星亮一 今日の一言

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2013年2月27日(水) 政治
朴大統領就任 日韓関係の改善を期待したい(2月26日付・読売社説)

 韓国新政権発足を機に日韓関係が改善に向かうことを期待したい。

 課題山積の中で、韓国の朴槿恵氏が大統領に就任した。初の女性大統領であり、朴正煕元大統領との初の親子2代にわたる大統領だ。

 朴氏は、就任式に出席した麻生副総理と会談した。日韓両国が未来志向で緊密に協力していく必要性で一致したのは評価できる。

 ただ、現状は厳しい。李明博前大統領の竹島訪問と「天皇の謝罪」要求発言で日韓関係は悪化したからだ。島根県主催の「竹島の日」式典への内閣府政務官出席に韓国政府は抗議したばかりである。

 歴代の韓国政権は、未来志向をうたいながら、歴史認識や領土問題で結局は対日外交を暗礁に乗り上げさせた。その轍てつを踏まないのか、朴氏の指導力が問われる。

 好調を維持してきた韓国経済にはかげりも見える。経済成長率は昨年、2%台にまで落ち込んだ。輸出主導モデルにウォン高の逆風が吹いている。グローバル化の潮流に乗って財閥は発展したが、国内の雇用創出につながらない。

 少子高齢化時代が到来し、老後不安の解消へ年金や医療保険制度の充実を図らねばならない。

 こうした課題の解決に向け、朴氏は就任演説で、経済発展を成し遂げた父・正煕氏の「漢江の奇跡」に言及し、「第2の奇跡」を起こすと強調した。

 中小企業の競争力強化や、ベンチャー企業の育成によって、雇用と内需の拡大につなげる構想を、具体化することが必要だろう。

 外交・安全保障を巡っては、朴氏は北朝鮮に「一日も早い核放棄」を求めた。「確実な抑止力を土台に、南北の信頼関係を積み重ねる」と、対話へ意欲も示した。

 増大する北朝鮮の脅威に対し、韓国では弾道ミサイルの射程延長など国防力を強化する動きが顕著だ。世論調査では、韓国の核武装を支持する声も60%を超える。

 緊張が高まる朝鮮半島情勢に対処するには、周辺国の連携強化が欠かせない。朴氏が、アジア地域の緊張・対立の緩和と平和・協力の推進へ、「米国、中国、日本、ロシア」などと信頼を築き上げると述べたのは当然だろう。

 韓国で、中国の存在感は圧倒的だ。対中貿易は、対米、対日を合計した額を凌駕りょうがしており、中韓の人的往来は日韓のそれを年間100万人以上も上回っている。

 韓国が、朝鮮半島で存在感を増す中国への傾斜を深めるかどうかは、日本の安全にも影響する問題だけに、目を離せない。

読売新聞  2013年2月26日
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お登勢の生家示す文書発見 寺田屋おかみ、竜馬ら支援
 坂本竜馬が襲撃された寺田屋事件の舞台として知られる京都・伏見の宿「寺田屋」のおかみで、竜馬ら幕末の志士を支援した「お登勢」の生家を記録した文書が大津市で見つかった。大津市歴史博物館の樋爪修館長は「生家を確定できる意義ある資料だ」としている。  見つかったのは1847年の宗門人別改帳。お登勢は、現在の大津市中央1丁目に当たる丸屋町の宿「升屋」を経営した重助の次女で、当時18歳と記され、4人のきょうだいがいたことも分かった。  発見した東京都の歴史研究家、あさくらゆうさんによると、お登勢は寺田屋に嫁いだ後、主人、伊助を助けて宿を切り盛りしたことが知られているが、生家の位置や家族の状況は詳しく分からなかった。  あさくらさんは重助が大津で訴訟関係者の泊まる「公事宿」を経営していたことから、裁判所の役割を持っていた代官所周辺の宿を調べた結果、丸屋町にたどり着いた。  寺田屋事件は、1866年に竜馬が伏見奉行に襲撃された事件。ほかに薩摩藩士が襲われた62年の事件もある。  竜馬を顕彰する京都龍馬会の赤尾博章理事長は「すごい資料が出てきた。京都・
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日経新聞  2013年2月25日
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韮山反射炉の役割解説 伊豆の国で世界遺産シンポ

 伊豆の国市の韮山時代劇場で24日、「世界遺産シンポジウム〜始めてみませんか?私たちにできること」(韮山反射炉応援団主催、市共催)が開かれた。
 国立科学博物館の鈴木一義科学技術史グループ長が、「日本の近代化における反射炉の果たした役割とその意義」と題して基調講演した。鈴木グループ長は幕末、国内に西欧の近代的な製鉄技術が導入された過程を紹介した。その上で反射炉については、より高度な製鉄技術の導入を円滑に進める役割を果たしたと評価し、「韮山反射炉は日本が製鉄技術を学ぶ第一歩となった」と述べた。
 会場ではこのほか、世界遺産登録をテーマにしたパネル討論、小型の溶解炉を使った親子向けのミニ鉄製大砲作り体験講座などがあった。

反射炉PRキャラクター「てつざえもん」に
 伊豆の国市は24日、公募した韮山反射炉のPRキャラクターが盛岡市在住の高橋晃さんの作品「てつざえもん」に決まったと発表した。
 「てつざえもん」は、製砲工場だった反射炉を特徴づける「鉄」と、幕末の韮山代官江川太郎左衛門英龍(坦庵)公から名付けた。顔は反射炉と大砲、体は坦庵公をイメージしている。審査では親しみやすさなどが評価を受け、全国から寄せられた134点の中から選ばれた。
 同市は今後、「てつざえもん」を反射炉のイメージアップや世界遺産登録に向けた各種の広報などに活用する。

静岡新聞  2013年2月26日
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アマゾンベストセラー、幕末維新ベスト50、 2013年2月27日
4.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
15.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
16.幕末の会津藩―運命を決めた上洛 (中公新書)星 亮一
34.戊辰戦争 裏切りの明治維新 (静山社文庫)星 亮一


私は思う。
今が一番大事な時だ もう一歩!
( 武者小路実篤)


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2013年2月26日(火) 政治
中国の原発事故想定、対応策を検討、原子力規制委「次々原発が建設され、事故が起きた場合、日本に甚大な影響」

 中国の原発で過酷事故(シビアアクシデント)が起こった場合、日本にどういう影響があるかなどについて、原子力規制委員会が事故対応の検討を始めたことが24日、規制委関係者への取材で分かった。国内の原子力規制機関が海外の原発事故を想定し対応策を検討していることが判明したのは初めて。規制委は今後、各国の規制機関とも協力、海外の原発事故対応について本格調査に乗り出す。

 規制委関係者は中国を検討対象とした理由について、「次々と原発が建設されており、事故が起きた場合、日本への甚大な影響が考えられる」としている。

 具体策は今後議論されていくが、中国などの近隣諸国の原発がトラブルを起こし放射性物質が放出されると、偏西風に乗って放射性物質が日本に流れ着くことが予想される。日本はすでに、中国からの大気汚染物質の飛来に直面している。このため、放射性物質がどのような経路で日本にたどりつくかを示す拡散予測シミュレーションマップを作成することも考えられるという。

4月からは特に、これまで文部科学省で実施されていた放射性物質の測定業務が規制委に移管されることで、モニタリング態勢も強化できる。規制委はそのためのベテラン技術者の募集もすでに始めた。今月12日の北朝鮮による核実験では、文科省が放射性物質が大気中に漏れた場合の拡散予測を発表している。

 日中科学技術交流協会や日本原子力産業協会によると、経済成長とともに電力事情が悪化している中国は今年1月末現在、原発16基が稼働しており、29基が建設中。2020年までにさらに約50基増やす計画があるという。

 日中協会が入手した中国側の資料によると、中国の原発1基当たりのトラブル件数は05年2・6件(日本0・3件)、07年2・1件(同0・4件)で、日本の5倍以上の割合で記録されている。トラブルがあった場合、日本は原子炉を止めて安全を確認するが、中国では稼働しながら故障を修理するという経済優先の対処法もみられるという。

産経ニュース  2013年2月25日
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県内の学校給食、「県産食材」震災前の半分

 県内学校給食の本年度の県産食材活用率は18.3%で、東日本大震災前のほぼ半分にまで落ち込んでいることが24日、県教委の調査で分かった。食材の流通段階や給食提供時の放射性物質検査体制ができた一方、東京電力福島第1原発事故に伴う放射性物質への根強い不安が色濃く反映された。この状況を踏まえ、県教委と県は新年度、給食に県産食材を取り入れる市町村への支援、保護者への理解を促す取り組みを始める。
 県教委は、給食を調理している小、中学校、共同調理場などを対象に前期(6月)と後期(11月)の2回、給食で使っている県産食材の使用率を調査、平均値をまとめた。県産食材使用率は毎年度調査しており、2010(平成22)年度は36.1%、近年はおおむね35%前後で推移して全国的にも比較的高い水準だった。昨年度は震災の影響で中止したが、この2年間での落ち込みは著しい。

福島民友  2013年2月25日
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浪江、大熊町の685人が「警戒区域」一時帰宅

 東京電力福島第1原発事故で警戒区域となっている浪江、大熊両町は24日、7巡目の一時帰宅を行った。
 政府の原子力災害現地対策本部によると、浪江町は160世帯396人、大熊町は118世帯289人が参加。トラブルなどはなかった。

福島民友  2013年2月25日
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アマゾンベストセラー、幕末維新、 2013年2月26日
3.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
31.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
35.戊辰戦争 裏切りの明治維新 (静山社文庫)星 亮一
67.会津藩はなぜ「朝敵」か (ワニ文庫)星 亮一
81.会津藩VS長州藩―なぜ“怨念”が消えないのか (ベスト新書)星 亮一
90.二本松少年隊のすべて 星 亮一


この世の中は鏡のようなものである。
自分が額に八の字を寄せて向かえば、
世の中という鏡もまた自分に八の字を寄せて睨みかえす。
( 本多 静六  日本の造園家 )


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2013年2月25日(月) 政治・原発・社会
尖閣沖の領海侵入、中国の海洋監視船3隻も

 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、24日午後0時37分頃から同
0時51分頃にかけて、沖縄県石垣市の尖閣諸島沖の領海内に、中国の海洋監視
船「海監」3隻が侵入した。

 同日午前には、漁業監視船「漁政」1隻も一時領海内へ侵入した。午後1時現在、海監3隻は魚釣島沖の領海内を航行中、漁政は領海を出て同島沖の接続水域(領海の外側約22キロ)内を航行中。

読売新聞  2013年2月24日
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「放射線対策」市民ら報告 ベラルーシ視察団フォーラム

ベラルーシ復興への取り組みなどが報告された市民フォーラム

 旧ソ連チェルノブイリ原発事故(1986年)で深刻な放射能汚染被害を受けたベラルーシを昨年11月に訪ねた福島市の視察団(団長・瀬戸孝則市長)が視察内容を報告する市民フォーラムは23日、福島市で開かれた。学生や医師、教員など、さまざまな立場で視察に参加した市民らが、同国で学んだことや感じたことをそれぞれの観点から発表した。
 視察の成果を広く共有しようと、市がフォーラムを開いた。冒頭、瀬戸市長があいさつし「東京電力福島第1原発事故後、(放射線や原発事故に関し)いろいろな情報が流れている。市民が直接見てきて伝える情報が、一番信用できるのではないかと考えた」と、視察の狙いを語った。
 フォーラムでは視察報告のほか、市の招きに応じて出席したリャフ・オリガ同国ゴメリ州心臓学病院長が「ベラルーシから福島への提言」と題して講演した。

福島民友  2013年2月24日
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坂本龍馬暗殺(上) 真犯人は? 幕末史上最大の謎…幕府、新選組、薩摩、長州の名も

坂本龍馬の終焉の地となった近江屋跡に掲げられた龍馬の肖像画
 慶応3(1867)年11月15日午後9時ごろ、シーンと静まりかえった河原町の醤油(しょうゆ)屋、近江屋からバタバタという音とともに「こなくそ!!」という叫び声が響き渡った。騒ぎは一瞬で収まったが、2階の8畳間にはひとりの土佐脱藩浪士が血を流して倒れていた。坂本龍馬だ。

 龍馬は頭など34カ所に傷を受けてすでに死亡していた。ペリー来航以降、鎖国体制が崩れて諸外国の圧力が強まる中、弱体化した幕府に代わる新体制づくりに奔走した龍馬は、33歳という短い一生を終えた。

 事件はこんな形で進んでいった。

 襲われた近江屋2階は屋根裏で、天井は低い。夕刻から盟友・中岡慎太郎の訪問を受けた龍馬は風邪気味のため軍鶏(しゃも)鍋を食べようと近くの本屋の峰吉に肉を買いに走らせた。

 その直後、十津川郷士を名乗る2人の男が「龍馬に会いたい」と、元力士の使用人、山田藤吉に申し出てきた。龍馬に取り次いだ後に2人を先導して階段を登っていた矢先、藤吉が後ろから斬られる。

 藤吉の崩れる大きな物音に、龍馬は「ほたえな(ふざけるな)」と声をあげると、いきなり部屋の襖が開き、2人男に斬りつけられたのだ。

 額を斬られた龍馬。今度は刀のある床へ向いて背中を斬られる。傷は浅く何とか刀までたどり着くが、刀を握る龍馬の頭上から刀が振りかかってきた。

 鞘(さや)で払おうとするも不幸に鞘が天井に当たり、除けきれずに頭に深傷を負う。これが致命傷になる。中岡も隣の屋根に逃げたが28カ所に傷を負い、2日後に亡くなる。

軍鶏肉を手に近江屋に戻ってきた峰吉の知らせで、龍馬の仲間が大勢駆けつけたが、犯人の姿はすでになかった。

 誰が龍馬を“やった”のか。これだけ有名な事件にもかかわらず犯人は分かっておらず、諸説が飛び交い、幕末史上最大のミステリーといわれる。

 最も有力視されているのは幕府の京都見廻組与領(くみがしら)の佐々木只三郎(旗本)とその部下。このほか新選組の原田左之助、薩摩藩の中村半次郎らの名前があがり、少数派ながら長州藩、土佐藩説もある。

 近江屋は四条河原町から北へ徒歩数分。龍馬のいた母屋は現在の河原町通の上に建っていたことから、当時の道路は現在の通りの東側歩道と同位置、同幅(約4メートル)。この結果、河原町蛸薬師交差点近くに建つ事件の石碑周辺がまさに殺害現場にあたる。

 石碑と現場がここまでピタリとくるケースは、結構珍しい。(園田和洋)

産経ニュース  2013年2月24日
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アマゾンベストセラー、幕末維新、 2013年2月25日
13.幕末の会津藩―運命を決めた上洛 (中公新書)星 亮一
16.会津藩VS長州藩―なぜ“怨念”が消えないのか (ベスト新書)星 亮一
24.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
25.会津藩はなぜ「朝敵」か (ワニ文庫)星 亮一
31.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
45.女たちの会津戦争 (平凡社新書)星 亮一
69.謀略の幕末史 幕府崩壊の真犯人 (講談社プラスアルファ新書)星 亮一


悩み事は、
散歩して忘れるのが一番だ。

まあ、ちょっと外へ出てみたまえ。
ほら、悩みごとなんか、
翼が生えて飛んで行ってしまう。
( デール・カーネギー  米国の実業家 )


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2013年2月24日(日) 政治
中国、汚染通報2・6日に1件 半数は危険な化学製品

 【北京共同】中国環境保護省は23日までに、同省に対して2008年から11年までの4年間に通報があった環境汚染は568件だったと発表した。平均で約2・6日に1件の通報があった計算となる。うち約半数の287件は危険な化学製品による汚染で、違法な垂れ流しや、生産過程や輸送中の事故が原因という。

 同省は「深刻な健康被害と社会問題を引き起こしている」と危機感を表明。

 同省によると、中国は世界1位の化学製品生産国。品目は4万種を超え、先進国が既に生産を禁止・制限している危険なものも含まれている。河川や湖、近海だけでなく、人体や動物からも複数の化学物質が検出されているという。

共同通信  2013年2月23日
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廃炉の国際的な知見期待 IAEA方針に知事

 東京電力福島第1原発事故を受け、国際原子力機関(IAEA)は21日までに、将来本格化する同原発の廃炉について、他の原子力先進国の参加も促し国際事業化を目指す方針を固めた。廃炉実現に向け、専門家で構成する国際調査団を4月に日本に派遣する。国際事業化で、今後各国で必要となる廃炉技術の開発にもつなげる。
 佐藤雄平知事は22日、福島民友新聞社の取材に対し、廃炉作業の国際事業化を目指すIAEAの方針について「廃炉作業に国際的な知見を取り入れるよう求めてきた。IAEAと協議を進める中で連携を深めていきたい」と語った。
 県は廃炉作業について、世界最先端の知見や技術を総動員して着実に進めるよう政府に求めてきた経緯がある。IAEAが国際的な枠組みづくりを主導する方針を示したことに対し県は「世界で廃炉に必要な技術の開発、再構築が進むことにつながる」(原子力安全対策課)と評価した。

福島民友  2013年2月23日
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被災地から救出の文化財を展示

運び込まれた土器を前に展示の打ち合わせをする吉野専門学芸員(左から2人目)
 東日本大震災や東京電力福島第一原発事故に伴い双葉、大熊、富岡3町から運び出された文化財の一部が22日までに福島県白河市の県文化財センター白河館(まほろん)に移された。3月7日から同館で開催する予定の「文化財復興展」で展示される予定。
 文化財は文化庁補助事業である地震被災文化財等救援事業(文化財レスキュー事業)や被災ミュージアム再興事業として昨年、被災3町から相馬市にある旧相馬女子高に搬入された。まほろんを運営する県文化振興財団が県の委託を受け保管・整理を行っていた。まほろんに到着した文化財は土器や文献など約120点。22日は双葉町教委の吉野高光専門学芸員がまほろんを訪れ、収蔵庫で文化財の状態を確認し、担当者と展示内容について話し合った。
   ◇  ◇
 まほろん敷地内では、仮保管施設の建設が進められている。施設が完成次第、旧相馬女子高で保管中の文化財を順次、運び込む。施設は二棟で、一棟の広さは195平方メートル。温度・湿度調節機能を完備する。3月中旬の完成予定。

福島民報  2013年2月23日
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アマゾンベストセラー、幕末維新、 2013年2月24日
6.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
21.会津藩はなぜ「朝敵」か (ワニ文庫)星 亮一
26.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
63.幕末の会津藩―運命を決めた上洛 (中公新書)星 亮一


優しくありなさい。
あなたの出会う人々は皆、
困難な戦いに挑んでいるのだから。
( プラトン  古代ギリシアの哲学者 )


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2013年2月22日(金) 政治
尖閣で中国と連携せず、理由を台湾が初公表 日台漁業協議干渉や軍備増強でも中国を批判

沖縄県・尖閣諸島。手前から、南小島、北小島、魚釣島
 【台北=吉村剛史】沖縄県尖閣諸島について中国と同様に主権を主張している台湾が、中国が平和的解決に向けた構想を示していないことなどを理由に尖閣をめぐって中国と「連携しない」と表明していることが20日、わかった。これまでも中国と連携しない姿勢を示してきた台湾だが、具体的な理由を公表したのは初めて。尖閣周辺海域の扱いが注目される日台漁業協議への中国側の干渉や、中国の軍備増強による地域の安定への影響にも批判的に言及しており、中国側の反応が注目されている。

 台湾の外交部(外務省に相当)がホームページで「釣魚台(尖閣の台湾での呼称)列島の主権声明」「中国大陸と合作しない立場」と題した声明として公表した。

 声明は、馬英九総統が昨年8月、「争議の棚上げ」「資源の共同開発」などを盛り込んで提唱した「東シナ海平和イニシアチブ」を中国側が無視していることや、中国が尖閣に関して国際司法裁判所(ICJ)に委ねることに反対していることなどを指摘した。

 さらに中国が過去、インドやベトナムなどの周辺国と領土紛争を展開してきたことや、尖閣での平和的解決の具体的な構想を示していないことも列挙し、「合作(連携)は困難」としている。

 声明は8日に公表されていたが、馬英九総統も18日、与党・中国国民党の内部座談会などで「両岸(中台)が保釣(尖閣防衛)で連携できない3つの理由」を説明したという。

 これまで中台関係の改善に努めてきた馬政権の中国への強い姿勢の表明に、日本の対台湾窓口機関、交流協会台北事務所(大使館に相当)では、「従来にない踏み込んだ表現で興味深い」としている。

産経ニュース  2013年2月21日
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外資の“中国離れ”鮮明 1月対中投資 8カ月連続減

 【上海=河崎真澄】中国商務省が20日発表した今年1月の外国直接投資(FDI、実行ベース)は、前年同月比7・3%減の92億7千万ドル(約8640億円)で8カ月連続のマイナス。賃金高騰などを背景に、製造業など外資系企業の“中国離れ”が鮮明になった。中でも日本の投資は、同20・0%減の6億4千万ドルと大きく落ち込んだ。

 沖縄県の尖閣諸島をめぐる昨秋の反日デモで、中国各地の日系企業の拠点が放火や破壊の被害を受けた問題が影を落とした。日中経済関係の冷え込みも、改めて浮き彫りになっている。

 対中投資全体の約半分を占める香港は同10・2%減の57億1千万ドル、米国も同20・0%減の2億7千万ドルと低迷した。一方、欧州債務危機の影響で減少傾向が続いた反動で、欧州連合(EU)27カ国の対中投資は、同81・8%増の8億2千万ドルと大幅に拡大した。

 対中投資の見通しについて、会見した商務省の沈丹陽報道官は「不確実な要因が多く、情勢は総じて厳しい」との見方を示した。昨年1年間の対中投資は前年比3・7%減で3年ぶりに前年割れ。外国投資の鈍化で、中国経済の先行きに不透明感が出始めている。

産経ニュース  2013年2月21日
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幕末ロマン、食で堪能 慶喜が愛したスイーツ並ぶ 当時の献立表基に製作 松戸

15代将軍徳川慶喜が味わったスイーツとコーヒーに思いをはせる参加者=17日、松戸市の戸定が丘歴史公園・松雲亭

 味覚から歴史を感じてもらうイベント「将軍が愛したスイーツ」が17日、松戸市松戸の戸定が丘歴史公園・松雲亭で開かれた。“最後の将軍”徳川慶喜が年号が明治に変わる年の1868年、大阪城で列強4カ国(フランス、イギリス、オランダ、アメリカの代表者らをもてなすために用意させた献立表を基に、スイーツとコーヒーを考案。市民ら約100人が幕末ロマンにひたった。

 献立表は慶喜の弟で、明治維新後、同公園内の戸定邸に移り住んだ徳川昭武の所蔵品。同市新松戸でフランス料理店を経営する田島加寿夫さんが時代考証を踏まえながら製作した。内容はパンプリン風のディプロマット、リンゴをふんだんに使ったゼリー寄せアングレーズソース、米のガトー仕立てバニラ風味とコーヒー。

千葉日報  2013年2月21日
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アマゾンベストセラー、幕末維新、 2013年2月22日
8.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
29.会津藩VS長州藩―なぜ“怨念”が消えないのか (ベスト新書)星 亮一
42.八重と会津落城 (PHP新書)星 亮一
60.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
82.会津藩はなぜ「朝敵」か―幕末維新史最大の謎 (ベスト新書)星 亮一
89.幕末の会津藩―運命を決めた上洛 (中公新書)星 亮一


どうにもならないことは、
忘れてしまうのが一番幸せ。
( ドイツの諺)


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2013年2月21日(木) 政治
敵基地攻撃能力保有へ 北朝鮮の核ミサイルに対抗 政府・自民が本格検討開始 

 自民党は19日、防衛力整備の基本方針「防衛計画の大綱」を今年末に改定するのに伴い、敵基地攻撃能力の保有に向けた本格的検討に入った。北朝鮮の弾道ミサイルと核の能力向上で「核ミサイル」の脅威が新たなステージに入り、発射施設などを攻撃できる能力を具体化させることが不可欠と判断した。政府内でも同様の見方が強まっており、大綱改定の焦点の一つになりそうだ。

 同日開かれた自民党の安全保障調査会・国防部会合同会議で、岩屋毅安保調査会長は他国への打撃力を米国に依存していることについて「どう考えるか防衛大綱の大きなテーマだ」と指摘。「打撃力の一部を日本が持つことも課題で(大綱の)論点を整理するときに議論してほしい」と指示した。

 敵基地攻撃に関する政府統一見解は「法理的には自衛の範囲に含まれ可能」というもの。安倍晋三首相も12日の衆院予算委員会で「国際情勢の変化」をにらみ、攻撃能力保有を検討する必要があるとの認識を示していた。

 具体的に保有する敵基地攻撃能力としては、遠隔地からでも精密攻撃能力の高い巡航ミサイルの配備が現実的とされる。

敵基地攻撃能力が注目されているのは北朝鮮の脅威が増しているため。昨年12月に発射した長距離弾道ミサイルは射程1万キロと推定され、米国本土にも届く。今月12日の3回目の核実験では長距離弾道ミサイルに搭載できるよう核の「小型化」を進めたとみられる。

 日本を射程に収める中距離弾道ミサイル「ノドン」(射程1300キロ)に搭載可能な核の小型化は既に終えたとの分析もある。ノドンは150〜250発保有しているとみられ、連続発射されればイージス艦と地対空誘導弾パトリオット(PAC3)部隊でもすべてを迎撃できない。
 このため、発射施設を攻撃できる能力を保有しないままだと対処力は限定される。ノドンは発射台に載せて移動可能で、配置場所の特定は困難との見方もあるが、「政権中枢施設の攻撃にも転用できる」(自民党国防関係議員)という抑止力上の意義もある。

 また、北朝鮮が米本土に核ミサイルを撃ち込むと脅せば「米国は日本防衛をためらいかねない」(政府高官)との懸念もある。日本独自の対処力を高めることで、米国の対処力を維持させるねらいもある。

産経ニュース  2013年2月20日
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村復興へ“思い切実” 飯舘で震災後初「子ども議会」

子ども議会で飯舘村の復興に対する思いを質問する児童=福島市・飯舘村役場飯
野出張所

 「自分たちの小学校にいつ帰れるのか」「安心できる環境をつくってほしい」。東京電力福島第1原発事故に伴い、全村避難が続く飯舘村の小学生が村政について村幹部に質問する子ども議会が19日、福島市の村役場飯野出張所で震災後初めて開かれ、子どもらが村の復興に対する切実な思いを投げ掛けた。
 「いつ村に帰れるのか。除染は終わるのか」。臼石小の佐藤琢真君は壇上で、放射線と帰村への不安を訴えた。「放射能は心配。安心して暮らせるようにしてほしい」
 学校生活や復興計画への要望も相次いだ。児童の多くは福島市や川俣町、伊達市の避難先から川俣町の仮設校舎に通学するが、通学に1時間以上を要する子どももいる。臼石小の細杉睦輝君は「スクールバスの乗車時間が短縮される見込みはあるのか」と問い掛けた。草野小の松田亜優さんは「飯舘にいた時のように身近に相談し合える友人や近所の方がいない」と、村外に建設される予定の子育て拠点の内容を質問し、期待を込めた。
 村の3小学校の6年生38人が議長や議員役を務め、菅野村長や村担当者に質問した。

福島民友  2013年2月20日
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ばってん日記:ある明治人の記録 /熊本

 幕末の会津が舞台のNHK大河ドラマ「八重の桜」を毎回見ている。私のこれまでの勤務地の中で、熊本城下町と気風が最もよく似た町は会津若松だろうと以前、小欄に書いた。もう一つ熊本と会津の縁を思い出した。著書「ある明治人の記録」(中公新書)である。

 会津藩士の子だった柴(しば)五郎が、1945年に87歳で亡くなる数年前、少年期を回想した記録だ。

 柴少年は後に陸軍に入り、北京駐在時代に遭遇した義和団事件で、勇敢かつ公正な指揮を欧米列国から称賛された。藩閥時代、会津出身では異例の陸軍大将になった。

 柴自身は公開を考えず戊辰(ぼしん)戦争で倒れ、会津の墓に眠る肉親らを弔う遺書として書き留めた。生前、草稿の校訂を頼まれ71年に本にまとめたのが故石光真人氏だった。

 戦前の大陸で諜報(ちょうほう)に活躍した熊本出身の石光真清の長男で、父の残した膨大な手記を「城下の人」4部作にまとめた人である。熊本から上京した真清少年が柴家に預けられた縁で、石光、柴両家の交流は長く続いた。

 新書で120ページの柴五郎の遺書を、涙を流さずに読み続けられる人はいないだろう。10歳で戊辰戦争に遭い、祖母、母、姉妹ら5人は「非戦闘員の女の籠城(ろうじょう)は兵糧を浪費する」と自刃する。一方では「男子は生き延びて会津の汚名を天下にそそぐべし」と五郎少年を逃がす。会津藩士は極寒の青森県下北半島に藩ごと流され、餓死者を出しつつ原野開拓を続けた。

 草稿を最初に読んだ真人氏は衝撃で呆然(ぼうぜん)となり「いったい書かれた歴史とは誰が作ったものだろうか」と自問した。勝者にのみ都合のいい明治維新観は読後一変する。

 私は94年から3年間、福島県に住んだ。会津若松に赴任した後輩記者は当時の福島県知事からこの本を贈られた。現在まで福島人の心の支えになり、励まし続けている本を世に出したのは、熊本にゆかりの人だった。<熊本支局長・大島透>

毎日新聞  2013年2月20日
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アマゾンベストセラー、幕末維新、 2013年2月21日
2.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
50.会津藩はなぜ「朝敵」か (ワニ文庫)星 亮一
59.幕末の会津藩―運命を決めた上洛 (中公新書)星 亮一
97.会津藩VS長州藩―なぜ“怨念”が消えないのか (ベスト新書)星 亮一
98.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一


人間なんて
何万年までか
元をたどれば
同じ親に
たどり着くのです

ということは
みんな親戚の
ようなものです
( 中谷彰宏  実業家)


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2013年2月20日(水) 政治
小さな一本松力強く 「地区復興の象徴に」山元・磯浜漁港

 東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県山元町の磯浜漁港に、津波に耐えた小さなクロマツが1本だけ残っている。塩害にも負けず、震災から1年11カ月がたった今も青々とした葉を勢いよく広げる。地元の被災住民らは山元町版「奇跡の一本松」の保存に乗り出している。

 クロマツが生育しているのは、県道相馬亘理線に近い漁港内。近くの防潮林から落ちた種が自生したものとみられる。高さ約3メートル、幹は直径約17センチと小ぶりだが、海に向かって立つ姿は力強く見える。
 漁港近くで長年暮らしていた無職荻原源二さん(87)が震災後の2011年5月、がれきの間から見つけた。
 荻原さんは「大きさから推定して十数年前から生えていると思うが、震災前は気に留めていなかった」と振り返る。
 自宅があった磯地区は津波で146戸の集落が壊滅した。荻原さんはクロマツの生命力に引かれ、仮設住宅から何度も足を運んでいるうちに「何とか保存したい」と思うようになったという。
 先月下旬、地区老人クラブの鈴木勝雄会長(65)と星新一行政区長(65)らに相談。2人とも協力を買って出た。
 話を聞いてすぐ、クロマツを見に行ったという鈴木会長は「海に向かって立つ姿が、津波に負けない住民の思いを象徴しているようで素晴らしい」と話す。
 星区長らによると、漁港周辺には幅30〜100メートルのクロマツの防潮林帯があったが、津波で姿を消した。小さな木が持ちこたえた理由は分からないが、鈴木会長は「近くにあった公衆トイレが波を防いでくれたのではないか」と推測する。
 今後は現地を管理する町と協議した上で、具体的な保存策を3月に予定する地区の住民総会で決める。町も震災復旧工事の業者に対し、誤って伐採しないよう注意を促している。
 星区長は「地区の象徴として後世に残したい」と前向き。荻原さんも「さらに大きく育て、漁港に入る船の目印になってほしい」と願う。

河北新報  2013年2月19日
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ペット犬猫992匹保護 福島第1警戒区域・昨年末時点

 福島県が福島第1原発事故の警戒区域で保護したペットの犬猫が2012年末時点で992匹に上ることが分かった。うち4割の引き取り手が見つからず、県は引き取りを呼び掛けている。
 内訳は犬が451匹、猫が541匹。11年4月〜12年12月の県の実態調査や住民の一時立ち入り同行の際に保護した。これまで犬369匹、猫230匹が元の飼い主や新たな飼い主に引き取られた。
 県は飼い主不明の犬猫の写真を保護時から1カ月間、県動物救護本部のホームページで公開し、引き取りを促している。引き取り手が見つからない場合は同県三春町の救護本部三春シェルターで保護している。これまで殺処分した犬猫はいないという。
 県食品生活衛生課は「時間の経過と共に保護数は少なくなっている。避難区域再編が進み、今後は地元市町村と協議して保護活動を進めたい」と話している。シェルターでは猫砂が不足しているため、寄付を呼び掛けている。餌やりや清掃を担うボランティアも募集している。連絡先はシェルター024(983)8330。

河北新報  2013年2月19日
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豪華な岩倉具視邸、ネット競売で古写真発見

 幕末から明治初期に活躍した公家・政治家の岩倉具視(1825〜83年)が東京・丸の内に住んでいた頃の邸宅を写したとみられる古写真が見つかった。

 門前にガス灯があり、馬車が止まっているなど、豪奢ごうしゃな暮らしがうかがえる。当時の政府有力者の自宅を写した写真は珍しく貴重な発見だ。


 倉持基・東大特任研究員(歴史写真学)らが昨春、ネットオークション上で発見した。縦5・8センチ、横10センチで、裏側に「岩倉公邸ノ内」とあり、写っている門や建物が、岩倉家旧蔵の絵図面や記録などと一致することから、1870年秋から84年頃まで岩倉邸だった建物の表門付近の写真とみられる。撮影者、写真の来歴などは不明。


 具視は71年に右大臣となり、同年から73年に特命全権大使として欧米を視察するなど、新政府の中心人物として活躍。邸宅はもと忍おし藩(埼玉県)の藩邸で、具視の死後、一家は移転し、建物も壊されたとされる。岩倉家に関する図像資料を調査してきた研谷とぎや紀夫・関西大准教授(文化資源情報学)は「旧岩倉邸は複数の絵図などに描かれているが、写真は極めて珍しい。旧大名屋敷を転用した厳かな門構えから、権勢の大きさを改めて認識できる」と話している。

読売新聞  2013年2月19日
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アマゾンベストセラー、幕末維新、 2013年2月20日
20.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
27.会津藩はなぜ「朝敵」か (ワニ文庫)星 亮一
34.会津戦争全史 (講談社選書メチエ)星 亮一
56.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
65.会津藩 斗南へ―誇り高き魂の軌跡 星 亮一
72.幕末の会津藩―運命を決めた上洛 (中公新書)星 亮一

やっと夢が叶う、と思ったところで、突然耳が聞こえなくなり、奈落の底に突き落とされた。
もがき苦しんでいるうちに、人の噂が聞こえてこない生活がだんだん快適に思え
るようになった。
ひがんではいけない。どんなことでも受け容れていくのが、人生よ。
( フジ子・ヘミング)


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2013年2月19日(火) 政治・原発・社会
汚染源を日本とする論評も 新たなチャイナハザード

 ルーマニアのコプシャミカという町は、目にするあらゆる物が黒かった。街路樹も畑の土も羊も鳥も子供の顔も重金属を含むススで汚れて真っ黒だった。 取材に訪れたのは1991年の秋。ソ連が崩壊に向かい、東欧諸国が民主化していく中ですさまじい環境破壊の実態が明らかになっていた時期だった。

 「欧州一の汚染地域」とされていたこの町の排出源は、タイヤなどに混ぜるカーボンブラックの製造工場と金属精錬所。長年にわたって煙突から汚染物質を放出し続けたのだ。住民の健康問題も深刻だった。

 首都ブカレストからトランシルバニア山脈を越えると吸血鬼ドラキュラの舞台。黒い町はそうした地方に位置していた。

 中国で現在、進行中の大気汚染もかつてないほど深刻だ。北京などの市街が茶色のスモッグの底に沈んでいる。

 米国に次いで世界第2の保有台数に達し、しかも1年に1千万台のペースで増えている中国の車は、硫黄分の多い低品質のガソリンで走っている。その排ガスや工場の排煙などが、汚染の原因とみられている。

 中国の経済活動を支える電気の8割は、石炭火力でまかなわれている。環境設備も貧弱で汚染物質を空中に放出し続けてきた。そうした結果がこの冬、全人口の約半分の6億人に影響を与えているわけだ。

 国内総生産(GDP)では日本をしのぐ経済大国になっているにもかかわらず、環境問題に関しては、20年前の東欧と大差ない状況だ。無策のつけが、有毒スモッグとなって中国各地の大都市を包んでいる。

偏西風の風下側に位置する日本に、中国の毒気の影響が表れ始めている。

 今回の騒動で有名になってしまったが、中国の汚染大気にはPM2・5という微小粒子状(P)物質(M)が濃厚に含まれていて、それが日本にも到達しているのだ。

 直径が2・5マイクロメートル(0・0025ミリ)以下の微粒子で、硫黄酸化物や窒素酸化物などが主な成分。スギ花粉の10分の1という微細な粒子なので、肺の奥深くまで入り込みやすい。多く吸入していると、呼吸器疾患を招くとされている。

 日本国内でもディーゼルエンジンなどから発生しているが、現在は中国からのPM2・5が多く飛来し、西高東低の分布で列島の大気中濃度を増している。新たなチャイナハザードの出現だ。

 汚染大気の到達は、10年ほど前からだ。汚染源がない九州の五島列島などで光化学スモッグが生じるようになったことから推定されていた。

 春は大陸からの黄砂の季節。有害物質を付着させて運んで来ることも考えられる。酸性雨の原因物質も、稲の害虫のウンカも、漁業の妨げとなるエチゼンクラゲも中国方面からだ。

 北極の氷の減少も中国からのススが舞い降りて太陽熱を吸収しているためという説もある。

 世界1位の二酸化炭素排出国となった中国は、21世紀のコプシャミカの道をたどるのか。

 ちなみに、中国では同国のPM2・5の汚染源を日本とする論評も出たという。

産経ニュース  2013年2月18日
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「八重のゆかり号」「戊辰の軌跡号」運行中 会津バス

定期観光バス「八重のゆかり号」「戊辰の軌跡号」運行中

 会津バス・タクシーを運営している会津乗合自動車(福島県会津若松市)は、2013年内限定で企業再生と地域再生成就に向け、新島八重ゆかりの地を巡る、期間限定・特別仕立ての定期観光バスを運行する。コースは午前「八重のゆかり号」・午後「戊辰の軌跡号」の2コース、ガイド付き。会津若松駅や宿泊施設(東山温泉)から出発し、八重や戊辰戦争のゆかりの地を巡る。効果的に観光スポットを網羅している。運行は原則、各月の土日・祝日、8月のお盆も運行する。

 午前「八重のゆかり号」は、会津若松駅を出発、東山温泉駅を経て、大河ドラマ館、鶴ケ城、八重の生誕の地などを巡り、会津若松駅にもどる約3時間30分コース。料金は大人が3000円、小人2000円。午後「戊辰の軌跡号」は、会津若松駅を出発、日新館、飯盛山、武家屋敷などを巡り、会津若松駅にもどる4時間のコース。料金は大人が3500円、小人2500円(いずれも税、入館料など込み)。2コースとも昼食はつかない。

 2コースとも事前の申し込みは必要だが、現地発現地着のプランなので、会津若松に着いた後の午後、あるいは宿泊施設に宿泊の後の午前に観光を予定なら、会津バス若松営業所(電話0242−22−5555  9:00−18:00受付)に問い合わせるとよい。事前予約は、電話のほか、インターネットでも受け付けている。

産経関西  2013年2月18日
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「黒船に乗り込んだ男」中島三郎助、記念イベント−浦賀ドック跡地で開催

 幕末に黒船に乗り込んで交渉役を務めた浦賀奉行所与力・中島三郎助をしのぶイベント「中島三郎助まつり」が1月20日、浦賀の住友重機・浦賀工場跡地(横須賀市浦賀4)で開催される。主催は「中島三郎助と遊ぶ会」。今年で6回目。

【画像】イベント会場は歴史遺産「浦賀ドック」の機関工場跡

 普段は入ることのできない旧浦賀ドック機関工場を開放して行う歴史イベント。工場内では、函館観光大使・浅岡勤さんによる講演「中島三郎助を語る」、歴史パネル展示、当時をしのぶ創作料理「黒船シチュー」などの飲食ブース、日本舞踊やカントリーダンスなどのステージショーも。

 幕末に浦賀奉行所与力だった中島三郎助は、ペリー来航時(1853年)に日本人として最初に黒船「サスケハナ」に乗り込み、幕府の交渉役を務めた。その後、日本初の洋式軍艦「鳳凰丸(ほうおうまる)」建造の中心人物として活躍。安政6(1859年)には日本最初のドライドックが造られ、太平洋横断直前の咸臨丸の修理も行われた。

 明治2(1879)年、函館・五稜郭で新政府軍との戦いに参加し、息子2人とともに49歳で戦死。業績をしのび、浦賀の愛宕山に「中島三郎助招魂碑」が建てられた。

 開催時間は10時〜15時。問い合わせは同会(TEL 046-841-1509)まで。

横須賀経済新聞  2013年2月18日
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アマゾンベストセラー、幕末維新、 2013年2月19日
7.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
22.幕末の会津藩―運命を決めた上洛 (中公新書)星 亮一
34.「朝敵」たちの幕末維新  星亮一
47.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
60.八重と会津落城 (PHP新書)星 亮一
94.会津戦争全史 (講談社選書メチエ)星 亮一


明日はもっとよくしようって毎日思っている。
時々ガックリする出来事もあるけど、
毎日そう思っていると、本当に明日や明後日がよくなるって信じているの。
(フジ子・ヘミング  ピアニスト)

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2013年2月18日(月) 原発
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福島の避難区域再生へ計画提示 政府、インフラなど広域整備

 「原子力災害からの福島復興再生協議会」であいさつする根本復興相=17日午後、福島市

 政府は17日、東京電力福島第1原発事故を受けた「原子力災害からの福島復興再生協議会」を福島市で開き、住民が避難を迫られている福島県12市町村での復興や帰還促進の具体的な取り組みを盛り込んだ「避難解除等区域復興再生計画」の概要を提示した。当面の期間を10年間とし、道路などのインフラに加えて医療・福祉体制を広域で整備するのが柱。

 計画は昨年7月に閣議決定した「福島復興再生基本方針」に基づき作成。今後関係自治体の意見を聞いた上で、詳細な計画をまとめ、今年3月までに正式決定する。

 根本匠復興相は「これまで福島が抱える特有の課題に対応しきれていなかった」と指摘。

共同通信  2013年2月17日
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新島八重、岡山で講演の記録 1909年、山陽高等女学校で

新島八重の講演内容が掲載された広報誌

 NHK大河ドラマ「八重の桜」のヒロインとして注目を集める新島八重(1845?1932年)が山陽高等女学校(山陽女子中・高の前身、岡山市中区徳吉町)で09年に行った講演の記録が広報誌に残っている。会津藩の教えを守り、“ハンサムウーマン(美しい行いをする人)”とたたえられた八重。20世紀を迎えたばかりの講演では、女子生徒に学問で将来を切り開くよう訴えている。

 八重は戊辰(ぼしん)戦争(1868?69年)でスペンサー銃を手に、男装して戦闘に加わるも藩は降伏。同志社大(京都市)を創立した新島襄(43?90年)の妻となり、日清・日露戦争の際は看護婦として活動するなど波乱の人生を歩み、皇族以外の女性として初めて叙勲を受けた。

 講演は、広報誌「みさを 第42号」(A5判84ページ)に2ページ半にわたって掲載されている。山陽学園大(同平井)の図書館書庫に収められていた。

 タイトルは「白虎隊」で、自らが砲術を教えた隊士が所属していた白虎隊の戦いや自決の様子などを語りながら「ならぬことはならぬ」などの教えで知られる会津藩の教育が大きな影響を与えていたことを説明。「君につかへ、親につかふる道を知らせてゐました」と述べた。

 また、「女子は国の栄の基礎となるものです。故に意志を強く忍耐力に富んでゐなければならぬ、堅い決心をもつて學びの道を辿(たど)られんことを希望します」と強調している。

山陽新聞  2013年2月17日
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福島・会津藩校日新館:大河ドラマ「八重の桜」効果 入場者が5割増

 大河ドラマ「八重の桜」放映開始以来、福島県会津若松市でロケに使われた歴史施設の入場者数が回復し、震災前を上回るところも出てきている。中でも「ならぬことはならぬものです」に象徴される藩士の教育拠点を再現した「会津藩校日新館」には昨年の3倍、震災前の5割増と多くの観光客が訪れ、再評価されている。【乾達】

 日新館は、会津藩が藩政改革の中心となる人材養成機関として、1803年に鶴ケ城の西隣に建設。10歳になった藩士の子息が通い、学問や武芸に加え、「什(じゅう)の掟(おきて)」など会津の武士道精神を学んだ。全国の藩校の中で随一とも言われ、ドラマの主人公・山本八重の兄覚馬や、白虎隊士も通った。しかし、戊辰戦争で焼失し、現在の建物は86年に同市北部の河東町に地元有志の手で再建された。

 2000平方メートル以上の敷地に、残っていた図面を基に弓道場や水練池まで再現。白虎隊士らが学ぶ様子や史料の展示に加え、宿泊可能な研修施設の機能も持つ。さらに同市では什の掟を基にした「あいづっこ宣言」を小学生が暗唱し、同館で小学4年生が講話や座禅を体験し、10歳の立志をする「半成人式」を行う学校も周辺地域を含め40校以上に上るなど地域の道徳教育の支柱的存在になっている。

 脚本家の山本むつみさんや主演の綾瀬はるかさんらドラマ関係者も見学に訪れ、ストーリーや役作りのヒントを得た。初回の放送では什の掟をはじめ会津の精神文化がクローズアップされ、日新館の名もセリフの中に何度も登場した。そのお陰で、週末を中心に大雪が降る悪条件にもかかわらず、関心を持った個人客が県内外から訪れ、春先の団体予約も次々に入っている。

 見学者の案内を務める観光事業部長の仮名則嗣(かりなのりつぐ)さんは「綾瀬さんは背筋が伸びる思いがすると感想を語ってくれた。ドラマを見て訪れる人もそういう空気を体感して、先人の生き方や歴史に思いをはせてほしい」と話した。

 この他、昨年度は原発事故の影響で約2割減の約49万人に入場者が落ち込んだ鶴ケ城天守閣も、“八重効果”で昨年11月以降は平年並みを回復、1月は隣接する大河ドラマ館オープンの相乗効果もあって15%上回った。2月も昨年の2倍のペースで、来年度は70万人超えを目指す。ドラマ館も2月15日に入場者が3万人に達した。関係者は「週末ごとに大雪が降る中で上々の滑り出し」と話す。
 ◇歴史施設の1月入場者状況◇

鶴ケ城天守閣        震災前より15%増

御薬園(松平家庭園)    震災前並みを回復

会津藩校日新館       前年比3倍

会津武家屋敷(西郷頼母邸) 前年比5割増

大河ドラマ館        2月15日で3万人

毎日新聞  2013年2月17日
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アマゾンベストセラー、幕末維新、 2013年2月18日
11.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
22.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
82.女たちの会津戦争 (平凡社新書)星 亮一
86.会津藩流罪―故郷を追われた難民からの再出発 復旧・復興に六十年星 亮一
98.戊辰戦争 裏切りの明治維新 (静山社文庫) [文庫] 星 亮一
100.勝海舟と明治維新の舞台裏 (静山社文庫)星 亮一


世話をするだけでなく、
あなたの心をあたえなさい。
(マザー・テレサ)


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2013年2月14日(木) 原発・政治・社会
福島、新たに2人が甲状腺がん 放射線による影響否定

 福島県の県民健康管理調査の検討委員会で報告する福島県立医大の鈴木真一教授=13日午前、福島市

 東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べている福島県の県民健康管理調査の検討委員会が13日、福島市内で開かれ、18歳以下(震災当時)の2人が新たに甲状腺がんと確定したと報告された。昨年9月に判明の1人と合わせ、3人となった。

 福島県立医大の鈴木真一教授は「甲状腺がんは最短で4〜5年で発見というのがチェルノブイリの知見。今の調査はもともとあった甲状腺がんを把握している」と述べ、福島第1原発事故による放射線の影響を否定。一方で「断定はできない。これからきっちり検討していく」とした。鈴木教授によると、3人とも手術を受け、経過は良好という。

共同通信  2013年2月13日
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浪江に「戻らない」41% 町が沿岸部住民調査

 東京電力福島第1原発事故で全町避難を余儀なくされている浪江町は12日、東日本大震災で津波被害を受けた沿岸部住民に行ったアンケート結果を公表した。帰町の意志については「戻らない」とした住民が41.7%で最多だった一方、「わからない」も34.1%と多く、発生から2年を迎えようとしている現段階でも帰町の判断を迷っている状況が浮き彫りとなった。
 「戻らない」理由(複数回答)で多かったのは「原発への不安・不信」が47件、「新しい場所で生活を始めている」が42件で、町の多くで放射線量が高く、避難が長期化する中での帰還の難しさを示した。
 「わからない」とした住民の理由では「先がみえない」が18件、「原発への不安・不信」が15件、「インフラ整備への不安」が12件などだった。

福島民友  2013年2月13日
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好戦あおり庶民生活抑圧 正恩政権下、餓死数万人説

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権は核実験に先立ち米国を名指しで非難しており、核実験強行の外交的狙いが米国を2国間交渉に引きずり込むことにあるのは確実だ。一方で正恩体制に入ってから数万人の餓死者が出たとされ、好戦ムードをあおって不満をそらし、国内引き締めを図るという内的要因も色濃い。16日の金正日(ジョンイル)総書記誕生日を前に、「遺訓」を盾に正恩政権は国民の統制を強めている。

 「米国の敵対行為に対し、国の安全と自主権を守るため、実施された」。北朝鮮国営朝鮮中央通信は12日、今回の核実験の目的をこう報じた。先月22日の国連安全保障理事会の制裁決議採択後の声明でも「核実験は敵である米国を狙う」ものだと明言している。

 正恩政権には米朝2国間交渉を何としても始めたい事情がある。米国は体制の死活を左右する最大脅威だ。「核保有国化」が金総書記最大の功績の一つとされ、対等な「核保有国」として振る舞い、朝鮮戦争の休戦協定を平和協定に転換することは金日成(イルソン)主席以来の“宿願”といえた。

 米国狙い撃ちに対し、同じく自制を求めた日中露韓の働きかけはほぼ無視され、「6カ国協議はもはや存在しない」と突き放した。

一方で韓国政府関係者が「7対3の割合で内的要因が強い」と指摘するように強行路線を突き進めざるを得ない国内事情もある。

 「子供2人を殺して食べようとした父親が銃殺された。『肉がある』と勧められた妻が、子供がいないのをいぶかり通報。軒下から遺体の一部が見つかった」

 平壌の南にある黄海南道(ファンヘナムド)の農村幹部が、北朝鮮情報を伝えるアジアプレス関係者に語った内容だ。隣の黄海北道と合わせ、北朝鮮の穀倉地域が昨年4〜6月に人肉食が横行するほどの飢餓に見舞われたという。

 穀倉地域でのこれほどの飢餓は、昨年4月の金日成主席生誕100年や正恩氏の第1書記就任に合わせ、平壌住民や軍隊への配給を優先して「コメを根こそぎ奪う」苛烈な取り立てをしたことが原因とされる。「村の1割が死んだ」などの証言からアジアプレスは少なくとも万単位の人が餓死したと分析、国連機関に報告書を提出した。

 こうした中、正恩政権が、庶民生活を支えてきたヤミ市場を14日から閉鎖させるよう治安機関に取り締まりを指示。15日から労農赤衛隊など住民組織に国防活動への動員を命じていたことが、朝鮮半島消息筋などの話で分かった。

正恩政権は「核実験は民心の要求だ」などと国民の団結を鼓舞してきた。ヤミ市場摘発や住民動員は米国との対決を口実に緊張感を高め、住民の自由な動きを封じる狙いがあるようだ。

 正恩政権発足から1年を迎え、一向に経済改善が進まないことに地方幹部からも金第1書記への不満が漏れるようになったという。昨年、軍トップら幹部の入れ替えを繰り返すなど、軍内の基盤も盤石とはいえない。北朝鮮は12日、7月の朝鮮戦争休戦60周年などの節目を「国防力強化で輝かせ、長距離ロケットを引き続き発射する」との朝鮮労働党の決定を報じた。経済や権力基盤に不安を抱える正恩政権はいっそう「先軍」路線を突き進むことになる。(ソウル 加藤達也、桜井紀雄)

産経新聞  2013年2月13日
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アマゾンベストセラー、幕末維新、 2013年2月14日
29.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
61.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
76.八重と会津落城 (PHP新書)星 亮一
88.幕末の会津藩―運命を決めた上洛 (中公新書)星 亮一
99.戊辰戦争 裏切りの明治維新 (静山社文庫) 星 亮一


生きているだけでも、
素晴らしい。
何かできたら、
もっと素晴らしい。
(植西聰  心理カウンセラー)

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2013年2月13日(水) 政治・原発・社会
福島原発賠償の時効撤廃 政府、特例法案を検討

 下村博文文部科学相は12日、東京電力福島第1原発事故の和解をめぐる手続き中に、賠償請求権の時効が過ぎても、権利が消滅しないよう特例法案を検討していることを明らかにした。通常国会に提出する方向で調整を進める。

 民法では損害賠償請求権は3年を経過した場合、時効により消滅すると規定されており、福島県などが国に対応を求めていた。

 国の「原子力損害賠償紛争解決センター」による和解仲介手続きが不調に終わった時点で時効を過ぎても、その後、一定期間は賠償請求権がなくならないことを法案に明記する。

 原発事故では東電が既に、時効が過ぎても損害賠償に応じる考えを示している。

共同通信  2013年2月12日
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中国艦船が照射と米も「確信」 日本発表を全面支持

 【ワシントン共同】米国務省のヌランド報道官は11日の記者会見で、中国海軍艦船が海上自衛隊護衛艦に射撃管制用レーダーを照射した問題で、米国は(照射が)実際にあったと「確信している」と述べ、日本政府の発表を支持する姿勢を示した。

 レーダー照射を「日本の捏造」と反論している中国政府をけん制し、事実関係を認めて二度と同様の問題を起こさないよう中国側に強く求める狙いとみられる。

 報道官は米国としての判断の根拠として、照射問題について日本側から説明を受けたと指摘。その上で「中国側に対して極めて明確に懸念を伝えている」とあらためて強調した。

共同通信  2013年2月12日
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被爆者「核実験、許されぬ」 在日コリアンから批判も

 北朝鮮が3度目の核実験を実施した可能性があると、政府が発表した。金正恩(キムジョンウン)体制に変わっても続く北朝鮮の強硬姿勢に、広島や長崎の被爆者は「許されない」と強く非難した。拉致被害者の家族は日朝協議への影響を懸念し、在日コリアンからも北朝鮮の姿勢に疑問の声があがった。

     ◇

 「外交手段で核実験をしているのかもしれないが、実用される可能性もある」。国民学校3年のとき、母と弟を捜して入市被爆した広島市安芸区の豊永恵三郎さん(76)は憤った。

 現在、在外被爆者の支援に取り組む。北朝鮮には約300人の被爆者がいると推定されるが、国交もなく、被爆者健康手帳を持っているのは1人だけ。

 豊永さんは「北朝鮮は、被爆者援護が最も遅れた地。そんな国での核実験は、苦しんできた被爆者の中でも取り残されている人たちのことが気の毒だ」。

 広島県朝鮮人被爆者協議会の李実根(リシルグン)会長(83)は、「いかなる国、いかなる立場であろうと、核を作ること、持つことは絶対に許されない」と話す。16歳のとき、原爆投下翌日の広島に入り、被爆した。

 一昨年に米ニューヨークを訪れ、核兵器を保有する9カ国の在米大使館などで非核を呼びかけた。「北朝鮮だけが、自国民である私に面会してくれなかった」。一方で、米国も大量の核弾頭を保有し、日本も実質的に米国の核の傘に入っていると指摘。「米国が核から手を引かない限り、北朝鮮としても引かないのでは。日本も核の傘から離脱してほしい」と話した。

 長崎原爆被災者協議会の谷口稜曄(すみてる)会長(84)は「肝心の日本政府がきちんとした態度を示さなければ状況は変わらない」と話す。

 「被爆国の政府として、核が人間に与える恐ろしさと核兵器廃絶をしっかり訴えるべきだ」

     ◇

 【清水大輔】昨年末のミサイル発射に続いて、今度は核実験の強行。拉致被害者の家族たちは憤りをあらわにしつつ、ミサイル発射で再開が遠のいていた日朝協議のさらなる停滞に懸念を示した。

 「いつも同じことの繰り返し。『子どもを帰して下さい』と、当たり前のことを言っているだけなのに、翻弄(ほんろう)され続ける。先が見えません」。拉致被害者、横田めぐみさんの母早紀江さん(77)はいらだちを見せた。それでもなお、「政府には交渉の道筋だけは探し続けてほしい」と絞り出すような声で訴えた。

 「解決が遠のかないか心配だが、これを逆手にとって対話に向けたきっかけにしてほしい」と話すのは田口八重子さんの長男、飯塚耕一郎さん(35)だ。一秒でも早く家族たちと会わせてあげたい気持ちは変わらない。「核実験は北朝鮮が何かを欲しているサイン。圧力だけでは対話が遠のいてしまう」

 増元るみ子さんの弟、照明さん(57)は「日朝協議への影響が心配だ。まずは拉致を名目にした制裁を科すべきだ」と強調した。日本はミサイル発射や核実験強行への制裁措置として、2006年から北朝鮮からの輸入を、09年から北朝鮮への輸出を全面禁止している。照明さんは「北朝鮮への送金停止など、さらに圧力を与えなければ、交渉しても何も進まない」と訴えた。

     ◇

 核実験実行の可能性が伝えられたことに、在日コリアンらは批判しつつ、冷静な受け止めを求めた。

 30代の在日コリアンの女性は「軍事費に回すお金があればなぜ国民のために使わないのか」と北朝鮮を批判した。朝鮮学校では社会主義の理想は「平等」だと学んだ。3代にわたる世襲、繰り返される核実験、平壌と地方との貧富の差に「冷めた目でしか北朝鮮を見ることが出来ない。一刻も早く独裁政治から抜け出してほしい」。

 一方、北朝鮮だけを非難する日本社会の姿勢にも疑問を覚える。「北朝鮮とは比べものにならない数の核兵器を保有する国があり、日本もその傘に守られている」

 朝鮮学校に子どもが通う都内の女性は「核実験は許されることではないが、北朝鮮の脅威のみが誇張され続けるのが怖い。子どもへの嫌がらせが起きないか心配だ」と話した。

朝日新聞  2013年2月12日
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アマゾンベストセラー、幕末維新、 2013年2月13日
15.幕末の会津藩―運命を決めた上洛 (中公新書)星 亮一
28.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
34.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
89.戊辰戦争 裏切りの明治維新 (静山社文庫)星 亮一
91.八重と会津落城 (PHP新書)星 亮一
93.会津藩はなぜ「朝敵」か (ワニ文庫)星 亮一
98.奥羽越列藩同盟 (中公新書)星 亮一


ほとんどの人が
成功とは
手に入れるものだと
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でも本当のところ
成功とは
与えることなのです
(ヘンリー・フォード  アメリカの企業家)

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2013年2月12日(火) seiji ,gennpatu ,shakai
「批判歓迎」では?習総書記を皮肉った女性拘束

2013年2月10日(日)18時4分配信 読売新聞

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 【広州=吉田健一】香港の人権団体・中国人権民主化運動ニュースセンターは10日、中国共産党の習近平総書記が「民衆との近さ」をアピールしていることなどを皮肉る書き込みをインターネット上で行った四川省南充市の女性が、国家政権転覆扇動容疑で公安当局に拘束されたと伝えた。

 中国では最近、習氏の私生活や、地方視察で人々と交流する様子などを紹介するブログが人気だが、拘束された女性はこのブログを「やらせ」だと指摘。習氏が本当に民衆と近く交わっているなら「狙撃手が暗殺を企てれば簡単に出来てしまう」などと書き込んでいたという。女性は6日に連行されたという。

 習氏は6日、共産党の翼賛団体代表らと会見した際、「党批判を歓迎する」との意向を表明した。しかし、中国では毛沢東が発動した「百家争鳴・百花斉放」運動で自由な意見表明が奨励された際にも、発言した人の多くが一転、迫害された歴史がある。ネット上では、習氏の発言も警戒感を持って捉える声が出ている。



石巻、津波死亡・行方不明者 3分の2が自宅で被災

 東日本大震災の犠牲者が最も多かった宮城県石巻市で、津波による死亡・行方不明の3分の2が、自宅で被災したとみられることが、土木学会津波避難調査小委員会の三上卓幹事長らのグループの調査で明らかになった。体が不自由だったり、迎えを待っていたりして自宅から逃げられなかった人は全体の2割に達した。
 市の震災時の犠牲者は、住民基本台帳上で3592人(昨年12月末現在、行方不明者を含む)。グループは犠牲者の家族や近隣住民へのアンケートと聞き取りを2011年11月に始め、死亡時の居場所や津波到達直前の行動について、812人の状況を把握した=グラフ=。
 このうち自宅で被災した犠牲者は65.9%に上った。自宅にいた理由は「逃げなかった」が調査対象全体の34.5%。「体が不自由か付き添いで自宅にいた」は15.4%、「自宅で迎えを待っていた」は5.4%と、何らかの避難支援が必要だった人が2割に上った。「一度避難したが自宅に戻る」も5.4%あった。
 年代別にみると、自宅で被災した人の割合は0歳〜40代の34〜53%に対し、50〜90代が68〜85%と高かった。「体が不自由か付き添いで自宅にいた」という人は50代と70〜90代が突出した。
 避難中に亡くなった人は全体の22.3%だった。避難手段別では車が51.9%を占め、徒歩の28.7%に比べて2倍近い差があった。
 徒歩避難中に亡くなった女性の割合は、男性の1.9倍と高く、60〜80代が95%を占めた。運転免許所持率の低さや歩く速度の遅さから、徒歩避難が間に合わなかったとみられる。
 元群馬高専准教授で建設コンサルタント会社に勤める三上幹事長は、調査結果から犠牲者全体の3分の2が自宅で被災したと推測。「津波への危機意識の低さに加え、震災が平日の日中に起きたため勤め人が自宅におらず、避難に手助けが必要な要援護者らが家に取り残されたことも大きい」と分析する。
 「お年寄りらの避難介助には限界がある。行政が住宅の高台移転を補助するなど津波災害に強いまちづくりを進めるべきだ」と話す。

産経ニュース  2013年2月11日
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中国軍が挑発再開 戦闘機が領空接近、監視船は尖閣に

 中国軍が東シナ海で挑発行為を再開させたことが10日、分かった。日本政府が5日に海軍艦艇の射撃管制用レーダー照射を公表して以降、3日間沈静化していたが、9日になり空軍戦闘機などが日本領空に接近。沖縄県・尖閣諸島周辺では10日、照射公表後初めて海洋監視船も航行した。

 日本政府は、照射が「軍の独断」で、中国共産党指導部は当初、事実関係の回答を留保する一方、軍に挑発自粛を指示したと分析。8日になり中国外務省に照射を「捏造(ねつぞう)」と公式に否定させたことを機に軍への指示も一転、挑発再開を命じたとの見方を強めている。

 9日に領空接近したのは中国海軍のY8が1機と空軍戦闘機J10(殲10)2機。航空自衛隊は戦闘機の緊急発進(スクランブル)で対処したとみられる。Y8とJ10は昨年12月以降、連日のように接近飛行を繰り返していたが、今月6〜8日は途絶えていた。

 中国国防省も5日以降、公式には照射の事実関係について沈黙を貫いたが、8日、「中国軍の正常な訓練活動を歪曲(わいきょく)(した)」と主張。接近飛行を再開させたのは、「正常な訓練」として挑発を継続する意思を鮮明にしたといえ、日本政府高官は「照射に対する日米両国の批判に屈したとみられるのを嫌ったのでは」と指摘する。

 一方、尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域では10日、海洋監視船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国公船が確認されたのは5日以来。

 中国の旧正月にあたる春節期間中に公船を尖閣周辺に派遣するのは異例とされる。小野寺五典防衛相が9日午前、「(5日以降は)尖閣周辺の公船の動きが収まっている」と述べたことに反発し、即座に尖閣に接近させたとみられる。

産経新聞  2013年2月11日
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アマゾンベストセラー、幕末維新、 2013年2月12日
23.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
63.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
69.会津将軍 山川浩  星 亮一
89.戊辰戦争 裏切りの明治維新 (静山社文庫) 星 亮一
99.会津と長州、幕末維新の光と闇 [単行本] 星 亮一


友よ
逆境にあるときは
つねに
こう叫びなさい
「希望がある
希望がある
まだ希望がある」と
(ヴィクトル・ユーゴー  フランスの作家)


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2013年2月11日(月) 政治
中国、うやむや決着狙う? 日本政府の「データ開示」に沈黙

北京の中国外務省で記者会見する華春瑩副報道局長=8日(共同)
 中国海軍艦船が海上自衛隊護衛艦に射撃管制用レーダーを照射した問題で、日本政府が照射に関する証拠データ開示を示唆したことについて、中国政府は10日までに公式な見解を発表していない。日本側の発表を「捏造」として非難する立場を堅持しつつも、事実関係をうやむやにしたまま沈静化を図る狙いのようだ。

 日本政府がデータを開示した場合も、中国は「使用したのは監視用レーダーで、射撃管制用レーダーではない」との主張を繰り返すとみられ、日本の発表を認めて謝罪する可能性は極めて低い。

 習近平指導部は照射公表を日本が仕掛けた世論戦と位置付け、対抗する方針を明確にした。ただ米国が自制を求めるなど国際社会の中国への批判が高まりつつあり「これ以上緊張がエスカレートするのは避けたい」(日中関係筋)考えだ。(共同)

産経ニュース  2013年2月10日
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復興庁1年 現場主義で地域再生加速せよ(2月10日付・読売社説)

 東日本大震災の被災地を再生させる司令塔である復興庁の設置から、10日で1年を迎える。

 被災者の集団移転、社会資本の整備、原子力発電所事故対応など、未解決の課題は多い。安倍政権は、復興事業を全力で加速させるべきだ。

 復興庁は今月、福島復興再生総局を設置し、事務局長に峰久幸義前次官を起用した。福島復興局、福島環境再生事務所、原子力災害現地対策本部の3組織を統括し、縦割り対応を改める狙いだ。

 原発事故の被害を受けた福島県の復興は、宮城、岩手両県と比べて遅れている。峰久前次官を現地に常駐させ、現場の声を聞いて、迅速な政策決定ができる体制を構築したことは評価できる。

 復興庁にも、関係省庁の局長級による福島復興再生総括本部を設置し、東京・福島の「2本社体制」で取り組みを強化するという。

 昨年9月時点で、復興予算の執行率は51%にとどまり、中でも除染は18%と低い。汚染土などの中間貯蔵施設の場所確保・整備が遅れていることが最大の原因だ。

 再生総局設置を機に、関係自治体と調整し、施設受け入れの同意取り付けを急ぐ必要がある。

 政府は2013年度予算案で、復興特別会計に前年度比6086億円増の4兆3840億円を計上した。5年間で19兆円だった復興予算の枠も6兆円増額した。

 民主党政権では、「全国防災事業」として、被災地の復興と乖離かいりした多額の予算が発覚し、批判された。13年度は、人命に直結する事業に使途を限定し、昨夏の要求段階の9412億円から1300億円に絞り込んだのは当然だ。

 復興予算は、所得税や住民税などの復興増税が主財源である。ムダな歳出は許されず、本当に必要な事業に予算を集中させなければならない。事業の費用対効果を精査し、民間企業と連携して相乗効果を上げてもらいたい。

 災害公営住宅整備、市街地再整備など5省40事業を対象とする復興交付金は、5918億円に倍増された。ただ、小規模の被災自治体では依然、技術系の専門職員が不足しており、交付金を使い切れない例が少なくない。

 公務員OBや民間の技術者を積極的に活用し、人材支援を強化することが大切だ。

 イベント開催、情報発信など、複数の府省にまたがるソフト事業を支援する復興推進調整費も、前年度の2倍の100億円が計上された。現地のニーズを踏まえた、きめ細かな対応が求められる。

毎日新聞  2013年2月10日
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備前国を描いた巨大絵図発見 児島の旧野崎家住宅

旧野崎家住宅で見つかった巨大な備前国絵図。下部は現在の児島半島

 倉敷市児島味野の国重要文化財・旧野崎家住宅で、江戸時代の備前国を描いた巨大な絵図が見つかった。4枚一組で、組み合わせると縦5・6メートル、横5・4メートル。研究者は「備前国を描いた絵図では例のない大きさ。非常に珍しい」としている。

 絵図は1枚が4畳半ほどの大きさ。和紙に顔料で山や川、街道などを描き、村名や隣国までの距離、「人馬通不自由」といった情報を書き込んでいる。作者不詳で、裏面に記された延宝9(1681)年の完成とみられる。

 調査した倉地克直岡山大文学部教授(日本近世史)によると、岡山藩が1645年に作った正保国絵図が基になっており、同年より後に開発された新田などを加筆している。

 正保の絵図は幕府が各藩に命じて作製。縮尺が2万1600分の1に統一されているが、見つかった絵図は約1万3千分の1。実用に向かないサイズで、岡山城を細かく描写したり、金の顔料で古城を強調しており、倉地教授は「美術品の性格が強く、鑑賞用ではないか」とみている。
山陽新聞  2013年2月10日
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人間の魂に火が付いたなら、
不可能は消滅するように出来ている。
( ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ  17世紀フランスの詩人)


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2013年2月10日(日) てれびi、政治。しゃかい
都内の30代男逮捕へ=猫に記憶媒体、防犯カメラで浮上―PC遠隔操作・警視庁など
時事通信 2月10日(日)6時39分配信

 遠隔操作ウイルスに感染したパソコンから犯行予告が書き込まれた事件で、警視庁などの合同捜査本部は10日、東京都江東区の30代の男が関わった疑いが強まったとして、任意同行を求めた。威力業務妨害容疑などで取り調べ、容疑が固まり次第逮捕する。4都府県警が誤認逮捕を謝罪し、サイバー犯罪捜査の在り方が問われる事態となった事件は、発覚から約4カ月で重大局面を迎えた。
 捜査関係者によると、男は神奈川県の江の島で、犯行声明を書き込んだ記憶媒体のマイクロSDカードを猫に取り付けたとみられる。
 島内の防犯カメラの映像で浮上したといい、カードを分析した結果、ウイルスとみられるデータを検出。捜査を続けた結果、男が作成に関わった疑いが強まったという。
 捜査本部は1月5日未明に犯人を名乗る人物から報道機関などに届いたメールの情報に基づき、江の島で猫の首輪からカードを回収。カードからは「事件に巻き込まれたせいで無実にもかかわらず人生の軌道修正をさせられた」とする文書などが見つかった。
 捜査関係者によると、島内の防犯カメラ映像から猫に近づく複数の人物を特定し、このうち、男が首輪を取り付けるのを確認した。男は以前にも別のサイバー事件で逮捕されたことがあるという。 
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あらすじ - 上意討ち 拝領妻始末
昨夜、テレビ朝日記念番組

sakuyanoterebi
会津松平藩馬廻りの三百石藩士笹原伊三郎は、主君松平正容の側室お市の方を、長男与五郎の妻に拝領せよと命ぜられた。武芸一筋に生きてきた伊三郎は、笹原家に婿養子として入った身で、勝気な妻すがの前で忍耐を重ねて暮してきた。だから、与五郎には自分の轍を踏ませず、その幸福な結婚を願っていたため、なんとしても命を受けるわけにはいかなかった。伊三郎は親友で国廻り支配の浅野帯刀に相談し、時をかけてこの話を立ち消えにしようと考えた。しかし、側門人高橋外記の性急な要請と、笹原一族の安泰を考える笹原監物の談判を受け、伊三郎は藩命という力の前に屈した。間もなく与五郎といちの祝言が挙げられた。いちの花嫁姿は子を生んだ女とは思えないほど初々しく、その後も夫や姑に従順に仕えた。家督を与五郎に譲った伊三郎はそんないちが、なぜ藩主から暇を出されたのか訝った。いちは十九歳の時、許嫁がいるにもかかわらず一方的な藩命で正容の側室にされ、菊千代を生んだ。その悲惨な運命を受け入れたいちが、喜々として正容の側室になったお玉の方を見た時、正容をけだもののように感じて逆上したのであった。与五郎も伊三郎も、この一部始終をいちから聞いているうちに、いちほど立派な嫁はいないと思った。平和な日が続き、いちはとみを生んだ。そんなある日、正容の嫡子正甫が急死した。菊千代が世継ぎと決り、いちの立場は藩主の母となってしまったために、藩の重臣は与五郎にいちを返上せよと命じた。この人道にそむく理不尽な処置に伊三郎は怒った。これまで笹原家の門閥と格式を守ることにのみ生きてきた伊三郎は、与五郎と共に叛徒になる決心をした。明け方、上意討ちの一隊が笹原家を襲ったが、拉致されたいちは自ら刃の前に身を投げ出して果て、与五郎もいちに折り重って敵刃に倒れた。伊三郎は狂気のように荒れ狂い、外記らを斬りまくった。やがて、藩の非道を幕府に訴えようと、とみを連れて旅に出る伊三郎の前に領内の出入りを見張る帯刀が現われた。役目とはいえ、非痛な思いで伊三郎に対峙する帯刀は、伊三郎の豪剣の前に倒れた。しかし、その伊三郎も追手の銃弾に果てた。その場所鬼神ケ原には、とみの泣き声が藩の非道を訴えるように聞こえていた。



中国軍の挑発沈静化 日本政府、「軍独断」の見方

 政府が5日に中国海軍艦艇の射撃管制用レーダー照射を発表して以降、東シナ海での中国軍の挑発が沈静化していることが8日、分かった。フリゲート艦は沖縄県・尖閣諸島の北方海域に展開しているものの動きは小さく、連日続いていた戦闘機などの領空接近は途絶えた。中国共産党指導部が挑発を自粛するよう指示したためとみられ、政府は照射が「軍の独断」だったとの見方を強めている。

 東シナ海上空では昨年9月以降、中国海軍のY8哨戒機とY8情報収集機が日本領空に連日接近。12月からはY8を護衛する形で空軍戦闘機J10も近づき始めた。緊急発進(スクランブル)する航空自衛隊のF15戦闘機や警戒監視中の海上自衛隊P3C哨戒機などが入り乱れ、偶発的な衝突が懸念されていた。

 政府高官は「年末から一触即発の状態が続いていたが、6日以降は驚くほど静かになった」と指摘。別の高官も「フリゲート艦を尖閣北方から後退させることはないが、この3日間の領空接近は皆無だ」と語る。

 レーダー照射では、党指導部の指示か、軍の現場の独断だったかが焦点。防衛省幹部は「指導部の指示であれば照射を即座に正当化した上で、反発のメッセージとして別の形で挑発に出る準備をしていたはずだ」と分析する。

 逆に、挑発が沈静化したことで、国際社会の批判を恐れた指導部が慌てて挑発の自粛を軍に命じたとの指摘が多い。パネッタ米国防長官も中国に自制を求めており、政府の積極的な公表が中国軍の挑発を封じる上で奏功したといえる。

 中国では今月10日に春節(旧正月)を迎え、政府は祝賀ムードの中で軍が挑発を再開させるかにも注目している。仮に挑発に出てくれば、今度は指導部の指示であることは明白だ。

産経ニュース  2013年2月9日
--------------------------------------------------------------------------------「承知していない」から「事実と違う」へ
2月5日、小野寺防衛相は、1月30日に東シナ海で中国海軍の艦船が、海上自衛隊の艦船に射撃管制用のレーダーを照射していたことを発表しました。これに併せて、やはり1月19日、別の中国艦船が海自ヘリコプターにレーダーを照射した可能性も明らかにしました。これは実際の発砲に準じる行為で、少なくとも戦闘状態にない国同士の間で行われるには、あまりに攻撃的な意思表示です。偶発的な武力衝突の危険性に対して、日本政府だけでなく、米国政府も懸念を示しています。

日本政府の抗議に対して、中国側の担当者は当初、「まず事実を確認したい」と応えたと伝えられています。「これを承知していたわけでない」という姿勢をみせた後、7日夜の声明で、中国政府は日本政府の主張が「事実に合致しない」として、むしろ日本の艦船から追尾されたと非難し始めました。

考えられる筋書き
尖閣問題をめぐる日中間の緊張が少なくとも表面的にはやや沈静化していたタイミングで、かつての「餃子農薬混入事件」などと同様に、自らの責任を全く否定し、むしろ日本に責任の全てがあると声高に主張する姿勢に、うんざりしたひとも多いでしょう。かくいう私もそのひとりです。なぜ、中国は責任を認めないのでしょうか。

今回の事案には、およそ二つのシナリオが考えられます。

•国際常識に乏しく、なおかつ反日的な末端の兵員が、勝手にレーダーを照射した。それを公にすれば、人民解放軍の管理能力に対する評価を著しく損なうため、「事実でない」と強弁している。
•日本に対してプレッシャーをかけるため、実は政府レベルから、明示的であれ暗示的であれ、フリゲート艦にレーダー照射の指示があった。それもやはり公にできないので、知らなかったふりをして、「事実でない」と強弁している。
前者の場合、まさに偶発的な武力衝突を引き起こしかねない問題です。経済的なコストや国際世論、さらに日米同盟の存在を考えれば、いま中国政府が日本相手に戦争を仕掛けることは考えにくいわけですが、現場レベルで意図しない衝突が発生してしまった場合は話しが別です。故に、仮に今回の事案がシナリオ1に沿ったものだとすると、中国政府は対外的に日本への非難を強めておきながら、他方で(こっそりと)人民解放軍の綱紀粛正に向かうと考えられます。

一方、後者の場合、共産党、政府、人民解放軍に至るまで、中国全体が日本へのプレッシャーを強めようとしていることを意味します。シナリオ2が真実だった場合、軍事的な緊張を高める手法をとるか否かはともかく、今後とも同様のことが起こることになるでしょう。

「面子」に突き動かされる中国
いずれが真実かは、今のところ藪の中です。しかし、いずれにせよ、中国が自らの責任を認めず、むしろ日本を批判していることは確かです。その根本的な背景には、中国の行動原則である「面子(メンツ)」があります。

政治学者の木村雅昭・京大名誉教授は、中国社会を律する原則としての「面子」・「顔」を、自分自身の自分に対する内面的評価を重視する「名誉心」と異なり、社会的な立場によって自分に課される外面的評価を優先させる意識と捉え、その端的な例として、ノーベル文学賞にもノミネートされた中国の小説家・林語堂の文章を引用しています。「『顔』 を西欧流の『名誉』 と混同することは、悲しむべき誤りである。・・・地方長官の醜い息子が芸者屋に行ってひじ鉄砲を食い、一隊の巡警をひきつれて、その女の逮捕とその家の閉鎖を命じたとする。その息子は『顔』をかち得たわけだが、『名誉』を守ったのだとはいえないと思う』【木村雅昭『国家と文明システム』pp.243-244】。

つまり、周囲のひとからみた「自分の立場」を意識し、それにふさわしい行動を取らなければならない、というのが中国的行動パターンといえるでしょう。林語堂の例にあった「醜い息子」は、「地方長官の息子」としての社会的な立場、つまり「芸者屋の女ごときにバカにされては、他の者の手前、立つ瀬がない」という外面的評価を、「ひじ鉄砲を食ったことに逆切れするのはみっともない」という内面的評価に優先させたもの、と理解されます。このように外面を重視し、外面的評価を「立てる」ために細心の注意を払うことが行き過ぎれば、周囲から「その立場にふさわしい」という認知は得られるとしても、共感や賛同は得にくくなります。

同時にまた、外面的評価を「立てる」ことが優先されれば、翻って内面を覆い隠すことにもなります。中国の贈答品には、箱の包装ばかり立派で、中身が貧相ということは、珍しくありません。(現代の)建築物では、遠目に威風堂々としていても、中に入ってみればひび割れなどが目立つことも、これまた珍しくありません。対人関係においても、相手の社会的立場を傷つけないことを優先させることで、儀礼的なコミュニケーションが多くなり、本心はなかなか明かさないことになります。つまり、他人を信用しないメンタリティが醸成されることになります。

反日と「面子」
以上を踏まえて、以下では「面子」の観点から、今回の問題を振り返ります。

まず、シナリオ1が真実だった場合、それは「世界第二の経済大国」の軍隊(厳密には人民解放軍は党の軍隊ですが)としては、まさに面子に関わる問題です。それは国際的にだけでなく、国内に対しても同じです。「党の軍」である人民解放軍は共産党体制を支える要であり、「遊びでレーダー照射を行った」といった不始末を口にできるはずはなく、その事実を日本に指摘されたこと自体が受け入れられなくなります。故に、林語堂の例に沿って言えば、「本当に悪いのは俺様に恥をかかせたお前だ」と息巻く「醜い息子」と同じ行動パターンになることは、理の当然です。

では、シナリオ2が真実だった場合はどうでしょうか。この場合、国内レベルと国際レベルで分けて考える必要があります。

まず国内レベルでは、日産やホンダの中国における1月の新車販売台数が、昨年9月の反日デモ以降、初めてプラスになったように、反日的なムードはやや緩和しているようです。しかし、上海の日系企業で、中国人従業員がストの一環として日本人幹部らを軟禁するなど、「反日」的行為が横行していることも確かです。つまり、仮に親日的であったとしても、「親日的な意見を吐いたら社会的な制裁を受けるかもしれない」と思わせる雰囲気があるのです。これは、先ほど述べた「面子」に立脚した「他人を信用しないメンタリティ」と結びつきます。この状況下、中国政府はまさに「面子」にかけて日本にプレッシャーをかける必要があるといえます。

その一方で、日中間では緊張緩和に向けた取り組みも進んできました。1月25日、公明党の山口代表が習近平総書記と会談し、日中間のハイレベルの首脳会談が重要であることで同意に至りました。この前後、鳩山元首相、村山元首相、加藤前衆院議員が相次いで訪中し、政府要人と面談を重ねています。緊張緩和そのものは、中国政府にとっても好ましいことですが、そのための対話が進むことが、国内の反日的世論から反発を招くこともまた、想像に難くありません。つまり、中国政府首脳部が、この状況下で敢えて日本に威圧的な態度をとることは、「日本に丸め込まれるほどヤワじゃない」という外面的評価、つまり「面子」を国内的に保つ効果があるといえるでしょう。

六辻 彰二
国際政治学者

博士(国際関係)。アフリカをメインフィールドに、米中関係から食糧問題、宗教対立に至るまで、分野にとらわれず、国際情勢を幅広く、深く、分かりやすく解説します
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陸前高田市旧庁舎を本格解体 職員ら111人が犠牲
 
 東日本大震災で被災し、多くの市職員らが亡くなった陸前高田市旧市庁舎の解体が8日、本格的に始まった。震災遺構として保存を求める声もあったが、市は遺族感情に配慮し、建物を解体して地盤をかさ上げし、新たなまちをつくる道を選んだ。「建物ではなく、志半ばだった職員の情熱と誇りを残してほしい」。遺族たちは強く願い、これから始まるまちづくりに思いを託した。

 震災では、庁舎屋上に避難した約130人が助かったが、市民の避難誘導などに当たった職員ら111人(臨時などを含む)が犠牲になった。戸羽太市長の秘書だった佐々木勇人さん=当時(43)=の母(80)は「何でも一生懸命だった。被災した市庁舎に行ったこともあるが、悔しさが消えない」と胸の内を明かす。

 市によると解体作業は2週間ほどで終了する見込み。

岩手日報  2013年2月9日
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一本松の設置作業、12日から 幹部分は3月1日ごろ

   陸前高田市は12日から、保存作業中の「奇跡の一本松」の現地設置作業を行う。昨年9月に伐採されたが、東日本大震災から2年を迎える3月11日には、復活した雄姿が見られそうだ。市は3月22日に完成式典を行う。

 12日は午前9時半ごろから作業を開始し、基礎・根元部分の工事を行う。幹部分は3月1日ごろ、枝葉部分は5日ごろに設置する。

 保存費用は国内外に寄付を募り、2月1日現在、7898万円が集まった。ただ、目標の1億5千万円には届かず、市は幅広く募金を呼び掛けている。

岩手日報  2013年2月9日
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アマゾンベストセラー、幕末維新、 2013年2月10日
22.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
43.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
84.会津と長州、幕末維新の光と闇 星 亮一
96.戊辰戦争 裏切りの明治維新 (静山社文庫) 星 亮一


過去のことで
苦しんじゃダメ
明日のことで
苦しみなさい
( 野口誠一  東京都出身の実業家)


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2013年2月9日(土) 政治,gennpatu ,shaka
「海上連絡メカニズム」必要性、中国側も認める
読売新聞 2月9日(土)11時38分配信

 東シナ海における日中の偶発的な軍事衝突を回避するため、日本政府が呼びかけている防衛当局間のホットライン設置など緊急連絡体制「海上連絡メカニズム」の構築について、中国側も必要性を認めていることが9日、わかった。

 関係者によると、中国の程永華駐日大使が8日、外務省で河相周夫次官と面会した際、「不測の事態を回避するためにも、両国間の意思疎通が重要だ」と述べた。

 一方、小野寺防衛相は9日午前、東京都内で記者団に対し、「海上連絡メカニズム」の協議について、7日に外交ルートを通じて中国側に申し入れたことを明らかにした。

 日中両政府は2011年7月の防衛次官級協議で、連絡体制の早期構築で一致、12年中の運用開始を目指して協議を続けてきた。しかし、12年9月の尖閣諸島国有化で協議は中断している。
.最終更新:2月9日(土)13時35分

役場機能再移転の決定を反省 双葉町長、退任会見で発言

退任会見で「役場のいわき移転の決定を反省している」と述べる井戸川町長=埼玉県加須市の仮役場


 福島県双葉町の井戸川克隆町長(66)は7日、福島第1原発事故で埼玉県加須市に移した役場機能をいわき市に再移転する方針を決めたことについて「(誤った判断で)今は反省している」と述べた。加須市の仮役場で開いた退任の記者会見で語った。いわき市の渡辺敬夫市長は不快感を示している。

 井戸川町長は「町民を被ばくさせないよう(埼玉県に)離したのに、いわきに移すことで崩れる。福島県は放射線量がひどくて住めないという考えを持ちながら、町議会の圧力に屈して(いわき市)移転を決定してしまった」と話した。
 井戸川町長は被ばくの安全基準として年1ミリシーベルト以下の放射線量を挙げている。7日時点のいわき市の線量は毎時0.09マイクロシーベルトで年換算しても1ミリシーベルトに満たない。
 いわき市には全町民の5分の1に当たる約1400人が避難している。町議会が昨年5月に実施した町民アンケートでも役場の再移転先として、いわき市を望む声が半数以上で最も多い。井戸川町長が同年10月、渡辺市長に役場の受け入れを要請して了承を得た。
 いわき市に避難する町民の斉藤宗一さん(63)は「無責任で町民を侮辱している発言だ。いわき市民にも申し訳ない」と話した。
 渡辺市長は「市の放射線量が事故前の数値に近づく中で不正確な発言で甚だ遺憾」とコメントした。
 役場の再移転予定地はいわき市東田町の旧福島地方法務局勿来出張所跡でプレハブの事務所を建てる。3月末完成を目指し、近く業者と請負契約を結ぶ。
 井戸川町長は昨年12月、町議会の不信任決議を受けて議会を解散し、1月に辞職届を出した。12日に退任する。


2013年02月08日金曜日

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中国と長崎 友好変わらず

新地中華街には所狭しとランタンが並び、本番に向け着々と準備が進んでいる=長崎市

 中国軍艦が海上自衛隊の護衛艦に射撃用レーダーを照射するなど沖縄県・尖閣諸島をめぐって日中関係が冷え込む中、長崎市では中国の文物を紹介する特別展が7日開幕、10日には旧正月を中国式に祝う長崎ランタンフェスティバルが始まる。行事に影響はなく、関係者は「今の時期だからこそ民間交流を深めていきたい」と話す。

 長崎孔子廟(びょう)中国歴代博物館で7日開幕した「中国西域・シルクロードの伝説展」。同館理事長の陳優継さん(47)は「文化は国を超え、民間交流はそうした問題を乗り越えられる。華僑は愚直に交流を続けてきた」と指摘。「これからも常にできることを模索していきたい」と語った。

 日中関係者約100人が招待され、終始和やかな雰囲気。自ら通訳に立ち、熱心に展示品を説明した李文亮駐長崎中国総領事は、取材に対し「長崎から関係改善を図りたい。ここにはその礎がある」と述べた。

 中村法道知事は展示品を見学後、「長崎の努力が一つの解決に結び付くと思っている」、田上富久市長は「長崎の変わらない友好の気持ちを伝えるのにいい企画。今こそ民間交流を深めたい」と話した。

 今年、20回目を迎えるランフェス。中華街や中心商店街では極彩色のランタンが飾り付けられ、中国ムードが色濃く漂う。

 実行委の林敏幸幹事長(66)は「国は関係なく、市民が協力し合って祭りを育ててきた。今年も例年通り盛り上げたい」と準備を進め、市観光推進課の友清雅文さん(40)も「中国文化を受け入れ生活に根付かせてきたまちなので影響はない」と断言する。

 ランフェスを通して関係改善を期待する市民や観光客は多い。同市深堀町4丁目の主婦、野口久美さん(40)は「フェスをきっかけに長崎から平和を発信していければ」。奈良県の主婦、久世寿子さん(60)は「個々人が交流を深めれば国も動いて日中関係がよくなるのでは」と期待する。だが、福岡県の男性(60)は「中国は尖閣問題でも自己主張が強く、悪いイメージしかない。なぜ日本で中国の祭りをするのか」と不満を漏らした。

 レーダー照射問題は華僑のほか、長崎で暮らす中国人らにも波紋を広げた。中国出身で翻訳スタッフをしている長崎敏恵さん(38)は「本当に残念。領土問題はなくなればいいのに」と唇をかみ、留学生の尹晟(いせい)さん(23)は「僕たちは平和であってほしいと願っている。日本の友達は優しい。人と人との交流が大切」と語った。

長崎新聞  2013年2月8日
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PM2・5、注意報・警報も検討 越境汚染に行動計画

 有害物質を含んだ濃霧が発生し、マスクを着けて自転車に乗る人たち=1月、北京の天安門広場(共同)

 石原伸晃環境相は8日の記者会見で、中国からの飛来が懸念される微小粒子状物質「PM2・5」の対策として緊急行動計画を発表した。PM2・5の濃度が高くなった場合に、自治体による注意報や警報の発令を検討することが柱。大気汚染が深刻な中国に対し、汚染物質の観測網の拡充など技術協力を呼び掛けることも盛り込んだ。

 計画では、大気汚染や保健衛生の専門家7〜8人で構成する会合を13日に招集。PM2・5の成分を分析し、濃度が高くなっている西日本で、ぜんそくなどの呼吸器系疾患の患者に影響が出ていないか調査する。2月中をめどに自治体が住民に注意喚起するための指針を取りまとめる。

共同通信  2013年2月8日
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「勝蔵VS次郎長」異色の展覧会 県立博物館
激動の幕末 甲州博徒はこう生きた

 江戸時代末期、全国に名を知られた甲州博徒・黒駒勝蔵(くろこまのかつぞう)の潜伏先が書かれた古文書が、山梨県立博物館の調査で見つかった。駿州(静岡)の博徒・清水次郎長らと縄張り争いを繰り広げていた勝蔵が敵の拠点がある駿州内に潜み、次郎長と対立する博徒の元に身を寄せたことが記されていた。当時、極秘とされた勝蔵の動きを探る手掛かりとなる珍しい資料だ。

 同館は古文書を、9日から開催する企画展「黒駒勝蔵対清水次郎長−時代を動かしたアウトローたち」で初公開。歴史の中に埋もれ、謎の多い甲州博徒の実像に迫る異色の展覧会となる。〈植田裕作〉

山梨日日新聞  2013年2月8日
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アマゾンベストセラー、戊辰戦争、 2013年2月9日
2.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫) 星 亮一
4.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書) 星 亮一
6.戊辰戦争 裏切りの明治維新 (静山社文庫) 星 亮一
13.戊辰戦争を歩く―幕末維新歴史探訪の旅 星 亮一、 戊辰戦争研究会
17.会津戦争全史 (講談社選書メチエ) 星 亮一
19.平太の戊辰戦争 (ベスト新書) 星 亮一
20.新島八重と戊辰戦争 (ベスト新書) 星 亮一
39.新選組を歩く―幕末最強の剣客集団その足跡を探して 星 亮一、 戊辰戦争研究会
45.よみなおし戊辰戦争―幕末の東西対立 (ちくま新書) 星 亮一


見失いそうになった道を
自分で切り開こうとした時に、
人には「輝き」が
生まれてくるのかもしれない。
( 藤原美智子  秋田県横手市出身のヘアメイクアーティスト)


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2013年2月8日(金) shakai gennpatu seiji
原発「不要」、近畿43%=初めて「必要」を上回る―時事通信調査
時事通信 2月8日(金)17時43分配信

 時事通信社が大阪、京都、滋賀、奈良、和歌山、兵庫の近畿2府4県で2012年10月に実施した「くらしと環境に関する世論調査」で、「原発は不要」との回答割合が前回調査(11年9月)比5ポイント増の43%、「必要」が同4ポイント減の39%となった。「不要」が「必要」を上回ったのは、原発の必要性を質問項目に入れた02年調査以降初めて。
 「不要」の理由(複数選択)では、「事故が起きれば大被害になる」(83%)が最も多く、「放射性物質が発生」(70%)、「放射性廃棄物の処分場がない」(65%)が続いた。
 「必要」の理由(複数選択)では、「再生可能エネルギーなどの開発進展までは原発に頼らざるを得ない」(72%)がトップ。「節電は根本的な電力不足の解決にならない」(49%)、「原発停止は日本経済に悪影響」(47%)が上位に並んだ。
 原発は不要との回答が増えた背景には、東京電力福島第1原発事故を機に原発への不安が高まったことに加え、近畿圏に電力を供給している関西電力の原発全11基のうち再稼働が大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の2基だけでも、深刻な電力不足が懸念された昨夏を乗り切れたことがあるとみられる。 
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樹氷から大量のすす 高知・梶ケ森、中国大気汚染の影響か

 徳島大学総合科学部の今井昭二教授(分析化学)が高知県大豊町の梶ケ森(1399メートル)で採取した樹氷から、大量のすすが観測された。中国で発生している深刻な大気汚染の影響とみられ、中には呼吸器に影響を与えるとされる微小粒子状物質(PM2・5)も含まれていた。ただ、1月中に徳島県内でPM2・5が環境基準を超えた日はなく、県は冷静な対応を呼び掛けている。

 今井教授は1月23日、高知県大豊町の梶ケ森の頂上付近で樹氷を採取。溶けた水をろ過したところ、フィルターが真っ黒になった。2007年から約120回にわたって降雪や降雨の後にサンプルを採取しているが、これほどの量は初めてだという。

 電子顕微鏡で分析したところ、すすの中に石炭を燃焼した際に発生するフライアッシュ(石炭灰)が含まれていた。日本の発電所などでは、フライアッシュは電気集じん機などで除去されるが、公害対策が進んでいない中国ではそのまま空気中に放出されるという。中国の石炭に特徴的な硫黄分も多かった。梶ケ森は地形や気流の関係で日本海からの空気が直接観測できるため、今井教授は「中国から飛来した可能性が非常に高い」と結論づけた。

 フライアッシュには非常に細かい微粒子であるPM2・5もあった。多くはアルミやケイ素で、中には鉛やヒ素など、有害性が高い金属も含まれていた。微粒子のPM2・5は体内に入りやすく、ぜんそくや気管支炎の原因となる。肺胞など人体の奥に付着するため、影響が大きい。

 大気汚染の状況を測定している徳島県環境管理課によると、1月にPM2・5が環境基本法の基準である、1日平均で大気1立方メートル当たり35マイクログラムを超えた日はない。最も高かったのは30日の32・3マイクログラム。13年1月の平均は15・7マイクログラムで、前年同期に比べ、1・1マイクログラム増えている。同課は「環境基準と比較すると、健康に被害が出る値ではない」としている。

【写真説明】[上]1月23日に採取した樹氷をろ過したフィルター。すすで真っ黒になっている[下]1月19日に採取した雪をろ過したフィルター
徳島新聞  2013年2月7日
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4〜5月に移動開始 福島第一原発・共用プールの燃料

6377体の核燃料集合体が保管されている福島第1原発の共用プール。4〜5
月には燃料の移動が始まる=5日、大熊町

 東京電力は5日、福島第1原発で各号機内とは別に核燃料を集中保管してきた共用プールについて、核燃料集合体の移動を4〜5月に始める方針を示した。原子力規制委員会による保安規定の認可が条件。東電は、国内外から安全性を懸念する声がある4号機の使用済み核燃料プールで11月からの燃料取り出しを目指し、共用プールに4号機の燃料を保管するため、空き容量を確保する。
 関係市町村や専門家でつくる県廃炉安全監視協議会が同日、同原発を初めて現地調査したのに合わせ、東電は事故後初めて、共用プールを報道陣に公開した。

福島民友  2013年2月7日
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アマゾンベストセラー、幕末維新、 2013年2月8日
11.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
28.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
67.敗者の維新史―会津藩士荒川勝茂の日記 (中公新書)星 亮一
70.八重と会津落城 (PHP新書)星 亮一
93.奥羽越列藩同盟 (中公新書)星 亮一
94.幕末の会津藩―運命を決めた上洛 (中公新書)星 亮一


誰もが幸福になりたいという
目的をもって生きています。
生き方はそれぞれ違っても、
目的はみんな同じなんです。
( アンネ・フランク  「アンネの日記」の著者)


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2013年2月7日(木) 政治
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中国艦レーダー照射 「臨戦態勢」譲歩引き出す狙い

春節を前に販売が解禁され、店頭に並ぶ「東京大爆発」(手前)、「釣魚島を愛している」と書かれた花火のケース =5日、北京(共同)
 【北京=川越一】中国海軍のフリゲート艦が、海上自衛隊護衛艦に向けて火器管制レーダーを照射した。習近平・共産党中央軍事委員会主席(総書記)の重要指示に基づき、臨戦態勢を強化していることをちらつかせることで、沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐる問題で安倍政権から譲歩を引き出す狙いがうかがえる。

 軍機関紙、解放軍報は1月14日、総参謀部が全軍に対し「戦争の準備をせよ」と指示したと報じた。同じ日、軍事科学学会副秘書長の羅援少将は国営中央テレビで、「日本が曳光(えいこう)弾を使用するならば、中国はさらに一歩進めてレーダー照射を行え」という趣旨の発言をしていた。

 羅氏は過激な発言で知られるが、昨年8月、同諸島に関する白書を発表するよう主張。中国政府は約1カ月後に「釣魚島は中国固有の領土」と題する白書を発表した。太子党(高級幹部子弟)に属する羅氏は習氏に近い存在とされる。今回も習氏が事前に“挑発”を容認していたと推測される。中国が国家海洋局監視船による領海侵犯を繰り返しても、膠着(こうちゃく)状態に変化は見られない。中国側に有利な状況を作ろうと習氏が軍強硬派の意見に耳を傾け始めたとすれば、危険な兆候だ。

産経ニュース  2013年2月6日
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帰れるなら帰りたいが… 表情曇る双葉町民

 復興庁が5日に公表した双葉、飯舘、田村3市町村の住民意向調査結果。このうち原発事故で全町避難を余儀なくされ、高線量地域が広範囲に及ぶ双葉町民は、帰還の目安となる放射線量として、回答者の5割以上が森林などを含め町全域で年間1ミリシーベルト以下となることを望んだ。町民が求める放射線量にするには除染を徹底しても長い期間が必要。帰還しないと選択した3割の町民と合わせ「町には戻れない」と現実を直視する町民の姿が浮き彫りになった。
 いわき市南台の双葉町南台応急仮設住宅自治会長の斉藤宗一さん(63)は、帰還条件の1ミリシーベルト以下について「現実的に町全体を1ミリシーベルト以下にするというのは難しいのではないか。自分自身も町に帰れるかどうか」と表情を曇らせた。
 仮の町に移住を希望する町民が約7%にとどまったことについて、中谷さんは「みんな決めかねているように見え、意外な結果だった」と話す。
 福島市のさくら仮設住宅で避難生活を送る主婦(80)は、双葉町に戻る条件として除染と病院整備に注目。「帰れるなら帰りたいのが本音。狭い仮設住宅では生活が不便。耕してきた田畑など愛着もある」と心の内を明かした。

福島民友  2013年2月6日
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真野川漁港で再開へ 請戸港被災、浪江の漁業者

 東日本大震災の津波で流失した南相馬市鹿島区の真野川漁港を拠点とする相馬双葉漁協鹿島支所が、壊滅に近い被害を受けた同漁協請戸支所(浪江町)の漁船を受け入れ、ともに操業を計画していることが5日、分かった。真野川漁港の復旧など操業に向けた態勢が整い次第、同漁港を拠点に、両支所合わせて数十隻単位の漁再開が見込まれる。
 請戸支所は浪江町の請戸港を拠点に約100隻が操業していた。津波による漁港施設の流失に加え、東京電力福島第1原発事故による避難指示で操業休止を強いられている。
 真野川漁港も津波で施設が全壊。漁船43隻中39隻が流失し、原子力災害の影響で操業できないでいる。
 同港の再建は、県が2013(平成25)年度までに土地のかさ上げや岸壁の復旧を担当、南相馬市も魚のより分け所や鮮度を保つための建物など4棟、総延べ床面積3330平方メートルの施設を14年度中にも整備する計画。市は新年度当初予算案に施設の設計委託費など約6000万円を計上する予定で、うち約4500万円は復興交付金の交付が決まっている。
 これを受け相馬双葉漁協鹿島支所は、請戸港が復旧するまでの間、請戸支所の漁船を仮停泊扱いで受け入れる。現時点で約20隻が漁業再開を予定し、新造船を計画する船主もいる。
(2013年2月6日 福島民友ニュース)
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アマゾンベストセラー、幕末維新、 2013年2月7日
19.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
38.戊辰戦争 裏切りの明治維新 (静山社文庫) 星 亮一
80.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
94.会津藩はなぜ「朝敵」か―幕末維新史最大の謎 (ベスト新書)星 亮一
98.勝海舟と明治維新の舞台裏 (静山社文庫) 星 亮一
「新島八重を歩く」
90位 ─ 本 > 歴史・地理 > 日本史 > 明治・大正


偉大な大工は、
誰も見ないからといって、
床裏にひどい木材を
使ったりはしない。
( スティーブ・ジョブズ)


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2013年2月5日(火) 政治、原発、社会
告発15選手、全柔連の幹部処分も要求!監督1人が辞任「真意ではない」
デイリースポーツ 2月5日(火)6時59分配信



 園田隆二前監督
 ロンドン五輪代表を含む柔道女子の選手15人が、園田隆二前監督の暴力やパワーハラスメントを告発した問題で、選手の代理人を務める辻口信良、岡村英祐両弁護士が4日、大阪市内で会見した。声明文を出した選手側は、辞任した園田前監督だけでなく、全日本柔道連盟の指導体制の抜本的な改革を訴えており、前強化委員長の吉村和郎・現強化担当理事ら、連盟幹部の処分を要求している。

 選手たちは、園田前監督の辞任だけでは納得していなかった。「全日本柔道連盟女子ナショナルチーム国際強化選手15名」と記されたA4の声明文を、弁護士が代読。内容は全柔連の体質改善を切々と訴えていた。

 「前強化委員会委員長をはじめとする強化体制やその他連盟の組織体制の問題点が明らかにされないまま、ひとり前監督の責任という形を以て、今回の問題解決が図られることは、決して私たちの真意ではありません」(原文のまま)。

 前強化委員会委員長とは、暴行があった1年4カ月の間、同職にいた吉村強化担当理事を指す。辻口弁護士はこの日までに告発した15人のうち、12人と面会。選手たちは口々に「園田先生だけじゃないよね」と話していたという。名前が出た吉村理事の処分とともに、トップの上村会長ら連盟幹部にも責任問題は発展しそうだ。

 辻口弁護士は、全柔連の体質に疑問を投げかけた。理事26人が全員男性で占められていることや、ロンドン五輪の代表発表の際、選出されない選手まで呼び、説明もないまま見せ物のようにさらした姿勢を問題視している。同弁護士は「園田さんだけ一身に責任を背負い、幕引きできればいいとなると、まったくの勘違い。選手たちはそう思っている」と話した。現時点で訴訟は考えていないという。今後、日本オリンピック委員会(JOC)による選手の聞き取り調査が行われる。岡村弁護士は「少なくとも、選手からは報道されている事実に限らない新たな事実が出てくる」と、新事実が明るみに出る可能性を示唆した。調査に弁護士が同席することも検討している。5日には全柔連の臨時理事会が開催される。果たして選手たちの声は届くのか。

【関連記事】
選手15人側の会見受け、 上村全柔連会長「組織のあり方をもう1回考えないと」
告発受け園田監督が引責辞任…「選手は戸惑う」と5コーチの続投希望
北京五輪の金メダリスト・石井慧は園田監督を擁護「かわいそう」
暴力を告発された園田監督が辞意表明「これ以上、強化に携わることはできない」
園田隆二 、 吉村和郎 、 日本オリンピック委員会 を調べる
最終更新:2月5日(火)8時7分

<女子柔道暴力>女子選手側の声明文全文
毎日新聞 2月4日(月)21時17分配信

 柔道女子日本代表の園田隆二前監督の暴力行為などを告発した女子選手15人の代理人を務める辻口信良弁護士(大阪弁護士会)らが4日、大阪市内で記者会見を開き、選手側の声明文を公表した。

 ◇発表された選手たちの声明

 皆様へ

 このたび、私たち15人の行動により、皆様をお騒がせする結果となっておりますこと、また2020年東京オリンピック招致活動に少なからず影響を生じさせておりますこと、まずもっておわび申し上げます。私たちがJOCに対して園田前監督の暴力行為やハラスメントの被害実態を告発した経過について述べさせていただきます。

 私たちは、これまで全日本柔道連盟(全柔連)の一員として、所属先の学校や企業における指導のもと、全柔連をはじめ柔道関係者の皆様の支援をいただきながら柔道を続けてきました。このような立場にありながら、私たちが全柔連やJOCに対して訴え出ざるを得なくなってしまったのは、憧れであったナショナルチームの状況への失望と怒りが原因でした。

 指導の名の下に、または指導とはほど遠い形で、園田前監督によって行われた暴力行為やハラスメントにより、私たちは心身ともに深く傷つきました。人としての誇りをけがされたことに対し、ある者は涙し、ある者は疲れ果て、またチームメートが苦しむ姿を見せつけられることで、監督の存在におびえながら試合や練習をする自分の存在に気付きました。代表選手・強化選手としての責任を果たさなければという思いと、各所属先などで培ってきた柔道精神からは大きくかけ離れた現実との間で、自問自答を繰り返し、悩み続けてきました。

 ロンドン五輪の代表選手発表に象徴されるように、互いにライバルとして切磋琢磨(せっさたくま)し励まし合ってきた選手相互間の敬意と尊厳をあえて踏みにじるような連盟役員や強化体制陣の方針にも、失望し強く憤りを感じました。

 今回の行動を取るに当たっても、大きな苦悩と恐怖がありました。私たちが訴え出ることで、お世話になった所属先や恩師、その他関係者の皆様方、家族にも多大な影響が出るのではないか、今後、自分たちは柔道選手としての道を奪われてしまうのではないか、私たちが愛し人生をかけてきた柔道そのものが大きなダメージを受け、壊れてしまうのではないかと、何度も深く悩み続けてきました。

 決死の思いで、未来の代表選手・強化選手や、未来の女子柔道のために立ち上がった後、その苦しみはさらに深まりました。私たちの声は全柔連の内部では聞き入れられることなく封殺されました。その後、JOCに駆け込む形で告発するに至りましたが、学校内での体罰問題が社会問題となる中、依然、私たちの声は十分には拾い上げられることはありませんでした。一連の報道で、ようやく皆様にご理解をいただき事態が動くに至ったのです。

 このような経過を経て、前監督は責任を取って辞任されました。

 前監督による暴力行為やハラスメントは、決して許されるものではありません。私たちは、柔道をはじめとする全てのスポーツにおいて、暴力やハラスメントが入り込むことに、断固として反対します。

 しかし、一連の前監督の行為を含め、なぜ指導を受ける私たち選手が傷つき、苦悩する状況が続いたのか、なぜ指導者側に選手の声が届かなかったのか、選手、監督・コーチ、役員間でのコミュニケーションや信頼関係が決定的に崩壊していた原因と責任が問われなければならないと考えています。前強化委員会委員長をはじめとする強化体制やその他連盟の組織体制の問題点が明らかにされないまま、ひとり前監督の責任という形をもって、今回の問題解決が図られることは、決して私たちの真意ではありません。

 今後行われる調査では、私たち選手のみならず、コーチ陣の先生方の苦悩の声も丁寧に聞き取っていただきたいと思います。暴力や体罰の防止はもちろんのこと、世界の頂点を目指す競技者にとって、またスポーツを楽しみ、愛する者にとって、苦しみや悩みの声を安心して届けられる体制や仕組み作りに生かしていただけることを心から強く望んでいます。

 競技者が安心して競技に打ち込める環境が整備されてこそ、真の意味でスポーツ精神が社会に理解され、2020年のオリンピックを開くにふさわしいスポーツ文化が根付いた日本になるものと信じています。

 2013年2月4日

 公益財団法人全日本柔道連盟女子ナショナルチーム国際強化選手15人

【関連記事】
失望と怒りで告発した…柔道女子選手の声明発表
読売新聞 2月4日(月)18時3分配信

 柔道女子の15選手が、園田隆二・全日本女子前監督(39)から暴力などを受けたとして告発した問題で、選手の代理人を務める辻口信良弁護士らが4日、大阪市内で記者会見して15選手の声明を発表し、告発に踏み切った理由などを説明した。

 選手は同席しなかった。

 声明によると、今回の行動は「憧れであったナショナルチームの状況への失望と怒りが原因」と説明。一連の問題を全日本柔道連盟(全柔連)に訴えたが、「内部で封殺され、日本オリンピック委員会(JOC)にも告発したが、私たちの声は十分に拾い上げられなかった」と全柔連、JOCへの不信感が、今回の記者会見による声明発表につながったとしている。

 園田前監督は辞任したが、「(強化担当理事である吉村和郎)前強化委員長をはじめとする強化体制やその他連盟の組織体制の問題点が明らかにされないまま、前監督の責任という形をもって今回の問題解決が図られることは真意ではない」とし、徹底的な原因究明と問題解決を求めている。

最終更新:2月4日(月)18時3分

尖閣侵犯、野田内閣“弱腰”で中国エスカレート 「関係悪くなる」岡田氏主導、曳光弾封印

 沖縄県・尖閣諸島周辺での中国機による領空侵犯を受けた航空自衛隊の緊急発進(スクランブル)時の手続きに関する議論で、野田内閣が、当時副総理の岡田克也氏の主導により曳(えい)光(こう)弾による警告を意図的に封印していたことが3日、明らかになった。日本側の慎重姿勢を見透かした中国側はその後、海洋監視船搭載のヘリコプターを飛び立たせる動きを見せるなど、挑発のエスカレートを招いた。

 政府関係者によると、問題の発端となったのは昨年12月13日に発生した中国国家海洋局所属の多用途小型プロペラ機Y12による領空侵犯。空自はF15戦闘機などをスクランブルさせたが、空自機が現場に到着した時点で中国機は領空外に去っていた。

 その数日後、防衛省は領空侵犯に対して、空自機が無線による警告を行った上で曳光弾による警告も行い、Uターンする通常のスクランブルの手続きについて報告。藤村修前官房長官や玄葉光一郎前外相ら関係閣僚は了承したが、岡田氏が「防衛省がそんなことをするから日中関係がますます悪くなる」と反対。森本敏前防衛相は「これは国権の発動で、当然の行為だ」と主張したが、野田佳彦前首相は岡田氏の意見を採用するよう指示したという。

だが、野田前首相が退陣する直前の12月25日頃、尖閣諸島周辺海域に展開した中国の海洋監視船「海監50」が格納庫を開閉する動きをみせた。海監50はZ9A型ヘリコプターを搭載可能で、格納庫から出たヘリコプターが尖閣諸島に急襲上陸する可能性も考えられた。これを受け、野田氏も海監50からヘリコプターが飛び立った場合は、曳光弾による警告をスクランブルの手続きに含めることをようやく了承したという。

 第2次安倍内閣発足後は安倍晋三首相が今年1月5日、領域警備に関する対抗措置の強化を指示。領空侵犯機が無線警告に従わない場合、曳光弾を使った警告射撃を行うことなどが承認された。その後、10日に中国軍機が防空識別圏に進入したが、領空侵犯は行われていない。

産経ニュース  2013年2月4日
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中国の海洋戦略 「強国化」は地域の安定損ねる(2月4日付・読売社説)

 中国による海洋権益の拡大が周辺国との緊張を高めている。中国の威圧に屈しないよう万全の備えが欠かせない。

 中国の習近平政権は、今年を海洋強国化の元年と位置づけている。軍事力の増強を背景に、東シナ海や南シナ海を「中国の海」として囲い込もうとする拡張主義的な戦略だ。

 中国は、国内総生産(GDP)のうち、海底資源の開発や漁業など海洋関連分野の額を、2020年に10年と比べて2倍にする目標を設定した。海洋での天然ガス田や漁場の開発、拡張を一段と加速させる意図があるのだろう。

 南沙諸島の領有権を争うベトナムやフィリピンとのあつれきが拡大するのは避けられない。

 中国国家海洋局長は1月上旬、ベトナムとフィリピン、日本を名指しして、「権益侵害活動」を阻止すると明言した。尖閣諸島への示威行動も継続するという。

 地域の平和と安定に逆行する独善的な行為である。日本政府は、中国政府に自制を強く促すとともに、国際社会に中国の非を粘り強く訴えていかねばならない。

 さらに問題なのは、習政権が最近、海洋権益保護に関する愛国主義教育を強化する方針を打ち出したことである。

 19世紀のアヘン戦争以来、海軍力に勝る日本や西欧諸国に中国が屈した近代史を教訓に、中国海軍の拡充を正当化し、国威発揚を図るのが狙いだ。国民の愛国意識をかき立てるためのテレビ番組の放映も増えるに違いない。

 1990年代の愛国教育は、若者に歪ゆがんだ「反日意識」を植え付け、反日デモの拡大や暴動化を招いた。「海洋版の愛国教育」は、中国政府や軍が海洋権益を巡り、周辺国に強硬姿勢をとる上での精神的な支柱となるだろう。

 中国政府船による日本の領海への侵入が収まる気配はない。

 日本は冷静に対応する必要がある。同時に、主権侵害を阻止するため、海上保安庁の体制強化を進めなければならない。

 その柱が尖閣諸島を警戒監視する「専従部隊」の新設だ。大型巡視船12隻を3年以内に配備する。

 海保は現在、尖閣諸島周辺の警備強化に伴って、全国の巡視船のやり繰りを余儀なくされている。専従部隊を置くことで、海難救助などの通常業務に支障を来すことなく、長期の警備体制の維持が可能となる意義は大きい。

 中国の攻勢が一層強まることも想定し、日本は米国などとの連携で海洋秩序を守る必要がある。

読売新聞  2013年2月4日
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勝海舟ゆかり 鹿沼の築180年古民家再生

 鹿沼市の若手商店主らが、約180年前に建てられた同市油田町の古民家の修復に乗り出した。勝海舟も訪れたとされる歴史的な建造物だが、30年以上前から人が暮らしておらず、荒廃が進んでいた。街おこしに活用しようと、商店主らが模索を続けている。(太田晶久)

 1831年(天保2年)の建設と伝わる中島家の邸宅。鹿沼市で呉服店を経営する冨山亮さん(42)らは昨年11月、まずは庭園の清掃に取りかかった。生い茂った雑草を刈り取り、3メートルほどに伸びた竹を切り倒した。母屋にあたらないよう竹を慎重に運び、重機でチップにして庭園にまいた。

 約3300平方メートルの広大な敷地には、母屋と離れ、長屋門、二つの蔵が建っている。現在は、8代目当主で東京都品川区在住の中島和友さん(79)が所有する。戦時中の疎開先として暮らした以外は知人に貸すなどし、30年ほど前から無人となった。屋根や壁など建物の損壊が進み、蔵に保管してあった仏像などの骨董(こっとう)品は盗難に遭った。

 中島さんによると、5代目当主は日光東照宮の保護に尽力し、その功績を聞きつけた勝海舟が家を訪ねたとされる。中島さんは「文化財登録や、記念館にしようとしたが、建物の損壊が激しく立ち消えになった」と話す。一時は取り壊しも検討したが、冨山さんが知人を通じ、「街おこしに活用できないか」と打診してきた。

 冨山さんは市内の若手商店主らと共に一昨年前に設立した街おこしグループ「DANNA VISION」のメンバーに呼びかけて、昨年11月下旬に修復を始めた。現在は、庭園の片づけを終えて、母屋内部の壁などの修復工事を今年4月頃から本格的に始める。かかる材料費などはメンバーで負担し、休日などに徐々に進める予定だ。

 同時に、どう活用するかも思案する。カフェや伝統工芸品を販売するなど思いを巡らせ、今後は行政や歴史研究家なども巻き込んで、街おこしに一役買える施設に再生したいと意気込んでいる。

読売新聞  2013年2月4日
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アマゾンベストセラー、幕末維新 2013年2月5日
15.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
42.会津藩VS長州藩―なぜ“怨念”が消えないのか (ベスト新書)星 亮一
45.奥羽越列藩同盟 (中公新書)星 亮一
49.戊辰戦争 裏切りの明治維新 (静山社文庫)星 亮一
82.会津藩VS薩摩藩 (ベスト新書 185)星 亮一
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2013年2月4日(月) 政治、原発、社会
<猪苗代湖>湖底の放射性物質の有無、水中ロボットで調査へ
毎日新聞 2月4日(月)11時9分配信

湖底土の放射性物質の調査を行う水中ロボット=福島市の福島大で2013年1月25日、神保圭作撮影

 福島県有数の観光スポット・猪苗代湖で、水中ロボットで湖底の土を採取し、東京電力福島第1原発事故による放射性物質の有無を調べる取り組みが始まる。高橋隆行・福島大教授(ロボット工学)らは結果を分布図にまとめる計画で、「実態を把握することが風評被害の払拭(ふっしょく)にもつながる」と狙いを語る。

【これもロボット】「嘔吐ロボット」英国で開発、ノロウイルスの感染分析に貢献

 湖底には、川などを通じて流れ込んだ放射性物質が集積している恐れがある。県が昨年6、9月に公表した水質調査の結果は不検出だったが、その際湖底土は調べていなかった。高橋教授らは10年秋から猪苗代湖の生物調査用に水中ロボットを開発しており、湖底土への応用を考えついた。

 ロボットは、カメラを備えた本体を、スクリュー6個や「ちりとり」形のスコップを装着した囲い(縦74センチ、横55センチ、高さ64センチ)に収めた構造で重さ45キロ。2月下旬以降、地上から遠隔操作して湖底土と湖水をスコップで採取、陸上に持ち帰り放射性物資の有無・種類・濃度を分析する。

 水中ロボットの開発に携わった福島大大学院生の大室拓哉さん(25)は「実態が分からないままが一番良くない。汚染が分かれば対策を取ることもできる」と話す。ロボットのスコップを線量計に替え、湖底の放射線量をリアルタイムに測る実験も予定している。

 郡山・会津若松・猪苗代の3市町にまたがる猪苗代湖は毎夏、湖水浴客でにぎわうが、昨年は事故前の約6割に激減した。3市町も「風評被害解決の資料となれば」と期待している。【神保圭作】

が本格始動 現場主義で復興迅速化

福島復興再生総局の看板を掲げる根本復興相(左から3人目)と総局幹部の(左
から)赤羽経産副大臣、井上環境副大臣、(1人おいて)浜田復興副大臣、亀岡
復興政務官=2日午前、福島市

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興政策の加速を目指し国の出先機関の機能を一元化した「福島復興再生総局」は2日、福島市で初の幹部会を開き、業務を本格始動させた。根本匠復興相(衆院福島2区)は「福島の再生を現場主義で迅速化するのが狙い。(東京の復興庁と福島の再生総局の)2本社体制で、復興の加速化に全力で取り組んでほしい」と迅速な対応を指示した。
 幹部会は冒頭を除き非公開。根本復興相と浜田昌良復興副大臣、原子力災害現地対策本部長の赤羽一嘉経済産業副大臣、井上信治環境副大臣、亀岡偉民復興政務官(衆院福島1区)らが出席。全員で同総局が置かれる福島復興局に看板を掲げた後、除染や避難住民の帰還など本県が直面する課題について認識を共有した。
 根本復興相は幹部会後、報道陣に「現場の即断即決で縦割り行政を排し、政策を動かしていく。構築した体制に魂を入れ、県民の期待に応える」と語った。

福島民友  2013年2月3日
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原発関連死、3月末にまとめ 根本復興相が示す

 東日本大震災、東京電力福島第一原発事故による長期避難に伴う本県の震災関連死をめぐり国の検証・対策の公表が遅れている問題で、根本匠復興相(衆院本県2区)は2日、1年以上経過して関連死した人の詳細な状況を分析した上で、今後の長期避難による関連死防止対策を3月末までに公表する考えを示した。
 根本氏が福島復興再生総局で、記者団に明らかにした。根本氏は「福島の震災、原発の状況がさまざまに影響していると考えられる。対応の方策を今年度内に作り、関連死対策を進めていきたい」と述べた。
 震災から1年以上経過して死亡した人は昨年9月末時点で全国で40人おり、本県が35人を占めた。ほとんどが避難区域からの避難住民で、原発事故に関連し死亡したとみられる。復興庁は原発事故による長期避難が影響しているとみて、平野達男前復興相が早急に検証・対策に取り組む考えを示していたが、今も公表には至っていない。同庁は現在、35人について市町村や医療機関から聞き取り調査を実施しており、分析を急いでいる。
 県内の震災関連死認定者は昨年9月末時点で1121人で全国で最多となっている。

福島民報  2013年2月3日
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金正恩氏が「重要な結論」、核実験強行を示唆か  北朝鮮

 【ソウル=中川孝之】北朝鮮の朝鮮中央通信は3日、朝鮮労働党中央軍事委員会の拡大会議が開催され、金正恩キムジョンウン第1書記が「重要な結論」を下したと伝えた。

 3回目の核実験強行の構えを改めて示したとみられる。

 同通信によると、正恩氏は会議で「軍をさらに強化し、国の安全と自主権を守るための指針となる重要な結論」を下した。軍幹部ら会議の参加者は、正恩氏の指示について「無条件に貫徹する決意を固めた」としている。会議の開催日は伝えなかった。

 党中央軍事委は軍を統括する朝鮮労働党の最高決定機関で、正恩氏が委員長。ラヂオプレス(RP)によると、党中央軍事委の会議開催が報じられるのは初めて。

読売新聞  2013年2月3日
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アマゾンベストセラー、幕末維新 2013年2月4日
28.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
29.戊辰戦争 裏切りの明治維新 (静山社文庫)星 亮一
43.八重と会津落城 (PHP新書)星 亮一
44.会津藩はなぜ「朝敵」か (ワニ文庫)星 亮一
70.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一


もっとも偉大な能力とは、
自分自身に打ち克つ能力なのです。
( 稲盛和夫  京セラ創業者)


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2013年2月3日(日) ,seiji ,gennpatu ,shakai
習近平体制「チベット監視」強化 “学習”僧侶ら拘束、衛星アンテナ大量没収
産経新聞 2月3日(日)7時55分配信

 【北京=矢板明夫】チベット暦の元日にあたる2月11日を前に、中国当局はチベット族による暴動や騒乱を警戒して、チベット仏教の僧侶らを“学習”との名目で拘束し、海外からの“情報”を遮断するために衛星放送アンテナを大量没収するなど、厳しい締め付けをはじめた。一連の強硬策の背景には、昨年11月に最高指導者に就任した習近平総書記が「強いリーダー」を演出することで、弱い政権基盤を補強したいとの思惑があると指摘される。

 北京のチベット人支援者によれば、今年1月中旬、チベット自治区のラサ市内にある主な3つの寺院の高僧や仏典講師15人が、中国当局に呼び出された。「政治問題の学習クラスを実施する」との名目で連行され、2週間以上たった現在も音信不通状態が続いているという。

 また、青海省黄南チベット族自治州からの情報によれば、今年に入ってから、同地域への外部の人間の出入りが厳しく制限され、携帯電話やインターネットも通じにくくなった。同じ頃、州政府の関係者が軽トラックに乗って各民家や寺院を回り、衛星アンテナを没収していたという。

 関係者は「上からの命令だから仕方ない」と説明しているが、インドのチベット語番組をみる楽しみを奪われた住民の不満はさらに高まっているという。

 チベット族の人たちは、チベット暦の元日前後に仕事を休んで寺院に集まり、宗教行事に参加する。そこで当局への不満が一斉に噴出して暴動に発展しやすい。中国政府は毎年この時期に警戒を強めるが、今年は動員した警察官が最も多いといい、例年と比べて監視が一段と厳しくなったと関係者は実感している。

 また、共産党政権の宗教政策に抗議するため、2009年頃から続いているチベット人による焼身自殺についても、習政権は厳しい姿勢で臨んでいる。1月末には焼身自殺するようそそのかしたなどとして、チベット仏教の僧侶(40)に対し執行猶予付きの死刑判決が言い渡された。

 習氏は、国際社会の関心が高いチベット問題で柔軟姿勢を見せれば、政権のイメージアップにつながるといわれていた。にもかかわらず、強硬策に出た背景について、北京の共産党の古参幹部は「チベット問題に限らず、習政権は、言論の自由の問題も、日本との釣魚島(沖縄県・尖閣諸島の中国名)問題も、すべて高圧的な政策をとっている。周りを他の派閥に囲まれた彼の政権基盤は弱く、強い言動に出ざるを得ないからだ」と指摘している。

【関連記事】
防衛予算増額 領土を守る体制拡充の一歩に(2月2日付・読売社説)

 周辺国が大幅に国防費を伸ばす中、日本だけが防衛費を減らし続ける異常事態に終止符を打った意義は大きい。

 安倍政権が2013年度予算案で防衛関係費(米軍基地の地元負担軽減分を除く)に4兆6804億円を計上し、前年度より351億円(0・8%)増やした。防衛費増額は11年ぶりだ。

 国防費の伸び率が毎年2ケタ台の中国と比べれば、日本の増額は十分でないが、領土を守る姿勢を示したことは評価できる。

 年内に予定している防衛大綱の見直しと連動して、「日本は安全保障を真剣に考えている」というメッセージを国際社会に中長期的に発信することが肝要である。

 13年度予算が、尖閣諸島など南西方面を重視し、警戒監視活動や離島防衛などの対処能力の強化に重点を置いているのは妥当だ。

 海上自衛隊は、新しい哨戒機P1を導入し、護衛艦、潜水艦計16隻の艦齢を修繕により5〜10年延ばす。航空自衛隊も、空中警戒管制機(AWACS)や早期警戒機E2C、沖縄・宮古島のレーダーなどの能力を向上させる。

 陸上自衛隊は、与那国島に沿岸監視部隊を配置し、米海兵隊との共同訓練を拡充する。

 いずれも部隊運用や機動力を重視する「動的防衛力」構想に合致したもので、周辺国に対する抑止力の強化につながろう。

 高高度無人偵察機グローバルホークと新型輸送機オスプレイの調査費も計上した。無人機は長時間の警戒監視活動に、オスプレイは離島防衛などに威力を発揮する。導入を前向きに検討すべきだ。

 疑問なのは、287人の自衛官増員の内訳を、陸自94人、海自96人、空自97人とほぼ同じにしたことだ。悪あしき横並びの典型だ。

 尖閣諸島周辺における中国の示威活動の長期化を踏まえれば、最優先課題は、明らかに海自と空自の警戒体制の強化である。陸自の南西方面の増員分は、純増でなく、北海道など他の地域の人員を減らすことで確保できるはずだ。

 冷戦終結後、防衛大綱は3回改定されたが、陸海空3自衛隊の予算配分比率はほとんど変わっていない。脅威の変化に応じて配分比率を見直すのが筋なのに、陸海空の縦割り意識や組織防衛が障害になって実現しなかったという。

 厳しい財政事情を考えれば、今後、防衛予算を大幅に伸ばすことは困難だろう。新たな防衛大綱や14年度以降の予算では、陸自の定数削減や装備調達の合理化を一層進める必要がある。

読売新聞  2013年2月2日
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首相、普天間移設に理解を要請 沖縄知事に、「固定化を回避」

 沖縄県の仲井真弘多知事(右手前から2人目)と会談する安倍首相(左手前から2人目)=2日午後、那覇市内のホテル

 安倍晋三首相は2日、第2次安倍内閣発足後、初めて沖縄県を訪れ、仲井真弘多知事と那覇市のホテルで会談した。首相は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題に関し「固定化はあってはならない。米国との合意の中で進めていきたい」と述べ、同県名護市辺野古への県内移設に理解を求めた。これに対し、仲井真知事は「一日も早く、なるべく県外に出してほしい」と述べるにとどめた。

 首相は会談で「沖縄の基地負担の軽減に力を尽くしていく」と強調。那覇空港第2滑走路の早期整備に全力を挙げる方針も示した。

共同通信  2013年2月2日
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「福島再生総局」発足 効率的活動で復興加速化

 東京電力福島第1原発事故からの本県復興を目指し国の出先機関の機能を一元化した「福島復興再生総局」は1日、福島市に発足した。「縦割り」を排除し被災地の要望をワンストップで受け止めていく方針だが、山積する課題解決に向け効率的に機能させ復興を加速化できるか注目される。
 再生総局は、根本匠復興相(衆院福島2区)をトップに、内閣官房参与の峰久幸義氏を事務局長とした事務局を設置。福島復興局のほか、除染や廃棄物対策を担当する環境省福島環境再生事務所、区域見直しや一時帰宅などを担う原子力災害現地対策本部(オフサイトセンター)のそれぞれの機能を残しつつ、総局が3機関を束ねる仕組み。併せて、東京には根本復興相が各省庁の局長クラスを直接指揮するための「福島復興再生総括本部」を設置、再生総局と連携を図る。

福島民友  2013年2月2日
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アマゾンベストセラー、幕末維新 2013年2月3日
10.会津藩はなぜ「朝敵」か (ワニ文庫)星 亮一
13.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
23.八重と会津落城 (PHP新書)星 亮一
27.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
48.戊辰戦争 裏切りの明治維新 (静山社文庫)星 亮一


人生に希望を見い出せない、あなたに伝えたい。
人生には春もあり、夏もあり、秋もあり、冬もあるんです。
人生を決して諦めないで下さい。 もう一度言います。
人生を決して諦めないで下さい。
人は希望を心に持つ事によって、一歩先に踏み出す事が出来ます。
( 鳥越俊太郎  ジャーナリスト)


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  そうだったのね、日本史!
http://www.nihonnshiがれき撤去始まる 南相馬市小高 避難区域の沿岸部で初めて
 東京電力福島第一原発事故の避難区域に残る東日本大震災で出た災害がれきの処理で、環境省は1日、避難指示解除準備区域にある南相馬市小高区の塚原地区でがれきの撤去作業を始めた。避難区域の沿岸部のがれき撤去は初めて。
 初日は、津波で被災した塚原地区の農地に集められた材木やコンクリートなどを重機でより分けたほか、作業員が材木からくぎを抜くなどして分別した。今後、地区内の仮置き場に運び入れる。塚原行政区長の今野由喜さん(62)は「ようやくここまできた。実感として目に見える形で、復旧が進むことを期待したい」と話した。
 同省によると、沿岸部の避難区域にある災害がれきは南相馬、浪江、双葉、大熊、富岡、楢葉の6市町で計47万4千トンに上る。このうち、南相馬市では18万3千トンを5カ所計31ヘクタールの仮置き場に運び入れる。
 同省はがれきの仮置き場を南相馬市のほか、楢葉町で2カ所確保したが、浪江、大熊、富岡の3町は協議中で、双葉町は未定のまま。可燃物を焼却する仮設焼却炉は南相馬市で唯一候補地を示し、平成26年2月の焼却開始を予定している。
 ただ、仮置き場の確保が進んでいないことから、避難区域のがれき処理は、国が目標としている今年3月末までの仮置き場への搬入完了と平成26年3月末までに処理を終える計画は困難な見通しとなっている。さらに、仮置き場からの搬出先となる中間貯蔵施設設置についても協議が難航している。

( 2013/02/02 10:23 カテゴリー:主要 )

.com川内村・遠藤村長に聞く 帰村宣言1年課題と展望

帰村宣言からの1年を振り返り、将来への展望を語る遠藤村長=川内村役場


 福島第1原発事故で全村避難した福島県川内村が村民に帰還を促す「帰村宣言」を出して31日で1年がたつ。週の半分以上を村で過ごす「帰村者」は現在1200人で、全村民3000人の4割。「戻れる人から戻ろう」と呼び掛けた遠藤雄幸村長に課題と展望を聞いた。(聞き手は福島総局・中島剛)

<1200人は想定以上>

 −帰村宣言をどう振り返るか。
 「宣言が正解だったのかどうかまだ分からない。それだけ混迷の中を手探りで進んできた。ただ何もしないのは最悪の手だ。復興へ向かう一つの動機付けにはなった」
 「宣言内容は曖昧で制約も期限もない。本当はもっと早く、みんなで戻ろうと言いたかったが、いろいろな意見があって踏み込めなかった。私自身の不安の表れ。ぎりぎりの決断だった」

 −正解かどうか分からないのはなぜか。
 「1年で1200人の帰村は想定以上だった。村民から『自分の家で暮らすのが一番』と聞くと、宣言をして良かったと思う」
 「心配は健康問題。大丈夫と思うが、低線量被ばくの影響がどうなるのか、決定的な答えが出るまでは長い時間がかかる。子どもの少人数教育も気になる。工夫はしているが、できれば大勢の友達と学ばせたい」

<企業進出に力点>

 −直面する課題は。
 「小さな子を持つ家庭の帰村が少ない。どう安心感を持ってもらえるか。放射線の不安解消だけではなく、医療、教育の充実が重要だ。村には高校がない。いわき市や郡山市への通学バスの運行を検討している」
 「除染と雇用は復興の2本柱。村内の除染はほぼ終わったが、年間被ばく線量1ミリシーベルトの目標に達していない世帯が約4割ある。手付かずの森林除染と合わせて新たな問題だ。雇用は企業3社が進出した。今後も3社以上が予定している。企業進出は目に見える復興の起爆剤。力を入れる」

 −5000人の村構想を打ち出した。
 「人口5000ならば高校ができる。企業も進出しやすい。復興住宅を新年度に着工する。富岡町や大熊町など村外の双葉郡避難者も入居対象にする。Iターン向けのアパートも整える。高い目標だが、着実に施策を進めれば不可能ではない」

<「心の復興」重要>

 −政府への要望は。
 「原発事故は世界規模で注目されている。事故と収束作業に関する情報を蓄積し、公開する拠点が必要。オフサイトセンターも廃炉に向けて再構築しなければならない。それらを双葉郡のどこか、できれば川内村に設置してほしい」

 −補償については。
 「いつかは終了する。どうソフトランディングさせていくかだろう。被災者が次を考えるために、仮設住宅制度を含めて何がいつまでに終わり、何が残るのか、スケジュールを早めに公表すべきだ。避難の補償ではなく、帰還支援を重視する必要性も出てくる」

 −帰村宣言2年目に向けての思いは。
 「心の復興が大きな課題だ。病院、教育、商業施設を全て都会並みに整備することはできない。どこかで折り合いをつけなければならない。少し不便だが安心して暮らせる村を目指す」



2013年01月31日木曜日
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2013年2月2日(土) 政治 原発、津波
安倍首相、憲法改正で「国防軍」明記に意欲
読売新聞 2月1日(金)20時32分配信
 安倍首相は1日、参院本会議での各党代表質問で、「自衛隊は国内では軍隊と呼ばれていないが、国際法上は軍隊として扱われている。このような矛盾を実態に合わせて解消することが必要だ」と述べ、憲法改正に意欲を示した。

 安倍首相が国会で、国防軍明記の必要性を明言したのは初めて。ただ、憲法改正の発議要件を緩和するための96条改正を優先する考えを改めて示し、「シビリアンコントロール(文民統制)の鉄則や憲法の平和主義、戦争放棄を変えるつもりはない」と強調した。

 歴史認識に関する首相談話については、過去の植民地支配と侵略を謝罪した1995年の村山首相談話を踏襲する考えを示したうえで、「しかるべき時期に21世紀にふさわしい未来志向の談話を発表したい」と述べた-------------------------------------------------------------------------------
北朝鮮は「核保有国」 米次期国防長官が証言 危機感強調も勇み足?

 【ワシントン=犬塚陽介】退任するパネッタ米国防長官の後任に指名された共和党のヘーゲル元上院議員(66)が31日、承認を審議する上院軍事委員会で証言し、北朝鮮は「脅威であることを越え、現実の核保有国だ」と証言した。進行する核開発への危機感を表した形だが、米国は北朝鮮の核兵器保有に言及する一方で、北の核保有国化を認めていない。

 ヘーゲル氏はイラン政策でもオバマ政権が掲げる核兵器開発の「封じ込め」を支持すると言及。オバマ政権が推進するのは核兵器取得の「阻止」で、「封じ込め」を奨励していないことを告げられて何度も訂正するなど、慎重さを欠く発言が目立った。

 ヘーゲル氏は公聴会で、北朝鮮の挑発阻止に「防衛態勢の近代化や日韓豪との連携強化」を進めると証言し、提出書面でも核・ミサイル技術の拡散阻止に向けた有志国での船舶検査やミサイル防衛(MD)の強化の必要性に言及した。

 承認に反対する共和党議員らは、ヘーゲル氏が核兵器ゼロの可能性を探ったシンクタンク時代の報告書やイラン政策、イスラエル政策を厳しく追及し、公聴会は長時間に及んだ。

 核戦力に関しては「一方的な削減に反対している」と繰り返し、他の核保有国と歩調を合わせた削減が前提になると強調。「ユダヤ系」団体が、米国の議員を「威圧している」とした過去の発言を謝罪するなど、随所で防戦を迫られた。

 一方、ヘーゲル氏は中国が東シナ海や南シナ海で「領有権主張を強めている」と懸念を示し、軍拡への警戒を表明。米国は「太平洋国家であり続ける」として、アジア重視戦略の維持を強調した。在沖縄海兵隊のグアム移転などを進め、沖縄の基地負担軽減に取り組む考えも示した。

産経ニュース  2013年2月1日
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被災宅地の抵当権放棄 津波被害集団移転、加速化へ

 東日本大震災で津波被害を受けた沿岸部の市町で計画されている防災集団移転について、県と県内の34金融機関は31日、被災者が被災宅地のローンを完済しなくても金融機関が抵当権を放棄する方針で一致したと発表した。被災者が市町に被災宅地を売却した代金を、残ったローンの返済に充てることが条件。市町は本来、抵当権付きの宅地は買い取れないが、抵当権放棄で被災宅地の買い取りを進め、集団移転の加速化を目指す。
 金融機関は通常、住宅ローンの担保として宅地に抵当権を設定、本来は完済できるまで抹消しない。一方、市町は権利関係が複雑化するとして規則により抵当権付きの宅地を購入できず、被災宅地の買い取りを妨げる要因となっていた。県などが県内の金融機関と改善策を調整してきた。

福島民友  2013年2月1日
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アマゾンベストセラー、幕末維新 2013年2月2日
2.会津藩はなぜ「朝敵」か (ワニ文庫)星 亮一
12.偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
28.会津藩はなぜ「朝敵」か―幕末維新史最大の謎 (ベスト新書)星 亮一
44.会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
50.八重と会津落城 (PHP新書)星 亮一
77.新島八重と戊辰戦争 (ベスト新書)星 亮一
79.女たちの会津戦争 (平凡社新書)星 亮一


夢や目標を達成するには
1つしか方法がない
小さなことを積み重ねること
(イチロー)


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2013年2月1日(金) 原発、政治、社会
園田監督更迭も 続投発表から一転、全柔連ドタバタ

会見の席を立つ全日本柔道連盟の上村会長(左)
Photo By スポニチ
 ロンドン五輪柔道女子代表の園田隆二監督(39)ら指導者が五輪代表選手ら15人にパワーハラスメントを告発された問題で、全日本柔道連盟(全柔連)は30日に会見。事実を認めたうえで監督らを書面による戒告処分とし今後も続投させることを発表した。しかし、昨年末には日本オリンピック委員会(JOC)に指導陣の一掃を求めるメールも同じ15人の連名で届いていたことも新たに発覚。全柔連の上村春樹会長(61)は選手の聴取に前向きな姿勢を示し、内容によっては指導陣を更迭する可能性も示唆した。

 異例の集団告発が明らかになって一夜明け、柔道の総本山となる東京都文京区の講道館で午後4時から会見した全柔連の上村会長は「大変お騒がせ、またご心配をお掛けしてすいません」と謝罪した。今回の園田監督の暴力行為と認定された指導についても「柔道の究極の目的は人づくり。己を完成させるために、あってはならないこと」と事実の重大性について言及した。

 全柔連の小野沢専務理事は「指導に対する情熱が一線を越えた。あってはならないこと」とする一方で「本人は深く反省しており、再発はないと誓っているし、それを信じたい」としリオデジャネイロ五輪までの強化体制は変えないことも明らかにした。

 しかし、午後3時30分に行われたJOCの会見では、12月25日に同じ15人の連名で、嘆願書がメールで届いたことが明らかになった。JOCは今月、独自に一部選手と面談。平事務局長はパワハラの例として「死ね」などの暴言を挙げた。

 事態を重く見た上村会長は要望書を提出した15選手の中で希望者には、全柔連が聞き取り調査を実施することを明言。戒告処分止まりで、続投とされた強化体制についても「聞き取り調査の中で新たな事実が解明されれば(指導者に対する処分が変わる)可能性がある」とし、場合によっては園田体制を一新することも辞さない考えを示した。

 園田監督は来月5日、選手らとともにグランドスラム・パリ大会に向けて出発する計画。現在のところ予定通りだが、上村会長は「今のままで行くにしても、あるいは(監督を)代えるとしても、きちんと(聴取の)結果をみなければ。真の解決はみていないと思っている」とし、早期の調査実施を明言した。連盟内で一度は決定した「処分」を白紙に戻しかねないトップ発言。リオデジャネイロ五輪に向けて再出発したはずの柔道界の混乱は、まだ続く。

女子柔道暴力:やくみつるさん「どのような指導効果的か学ぶべき」
2013年01月31日

 ◇女子柔道トップ選手 暴力、パワハラ告発 
 女子柔道選手に対するパワハラ問題による選手の告発について、各界の識者がコメントを寄せた。

 ▼谷口源太郎さん(スポーツジャーナリスト)選手が集団で監督を告発する行動に出たのは珍しいケースだ。競技の世界では「指導者を告発するというのは許されない」という不文律が貫徹しているが、選手にとって、よほど許せない思いが強かったのだろう。日本代表をめぐっては「(代表になった)重さを知れ」と当たり前のように言われ、何でもまかり通ってしまう体質があり、埋もれている問題はほかにもかなりあるだろう。このまま放置するとスポーツ界の荒廃が進んでしまう。

 ▼長田渚左さん(ノンフィクション作家)日本では、殴って育てられた人が指導者になり、その人も教える時に殴るという悪循環になっている。精神を鍛え上げ、上の者が下の者に教えてやるという感じが強い。選手ファースト(第一主義)ではなく指導者ファーストだ。欧米では殴ったら永久追放される事例もある。20年に五輪を招致しようという国なのだから、スポーツそのものを見つめ、選手が自発的に練習できるためにコーチや監督はどのような役割がいいのかを考えていかないと、体罰問題はますます深刻化していくだろう。

 ▼やくみつるさん(漫画家)相撲部屋でも散見された体罰問題が、五輪代表を率いるようなトップクラスのスポーツ指導者にまで来てしまったかという思いだ。トップアスリートが現場から即指導者になるのがいいという、体育会系独特の論理があるのかもしれないが、意識の高い人は自ら教育を受けている。どのような指導が効果的かを学べば、こういう問題は避けられるはず。指導者になった後でもいいから、そういう教育カリキュラムを義務付けるような環境を、スポーツ界全体でつくっていかなければならないのではないか。(スポニチ)

帰還住民は4割 川内村帰村宣言から1年
 東京電力福島第一原発事故で一時、全村避難した福島県川内村の遠藤雄幸村長が帰村宣言をしてから31日で1年となる。
 村は独自の指針として週に4日以上村内で暮らす村民を「帰村者」としている。昨年10月末現在の帰村者は全村民2835人の約4割に当たる1163人。そのうち完全に村に戻った人は400人余だ。
 一方、帰村者のうち6割超が50代以上の中高年層が占める。遠藤村長は「過疎化の村が抱える少子高齢化が一気に進んだ」と重く受け止める。
 復興に向けては、企業誘致による新たな雇用の場確保をはじめ、399号国道など生活道路の早期整備、村の約9割を占める森林除染など課題は多い。
 遠藤村長は昨年1月、「戻れる人から戻ろう」と呼び掛け、郡山市に移していた役場業務も4月に村役場で再開している。


( 2013/01/31 11:45 カテゴリー:

カルガモ肉が初の出荷停止 キジ、野ウサギも

 政府は30日、原子力災害対策特別措置法に基づき、県内で捕獲したカルガモ、キジ、野ウサギの肉から食品の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたとして県に出荷停止を指示した。
 東京電力福島第1原発事故後、これらの肉が出荷停止になったのは初めて。県内ではこれまでに、一部の市町村で捕獲したイノシシやクマ、ヤマドリの肉も出荷が制限されている。
(2013年1月31日 福島民友ニュース)

福島民友  2013年1月31日
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閉鎖…再出発 県内観光地のホテル、転換点

 東日本大震災、東京電力福島第1原発事故から丸2年を迎えるのを前に、県内観光地のホテルは閉鎖や被災した施設を取り壊して新たな施設として再出発を目指すなど大きな転換点を迎えている。一般客にもホテルとして利用されている福島市飯坂町のJR東日本社員宿泊所「びゅう飯坂」が3月末に閉鎖されることが30日、分かった。一方、運輸や観光事業などを展開する富士急行(山梨県)は震災で設備が壊れ、廃業した二本松市の奥岳温泉「あだたら高原富士急ホテル」跡地に温泉日帰り施設を新設する計画を進めている。原発事故による風評被害が続く中、ホテル業界や観光業の生き残りを懸けた闘いが続く。

福島民友  2013年1月31日
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中国で深刻な大気汚染、日本に迫る?

視界が悪い幹線道路。後方の建物は全く見えない(31日午前、北京で)=田村
充撮影

 中国東部で深刻化している大気汚染が、日本にも影響を及ぼすことに懸念が出ている。

 中国では今年に入り、北京市などで汚染物質を含んだスモッグに覆われる日が続き、体調を崩す住民が急増。飛来したとみられる汚染物質が日本でも確認され、西日本の一部では基準値を超える汚染物質が観測されている。加藤勝信官房副長官は31日の記者会見で、「ただちに日本への影響があるレベルではないが、引き続き環境省で大気汚染物質の状況を調査するなど、適切な対応を図っていく」と述べた。

 懸念されているのは、大気汚染物質の一つで、直径2・5マイクロ・メートル(1マイクロは100万分の1)以下の微粒子状物質「PM2・5」。吸い込むと肺の奥まで入り込み、肺がんなど呼吸器や循環器の疾患の原因になる可能性がある。

 環境省によると、10日夜から北京市を中心に中国東部で大気汚染が発生、14日まで主要都市で汚染が確認された。同市内の濃度は多い時には大気1立方メートルあたり約500マイクロ・グラムで日本国内の基準(1日平均35マイクロ・グラム以下)の十数倍にあたる。

読売新聞  2013年1月31日
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アマゾンベストセラー、幕末維新 2013年2月1日
7. 偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)星 亮一
23. 会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)星 亮一
51.戊辰戦争 裏切りの明治維新 (静山社文庫) 星 亮一
98.勝海舟と明治維新の舞台裏 (静山社文庫) 星 亮一


世界は丸い。
終わりだと思った場所が、
実は始まりの場所かもしれないのです。
(アイビー・ベイカー・プリースト   米国の政治家)


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