の安定化作業
[バックナンバー|ニュース|Facebookコメント]
.mixiチェック .掲示板に投稿 2,743 ..海近くで放射能濃度27倍に=福島第1地下水、3日前に比べ―東電
 東京電力福島第1原発で放射能汚染水が海に流出している問題で、東電は17日、同原発1号機と2号機の取水口の間に掘った観測用井戸で同日採取した地下水から、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり2100ベクレル検出されたと発表した。前回採取した14日の値は同76ベクレルで、27倍超に上昇した。(時事通信)

◆現在の状況
・ 福島第一原子力発電所の現況 - 東京電力
・ <福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ>(PDFファイル) - 東京電力(11月17日)

◇タンクの汚染水漏れは
・ 福島第一、タンクの汚染水漏れ止まる…東電 - 読売新聞(11月16日)
・ [映像]福島第一原発の汚染水タンクから“水滴” - 日本テレビ系(NNN)(11月15日)

◇民主党の馬淵衆院議員は
・ 流入する地下水遮断、最優先に…汚染水で馬淵氏 - タンクからの漏水対策よりも、流入する地下水の遮断に最優先で取り組むよう求めた。読売新聞(11月15日)

◇地下水の流れを解析
・ 敷地外からゼロ 原子炉建屋の地下水流れ込み - 福島民報(11月16日)
バックナンバー
汚染水タンク 新たな漏洩確認(15日) / 1号機 格納容器から水漏れか(13日) / 4号機の燃料3体 震災前に損傷(13日) / 4号機の燃料3本 取り出し困難(13日) ...
.---------------------------------------------------------------------------------
アマゾンベストセラー、明治維新、 2013年11月18日
15.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
92.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書) 星 亮一
99.会津藩VS長州藩―なぜ“怨念”が消えないのか (ベスト新書) 星 亮一

東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月18日
22.会津藩 斗南へ―誇り高き魂の軌跡 星 亮一
59.会津白虎隊―物語と史蹟をたずねて (成美文庫)星 亮一

「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
108位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
401位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
--------------------------------------------------------------------------------
「会津藩 斗南へ」   書評
               中途半端被災地より奮闘日記
私はNHK大河ドラマ「八重の桜」の影響をうけ、
戊辰戦争にまつわる沢山の史跡を訪問し
沢山の書籍を読んできたのですが
数年ぶりに心から涙する本に出会いました。

その本は、星亮一の著「会津藩斗南へ」

今日はこの「会津藩斗南へ」という本から学んだ事についてお話します。
会津藩は幕府に尽くし、朝廷に尽くし、真っ直ぐに生きてきたのにもかかわらず
長州、薩摩藩によって、賊軍にされ、戦争で国を滅ぼされ
さらに過酷な仕打ちとして、作物の実らぬ寒い北国(斗南)へ追いやられました。
会津藩は飢えと寒さに耐え忍ぶ苦しい生活の為、一万人を超える死者がでた記録
が残されています。
最初の頃は道端で倒れている屍を見れば土に埋め葬るゆとりもあったようですが、
そのうち屍を見ても、誰も振り向くゆとりさえなくなり
その屍さえ貴重な食料にすることも考えられたそうです。
松平容保公が斗南に訪問した時も、
主君を迎える礼服などあるわけもなく、皆みすぼらしい野良作業服姿
その姿を見た容保公も、家臣たちの哀れな姿に、ただ嗚咽するばかりでした。
それでも、容保公が滞在していた約一ヶ月間
皆、毎日のように容保公に挨拶をしにやってきました。
そして容保公が東京へ帰るお別れの時、八戸の港で、藩士たちは悲しみに声も出
ず、容保公もまた目に涙を浮かべ、ただうなずくばかりだったそうです。
容保公が藩士たちに書き残した「向陽処」の文字
陽はまたのぼることを信じて、会津の誇りを持って生きて欲しいという願いが込
められているそうです。
この言葉を胸に、藩士たちは必死に前を向こうとしてきました。
このような苦しみを背負い辛い時代を乗り越えてきた藩士たち
この藩士たちに、私は今の福島を重ね本当の意味での「復興」について深く考え
させられました。

--------------------------------------------------------------------------------
福島4号機、18日燃料取り出し 規制庁、対策監ら派遣し監視強化

 東京電力は18日、福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールに保管している燃料の取り出しを始める。午前中からの作業で燃料輸送容器をプールに沈め、午後3時ごろから燃料を取り出し水中で輸送容器に装填する。原子力規制庁は現地の原子力保安検査官に加え、緊急事態対策監らを派遣し、作業を監視する。

 廃炉が決まっている1〜4号機のプールからの本格的な燃料取り出しは2011年3月の事故以来、初めて。4号機での作業は来年末まで続く。

共同通信   2013年11月17日
--------------------------------------------------------------------------------
幕末史ゆかりの地域の物産品が販売された京都幕末祭(京都市役所) 幕末をテーマに多彩なイベントを展開する「京都幕末祭」が16日、京都市中京区の市役所前広場とゼスト御池で開かれた。物産展や舞台発表があり、大勢の歴史ファンでにぎわった。

 NPO法人京都龍馬会が創立20周年記念で催した。新選組のグッズや、維新志士を多く輩出した山口県萩市の特産品が販売されたほか、幕末期の研究者4人が講演した。

 17日の伏見竜馬通り商店街パレードに出演する坂本龍馬、おりょう役を選ぶコンテストもあり、出場者が着物姿で自己PRした。午後4時半からは龍馬慰霊の提灯(ちょうちん)行列がある。

京都新聞   2013年11月16日
-------------------------------------------------------------------------------
本県の秋の味覚をPR 17日までJA全農フェア

店頭で県産農産物のPRをする小峯選手(右)
 全農福島県本部とコープふくしまの共同企画「秋のふくしま地産地消まつり−JA全農フェア」は16日、県北地方のコープマート全11店舗で始まった。17日まで。
 食と農の復興を目的に本県のオリジナル米「天のつぶ」やニラ、リンゴ、柿など旬の農産物、加工品を格安で販売している。
 このうち、福島市のコープマート方木田店では16日、全農県本部とスポンサー契約を結んでいる福島ユナイテッドFCの小峯拓也選手とキーパーコーチの根本翔さんが店頭で県産農産物をPRした。

福島民報   2013年11月17日
-------------------------------------------------------------------------------

100回負けてもいいんですよ。
1回でも勝ったら
取り戻せますから。

僕だって、負け通しでしたよ。

教員になろうと思っていたのに
なれなかったし、

研究者になろうと思っても
やっぱりなれなかった。

でも、その負けていた時期が、
今、肥やしになっているんです。
( 佐藤賢一  小説家)



***************** ***
michiko@patedison.co.jp (^_^)
  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
  みちこの幕末日記!
http://blog2.patedison.co.jp/
  そうだった
△top
2013年11月17日(日) 歴史、社会、政治
アマゾンベストセラー、明治維新、 2013年11月17日
21.会津藩VS長州藩―なぜ“怨念”が消えないのか (ベスト新書)星 亮一
75.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
84.奥羽越列藩同盟 (中公新書)星 亮一
95.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一

東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月17日
44.会津白虎隊―物語と史蹟をたずねて (成美文庫)星 亮一
98.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一

「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
108位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
368位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
--------------------------------------------------------------------------------
『会津落城』 星亮一    中公新書         
タカさんの読書日記

鳥羽伏見の戦いも局地における短期決戦であったこと、あるいは江戸城は無血開
城され、彰義隊の上野の山の戦いも、あっけなく終わってしまったこと、などか
ら明治維新は、今や比較的平穏に進行した市民革命であるかのようにも受け取ら
れているが、戊辰戦争における官軍と奥羽列藩同盟の凄まじい戦い、あるいは戊
辰戦争最後の悲劇会津落城がいかに悲惨なものであったかを知れば、明治維新も、
諸外国におけると同様に、血にまみれた革命だったということを実感できるだろ
う。

既に瓦解した幕府軍だが、官軍は執拗にこの殲滅をはかる。官軍に追われる側は、この時点では、戦う意義を見失っていたとも言えるのだが、降伏すら容赦しないというほどの官軍の攻撃に対して、防御の体制をとらざるを得なかったというのが、奥羽列藩同盟ではなかっただろうか。

勝算の無い戦いに会津は何故挑まざるを得なかったのか。婦女子を含む多くの非戦闘員さえもが、自決の道を歩んだあの鶴岡城の篭城戦、白虎隊の悲劇はなぜ起こってしまったのか。本書が解き明かそうとする会津落城の真実は、圧倒的な迫力で迫ってくる。又、本書は会津の失敗は何が原因であったのかに迫った、「失敗学」研究でもある。

会津降伏後も半年間に渡って会津側の死者の遺体は埋葬をゆるされず、悪臭を放って放置され続けたという事実を知るだけでも、明治維新が薩長の凄まじいまでの幕府側憎悪を一つの原動力にしていたことを表している。又、新選組などのドラマでは会津の名君として描かれることの多い松平容保が、鳥羽伏見の戦いでは会津藩士を残し、徳川慶喜とともに京から逃げ帰り多くの藩士たちから反発を受けていたにも関わらず、会津落城後も、再び藩士およびその家族の悲惨さとは別世界と言ってよい華族としての後半生を過ごしたことなどを知ると、太平洋戦争然り、会社の不祥事などにおいても、常に最高責任者が責任をとらず下の者のみが犠牲を強いられる日本的風土の原点を見るような思いがする。

明治維新とは、わずか130年前に起きた、日本における未曾有の暴力革命であったこと、そして今にも続く日本的社会秩序の原点であったことに、あらためて気付かされた。
--------------------------------------------------------------------------------
井深八重の生涯を本に ハンセン病患者の看護に尽くす

 郡山市の国際女性教育振興会県支部相談役の星倭文子さんは14日までに、旧会津藩士で明治学院大総理を務めた井深梶之助のめいで、大正から昭和時代にハンセン病患者の看護に尽くした井深八重の生涯を伝える「会津が生んだ聖母 井深八重―ハンセン病患者に生涯を捧げた」を出版した。星さんは「どんな逆境にもめげず、苦しんでいる人の看護を続けた八重の生き方から多くのことを感じ取ってほしい」と話した。
 井深八重は、1897(明治30)年に井深梶之助の弟・井深彦三郎の娘として誕生。ハンセン病患者の看護に生涯をささげた。患者から「母にもまさる母」と慕われ、1966(昭和41)年に勲五等宝冠章を受章。89年に92歳で亡くなった。
 星さんは、昨年4月から八重の生涯を研究しながら、執筆を始めた。多くの関連資料を基に、女性史の視点から八重の人生の歩みを多角的に捉え、同本を書き上げた。
 星さんは「八重は会津を訪れることはなかったが、その生き方は、会津の魂を受け継いでいた。今を生きる私たちに、八重から学ぶことは多い」と話した。
 歴史春秋社から出版。定価1500円(税別)。

福島民友   2013年11月15日
---------------------------------------------------------------------------------
タイ副首相、原発導入断念を明言 「国民を危険にさらしたくない」 

【タイ】タイのステープ副首相は16日、同国の原子力発電所導入計画に関する
記者団の質問に対し、「断念した。国民を危険にさらしたくない」と明言 した。
また、福島第1原子力発電所の事故でタイに放射性物質が飛来する可能性はきわ
めて低いとして、国民に冷静な対応を求めた。日本からの輸入食品につい ては
安全確保に向け対策をとる考えを示した。

タイは2021―2022年に出力1000メガワットの原発2基を稼働をする計画で、中国の国営原子力発電会社である中国広東核電集団 (CGNPC)、日本原子力発電などと技術協力協定を結び、事業化調査を進めていた。しかし、福島第1の事故を受け、アピシット首相が推進に消極的な姿勢 を示し、原発建設候補地では住民による反対運動が起きていた。

via Newsclip.be 2013年11月15日
--------------------------------------------------------------------------------。
第1原発のタンク胴体から水漏れ ボルト緩みが原因か

 東京電力は15日、福島第1原発の地上タンク1基の側面(胴体部分)から新たな汚染水漏れを確認した。漏れたタンクは、鋼鉄製の部材をボルトで締めた型で、東電はボルトの緩みが原因とみている。側面から漏えいが確認されたのは初めて。漏えい箇所から約5センチ離れた場所で毎時35ミリシーベルト(3万5000マイクロシーベルト)と非常に高い放射線量を計測した。漏えい量は約11リットルと推定し、タンクを囲む堰(せき)内の雨水からベータ線を出す放射性物質を1リットル当たり5200ベクレル検出した。
 堰と排水弁の接合部に水がにじんだような跡もあったが、周辺の線量は最大で毎時300マイクロシーベルト程度で、東電は「堰外への漏えいはない」としている。
 このタンクは5月に設置した。同型のタンクは約310基あるが、比較的新しいタンクで漏えいがあったことで県は「他のタンクでも同様の事態が考えられる」(原子力安全対策課)と接ぎ目からの漏えい続発を懸念。東電に、他の同型タンクの接ぎ目の確認や必要な対策を申し入れた。

福島民友   2013年11月16日
-------------------------------------------------------------------------------
「震災遺構保存」国が支援 津波被災市町村ごと1カ所

 根本匠復興相(衆院福島2区)は15日の閣議後会見で、東日本大震災の津波の被害を語り継ぐための「震災遺構」の保存について、整備や移設に関する初期費用を国が復興交付金を活用して負担すると発表した。住民や関係者が保存に合意することを条件に、被災市町村ごとに1カ所を支援する。宮城県などが求めた維持管理費は負担しない。
 宮城県などでは、被災した自治体庁舎などを震災遺構とする議論がある。これまでの災害などで造られた同じような施設が自治体の負担や寄付によって整備されたことを踏まえ、国の負担の目安としては、対象施設を撤去した場合の費用に比べて、極端に大きくならない範囲とした。
 住民や関係者の合意について、根本復興相は「いろいろなケースはあるが、地域の合意がなされた形が必要」とし、協定などで国が具体的に合意を確認できることを前提とする考えを示した。保存の是非についての住民の意向を集約するのに時間がかかる場合の応急修理費や、議論で保存しないことが決まった場合の解体費も負担する方針。
 今回の支援対象は津波被災による震災遺構。本県の市町村が原発事故による遺構を保存しようと考えた場合について根本復興相は「これからの課題」とするにとどめたが、同じ枠組みで支援することを示唆した。

福島民友   2013年11月16日
-------------------------------------------------------------------------------
kai 会津藩流罪、

読者評

「何事も、すると決めたら
 中途半端はいけません」
( 井深八重  会津が生んだ聖母)最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 来年の大河とあわせて見たい本 2012/8/2
By 紫
この本は来年の大河のガイドとしても、あわせて読みたい本だと思いました。
作者の方がおっしゃる今の福島と重ね合わせてしまうような、
つらい会津藩の境遇についても詳細がかかれていて、新島八重さんのことがより身近に理解できるようになりました。
昔、はやった(品格)系の本のさきがけになった国家の品格でも触れられているような、
すばらしい教育を受けてきた会津藩のこと、そして、(人)は誰しも、立ち上がれる力があることを
この本を読んでいて感じました。
コメント | このレビューは参考になりましたか?はい
いいえ
8 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 ミスリード 2012/7/28
By 遊鞍馬
残念ですが著者が会津贔屓ゆえの妄想と推論と言わざるを得ない。
会津藩は降伏したことにより消滅しますが、翌年に北海道、そして秋には斗南の領地を与えられ、藩の再興が許されています。請西藩のように没収されたままの藩もあるなか、穏健な処置と言わざるを得ません。逆を言えば、氏が述べる戦犯の木戸が旧会津藩士に生活の道を与えていることが確認できます。
柴五郎が「ある明治人の記録」で流罪のようだったという感想は子供心に抱いた感想として良いし、タイトルに不満はありません。しかし、会津戦争終結後、一番残酷だったのは松平春嶽で、木戸は広沢安任等の歎願等で南部藩よりも早く救済措置に動いています。
これを踏まえていれば、史料を読み込まなかったか、読み込む暇がなかったのか不安が残ります。その証拠が180Pの文中にある「越前金沢藩」に現れており、地名のミスは多大だと思います。茨城県民が東北と、他地域として書かれるが如く、地名のミスは痛い。
著者は本を乱発する前に一度立ち止まって精査してから上梓することを願ってやまない。
8 コメント | このレビューは参考になりましたか?はい
いいえ
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 会津人はすごい 2012/6/3
By 元三
日本の近代化にさいし、これほどの悲劇があったのかとおどろく。
涙なしには読めない本である。
コメント | このレビューは参考になりましたか?はい
いいえ
1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 by一山、木戸孝允は器が小さい 2013/7/26
By 一山
戊辰戦争は日本人同士の内乱である。戦争が終われば、会津人も生活が立ち行くよう配慮すべきだった。長州藩が斗南や北海道においやったのは、不当なことだった。これが正当と考える人がいたならば、誠に不可思議といわざるを得ない。
日露戦争では、乃木将軍も東郷元帥も敵将を遇したではないか。
コメント | このレビューは参考になりましたか?はい
いいえ
1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 「八重の桜」と裏腹に断罪された会津藩士のその家族のゆくえ 2012/8/22
By 佐藤英之
星亮一さんが「Niche」(ニッチ)28号に書かれた「八重の会津戦争」について読者からお葉書をいただいた。
「NHKの「八重の桜」のコマーシャル番組(20分間)の「八重の桜、戦いは頂点へ」を観ました。ニッチNo.28の星亮一さんの「八重の会津戦争」を以前読んだことを思い出して、再読しました。内容がわかりやすく書かれていましてとてもよかったです」という。
「八重の桜」は、NHKにしてはよく出来た作品で、謎と矛盾がひしめく幕末・維新史を会津藩を舞台に山本八重の生涯を描いているが、八重のその後の転身と新島讓との出会いによって文明開化を謳歌した波乱の人生とは裏腹に、会津藩士とその家族への断罪は想像を絶している。
『会津藩流罪』によって跡付けられた薩長を中心とする明治藩閥政府の弾圧と懐柔と和睦策は、いまなお尾を引いていて、外圧によって近代化を余儀なくされた日本のその後の歴史に大きな影響を与え続けている。今一度、幕末・維新の歴史を再考して欲しい。
コメント | このレビューは参考になりましたか?はい
いいえ
&#8250; 5個すべてのカスタマーレビューを表示(新しい順)
カスタマーレビューを書く



***************** ***
michiko@patedison.co.jp (^_^)
  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
  みちこの幕末日記!
http://blog2.patedison.co.jp/
  そうだったのね、日本史!
http://www.geocities.jp/sou_nihonshi/
***************** ***
△top
2013年11月16日(土) 歴史、政治、社会
「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
104位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
335位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
----------------------------------------------------------------------->

井深八重、歴史春秋社

読者評

最初に覚えた言葉は「らい病」でした。映画「ベンハー」の中でイエス・キリス
> トが、洞窟に隠れ住むらい病の母と娘を癒す奇跡を起こしたワン・シーンに感動
> した記憶があります。感染力の強い恐ろしい病に、心からの愛を持って接する八重
> という女性に強い関心を惹かれました。これほどまでの献身は、当然に自己犠牲
> を伴う恐れもあったでしょうが、強靭な信仰の力で克服して身を投じる凄さ、強
> 者をも凌ぐほどです。
> 今日では、あえてこの病名は使わずハンセン病という優しい言葉に置き換わり、
> 施設も完備されて今日があります。先人たちの貢献たるや涙ぐましい努力が積み
> 重ねられてきたのですね。
> 大学を出て、希望を胸に教員として長崎に赴任した若く美しい八重が、その恐ろ
> しい病に罹患し、隔離され、天と地のような境遇が待ち構えていたとは、なんと
> もドラマチックな人生のスタートです。クリスチャンであった八重は、その悲し
> みを乗り越え、誤診であったと分かったのにも関わらず、院長レゼー神父の姿に
> 感銘を受け病院に留まります。
> 激しい差別と偏見、加えて極貧の状態にも関わらず神山復生病院の婦長として
> 献身的な看護にあたるのですが、戦争という格別に厳しい時代でした。極貧で物
> がない中、死に瀕した患者たちの救済に一生を捧げた偉大な女性の生涯をたどる
> ことができ、時代背景も詳細に解説されとても分かり易く読むことができました。
> 皆さまにお勧めする一冊です---------



『会津落城』 星亮一
中公新書(2003年12月)
ISBN4-12-101728-5 【Amazon】
まずは著者あとがきから。あとがきによると、戊辰戦争から130年の1998(平成10)年から、会津と長州の和解が話題になった。 そして2003(平成15)年、和解への第一歩を踏み出したという。約130年の戊辰戦争が、当地の人々の間でいまだに後を引いていたことに驚く。 どっちがどう思っているのかは知らないが、なんとまあ執念深い。
私の感覚では、戊辰戦争はとうに過ぎ去った大昔の出来事であり、現代人にはなんの関わりもない。 開国をめぐる勤皇派と、反対勢力の佐幕派による戦いという、歴史の一コマという認識しかなく、せいぜい歴史の教科書で読んだか、時代劇のドラマで見たぐらい。
一国内での民族紛争は、遠い諸外国での出来事と思っていたのだが(もっともあちらは民族の対立だが)、日本国内でかつての戦争において、いまだに和解していないということは驚く以外にない。 なぜなのだろう。そもそも戊辰戦争はなぜ起こったのか? 会津藩は朝廷を警護していた京都守護職だったにも関わらず、なぜ新政府と戦うことになったのか?それはどんな戦いだったのか。 戊辰戦争の発端となった会津戦争の実態を、多くの資料を基にして描き切ったノンフィクション。

本書は鳥羽伏見の戦い(1868年1月)以降から始まり、このとき会津藩はすでに佐幕派だったので、どうして佐幕派になったのかはわからなかった。 同年2月、戦いで惨敗した慶喜は江戸城を無血開城した。幕府が瓦解し、会津藩は新政府に恭順の意を示した。
この時点で戦争は回避できたはずである。だが会津藩の恭順の意は受け入れられず、征伐の対象とされた。 会津藩がスケープゴートにされたと言うのは簡単だが、ではなぜスケープゴートにされたのか、なぜスケープゴートが必要であったのかがわからない。 その点が究明されることが、何のための戦争がだったかを知るには、一番大切だと思うのだが。
ともあれ会津藩は新政府に対抗するために、薩長の新政府を歓迎しない東北と越後の諸藩と同盟を結び、そして会津戦争へと突入してゆく。 一言いえば戦争という方向へ向かうのではなく、諸藩の同盟を後ろ盾にして、恭順の意を押し通すこともできたのではないのか。
戊辰戦争には諸外国の思惑も働いていたという。イギリスは薩長側、フランスは幕府寄り、プロシャとイタリアは北方諸藩についた。 長州にはイギリスの武器商人、会津にはプロシャの武器商人がついた。 当時アメリカで南北戦争(1861−1865年)が終わり、そこで使われていた武器弾薬が流出していた。武器商人たちはその武器を日本へ輸入していたという。 時期的には十分に有り得る。そんな形で南北戦争が日本に関わっていたとは意外だった。

会津戦争といえば白虎隊や娘子軍が有名だ。どちらも会津の軍で前者は少年兵、後者は女子。 いまはどうかはわからないが、私が小さい頃は白虎隊を題材とした時代劇が多々あり、自領を守る白虎隊の姿を、悲劇の清廉の士と扱っていたフシがあった。 娘子軍も、その勇ましさが讃えられていたようなフシがあった。幼かったので本当はどんな内容だったかわからないが、戦って潔く死んでゆく人たちを"美談"として扱ったような印象が残っている。
本書を読めば、白虎隊も娘子軍も美談などではなく、彼(彼女)らは、そうするしかない状況に置かれていたのだということがわかる。著者はその点を強調している。 特に娘子軍は悲惨で、その理由を大別すれば、一つに婦女子の動向はその家の家長によって決められること。 もう一つは、市中に逃げても薩長軍が婦女子を強姦や殺害していたため、逃げるに逃げられなかったこと。
著者は鶴ヶ城に籠城した藩士の一人で、当時18歳の三沢千賀良(ちから)が、戦闘中に記した日記に後年に同僚の話を聞いてまとめた『暗涙之一滴(あんるいのいってき)』をひく。 三沢は城内の壊滅的な状況を伝えているが、藩士ということもあってか最後まで戦う決意をしていた。 一方で著者は、会津の少年兵として徴兵された遠藤平太が、後年に著した『戊辰戦争従軍記』から戦争の実態をひく。 平太は戦争に懐疑的だった。
誰もが戦争を肯定していたわけではない。薩長軍でも、この戦いの意義を知っている兵士はどれほどいたのか疑問に思う。 思うに戊辰戦争は、まさに「勝てば官軍、負ければ賊軍」。勝った方が正しいという戦争ではなかったか。 歴史に<if>は禁句だが、仮に会津が勝っていた場合、正しいのは会津ということになる。
戦争になると村は兵士たちの宿泊所となったり、糧食を提供しなければならなかったりする。ときに村人は兵力にされる。 村人は自らの意思に関わりなく非常に危険な立場となる。 彼らは徴兵されたり、自衛のためにどちらかの側に付くしかなかったり、あるいは自ら志願して戦った者もいる。 戦争というものは、兵士だけが被害を蒙るわけではないのだ。否が応にも周囲は関わりを持たざるを得なくなるのである。 普通、歴史書ではこういったことは省かれてしまうが、著者は庶民がどういう状況下によって、戦争に関わらざるを得なかったかも書いている。 歴史の表舞台に出ることのない人々にとって、戦争とはなんであったのか。そんな部分を書いている著者に好感が持てる。
130年ほど前の戦争で憎み合うのではなく、どうしたらニ度と戦争を起こさないようにできるのか、歴史から学んで前向きに考えてほしいと思う。(2004/6/10)
--------------------------------------------------------------------------------
農業用ため池、3割基準値超 底土の放射性物質

 県は14日、東京電力福島第1原発事故を受け、県内の農業用ため池1640カ所(避難区域を除く)で底にたまった土砂(底土)などに含まれる放射性物質濃度を調査した結果、3割の450カ所で、国が処分責任を持つ指定廃棄物の基準値(1キロ当たり8千ベクレル)を超えたことを明らかにした。本宮市の明戸石(みょうといし)ため池で最高値1キロ当たり37万ベクレルを検出したのをはじめ中通りを中心に高濃度の放射性セシウムが底土に蓄積している実態が判明。ため池は除染の対象でなく、県は環境省に実測値を提示し除染対象に加えるよう強く求める。
 底土の調査結果が検出限界値未満だったのは1カ所だけで、1639カ所で放射性セシウムを検出した。県は「(濁った水が流れれば)放射性セシウムが水田や畑に流出し、農作物に色濃く影響が出る」(農地管理課)と警戒感を示した。
 ため池の水の調査では、75カ所から放射性セシウムを検出、最高値は1リットル当たり13ベクレルで飲料水の基準値(1リットル当たり10ベクレル)を上回る一方、水を濾過(ろか)して再調査すると、検出したため池は2カ所に減り、最高値も同8ベクレルまで下がった。これはセシウムが土などに付着して水の中を漂っている状況を裏付けるという。

福島民友   2013年11月15日
---------------------------------------------------------------------------------
東京電力:新規融資へ主力行が調整…3000億円

 三井住友銀行や日本政策投資銀行など東京電力の主要取引銀行は14日、東電が求めている約3000億円の新規融資と約2000億円の借り換えに応じる方向で調整に入った。東電が銀行側との協議で2014年3月期に経常黒字を確保する見通しを示したほか、原子力規制委員会が柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の再稼働の前提となる安全審査に入る方針を決めたことを考慮。「東電の収支改善の可能性が高まった」と判断した。融資は12月末実施の見通し。

 東電と政府の原子力損害賠償支援機構は14日、取引銀行と新規融資などをめぐる本格協議に入った。この中で東電は、電気料金値上げや修繕費繰り延べなどで14年3月期は約250億円の経常黒字が確保できると説明した。また、原子力規制委が安全審査に着手する方針を決めた柏崎刈羽原発6、7号機について、複数の再稼働時期の想定と、それに応じた15年3月期の経常損益予想を提示。来年4月再稼働なら約2000億円、7月再稼働なら約1000億円、10月再稼働でも400億円弱の経常黒字を確保できる見通しを示した。14年度中に再稼働できない場合は、約800億円の経常赤字になる。

 東電の収支は原発が1基動けば、火力発電の燃料費の節約で年間1000億円程度改善する。規制委の審査をパスしても、再稼働には新潟県など地元の同意が必要。新潟県の泉田裕彦知事は慎重姿勢で再稼働時期は見通せていないが、銀行側は「規制委の審査が動き出したことで、『来年度中の再稼働』の説得力が高まった」(幹部)と評価。新規融資と借り換えに応じる方向で調整することになった。

毎日新聞   2013年11月15日
--------------------------------------------------------------------------------。
ウルヴァリンから手紙 「一緒に福山の魅力発信を」

 福山市の鞆の浦などで撮影された映画「ウルヴァリン:SAMURAI」の主人公で、同市観光大使を務める超人「ウルヴァリン」から、観光ボランティア「鞆龍馬おもてなし隊」に「共に福山の素晴らしさを伝えよう」との手紙が届き12日、市役所でメンバーへの授与式があった。 同隊は、幕末に海援隊の蒸気船が紀州藩の軍艦との衝突で沈没し、坂本龍馬が賠償交渉で鞆の浦に滞在した史実にちなんで結成。メンバー約20人が龍馬に扮(ふん)し、観光案内をしている。
 俳優ヒュー・ジャックマンさんが演じたウルヴァリンからの手紙は、市内での上映終了を控えた今月上旬に市役所に届いた。
 手紙は英語で、「撮影で初めて福山を訪れ、鞆の浦の自然の素晴らしさや、住民の優しさにとても感動した」「一緒に素晴らしい我が町の魅力を全国に発信していこう!」と書かれている。福山を「我が町」と表現するなど親しみが込められ、直筆の署名横にはトレードマークの爪のひっかき傷が書かれている。授与式にはメンバー4人が参加。松浦良彦・市経済環境局長が「ウルヴァリンと鞆の浦の魅力を伝えて」と、手紙を託した。同隊の大西公孝さん(56)は、「世界のスターからの手紙で名誉。福山や鞆の浦が素晴らしい街と思ってもらえるようPRしたい」と話し、市立水呑小2年の小林龍正君(8)も、「頑張るぜよ」と意気込んだ。
 手紙は今後、市役所などでの展示を検討している。

読売新聞   2013年11月13日
-------------------------------------------------------------------------------

やっぱりたくさん
失敗をしないとね。

いっぱいいっぱい
恥をかかないと。

最初はかっこ悪いなあ、
なんて思うけど、

失敗を繰り返すと、そのうち
「自分なんて、こんなもんか」
と思えるようになる。

そうなったら毎日楽しいよ。
余裕が出てくるからね。
( 伊武雅刀  俳優)


***************** ***
michiko@patedison.co.jp (^_^)
  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
  みちこの幕末日記!
http://blog2.patedison.co.jp/
  そうだったのね、日本史!
http://www.geocities.jp/sou_nihonshi/
***************** **    





落としどころなし…集団的自衛権、民主真っ二つ
読売新聞 11月16日(土)15時59分配信

読売新聞

 民主党の安全保障総合調査会(北沢俊美会長)は15日の会合で、憲法解釈の見直しによる集団的自衛権の行使について、賛成の立場で前原誠司元外相、反対の立場で横路孝弘前衆院議長がそれぞれ意見表明を行った。

 安保政策を巡る2人の意見は対立し、保守派、護憲派を抱える党内の意見集約の難しさが改めて浮き彫りになった。

 調査会は5回目で、これまで大学教授や元内閣法制局長官ら外部有識者からヒアリングを進めてきた。所属議員からの意見聴取は今回が初めて。

 横路氏は「(見直しで)専守防衛の原則が崩れ、先制的攻撃論や攻撃的な武器を持とうという形に(日本が)変わっていく」と自説を展開し、「集団的自衛権は憲法上、認められない。(憲法解釈の見直しで)海外に部隊を送れば、戦死者を出すと覚悟しなければいけない」などと反対論を打ち上げた。

 前原氏は「ミサイルやテロ、尖閣諸島などの領海侵入といった有事に対し、自衛隊がすべて対応できるのか。米国との協力なくして日本の安全が保てない」と指摘。「安全保障の実効性を担保するには憲法改正の方がいいが、具体的な政治課題に挙がってくるのかどうかという現実的な視点が必要だ」と述べ、解釈見直しを求めた。

 終了後、北沢氏は記者団に「2人の話を基礎に議論をさらに深める」と述べたが、出席者の1人は「ここまで考えが違えば、もはや落としどころはない」と語った。民主党は当初、年内をめどに意見集約する方針だったが、政府が解釈変更を来夏に先送りする方針を固めたこともあり、結論が越年する可能性が出ている。

最終更新:11月16日(土)15時59分
△top
2013年11月15日(金)  歴史、社会、政治
ネットランキング5位

幕末日本のクーデター 錦旗に刻印された官軍の野望
星 亮一 (著)
税込価格:1,890円(18pt)
取扱開始日:2013/11/07
発送可能日:24時間


本、明治維新、 2013年11月15日
34.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
38.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
60.会津藩 斗南へ―誇り高き魂の軌跡 星 亮一
76.奥羽越列藩同盟 (中公新書)星 亮一

東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月15日
23.会津白虎隊―物語と史蹟をたずねて (成美文庫)星 亮一

「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
78位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
266位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
--------------------------------------------------------------------------------
「八重と会津落城 」(PHP新書) 星 亮一 / PHP研究所

新・はんきちのつぶやき  hankichi.exblog.jp
ドラマになる訳が分かった・・・『八重と会津落城』(星亮一)
今年のNHKの大河ドラマは綾瀬はるかを始めとして、爽やかな俳優たちが出ているから、欠かさず観ている。『八重の桜』。
しかし会津藩や白虎隊の戦いの巧拙が、どのようなものだったのかであるとか、八重の気概が何だったのかは、とんと知らなかった。
『八重と会津落城』(星亮一、PHP新書)は、そういったことを易しく紐といてくれた本だった。
武士道として筋が通った会津藩の教えを忠実に守り、凛として逞しく育った山本八重。
京都守護職の命を受けた会津藩が、どれだけ皇族に尽くしたか。尽くし過ぎて、藩の財政が赤字に転落するほどになっても、窮乏をしのぎ続けた。
そんななか、薩長の倒幕の動きに反対し、宮家を守る立場との狭間で苦悩する。
時代の流れを読み切れず、軍備や兵法といった技術や仕事のしくみの潮流にも乗れず、しかし、ひたすらに自分たちの信念を貫こうとする。
守ることと変革すること。いずれをどのように貫くか。現代に生きる我々にも教訓になるところが多かった。
テレビドラマのほうも、ますます見逃せないなあ。
--------------------------------------------------------------------------------
格納容器下部で汚染水漏洩 事故後初、1号機で2カ所

 東京電力は13日、原子炉が損傷した福島第1原発1号機格納容器下部の2カ所で汚染水の漏洩(ろうえい)を確認したと発表した。原発事故で溶け落ちた燃料(デブリ)冷却のため注水が続く1〜3号機の格納容器下部から水漏れが実際に確認されたのは初めて。漏洩箇所は特定できなかったが、汚染水対策を進める上で重要な調査結果になるとして、さらに詳しく調べる方針だ。

 調査は格納容器下部の圧力抑制室を収める「トーラス室」と呼ばれる設備に汚染水がたまっている状況を確認するために実施。放射線量が高く人が近づけないため遠隔操作のできるカメラ付きのボートを使った。

 その結果、格納容器下部の外側からトーラス室に通じる細い配管1本が破断して水が漏れていたのを確認。配管の接続部分は塩化ビニール製で、事故当時の熱で溶けた可能性があるという。

 東電によると、破断した配管からは水道の蛇口をひねったような勢いの水が出ているという。東電は原子炉に注水して汚染された冷却水が格納容器の亀裂などから漏れ、配管から流れ出ている可能性もあるとみている。さらに、圧力抑制室の外側でも上部から水が流れ落ちているのを確認したが、漏洩箇所の特定はできなかった。

 調査した場所では毎時約0・9〜約1・8シーベルトの極めて高い放射線量が測定されている。この日の調査は、トーラス室の約半分で行われた。残る半分の調査は14日に行われる予定。

産経ニュース   2013年11月14日
---------------------------------------------------------------------------------
東京湾にセシウム高濃度地点 河口部で検出

 東京電力福島第1原発事故から1年半以上がたった2012年11月の段階でも、東京湾奥部の河口域の底泥から1キログラム当たり千ベクレルを超える放射性セシウムが検出されるなど、比較的高濃度の「ホットスポット」が存在していることが、近畿大の山崎秀夫教授らの分析で13日、明らかになった。

 山崎教授は「事故に起因する放射性物質が今でも河川を通じて東京湾に流れ込んでいる。生物を含めた監視を続けることが重要だ」と指摘した。

 12年8〜11月初めにかけて東京湾の延べ106地点で泥を採取、分析。

共同通信   2013年11月14日
--------------------------------------------------------------------------------。
燃料取り出し前に実証試験 4号機で輸送容器つり上げ

 東京電力は13日、福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールからの燃料取り出しを前に、4号機原子炉建屋カバー内に実際の燃料輸送容器を搬入、作業の安全性を確認する実証試験を行った。燃料取り出しに向けた準備は最終段階で、近く取り出しを開始する。
 相沢善吾副社長はJヴィレッジ(楢葉町)での記者会見で「(燃料取り出しは)廃炉作業の行方を左右する非常に重要なものと肝に銘じて進めたい」と述べた。
 輸送容器は全長約5.5メートル、直径約2.1メートルで、重さは約91トン。燃料22体を収納できる。試験では輸送容器をクレーンで1階からプールのある5階(高さ約32メートル)までつり上げた。東電は「作業上の問題はなく、安全性を確認できた」としている。
 プールには、燃料集合体1533体が保管されている。燃料上部には細かながれきが残っているほか、損傷した燃料も3体あり、経験のない作業に慎重な対応が求められている。取り出しは来年末まで行われる。

福島民友   2013年11月14日
-------------------------------------------------------------------------------
■ 「八重の桜」脚本の山本さん講演

 幕末から明治にかけての会津藩士らの活躍を描いたNHK大河ドラマ「八重の桜」で脚本を手掛けた山本むつみさんが12日、講演のため三沢市を訪れた。会津・斗南藩で要職を務め、ドラマにも登場する廣澤安任(1830〜91)が同市谷地頭に開いた国内初の洋式牧場跡などに足を運んだ山本さんは「斗南に移って苦労を重ねながらも、新しいものを積極的に採り入れ活躍していた安任らの姿を実感できた」と感慨深げに語った。

 講演に先立ち、山本さんは種市一正市長を表敬訪問し、道の駅みさわ・斗南藩記念観光村では、安任のひ孫に当たる中任(なかとう)さん(82)=東京在住=と対面した。

 同観光村で廣澤家の住居兼書斎を復元した「六十九種草堂」の前には、安任らが会津から斗南に移した樹齢約140年の八重桜がある。「幼いころ、よく木登りして遊んだ」という中任さんに、山本さんは「ドラマに描いた世界が、とても近い過去の出来事なんだと血肉をもって感じられるようだ」と話した。

 市と市観光協会が市公会堂で開いた講演会には「八重の桜」ファンら約280人が集まった。

 幕末の会津を舞台にした脚本作りについて、山本さんは「勝者の歴史には残っていないが、光を当て語られるべき人がたくさんいる」と語った。さらに「ドラマ全体のキーワードは、綾瀬はるかさん演じる八重の『私(わだす)は、あぎらめねぇ』という言葉」と述べ、登場人物のせりふに込めた震災復興への思いを強調した。

東奥日報   2013年11月14日
-------------------------------------------------------------------------------

どんな仕事でも長く続けてるとね、

この仕事って、こんな面白いものなんだ、
こんなに人様から
感謝されるものなんだと、
つくづく思い知る瞬間が訪れる。

だけどそういうのは、
普段から「この仕事、楽しいぞ」って

前のめりになってやってないと
味わえないんです。
(桂才賀   落語家)


***************** ***
michiko@patedison.co.jp (^_^)
  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
  みちこの幕末日記!
http://blog2.patedison.co.jp/
  そうだったのね、日本史!
http://www.geocities.jp/sou_nihonshi/
***************** ***
△top
2013年11月14日(木) 、歴史、政治、社会
森元首相「4島返還だけでは動きにくい」
読売新聞 11月14日(木)8時49分配信

 「読売ビジネス・フォーラム2013」の第4回講演会は13日、札幌市のホテルで開かれ、森元首相が約230人を前に講演した。

 森氏は北方領土問題について「いつまでも金科玉条のように4島全島返還から一歩も下がるなと言っていると、政府が動きにくい」と述べた。

 森氏は首相時代の2001年にロシアのプーチン大統領と会談し、歯舞群島と色丹島の返還と、国後、択捉両島の帰属の確認を分離して協議する「並行協議」を提案した。講演ではこの点にも改めて触れた。

 両国の経済協力については、「ロシア側が求めていることを日本が行えば、日本にとって国益となる」と、協力の重要性を指摘した。
.最終更新:11月14日(木)8時49分

1号機地下で配管破損=格納容器から水漏れか―福島第1
時事通信 11月13日(水)22時14分配信

 東京電力は13日、福島第1原発1号機の原子炉建屋で、格納容器の外壁から地下につながっている配管の一つが破損し、水が漏れ出しているのを確認したと発表した。東電は「格納容器の一部に破損があり、そこから漏れた水が配管を通じて地下に出ている可能性が高い」と説明している。
 福島第1原発1〜3号機では、原子炉内で溶け落ちた核燃料を冷やした水が格納容器から漏れて地下にたまり、放射能汚染水となって増え続けている。地下への漏出箇所が特定できたのは初めて。 
---------------------------------------------------------------------------------
アマゾンベストセラー、明治維新、 2013年11月14日
29.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
59.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
67.大鳥圭介―幕府歩兵奉行、連戦連敗の勝者 (中公新書)星 亮一
68.会津藩 斗南へ―誇り高き魂の軌跡星 亮一
82.戊辰戦争 裏切りの明治維新 (静山社文庫)星 亮一
85.会津藩VS薩摩藩 (ベスト新書 185)星 亮一

東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月14日
62.会津白虎隊―物語と史蹟をたずねて (成美文庫)星 亮一

「幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望 」 星 亮一
「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
50位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
187位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
324位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 東洋哲学入門
--------------------------------------------------------------------------------
敗者の維新史  2013-07-13 Sat 14:17
幕末の京都から会津戦争、高田での謹慎や斗南への生活などを経験した会津藩士、荒川勝茂の日記を元に会津の様子を描いている。

会津藩士の日記というと「ある明治人の記録」を先に読んでいたが、あちらがほぼ日記(というか聞き書き)だったのに対し、本書は日記を元にしながらその解説を加えているため、幕末の会津の歴史が覚束ない人はこちらの方が分かり易いかもしれない。ただ日記が引かれないままに勝茂はこう思っただろう、といった記述がみられる為、実際に日記にはどこまで記されているのかどの程度が筆者の推測なのか分からない部分も幾つかあった。
会津戦争の悲惨さはもちろんだが、斗南での生活の過酷さは何度読んでも慣れないし、読むたびに当時の辛苦が刻まれるような気がする。想像を絶するというか。特に高田に預けられていた時は学問や芸術に時間を割いたり、会津の復興への希望を持っていたからこそ、斗南での生きるだけでの精一杯という日々の過酷さが際立っている。高田の人々が会津に同情的だったり優しかったりするのに対し、自然の厳しさは誰にでも平等というか。勿論、そんな荒野を宛がったのは明治政府の思惑だが、ひょっとしたらここまでの悲惨さは想定していなかったのではと思うくらいに過酷。想定していたら明治政府は本当に外道だ…。
次第に日記の記述が少なくなっていくことも辛さを表しているようで、書かれていないのに日々の困窮や辛苦が伝わってくる。その間にも家族を次々と失い、日記の簡素な記述が遣る瀬無さを引き立てている錯覚さえ覚える。

会津に戻った後は教員としての道が開けたが、他の元会津藩士の様子を思うと会津にとっての戦後はいつまでも終わらなかったのだろうと思う。
荒川勝茂や柴五郎、山川兄弟のように明治の世を行き抜いた会津藩士の話を読むと彼等の強さに胸を打たれるが、どれだけ沢山の会津藩士が戊辰戦争は勿論、斗南での生活などで命を落としたかと思うと言葉を失う。
--------------------------------------------------------------------------------
「管理できるのか」 被ばく計測、避難住民ら不信感

 東京電力福島第1原発事故による避難住民の帰還に向けた放射線対策で、原子力規制委員会の検討チームが11日に了承した提言案では、帰還の際に住民が携帯する個人線量計で被ばく線量を計測するとされ、避難住民は個人が線量を管理することに不信感を示した。一方、年間の追加被ばく線量の限度に1ミリシーベルトを用いず、あらためて1〜20ミリシーベルトの範囲としたことに、避難住民や首長らは「あくまで1ミリシーベルト」と強く求めた。
 「線量計によって数値が違う。高齢者は機械に不慣れな人もいる。多方面から管理し、安全、安心なものにしてほしい」。富岡町から郡山市の仮設住宅に避難する北崎一六さん(66)は線量計の携帯に不満を漏らした。双葉町から、いわき市に避難する会社役員中谷祥久さん(33)は「きちんとした管理が必要になる。それを手厚くできるのか疑問だ」と個人での被ばく管理を批判した。「被害に遭った自分たちが、なぜ自分たちで(被ばく管理を)やらなければならないのか。線量計をつけてまで生活したいとは思わない」。大熊町から避難し、会津若松市の仮設住宅で避難生活する山本秀一さん(51)も厳しい目を向けた。

福島民友   2013年11月12日
---------------------------------------------------------------------------------
「原発輸出やめて」 道新東京懇で安倍首相夫人 消費増税も異議(11/13 07:30)
安倍政権の政策についてユーモアを交えながら自らの意見を語る安倍昭恵首相夫人 安倍政権の政策についてユーモアを交えながら自らの意見を語る安倍昭恵首相夫人

 安倍昭恵首相夫人は12日、東京都内で開かれた道新東京懇話会で講演し、安倍政権が進める原発輸出に関して「自分の国で事故がきちんと収束していないのに、海外に売り込むことに対し、私はやはり『どうなんだろうな』と思っている」と否定的な考えを示した。

 その上で「主人にも『今、売り込むべきではない』と意見は言っているが、全然聞いてもらえない」と語り、安倍晋三首相に対して原発輸出に異議を唱えていることも明らかにした。

 昭恵夫人の「家庭内野党」ぶりはこれにとどまらず、首相が決断した来年4月の消費税増税にも言及。都内で自ら始めた料理店の経営の難しさを挙げ、「主人に『小さいところは本当に大変なので、消費税は上げないでください』と毎晩言っていた」と明かした。
<北海道新聞11月13日朝刊掲載>
--------------------------------------------------------------------------------。
不明者を一斉捜索 震災2年8カ月、県警など330人

 東日本大震災から2年8カ月を迎えた11日、県警は富岡町などで行方不明者の一斉捜索を行った。県警によると、相馬市磯部で骨片のようなものが見つかったほか、楢葉町波倉で軽自動車のナンバープレート、大熊町夫沢でマグカップが見つかったという。
 県警をはじめ、福島海上保安部、県、双葉地方消防本部などから約330人が参加。富岡町の富岡漁港では県警と福島海保が連携して不明者を捜索した。実際に潜水士が海に潜り、行方不明者の手掛かりを探った。双葉署で行われた出発式では、渡部敏久署長が「一人でも、思い出の品一つでも捜して家族の元に戻してあげたい」とあいさつした。
 県警によると、同日までの捜索で1606人の遺体が見つかったが、207人は、いまだ行方不明となっている。

福島民友   2013年11月12日
-------------------------------------------------------------------------------
中国ネットに「新党」一党独裁批判…薄氏支持者

 【北京=竹内誠一郎】中国のインターネット上で、「中国至憲党」と名乗る“新党”の設立が発表され、話題を呼んでいる。

 収賄罪などで無期懲役が確定した元重慶市党委書記の薄煕来ボーシーライ受刑
者の支持者らが結成したとみられ、当局はネット上の関連情報を削除するなど神
経をとがらせている。
 「中国至憲党」の発起人は、薄受刑者の支持を訴えてきた北京在住の女性。ネット上で、共産党の一党独裁体制を批判する趣旨で、憲法を根本的な行動規範にすると宣言。薄受刑者が格差是正を掲げた「共同富裕」政策の支持を掲げ、薄氏を「終身党主席」とし、党規約に盛り込むとした。

読売新聞   2013年11月13日
-------------------------------------------------------------------------------

最近は「自分のやる仕事じゃない」
といって、何にもできないうちから
辞めてしまう若い人、たくさんいるようですけど、

みんな自分を
高い所に置き過ぎなんですわ。

仕事がうまくいかなくて落ち込んで
病気になってしまう人もそう。
目標が高過ぎですねん。

自分を低く見ておけ、ちゅうことです。

やっぱり、鳥の目線で
自分を見ることが大切なんですなあ。
( キダ・タロー  作曲家)


***************** ***
michiko@patedison.co.jp (^_^)
  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
  みちこの幕末日記!
http://blog2.patedison.co.jp/
  そうだったのね、日本史!
http://www.geocities.jp/sou_nihonshi/
***************** **マツダの自動ブレーキ車事故から得るべき教訓
東洋経済オンライン 11月14日(木)6時0分配信
写真を拡大

CX-5が体験試乗会に使われた(撮影:今井康一)
自動車メーカーのマツダ <7261> は11月12日、同月10日昼ごろに発生した自動ブレーキの体験試乗会での事故を受けて、当面、安全装備の体験試乗会を自粛すると発表した。 10日に発生した事故は、マツダの埼玉県のディーラーが、SUV(スポーツ用多目的車)の「CX-5」を用いて実施した自動ブレーキの体験試乗会で、客が試乗していた車両がウレタン製の模擬障害物を通過し、その先のフェンスに衝突したというもの。この事故で客が軽傷、同乗していた販売店員が重傷を負った。 

【詳細画像または表】

 CX-5に搭載されている自動ブレーキは、近赤外線レーザーで前方車両を検知し、ドライバーの操作に応じてブレーキをアシストするものだ。時速30キロメートル以下の場合、前方車両に衝突する前に停止できる、となっている。ただ周辺環境や操作方法(自動ブレーキ動作中にあらためてアクセルを踏む、など)によっては停止しない。

■ 事故の原因は調査中

 このため、マツダは自動ブレーキの体験試乗会において、一定の条件を満たした上で、安全を確保できる環境での実施を販売店に指示しているという。今回事故を起こした試乗会がマツダの基準に沿って行われたものかについては調査中としている。

 事故の原因については現在、警察が調査しており、詳細は不明だ。この事故の前に同じく試乗している別の客では正常に自動ブレーキが動作したとされる。また、フェンスに衝突した際に、エアバッグが動作しているとのこと。エアバッグは固定された壁に時速20〜30キロメートル以上で正面衝突した場合に動作するため、固定壁に比べると柔らかく衝撃を吸収するフェンスでは動作速度はより速くなる。

 まったくの想像でしかないが、自動ブレーキの有効速度以上でフェンスに衝突している可能性はある。

 マツダでは、自社の車に搭載した自動ブレーキが動作せずに事故につながった事例は把握していない、と発表している。ただ、それがシステムに欠陥がないということを証明しているわけではない。いずれにせよ、警察による詳細な調査結果を待つ必要がある。

 原因はなんであれ、自動ブレーキの体験試乗会で重傷事故が発生したという影響は小さくない。自動ブレーキだけでなくエアバッグやブレーキロック防止システム(ABS)など、どんな安全装置あれ、いかなる場合でも動作し被害をなくせるわけではない。条件によっては作動しないこともある。

 記者自身、他のメーカーの市販車による歩行者衝突回避ブレーキの体験会で、衝突回避速度以下での走行にもかかわらず、ダミー人形に衝突した経験がある。別のメーカーの車両衝突回避ブレーキでも、ダミー車両にぶつかったことがある。ただし、いずれも、ブレーキが動作せずに激突したわけではなく、被害軽減効果は感じられた。

■ 消費者に過度な期待を醸成

 そもそもシステムの性能には常に限界があり、絶対の安全はない。にもかかわらず、昨今は、あたかもどんな衝突でも防げるかのような宣伝が行われ、消費者に過度の期待を抱かせてきた感がある。今回の事故は、それを裏切るような印象を与えており、安全技術への信頼感を損ねかねない。

 かつて国土交通省は衝突前に完全に停止する自動ブレーキ機能について、運転の注意力が損なわれるとして導入に難色を示してきた。また万が一、衝突事故が起こった場合、メーカーと運転者の責任範囲をどうするかという難題を避ける意図もあった。

 しかし、こうした懸念から日本で自動ブレーキなど先進的な安全技術の導入に躊躇するうちに、欧州メーカーを中心として開発・市場導入が進み、この分野では日本メーカーの立ち遅れが目立つようになった。やっとキャッチアップが始まったところでの”冷や水”となり、またブレーキが掛かってしまえば、将来的な影響は小さくない。

 日本で起こる自動車事故の9割は、脇見による追突など運転者の不注意に原因があるとされる。自動ブレーキはこうした事故の低減に最も効果がある。衝突事故を完全に防げるといった過度な期待感をあおったうえで、失望を招いて普及を遅らせては元も子もない。原因究明はもちろんのこと、マツダのみならず、自動車業界全体での真摯な取り組みが必要だ。

丸山 尚文
△top
2013年11月13日(水) 歴史、政治、社会
自民党の小泉純一郎元首相は12日の会見で、安倍晋三首相に「即時原発ゼロ」の政治決断を迫った。自民党の慎重論に抗し、持論の郵政民営化を実現させた自らの経験を引きつつ、「首相が決断すれば、原発ゼロ反対論者もだまる」と強調。小泉氏の主張には世論の賛同も広がり、東京電力福島第1原発事故後の「原発拒否」の空気が再燃しないか、政府・自民党の苦悩が強まっている。(毎日新聞)



アマゾンベストセラー、明治維新、 2013年11月13日
22.幕末の会津藩―運命を決めた上洛 (中公新書)星 亮一
44.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
54.奥羽越列藩同盟 (中公新書)星 亮一
66.女たちの会津戦争 (平凡社新書)星 亮一
78.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一

東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月13日
52.会津白虎隊―物語と史蹟をたずねて (成美文庫)星 亮一
97.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一
99.白虎隊と会津武士道 (平凡社新書)星 亮一

「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
135位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
251位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 東洋哲学入門
--------------------------------------------------------------------------------
会津藩はなぜ「朝敵」か    書評

戊辰戦争の際、会津はなぜ朝敵として薩長軍と戦ったのか。幕末史における会津藩の役割と孝明天皇や幕府との関わりから、会津藩と官軍となった薩長との関係を探る。

史実的に言えば幕末から明治にかけての歴史を会津藩を中心に語ったものであり、ページ数も200ページ程である為、それぞれの項目について深く掘り下げ過ぎずに概説するに留めている。参考としてあげている本も多いので気に為った部分は個人的に調べるように、といった意味なのかもしれない。
要所要所で会津や旧幕府側の事情や重臣にまつわる話も載せており、読み物としても気軽に読める。個人的には玉虫左太夫という人物について殆ど知らなかったので、彼に興味を抱くきっかけが出来たという意味では特に掘り出し物だった。
他の歴史家の著作などを引きつつ会津や東北人の気性や東西の違いなどからも会津藩の対応を分析していたのが面白い。京都から見れば東北は野蛮な土地というか国家支配に反対したというのは土蜘蛛や蝦夷などにも見られるから、その辺りの文化も影響したのだろうか。

作者の本は以前にも読んでおり、会津寄りの立場は分かっていたが、それを差し引いても知れば知る程、会津藩は貧乏くじを引いたと思う。会津や容保の人柄が真直ぐな点も悪い方に働いたように見える。軍事や幕府への忠義と言う意味では会津が適任だったのかもしれないが、情勢を考えると一番必要だったのは先を見通す力…があれば良いのは勿論だが、ある程度の狡猾さや策士的な人間が必要だったのかも。真面目なのが悪いというような言い方はしたくはないけれど。
--------------------------------------------------------------------------------
政府、「全員帰還」原則を転換へ 福島事故対策、除染に国費

 政府は11日、東京電力福島第1原発事故からの復興に向けた自民、公明両党の提言を受け、避難住民の「全員帰還」や、除染と廃炉関連の費用の東電負担という民主党政権時代からの原則を転換する方向で検討に入った。帰還困難な住民の移住促進のほか、除染や汚染水対策の国費負担などを柱に、年内にも復興策の全体像を提示する考え。

 事故後2年8カ月を経ても約14万人が避難を続けており、汚染水問題も解決できない現状を踏まえ、国の関与を強化して復興を加速させる狙い。ただ移住支援は住民の分断や除染の不徹底を招く懸念がある。

共同通信   2013年11月11日
---------------------------------------------------------------------------------
復興事業遅れに不安 仮設住民、ケア体制拡充も急務

 「復興を考えられない」「復興が遅れ、先が見えない」―。震災から2年8カ月。被災地では、住宅再建に向けた土地区画整理事業や高台造成などの事業がようやく始まった一方、人員・資材不足などによる遅れも出ており、被災者の不安は募るばかりだ。
 仮設住宅入居後に体調を崩した大槌町大槌の仮設住宅の男性(67)は「(仮設は)限られたスペースでリラックスする場はない。復興が遅れ、先が見えないことが不安になる」と打ち明ける。
 「仮」の生活の長期化が、被災者の不安の深刻化や被災者間の生活再建の格差
を生むこともある。「外部とのつながり」になる催しへの参加者の固定化や、交
通手段がないため部屋から出なくなる住民がいるなど、問題を抱える仮設団地も
少なくない。
 大槌町で被災者の生活再建支援を行うNPO法人まちづくり・ぐるっとおおつちの小向幹雄代表理事(78)は「住宅再建の遅れなど現実的な不安が数字となって表れてきているのではないか」と推察。「心のケアなどの取り組みは必要不可欠だが、目に見える形で復興が進まなければ根本的にはどうしようもならない」とみる。

岩手日報   2013年11月11日
--------------------------------------------------------------------------------。
福島第一原発対策、国が前面に 国費積極投入に転換

安倍政権が検討する新たな原発事故対策

 安倍晋三首相は11日、東京電力福島第一原発事故対策について「国がしっかりと前に出る」と、東電に原則任せてきた対応を転換する方針を表明した。除染費用の一部を国が初めて負担する方向で調整し、避難住民すべての帰還を前提としない支援策や除染の長期目標の実質緩和も検討する。必要に応じて来年度予算案に盛り込む方向で、世論の反応を見ながら具体策や国費投入の規模・財源などを詰める。

 首相は11日、自民党復興加速化本部長の大島理森・前副総裁と公明党の井上義久幹事長らから提言を受け取り、「具体的な復興の絵図を政府として示し、生活再生のために努力しなければならない」と強調した。

 安倍政権は提言を受け、対策の抜本見直しに着手する。民主党政権は事故の責任は東電にあるとして、賠償や除染に充てる資金は国が支援するものの東電や電力会社に返させる仕組みを整えた。安倍政権はこうした仕組みが復興が進まない一因になっていると判断。政府の機構を通じて東電の資金繰りを支える仕組みは残しつつ、東電が負担しきれない部分に国費を積極投入する方針に転換する。

朝日新聞デジタル   2013年11月11日
-------------------------------------------------------------------------------
地下貯水長期化の恐れ 第一原発汚染雨水 漏えい不安抱え

 東京電力福島第一原発の汚染水問題で、健全性が確認されていないにもかかわらず東電が排出基準を超える汚染雨水を入れた地下貯水槽の使用が長期化する恐れが出ている。東電は2、3号機タービン建屋地下に移すとしているが、いずれの建屋内も大量の汚染水であふれ移送の見通しが立っていない。地下貯水槽は今年4月、漏水した経緯があり、県は早急な対応を求めている。

■東電対応できず
 東電は台風26号の影響で大雨となった10月16日未明、地上タンク群を囲む漏えい防止用「せき」にたまった雨水を地下貯水槽に一時的に移送することを決めた。正規手順では、排出基準を上回る雨水は専用のタンクに貯蔵後、タービン建屋に運ぶ。しかし、雨量が移送するスピードを上回ったため、緊急避難的措置として使用した。
 台風27号に伴う雨対策でも利用され、地下貯水槽7カ所のうち漏えいが確認されていない2カ所に計3700トンを移した。
 東電の計画では、地下貯水槽の汚染雨水は2号機と3号機のタービン建屋地下に移送する。東電はタービン建屋内の汚染水を別の建屋に移す作業を続けているが、溶融燃料の冷却水や地下水が原子炉建屋から流れ込んでいるため、地下貯水槽の汚染雨水を受け入れる空き容量がない。地上にある雨水用の貯蔵タンク(4000トン)には8日現在、9割近い3500トンが入っており、地下貯水槽の汚染雨水は行き場を失っている。県は「地下貯水槽の長期使用は好ましくない」として早急な移送を求めているが、東電は対応できずにいる。
 高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県)の安全委員会委員長代理を務める関西大の小沢守教授(熱工学)は「根本的な対策がなされないまま地下貯水槽を使用し続けると再び漏えいが起きる可能性がある。東電は長期的な対応に対する視点が欠落しており、抜本的な対応が必要だ」と指摘している。

■破綻寸前
 東電の試算では、排出基準を上回り貯蔵の必要がある汚染雨水は年間約5万5千トン。1日当たりに換算すれば150トンにも達する。
 東電は緊急対策として、全ての貯蔵タンクに雨どいを設置する方針を固めた。円柱状のタンク上部をシートで囲み、たまった雨水はせきの外に排出する。だが、タンク側面などに当たる雨は、せきに入るため効果は限定的だ。
 第一原発では雨水のほか、1日400トンの地下水が汚染水となって増え続けている。東電はタンクを2日間で1基(1000トン)のペースで増設している。建屋への地下水流入を減らす「地下水バイパス」計画などが実現しなければタンク容量は2年後、足りなくなる。このため、6万トン近い水を貯蔵できる地下貯水槽は今後も応急的に使われる可能性がある。

■早急に対応を
 作業を監視する立場の原子力規制庁は、福島民報社の取材に対し「使用はやむを得ない」と移送を容認している。
 一方、県関係者は「(規制委員会には)早く東電を指導し、事態を改善してほしい」と求めている。

福島民友   2013年11月10日
-------------------------------------------------------------------------------

大事なのは、
そのときの判断基準です。

それは、自分の能力を
高められるかどうか、
ということ。

間違っても、
年収、待遇、社会的地位、
安定などではありません。

特に20代はそうですよ。
常に自分を高められる場所にいて、
能力を磨いておかないと、

チャンスがきても
波に乗っかることなんて
できませんからね。
( 本田直之  実業家)


***************** ***
michiko@patedison.co.jp (^_^)
  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
  みちこの幕末日記!
http://blog2.patedison.co.jp/
  そうだったのね、日本史!
http://www.geo
△top
2013年11月12日(火) 歴史、政治、社会
---------------------------------------------------------------------------------
アマゾンベストセラー、明治維新、 2013年11月12日
40.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
66.会津藩 斗南へ―誇り高き魂の軌跡  星 亮一
77.「朝敵」たちの幕末維新  星亮一,

東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月12日
38.会津白虎隊―物語と史蹟をたずねて (成美文庫)星 亮一
91.白虎隊と会津武士道 (平凡社新書)星 亮一
98.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一

「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
29位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
83位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
151位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 東洋哲学入門
--------------------------------------------------------------------------------
「敗者の維新史 会津藩士荒川勝茂の日記」(中公新書 星亮一著)を読む

「会津落城」につづいて読んだ本がこれだ。
この本を読んで初めて「武士」という身分の人々の考え方が少し分かったような気がした。ここでいう「武士」とは、「葉隠れ」に出てくるような特殊な求道者ではなく、妻子を養うために日々汲々としている生活者としての武士のことだ。そのような人々が明治維新の荒波をどう乗り越えていったのか、それを知りたい。

薩摩・長州・土佐の兵が会津鶴ヶ城に押し寄せたとき、荒川勝茂は24歳、荒川類右衛門(るいえもん)という名の会津藩の下級武士であった。彼は槍隊の指揮官として敵軍に絶望的な無理押しをするが生き残ってしまう。降伏・開城ののち、会津藩は下北半島に斗南藩として存続を許された。一時、新発田藩御預けとなった荒川勝茂は自由の身となったのち、会津藩と運命を共にすべく、新しい入植地での開墾を行う農夫になる。

このとき、重要なことは、荒川勝茂が松平容保に男子が誕生したことを非常に喜び、慶事として日記に述べていることだ。

つまり、武士は「藩士」というよりは「家中の者」であって、主家に仕える身分だから、主君にお世継ぎが生まれたことを喜ぶのである。次に、お国替えとなっても封土があることは、そこに生活の場があるということであって、彼らにとっては死活問題である、ということだ。そして、荒川勝茂に限らないが、斗南藩となった旧会津の武士たちが「お家再興」を夢見ていることが、当時の武士の思考パターンを理解するうえで重要である。

米沢藩が奥羽列藩同盟をいちはやく呼びかけ、越後長岡藩に派兵した理由は、藩祖上杉謙信以来の封土である越後を回復したい動機が働いていたという。つまり、幕末の動乱は多くの武士にとっては「国盗り物語」のような戦国時代の再来に見えたのかもしれない。

斗南藩は本州の最北の地であり、当時は米が全く取れない荒蕪地で占められている。領内70村の石高が合計3万石というから、旧会津藩の23万石には遠く及ばなかった。こういう荒れ野でにわか百姓が鋤・鍬を持っても結果は推して知るべしであって、会津藩の旧武士には苛酷きわまりない生活が待っていた。来る日も来る日も、稗・粟に刻み昆布を煮込んだ「おしめ」という食べ物ばかりで、人々は栄養失調に罹ってゆく。もとより、医療など期待できる場所でもない。荒川勝茂も三男、母、妻の父を立て続けに失っている。彼らが「お家再興」の夢を持つのは当然といえば当然と言えるが、明治維新は、そのような甘っちょろいものではなかった。

ある日、東京に移送されていた松平容保が斗南藩の藩庁にやってきて、近く藩がなくなり県が置かれるという。そのうえ、県知事は新政府が選び、旧藩主は全て東京に集められて華族に祭り上げられてしまうというのだ。あり得ないような、この大改革に、旧来の常識に生きる人々が呆然自失となったことは想像に難くない。斗南藩も弘前、黒石、七戸、八戸と合併されて青森県に編入されてしまう。当然、「お家再興」などいう次元の問題は、どこかに吹き飛んでしまった。

ある意味、ここまでが荒川勝茂の武士としての生きざまなのかも知れない。

あまりの世の移り変わりに人々が茫然自失となっているところに、どのような仕事でも各自が勝手に選び、全国の何処へでも行けという通達が青森県庁から出される。士農工商の身分の消滅だ。このような大改革についてゆけない人々が出てくるのも当然で、各地で不平士族の反乱が起きる。

しかし、荒川勝茂は、そのような道を歩まなかった。この通達をきっかけに下北半島の荒蕪地に見切りをつけた彼は、故郷の会津若松に戻り、手内職で糊口をしのぐが、貧苦の中で妻、長女、長男を失ってしまう。このあたりは、仲代達也主演の映画「切腹」に出てくる食い詰め浪人の姿さながらである。この時代に生きた人々の慟哭の叫びが聞こえてくるようである。

ところが、このどん底の暮らしのなかで、やがて明治維新の陽の部分が照り始める。須賀川で小学校が開かれることになり、彼は45歳に達したとき、その教員に採用されて初代校長を務めるのである。そして彼は、その新しい生き方に満足し、再婚もして、何人もの子宝にも恵まれ、75歳の長寿をまっとうするのである。会津藩は、ことのほか学問を重んじ、子弟教育に情熱を注いだ藩であったらしく、そのことが彼に幸いした。

そういえば、ぼくが中学生の頃、教員のなかには元復員軍人が何人かいた。戦前はさすがに鬼畜米英の時代だから、英語の先生で元復員軍人はいなかったが、数学や理科、社会の分野には何人か元は特攻隊員だったという教員がおられたように記憶する。

教員採用をきっかけとして、荒川勝茂が武士から明治人としての生きざまを送るようになったとすれば、ぼくが出会った先生たちも戦後自由社会の日本人としての新しい生き方に希望の光を見出していたのかもしれない。そして、天皇の現人神としての存在の否定や陸海軍の消滅を、藩や武士階級の消滅と同じような驚きの目を持って見つめていたのではないだろうか。

荒川勝茂の日記の史料的価値は、幕末から明治中期に渡る克明な記録にあるという。それをまとめたものが、この本である。星亮一というジャーナリストがいて、荒川類右衛門の家系につながる人々からの聞き取りも含めて、こうした高い史料的価値のある本を世に送り出してくれたために、ぼくらは明治維新をより立体的に見ることができるのだ。そのことを、ぼくは嬉しく思う。
--------------------------------------------------------------------------------
賠償制度は住民立場で 「放射能被害のない会」発足

 住民の立場に立った東京電力福島第1原発事故の損害賠償制度などを求める「放射能被害のないふるさとをつくる会」は9日、郡山市で発足した。結成総会では、原発事故の賠償請求権の時効に関する特別措置法の早期制定を求める要請書を、自民党など各政党や国会議員に提出することを決めた。
 同会は、郡山市民を中心とした有志で結成。総会では役員を決めたほか、現行法による賠償請求時効を適用しない特別法の制定、精神的苦痛に対する賠償の金額や期間の見直し、県内原発全基廃炉―などの目標を確認した。「政府と東電に放射能被害に対する責任を将来にわたって果たすことを求める」などとするアピールも決めた。

福島民友   2013年11月11日
--------------------------------------------------------------------------------。
与党が除染などに国費投入を提言 首相「復興進める」と意欲

 自民、公明両党の東日本大震災復興加速化本部は11日、東京電力福島第1原発事故に伴う除染や、福島県内の廃棄物を保管する中間貯蔵施設の建設・管理への国費投入を柱とした第3次提言を安倍晋三首相に提出した。首相は「与党と廃炉や汚染水処理に取り組んでいきたい。(復興を)一歩進めていくための選択、判断基準を(被災者に)示していかないといけない」と復興加速化へ強い意欲を表明、具体策づくりを急ぐ考えを示した。

 政府は提言に沿い、除染費用は東電負担としてきたこれまでの政策を見直す方針だ。

共同通信   2013年11月11日
-------------------------------------------------------------------------------
戊辰戦争で散った藩士の墓

 木々が色づき始めた10月末、茨城県結城市を訪ねた。今年は大河ドラマの効果で幕末の歴史が注目され、いろいろな講座で館林藩と戊辰戦争について話をする機会が増え、その一環でバス見学を行った。

 慶応4年(1868年)に起こった戊辰戦争では、館林藩は新政府軍として関東各地や東北方面に出兵した。その数は、武士のほか町民、農民1000人以上に及び、戦死者は39名と記されている。

 激戦地の一つだった結城市には、戦死した館林藩士の墓が、廃寺となった泰平寺跡にひっそりとある。墓石には、歩卒隊長石川喜四郎とその配下の進藤常吉、山沢与四郎、別隊の山本富八の名が刻まれ、同年4月16、17日の結城や小山での戦いで落命したことがわかる。

 このうち常吉が22歳、与四郎が20歳の若さだった。館林市立資料館には、常吉が館林の父へ4月6日に出した手紙も保管されている。そこには、逐次変化する戦況や、館林を出立して3日目になるが一睡もできないと伝え、文末に「かならずかならず御安事無之様、呉々も願上奉候」とつづられている。父に心配をかけまいとする心づかいがうかがえるが、その11日後に常吉は銃弾に当たって戦死した。

 館林藩は結城での戦いの後、宇都宮へ援軍を送るなど北関東の鎮圧に向かったが、その後は会津や仙台方面へと向かうことになる。福島県の白河市や会津若松市、本宮市などにも戦死した館林藩士の墓が点在している。

 ところで、この戊辰戦争には文豪田山花袋の父も館林藩士として東北へと出兵している。このときは無事に帰還したが、明治10年(1877年)に起こった西南戦争で警視庁の巡査として出兵し、熊本で戦死した。そして、明治4年(71年)に生まれた花袋は、館林の小学校に通い、そこで進藤常吉の弟長作と出会い、生涯の友となった。旧藩士の家に生まれ、兄と父を戦で亡くした2人は相通じるものがあったのだろうか。

 長作はのちに小学校の校長を務め、市内の尾曳(おびき)稲荷神社の宮司となった。境内にある花袋歌碑の和歌は、花袋が長作に贈ったという。さらに、その子の進藤完治さんは、版画家藤牧義夫と同級生だった。完治さんは生前、私たちに藤牧との思い出をよく話してくれた。歴史のひとコマがその後も不思議な縁でつながり、それが歴史を調べる面白さとなっている。

 幕末から近代への大変動期に、先人たちがどんな思いで時代を見つめ、今に結びついているか、藩士の墓に花を手向けながら改めて考えた。

読売新聞   2013年11月9日
-------------------------------------------------------------------------------

もっともっと
皆さんに喜んでほしい
と、お客様のことだけ考えて
仕事している。

そこに自分のこだわりなんて、
いらないんですね。
ひたすら
相手の好みだけを考える。

そうすれば、
結果はおのずとついてくるものです。
( 山崎達郎  1920年生まれの日本最高齢バーテンダー)


***************** ***
michiko@patedison.co.jp (^_^)
  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
  みちこの幕末日記!
http://blog2.patedison.co.jp/
  そうだったのね、日本史!
http://www.geocities.jp/sou_nihonshi/
***************** ***
△top
2013年11月11日(月) 歴史、政治、社会
今夜 今季一番の冷え込みに写真NEW
震災2年8カ月、風化との戦いNEW
核燃料取り出し 廃炉の道は動画
代理出産、自民に容認論NEW
秘密の範囲 民主案より拡大
京丹後に北監視米軍レーダー動画

福島沖で洋上風力発電開始=15年度まで実験、官民共同で
時事通信 11月11日(月)11時59分配信
 福島県楢葉町の沖合20キロに浮かぶ洋上風力発電設備で11日、商用化に向けた実証実験が始まった。海に浮かぶ土台に設置された直径80メートルの風車1基が最大出力2000キロワットで発電を行い、海中の送電ケーブルで電気が送られた。東北電力を通じ配電され、約600世帯分の電力が賄われる。
 経済産業省と丸紅など企業10社、東京大学が協力し、2015年度まで実証実験を行う。海底に支えのない「浮体式」で、全ての発電所機能を海上に設置するのは世界でも珍しい。
 佐藤雄平福島県知事は運転開始式に出席し、「原発事故で厳しいが、産業を興していく。未来のシンボルだ」と洋上風力発電に期待を込めた。 ------------------------------------------------------------  --------------------
アマゾンベストセラー、明治維新、 2013年11月11日
31.偽りの幕末動乱 (だいわ文庫)星 亮一
78.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫) 星 亮一
89.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書) 星 亮一

東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月11日
22.会津白虎隊―物語と史蹟をたずねて (成美文庫)星 亮一
74.白虎隊と会津武士道 (平凡社新書)星 亮一
93.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一

「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
47位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
130位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
--------------------------------------------------------------------------------
星亮一著「敗者の維新史 会津藩士荒川勝茂の日記」を読みました。

いよいよ鶴ヶ城の攻防が始まりました。 NHK大河ドラマ「八重の桜」の話です。
そこで、今日は その様子も詳しい、 星亮一さんの『敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記』を
紹介します。 これも中公新書の一冊ですが、 以前も書きましたが、 新聞広告で
「中公新書で読む『八重の桜』の時代」というものがあって それに誘われて
こうして毎週のように読んでいるのですが 面白いですね。
特にドラマの方が盛り上がっていますから 家族にも薀蓄を自慢しています。
父親の威厳、 って感じ。
星亮一さん、中公新書さん、お世話になります、です。
じゃあ、読もう。

敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書) 敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)
sai.wingpen  NHK大河ドラマを見るならこの本ははずせない   

 「身にはマンテルをおおい、小袴を着け、あたかも男子のごとし」と、幕末の会津藩の悲劇を描いた本の基になった「会津藩士荒川勝茂の日記」に描かれているのが、NHKの大河ドラマの主人公八重である。
 「これは山本覚馬妹にして川崎庄之助妻なり。さすがに砲術師範の家の女なり。大砲を発する業誤らず敵中へ破裂す。諸人目を驚かす」と、官軍に包囲された会津鶴ヶ城にあって八重の活躍を書きとめている。
 この本が上梓されたのは1990年だから、もちろんこの八重が後に大河ドラマの主人公になるなど、著者の星亮一も知るところではない。

 日記を書いた荒川勝茂は会津の中級武士で、松平容保の京都守護職拝命にともなって京詰めとなってもいる。日記にはその時の京都の様子、さらには戊辰戦争、そして会津での戦いなどが描かれている。
 さらには、敗戦後流浪の民となり越後高田での謹慎生活、さらには北の荒廃地斗南藩での厳しい生活と挫折、そして会津へ帰郷してからの生活と続く。

 会津藩の悲劇は、この日記の主である勝茂だけでなく、「一万数千人の藩士と家族すべてに及ぶ痛恨事」だった。
 それは単に官賊として追われた悲劇ではなく、会津人にとっては「京都守護職として忠誠に励みながら、何ら報われることのなかった」「深い憤り」があった。
 しかし、それでいて勝茂の日記からはそれでもその苦渋を引き受け、家族を失いながらも朴訥と生きる、会津人のけなげな姿がうかがえる。

 歴史をひもとくにはさまざまな資料がある。実際幕末の会津藩の様子は明治40年代になってようやく会津の山川浩によって書かれた『京都守護職始末』などによって明らかにされるのだが、勝茂のこの日記も資料としての価値は高い。
 特に、会津での戦いの様子はこれが戦争であったことを実感できるものだ。けっしてきれいごとではない。
 勝茂は「西郷の屋敷へ出でけるに(中略)見るも哀れなる事なり」と、西郷頼母一族の死の現場の様子も描いている。

 「敗者」というが、一体会津藩は何に敗れたのか。あまりにも厳しい、歴史の姿である。
  (2013/07/06 投稿)
--------------------------------------------------------------------------------
堰の弁の外側、水たまり確認 線量、排出基準超える

 東京電力は9日、福島第1原発の汚染水をためる地上タンク群を囲む堰(せき)の弁の外側に、約0.8平方メートルの水たまりがあるのを確認したと発表した。堰の水が漏れたとみている。漏れた水から放射性ストロンチウム90が1リットル当たり140ベクレル(排出基準1リットル当たり10ベクレル)検出された。
 東電によると、弁は閉まっており、水が漏れた原因は不明。東電は、水たまりの近くには排水溝がなく、海に流出する恐れはないとしている。ただ漏れた水が排出基準を超えたため、堰内の水29トンを地下貯水槽に移送した。

福島民友   2013年11月10日
--------------------------------------------------------------------------------
没後100年・徳川慶喜:最後の将軍の軌跡 写真や絵画など350点 幼少期から最晩年まで、4章で構成 /静岡

 慶喜展では、幼少期から将軍時代、公爵となった後の最晩年までの軌跡が写真や絵画、文書などの資料約350点で紹介されている。4章構成で、「美術」と「歴史」の両面から慶喜の姿に迫るのが特徴だ。
 1章は、慶喜(幼名・七郎麻呂)や父斉昭の肖像画、慶喜が6?7歳ごろに書いた書や慶喜に仕えた者による手記など幼少期の様子をうかがうことができる。斉昭が慶喜へ宛てた書簡からは、息子への思いや教育熱心な様子が記されている。
 主に将軍時代を扱う2章は、慶喜がフランスとの連携を軸に幕府を再建しようとする経過や大政奉還、朝廷への恭順に関する史料などが展示される。大政奉還の過程で、慶喜が自らを罰してほしいと朝廷に申し出た「徳川慶喜謹慎願」も残っており、市美術館は「慶喜の肉声が残る文書にぜひ注目してほしい」と話している。
 慶喜の静岡時代をテーマにした3章は明治維新の後、慶喜が静岡に移住し、油彩画や写真など趣味に親しんだ様子を知ることができる。油彩画は慶喜の作品のほか、高橋由一の重要文化財「美人(花魁)」など幕府の洋学機関・開成所に出入りした人々の作品も展示されている。写真は安倍川鉄橋や稲刈りの農村風景など、静岡の各所が撮影され、慶喜が幅広い視点を持っていたことが分かる。
 最終の4章では、「徳川慶喜家の誕生」と題し、公爵となって名誉回復を果たした余生がテーマとなっている。慶喜が公爵の位を受けたお礼に明治天皇に献上した太刀や徳川家による記念写真、祝賀の席書きなど一族で繁栄を祈る記念的な作品が展示されている。【山本佳孝】
 油彩画黎明期伝える 戸定歴史館も企画??千葉・松戸
 慶喜展は、静岡市美術館と松戸市戸定歴史館で共同企画し、歴史と美術の領域で慶喜を捉えていくのが見どころだ。大きく言えば、静岡市美術館で集中的に美術の領域を、松戸では主に歴史という着眼点で展示する。
 慶喜に油彩画を教えていたのは幕府の洋学機関「開成所」にいた中嶋仰山。慶喜の油彩画を見ると、描いた建物がゆがんでいるなど変わっている様子がうかがえる。当時は近代洋画の黎明(れいめい)期で、油彩画に取り組む人は少なく、残された作品も僅かである。
 一方で、慶喜の作品は「前将軍が描いたものだから」と大切に残されており、当時の油彩画の様相を伝えるタイムカプセルのような役割を果たしている。開成所での試行錯誤の一端を知ることができる。
 また、慶喜が幕末期に撮影させた写真は、将軍にしか残せない画像資料であり、非常に貴重だ。絵や写真、歴史資料から、慶喜や同時代を生きた人々の肉声と没後100年を経た今だからこそ出会えるメッセージを探りたい。
◇カフェトーク 「将軍コーヒー」振る舞う
 カフェトークでは、幕末期に慶喜が飲んでいたコーヒーの味を研究した「将軍コーヒー」を参加者に慶朝さんが振る舞った。慶喜は外交のため、欧米使節団をフランス料理やコーヒーでもてなしたことが記録に残されている。「将軍コーヒー」は、慶朝さん自ら監修して味を追求したもので、会場の人からは「香りが良く、おいしい」などの声が上がっていた。

==============

 ◇主な展示品リスト◇
徳川慶喜像 (川村清雄筆、徳川記念財団蔵)
大政奉還 下図 (邨田丹陵筆、明治神宮蔵)
古写真 安倍川鉄橋上リ列車進行中之図 (徳川慶喜撮影、茨城県立歴史館蔵、※24日まで)
東京博覧会第一会場 (徳川慶喜撮影、徳川慶朝氏蔵)
書「日本橋」 (徳川慶喜筆、東京都公文書館蔵)
重要文化財 美人(花魁)(高橋由一筆、東京芸術大学蔵)
古写真 徳川慶喜(馬上・洋装)(茨城県立歴史館蔵、※24日まで)
政権を朝廷ニ奉帰建白写 (松戸市戸定歴史館蔵、※26日から)
卯花威胴丸 徳川慶喜所用(明珍宗次作、久能山東照宮博物館蔵、※26日から)
 ※出展作品によって展示期間が異なり、「24日まで」の作品は今月24日まで、「26日から」は同26日から展示する。

毎日新聞   2013年11月10日
-------------------------------------------------------------------------------
中国3中総会開幕 緊迫の北京、陳情者監禁する「黒監獄」が急増

 【北京=矢板明夫】3中総会の開催にあわせて、各地の官僚の横暴や不正を習近平国家主席ら指導者に直接訴えようと、全国から大勢の陳情者が北京に集まった。3中総会の会場とされる北京市西部の京西賓館付近などでは陳情者と警察官が対峙(たいじ)する場面もみられた。北京市当局者によると、党の重要会議などの前に当局は警察力を使って陳情者らを拘束、それぞれの出身地に送り返してきたが、今年は人が多すぎて対応しきれなかったという。
 9日早朝、陳情村と呼ばれる北京南駅付近では、「冤罪(えんざい)」などと書かれた紙や布を掲げ、当局に抗議する陳情者ら1千人以上を確認できた。ある警察官は「大規模な衝突を避けるために、ここにいる陳情者を強制排除しない」と話した。
 ◆「バスの中で監禁」
 しかし、京西賓館付近や、党要人居住地、中南海の入り口である新華門、陳情を扱う信訪局、監察省の前などで抗議を行っていた陳情者の多くが拘束された。警察ともみ合いの際、暴行を受けた陳情者もいたという。
土地を強制収用された浙江省出身の楊志雄氏(45)は「習主席! 私たちの悲鳴を聞いてください」などと書かれた紙をもって京西賓館を目指したが、目的地の1キロ手前の路上で拘束され、バスで北京市南部郊外にある収容施設に連行された。
 楊氏は9日午後、産経新聞の電話取材に、「収容施設は満員で今はバスの中に監禁されている。施設周辺には10台以上のバスが止まっている」などと話した。
 楊氏らは今後、出身地に送り返され、そこで2週間から3年間拘束される可能性があるという。陳情者をうまく管理できなかったとして、地元幹部が当局から責任を問われることもあるという。
 ◆「怖いのは黒監獄」
 習近平政権は今年初め、司法手続きを経ずに行政権限で長期間拘束できる「労働矯正制度」を廃止する方針を固めたが、それに伴い、地方政府が暴力団関係者に依頼し、陳情者を監禁する「黒(ヤミ)監獄」が急増しているという。黒監獄では暴行や虐待が日常的に行われているとされ、楊氏は「一番怖いのは黒監獄に入れられることだ」と不安げに語った。

産経ニュース   2013年11月10日
-------------------------------------------------------------------------------
岡山で企画展「開国と岡山藩」 藩政資料通し軍事的側面紹介

 岡山藩政資料・池田家文庫の絵図や書状などを通して開国をめぐる幕末期の同藩の軍事的側面を紹介する企画展「開国と岡山藩」が、岡山市北区駅元町の岡山シティミュージアムで開かれている。17日まで。
 開国を迫る米国への対応について幕府から意見を求められた岡山藩主池田慶政(1823?93年)が「直ちに防備体制を強めるべき」とした意見書や、同藩が牛窓(瀬戸内市)に砲台設置を計画した際の絵図、61年に刊行された世界地図「新刊輿(よ)地全図」など41点を展示している。
 企画展は、池田家文庫を所蔵する岡山大付属図書館(岡山市北区津島中)と同ミュージアムが2005年度から共同で開催。同ミュージアムは「岡山藩の活動を通して時代の変化を感じてほしい」としている。
 無料。午前10時?午後6時(入館は同5時半まで)。11日休み。問い合わせは同ミュージアム(898―3000)。

山陽新聞   2013年11月10日
-------------------------------------------------------------------------------

私はバーテンダーの仕事に限らず、
どの仕事も懸命に
取り組んできたんですね。

最初に働いた
染物屋の店員でもそうだし、
陸軍病院でもそう。

ハウスマンの
便所掃除だってそうです。

どんな仕事でも
懸命にやってきた。

だからこそ、人が助けてくれたし、
道も開けていったのでは
ないかと思うんですよ。
( 山崎達郎  1920年生まれの日本最高齢バーテンダー)


***************** ***
michiko@patedison.co.jp (^_^)
  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
  みちこの幕末日記!
http://blog2.patedison.co.jp/
  そうだったのね、日本史!
http://www.geocities.jp/sou_nihonshi/
***************** ***
△top
2013年11月10日(日) 歴史、政治、社会
「即原発ゼロは困難」 小泉氏発言に飯島参与
2013.11.2 13:14 [原発・エネルギー政策]
 飯島勲内閣官房参与は2日のテレビ東京番組で、小泉純一郎元首相が脱原発を主張していることに関し「いつまでにゼロにするかは発言していない。即座に原発ゼロは難しい」と指摘した。飯島氏は小泉氏の秘書官だった。

 小泉氏の狙いについては「騒がすためのパフォーマンスではなく、自分の感性、勘で言っている」と説明。脱原発で小泉氏との連携を狙う野党各党を「原発ゼロにした場合の対処策を提言しておらず、無責任だ」と批判した。


 【北京時事】ロイター通信は9日、収賄などの罪に問われ無期懲役の判決が確定した中国の薄熙来元重慶市共産党委員会書記(元政治局員、64)の支持者が、新たな政党を発足させたと伝えた。設立者の一人の話などとして報じた。
 規模や活動内容などは不明。中国では共産党の指導を受ける民主諸党派と呼ばれる政治団体があるものの、一党独裁に反する新たな政党は認められない。
 薄元書記は保守層や貧困層に根強い支持者がおり、習近平政権に対し、薄元書記の復権を働き掛けていく可能性もあるとみられる。 



アマゾンベストセラー、明治維新、 2013年11月10日
51.会津戦争全史 (講談社選書メチエ)星 亮一
85.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一

東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月10日
64.白虎隊と会津武士道 (平凡社新書)星 亮一
87.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一

「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
--------------------------------------------------------------------------------
星亮一著「敗者の維新史 会津藩士荒川勝茂の日記」を読みました。

星先生の著書とは縁があって(私が勝手にそう思っているだけです。)、『白虎隊』で会津にはまった時、最初に買った2編のうちの1編が星先生の『会津藩燃ゆ』でした。(もう1編は綱淵先生の『戊辰落日』。当時の私には難しくてなかなか読破出来ず、最近読み返してやっと頭に入ったという感じ。)
この本はずっと読みたいと思っていたのですが、何故かどの書店にも無く図書館で偶々見つけて借りた次第です。1996年刊なのでそう古い本でもないと思うのですが。
先に同氏の『幕末の会津藩』と『会津落城』を読んでいるので、落城後の会津藩士の動向が知りたいと思っていました。
会津というと白虎隊や会津戦争の悲惨な部分ばかりが有名でそれに関する著書も多いのですが、どうしても悲壮なものが多くて手を出すにも腰が引けるのです。
確かに会津戦争は悲劇ですが、その悲劇に至った過程とかその後どう生きたかの方が私には魅力的に思えるのです。
というわけで、まずは『敗者の維新史』。
会津藩士荒川勝茂(類右衛門)の日記から幕末の会津藩士を窺うというものです。
公務の合間に寺社仏閣を巡る優雅な京都時代から一変して、悲惨な戦中、戦後の謹慎生活、斗南での過酷な生活(此処で母、子2人を亡くす)を読んでいると、この激変に対しても淡々と綴っているのが却って悲壮感を募らせるような気がしました。
会津に戻ってからも妻や子を亡くしていて、その辛い心境がだんだんと言葉少なになっていく日記で伺えるようにも思えました。
会津の人は政界に進出することはやはり難しかったようで教育界での功績が大きいそうですが、この荒川も教員試験を受けて教育に携わり、後年褒賞も受けたようです。
晩年、自身の履歴を書き残しておりその最後には『賞罰:罰かつて受けしことなし』と書かれているとのことで、貧しくても苦難にあっても会津武士の誇りを捨てなかった人なのだと、切ないような気さえしました。
会津関係の本を読むといつも切なくなってしまうのは何ででしょうねぇ…。
--------------------------------------------------------------------------------
東電:福島第一原発の汚染水タンク容量や人員を倍増へ

 11月8日(ブルームバーグ):東京電力は8日、福島第一原子力発電所の汚染
水やタンクからの漏えい問題に対応するため、汚染水を貯めるタンクの容量を倍
増する計画などを盛り込んだ緊急安全対策を発表した。
原子力規制委員会は汚染水問題の解決に必要な対策が示されていないために柏崎
刈羽原発6、7号機の安全審査に着手しておらず、同社が緊急対策を示したこと
で両機の審査が始まる可能性が高い。
汚染水タンクの容量は現在41万トン。タービン建屋地下などにたまった37万トン
の汚染水が貯蔵されている。地下水の流入により1日約400トンのペースで増え
る汚染水や、タンク群を取り囲む堰(せき)の内側にたまった水を貯蔵するため、
新たにタンクを立てるエリアを広げ、2015年度末までに容量を80万トンまで増や
す。
このほか、漏えいが起きたフランジ型と呼ばれる鋼板をボルトで留めたタイプの
タンクを信頼性の高い溶接型に建て替える作業も15年度中に終える。パトロール
やタンクの新設、建て替えなどの作業に現在200人が従事しているが、対策を強
化するために他の部門や原発、他の電力会社などから人を集めて220人増やす。
原子力規制委員会の田中俊一委員長は、同原発で問題が相次いだのは作業環境が
悪いために作業員の士気が下がっていることが原因だと指摘し、同社に改善を訴
えていた。東電の広瀬直己社長は8日都内で会見し、「いくつかご指摘をいただ
き、そういったものを踏まえて対策を取りまとめた」と話した。
全面マスクをすると作業員の間の会話もままならず視界も狭まる。作業性を改善
するため全面マスクの着用を義務付けないエリアを広げる。14年6月までには仮
設の事務棟を建て、より多くの社員が現地にとどまれるようにする。14年度中に
8階建ての大型休憩棟を建設するほか、作業員の給料を1日あたり1万円増額す
る計画も示した。
広瀬氏は、これらの対策に必要なコストについては明言を避けた。同社は9月の
安倍晋三首相の現地視察時に、コスト削減や投資抑制で今後10年間で廃炉費用と
して1兆円を確保する計画を示しており、広瀬氏は「そういったものの中からやっ
ていこうと考えている」と述べ、対策費の一部について国に負担を求める考えは
ないとの認識を示した。

Bloomberg   2013年11月8日
--------------------------------------------------------------------------------
「年20ミリシーベルト以下影響なし」提言方針で各首長憤り

 年間の被ばく線量が20ミリシーベルト以下であれば健康に大きな影響はないとする見解を原子力規制委員会が放射線防護対策の提言に盛り込む方針を固めたことを受け、双葉郡8町村長でつくる双葉地方町村会は8日に広野町で開いた会合の席上、事前に説明がないことなどに不快感を示し、各首長がそれぞれ国に対して説明を求めることを確認した。
 同町村会長の山田基星広野町長は「これまで1ミリシーベルトとして除染などを進めてきたのに、住民にどう説明するのか。安全の基準が不透明になってしまうし、除染や支援策などを打ち切りにされれば復興の足かせになる」と憤った。来春に帰還を判断する松本幸英楢葉町長は「一方的なやり方に疑問を抱く。『1ミリシーベルト以下が安全』ということは町民に刻まれている。基準を上げる理由をしっかりと説明してほしい」と語った。

福島民友   2013年11月9日
-------------------------------------------------------------------------------
「歴史直結」の対日戦略は通用せず 日本の集団的自衛権容認で韓国第1外務次官

 【ソウル=加藤達也】韓国外務省の金(キム)奎顕(ギュヒョン)第1次官は8日、国会の「北東アジア歴史歪曲(わいきょく)対策特別委員会」で、日本の集団的自衛権の行使を容認する動きに関連して、「(この問題を)歴史と直結させて訴えても国際社会ではあまり説得力がない」と述べた。

 日本が集団的自衛権容認の方向性を打ち出していることについて、韓国のメディアや国会は歴史認識と結びつけ、「軍国主義の復活だ」などと日本たたきに利用しているが、金第1次官は「最近の米国のアジア戦略から(日本の動きを)制限する方法は現実的にない」「歴史ばかり言及しても他国の理解を得ることは難しい」と指摘、“現実直視”の姿勢を示した。

 韓国では朴(パク)槿恵(クネ)大統領訪米時の米側の歓待ぶりなどをふまえ、米国に訴えて「日本の軍国主義化」を抑制できるとの認識もある。

 しかし、この問題をめぐっては同盟国である米国が積極支持しているほか英、豪が相次いで日本への支持を表明。国際情勢を理解している韓国の外交当局は、「歴史問題をからめて国際世論を巻き込む韓国の対日戦略は、この問題では通用しないという現実を国内に周知する必要に迫られている」(日本外交筋)とみられる。

産経ニュース   2013年11月8日
-------------------------------------------------------------------------------
「第2原発、廃炉要請を」 佐藤知事、安倍首相に訴え

 政府主催の全国都道府県知事会議は8日、首相官邸で開かれた。本県の佐藤雄平知事は東日本大震災からの復興加速化をテーマとした安倍晋三首相との意見交換で、東京電力福島第2原発(楢葉、富岡町)の廃炉を国として東電に要請するよう求めたが、安倍首相は「(廃炉は)事業者が判断するもの」と原則論を述べるにとどまった。
 佐藤知事は第2原発の廃炉について「県民の総意として(県内原発)全基廃炉ということで東電に話すと『国のエネルギー政策に関わること』と言う。(国として)東電に福島県の原発については全基廃炉という要請を」と訴えた。
 安倍首相は「県内原発の取り扱いについては、さまざまなご意見があることは承知している」と一定の理解を示したが、「第2原発は今後のエネルギー政策全般の検討や新規制基準への対応、地元のさまざまなご意見も総合的に勘案しながら、事業者が判断を行うものと考えている」と述べた。

福島民友   2013年11月9日
-------------------------------------------------------------------------------
戊辰戦争で散った藩士の墓

 木々が色づき始めた10月末、茨城県結城市を訪ねた。今年は大河ドラマの効果で幕末の歴史が注目され、いろいろな講座で館林藩と戊辰戦争について話をする機会が増え、その一環でバス見学を行った。

 慶応4年(1868年)に起こった戊辰戦争では、館林藩は新政府軍として関東各地や東北方面に出兵した。その数は、武士のほか町民、農民1000人以上に及び、戦死者は39名と記されている。

 激戦地の一つだった結城市には、戦死した館林藩士の墓が、廃寺となった泰平寺跡にひっそりとある。墓石には、歩卒隊長石川喜四郎とその配下の進藤常吉、山沢与四郎、別隊の山本富八の名が刻まれ、同年4月16、17日の結城や小山での戦いで落命したことがわかる。

 このうち常吉が22歳、与四郎が20歳の若さだった。館林市立資料館には、常吉が館林の父へ4月6日に出した手紙も保管されている。そこには、逐次変化する戦況や、館林を出立して3日目になるが一睡もできないと伝え、文末に「かならずかならず御安事無之様、呉々も願上奉候」とつづられている。父に心配をかけまいとする心づかいがうかがえるが、その11日後に常吉は銃弾に当たって戦死した。

 館林藩は結城での戦いの後、宇都宮へ援軍を送るなど北関東の鎮圧に向かったが、その後は会津や仙台方面へと向かうことになる。福島県の白河市や会津若松市、本宮市などにも戦死した館林藩士の墓が点在している。

 ところで、この戊辰戦争には文豪田山花袋の父も館林藩士として東北へと出兵している。このときは無事に帰還したが、明治10年(1877年)に起こった西南戦争で警視庁の巡査として出兵し、熊本で戦死した。そして、明治4年(71年)に生まれた花袋は、館林の小学校に通い、そこで進藤常吉の弟長作と出会い、生涯の友となった。旧藩士の家に生まれ、兄と父を戦で亡くした2人は相通じるものがあったのだろうか。

 長作はのちに小学校の校長を務め、市内の尾曳(おびき)稲荷神社の宮司となった。境内にある花袋歌碑の和歌は、花袋が長作に贈ったという。さらに、その子の進藤完治さんは、版画家藤牧義夫と同級生だった。完治さんは生前、私たちに藤牧との思い出をよく話してくれた。歴史のひとコマがその後も不思議な縁でつながり、それが歴史を調べる面白さとなっている。

 幕末から近代への大変動期に、先人たちがどんな思いで時代を見つめ、今に結びついているか、藩士の墓に花を手向けながら改めて考えた。

読売新聞   2013年11月9日
-------------------------------------------------------------------------------


ある人にとってはゴミでも、
ある人にとっては宝物。

それぞれが
物差しを持つことが楽しい。
( 三木聡  放送作家)


***************** ***
michiko@patedison.co.jp (^_^)
  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
  みちこの幕末日記!
http://blog2.patedison.co.jp/
  そうだったのね、日本史!
http://www.geocities.jp/sou_nihonshi/
***************** ***



田原総一朗:小泉元首相の「脱原発」発言は何をもたらすか
復興ニッポン 11月6日(水)16時56分配信

 小泉純一郎元首相の「脱原発」発言が話題になっている。小泉さんが公の場で「脱原発」の発言したのは、9月24日、「プレジデント」誌の創刊50周年記念イベントでの講演だった。次のように語った。

■小泉元首相は「直感力の天才」

 「原発が動かなくなってからもう2年くらいになる。政治が早く、将来原発ゼロにしようという目標を打ち出せば、多くの国民がどんどん協力すると思いますよ」

 この発言が永田町に伝わって話題を呼び、メディアも大きく報じたのだ。原発再稼動を目指す自民党にしてみれば、「困ったな」といったところだろう。

 私は、小泉さんという人は「直感力の天才」だと思っている。

 2005年、小泉さんが首相のとき、日本道路公団を分割民営化した。かつて「文藝春秋」誌で猪瀬直樹氏が財政投融資をめぐる諸問題について「日本国の研究」を連載していたが、小泉さんはおそらくそれを読んだのだろう。

 そして、道路の問題はおもしろいと思ったに違いない。猪瀬さんを呼んで話を聞き、道路公団民営化を打ち出した。

■「前代未聞。その後もないんだ」

 それからさかのぼる話だが、2001年、小泉さんは自民党の総裁選に出馬するかどうか迷っていた。私はある人に頼まれて小泉さんに会った。小泉さんは、出馬について「どう思うか」と聞いてきた。「経世会とまともに喧嘩する気があるなら、私は支持してもいい」と答えた。

 「でもね、殺されるかもしれないよ」と付け加えると、小泉さんは「殺されてもやる」ときっぱり言った。

 経世会をつぶすと言っても、一般の人にはよくわからない。小泉さんは総裁選挙戦の街頭演説で「自民党をぶっ壊す」と言い換えて熱弁をふるい、大衆の圧倒的な支持を得た。こういう感覚がすごいと思う。

 直観力の天才だと感じたことはほかにもたくさんある。

 たとえば「前代未聞。その後もないんだ」と言って、2002年9月、いきなり首相として北朝鮮を訪問し、拉致被害者5人を帰国させた(2004年に再訪し、新たに5人の拉致被害者が帰国)。

■2005年の「郵政解散」でも直感力が働く

 2005年の郵政民営化問題でも、最後は小泉さんの直観力が働いた。

 郵政民営化関連法案については当初、自民党内から反対する議員が続出し、賛成派はほとんどがいなかった。自民党の長老議員は、「衆議院には(法案の審議を)かけるな。継続審議にしたほうがいい」と言った。審議したら必ず否決される。否決されたら総辞職だ。長老たちはそう捉えていたのである。

 法案は衆議院で辛くも可決されたものの、参議院では否決された。

 小泉さんは参議院で採決する前から「参議院で否決されれば直ちに衆議院を解散する」と言っていた。反対派の亀井静香氏らは、衆議院解散のような無茶なことはできないだろうと考えていた。

 ところが、小泉さんは衆議院を解散し、自ら「郵政解散」と名づけ、「命をかける」「政治生命を懸ける」と威勢よく言い放ち、大衆の人気を得た。当初、誰もが負けると思っていた総選挙は、小泉自民が圧勝した。このときメディアが使ったのが「小泉劇場」という言葉だ。

 このように小泉さんは直感力に優れている。だから今回、この時期に小泉さんが「脱原発」と言ったことに私も関心を持った。

■フィンランド視察で小泉氏が確認したこと

 小泉さんは今年8月中旬、フィンランドを訪問し、建設が進む世界初の使用済み核燃料の最終処分場「オンカロ」を視察している。地下400メートルに掘った空間に使用済み核燃料を保管する施設だ。

 そこで使用済み核燃料を無害化するために10万年以上の年月がかかると聞き、小泉さんは「原発はダメだ」と確信して「脱原発」に傾いたようだ。この直感力も、ある意味ではすごい。

 実はこの視察に日本の原発メーカーの幹部が同行していた。彼らは小泉さんに、もし高速炉で核燃料サイクルが実現できれば、使用済み核燃料は300年で無害化でき、量も10分の1に減らせると話した。だが、小泉さんはそれを理解してくれなかったという。

 原発は様々な問題を抱えている。福島第一原発では汚染水の問題があり、廃炉の問題もある。使用済み核燃料の最終処理については、世界の多くの国がまだ最終案を持っていない。

 そうしたなかで日本の最大の問題は、原子力を含めエネルギーの総合戦略ができていないことだ。原発だけをとってみても、省庁の縦割り問題がある。原発を推進するのは経済産業省、除染は環境省、高速増殖炉は文部科学省が担当する。方々に分かれていては総合戦略が策定しにくい。

■エネルギー総合戦略の策定を後押しか、だが問題も

 日本の原発には汚染水問題、廃炉問題、使用済み核燃料の最終処理問題、そして再稼働の問題もある。どれも対応は遅れている。エネルギーの総合戦略を立てることができないのが現状だ。

 今回の小泉「脱原発」発言は、その総合戦略の策定を後押しすることになるのではないか、と私は見る。自民党内には「小泉発言は困ったものだ」という声もあるが、もし脱原発の世論が再び高まれば、将来のエネルギーのあり方を前倒しして考えざるをえないからだ。

 しかし、私は小泉発言には二つの問題があると思う。

 使用済み核燃料の最終処理に10万年かかると聞いて小泉さんは「ダメだ」と考えたが、すでにある使用済み核燃料については、いずれ最終処理しなくてはならない。米国やイギリス、フランスなどがまだ最終処理していないのは、今後、新しい技術が開発できると期待しながら研究開発を続けているからだ。今急がなくても、新技術の完成を待ってから着手してもよいという考え方である。

 もう一つ、原発ゼロは「いつなのか」について、小泉さんは言及していない。私は、原発は過渡的なエネルギーだと考える。100年、200年先も原発を利用すべきだとは思っていない。だが、少なくとも30年、40年は原発と共存しなければならないだろう。「脱原発原理主義」はあるが、「原発推進原理主義」はない。

 原発が動かなくてもやっているではないか、と小泉さんは言うが、貿易収支の赤字は今年上半期で約5兆円にも上る。液化天然ガスなどの輸入代金がかさんでいるためだ。この問題をどう考えるのだろうか。

■エールを送る野党は現実の問題を認識しているか

 脱原発であろうが、原発推進であろうと、エネルギー総合戦略を策定し、前述した様々な問題に取り組まなければいけないという意味では同じなのだ。やるべきことはやらなければいけない。

 小泉「脱原発」発言に対して、野党がエールを送っている。生活の党の小沢一郎代表が「冷静に日本を考える人であれば、たいてい行き着く結論だろう」と評価すれば、共産党の志位和夫委員長も「小泉氏の発言に注目している。原発ゼロの一点でどんな立場の方とも協力を図る」と歓迎する。

 野党は小泉さんの味方のように見えるが、彼らは現に横たわる原発の様々な問題を十分に認識しているだろうか。単に「小泉劇場」の再来では、問題は解決しないのだ。

【関連記事】
田原総一朗:世論迎合では原発問題は解決できない
田原総一朗:「一つの正解を求める教育」を変えるべきだ
田原総一朗:米国の力が弱まる中、日本が担うべき役割は何か
田原総一朗:野党再編は意味がない、民主党はドイツSPDを学べ
田原総一朗:集団的自衛権、サイバー攻撃も対象に現実的に議論せよ
最終更新:11月6日(水)16時56



【櫻井よしこ 美しき勁き国へ】
原発恐れず議論の時
2013.11.4 03:18 [原発・エネルギー政策]
 原発事故で被災した福島・浜通りの人々約30人が9月、チェルノブイリを訪れた。そこで彼らが見たのは日本で報じられてきた放射能汚染に苦しむ荒廃した町とは全く異なる、よみがえった町と子育てにいそしむ人々の姿だった。

 ウクライナの首都キエフでは国立放射線医学病院を訪れ、原発事故の健康被害についても学んだ。同病院が原発職員や周辺住民約2万3千人を27年間追跡調査した結果、他地域の住民との間にがん発生率で有意の差はなかったとの分析に、浜通りの人々は驚いた。チェルノブイリの放射線拡散量は福島の50倍といわれているのに、である。

 ウクライナは実は広島と長崎の体験に学び、被曝(ひばく)者手帳の配布と定期診断で人々の健康データを一括管理してきた。浜通りの人々のまとめ役として訪露したNPO法人ハッピーロードネット理事長の西本由美子さんは「チェルノブイリは広島、長崎から学んだ。なぜ、福島はチェルノブイリ、さらには広島、長崎に学べないのでしょう」と問う。

 こうした事例に学ばず科学に背を向けたことが、不必要な恐怖を引き起こした一因であろう。たとえばCT検査1回で10ミリシーベルトの放射線量を受けることが明らかな中で、安全のためには1ミリシーベルト/年を超えてはならないというかのような過度な恐れが、今も人々を福島から遠ざけている。人の戻らない故郷は廃虚となる。

 ウクライナは1986年の原発事故後、90年に原発を全廃した。すると経済が破綻し、自殺者が急増した。旧ソ連の崩壊でウクライナは共和国として独立、93年、安全性を高めて原発を再稼働させ、経済と人々の暮らしを立て直した。現在15基が運転中で、さらに2基を計画中である。

 放射能も原発も、正しく恐れることが大事だ。恐れすぎ、厳しく規制しすぎることの負の影響はかつてのウクライナ、現在の福島に見てとれる。浜通りの人々は深刻なのは放射能汚染よりも情報汚染であることを知ったという。

 日本で今顕著な情報汚染は汚染水問題だろう。汚染水はALPS(多核種除去設備)で処理し、希釈して海に放出するのが国際社会のとっている方法であり、人体への被害を示すエビデンスはない。

 だが、国も専門家も世論の反発と不信の前で、科学的に処理すれば汚染水は安全だと説明できない。他方大半のメディアは反原発の視点で非科学的な汚染水報道を続ける。

 これでは汚染水問題はおろか、原発、エネルギー政策、アベノミクス、ひいては日本の安全保障政策など、まともに論じられるはずがない。

 日本の原発の安全性は3・11の後、顕著に高まりつつある。安全重視を大前提として、日本経済および安全保障にどれほど原発が必要かを広く論ずるときではないか。

 原発の停止によって電力会社が支払う燃料輸入代金が増大化し、日本は2011年、30年ぶりの貿易赤字に陥った。12年度の赤字幅は8・2兆円に膨らみ、13年度の燃料費はさらに3・6兆円増える。

 日本の1次エネルギーの海外依存率は今、92%、1973年の石油ショック時より高い。一気に40年前に引き戻された状況で、いかにしてアベノミクスを成功させるというのか。

 燃料輸入を続けるにしても、シーレーン(海上交通路)には危険要因がついて回る。日本の原油輸入の83%は中東に、うち80%はホルムズ海峡に依存するが、シリアの内戦は言うまでもなく、イラン、イラク、アフガニスタン、エジプト、リビアなど、中東の政治情勢は極めて不安定である。いつも安定して輸入ができるとはかぎらないのである。

 加えて、経済成長、人口増加要因などから米、中、欧州、インドなどの諸国はエネルギーの安定供給を目指して原子力推進に走っている。21世紀は間違いなく原発推進の世紀である。

 東アジアに限っても、現在稼働中の原発は、中国17、韓国23、台湾6である。建設中を加えるとおのおの、71、32、8になる。日本が原発から撤退しても、わが国周辺で優に3桁の数の原発が運転される。

 いかにしてこれらの国々の原発の安全性を高めるかは日本の命運にもかかってくる。その技術に今、他のどの国よりも貢献できるのが日本である。世界展開する商業用原子炉メーカー4グループで、日本企業3社が中核を占め、情報公開や安全性で共通基盤を有する日米欧の3極体制を作り上げている。韓国、中国、ロシアの企業グループも存在するが、彼らの原発も含めて、最重要の原子炉圧力容器は、世界の8割が日本製鋼所の技術に依拠している。

 また、核非保有国として日本は唯一、核燃料サイクルの保有を認められ、ウラン濃縮および核燃料の再処理を許されている。これは日本が平和に徹してきたこと、核燃料サイクルの構築に関して公正さと透明さを保ってきたことへの高い評価と信頼の証しである。

 世界は日本を原子力でも核問題でも信用しているのである。それだけの信頼を国際社会から寄せられていることを肝に銘じたい。そのうえで日本と自分たちへの信頼を取り戻したい。

 汚染水にも原発の事故処理にも、厳しく、しかし、あくまでも科学的に公正な検証を加え、政府も関係者も、世論の反発におびえるのでなく、正しく説明し続けることが大切である。日本こそ原発を必要とし、その技術を介してアジアと世界への貢献を求められていることを、明確な表現で国民に説き始めてはどうか。

英語嫌いにバカバカバカ売れてる英語教材/勉強はやめて正解![PR]
楽天ランキング1位のローヤルゼリー!あなたが笑顔でいるために[PR]
[PR] お役立ち情報
△top
2013年11月9日(土) 歴史、政治。社会
---------------------------------------------------------------------------------
アマゾンベストセラー、明治維新、 2013年11月9日
46.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
53.戊辰戦争 裏切りの明治維新 (静山社文庫)星 亮一
55.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一

東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月9日
60.白虎隊と会津武士道 (平凡社新書)星 亮一

「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
112位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
392位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般

--------------------------------------------------------------------------------
会津藩はなぜ「朝敵」か/星亮一会津藩はなぜ「朝敵」か
星亮一My評価★★★★

本書で興味深いのは幕府側(奥羽越列藩同盟)にも改革案があり、その中心人物が仙台藩(当時の仙台藩は学問が盛んで優秀な人材を輩出していた)の玉虫左太夫(訪米経験があり、知己の福沢諭吉とサンフランシスコで会っているという)だったという。玉虫は奥羽越列藩同盟の参謀だった。
著者によると玉虫はアメリカに見習って人間平等の共和政治を目指していたらしく、薩長の藩閥政治に対して、奥羽越列藩同盟は共和制を掲げていたのではないかという。その理念が具体的にどんなものであったかは、玉虫が書いたものが何も残っていないので詳しくはわからないそうだ。玉虫の理念の研究がもっと進めば、両軍の理念の違いがハッキリするのだろうが。
本書を読んで、なぜ戊辰戦争にまで発展したのかは、両軍の政治理念の違いにもあったのではないだろうかと思った。政治理念の相違という視点は見過ごしにできないのではないかという気がする。会津藩が恭順を示しても戦いをやめなかったのは、理念を潰すためもあったのではないかと思えてきた。
本書は非常に興味深かった。武力や戦術・戦略の優れている方が勝つのは当然だろうが、その結果、勝った側の歴史観がまかり通る。だが、勝った方が正しいのかとなるとそれは別問題であり、「勝ったほうが正しい、勝てば正義、勝てば何でも許される」というような歴史観は見直すべきだと思う。
会津の朝敵問題だけではなく、私たちは歴史あるいは現代社会や世界状況を見る目を、見直す時期にきているのではないだろうか。(2004/9/7)
--------------------------------------------------------------------------------
海洋調査「信頼できる」 本県沖でIAEA専門家

 東京電力福島第1原発の汚染水問題で海洋汚染の懸念が国際的に広がる中、国際原子力機関(IAEA)の海洋モニタリング専門家が7日、本県沖で調査を始めた。日本で行われている海洋モニタリング方法が、国際的な基準に照らして妥当かどうか、確認する狙いがある。原子力規制委員会は「(IAEAの関与で)測定データの信頼性を高めたい」としている。
 IAEAモナコ海洋環境研究所のデービッド・オズボーン所長らは同日、いわき市小名浜港から東電の採水船に乗り、福島第1原発沖などで海水試料の採取方法を視察した。オズボーン所長は視察後の記者会見で、IAEAの評価でないことを前置きした上で「日本の海洋モニタリング調査方法は国際的な基準に従い、信頼できる」と話した。
 8日には福島第1原発の分析施設を視察。11日には原子力規制庁などと協議し、今月下旬に来日するIAEA廃炉検証団の議論に反映させ、汚染水対策を練る。

福島民友   2013年11月8日
--------------------------------------------------------------------------------
線量での支援差解消を 飯舘村長、環境副大臣に要望

 井上信治環境副大臣は6日、除染現場の視察のため飯舘村と川俣町山木屋地区を訪れた。政府が検討を進める、東京電力福島第1原発事故での帰還を断念する避難住民への支援策について、飯舘村の菅野典雄村長は「線量で支援策を区分けすれば地域間の分断が起きかねない。国が支援策を出した上で住民一人一人の判断に委ねるべきだ」と、線量で支援策の差が出ないよう井上副大臣に要望した。
 菅野村長は「帰還困難区域を中心に支援策の議論が進む可能性もあるが、高線量地区でも帰りたい人、低線量地区でも帰れないという人がいる。線量により支援策を分ければ住民間で対立する恐れがある」と指摘。井上副大臣は「帰りたい人がいる以上、実現していくのが国の責任。帰還に向けた作業を一つ一つ処理していきたい」とした。
 井上副大臣は同日、飯舘村と川俣町山木屋の除染の様子を視察。両地域とも生活環境周辺の除染については1年間延長で議論が進んでいるとされ、井上副大臣は「他の自治体を含め除染工程表の見直しを年内に発表する」との説明を繰り返した。
 飯舘村からは除染加速化に向けた村内への除染作業員宿舎の建設、川俣町からは暴風、防雪林の伐採について要望が出された。

福島民友   2013年11月8日
-------------------------------------------------------------------------------
秘密保護法案 後世の検証が可能な仕組みに(11月8日付・読売社説)

 ◆国民の懸念払拭へ審議を尽くせ◆

 国の存亡にかかわる安全保障上の機密は、守らなければならない。国民の「知る権利」に配慮しつつ、情報保全法制を整備することが肝要だ。

 特定秘密保護法案の国会審議が7日から始まった。

 防衛、外交、スパイ活動防止、テロ防止の4分野で特に秘匿性の高い情報を、「特定秘密」に指定し、漏えいした公務員らの罰則を強化する内容である。

 ◆安保戦略に欠かせない◆

 法案の狙いは、国の安全保障に関する重要情報が簡単に漏えいしない仕組みを構築することだ。

 北朝鮮の核・ミサイル開発や中国の軍備増強など、日本を取り巻く情勢は厳しさを増している。

 日本の平和と安全を確保するため、安倍政権は、外交・安全保障政策の司令塔となる国家安全保障会議(日本版NSC)の創設を目指している。設置法案は7日、衆院を通過した。

 日本版NSCを機能させるには同盟国や友好国と重要情報を共有することが欠かせない。漏えいの恐れがある国に、機密は提供されにくい。「特定秘密保護法」は、米国などとの信頼関係を強める上で大きな意義がある。

 法案によると、秘密の指定や解除は、防衛相や外相など「行政機関の長」が行う。国家戦略や国益を踏まえた総合判断が求められる以上、妥当な手続きと言える。

 ただ、省庁が自らに都合が悪いというだけで、情報を秘密指定する事態は避けねばならない。法案は、政府が有識者の意見を聞き、指定や解除の統一基準を定めるとしている。指定の範囲を必要以上に広げない基準とすべきだ。

 ◆恣意的運用の防止図れ◆

 秘密指定が永久に続き、公開されないのではとの危惧もある。

 法案は、秘密指定の期間を最長5年とし、必要性がなくなれば、解除すると規定している。延長も可能で、内閣が承認すれば、30年を超えることもできる。

 重要なのは、一定期間を過ぎれば、原則公開し、後世の歴史的検証を受けるという視点である。将来公開されるとなれば、行政機関による恣意しい的な秘密指定を相当程度、排除できるのではないか。

 無論、将来も開示が困難な秘密もあろう。政府は、30年を超えて秘密指定を延長する場合の要件を検討している。自衛隊で使用する暗号や武器の性能などだ。

 他国からの提供情報には、細心の注意を払う必要もある。

 文書の保存・管理も課題だ。

 公文書管理法は、すべての行政文書に保存期間を定めるよう求めている。その上で、歴史的価値のある文書は国立公文書館へ移管し、廃棄する場合には首相の同意を得ることも義務づけている。

 だが、現在、自衛隊法に基づく防衛秘密は公文書管理法の適用除外とされている。2011年までの5年間に、保存期間の過ぎた防衛秘密の文書約3万件が防衛省幹部の判断で廃棄された。

 特定秘密保護法案が成立すると、防衛秘密は特定秘密に統合される。小野寺防衛相が法施行まで、防衛秘密の文書を廃棄しないよう指示したのは適切である。

 特定秘密も、公文書管理法の下で厳格に管理すべきだ。

 国民に対し、説明責任を果たすのは、民主主義国家における政府の当然の責務である。

 法案が国民の知る権利を制約する懸念は、7日の衆院本会議で与党議員からも指摘された。

 ◆「知る権利」への配慮を◆

 自民、公明両党の修正協議の結果、取材・報道の自由への配慮が法案に明記された。報道関係者の取材行為についても、「違法または著しく不当でない限り、正当な業務とする」と規定され、原則、罪に問われないとされた。

 しかし、秘密を漏えいした公務員らは処罰対象となる。罰則も現行の国家公務員法の懲役1年以下、自衛隊法の懲役5年以下より格段に重い懲役10年以下だ。

 公務員が萎縮して取材に応じず、報道機関が国民に必要な情報を伝えられない恐れがある。こうした事態を防げるのか、与野党は議論を深めてもらいたい。

 国会がどう特定秘密に関与するかという論点も放置できない。

 法案は、秘密会の開催を条件にして、国会の委員会などに秘密を提供できるとしている。ただ、提供するかどうかの判断は、行政機関の長に委ねられている。

 国会議員が安全保障上の重要情報を知らずに、日本の針路を決めていいものか。行政に対する立法府の監視機能が働かない可能性もある。国会としても、秘密を共有する仕組みを検討すべきだ。

読売新聞    2013年11月8日
-------------------------------------------------------------------------------
中国騒乱の陰に格差…陳情門前払いに怒り爆発

 中国山西省での連続爆発や北京・天安門前での車突入など、共産党政権を標的にした事件や騒乱が相次ぐ背景には、社会の隅々に重層的に広がる「格差」がある。党は9日開幕の重要会議、第18期中央委員会第3回総会(3中総会)で、格差の是正策など経済改革を打ち出すとみられるが、力による統治は一段と強化する構えだ。

 【太原(中国山西省)=竹内誠一郎】連続爆発から一夜明けた7日、標的となった山西省党委員会の庁舎の裏手1階にある「陳情窓口」は、事件による警備強化で閑散としていた。普段なら待合室には数百人の直訴者が殺到するというが、20人ほどしか見当たらない。直訴の理由は、土地の強制収用や不公正な司法に対する抗議など様々だ。「10万人に1人の金持ちと官僚がいい思いをしている」「庶民は耐え忍ぶだけだ」と一様に不満をぶつけてきた。

 山西省は「全国でも陳情案件が多い」(党関係者)という。主要産業の石炭生産を担う炭鉱の経営者は、北京や上海の高級マンションを買いあさり、高級外車を乗り回す富豪ぶりで知られる。官僚との癒着も指摘される。だが、省の1人当たり域内総生産は全国31の直轄市、省、自治区の中で19位。大多数を占める炭鉱労働者らの低賃金が平均値を押し下げている。

 社会の底辺では不満がくすぶる。その不満を吸い上げるシステムの機能不全が絶望を生み、一部民衆を過激な行動に走らせる。山西省にも同じ構造があった。

 「ここではあんたの陳情は受け付けられない。省の窓口に行きなさい」

 7日午後、庁舎から約20キロ離れた高級ホテルの正門前にいた元自動車整備工の男性(48)に地元警察担当者が冷たく告げた。

 ホテルには、10月末から山西省入りした党中央規律検査委員会の汚職事件の調査グループが泊まっている。「民衆の声を直接、すくい上げる」というふれこみだ。男性は、職場の部下らとのトラブルで負傷し、障害者となったが、部下への判決に納得がいかず、説明を求めて3年以上になる。だが、この日も省の陳情窓口などをたらい回しにされた後、このホテルに回ったが門前払いとなった。ホテルから、地元当局者に連行された直訴者もいたという。

 今年6月に福建省アモイで起きたバス放火事件、7月に北京空港で車いすの男が起こした自爆事件は、いずれも直訴が背景にあったとされる。男性は目を伏せながらつぶやいた。「ほかに方法がなかったのだろう。私も最後の手段としてやってしまうかもしれない」

読売新聞   2013年11月8日
-------------------------------------------------------------------------------
おもてなしの心で風評払拭へ 関係者、観光誘客に必死

 東日本大震災後、3度目の秋の観光シーズンを迎え、本県を訪れる観光客数は回復傾向にあり、観光果樹園や温泉地などではにぎわいを取り戻しつつある。年末にかけてはスキー場も続々とオープンする。東京電力福島第1原発事故の風評被害を払拭(ふっしょく)しようと、関係者は誘客の知恵を絞りながら、おもてなしの心で接客しようと必死だ。
 福島市のフルーツラインでは、「ふじ」などのリンゴ狩りが最盛期。6日に同市飯坂町平野の果樹園を訪れた栃木県の無職遠藤益さん(80)は「福島の果物は毎年おいしい。被災地は日に日に復興していると感じている」とリンゴに手を伸ばしていた。
 あづま果樹園社長で同市観光農園協会顧問の吾妻一夫さん(66)は「8月のモモのシーズンまでは震災前とほぼ同じくらい客足が回復した」と話す。同協会では今年、加盟果樹園の接客マニュアルを統一し、どこの果樹園に行っても安全性についての説明や試食の提供などを実践。「まずは従業員から前向きになること」を徹底し、誘客に努めた。甘味の強さを重視した「畑でしか味わえない」リンゴ狩りの魅力をさらに高める取り組みが各農家で進められている。
 福島市の飯坂温泉では、温泉街にクラブハウスを置く福島ユナイテッドFCと温泉街の各団体や旅行会社が連携して取り組む「サッカーツーリズム」の取り組みが活発化している。
 同市の土湯温泉では9〜10月の1カ月間、温泉街を会場にした芸術祭「土湯アラフドアートアニュアル2013」を初開催し、約1万2千人の来場があった。同温泉観光協会は「芸術祭の効果は大きい。新たな旅館のオープンも控え、芸術祭の盛り上げムードを維持したい」としている。
 猪苗代町の箕輪スキー場は今月中にもオープンを予定。12月には各スキー場も順次、営業を開始する。
 町内では夏にスキー場が連携した「ゲレンデ逆走マラソン」を展開。3シーズン目で参加者数も増えており、スキーでの施設利用にもつなげたい考え。

福島民友   2013年11月8日
-------------------------------------------------------------------------------

行き詰ったときには、
体を動かすといい。

机の上で構えていても、
いい考えなんか浮かばないですよ。

何をやってもうまくいかないときは、
自然の中を散歩してみてください。

きっと新しい自分を
発見できますよ。
( 宗次郎  オカリナ奏者)


***************** ***
michiko@patedison.co.jp (^_^)
  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
  みちこの幕末日記!
http://blog2.patedison.co.jp/
  そうだったのね、日本史!
http://www.geocities.jp/sou_nihonshi/
***************** ***
△top
2013年11月8日(金) 歴史、政治、社会
---------------------------------------------------------------------------------
アマゾンベストセラー、明治維新、 2013年11月8日
25.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
33.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
44.会津と長州、幕末維新の光と闇 星 亮一
86.奥羽越列藩同盟 (中公新書)星 亮一

アマゾンベストセラー、明治・大正、 2013年11月8日
33.明治を支えた「賊軍」の男たち (講談社プラスアルファ新書)星 亮一

東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月8日
47.白虎隊と会津武士道 (平凡社新書)星 亮一
82.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一

「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
111位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
392位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般

--------------------------------------------------------------------------------
偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫) 書評

会津藩燃ゆ、函館戦争、京都守護職という常に幕府側(もっというなら会津松平家)の立場に立った作品で知られる。幕末、徳川幕府が推進せざるを得なかった開国通商という外交路線と同時代におきた尊皇攘夷というイデオロギーの対立を良く表現していた。
 今回は最近の幕末ブームに対して「正義」はどこにあるのかを明確にしようと
している。タイトルもずばり「偽り」とある。挑発的だ。会津藩の幕末期の後進
性、藩主の不安定な立場を認めつつしかし孝明天皇との信頼関係、王城の地を守
護するための活動が何故、賊軍になってしまったのか。それは薩長の欺瞞という
歴史的事実があったと丹念に説いている。

 幕末のヒーローというと坂本龍馬、西郷隆盛、大久保利通などスラスラ名前
が出てくるが幕府側では勝海舟ぐらいか?英雄譚が好まれるのはわかるがやはり
「正義」を公平に見たとき目を背くことができない事実もあると教えてくれる。
--------------------------------------------------------------------------------
海洋汚染、7日から視察 本県沖でIAEA専門家

 東京電力福島第1原発の汚染水問題で、原子力規制委員会は5日、国際原子力機関(IAEA)の海洋モニタリング専門家チームが7日から本県沖で現地視察を行うと発表した。今月下旬に来日する廃炉作業を検証する調査団の事前準備のためで、周辺海域での採水方法や放射性物質の分析方法などを確認する。
 国際社会では第1原発の汚染水による海洋汚染への懸念が高まっており、IAEAが関与することで測定データの信頼性を高める狙いがある。

福島民友   2013年11月6日
-------------------------------------------------------------------------------
中国在留邦人に「注意喚起メール出した」菅長官

 菅官房長官は7日午前の記者会見で、中国で北京・天安門前の車両突入・炎上事件と山西省共産党委員会の建物前の連続爆発事件が続いたため、中国に在留する日本人に注意喚起したことを明らかにした。
 菅氏は「在北京大使館から注意喚起のメールを送付した。中国の社会治安情勢
について、引き続き注視していきたい」と述べた。

読売新聞    2013年11月7日
-------------------------------------------------------------------------------
2ちゃんねる、削除要請9割放置 上半期、警察庁まとめ

 インターネット掲示板サイト「2ちゃんねる」が今年1〜6月、ネット上の違法情報を監視する民間団体から削除を要請された薬物売買などの書き込み162件のうち、146件(90・1%)を放置していることが7日、警察庁のまとめで分かった。
 要請したのは、警察庁が業務委託する「インターネット・ホットラインセンター」(IHC、東京)。2ちゃんねるに対する削除要請は減少傾向にあるが、警察庁の幹部は「放置件数は依然として多く、悪質性が際立っている。引き続き強く要請していく」と話している。

共同通信    2013年11月7日
-------------------------------------------------------------------------------
山西省爆発 中国、渦巻く不満 党幹部の腐敗・横暴 切り捨てられた陳情者

 【北京=矢板明夫】中国山西省太原市の同省共産党委員会庁舎前で6日に発生した連続爆発事件は、党幹部の腐敗や横暴に対し不満を抱く者による犯行の可能性がある。昨年11月に発足した習近平体制は、富国強兵を目的とするスローガン「中国の夢」を前面に打ち出し、土地収用などで当局とトラブルを抱え、中央政府へ陳情する民衆への取り締まり態勢を強化した。“切り捨てられた”弱者の間で絶望感が広がり、当局への抗議を込めて事件を起こしたとの見方が浮上している。

 事件の背景はまだ明らかになっていないが、中国では少数民族問題のほか、政治腐敗や経済格差を背景に、社会への不満を抱き大量殺傷事件に走るケースが相次いでいる。

 福建省で6月、路線バスに放火した男は生活手当の申請が却下された恨みから犯行に走ったとされる。北京国際空港で7月に爆発事件を起こした車いすの男は、治安要員に暴行され障害を負ったと主張したが聞き入れられず、爆竹の火薬を材料に爆弾を作った。

 先日、天安門前で発生した車両突入事件では、ウイグル族とみられる容疑者らが車両に400リットルの市販のガソリンを積み込み、歩道の観光客らを次々とひいた後、炎上したとされる。

 中国で起きたこの種の事件で共通しているのは、身近な材料を利用して犯行に及んでいることだ。容疑者たちが、当局への不満を持つ一般民衆であることを強く印象づけている。

 そして今回の連続爆発事件でも、手製の小型爆弾からくぎや鋼鉄球などが発見された。日用品などで作れる「圧力鍋爆弾」だったとの見方もある。同爆弾は今年4月の米ボストン連続爆破テロでも使用された。

 2011年に中国で起きた各種抗議活動は合わせて約18万件に上るとの指摘もあるが、社会的弱者によるこうした絶望型の抗議事件は習近平政権になってから急増する傾向にある。北京の人権派弁護士は、今回の事件も陳情者によるものである可能性が高いとみる。

 同弁護士によると、12年まで続いた胡錦濤政権は、貧富の格差解消などを目指し「和諧(調和のとれた)社会」との政策スローガンを掲げ、弱者に対し政策的に一定の配慮を示した。

 しかし、「中華民族の偉大なる復興」を目指す習政権になってから、政策が転換され、「和諧社会」が死語になりつつあり、陳情者への取り締まりが強化された。自宅を壊され、9年前から陳情を繰り返している四川省の男性は、産経新聞の電話取材に対し「今の政府は陳情者の弾圧しか考えていない。私たちは完全に追いつめられている」と話している。

産経新聞   2013年11月7日
-------------------------------------------------------------------------------

結局、プロとアマチュアの違いは、
「誰を満足させるか」
だと思うんです。

プロは、「お客さんの満足」を目指す。

アマチュアは、
「自分の楽しみ」のため。
この違いです。
( 大平貴之  エンジニア)


***************** ***
michiko@patedison.co.jp (^_^)
  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
  みちこの幕末日記!
http://blog2.patedison.co.jp/
  そうだったのね、日本史!
http://www.geocities.jp/sou_nihonshi/
***************** ***
△top
2013年11月7日(木) 歴史、政治、社会
---------------------------------------------------------------------------------
アマゾンベストセラー、明治維新、 2013年11月7日
27.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
58.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
64.大鳥圭介―幕府歩兵奉行、連戦連敗の勝者 (中公新書)星 亮一
92.井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士 星 亮一

アマゾンベストセラー、明治・大正、 2013年11月7日
70.明治を支えた「賊軍」の男たち (講談社プラスアルファ新書)星 亮一

東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月7日
41.白虎隊と会津武士道 (平凡社新書)星 亮一
87.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一

「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
105位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
370位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
--------------------------------------------------------------------------------
「偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実」(著・星 亮一) 書評

大河ドラマ「八重の桜」が放送されていますが、
ちょっと8話の予告編を観て、面白いかも〜と9話を観始めて15分で挫折してしまいました^_^;。
会津藩から描いている幕末、明治維新が楽しみだったのですが。。。。
で、この本を読むことにしました。
子供の頃は薩長から見ていました。
初めて好きになった幕末の志士は高杉晋作でした。それから坂本龍馬、勝海舟と。。。
でも、土方歳三が好きになってからは、薩長が嫌いで、<明治維新とは。。。>と思うようになりました。
薩長がやったことは恐ろしいことでした。
天皇を持ち上げながら、御所に発砲し、京や御所を守った会津藩や新撰組を朝敵にしたのですから。
まさに「勝てば官軍、負ければ賊軍」だったわけで。

でも、会津藩について余り知らくて。。。。。単純に<会津は偉い!>とだけ思っていたのですが、
この本で、薩長が会津にどんなことをしたのか初めて知りました。
今まで以上に、恐ろしいことをしてきた薩長だったんだと思いました。
明治維新を歴史の中で必要なことだったとしても、やり方は間違えていたのでは?と思います。
民衆が望んでいたことでもないですし。。。。
勝手に錦の旗を作って。。。。。
徳川慶喜や会津藩主・松平容保を朝敵とした倒幕の密勅は捏造だったというし。。。
松平容保こそ最も信頼すべき人間だとした孝明天皇の宸翰があるそうで。。。。
孝明天皇毒殺説もありますし。。。。。徳川家定、家茂の毒殺説もありますし。。。。って、私は薩長がやったと思っているのですが。
薩長に正義はなかったと思っています。
ただ薩長もいろいろいろな人がいますし、優秀な人材や立派な人もいたわけで。。。。。
明治維新は、西洋列強諸外国と並ぶには必要だったことなのかなと思います。
そんなことで、その時の大変だった会津藩のこと、会津藩の人たちを知ることが出来て、
薩長のやったことを知ることが出来た本でした。
(会津の人たちの悔しさが伝わってきます。人間がやることと思えない。。。)

星 亮一さんの本を初めて読みましたが、いつも読みやすいのですか?
この本は読みやすかったです。
--------------------------------------------------------------------------------
「原発情報」隠蔽危惧 秘密保護法案めぐり県会意見書

 「原発の安全性に関わる問題や住民の安全に関する情報が『特定秘密』に指定される可能性がある」。安全保障上の情報保全徹底を掲げる特定秘密保護法案をめぐり、県議会は10月9日、全会一致で「慎重な対応を求める」とする首相、衆参両院議長宛ての意見書を可決した。東京電力福島第1原発事故直後、放射性物質の拡散について十分な情報開示がなされなかったことへの不信感が根強い。意見書の背景には「重要な情報がまた隠されるのではないか」との危機感がある。
 原発事故では、放射性物質の拡散を予測する「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」の試算結果が、事故の初期段階で公表されず、住民の避難に生かされなかった。浪江町の一部の住民は、第1原発から放出された放射性物質が大量に流れて、放射線量がより高い地域に避難していたことが後から判明した。国が適切に公表していれば「無用の被ばく」を防げたはずだという住民たちの怒りは、今も収まっていない。

福島民友   2013年11月5日
-------------------------------------------------------------------------------
福島第一事故対応、国が前面…除染費一部負担 特集 福島原発

 政府は5日、東京電力福島第一原子力発電所の事故対応を抜本的に見直す方針を固めた。

 除染費用の一部を国が初めて負担するほか、廃炉や汚染水対策などにも国が積極的に関与する。事故対応の全費用を東電に負担させる現在の方針を、全面的に転換することになる。

 原発事故対応の収束に向け政府が前面に立つことで、東電柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)の再稼働などに向けた環境を整える狙いもある。菅官房長官は同日の記者会見で「国と東電との役割分担について、自民党などの提言に基づいて方向性を出していく必要がある」と述べた。

 自民、公明両党が8日、安倍首相に対し〈1〉国が前面に出るための法的立場の明確化〈2〉資金拠出や実施体制への関与強化――などを提言する。政府は提言に基づき、東電支援のために民主党政権時代に作られた原子力損害賠償支援機構法や、原発事故の賠償を事業者に原則負わせる原子力損害賠償法の改正を検討する。

 除染費用は、汚染土などの中間貯蔵施設を含め総額3兆〜5兆円かかるとの試算があり、政府が一部負担する。東電の除染費用負担は現在計画されている1・5兆円にとどめる方向だ。1兆〜2兆円と見られる中間貯蔵施設の整備費は、公共事業としてすべて国費負担することを検討する。

読売新聞    2013年11月6日
-------------------------------------------------------------------------------
家族照らす“数え3歳” 震災当日の出生児が「七五三」

 県内各地の神社に参拝に訪れ、子どもの健やかな成長を願う「七五三」の家族連れ。東日本大震災があった2011(平成23)年3月11日に生まれた子どもたちも数え年で3歳の「七五三」を迎え、元気いっぱいの笑顔で家族を明るく照らしている。
 東京電力福島第1原発事故に伴い、富岡町からの避難生活を経て南相馬市原町区に住む会社役員星山晃一さん(35)、真弓さん(32)夫妻の長女琉菜(るな)ちゃん(2)には、間もなくきょうだいが生まれる。
 琉菜ちゃんは震災が起きた日、双葉町の病院で生まれた。施設は地震で被害を受け、津波が近くまで押し寄せる混乱の中、真弓さんの頑張りと、病院スタッフや家族の懸命の努力に支えられ、元気に産声を上げた。
 あれから2年8カ月を迎えようとしているが、晃一さんは「活発な娘になった」と目を細める。
 富岡町出身の真弓さんは「生まれてから、あっという間だった。来年は幼稚園に上がる。でも、周りの状況は変わらず(福島第1原発に近い)故郷には帰れません」と複雑な心境ものぞかせる。ただ「娘もこれから生まれる子も、健康で丈夫に育ってほしい」。子どもへの願いは、ずっと変わらない。

福島民友   2013年11月5日
-------------------------------------------------------------------------------

メインストリートばかり
歩かなくともいいんです。
人生は裏道が面白いんですから。
( 広瀬隆  作家)


***************** ***
michiko@patedison.co.jp (^_^)
  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
  みちこの幕末日記!
http://blog2.patedison.co.jp/
  そうだったのね、日本史!
http://www.geocities.jp/sou_nihonshi/
***************** ***
△top
2013年11月6日(水) 歴史、政治、社会
アマゾンベストセラー、明治維新、 2013年11月6日
28.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
34.戊辰戦争 裏切りの明治維新 (静山社文庫)星 亮一
41.謀略の幕末史 幕府崩壊の真犯人 (講談社プラスアルファ新書)星 亮一
65.女たちの会津戦争 (平凡社新書)星 亮一
85.戊辰の内乱―再考・幕末維新史星 亮一

アマゾンベストセラー、明治・大正、 2013年11月6日
21.明治を支えた「賊軍」の男たち (講談社プラスアルファ新書)星 亮一

東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月6日
33.白虎隊と会津武士道 (平凡社新書)星 亮一
86.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一
96.仙台戊辰戦史―北方政権を目指した勇者たち  星 亮一

「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
98位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
334位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
--------------------------------------------------------------------------------
『平太の戊辰戦争 ─少年兵が見た会津藩の落日─』ベスト新書
─内戦における医療と人肉嗜食(Cannibalism)も記載─
                 医師 蒲原 宏

昭和11年生まれの著者は東北大学文学部国史学科出身のノンフィクション作家。
明治戊辰戦争の会津藩の動向について『奥羽越列藩同盟』『会津落城』(中公新
書)を初め10数冊の著作があり、何れも読み易く、面白い。

この作品は長岡市立図書館に平太の末裔遠藤進氏(横浜市住)が昭和62年に寄贈した『会津戊辰戦争従軍記』という後藤平太(1853?1930)の従軍日記を基にしてまとめたもの。
すでに平成10年角川書店から『平太の戊辰戦争』として出版されたが、加筆訂正してKKベストセラーズからベスト新書302として出版された。
---------------

現在の福島県大沼郡美里町(旧本郷村)に嘉永6年(1853)3月18日窯業を営む虎之助の長男として平太は生まれた。文久2年(1862)会津藩主松平容保が京都守護職に任ぜられると、本郷村の陶工にも藩から兵役の義務が課せられた。41歳の父虎之助は武術、洋式銃取扱い、兵法などの知識を身に付けた多感の人だったので、満15歳の平太と本郷の人ら36人と共に血書嘆願して会津藩の越後口の戦闘に参加した。越後水原奉行萱野右兵衛の番頭隊に編入され、明治元年(1868)3月13日津川に泊り、水原に駐屯、5月2日加茂町をへて、衝鋒隊と共に長岡、ついで小島谷、与板、地蔵堂の各地で戦うが、父ともはぐれた。戦線は後退するばかり。新発田藩の寝返りもあり、水原を放棄して会津へ退却した。父と再び出会うが、8月1日赤坂山(旧安田町)の戦闘で父は左腕に貫通銃創を受けた。負傷した父は石間、津川、野沢の野戦病院で応急の処置を受け、8月10日に若松に到着。藩校日新館に設けられた軍事病院に入院。8月12日幕府医学所頭取の洋方医松本良順(
1832?1907)と門人南部精一(1832?1912)らによる上腕切断手術を受けた。籠城の混乱の中で苦心惨憺して近郊の親戚宅まで15歳の少年が父を運ぶ記事は読むのも辛い。結局8月24日、術後12日で父は発狂状態で死んだ。戦線から離脱し、村に居残り製陶業に専念し、地元産業の振興と旧藩士の顕彰に尽力した。村会議員をへて村長となり、陶芸家としても高い評価を受け、昭和5年(1930)7月8日77歳の生涯を終えた。

従軍日記の終に「ことに数千の生霊を犠牲に供し、市中その他の民家を灰燼に化し、億兆の財貨を烏有となさざりしならんに。かくのごとく悲痛凄惨の憂き目を見しは先見の明なく、無智短歳の致すところにして感慨無量の次第なり。噫々、天なるかな」と藩主を批判している。これは太平洋戦争における我国の元首にもあてはまる。

作者は徴兵された若者の見聞を骨格として、明治戊辰戦争における越後国での会津藩の動きを克明に検証しつつ、内戦の悲惨さを詳細にわたって説き来たり、説き去る。読む者をして惓きさせない。そして史眼の視点にぶれがない。

薩摩、長州を筆頭とする官軍兵の略奪、窃盗、強奪、強姦、放火、死体損壊、侮辱、それに人肉嗜食(Cannibalism)が平気で行なわれていたことが記載されている。人肉嗜食が兵糧の欠乏ではなく、敵に対する憎悪と侮蔑、それに士気鼓舞が目的であったという記載はすさまじい。
魚沼の小出島守備の隊長町野源之助は17歳の弟久吉を同行していた。久吉は槍の名手で18人を倒したが、官軍の一斉射撃で死んだ。兄は弟の遺体を取り戻そうとしたが果たせなかった。
久吉の首は切り取られ、7日間晒され、四肢は兵隊が争って肉をそぎ取って食いちぎり、骨、皮は四散された。(『町野久吉戦死の真相』小出町歴史資料集)

安田町(現・阿賀野市)で腕を切り落とされた会津兵を人夫が引き倒し、薩長兵が肉を切り取り、人夫に食わせ、残りは地面にふり撒いた。 「これは何といふものにやと尋ねければ、会津烏と言ふものなりと仰せありしとや」と言い、あぶらが強かったとまで書いてある(『佐藤長太郎乱語聞書集』安田町史に詳しい)。
会津藩兵も退却する時に、民家に放火したりすることが多かったので、越後国内では次第に領民から疎まれるようになってゆくのが平太の日記から伝わってくる。会津藩兵と同行した幕府の衝鋒隊の桃沢輩下の兵が、殺した敵の生き胆を取って来て「まだ脈がある故、ご覧ぜられよ」と「ヒツコヒツコ」と活動しているのを見せた。「いずれに用するや」と聞くと、「食するなり」と言って飲みこんだと、5月9日の日記に書いてある。
会津領旧上川村(現・阿賀町)の会津藩郷医江川元逸も徴集された時の従軍日記『旧記集録』のなかで、官軍方密偵(高田藩)が捕えられ斬首された時、肝臓を切り出して、酒の肴に醤油をつけて食べたことを書き残している(15年ほど前県医師会報に報告)。現在では信じられない様な凄惨な史実だ。両軍ともにCannibalismが行なわれていた。日光口でもあったと記録にある。この様な、内戦における憎悪の激しい狂気が記述されている。佐野常民の「博愛社」が生まれる西南戦争以前の日本の内戦の狂気はすさまじいものであった。

内戦における農民、商人、人足、女郎のたくましさ、狡猾さ、名主、村役人らの行動など、この日記を通して作者は人間の利害、得失による動きを巧みに描出してくれていて面白い。
また戦争難民の昔も今も変らぬ悲惨な様子をこの日記の原文を引用してリアルに描写しているところは圧巻である。対外戦は言うに及ばず、内戦の悲惨さを越後国内の平太の足跡を実地踏査して仕上げた作品は、今回の増訂、加筆によって、河井継之助、小林虎三郎などを中心とした、いわゆる長岡物、戊辰戦争本を補う貴重な作品の一つといえる。要を得た明治戊辰戦争ものの白眉。診療の合間にいかが。

新潟市医師会ホームページ  マイライブラリーより転記
--------------------------------------------------------------------------------
福島原発4号機、実証試験を追加 燃料取り出し延期へ

 東京電力が福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールからの燃料取り出しを前に、実際の燃料輸送容器を使って作業の安全性を確認する実証試験を追加し、4号機内で近く実施することが4日、関係者への取材で分かった。実証試験には準備を含めて数日かかる見込みで、早ければ8日にも始まる予定だった燃料取り出しは1〜2週間延期となる見通し。

 燃料取り出しに向け、クレーンを備えた4号機の建屋カバーは既に完成しているが、実証試験は行われていなかった。

共同通信   2013年11月5日
-------------------------------------------------------------------------------
【社会】「秘密」は秘密って ばかな話 作家・沢地久枝さん

 機密を漏らした公務員らへの罰則を強める特定秘密保護法案に、強い懸念が広がっている。一九七二年の沖縄返還をめぐる日米密約を、著書で取り上げたノンフィクション作家沢地久枝さん(83)は「この法律が成立したら、密約の当時よりもっとひどいことになる。憲法がどんなことを定めていても全部吹っ飛ぶのではないか」と憂える。
 「とんでもない法案だとあきれました。こんなに内容が分からない法案は初めて見た。具体的な部分で『政令で定める』と書いてある箇所がいくつも出てくる。政令は、政府がいくらでも出せるものです」
 特定秘密とは、安全保障に著しい支障を与える恐れがあって特に秘匿する必要のある情報で、防衛相ら行政機関トップが指定する。「一般の人には、自分が特定秘密に触れているのか分からない。文章を書く人が取材した後、これは特定秘密だと言われたらアウト。特定秘密の秘密とは何ですかと聞いても『それは秘密です』なんて、こんなばかな話はない」
 政府は今国会中の成立を目指しているが「戦争中の法律よりひどいのではないか。当時、軍事機密に触れるようなことは一般の人も予測できた。今度の場合、想像ですが、何が特定秘密かはだいたい米政府との話し合いで決まるのではないか。今急いでいる理由は、日米関係を特に軍事面で円滑にするため、日本はこうしますという約束を米国に見せようとしているんだと思いますね」
 沖縄返還の日米密約に迫った新聞記者が逮捕された外務省機密漏えい事件を、著書「密約」で取り上げ、密約の文書開示請求訴訟にも原告として加わった。「法案が成立すれば警察国家のようになる。特定秘密の保護措置として警察庁長官はいろんなことができる。戦争中の日本人は『警察ににらまれたらまずい』と思いながら話していた。そういう時代に戻る可能性が非常に大きい」
 罰則で、公務員らが特定秘密を漏らすと最高十年の懲役に、漏らすよう働き掛けた場合も五年以下の懲役となる。「公務員は恐ろしくて何も言わなくなるし、情報提供を受ける側も取材しにくくなる。おかしいと思うことを調べ、社会のためだと思って発表しても、特定秘密を公にしたと認定されれば罪に問われるかもしれない。記者やライターがさらし者になり、公務員も被告になるのです。われわれがこれも特定秘密かと用心深くなっていけば、この国の言論は窒息します。それが法案の狙いかと思います」
 法案は、平和主義や国民主権、基本的人権の尊重という憲法の基本原理に対する反動とも指摘する。「明らかな憲法違反です。米国の戦略の中で戦争に向かう約束をしても、秘密といえば分からない。この法律が通った瞬間に日本は別の国になる。それほど悪い法律で、憲法を変えなくても何でもできる。憲法九条や九六条を変えると言えば反論できるが、特定秘密の内容には反論できない」
 安全保障に関する情報を守るのが目的としているが「安全保障自体がはっきりしたものでないから、どれがその情報か分からない。みんな特定秘密にしてしまえば国は答えなくていいし、憲法も無視できる。こんな法律のある国を、次の世代に渡せますか」。

東京新聞    2013年11月5日
-------------------------------------------------------------------------------
慰安婦問題で韓国批判 外務省文書「請求権、態度変えた」

 日本外務省は4日までに「最近の韓国による情報発信」と題した文書をまとめ、慰安婦問題について「(昭和40年の)日韓請求権・経済協力協定に基づき『完全かつ最終的に解決済み』であるにもかかわらず、韓国側は請求権協定の対象外としている」と、韓国政府を批判した。
 外務省が10月末に作成した文書は「慰安婦問題がクローズアップされはじめた1990年代前半以降、韓国側は、慰安婦問題は日韓請求権協定の対象外であるとの立場を表明」として、韓国がそれまでの態度を変更したことを指摘した。
 そのうえで、2011年8月、韓国憲法裁判所が元慰安婦らの個人の請求権問
題に関し、日本政府と交渉しないのは「憲法違反」として、韓国政府に交渉を求
める判決を下したことを紹介。この判決などは「日韓関係の基礎を崩しかねない」
との懸念を表明した。
 また、この判決により「慰安婦問題への注目が高まり、米国における慰安婦記念碑の設置の動きなどが活発化」したとしている。
 参考資料として、米カリフォルニア州グレンデール市で今年7月に慰安婦像が設置されたほか、ニューヨーク州ナッソー郡には昨年6月、「日本軍によってsex slave(性奴隷)とするために拉致された20万人以上の女性と少女」「人間の尊厳に対する深刻な侵害」と刻まれた記念碑が建てられたことなどを説明している。情報発信については、韓国政府のみならず「地方自治体、民間団体、個人による第三国への働きかけや海外メディアの活用など積極的な活動が展開されている」と記した。
 韓国側の動きに対し、日本政府は削減傾向が続いた海外広報予算を増やし、対外発信に努めている。慰安婦問題では、米国の地方自治体を中心に記念碑設置の動きが続いているため、外務省幹部は「在外公館に対して日本の立場を各自治体や有識者、主要メディアに伝える取り組みを強化するよう指示した」と語る。

産経新聞   2013年11月5日
-------------------------------------------------------------------------------
会津藩士の欧州留学「添状」発見 保護求める

 江戸時代末期にフランスへ留学生として渡った若き会津藩士2人が、ロシアやウィーンなど欧州各地を巡歴する際に携行した「添状」が東京都の東京大史料編纂(へんさん)所で見つかった。身分の保障と保護を求める書状で、各国担当官のサインや印章などが記されている。巡歴は藩士の日記にも記されているが、現地の足取りが分かる「物的証拠」が確認されたのは初めて。添状は8、9の両日、編纂所で一般公開される。幕末のロマンを感じさせる貴重な品で、歴史ファンの注目を集めそうだ。
 会津藩士は、横山主税(よこやま・ちから 1847〜68年、後に若年寄)と海老名郡治(えびな・ぐんじ 1843〜1914年、後に家老、若松町長)。
 戊辰戦争前年の慶応3(1867)年正月、万国博パリ博覧会に将軍名代として派遣された徳川昭武ら一行に随行し、唐津藩士1人とともにフランスに渡った。3人は5月、パリで昭武一行と離れ、エジプトやロシアなど欧州各国を精力的に訪ねた。
 添状にはそれぞれ外国奉行向山隼人正の名前で「修業之暇各国巡歴いたし度段、願出候により、聞届候間(後略)」との文面が日本語と英語で書かれ、身分の保障と保護を要請している。
 ワルシャワ市で特別旅券が支給されたことを記す署名があるほか、乗車したらしい「ポーランド鉄道ワルシャワ・ウィーン線」、宿泊先とみられる「グランドホテルワルシャワ」などの印章もある。添状に明確な記載はないものの、横山、海老名、唐津藩士の一行は慶応3年7月25日から28日にかけウィーンからワルシャワへと赴き、そこで乗り換えてロシアのサンクトペテルブルクに向かったことが分かった。
 一行は巡歴を終えて同年12月、帰国した。横山、海老名は翌年春、戊辰戦争に参戦。横山は白河口の戦いで戦死した。21歳だった。
 添状は巡歴を終えて外国奉行所に提出されたとみられる。明治維新後、幕府の外交資料は全て明治政府に接収され、明治39年、東京帝大(現東京大)に引き継がれた。東京大史料編纂所が史料展開催を前に資料を整理していたところ、この添状が残されていたことが判明した。
 同編纂所の保谷徹教授(56)は「巡歴の一部だが、現地での動きが分かる生々しい資料は他になく、興味深い」と話している。
 会津若松市の白虎隊記念館の早川広中館長(78)も「先人たちの足跡がしのばれる」と感激。「展覧会には記念館が所蔵する渡欧時の横山の旅券もパネル展示される。ぜひ多くの人に見てもらいたい」と話している。

■8、9日に一般公開 東大史料編纂所
 展覧会は8、9の両日、東大史料編纂所で開かれる。添状のほか、前近代の対外関係・対外交流に関する史料を並べる。入場無料。問い合わせは同編纂所 電話03(5841)5997へ。

福島民報   2013年11月5日
-------------------------------------------------------------------------------

何かを身につけようと思ったら、
お金を払って学んでも
たいして役に立ちません。

逆にお金をもらって
必死に体得したもののほうが、
ずっと身につくんです。
( 広瀬隆  作家)


***************** ***
michiko@patedison.co.jp (^_^)
  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
  みちこの幕末日記!
http://blog2.patedison.co.jp/
  そうだったのね、日本史!
http://www.geocities.jp/sou_nihonshi/
***************** ***
△top
2013年11月5日(火) 歴史、政治、社会
3連休が終わり、今日から仕事です、
東北は負けない、東北の底力、いい言葉ですね。
このタイトルで本を書きたいね、

福島第一の除染と廃炉、米が積極支援…日米合意
読売新聞 11月5日(火)12時50分配信
 【ワシントン=中島達雄】日米両政府は4日、ワシントンで外交、エネルギー担当者らの会合を開き、東京電力福島第一原子力発電所の汚染水問題や除染、廃炉などについて協議した。

 米側が官民合同で技術や知恵を提供し、日本に助言することで合意し、来月、技術的な課題や具体的な協力方法を改めて議論する。

 会合には外務省の杉山晋輔外務審議官や米エネルギー省(DOE)のダニエル・ポネマン副長官らが参加。日本は福島第一原発の現状について「汚染水対策が喫緊の課題」と説明した。米側は、スリーマイル島原発事故などで培った除染や廃炉の技術を結集し、日本の解決策検討を積極的に支援する意向を表明した。

 原発事故の発生頻度を科学的に評価する「確率論的リスク評価」を、日本の安全規制でどう活用するかについては、日米間で今後も継続的に協議する。--------------------------------------------------------


------------------------
アマゾンベストセラー、明治維新、 2013年11月5日
47.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
53.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
85.会津藩はなぜ「朝敵」か―幕末維新史最大の謎 (ベスト新書)星 亮一

アマゾンベストセラー、明治・大正、 2013年11月5日
75.明治を支えた「賊軍」の男たち (講談社プラスアルファ新書)星 亮一

東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月5日
79.仙台戊辰戦史―北方政権を目指した勇者たち 星 亮一
82.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一

「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
78位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
282位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
--------------------------------------------------------------------------------
『幕末の会津藩』
 2001.12.10.中央公論社刊、中公新書所収。著:星亮一。
概要──
 『幕末会津藩往復文書』を底本に、京都守護職に就任した会津藩が上京し、鳥羽伏見の戦いに破れて退却するまでを描く。

 全体としては親会津の論調ながら、往復書簡に見られる会津藩の「早く京都守護職を返上して帰りてー!」と云う泣き言や、会津きっての俊英で、薩摩藩との大同盟を成し遂げた秋月悌次郎の左遷問題にも踏み込んでいる辺りはなかなか面白い。特に、秋月の左遷に松平容保の意図が働いていたのではないか? と云う推理は、ややもすれば松平容保を神聖視してしまい勝ちな生粋の会津鎮魂史観には思いつかない切り口で、読み応えが有りました。
流石、同じ奥羽越列藩同盟でも仙台藩出身の星先生だけあって、ちょっと皮肉な視点が効いてますな。
--------------------------------------------------------------------------------
<楽天日本一>津波で父犠牲の野球少女 躍進が私の力に

 「楽天と一緒に強くなる」。地元球団の活躍は、東日本大震災で傷ついた野球少年少女の心を支え、将来に向き合う力を与えた。
 津波で大きな被害があった宮城県石巻市のグラウンドで、細身の少女が白球を追いかける。市立石巻小の少年野球チーム「レッドベンチャーズ」のキャプテンを務める5年生の玉田日菜乃さん(11)だ。「来るよ、ライト前!」と、大きな声でチームメート18人を引っ張る。
 震災の津波で市内の郵便局に務めていた父真孝さん(当時41歳)を失った。その4カ月後、兄悠真さん(13)と同じ野球チームに入った。女手一つで兄妹を育てる母裕美さん(42)は仕事で忙しく、「2人で野球をやれば一度に応援でき、負担を減らせる」と思ったのが理由の一つだ。
 震災前は、家族で兄の試合をよく見に行った。ルールを知らなかった玉田さんに真孝さんは一つ一つ教えてくれた。大好きな父と、テレビで楽天の試合を見るのも楽しみだった。父、兄と3人でキャッチボールもした。手加減して投げてくれていたことが、野球を始めて分かった。父の影響もあって野球に打ち込む自分の姿に「きっと喜んでくれる」と話す。「父の全力投球を捕れるくらいにうまくなる」のが目標だ。
 昨年8月、球団の招待を受け、初めて楽天戦を球場で見た。「観客の盛り上がりも、テレビで見る以上にすごい。わくわくしっぱなしだった」。特にチームを引っ張る嶋基宏選手に目を奪われた。3日の最終戦は母と兄とテレビで観戦。「楽天も私も被災し、そこから野球ができるようになったので、いつも一緒に頑張っている気分。母の喜ぶ顔を見るとうれしいので、私も頑張る」と誓った。
 同じ市内にある市立大街道小の「大街道キッズ」の6年生エース、亀卦川(きけがわ)祥太君(11)は「楽天の試合を見ることで元気づけられ、頑張ろうという気持ちになれた」と感謝する。同小はグラウンドが津波をかぶり、震災から約4カ月、練習ができなかった。この日もテレビの前で、将来は「マー君(田中将大投手)のような強い投手になる」と夢を語った。【近藤綾加、三浦研吾】

毎日新聞   2013年11月4日
-------------------------------------------------------------------------------
原発再稼働は「楽観的で無責任」小泉元総理が反論

テレビ朝日系(ANN) 11月3日(日)17時35分配信
 小泉元総理大臣は、「原発ゼロは無責任だ」と批判した安倍総理大臣を念頭に、原発再稼働を目指すほうが無責任で楽観的だと反論しました。

 小泉元総理大臣:「今も(最終)処分場のめどをつければ原発はやっていける。やらなければいけないと考えるほうが楽観的で無責任だと思う」
 小泉元総理は「私を批判する記事をよく読む」と述べたうえで、最終処分場のめどが立たないまま原発を推進するのは無責任だと反論しました。また、社民党などと脱原発を巡って会談していることを踏まえて、「それぞれの党が議論をすれば必ず良い案が出る」と述べ、原発をゼロにして再生可能エネルギーが普及した社会を目指すべきだと強調しました。.

テレ朝    2013年11月4日
-------------------------------------------------------------------------------
シリア大統領退陣時期の明示要求 反体制派統一組織

 【カイロ共同】中東の衛星テレビによると、シリアの反体制派統一組織「シリア国民連合」のジャルバ議長は3日、米国やロシアなどが月内開催を目指すジュネーブでのシリア和平会議について、アサド大統領の退陣時期が明示されない場合は「参加しない」と表明した。
 エジプトの首都カイロで開かれたアラブ連盟の会議で述べた。国民連合は、トルコで今月9日に開く会合で和平会議への参加の是非を最終決定するとみられる。
 ジャルバ氏は参加条件として他に、会議へのイランの不参加も求めた。

共同通信   2013年11月4日
-------------------------------------------------------------------------------
楽天日本一:星野監督「田中神話」再び 「最後はあいつ」

 降りしきる雨の中、指揮官と不動のエースは抱き合って初優勝の喜びを分かち合った。星野仙一監督にとっては監督4度目で初の日本一。そして、前夜「不敗神話」は終わりを告げたが、田中将大投手の物語には、続きがあった。

 九回、場内に「田中」の名前が告げられると、大歓声がわき起こった。今季初黒星を喫した前夜は160球を投げ、疲労や肩への負担を考慮すれば2日連続でマウンドに上がることは考えられない。しかし、星野監督は「どうしたって田中が『行く』と。彼がいたからこそ日本シリーズに出られた。最後はあいつがふさわしい」と託した。

 田中投手も「昨日は情けないピッチングだった。出番をもらえるなら、いつでも行くとの気持ちで準備していた」。2死一、三塁のピンチを招いたが、巨人の代打・矢野謙次選手を142キロの落ちる球で空振り三振に切って取り、マウンドで力強く手を握りしめた。田中投手にとって、最もほしかった日本一。「最高のシーズンでした。日本一になったぞ」と喜んだ。

 闘将・星野監督も念願の日本一にたどり着き、男泣きした。中日、阪神の監督として挑んだ過去3度は苦汁をなめた。中日の監督として初めて進出した1988年は西武に1勝4敗で敗退。「シーズンで巨人を倒すのに精いっぱいだった」と振り返る。99年も1勝止まり。2003年には阪神のユニホームでダイエー(現ソフトバンク)に挑み、第5戦で王手をかけたが、敵地で2連敗して夢はかなわなかった。

 今回の相手は現役時代からの宿敵・巨人。「今まではセ・リーグだったから、やろうと思っても日本シリーズはできなかった。ここの監督を引き受けた時からの夢だった」と闘志に火がともった。

 優勝インタビューでは「まだ王者・巨人より力は劣るが、選手がやっつけてくれた。私のことなんてどうでもいいが、(球団創設)9年目で日本一になった。これは選手のおかげ」と目を細めた。

 シリーズ中には、NHK解説者時代、師匠と慕った川上哲治さんが亡くなった。星野監督の背番号はあこがれの川上さんにならった「77」。数々のドラマを重ねて、闘将が東北の地で宙に舞った。【江連能弘、百留康隆】

毎日新聞   2013年11月4日
-------------------------------------------------------------------------------

人生には、ダメな時期が必ずあるでしょ。

そういうときに悶々としてないで、
どれだけいろんなものを仕込めるか。
たくさん本を読むとか、映画を観るとか。
興味のあるもの、好きなものを
とことん追っかけてみる。

ダメな時期はチャンスなんです。
「地下潜伏期」だと思って、
どんどん仕込めばいい。
( 中江裕司  映画監督)


***************** ***
michiko@patedison.co.jp (^_^)
  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
  みちこの幕末日記!
http://blog2.patedison.co.jp/
  そうだったのね、日本史!
http://www.geocities.jp/sou_nihonshi/
*******
△top
2013年11月4日(月) 歴史、政治、社会
全員でつかんだ日本一=エースの敗戦で結束−プロ野球日本シリーズ

日本一に輝き、歓喜する田中(中央)ら楽天ナイン=3日、Kスタ宮城
 夢を実現させた。王者巨人を倒し、東北にもたらした日本一。星野監督がシリーズの舞台で初めて宙を舞い、「こんなにうれしいことはない」と喜びを爆発させた。

〔写真特集〕楽天、悲願の初V〜待ってた日本一!!〜

 王手をかけて臨んだ前夜の第6戦。今季無敗のエース田中が初めて負けた。捕手の嶋は「彼一人に背負わせるわけにはいかない」。ショックを受けている時間はない。エースの悔しさを全員で晴らそうと結束した。
 まずは打線。一回に敵失で1点をもぎ取ると、二回は今シリーズ乗りに乗っている岡島の二塁打で加点。「きょうは笑って終わりたいと思っていた」。四回は今季故障に苦しんだ牧田が貴重な追加点となるソロを放った。
 先発の美馬は「投げる機会はないと思っていたけど、僕にとってはチャンス」と重圧はなかった。緩急を生かし、コーナーぎりぎりを突く投球で巨人打線を牛耳る。6回1安打無失点とほぼ完璧に抑えて2番手の則本へ。強心臓のルーキーも七、八回を無失点に封じた。
 そして九回。前日160球を投げながら、ベンチ入りを志願した田中がマウンドへ。胴上げ投手のお膳立てをしてくれた仲間の気持ちを、裏切るわけにはいかない。最後の打者の矢野を三振に仕留めて両手を突き上げる。最高のフィナーレだった。
 銀次ら若い選手が泣いていた。星野監督は「選手を褒めてやってください」。経験が少なくても、実績がなくても、力を合わせれば勝てる。創設9年目で日本一に上り詰めた楽天が、それを証明した。 (2013/11/03-22:16)

初歓喜の輪 セーブをあげた田中(左から3人目)に飛びつく楽天ナイン。冷たい雨も最高に気持ちよかった 


 (日本シリーズ第7戦、楽天3−0巨人、楽天4勝3敗、3日、Kスタ宮城)マー君、炎のストッパーで日本一!! パ・リーグ覇者の楽天は九回から登板したエース田中将大投手(25)が無失点に封じ、胴上げ投手になった。前日2日の第6戦に160球を投げ、プロ初の連投。パ・リーグ覇者の楽天がセ・リーグ覇者の巨人を3−0で下し、通算4勝3敗として、球団創設9年目で初の日本一に輝いた。今オフのメジャー挑戦を視野にいれている田中にとってこれが日本でのラスト登板の可能性が大。有終の美を飾り、世界一をかけていざ米国に殴り込む。

--------------------------------------------------------------------------------
アマゾンベストセラー、、 、明治維新、 2013年11月4日
43.戊辰戦争 裏切りの明治維新 (静山社文庫)星 亮一
60.最後の幕臣 小栗上野介 (ちくま文庫)星 亮一
72.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一

東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月4日
72.仙台戊辰戦史―北方政権を目指した勇者たち  星 亮一
82.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一

「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
64位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
198位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般

--------------------------------------------------------------------------------
「戊辰戦争を歩く」 星亮一+戊辰戦争研究会著 光人社  書評

そもそも「戊辰戦争研究会」という組織が存在していることが小さな驚きであった。どちらかというと、研究会のメンバーは、敗者である幕府や奥羽越列藩同盟に同情的な方が多く、本書における叙述も敗者の側に立ったものとなっている。それだけ敗者には言い分だとか、恨みつらみだとか、悔恨・反省など、現在まで脈々と受け継がれているということだろう。
本書では、日本各地に残る戊辰戦争の戦蹟を紹介している。各コーナーにより筆者が異なるので、「深さ」にばらつきがあるのがやや気になるが、これまでこういった書籍がなかったので、この本の意義は大きいと思う。
戊辰戦争は、日本国内、特に東北地方に大きな傷跡を残した。日本を二分して、多くの血が流れたこの内戦に対する評価は難しい。焦土から新国家が生まれるという思想を有していた西郷隆盛は、「戊辰戦争がわずか1年ですんだのは残念だった」と考えていたらしい(司馬遼太郎『翔ぶが如く』(ニ)「好転」)。一方で星亮一氏がいうように「無用の戦争だった」と評価する声もある。私自身、まだ答えを見出せていない。今しばらく戊辰戦跡を歩きながら、考えてみたい。

--------------------------------------------------------------------------------
帰還不能地域「明確化を」 原発事故で石破氏

 自民党の石破茂幹事長は2日、東京電力福島第1原発事故に伴う除染を帰還可能な地域から優先的に進めるとした党提言を受け、帰還できない地域を明確にする必要があるとの認識を示した。札幌市での講演などで「この地域は住めないが、こういう手当てをすると、いつか誰かが言わなければならない」と述べた。

 将来の東電の在り方に関しては、分社化などの選択肢を挙げ「利害得失を並べて国会が判断すべきだ」と強調。現行の原子力損害賠償法については、原発事故を起こした電力会社が免責された場合、その後の責任をどこが負うのか不明だとして改正を求めた。

産経新聞   2013年11月3日
-------------------------------------------------------------------------------
日露2プラス2 「領土」への信頼を醸成したい(11月3日付・読売社説)

 日露が安全保障協力を強化することは、東アジアの平和と安定に寄与する。互いの信頼を醸成することで北方領土問題の解決にもつなげたい。

 日露両政府が東京で、初の外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を開催した。4月に安倍首相とプーチン大統領が首脳会談で合意したものだ。

 日本にとって、米、豪に続く3か国目の2プラス2である。日露関係は新たな段階に入った。

 協議では、海上自衛隊とロシア海軍が、極東で捜索・救難訓練を拡充し、ソマリア沖ではテロや海賊対策のための共同訓練を実施することで一致した。

 「海洋強国化」を加速する中国は、尖閣諸島周辺や南シナ海で強硬姿勢を示している。北極圏にも関心を抱き、ロシアは神経をとがらせている。日露が安全保障で緊密に連携するのは、中国への牽制けんせいという観点からも意義がある。

 北朝鮮のミサイル・核も共通の課題だ。意思疎通を良くすることは双方の国益に合致しよう。

 日露は、高度化するサイバー攻撃に対応するため、安全保障協議を新設することでも合意した。

 日本は既に米国と「サイバー対話」を実施している。国際ルールの確立に向けて、ロシアと議論を深めることも欠かせない。

 安倍政権が掲げる「積極的平和主義」の理念や、防衛大綱の見直しなど具体的な安全保障政策にロシア側は理解を示したという。

 一方でロシアは、日米が進めるミサイル防衛には「アジア太平洋地域の戦略的バランスを崩す」と強い懸念を表明した。米国が欧州で進めるミサイル防衛計画で、ロシアの核抑止力が弱まることへの警戒感と連動するからだ。

 防衛相の相互訪問によって、一層理解を深める必要がある。2月と8月にはロシア機による領空侵犯があった。危険な衝突を防ぐためにも対話を重ねるべきだ。

 2プラス2に先立つ日露外相会談では、北方領土問題について話し合う外務次官級協議を来年早々に開くことで一致した。来春には岸田外相が訪露する。

 ラブロフ外相は記者会見で、「対話は建設的で感情的にならず、挑発的発言を避ける環境で行われるべきだ」と語った。日露関係が険悪になれば、北方領土は動かないのは確かである。

 安倍首相が言うように、日露協力を多様な分野に広げる中で、領土交渉も進展させる必要がある。交渉の道のりは険しいが、2プラス2はその土台になるだろう。

読売新聞   2013年11月3日
-------------------------------------------------------------------------------
京都市左京区の浄土宗大本山、金戒光明寺

 京都市左京区の浄土宗大本山、金戒光明(こんかいこうみょう)寺で山門の修理が終わり、1日から特別公開が始まる。12月8日まで。同寺は幕末、京都守護職に任じられた会津藩主、松平容保が本陣を置いたことで知られる。

 山門は1860(万延元)年の建築で高さ約23メートル。楼上には釈迦(しゃか)三尊像と十六羅漢像が安置され、天井一面に「蟠龍(ばんりゅう)図」が描かれている。午前9時から午後4時。拝観料は大人800円、小学生400円(山門のみの場合)。

毎日新聞   2013年11月3日
-------------------------------------------------------------------------------

自分に向いていることは
必ずあるんです。

学生のうちから
それがわかっている人は、
とても幸せだと思います。

でも、私を含めて
大半の人はそうじゃない。

実際にやってみないと、
何が向いているか
なんてわからない。

だから、とにかく
何かやってみるしかない。
( 玉村豊男  エッセイスト・画家)


***************** ***
michiko@patedison.co.jp (^_^)
  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
  みちこの幕末日記!
http://blog2.patedison.co.jp/
  そうだったのね、日本史!
http://www.geocities.jp/sou_nihonshi/
***************** ***
△top
2013年11月3日(日) 歴史、政治、社会
福島国際共同大学院大学、設立既成同盟会の準備をすすめています。



アマゾンベストセラー、明治維新、 2013年11月3日
11.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
14.会津藩はなぜ「朝敵」か (ワニ文庫)星 亮一
45.奥羽越列藩同盟 (中公新書)星 亮一
81.新島八重と戊辰戦争 (ベスト新書)星 亮一
99.会津藩VS長州藩―なぜ“怨念”が消えないのか (ベスト新書)星 亮一

アマゾンベストセラー、明治・大正、 2013年11月3日
92.明治を支えた「賊軍」の男たち (講談社プラスアルファ新書)星 亮一

東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月2日
62.仙台戊辰戦史―北方政権を目指した勇者たち 星 亮一
79.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一

「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
13位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
41位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
--------------------------------------------------------------------------------
「奥羽越列藩同盟」 星亮一 中公新書
北方謙三の「黒龍の柩」を読んだ後、古本屋で眼に止まって、なんとなく買ってみた。「黒龍の柩」後半部の背景になっている奥羽越の戌辰戦争を、奥羽越の各藩の立場から論じた本。
列藩同盟って、歴史の授業とかで名前くらいは出て来るけど影が薄い。初めてまともに、この辺の事情を読んだ。まあ、ここまで各藩の思惑がバラバラでは、影が薄いのもやむなしだな、と思ったけど。出身が出身なんで、この辺の時代に関しては、もともと長岡や会津の側に同情的だから、もう少し何とかならんかったのだろうかと考えずにはいられなかった。もっとも、ここで列藩同盟の側が踏ん張って、東日本政府対西日本政府という構図で内戦が激化したら、欧米列強の介入を招く事になってしまうので、それは避ける必要があったというのが「黒龍の柩」の話。実際、そんな所だったのかも知れないけれど(内乱を避ける必要があるという認識は、列藩同盟の側にもあったように本書に書かれている)、そうはいっても、奥羽越が薩長に屈して行く過程を読んでいるのは、なかなか辛いもので。しかも、薩長に対して、列藩同盟の側に明らかに理があると思えるくだりなんかを読んでいると。もちろん、本書は列藩同盟の側に立って書かれているから、論調は多少割り引いて考える必要はあるのだろうけど。
「黒龍の柩」の出来事を、別の角度から見ているような所もあって、その辺、興味深かった。単に名前が出て来る程度だが土方歳三への言及もあったし、甲鉄と榎本武揚の件とか、大鳥圭介とか、いろいろ面白かった。読んでみた値打ちはあったな、という感じ。
--------------------------------------------------------------------------------
南三陸町、防災庁舎で慰霊祭 解体控え、震災遺構の象徴

 東日本大震災の津波で町職員ら43人が犠牲になった宮城県南三陸町の防災対策庁舎が近く解体されるのを前に、町は2日、現地で初めて慰霊祭を開いた。

 被災地では津波の猛威を伝える「震災遺構」が次々と姿を消している。3階建ての骨組みだけを残す防災対策庁舎はその中で象徴的な存在で、多くの人が訪れてきた。

 最近になって根本匠復興相が遺構保存に向けて国として支援を検討する考えを示したが、町は「解体する方針に変更はない」と説明。近く撤去作業を始め、年内に終える予定だ。

共同通信   2013年11月2日
-------------------------------------------------------------------------------
除染に国費1兆円超 東電負担は最大3兆円

 東京電力福島第1原発周辺の除染に関する政府の見直し案が1日、判明した。除染費用1兆円超を国が投入する。除染に伴う廃棄物を保管する中間貯蔵施設の建設と、生活再建へのインフラ整備に付随して追加的に発生する除染に充てる。自民党が提言に盛り込んだ国費負担を受け入れる方向。

 一方、国や自治体がこれまでに計画の除染費用は最大3兆円程度になる見込みで、この部分は従来通り東電の全額負担。政府は東電の除染負担額が固まった段階で、交付国債の発行枠を現在の5兆円から8兆〜9兆円に拡大し、東電の資金繰りを支える方針。

共同通信   2013年11月2日夕刊
-------------------------------------------------------------------------------
追加除染に国費投入 中間貯蔵と合計1兆円超

 東京電力福島第1原発周辺の除染に関する政府の見直し案が1日、判明した。除染費用として1兆円超を国が投入する。除染に伴って出る廃棄物を保管する中間貯蔵施設の建設と、生活再建に向けたインフラ整備に付随して追加的に発生する除染に充てる。自民党が提言に盛り込んだ国費負担を受け入れる方向だ。
 国や自治体がこれまでに計画した除染費用は最大3兆円程度になる見込みで、この部分は従来方針通り東電の全額負担とする。政府は東電の除染負担額が固まった段階で、交付国債の発行枠を現在の5兆円から8兆〜9兆円に拡大し、東電の資金繰りを支える方針だ。

福島民友   2013年11月2日
-------------------------------------------------------------------------------
「司法の独走」懸念も 挺身隊判決 韓国政府、苦しい立場

 【ソウル=加藤達也】韓国人の戦時徴用労働者が三菱重工業を相手取った損害賠償請求訴訟で、韓国の光州地裁は対日請求権は有効との判断を示した。

 日本政府や企業は日韓請求権協定(1965年)により、請求権は「消滅した」との立場だ。韓国政府も従来、元徴用労働者らの個人請求権は消滅したとの立場だった。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権は2005年、「個人の財産権や強制動員の被害補償問題の解決金など」については、協定締結当時に日本側が拠出した3億ドルの無償経済協力に「含まれている」との見解を明示していた。

 ただ、最近の韓国の司法判断は異なる。1日の判決は韓国最高裁が昨年5月、三菱重工や新日鉄住金が被告となった別の2件の訴訟で、「個人請求権は消滅していない」とした判断に沿ったものだ。

政府の従来の立場とも相いれない司法判断が定着しつつあるなか、韓国政府内でも「司法の変質」が日韓関係をさらに悪化させかねないとの懸念が出ている。

 韓国外務省報道官は判決をふまえ、「司法手続きが進行中だ」と政府としての立場表明を回避。この問題をめぐる韓国政府の苦しい立場をにじませた。

 韓国政府の複数の高官は最近、在韓の日本メディアに「司法判断を尊重せざるを得ず、介入と取られかねない働きかけはしない」との姿勢を示しており、日韓関係のさらなる悪化を食い止めるため、朴槿恵(パク・クネ)政権が政治的リーダーシップを発揮するかは不透明だ。

産経ニュース   2013年11月2日
-------------------------------------------------------------------------------
「オバマ政権は尖閣は日本領と表明せよ」 米紙ウォールストリート・ジャーナルが主張
2013.11.2 00:29 [オバマ米大統領]
 【ニューヨーク=黒沢潤】1日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルは、尖閣諸島(沖縄県石垣市)をめぐる日本と中国の対立を社説で取り上げ、オバマ米大統領に尖閣諸島が日本の領土であると明確に表明するよう求めた。

 社説は尖閣への脅威が米国と日本の同盟を強化させているだけでなく、米国とともに日本を「平和の擁護者」とみなすようになった東南アジア諸国と日本の結びつきも強めたと指摘した。

 その上で、「事故や判断ミス、銃撃事件が起きる危険性が高まっている」ため、日本が政治的な決意や軍事能力を示すことが重要になっていると論じた。

 さらに、米国が第二次世界大戦を経て尖閣を管理下に置き、1970年代に日本に返還したことで「(尖閣の)主権問題は事実上、決着している」とし、「オバマ政権が尖閣は日本のものだと明確に主張すれば、中国は引き下がる可能性がある」と強調した。

日経ニュース   2013年11月2日
-------------------------------------------------------------------------------
重文が100点以上不明 一部は中国に流出? 文化庁緊急調査 国宝発見も把握せず

 国民共通の財産であり、将来に引き継ぐべき国の重要文化財が、100点以上も所在不明になっていることが1日分かった。一部の重文については文化庁が長年にわたり所在確認を怠るなど、チェック体制の不備も浮き彫りに。いつの間にか中国でオークションにかけられていたケースもあり、海外への流出も懸念されている。

 文化庁によると、昭和11年に「重要美術品」に認定された仏教文書「辨(べん)非(ひ)集(しゅう)」が今年7月、中国浙江省で開かれたオークションに出品され、約8千万円で落札されていたことが分かった。辨非集は京都・高山寺が所蔵していたが、行方が分からなくなっていた。

 重要美術品は、昭和25年施行の文化財保護法以前の認定文化財だが、現在でも無断で海外に輸出することは禁じられている。中国でのオークション出品に対し下村博文文部科学相は1日の閣議後会見で、「今後、インターネットなどで美術品市場を随時確認し、重要美術品の無許可輸出の防止に努める」と話した。

一方、海外流出が懸念される所在不明の重文が100点以上もあることをめぐり、保護に努める文化庁や都道府県教育委員会の確認体制の不備も浮き彫りになった。

 文化庁は平成22年2〜3月、売買されることの多い個人所有の重文約800点について、都道府県教委を通じて調査を行い、約半数の所在がはっきりしないことが分かったが、その結果を公表していなかった。

 盗難された国宝が発見されたのに、それを把握していなかったケースもある。

 関係者によると、昭和37年2月、奈良・東大寺の国宝「金銅八角燈籠」の羽目板の一部がバールのようなもので取り外され、何者かに持ち去られる事件があった。羽目板はその後、境内で見つかったが、文化庁では発見の経緯を把握しておらず、金銅八角燈籠を現在も盗難国宝の一つに数えていた。

 50年以上も実態把握ができなかったことに対し、文化庁担当者は「見つかったことも届け出がないと分からない」と弁明する。

 多くの重文が所在不明であることを受け、青柳正規文化庁長官は「文化庁においても、国指定の重文の状況をフォローアップできていないことも原因の一つ」とし、定期的な確認方策について今後検討していく姿勢を示している。

産経新聞   2013年11月2日
-------------------------------------------------------------------------------


ほとんどの仕事は、持って生まれた能力なんて
関係ないんですよ。
肉体労働やスポーツなど、
体を使うものは別としてね。

頭脳労働で求められているものは、
情報空間での付加価値です。

それを生み出すために必要なのは、
知識とスキルだけ。

やる気があれば
誰でも習得できるものだし、
一定期間続ければ上手にもなる。

最低3年、続けられれば、
誰でもプロになれるんです。

なのに途中で嫌になって
辞めてしまうから、
ものにならないんです。

だからこそ、苦労せず
長く続けられる仕事に
就かなきゃだめってこと。

結局、好きなことをやったほうが
いいってことなんですよ。
( 苫米地英人  脳機能学者)


***************** ***
michiko@patedison.co.jp (^_^)
  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
  みちこの幕末日記!
http://blog2.patedison.co.jp/
  そうだったのね、日本史!
http://www.geocities.jp/sou_nihonshi/
***************** ***


日本無視の「朴槿恵外交」に韓国でもいらだち 国際的な孤立自覚か
2013.10.31 09:04 (1/2ページ)[日韓関係]
 【ソウル=黒田勝弘】韓国では朴槿恵(パク・クネ)政権が2月にスタートして以来、いまだ日韓首脳会談が開かれないことに、いらだちが出始めている。朴大統領は今週末から英仏などヨーロッパ訪問に出かけるが、これまで国際会議への出席も含め、米中露や東南アジアはすでに訪問しており、日本だけを避けている感じだ。

 日本を“無視”するような朴槿恵外交に主要メディアや知日派の間では不安と不満が出ている。朴大統領に対し「被害者意識からの脱皮」(朝鮮日報)や「嫌いな人とも対話」「冷静で理性的な国益計算」(中央日報)を求め、「首脳会談で両国間の葛藤を克服すべきだ」(同)として「朴大統領の決断がカギ」(東亜日報)としている。

 また安倍晋三首相をはじめ日本側がしきりに会談を呼びかけているのに対し、朴大統領がこれを拒否しているという図式に「外交当局者も負担を感じている」(外交筋)といい、「米国をはじめ国際的にもクビをかしげる向きが多い」(同)という。

 朴大統領が安倍首相との首脳会談になかなか腰を上げない背景には、安倍首相に対し「右傾化」とか「軍国主義復活」などと非難を続ける韓国内の世論がある。就任以来、日本に対し「正しい歴史認識」を要求してきた手前、雰囲気がよくないというわけだ。
△top
2013年11月2日(土) 歴史、政治、社会
アマゾンベストセラー、明治維新、 2013年11月2日
9.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
46.会津藩はなぜ「朝敵」か (ワニ文庫)星 亮一
56.会津藩 斗南へ―誇り高き魂の軌跡 星 亮一

東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月2日
46.仙台戊辰戦史―北方政権を目指した勇者たち 星 亮一
76.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一

「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
53位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
223位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般
---------------------
レビュー「会津藩はなぜ朝敵か 」星  亮一 著 ベスト新書

幕末の会津藩主「松平容保(まつだいらかたもり)」は京都守護職に任命され、孝明天皇のあつい信認を受け、更に「天皇が頼りりに思うのは容保」と言う内容の天皇の手紙を片時も肌身離さぬほどでした。孝明天皇の突然の崩御により、容保はそのよりどころをなくしてしまいますが、将軍徳川慶喜の命によりやむなく守護職を続けます。鳥羽伏見の戦いで、徳川慶喜と共に江戸に逃れます。のちの明治幼帝を手中にした薩摩長州藩は、江戸城を無血開城させたあとも、会津藩を攻撃し、城明け渡しと、容保の首を要求。会津藩は戦わざるをえない状況が生まれます。偽の「勅書」により会津藩が朝敵とされたことが明らかにされています。会津藩の悲劇がここからはじまります。幕末の歴史に興味のある方にお奨め。(8/31)
-------------------------------------------------------------------------------
震災遺児へ連絡乞う 年最高300万円 無償で進学支援基金 

 東日本大震災で親を亡くした子どもたちが無償で大学や専門学校へ通えるよう援助する公益財団法人「みちのく未来基金」(仙台市)が、全国に散らばった震災遺児を捜している。これまで二百十二人に援助し、進学を手助けしたが、東北被災三県以外に転居、避難した七十一人とは連絡が取れていない。中には、すぐに支援対象になる高校生が含まれている可能性もあり、担当者は周知を急いでいる。 (皆川剛)

 みちのく未来基金は二〇一一年十月、「阪神淡路大震災で遺児への支援が不十分だった」との教訓から、ロート製薬(大阪市)の呼び掛けで創設された。
 大学や短大、専門学校の入学金と授業料を対象に、卒業まで年間三百万円を上限に援助する。看護学校の制服購入費など、必要経費も補助する。大学院へ進学する場合も対象になる。いずれも返済は不要だ。
 基金事務局は岩手、宮城、福島三県の全ての高校に案内を送り、震災で親を亡くした生徒がいると連絡があれば、担当者が訪問。一二年度に九十一人、一三年度に百二十一人が援助を受け進学した。
 厚生労働省によると東日本大震災で、親を亡くした十八歳未満の子どもは少なくとも千七百二十四人おり、うち九十一人が三県を離れた(昨年九月現在)。
 基金を運営する四社の仙台市の事業所に勤務する計十人の従業員は、東北での復興支援事業のかたわら、遺児の転居先として確認できた二十一都道府県庁や、各地の支援団体を回り、広報を要請してきた。学校などを介して協力する自治体も少なくないが、依然として七十一人の住所が分からない。年齢も個人情報保護法を理由に、行政側から明らかにされていない。
 基金は、震災当時ゼロ歳の子が大学院を修了する三六年までの活動を掲げる。今後、三県から転居する援助の対象者が増えることも予想される。
 基金事務局のカルビー社員西沢省吾さん(39)は「支援を知らずに進学を諦める子がないように、息の長い広報活動を続けたい」と話し、子どもがまだ小さい保護者にも、早めの連絡を呼びかけている。問い合わせは事務局=電022(343)9996=へ。

<みちのく未来基金> ロート製薬、カルビー(東京都)、カゴメ(名古屋市)の3社が毎年各3000万円を拠出。今年4月にエバラ食品工業(横浜市)も運営に加わった。2036年までの活動で必要な費用を40億円と想定し、寄付も募っている。9月20日現在、法人延べ887社、個人延べ6332人から約9億1000万円が集まった。14年度入学予定の3期生には108人がエントリー。現在高校1、2年の生徒も約50人が応募している。

東京新聞   2013年10月31日夕刊
-------------------------------------------------------ロス空港乱射 容疑者を拘束写真NEW
タリバン運動の指導者が死亡写真NEW
天安門 テロ断定に疑問の声写真
テロと断定 ウイグルって何?写真
オバマ氏支持率 過去最低42%
米国務長官 NSA行き過ぎた
女子挺身隊に賠償を 韓国地裁
ボスニア 墓地から数百の遺体NEW
海外トピックスV
国際
国際総合
中国・台湾
韓国・北朝鮮
アジア・オセアニア
北米
中南米
ヨーロッパ
中東・アフリカ
天安門突入「国際調査を」=米国務省とも協議―ウイグル会議議長
時事通信 11月2日(土)15時30分配信
 【ワシントン時事】在外ウイグル人組織「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長(67)は1日、ワシントン市内で時事通信のインタビューに応じ、中国当局が北京・天安門前に車が突入・炎上した事件を「テロ」と断定したことについて「ウイグル人を弾圧するためのでっち上げ。国際的な調査で真相を解明すべきだ」と主張した。
 中国当局は事件の背後にウイグル独立派組織「東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)」の指示があったと断定している。ただ、事件に関する情報は当局の完全なコントロール下にある。
 カーディル氏はこうした現状に対して「ばかげている。家族3人で『自爆テロ』をするなんて聞いたことがない」と批判。その上で、事件を受けて米国務省当局者と1日に会談したことを明らかにし「独自の情報を集め、国際社会に真実を伝える」と訴えた。 

【関連記事】-----------------------
「除染費」消化率39% 12年度・復興関連予算調査

 会計検査院は31日、東日本大震災に関する2011(平成23)、12年度の復興関連予算の調査結果を公表、11年度予算の5702億円が今も使われずに繰り越され“塩漬け”となっていることを明らかにした。東京電力福島第1原発事故を受けた本県の復興施策に影響する12年度の除染関連事業は、本年度への繰り越しが全国枠で2757億円に上り、消化率は39%にとどまった。手厚い除染費用が計上されても、除染作業の遅れから多額の予算を繰り越している実態が浮かんだ。
 検査院によると、この2年分の復興関連予算は総額19兆8949億円に上り、消化率は今年3月末時点で77.2%、15兆3644億円だった。このうち国の原子力災害対策予算は11年度が107事業で9808億円、12年度は66事業で5319億円と2年で計1兆5127億円に上り、補助金や基金として6986億円を地方自治体に交付した。原子力災害対策予算の84%が県と県内の市町村に振り分けられ、11年度は80%を消化したのに対し、12年度の消化率は39%だった。

福島民友   2013年10月31日
-------------------------------------------------------------------------------
東京電力の管理「違反」 タンク漏れ汚染水含む土壌

 東京電力福島第1原発の地上タンクから汚染水約300トンが漏れた問題で原子力規制庁は30日、東電がタンクから漏れた汚染水を含んだ土壌の一部を防水シートで覆ったまま仮置きしていたとして、国が認可した実施計画に違反すると発表した。東電への具体的な罰則はないが、規制庁は汚染土壌の保管方法が適正かどうかを継続的に監視する。
 規制庁は同日まとめた福島第1原発の保安検査結果の最終報告書に実施計画違反を明記した。報告書によると、東電は漏えいタンク周辺の汚染土壌を回収後、一部を防水シートで覆ったまま仮置きしていた。シートから土壌がはみ出ている部分もあったという。規制庁は「降雨の状況によっては土壌汚染の範囲が拡大する恐れがある」と指摘。シートをかぶせた土壌周辺への立ち入り制限措置も講じられていなかったため、実施計画違反に当たると判断した。

福島民友   2013年10月31日
-------------------------------------------------------------------------------
戦争犯罪、日本は賠償を 慰安婦で韓国憲法裁所長
2013.11.1 00:49 [韓国]
 韓国憲法裁判所の朴漢徹所長が米ハーバード大で現地時間の10月29日、旧日本軍が関わった従軍慰安婦制度は「日本政府が介入した戦争犯罪」であり、1965年の日韓請求権協定は適用されないと主張した。元慰安婦女性らの賠償請求権は消滅せず、日本には賠償義務があると批判した。韓国紙、中央日報が31日、講演内容を報じた。

 協定は、日本が韓国への経済協力として5億ドルを供与することで、韓国人の請求権は「完全かつ最終的に解決」され、消滅したと規定している。

 韓国憲法裁は2011年8月、元慰安婦の賠償請求権問題をめぐり、韓国政府が具体的な措置を講じてこなかったのは違憲だとの判決を言い渡し、慰安婦問題を中心とする歴史問題拡大の発端となった。裁判所幹部が判決に関係する国家を批判することは異例だ。(共同)

共同通信   2013年11月1日
-------------------------------------------------------------------------------
【政治】原発推進派は「無責任」 小泉元首相が批判

 小泉純一郎元首相は三十一日、都内で講演し、原発から発生する使用済み核燃料などの最終処分場建設が進まない現状について「原発推進論者は『処分場のめどをつけるのが政治の責任だ』と言うが、日本は独裁国家ではない」と推進派を批判した。
 小泉氏は、処分場建設に同意する見込みのある自治体がない以上、建設は不可能との考えを強調。原発推進派が自らの原発ゼロ発言を批判していることに「できると思う方が楽観的で無責任だ」と反論した。
 さらに「後ろ向きの処分場建設に莫大(ばくだい)な資金や労力を投入するより、地球に無限にある自然エネルギーに投入した方が建設的だ。決めるなら早い方がいい」と安倍政権に政策転換を促した。
 政界復帰については「二度と国会議員に戻る気はない」と重ねて否定した。

東京新聞   2013年11月1日
-------------------------------------------------------------------------------

「いい大学に入って いい会社に入りなさい」
って言うでしょ。
「安定、一流、大手」。
そういうの、1度すべて否定してみるといい。

そうすると自然と本当にやりたいこと、
好きなことがわかってくるんです。

そしたら、それに向かって邁進すればいい。
苦痛でもなんでもありません。

好きなことにどれほど時間を費やしても、
楽しいだけですから。
( 苫米地英人  脳機能学者)


***************** ***
michiko@patedison.co.jp (^_^)
  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
  みちこの幕末日記!
http://blog2.patedison.co.jp/
  そうだったのね、日本史!
http://www.geocities.jp/sou_nihonshi/
***************** ***

         
日本の皆さま

福島原発事故という日本の悪夢は、今なお収束していません - 来る日も来る日も、高濃度の放射能汚染水が私たちの海や土地を汚し、その汚染は今後何世代にもわたり続くのです。極めて危険な状況です:現在、千本を超える核燃料棒を取り出す作業が計画されており、もし、たとえ些細な手違いであったとしても、何か間違いが起きれば、日本史上最悪の原子力事故につながりかねないのです。

止まらない汚染水の漏えいを見れば、汚染水処理という課題に東京電力が対応しきれていないのは明らかであり、専門家らも日本がこの危機を解決するためには、海外から原子力の叡智を集め国際的な専門家チームを設置することが必要であると指摘しています。 世界中が2020年の東京オリンピックに注目する中、安倍首相は国際的な専門家チームの設置に関心を示し始めています-- さあ、手遅れになる前に汚染水処理の国際的な対策チームを設置するよう、日本中から大きな声で訴えてまいりましょう。

福島の汚染水処理は大変大きな課題ですが、国際的な対策チームを設置することで、制御不能なこの状況に解決策を見出し、同じ悲劇を繰り返さぬよう取り組むことができるかもしれません。安倍首相が関心を示している今この時に、国際的な対策チームの設置という画期的なアイデアを皆で支援してまいりましょう。原子力規制委員会の田中俊一委員長にこの計画を実現するよう求めるため、署名にご協力お願いします :

http://www.avaaz.org/jp/japan_itff_d/?bsEujcb&v=30712

私たちは、今なお危険にさらされています。 福島原発の原子炉のひとつには、いまだに1535本もの核燃料棒が残されており、放水しても消化できないほどの火災になる可能性を指摘する専門家もあります。あるエネルギー専門家によると、このような火災が起きれば、チェルノブイリ原発事故時の10倍の量のセシウム137が放出されるのです!

東京電力は放射能汚染水を処理するため日々苦闘していますが、日曜日の台風による大雨で高濃度の放射性ストロンチウムを含んだ汚染水が漏れ出しています --東電は、いまだに4号機の燃料棒を取り出すという極めて難しい作業を11月から安全に開始できると考えてえいますが、これまでに誰ひとりとして従事したことの無い作業です。しかし、2年以上もの間誤った情報を流し続けた東電に対する信頼は急速に失われ、東電の関係者ですら同社に安全に作業を完了する能力があるのか疑問を投げかけています。

市民による抗議活動が広がり、 今や政府もその圧力を感じ始めています。原子力規制委員長は、これまで強い世論の圧力にさらされてきませんでした。今こそ私たちが力を合わせ、もうひと押しすれば、田中委員長を説得することができるはずです。さあ、再びこのような危機を迎えることのないよう行動を起こしましょう -- 今すぐご署名お願いします:

http://www.avaaz.org/jp/japan_itff_d/?bsEujcb&v=30712

Avaazコミュニティはこれまでにも繰り返し、世界中の危機に対してより安全な、そしてより分別のある対応を求め団結してきました。2011年の東日本大震災の後も、私たちは対応が後手に回り続ける政府を批判し、福島の母親や子供たちを支援するため行動を起こしてきました。新たな原子力災害から地球を守るためにも、今再び団結し声を上げましょう。

希望をこめて

パスカル、オリバー、ジューエイ、ルカ、クリストフ、およびAvaazチーム一同

PS - Avaazキャンペーンの多くは、コミュニティのメンバーによって発信されています!身近なことから国内、または世界のことまで、問題の解決に向けキャンペーンを発信しましょう:http://www.avaaz.org/jp/petition/start_a_petition/?bgMYedb&
v=23917

関連情報:

堰流出汚染水 6カ所基準値超え ストロンチウム最大71倍(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013102102000218.html

福島第一原発:汚染水タンクのせき内雨水、あふれる 抜本的対策なし(毎日新聞)
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20131022ddm001040088000c.html

汚染水漏れ「福島の状況は深刻」英独の専門家(ハフィントンポスト)
http://www.huffingtonpost.jp/2013/09/06/fukushima_leak_nuclear_experts_warn_n_3877586.html

汚染水対策「専門家の知識必要」 安倍首相、国際的協力求める 科学技術フォーラム (産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/131006/biz13100618280005-n1.htm




Avaaz.orgは、世界の人々の考えや価値観が世界規模の政策決定に必ず反映されるよう、グローバルなキャンペーンを展開するネットワークで、世界各国に2,500万人のメンバーを抱えています(「Avaaz」は様々な言語で「声」や「歌」という意味です)。Avaazのスタッフチームは6大陸18カ国から17カ国語で運営しています。

これまでにAvaazが展開した主なキャンペーンはこちらからご覧ください:http://www.avaaz.org/en/highlights.php/?footer"> また、Facebookページはこちらから: http://www.facebook.com/Avaaz ツイッターはこちらからご覧ください: http://twitter.com/Avaazこのメールは michiko@patedison.co.jp に送信されました。メールアドレス、表示言語、その他の設定を変更するにはこちらからご連絡ください: http://www.avaaz.org/en/contact/?footer

メール配信の停止をご希望されますか?こちらのアドレスunsubscribe@avaaz.org にご連絡いただくか、こちらをクリックしてください: https://secure.avaaz.org/act/?r=unsub&amp;cl=3497426742&amp;email=michiko@patedison.co.jp&amp;b=2587&amp;v=30712&amp;lang=jpAvaazにご連絡を頂く場合は、このメールに直接返信されるのではなく、こちらのページhttp://www.avaaz.org/en/contactにあるフォームをご利用ください。または、お電話+1-888-922-8229 (米国)にてご連絡ください。



「山本太郎議員が陛下に手紙」何が問題なのか 高崎経済大・八木教授に聞く
THE PAGE 11月1日(金)18時37分配信

 山本太郎参院議員が秋の園遊会で天皇陛下に手紙を手渡した問題が波紋を広げています。山本議員は手紙の内容について、福島第1原発事故をめぐる現状を書いたものだと説明していますが、「皇室の政治利用だ」「非常識だ」などと批判する声もあります。山本議員の行動をどう見るか。皇室問題に詳しい高崎経済大学の八木秀次教授(憲法学)に聞きました。
「直訴」をどう見る
――――今回の山本議員の行為をどう見ますか。
 まず話を持っていく先を間違えています。天皇陛下はそういう存在ではありません。現在の天皇は「政治的中立」であるということが理解できていない。彼は国会議員なので国会の中で訴えていけばいいのです。田中正造(足尾銅山の鉱毒問題を天皇に直訴した明治時代の政治家)を気取ったのでしょうが、非常に滑稽に見えます。

 そして場所も間違えています。園遊会は政治的な事を言う場ではありません。実際、手紙を渡しても、天皇陛下から侍従長に手渡されスルーされてしまった。現行憲法における天皇陛下の位置付けが分かっていないのでしょう。天皇は国政に関与できません。まるで専制君主制のイメージを持っている印象を受けます。

 今の憲法における天皇は、政治に関与しないことで国民を統合していく。そこを期待されています。それを、無理に「反原発」という国民の間でも賛否が分かれている問題に引きずり込もうとした。憲法が分かっていないから、こんな失礼なことができたのでしょう。国会議員の取る行動ではありません。

 彼は国会議員だから、ちゃんと手続きを踏んで、信念を政策に実現できる立場が与えられています。例えば、福島の方がやむにやまれず、陛下に辛い現状を伝えるのとはわけが違います。質問主意書を出したり、メディアを使って訴えるとか、いろんな手法があるにも関わらず「直訴」するというところが理解できません。
「政治利用」に当たるのか
――――皇室の政治利用だとの見方もあります。
 皇室の政治利用とは、政治的主張などを「天皇の権威によって権威付ける」ことですが、そういう意味で、山本議員の行動は政治利用「未遂」と言えるかもしれません。

 明治憲法下で、昭和天皇は2回だけ政治的意思を示したといわれています。二・二六事件(1936年に起きた陸軍青年将校によるクーデター事件)と終戦のときです。しかし、今はその余地はありません。そこの部分が現行憲法では強められました。
前へ12次へ
△top
2013年11月1日(金) 歴史、社会、政治
---------------------------------------------------------------------------------
アマゾンベストセラー、明治維新、 2013年11月1日
30.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
31.会津藩はなぜ「朝敵」か (ワニ文庫)星 亮一
32.戊辰戦争 裏切りの明治維新 (静山社文庫)星 亮一
59.会津藩VS長州藩―なぜ“怨念”が消えないのか (ベスト新書)星 亮一
62.偽りの幕末動乱 (だいわ文庫)星 亮一
70.井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士 星 亮一

東北地方のアマゾンベストセラー、 2013年11月1日
37.仙台戊辰戦史―北方政権を目指した勇者たち 星 亮一
74.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一

「井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士」 星 亮一
「伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯」 (平凡社新書 (685)) [新書] 星 亮一
「会津武士道―ならぬことはならぬの教え」 (青春新書INTELLIGENCE)
32位 ─ 本 > 新書 > 青春新書インテリジェンス
103位 ─ 本 > 人文・思想 > 哲学・思想 > 東洋思想 > 日本 > 一般

-------------------------------------------------------------------------------
カスタマーレビュー 「偽りの幕末動乱」 (だいわ文庫)
有用性の高い順 | 最新のレビューから
5つ星のうち 5.0 幕末動乱の流れがよく分かる、お薦めの一冊!, 2009/6/5
By やちよ

明治維新は、薩長の歴史である。そのことを思い知らされた一冊である。

私は、安政の大獄を断行した井伊直弼を評価していなかった。
しかし、この考えがくつがえることになる。
『直弼を弁護したのは、海舟である。「あの男は立派だったよ」』
という意外な一行がでてくる。これは、深く私の心に響いた。
「安政の大獄は過酷な面もあったが、これを断行して開国を進めた
直弼は卓越した行動力の政治家だった」ということが理解できた。
物事を正確に判断するということに導いてくれた本書は、私には
記念に残る一冊になったように思う。

「当時の日本人は、この暴挙に拍手喝采を送った。痛快であれば
それでよしという風潮だった。勤皇・勤皇と人々は酔いしれた」とある。
当時の国民意識が、この一行でよく分かる。
このような事実を見事に表白した文章の切れが随所に出てくる。
「松平慶永、この人はいつでも第三者だった。肝心なときに姿を消していた。
そういう人が生き残るのが世の常というのは寂しい話である」というスパイスの
きいた人生訓、そして、引用文が的確に引用されている。

特に熱の入った、後半の盛り上がりがよい。
「会津藩は江戸に一大勢力を持っており、、、これだけの処遇を受けている
以上、京都守護職に選ばれるのもやむを得ぬことだった」とある。
会津藩が京都守護職に選ばれた経緯がよくわかった。

「薩長はイギリスに支援をあおぎ、幕府はフランスの支援を受けていた。
尊皇攘夷どころではない。日本はフランスとイギリスが入り乱れてどちらが
勝つかの、いわば代理戦争になっていたのである」...正に、本の題名の
「偽り」の真意がここにある。

幕末動乱の流れがよく分かった。歴史の醍醐味を感じ取る上で格好の書籍である。
幕末の歴史の奥深さを教えてくれた本書に深く感謝したい。
-------------------------------------------------------------------------------
星亮一さんの「偽りの明治維新」を読んで

以前、司馬遼太郎さんの「王城の護衛者」を読んで、明治維新の折、京都守護職・松平容保と会津藩が辿った悲惨な運命に心を打たれました。先日書店で、星亮一さんの「偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実」に出会いました。
星亮一さんは、福島民報記者、福島中央テレビ報道製作局長などを歴任し、作家になった方です。出身は仙台ですが、福島での暮らしが長かったからでしょう、会津について探求され、会津に関する書籍を数多く出版しています。

会津戊辰戦争は日本史上稀に見る悲劇です。会津の人々は、長いあいだ朝敵の汚名に耐え、一世紀以上にわたり、その怨念を胸に秘めてきました。若松を追われ、青森の下北半島や北海道に移住させられた人々の末商には、とくにその思いが強かったと思います。死者の埋葬も許さず、財宝や女性を略奪した官軍の所業は、闇に葬られ、誰にも知らされず、教科書にも書かれることはありませんでした。星亮一さんの「偽りの明治維新」には、この様な会津が辿った百数十年を連綿と書き綴っています。

NHKのテレビ番組「そのとき歴史が動いた」に、初めて会津藩主・松平容保(かたもり)が登場したのは2007年10月17日のことでした。そのタイトルは「義に死すとも不義に生きず―会津戦争 松平容保 悲運の決断」でした。
星亮一さんは、その番組に出演し、松平定知アナウンサーとともに、「会津が正義を貫くため全員が死をかけて戦いに臨んだ」様子を語りました。

平成19年、山口県出身の安倍晋三総理が在任中に会津若松市を訪れ会津戊辰戦争に関して「長州の先輩が会津の人々にご迷惑をかけた」と謝罪したことがあったそうです。
このとき、会津若松の反応は様々でした。会津若松市長も会津若松商工会議所の幹部も、「遊説でちょっと喋っただけですからね、安倍さんは軽い、軽すぎますよ」と、この発言を肯定的に受け止めることはありませんでした。戦死者が眠る飯盛山や天寧寺にお参りし、焼香すれば、また別の受けとめ方もあったかもしれませんが、遊説のつけ足しでは許せないということだったのでしょう。青森県に移住させられた会津人の末喬は完全否定だったといいます。

私たちが学んだ明治維新の歴史の多くは、、西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允ら明治維新の元勲たちは、明治の英雄として教えられてきました。確かにそれも事実の一面でしょう。一方で、正義と信じてそれを貫いた会津の人たちのことも忘れてはならないと思います。松平容保が死ぬまで身に着けて離さなかった孝明帝から宸翰(しんかん=天皇の直筆の文書)には、「朕は会津をもって頼みとしている。一朝有事のある時はその力を借らんと欲するものである」と書いてあり、その宸翰は、いまも松平容保の怨念とともに東京銀行の金庫にねむっているそうです。
いずれにしろ会津と長州のあいだに横たわる溝をうめる、新しい動きもいくつか出てきていますが、天皇を利用して戦争を仕掛けた薩長が官軍で、尽忠報国の会津が賊軍となった歴史の交差、会津と長州の確執はまだ続いているようです。

星さんは「あとがき」を次のように結んでいます。
『ともあれ会津と長州の確執はまだ続いている。会津サイドの壁はきわめて厚く、いまのままだと、あと100年、200年続いていくことになるかもしれない。どういう決着がはかられるのか、それは誰にもわからない。』

-------------------------------------------------------------------------------
「雨水」移送先に5、6号機 東電が管理リスク軽減検討

 東京電力福島第1原発の地上タンク群を囲む堰(せき)に雨水がたまっている問題で、東電福島復興本社代表の石崎芳行副社長は29日、県庁で記者会見し、5、6号機のタービン建屋地下を水の受け入れ先の一つとして検討していることを明らかにした。降雨で堰内の水が急増する事態に備えて緊急の移送先を確保し、雨水管理のリスク(危険性)を軽減したい意向を示唆した。
 石崎代表は「仮の話で、決まったわけではない」と前置きした上で「(堰の雨水対策について)あらゆる方策を考える中で、既に水がたまっている5、6号機の地下を使えないか幅広く検討している段階だ」と説明した。

福島民友   2013年10月30日
-------------------------------------------------------------------------------
天安門突入事件 中国社会の不安定さが見える(10月31日付・読売社説)

 少数民族による自爆テロと見られる。中国共産党支配に反抗する意思を示したのではないか。

 北京中心部の天安門前に車が突っ込んで炎上した。車に乗っていた3人を含む5人が死亡し、日本人ら約40人が負傷した。車内からはガソリンなどが発見されたという。

 巨大な毛沢東の肖像画が掲げられた天安門は、党指導部の所在地・中南海にも近く、一党独裁の象徴的存在だ。周辺では、1989年の天安門事件はじめ、数々の反政府行動が発生している。

 当局は、事件をテロと見て、容疑者グループ5人を拘束したと発表した。この5人も車内の3人もいずれもウイグル族と見られる。ウイグル族は、新疆ウイグル自治区を主な居住地とするイスラム教徒のトルコ系少数民族だ。

 新疆では、警察が反テロ作戦と称し、ウイグル族「武装集団」への攻撃を繰り返している。習近平政権になってからは、10人以上の死者が出る場合もあったという。今回の事件も、新疆の緊張の高まりと関係があるのではないか。

 ウイグル族は、事実上、政治的には共産党、経済的には多数派の漢族の支配下に置かれている。「自治」や「宗教の自由」は名ばかりの状態だ。平均的な所得水準は低く、生活は豊かでない。

 ウイグル族住民の間では、党と漢族への反感が広がっており、くすぶり続けてきた新疆独立を目指す動きも活発だ。

 力による支配とインフラ整備などへの財政出動を二本柱とする党の少数民族政策では、統治が以前より困難になってきていることを示すものと言えよう。

 今回の事件で、共産党政権は報道を厳しく規制し、インターネット上の書き込みも削除した。NHK衛星放送のニュースは遮断された。新たな反政府行動の誘発を恐れているからだろう。

 隣接するチベット自治区でも、少数民族が党と漢族に反発する構図は同じだ。既に100人を超すチベット族の仏教僧らが焼身自殺を図っている。

 少数民族に限らず、人口の9割以上を占める漢族の間でも、格差社会への憤りが充満している。デモや暴動などの集団抗議行動が年間18万件程度発生していると言われるほど、中国社会の不安定化は進行している。

 党の重要政策を決める中央委員会総会が11月9日から始まる。習総書記が事件を踏まえ、社会安定に向けたいかなる政策を打ち出すか、注視しなければならない。

読売新聞   2013年10月31日
-------------------------------------------------------------------------------
HPで皇室伝来の文書1万点公開 宮内庁、1日から

 宮内庁のホームページで公開される、坂本龍馬が保証の裏書きをした「薩長同盟裏書」(同庁提供)
 宮内庁書陵部は11月1日から、皇室に伝わる約31万点の貴重な古文書などをデータベース化した目録と、そのうち約1万点のデジタル画像を同庁ホームページで公開する。
 公開するのは鎌倉時代の名筆家として知られる伏見天皇直筆の歌集や、竹取物語の絵巻物、幕末期に桂小五郎が薩長同盟の内容を記し、坂本龍馬が保証の裏書きをした「薩長同盟裏書」など。
 主に明治期に撮影された古写真計約500点も含まれており、1888(明治21)年に福島県で起きた磐梯山噴火など大災害の写真もある。

共同通信   2013年10月31日
-------------------------------------------------------------------------------

どの仕事を選べば正解
っていうのは
ないんじゃないかと。

大切なのは、どんな仕事を選んでも
自分の力で正解にしていくこと
なんじゃないかと思います。
( 筒井道隆  俳優)


***************** ***
michiko@patedison.co.jp (^_^)
  戊辰戦争研究会!
http://boshinken.info
  みちこの幕末日記!
http://blog2.patedison.co.jp/
  そうだったのね、日本史!
http://www.geocities.jp/sou_nihonshi/
***************** ***
△top

株式会社メディアハウス