星亮一 今日の一言

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2004年3月31日(水) チベット旅行
今年の夏はチベットに出かけます。
目下、日程を組んでいますが、8月20日成田発、
中国成都経由でチベットに入り、
月末に帰国します。
料金は30万を切るべく交渉中です。関心のある方はメールを下さい。

ヤフー
チベットより


▼ここから先を読む前に
すでにチベットに行くことを決めてしまった方はガイドブックを1冊買ったほうがいいと思います。
『地球の歩き方 チベット』(ダイヤモンド・ビッグ社)
『旅行人ノート チベット』第3版(旅行人)
の2冊がありますが、初めて行かれる方は「歩き方」のほうが写真がたくさんあって楽しいかも(改訂は1年おき)。「闇バス」「ヒッチ」など違法な情報は載ってません。
「旅行人ノート」は、いわゆるバックパッカーの皆さんにお薦め。

「海豚公司」のチベットのコーナーもぜひ見て下さい。

あと、宣伝ですが、超初心者向けに『チベットで食べる・買う―こんなに楽しい聖地探訪』(祥伝社黄金文庫)なんてのも出てます。よろしく。




▼チベットとは何か?
どこをチベットと呼ぶか。大きく2種類の定義があります。

(1)中華人民共和国のチベット自治区……テレビや新聞で「チベット」と言っていたら、ほぼ間違いなく、「チベット自治区」のことです。なぜかというと、中国政府がそう言っているから。

(2)チベット高原あるいはチベット圏……チベット自治区に、青海省・四川省・甘粛省・雲南省などのチベット人が多く住む範囲を加えたもの。チベット人の多くは、こちらがチベットだと信じているし、むかしは実際チベットだったと言ってよいでしょう。

このページでは、単に「チベット」と言ったら、主に(2)あたりを漠然と指すことにします。これはひとえに心情的なものです。ただ、あまりに広すぎるため、話を簡単にするために、「チベットへ行く」といったら、まず「ラサに行く」を指すことが多くなるでしょう。




▼チベット(高原)はどこにある?
だいたいこんな感じ→

大雑把にいうと、
中国の地図を見て、西のほうで濃い茶色で塗ってあるところは、ほとんどチベットっぽいです。




▼個人でチベットに行けるのか?
余裕で行けます。
ただし、ネパールからは形式的にグループ・ツアーに入らないと行ける可能性は低いようです。


日大大学院の広報から


掲載者  星 亮一(国際情報専攻 2期生)
タイトル 会津藩VS長州藩

KKベスト新書より発売しました。
会津若松の人々は長州、つまり山口県に対して激しい怨念を抱いています。
山口県の人が会津若松に来てタクシーに乗りました。
「お客さん、どこからきましたか」
「萩です」
「なに、萩だと、おりてください」
タクシーから下ろされました。

萩の人が会津若松のすし屋に入りました。
「お客様、どちらから」
「長州です」
「何だと、出て行ってください、かねはいらねえ」

まだあります。
萩の高校生が会津若松の東山温泉に泊まりました。
女中さん
「皆さん、どこから」
「山口県です」
「えつ、今夜のご飯はありません」
といわれたとか。
高校生はコンビにで弁当を買って食べたそうです。

多分、ジョークでしょうが、まあこんな関係なのです。
一体、会津と長州の間になにがあったのか。
和解はありえないのか。
そのことを書きました。
ひどい戦争があったことは事実です。
すでに140年すぎたのですが、会津の人々はかたくなです。
その原因と今後の展望にふれました。

私の持論は和解です。お互いに握手をしようじゃないか。
そう書いたのです。
どうなりますか。
わかりません。





△top
2004年3月30日(火) 幕末
いま書いている幕末とはなんぞや。
タイトルは
『幕末史』
ではなく
『幕末』
の公算が強くなりました。
筆で書くと、それらしい感じがでる文字だと思います。
出版社は三修社
原稿締め切り
4月6日、
出版6月下旬
ハードカバーの史論、日本の幕末です。
文章はテンポを持たせ人物を通して
新しい視野で幕末に切り込みます。
乞うご期待です。

東北が大阪桐蔭との接戦制す…選抜高校野球


8回東北1死2塁、大沼が勝ち越しの適時打を放つ
 
 東北3―2大阪桐蔭(選抜高校野球2回戦=30日)――大阪桐蔭は一回二死から中村が143キロの直球を右中間へ先制本塁打。初戦でノーヒットノーランを達成した東北のエース、ダルビッシュが許した初安打が本塁打となった。

 東北は二回、先頭の横田がバックスクリーン左に本塁打を放ち、同点に追いついた。 東北は三回、二死三塁から、伊藤が中前適時打を放って勝ち越した。

 大阪桐蔭は四回、2安打で二死一、三塁の好機を作ったが、三国が三振。五回にも走者を三塁に進めたが、決定打が出ない。

 大阪桐蔭は六回、中村が1打席目に続き、またも右中間に本塁打を打ち込んで同点に追いついた。東北は七回からダルビッシュに代わって真壁がリリーフした。

 東北は八回、中前打で出塁した家弓を犠打で二塁に送り、大沼の適時二塁打で勝ち越し。真壁が大阪桐蔭の反撃を断ち、19年ぶりの8強入りを果たした。(読売新聞)
[3月30日12時23分更新]


「娘の無事を祈るだけ」 磐田市長が会見で心境吐露
 「ただひと言、娘の無事を祈るだけ。無事に帰ってくることを確信している」。静岡県磐田市の鈴木望市長(54)が30日朝、長女の涼子さん(22)が行方不明になってから初めて市役所に出勤し、記者会見で父親としての心境を語った。
 疲れた様子の鈴木市長は「思い当たるふしはなにもない。私の知る限り娘にトラブルはなかった」と首をかしげた。(共同通信)

日本はテロ国家だね
抜本的な治安対策が必要ですね
世紀末の現象です。
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2004年3月29日(月) 今日は東京からお送りします
今日は、神田古書店をまわり、ノモハン戦争に関する史料を探しました。また、幕末長州藩関係の本も購入しました。昼は、KKベストセラーズの江渕編集長や八重洲ブックセンターの荻野仕入部長らと出版業界のことをあれこれ話をしました。午後の電車で帰り、『幕末史』の最後の章の執筆をします。

サクラ>都内で満開 平年より7日早く
 東京管区気象台は29日、東京都内でサクラが満開になったと発表した。平年より7日早く、昨年より3日早いという。この日、東京は移動性高気圧に覆われて、朝から気温が上昇。午前11時には20度を超えて、5月上旬並みの陽気となり、「標準木」とされる千代田区の靖国神社境内のサクラが、ほぼ満開となった。(毎日新聞)

でもみれませんでした。

ヘッドライン
輸送車襲撃、数千万円奪う=パチンコ店交換所近く、1人けが−富山
 29日午前11時半ごろ、富山市田中町のパチンコ店「マルハン富山店」近くの路上で、景品交換所に来ていた現金輸送車が数人組の男に襲われた。男らは、現金数千万円と小切手などが積まれていた輸送車を奪い、逃走。輸送車を運転していた男性(44)が顔などにけがを負った。富山署は強盗傷害事件として、緊急配備し、男らの行方を追っている。 (時事通信)

もはやギャング
△top
2004年3月28日(日) 今日は東京
午後から水道橋の日本大学経済学部で、大学院の中国事情研究会があり、ここで
ノモンハン事件について発表します。
研究序説ですね。
この事件については説が分かれていて、無駄な戦争であり、惨敗の事実を隠蔽して
太平洋戦争に突入したのは大きな誤りだったが一つです。
私もこの説です。
二つ目は開き直り説です。
勝ったのは日本の関東軍であり、ソ連の領土侵犯を阻止した戦争である
というのである。
まあ
私なりの感想を述べることにしたいと思います。


<小泉首相>靖国参拝、中国の反発は「不思議」

 小泉純一郎首相は27日のテレビ朝日の報道番組収録で、自らの靖国神社参拝に中国が反発していることについて「自分の国の戦没者に対し哀悼の意をささげる。これをなぜ外国の人がいけないと言うのか、いまだに不思議でしようがない」と述べ、中国の批判は当たらないとの考えを強調した。

 靖国神社にA級戦犯が合祀(ごうし)されていることには「こだわっていない」としたうえで、政界で議論されてきた分祀については「政府が靖国神社に(分祀しろと)指示はできない。靖国神社が考えること」と述べた。

 国立追悼施設の建設問題については「わだかまりなく多くの人が参拝できる施設があればそれはいいと思っている」と述べ、将来的な課題との認識を示した。

 一方、日中関係全般については「非常にいい。一部のところだけをとらえておかしいと思う方がおかしい」と主張した。

 尖閣諸島に中国人活動家が上陸した事件については「日中友好に悪影響を与えないような解決策は必要だった。しかし、日本には日本の法律があり、法律に従った」と語った。【古本陽荘】(毎日新聞)
同感です。


大輔164球熱投実らず お得意さまロッテにまさか(スポーツ報知)

 ロッテは1回2死一塁から李の右翼線二塁打などで2点先制。3回に堀の2ランで加点。清水直、小林雅のリレーで追いすがる西武に2点差で逃げ切った。西武は和田、フェルナンデスのアーチ攻勢も及ばず。松坂の序盤の失点が響いた。(勝利打点=李)

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
ロッテ 2 0 2 0 0 0 0 0 1 5
西武 0 1 0 0 0 0 0 2 0 3
[勝]清水直 1試合1勝
[S]小林雅 1試合1S
[敗]松坂 1試合1敗
[本]和田1号(清水直・2回)、堀1号2ラン(松坂・3回)
   フェルナンデス1号2ラン(清水直・8回)

 西武初の5年連続開幕投手という栄誉を担った松坂には、何ともホロ苦い幕開けとなった。立ち上がりから変化球が高めに浮き、李にチェンジアップを痛打されるなど初回、2失点。昨年は3勝負けなし。プロ通算14勝3敗。7連勝中だったロッテに思わぬではなをくじかれた。

 制球が定まらず、球数が増えた。5回を終えた時点で106球。当初は7回あたりで交代を告げられるはずだった。だが、「このままでは(マウンドを)降りられない」と続投を志願。この試合の持つ意味を誰よりも理解している右腕は9回、164球を投げきった。

 「もし、逆転しても豊田は起用しなかった」(荒木投手コーチ)と首脳陣がエースに託した一戦。5回からは尻上がりに調子を上げたものの、勝利の女神がほほ笑むことはなかった。

 「序盤の2点があまりにも大きかった。悪い中でも抑えなくてはいけなかった。ゲームを作れなかった自分に腹が立つ」試合後、報道陣に囲まれた松坂は悔しさとチームへの謝罪の気持ちを表した。(田中 俊光)

残念でした。


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△top
2004年3月27日(土) 4日ぶりです、と訂正
3日間、京都を歩いてきました。会津藩が本陣を置いた
黒谷の金戒光明寺
新撰組の関係で内部を公開しており会津藩の人々の
暮らし振りのいったんを知ることができました。
松平容保の書があり、
そこにはこうありました。

志には虚邪なく
 行いは必ず正直にす
ゆう居するには常あり
 必ず有徳につく

自分の行動はいつも正直を旨とし、嘘偽りはみじんもない。
天皇をお守りし、力の限りを尽くして日本のために働く。
会津藩主松平容保は
そう心情を吐露していました。

まさに誠の人でした。

訂正
日大大学院の研究発表は
27日ではなく28日です。
誤って記載しました。
28日午後3時
日本大学経済学部教室です。


母校の野球

岩手日日新聞


 兵庫県西宮市で開かれている第76回選抜高校野球大会に出場し、24日の1回戦第3試合で拓大紅陵(千葉)に敗れた一関一高ナインが26日の夕方、一関市磐井町の同校に帰ってきた。甲子園で活躍したナインたちを一目見ようと待ち構えていた市民らから「ご苦労様」と選手の労をねぎらう言葉が飛んだ。



「甲子園、ご苦労様でした」と、畠中校長が選手らにねぎらいの言葉を掛ける




これはひどい事件だ
回転扉事故>過去2件の事故後も十分な改善行われず
 「早く救急車来て」。母が泣き叫び、名前を呼ぶ声にも、小学校入学を間近に控えた一人息子の溝川涼ちゃん(6)=大阪府吹田市=が再び目を開けることはなかった。東京の新名所「六本木ヒルズ」で26日起きた回転扉事故。過去2件の事故後も、十分な改善は行われず最悪の事故を招いた。春休みの親子連れでにぎわった超高層ビル前は、悲惨な事故を前に衝撃に包まれた。(毎日新聞)

これは朗報です

九大病院、携帯電話を解禁 ICUなど除くほぼ全域

 入院中も、友人や家族と携帯電話で気軽に話したい。そんな患者の希望に応えようと、九州大病院(福岡市)が、医療機器への悪影響を理由に禁止していた病院内での携帯電話使用を昨年10月から解禁したことが27日、分かった。
 最近は病院でも公衆電話が減少し「入院患者の心情や外来患者の利便性を考えると、デメリットよりメリットの方が大きい」(田中雅夫副病院長)というのが理由。解禁から半年たっても事故はないという。医療機関での使用禁止が定着する中で“常識”を覆す試みだが、電磁波で誤作動を起こす可能性もある心臓ペースメーカーの装着者からは疑問の声もあり、議論を呼びそうだ。
 使用を解禁したのは集中治療室(ICU)や手術室などを除く病院内のほぼ全域。ただし病室では、人工呼吸器など特定の機器が使われていない場合に限る。
 総務省が実施した医療機器に対する電磁波影響調査の結果などを参考に、院内の患者サービス専門部会で検討、「医療機器の性能向上などもあり安全性に大きな問題はない」と判断し、昨年6月の臨床部長会で解禁を決定。昨年7─9月の試行期間を経て、同年10月から本格実施した。(共同通信)
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2004年3月23日(火) 京都新撰組と会津藩の旅
24、25、26日と京都です。
3日間、
一言を休載します。
26日から報告記を書きます。
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2004年3月23日(火) ノモンハン事件の真相
日大大学院の研究発表会で、
ノモンハン事件について発表します。

日大大学院中国事情研究会、歴史研究会、時事問題を語る会
合同発表会

日 時 : 2004年3月27日午後3時より
会 場 : 日本学経済学部5号館3偕8号室(水道橋と神保町の丁度、中間点で水
道橋から左側の経済学部図書館の隣)
共 催 : 安全保障研究会、歴史研究会、中国事情研究会、時事問題を語る会

研究発表者:
星  亮一  〜 ノモンハン事件の真相
高木裕之  〜 ハイラル要塞の研究
長谷川昌昭 〜 『体感治安感覚の向上に一市民として』 ―「草の根外交」による
具体的貢献例等―

ビデオ等を使った、なかなか見られないフィールドワークの発表も盛り込まれてお
り、
そこから更に発展させて皆様で意見・情報交換できれば、と考えております。
きっと現在の対中関係や政策、治安問題等、全員参加型の話の中で拡大して
いくことでしょう。


母校の野球

岩手日日新聞
 <高校野球解説者・高橋透さんに初戦のポイント聞く>

 第七十六回選抜高校野球大会二日目の二十年度末のお忙しい折かとは存じますが、ぜひご参集くださいませ。
心よりお待ちしております。

*** ☆☆ *** ☆☆ ***
以上、事務局からの広報です。
どなたでも聴講できます。

四日、二十一世紀枠で出場する一関一高硬式野球部は第三試合で拓大紅陵(千葉県)と対戦する。花泉町在住で高校野球解説者の高橋透さんに初夏と異なるグラウンド状態、気温の変化にも注意が必要。甲子園球場の独特な雰囲気に早く順応し平常心で果敢なプレーを見せてもらいたい」。戦の見どころを聞いた。戦の見どころを聞いた。

 春の選抜大会は、新チームとなって以降の試合数の少ない北国チームにはハンディキャップがある。一関一ナインは昨秋に見せた快進撃のリズムを早く取り戻し、ベストコンディションで試合に臨んでほしい。今回は甲子園ネット裏から彼らを応援するが、次の視点で一高球児の戦いぶりをチェックする。

 攻撃面では<1>好球必打。シャープでコンパクトなスイング<2>甲子園で感じるストライクゾーンへの素早い対応<3>アウトコース、変化球に対するバットコントロール<4>出塁後、攻めの集中力−の四点。一方、守備では<1>内野手はスタートの一歩と球際のグラブさばき<2>外野手は球場固有の距離感とライナー性打球への反応<3>俊足走者に対する野手間の的確な連係−を確認したい。

 バッテリーでは、まず木村正太投手の速球の伸びと切れ、そして変化球のコンビネーション。そして菅原啓人捕手のスローイングのコントロールがカギ。

 最後に五十六回大会で四強に勝ち上がる大活躍を見せた大船渡高校野球部元監督の佐藤隆衛さんからのコメントを紹介したい。

 「センバツは特に、予想しない場面が展開する。連鎖的なミスには十分注意してほしい。また
 

 



ダルビッシュを守れ! 異例の取材場所制限(日刊スポーツ)
 センバツ開会式で「ダルビッシュシフト」が敷かれる。今日23日に甲子園で開幕する第76回選抜高校野球大会の開会式直後に、東北(宮城)ダルビッシュ有投手(3年)
 。松坂(西武)や松井(ヤンキース)でさえもなかった、単独での取材場所設定。大会本部が、過熱するダルビッシュ人気を考慮し、混乱防止のため異例の措置に踏み切った。
 ダルビッシュフィーバーが大会本部をも動かした。出場32校、ベンチ入り576人の高校球児の中で、ダルビッシュだけ開会式直後に単独取材の場を設けることを決めた。かつての甲子園のヒーローたちにも設定されなかった異例の単独記者会見。大会本部は「報道陣がダルビッシュ君の取材に集中することは確実なので、混雑防止のためこういう方法をとることになった」と説明した。
 例年、開会式後は選手を待機させず、速やかに球場外に移動させていた。その間に取材やファンから記念写真を求められるが、大きな混乱はなかった。だが、ダルビッシュ人気は別格だ。昨春は開会式後にファンに手を引っ張られて右脇腹を痛め、全治2週間のケガを負った。最終学年となった今年は、さらに報道陣やファンが殺到することは必至で、昨年の反省も踏まえて一塁側室内練習場での記者会見となった。
 若生正広監督(53)は「そんなにダルビッシュの人気ってすごいの?  普通の高校生だからあんまり特別な感覚をもたれても困るよね」と驚きを隠せない様子。それでも「そういう措置がなかったら、他のメンバーでダルビッシュを取り囲んで移動しようかと思っていたから」と胸をなで下ろした。ダルビッシュも「ありがたいです」と感謝した。
 最速149キロ速球とモデルばりの甘いマスクで、昨秋からのファンレターは300通を超えた。東北大会でもダルビッシュが投げる試合は常に満員の人気ぶり。今大会もダルビッシュについては特別警備態勢を敷き、球場の出入りの際には、通常は各校2人の警備員を7人に増やす。これらの特別待遇により、野球に集中できる環境も整った。マウンド上で新たな怪物伝説をつくり上げる。

鶏大量死「なんなんこれ」 連載「何が起きた(1)」
疑う話もした。別の従業員は、19日ごろ、本社の浅田秀明社長に電話した。「社長は『多いな、分かった』と答えた」という鶏インフルエンザ
最後に五十六回大会で四強に勝ち上がる大活躍を見せた大船渡高校野球部元監督の佐藤隆衛さんからのコメントを紹介したい。

 「センバツは特に、予想しない場面が展開する。連鎖的なミスには十分注意してほしい。また
 


鶏インフルエンザ
連載1回


従業員によると、20日ごろ、姫路市の本社から社員が駆けつけた。「社員が5、6羽を解剖した。腸がただれているのを見た」という。22日ごろ、社長から「腸炎だ」と説明を受けた。「この業界でインフルエンザを疑わない人はいない。でも『そうか』と思った」と振り返った。
 別の従業員は「腸炎は伝染しないはずなのにおかしいと思った」と話した。しかし「自分をごまかすというか、何かに納得してないと仕事ができなかった」。
▽1月中旬に指示
 同じころ、鶏舎内の消毒が始まった。25、26日の鶏の出荷作業で、ほとんどの従業員が異変に気づいた。ゲージから出すときに鳴いたり、足をつっぱったり、暴れたりしない。死んだ鶏もいた。従業員は「なんなんこれ」「腸炎でこんなに死ぬんか」と声を上げた。浅田社長に説明を求める従業員もいた。
 従業員たちは、浅田社長の指示を覚えていた。「場内で野鳥が死んだり、いつもより死鶏が多く出たら報告するように」。1月中旬、山口県で鳥インフルエンザ感染が確認された直後だった。 (京都新聞)
[
△top
2004年3月22日(月) 仙台です
今日は9時半のバスで仙台です。
初めての乗車です。
夕方、報告します。

仙台も寒かったですね
驚いたのは長距離バスです。
山形、一ノ関、八戸、気仙沼、
福島とバスがどんどん出ていました。
なにせ仙台・郡山往復で
2400円でした。
新幹線だと1万円はかかります。

価格破壊でしょうか。
驚きです。





井秀、大当たり 大リーグオープン戦(共同通信)

 デビルレイズ戦の6回、この試合3打点目となる左前適時打を放つヤンキース・松井秀=タンパ(共同)


 【タンパ(米フロリダ州)21日共同】米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜外野手は21日、当地で行われたデビルレイズ戦で、先制2ランとなるオープン戦第3号本塁打を放ったほか、3打席連続安打で3打点をマークした。松井秀の活躍で、試合はヤンキースが7−2で快勝した。
 松井秀は第1打席の2回無死一塁で中越えに本塁打。4回の第2打席は右前打、6回の第3打席は左前適時打し、6回終了で交代した。3本塁打と13打点は、いずれもチーム最多。
 デビルレイズは、ヤンキースが日本での開幕シリーズで対戦する相手。


すごいなあ


ハルウララ>武豊騎乗でも106連敗

 高知競馬(高知市)で22日、105連敗中の人気馬、ハルウララ号(牝、8歳)が中央競馬のリーディングジョッキー・武豊騎手の騎乗で第10レースに出走したが、11頭中10着に終わった。天才騎手の手綱さばきで悲願の初勝利が期待され、約1万3000人の観客が詰めかけたが、大歓声は、ため息に変わった。 早朝から詰めかけたファンのため、午前9時半の開門時間は30分繰り上げ。午後には過去最高の1万3000人に上り、高知競馬始まって以来の入場制限に踏み切った。

 ハルウララは、不良馬場の中、第1コーナーでは5、6番手に付けたが、その後はズルズルと後退し、最後の直線でも伸びなかった。

 武騎手はこの日、日本中央競馬会(JRA)との交流レース「黒船賞」(第9レース)のため高知入り。同競馬を運営する高知県競馬組合が「中央のジョッキーに乗ってもらえれば」と、JRAを通じて昨年暮れごろから武騎手に騎乗を依頼、快諾を得ていた。

 レース後、武騎手はハルウララとともに観客席前をゆっくりと駆け抜け、ファンからは惜しみない拍手が送られた。【小川信】(毎日新聞)

武さん
お疲れさんでした。
ハルウララ、そろそろ引退ナノカナア
△top
2004年3月21日(日) 新選組京都の旅
24日からNHK文化センタ―の仕事で京都新選組と会津藩に旅に出かけます。
この日、母校の一関一高が甲子園に登場する日ですが、
残念ながら
ラジオでの応援になります。目と鼻の先にいるのですが、仕方がありません。
京都の日程は下記のとうりです。
24日 福島空港-伊丹空港 寺田や、西本願寺、島原、角屋
25日、八木邸、壬生寺、二条城、京都府庁、蛤門、黒谷、三条大橋
26日、霊山歴史館、NHK大阪、伊丹空港-福島空港
です。

いずれ新選組京都の旅をリポートします。


“初代東大総長”は誤解 会津若松出身の山川健次郎

 福島県会津若松市出身の物理学者で、東京帝大の初代総長と称されることが多い山川健次郎(1854―1931年)が、実際は第6、9代の総長だったことが分かった。地元では初代と思い込んでいる人が多いが、選挙による初の総長だったため“初代”の印象が強かったらしい。

 白虎隊士だったことでも知られる山川は、1901―05年に6代総長、13―20年に9代総長を務めた。

 「初代」説は市民の間に広く広まっている。市職員の男性(48)は「子どものころから、山川さんは初代総長だと繰り返し教えられた。違っていたとは意外だ」と驚く。

 同市に昨年発足した「山川健次郎顕彰会」も「最近まで初代だと認識していた」という。2月下旬に間違いに気付き、文書などをすべて改めた。

 大学の歴史に詳しい東大名誉教授の寺崎昌男さん(日本近代大学史)によると、総長が選挙制度になったのは1918年から。山川健次郎が選挙による初の総長になるという。寺崎さんは「有名な人物なので、初代の部分だけが独り歩きしたのではないか」とみる。

 顕彰会は寺崎さんを講師に招き、4月24日に会津若松市の北隣、福島県河東町の民間観光研修施設「会津藩校日新館」で山川の業績に焦点を当てるフォーラムを開く。「事実を知り、顕彰を深める機会にしたい」と、多くの市民や歴史愛好家の参加を呼び掛けている。
(河北新報)

松井稼快足披露「イチローより速い」
 自慢の足で魅せた。メッツ・松井稼頭央内野手(28)が19日、オーランドで行われたブレーブスとのオープン戦に「一番・遊撃」でフル出場。5打数2安打2打点に加え、最大の武器であるスピードを披露して敵将のボビー・コックス監督(62)をうならせた。4月6日の開幕戦で対戦する強豪ブレーブスに、その名を強烈に植えつけた。(ポートセントルーシー・遠田 寛生)

すごいですね


日本大学大学院
近藤大博教授の
4月の総合雑誌評論


月刊総合雑誌04年4月号拾い読み         (04年3月20日・記)
台湾の総統選挙(3月20日)の10日ほど前に月刊総合雑誌4月号が出揃いました。その総統選挙を真正面にすえた特集(「『台湾独立』是か非か―総統選は日本の問題だ」)を『中央公論』が編んでいました。総統選の混乱の原因を把握しようとするのであれば、巻頭の若林正丈・東京大学教授「九六年以後―総統選がつくってきた台湾独立論」だけでも一読すべきでしょう。台湾の人々の多くは、大陸中国との経済的相互依存関係を深めながらも、台湾アイデンティティを求めています。総統選ごとに、台湾の民意は、米中そして日本の狭間にあって、ナショナリズムへの傾斜を強めてきています。それを危険視する潮流もあり、対立の構図には根深いものがあります。台湾政情の歴史的経緯・国際的政治環境の変化を、若林論文は簡潔に説いています。
躍進を続けてきた中国企業にも翳りがみられるようです(たとえば、上官文彦・ジャーナリスト「ハイアールは張り子の虎だった」『文藝春秋』)。
その他、中国関連の特集に、『諸君!』の「『銭こそがすべて』の中国」があります。タイトルから受ける印象ほど中国を否定的に捉えているわけではありません。ビジネス・経済的観点から、冷静に中国との関係を問い直そうとの試みです。葛西敬之・JR東海社長「新幹線売込み『中国詣で』は国益に反する」では、対中国関係においては、日本側が熱意を示せば示すほど損をする構図が浮かび上がってきます。
しかし、今後、隣国・中国との経済的関係は、よりいっそう深めざるをえません。また、上記の上官論文が問題提起しているように、中国企業・経済は真にグローバル化するには種々難題を抱えています。
矢吹晋・横浜市立大学教授×渡辺利夫・拓殖大学教授「『人民元切り上げ』と北京五輪」で、渡辺は、中国北京五輪開催される2008年までは順調に成長を続けますが、その年が分水嶺となり、諸制約が顕在化すると指摘しています。矢吹は、人民元の切り上げはあったとしても、5〜10パーセントの間であり、大勢には影響はないと指摘します。そのうえで、中国を含め、隣国の多くが経済的にテイクオフを遂げた結果、「日本は初めて周囲に問題意識を共有できる対等のパートナーを得た」と矢吹は分析しています。渡辺によれば、「アジアのアジア化」が進むのです。中国の真のグローバル化があって、ようやく「アジアは一つ」が現実の世界で実現し、その中での日本のあるべき姿が求められるのであり、日本の可能性が開けていくのだと、二人は力説しています。
ところで、先月も年金問題を取り上げましたが、公的年金の徹底的改革が行われないのは、それなりの理由があるようです。榊原英資・慶応大学教授「日本型国家社会主義『年金・郵貯』を清算せよ」『中央公論』によれば、年金・健康保険等の公的金融は大きくその規模を拡大し、政府業務全体の半分以上を占めるようになっています。しかし、年金も医療保険も悪平等の傾向が強く、かつ「社会主義」的統制下にあります。年金・郵貯という公的金融が日本型国家社会主義「1940年体制」という日本型システムを支えているのです。「公」の肥大化を止めない限り、日本はいずれ破産する、とのことです。
日本型システムには、他にも検討すべき点がありそうです。日本のアニメは、世界に影響力をもつ「ソフトパワー」となりました。しかし、その産業としての基盤は従来型の下請け体制にあり、きわめて脆弱です(岸本周平・経済産業研究所フェロー「このままで日本アニメは衰退する」『中央公論』)。戦略的産業政策が必要とされています。
日本型システムのうち、とくに政府部門は抜本的改革が必要なようです。しかし、経済の回復とともに、民間部門では、日本型システムと言わないまでも、日本型経営が再評価され始めています。
長く低迷が続いていた松下電器産業もV字回復しました。その立役者たる中村邦夫・同社社長は「『幸之助精神』の破壊者と言われて」『文藝春秋』で、チームワークによる「全員経営」の重要性を強調しています。さらに、米国流の成果主義は成果が上がらない人間を「ほっぱらかし」にすることになり、かえってマイナスになると、その導入に反対しています。
地方都市・岡山にあって、小規模ながら、インターフェロンの大量生産に成功し、世界的に高名となった林原の社長・林原健も「小さなバイオ企業、世界を制す」(『ボイス』での唐津一・東海大学教授との対談)で、くりかえし社員間の人間関係の重要さを説いています。『中央公論』では、キャノン社長の御手洗冨士夫が「企業DNAを生かせば製造業は必ず復活する」で、ひところのアメリカ型経営礼賛論を全否定し、密度の濃い社会である日本には独自の人事政策があるとし、終身雇用の効用を熱く説いています。
「日本型年功制」が企業を救うとまで、高橋伸夫・東京大学教授「『成果主義の虚構』を崩す」『現代』は断言しています。もっとも横並びでよいと言うわけではありません。日本企業は、単純な昇進・昇給による評価ではなく、次の仕事で報いるという向上心の喚起や企業の発展につながるシステムを有していたのです。つまり、仕事の成果は次の仕事で報いるのが日本型人事システムです。大きな仕事を任されるようになると、おのずとそれに見合ったポストや報酬も伴うわけで、自然に差がつくのが「日本型年功制」なのです。
企業と社員・個人との関係では言えば、日亜化学工業をめぐる問題を無視できません。ご存じのように、青色ダイオードの発明者・中村修二がかつて勤務していた日亜化学工業に発明の対価として200億円を請求し、東京地裁で認められました(1月30日)。
小川雅照・日亜化学創業者「長男」「日亜化学『200億円』敗訴」の恥を創業家としてあえて晒す」『現代』によりますと、中村は創業者とは2人3脚的な協力関係にあったのですが、2代目の婿養子に陰湿な苛めにあったとのことです。
 そうであったとしても、200億円は妥当な金額でしょうか。それを詳らかに論じているのが、山口栄一・同志社大学教授「『二百億円判決』中村修二は英雄か」『文藝春秋』です。山口によれば、中村が「独力で、まったく独自の発想に基づいて」特許発明したわけではありません。一小企業として存亡をかけた多額な投資、リスクへの挑戦がなければ実現できなかったのです。山口の計算によれば、発明の対価は最大2億円程度となります。
何はともあれ、中村の訴えは、企業と社員・個人の関係を考え直す上で意義がありました。経済に回復の兆しがあるのでと社員・個人の関係が問われたのです。また、問い続けていかなくてはならないのです。
アメリカでBSEが発症し、アメリカは日本側の主張する牛の全頭検査に応ずる気配はなく、輸入はストップしたままです。そのため、牛丼チェーンから牛丼が消えてしまいました。神里達博・社会技術研究システム専門研究員「米国BSE騒動に見る科学と政治」『論座』によれば、全頭検査は“科学的でない”とする米国の主張のほうが、“科学的でない”のです。だからこそ、森永卓郎・エコノミスト「牛丼『復活』を自立国家の悲願とせよ」『中央公論』は、食糧に関してまでアメリカに追従してはならない、日本の食の安全のため、「アメリカにきっちり物を言うべき」だと主張しています。
また、トリインフルエンザが国内でも発生し、自殺者まで…。では、牛とトリとではどちらが大問題なのでしょうか。それに真っ向から答えているのが、青沼陽一郎・ジャーナリスト「トリと牛、どちらが危ない?」『文藝春秋』です。トリは熱処理をきちんとすれば危険ではありません。一方、アメリカ産牛肉は、ここでの詳述は避けますが、種々多々再検討すべき点がありそうです。
日本の食糧自給率は供給カロリーベースではたった40%、穀物に限ればなんと28%です。森永も、青沼も、輸入食糧の安全性・品質に疑問を表明すると同時に、食糧の自給率の低さを問題視しています。食糧面での安全保障に早急に国を挙げて取り組むべきでしょう。
(文中・敬称略)


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2004年3月20日(土) 今週のベスト10
朝日新聞掲載(3月20日)
郡山市・東北書店
1、川島隆太教授の脳を鍛える音読ドリル くもん出版
2、新選組と会津藩 星亮一 平凡社
3、川島隆太教授大人のドリル くもん出版
4、ユルユルカ 高里椎奈 講談社
5、蹴りたい背中 綿矢りさ 河出書房新社
6、クラウデイア奇跡ぼ愛 村尾靖子 海拓社
7、蛇にピアス 金原ひとみ 集英社
8、世界の中心で愛を叫ぶ 片山恭一 小学館
9、13歳のハローワーク 村上龍 幻冬舎
10、夜回り先生 水谷修 サンクチュリア・パブリッシング

新選組と会津藩
2位でした。
ありがとうございます。
来週発売
『会津藩VS長州藩』
もよろしく
お願い致します。



刊文春出版禁止は妥当 東京地裁、異議退ける


 
 田中真紀子前外相の長女の私生活に関する「週刊文春」(文芸春秋発行)の記事をめぐり、東京地裁(大橋寛明裁判長)は19日、出版禁止を命じた同地裁(鬼沢友直裁判官)の仮処分決定を妥当と判断、文春側の異議申し立てを退けた。
 記事の公益性を否定した上で、差し止めの対象は文春の手元にあった3万部と認定。出荷されれば「重大で回復困難な損害をこうむる恐れがある」とし、事前の差し止めの要件を満たしていると判断した。
 発売前日に大手誌の出版を差し止めた異例の仮処分を追認する司法判断で、出版禁止命令の効力は維持された。文春側は東京高裁に抗告する方針を明らかにした。
 また、同地裁は19日、文春側が仮処分に違反した場合、前外相の長女とその元夫にそれぞれ1日137万円を支払うよう命じる「間接強制」の決定をした。(共同通信)


母校の野球

土の感触確かめる〜一関一高ナインが球場練習

 第七十六回選抜高校野球大会(二十三日開幕、阪神甲子園球場)に出場する一関一高硬式野球部が十八日、甲子園練習に臨み、土の感触やファールグラウンドの広さ、「高校球児の聖地」といわれる球場の雰囲気などを確かめた。

 同日の兵庫県西宮市は朝から雨。午前中に割り当てられたチームは室内練習場での練習を余儀なくされたが、昼すぎに晴れ間が出て、同部の練習は予定通り午後二時二十分からグラウンドで行われた。スタンドにはOBらが駆け付け、校歌やエールで後輩を激励した。

 ナインは規定の五十分間、「守備六割、攻撃四割」(小野寺弘行監督)の実戦的な練習を展開。全員が守備位置についてのシートノックでは、外野フェンスの球の跳ね返りや、内野グラウンドの状態を各選手が念入りにチェックした。

 五日間にわたる香川県高松市での二次合宿を打ち上げたばかりのナインだが、あこがれだった甲子園での練習に元気いっぱい。合宿中の練習試合で完封勝利を上げた木村正太選手(二年)は、シートバッティングで左中間に大きな当たりを放ち、打撃面でも好調さをアピールした。

 チームは今後、二十四日の初戦・拓大紅陵(千葉)戦=午後二時半開始予定=に向け、高野連指定のグラウンドで調整を重ねる。

 小野寺弘行監督 合宿の疲れを心配していたが、軽快な動きと笑顔が見られて安心した。気を緩めずに初戦に臨みたい。

 曽根真主将 とにかく広いという印象。いよいよという気持ちになってきた。勝つことだけを目指して一生懸命頑張ります。

岩手日日新聞


”ナベサダ”さんが一関「ベイシー」でライブ>

 ”ナベサダ”の愛称で親しまれ、世界を舞台に活躍しているアルトサックス奏者・渡辺貞夫さんのライブが、一関市地主町のジャズスポット・ベイシーで十四、十五の二日間にわたり行われた。「聴衆に近いところで演奏したくて」(渡辺さん)毎年春に行っているツアーの一環。”世界の音”を間近で披露し、詰め掛けたファンを魅了した。

 今年は、従来のバンドにパーカッションを加えたクインテットで編成。メンバーは渡辺さんのほか、B’zやZARDのレコーディングにも参加し、貞夫さんとは八年間一緒に演奏している小野塚晃さん(ピアノ)、自身のバンド活動も展開しながら足立音楽大学などで後進の指導にも当たっている納浩一さん(ベース)、プロ活動一年目、現在十九歳で今後の活躍が期待されている横山和明さん(ドラム)、セネガル出身で、現在は日本を拠点に国内外で多数のワークショップなどを開催しているンジャセ・ニャンさん(パーカッション)。

 ライブには、渡辺さんの演奏を生で聴こうというファンが市内外から訪れ、両日とも満席。二日目の十四日は八時に開演、途中休憩を挟み十時半まで、アンコール四曲を含む延べ二十曲が演奏された。この中では昨年、ベイシーのために書いたという「BASIE’S AT NIGHIT」も披露。また、パーカッションのンジャセさんが、セネガルの伝統楽器「ジェンベ」をソロで演奏するコーナーも設けられ、普段見ることのない珍しい楽器とンジャセさんの奏でる激しいリズムに、観客らは盛んに拍手を送っていた。

 客席とステージは手を伸ばせば届く距離。観客も六人目のメンバーになったように、歌ったり踊ったり。互いの表情が見える空間はバンドと観客に一体感を生み出したようで、会場は温かい空気に包まれた。

 市内在住の英国人女性は「初めてジャズを聴いたけどすごく良かった。(最前列に座り)目の前で聞けてすごく幸せ」、花巻市から二日間通ったという女性は、「初日は雰囲気の盛り上がりが今ひとつだったけど、きょう(十四日)は演奏もノリも良く、楽しかった。距離が近いから雰囲気を共にできる感じがする」と語っていた。

 ベイシーでは六月に、ケイコ・リーのライブを予定している。

岩手日日新聞
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2004年3月19日(金) 特殊部隊
陸上自衛隊に特殊部隊が編成されると産経新聞に出ていました。
いつテロリストが上陸するかわからない時代です。
イラクにも派遣されるとありましたが、
大いに訓練をつんでほしいと思います。
アメリカはデルタフォース、グリーンべレイ、イギリスはSAS
中国、韓国、台湾、もちろん北朝鮮にもあります。
そういう時代になったかと
複雑な思いです。
新幹線に乗るときも気をつけねばと思う昨今です。


母校の野球

指せ初勝利]一関一・センバツ高校野球/上 拓大紅陵打線に挑むエース /岩手
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 ◇走り込みで制球力向上

 第76回センバツ大会(毎日新聞社、日本高野連主催)に21世紀枠として出場する一関一は、大会2日目の第3試合で、拓大紅陵(千葉)と対戦する。センバツ初勝利を狙う一関一の戦力を投・攻・守の3回で分析する。【林哲平】

 初戦でぶつかる拓大紅陵は、昨秋の公式戦でチーム打率3割2分4厘の高打率を残し、関東大会で準優勝した。決勝で土浦湖北(茨城)に屈したが、4割6分2厘の主砲・氏家教行選手(2年)をはじめ、切れ目ない打線を誇る。一関一は「最少得点で守り勝つチーム」(小野寺弘行監督)を目指しており、エースの木村正太投手(同)の奮起に期待がかかる。

 木村投手は140キロ台の直球を中心にカーブ、スライダー、打者の手元で微妙に変化してバットの芯(しん)を外すカットボールを織り交ぜる。昨年の秋季大会10試合を1人で投げ抜き、防御率1・46と安定した投球でセンバツ出場の原動力となった。80回で94奪三振と1試合平均の奪三振(10・57)は、センバツ出場チームの主要投手中3番目だ。

 木村投手は1年生の秋から県内では「剛球投手」として知られた。2年の春季県大会1回戦では水沢を相手に無安打無得点試合を達成。だが、2回戦の盛岡大付戦は1―8で八回コールド負け。盛岡大付の沢田真一監督は「木村投手はボールが高めに浮き、狙ったところに来るのは5球に1球だった」と振り返った。

 それ以降、木村投手は「変化球の制球力向上」を課題にダッシュと投げ込みを繰り返した。昨年の秋季県大会では花巻東、専大北上、盛岡大付などと対戦し、4試合で被安打14、自責点1と見事な投球を披露。再び対戦した盛岡大付の沢田監督を「夏からすれば見違えるようにコントロールが良くなった」とうならせた。

 しかし、昨秋の東北大会準決勝で対戦した東北(宮城)は勝手が違った。相手は昨夏の甲子園準優勝校。木村投手が自信を持って投げ込んだ直球もはじき返され、12失点で六回コールド負け。「何を投げても打たれる。投げるボールがなくなった」と屈辱を味わった。

 冬場はグラウンド両翼に立つポール間のダッシュなど中距離系の走り込みを重視して瞬発力、持久力の両面を強化した。本格的な投球練習を再開した2月の静岡・富士合宿で、木村投手の力強いボールを見た小野寺監督は「球速が3、4キロ上がったと思う」と安心した。木村投手は「変化球をうまく使い、三振より打たせて取る今まで通りの投球をしたい。甲子園では最初から全力投球します」と話している。

(毎日新聞2004年3月17日岩手版から)


■一関一、闘志新たに甲子園練習



 【大阪支社】23日に開幕する第76回選抜高校野球大会の甲子園練習は18日、「21世紀枠」で49年ぶりに出場する本県の一関一や優勝候補の東北(宮城)など9校が行った。一関一ナインらは、あこがれのグラウンドの感触を確め、闘志を新たにした。

 雨の影響で、福岡工大城東(福岡)、済美(愛媛)、八幡商(滋賀)の3校が室内練習場での調整となったが、一関一が割り当てられた午後2時20分ごろには晴れ上がり、春らしい日差しが回復した。

 室内練習場で十分にウオーミングアップした一関一のナインらは一斉にグラウンドを飛び出した。正味40分間のうち30分近くをノックに充て、内外野に分かれて打球をさばいた。外野手は2班で左、右翼線への打球の切れ具合やクッションボールの処理などを入念に確認した。

 打撃練習ではレギュラー陣が快音を響かせた。4番の木村正太(3年)は左翼スタンドに打球を運び、好調ぶりを印象づけた。木村はマウンドにも立ち、捕手を座らせて軽めの投球をした。

 軽快な動きを見せるナインらに小野寺弘行監督は「選手は緊張した様子もなかった。この調子で拓大紅陵(千葉)戦に臨みたい」とチーム状態が上げ潮にあることを感じ取っていた。

 東北はバントを含めたシート打撃中心でエースのダルビッシュは投球練習を行わなかった。斑鳩(奈良)や八幡浜(愛媛)は守備練習を主体に汗を流した。19日は昨秋の明治神宮大会を制した愛工大名電(愛知)など9校が行う。

【写真=初勝利を胸に、あこがれの甲子園ではつらつと打撃練習をこなす一関一ナイン】




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■一関一ナイン激励 関西県人会



 【大阪支社】第76回選抜高校野球大会に出場する一関一高ナインは18日、甲子園での公式練習終了後、甲子園球場裏にある素盞嗚(すさのお)神社で、関西岩手県人会(安倍満穂会長、会員360人)、関西関中一高会(小野寺正芳会長)の激励を受けた。

 激励会には安倍会長のほか両会の会員、千田秀一県大阪事務所次長、学校側から小野寺弘行野球部監督、選手ら約70人が出席。

 神事で必勝祈願を受けた後、激励会に移り、安倍会長は「ぜひ勝って校歌を高らかに歌ってほしい」と出場記念のトロフィーや陣中見舞いを贈った。小野寺会長は「久しぶりに母校の野球を見せてもらった。試合に当たっては開き直りでやってほしい、全員野球を心掛けてほしい」と激励。出場記念のタオルとお守りを手渡した。

 これに対し曽根真主将(3年)は「今日の激励会を力にぜひ勝ちたい。応援をよろしくお願いします」と感謝した。

 最後に同校応援団OBで関西在住の飯沢宇雄さんら3人がバンカラ応援で選手を激励した。

 会場には地元高校生や高校野球ファンも押し掛け選手らに声援を送っていた。




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■一関一、きょう甲子園練習

 23日に開幕する第76回選抜高校野球大会の出場32校による甲子園練習が17日、始まった。

 この日は5校が練習。優勝候補に挙げられる大阪桐蔭(大阪)が先陣を切り、シート打撃で快音を響かせた。守備力が評価され「希望枠」で出場する秋田商(秋田)は50分間の持ち時間をほぼ守備練習に充てた。

 強豪の報徳学園(兵庫)初出場の立命館宇治(京都)はノックやシート打撃に時間を割き、初陣の土浦湖北(茨城)は新しいフェンスでのボールの跳ね返り具合を確かめた。

 
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2004年3月18日(木) 西郷隆盛
いま『大西郷全集』を読んでいます。
驚くことばかりです。
まず情報の収集能力です。
昨日読んだのは
イギリスの外交官アーネスト・サトウとの話し合いの模様です。
イギリスが幕府をどう見ているか、
フランスの動きはどうか
さりげなく
しかも的確に聞きだしているのです。

それがどう言う意味を持つのかといえば、イギリス、フランスの動向にあわせて
薩摩藩をリードしてゆくという
彼独特の政治手法なのです。
幕末の最終段階では
イギリスとフランスが日本の命運を握っていました。

なぜか
武力衝突となればまず軍備です。
ところが国産はありませんでした。
武器弾薬は完全に外国に依存せざるをえない状況でした。
大砲も小銃も火縄をのぞいて国産はありませんでした。

どちらがどこを応援するか
西郷はそこに最大のい関心をはらい続けたのです。
当初、フランスは幕府でした。


最終段階で西郷はそれをひっくり返すのです。
とにかく裏面の政治工作はすごいの一言に尽きます。


日本にもテロの恐怖
アルカイダ系組織、日本を名指しで攻撃予告
 [カイロ 17日 ロイター] アラビア語紙「アルハヤト」によると、スペイン・マドリードの列車爆破事件で犯行声明を出した「アブハフス・アルマスリ旅団」は17日、同紙に声明を送り、日本などを名指し、米国の同盟国に対する攻撃準備はできている、との認識を示した。
 アブハフス・アルマスリ旅団は、アルカイダ系組織と名乗っている。 (ロイター )


母校の野球

岩手日日新聞

後輩よぜひ勝って〜滝沢村の高橋雄三さんがエール>

 第七十六回選抜高校野球大会(二十三日開幕、阪神甲子園球場)に、二十一世紀枠で四十九年ぶり出場を決めた一関一高硬式野球部。昭和三十年春の甲子園出場時、六番捕手で主将を務めた高橋雄三さん(66)=滝沢村滝沢=も、母校のユニホームを身にまとい夢舞台に立つ後輩たちのプレーを楽しみにしている。

 高橋さんは当時四番の狩原宏基さん、遊撃手だった三浦栄蔵さん(共に一関市在住)、エースの斉藤奎行さん(滝沢村在住)ら実力者ぞろいのチームをまとめ、昭和二十九年秋の東北大会で優勝。当時、センバツに東北地方からの選考はなく「夏勝たなければ甲子園はないと思っていた」(高橋さん)が、東北勢として初の春センバツ切符を手にした。

 汽車に乗り大阪駅に着いた時は一斉にフラッシュがたかれ、記者からの質問攻めに的を射た答えができなかったといい、迎えた甲子園初戦の対尼崎戦。「ウワーっという地鳴りのような大歓声で、話も全然聞こえなかった」。結果は0−5で敗戦。当時の一関市の人口より多い観客の数と雰囲気に「十分に力を発揮できなかった」と振り返る。

 当時から学業との両立と休みなしの厳しい練習で、甲子園出場時は部員十一人、マネジャー一人の少数精鋭。日没後の守備練習では古いボールに石灰をつけ「野手陣は粉の散り具合をみて動いていた」。ボールを自宅に持ち帰り、自分の手で縫うなど「一個のボールが大事だった」という。困難の中、工夫した練習は当時から脈々と受け継がれているようだ。

 卒業後は岩手銀行に入行。数年間軟式で野球を続け、退職後は自宅で静かに過ごしている。そこに今回の吉報。甲子園出場が決まった一月三十日の夜には同窓生、当時ライバルとしてしのぎを削った他校出身の同年代の仲間からも祝福の電話がひっきりなしだったという。

 二十四日の初戦は体調面を気遣いテレビで応援するという高橋さん。「木村投手は全国でも通用すると思う。緊張するのは仕方ないが、ぜひ勝ってほしい」とエールを送る。「夏にもう一度甲子園に行けると信じ、その時までは体調を整えたい」と、自身も再びの甲子園入りを夢見ている。

週刊文春の出版禁止、田中元外相長女が制裁金申し立て

 元外相・田中真紀子衆院議員の長女の私生活に関する記事を掲載した「週刊文春」について、東京地裁が発行元の文芸春秋(東京)に出版禁止を命じる仮処分決定をした問題で、長女が「文春側が決定に従わず、販売を継続した」として、同地裁に「間接強制」の申し立てをしたことが分かった。

 申し立ては17日付。申し立てが認められれば、文春側は長女に制裁金を支払わなければならない。

 文春側によると、17日発売の週刊文春は、77万部を発行予定だったが、出版禁止の仮処分決定が同社に送達された16日午後7時45分には、既に74万部が取次店に出荷されていたため、残る3万部だけ販売を取りやめた。

 取次店への出荷分については、「第3者に渡っているので決定の効力が及ばない」と解釈、決定で求められなかった回収などの措置は講じなかった。このため、一部の駅売店で自主回収の動きがあったのを除き、74万部の大半が販売された。

 これに対し、長女側は「文春側が決定に従わず販売を継続したため、被害が生じた」と主張。仮処分決定を受けた側が、決定に従わなかった場合の制裁措置として設けられている間接強制を同地裁に求める申し立てをした。

 同地裁が、文春側の決定違反を認定すれば、地裁が制裁金額を決めたうえで、文春側に対し、制裁金を長女側に支払うよう命じることになる。

 文芸春秋社長室の話「今回の決定では回収は求められておらず、決定の内容にはすべて従ったと考えている。間接強制の申し立ては不当だ」

 ◆間接強制=民事執行法に基づく強制執行手続きの1種で、裁判所の仮処分決定などに当事者が従わない場合に、金銭によるペナルティーを科すことで決定を順守させる法的手段。金額などは裁判所が決める。ただし、前提となる仮処分決定自体が覆った場合には、間接強制の申し立て理由がなくなるため、裁判所が申し立て却下などの措置をとる。(読売新聞)



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2004年3月17日(水) 文春発売禁止
田中元外相長女の記事掲載、週刊文春に出版禁止命令

 17日発売の「週刊文春」に掲載される元外相、田中真紀子衆院議員の長女のプライバシーに関する記事を巡り、長女が発行元の文芸春秋に出版禁止を求めた仮処分申し立てについて、東京地裁は16日、記事を削除しなければ出版・販売してはならないとする決定をした。

 週刊誌に対する出版・販売の禁止命令は極めて異例。文春側は「到底承服できない」として、17日にも同地裁に異議を申し立てるとしている。

 決定では、「記事を切除または抹消しなければ、販売したり無償配布したり、第三者に引き渡してはならない」としている。

 長女側の弁護士は16日夜、「たとえ公人たる政治家を親族・家族に持つ者であっても、憲法上、法律上、プライバシー権を享受するものであり、東京地裁の決定は理にのっとったもの」とのコメントを出した。

 一方、関係者によると、77万部を発売予定で、決定文の送達を受けた16日午後7時45分にはすでに74万部が取次店に出荷済みだった。東京近郊を中心に発売予定だった残る3万部についてのみ、販売差し止めの措置をとったという。同社では、異議申し立てが認められなければ、東京高裁に即時抗告する方針。

 出版物の販売・出版禁止の仮処分申し立てが認められたのは、1989年、東京地裁が仙台育英高校の元教諭が同校を経営する仙台育英学園を内部告発した本について、プライバシーにかかわる部分の発売禁止を認めた例がある。97年には、宝塚歌劇団のトップスターらの住所や本名を掲載した「タカラヅカおっかけマップ」などに販売禁止が命じられた。

 文芸春秋の浦谷隆平社長室長は「記事では、長女の人権に十分な配慮をした。訴えには、誠意をもって話し合いを続けたい。しかし、言論の制約を意味する今回の仮処分決定は、わずか1人の裁判官が短時間のうちに行ったもので、とうてい承服できない」と話している。

 堀部政男・中央大教授(情報法)の話「出版の事前差し止めは、『北方ジャーナル事件』に関する最高裁大法廷判決が厳格な要件を課した上で認めており、今回の地裁の決定もそれに沿ったものだろう。ただ、部数も多く影響力もある週刊誌の事前差し止めを認めたのは異例だ。公人の親族であってもプライバシーは保護されねばならないという判断だろうが、最高裁判例も事前差し止めは極めて例外的な手段としてのみ認めている。表現の自由に関する重要な問題として、大いに議論する必要がある」(読売新聞)
真紀子前外相の長女に関する記事を掲載した「週刊文春」(文芸春秋発行)について、東京地裁が出版禁止の仮処分命令を出したことを受け、17日朝からJRや私鉄などの駅売店から同誌が撤去された。一部の書店でも販売を自粛する動きがあった



JR、私鉄駅売店から撤去 出版禁止の週刊文春
衆院議員の田中真紀子前外相の長女に関する記事を掲載した「週刊文春」(文芸春秋発行)について、東京地裁が出版禁止の仮処分命令を出したことを受け、17日朝からJRや私鉄などの駅売店から同誌が撤去された。一部の書店でも販売を自粛する動きがあった。(共同通信)



賞受賞作が快進撃 新鮮な感性とアイドル性


 受賞者のポスターが目を引く特設コーナー=東京都中央区の八重洲ブックセンター本店
 
 史上最年少の芥川賞受賞作2作が売れに売れている。綿矢りささん(20)の「蹴りたい背中」(河出書房新社)は100万部が確実。金原ひとみさん(20)の「蛇にピアス」(集英社)は50万部を突破した。2作を掲載した月刊「文芸春秋」も同誌の最多発行部数を記録。2人の新鮮な感性とアイドル性が、純文学の地味なイメージを吹き飛ばした。
 芥川賞受賞作が100万部を超えるのは、村上龍さん「限りなく透明に近いブルー」の131万部以来、28年ぶり。「10万部売れれば大ヒット」と言われる同賞作品の中では、2作とも驚異的な売れ行きだ。
 2作を掲載した月刊「文芸春秋」3月号は、当初から通常の65万部を大きく上回る80万部を印刷。それでも売り切れの書店が続出した。雑誌では珍しい増刷を繰り返し、118万5000部と、同誌の最多発行部数の記録を更新した。(共同通信)


すごいなあ
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2004年3月16日(火) 選抜高校野球
私の母校、一関第一高校は、24日の第三試合で
千葉県の拓大紅陵高校と対戦することになりました。
関東の強豪です。
私が住み郡山にも同窓生が10人ほどいて昨夜、祝賀会と激励会を開きました。
応援に行きたいのですが、
ちょうどこの日、
NHKの受講生を案内して
京都に行っており、甲子園とは目と鼻の先なのですが、
行けそうにもありません。
テレビで応援します。

選抜の時期は春爛漫の季節です。
5月の連休はまだ未定ですが
戊辰戦争の取材Sで
新潟、秋田を回りたいと思っています。

戊辰戦争
兵士たちの証言

をまとめるためです。




不審電話が流行しています。
撃退策ワンポイント

小学生の場合

「キミのクラスの子の名前と電話番号を教えてほしい」という、個人の情報を手に入れようと
する不審な電話が横行しています。誰が一体何の目的で集めているのか実態はわかりませんが、
年々手口が巧妙になっています。「子どもがいなくなった・・・」などの慌てた様子で話され、
「それは大変!」と善意から教えてしまった・・・などというケースもあります。

 おかげで、クラスの名簿も電話連絡網も個人情報保護の観点から作成しない学校も増え、実際
にはお友達とお約束してきても、連絡の取りようがない、などといった不自由さもでていますね。

 そこで、小学校でで配布されている不審電話の対応マニュアルを紹介します。

 ●A小学校用

●不審電話への対応
 ☆子どもが電話に出た場合の答え方

「お母さん(お父さん)にかわります。」

「わかりません。」

 ☆大人が電話に出た場合の答え方

「それはできません。」

「そんなおぼえはありません。」

「こちらから電話しますので、お宅の電話番号を教えてください」

 ☆いずれの場合も、学校に連絡をすること。
  緊急の場合は、110番、または警察署生活安全課へ。


 








高校野球

岩手日日新聞


 第七十六回選抜高校野球大会(二十三日開幕、阪神甲子園球場)に出場する一関一高の応援練習が十四、十五の両日、一関市磐井町の同校で行われ、生徒は伝統のバンカラ応援と、吹奏楽を融合した新しいスタイルに磨きを掛けた。

 二日目の十五日は、午後三時から一時間半にわたって、一、二年生合わせて約五百人が校歌や応援歌、手拍子などを練習。応援団幹部から「腹から声を出して」「気持ちを込めて歌え」と檄(げき)が飛ばされる中、高松市で合宿中のナインに届けとばかりに声をからした。

 一回戦の対戦相手(拓大紅陵)が決まったこともあり、本番に向けて生徒の気迫は高まる一方。応援団長の藤原征成君(二年)は「音楽とのバランスもいい感じになってきた。心を一つにして応援し、野球部と共に勝利をつかみたい」と表情を引き締めていた。
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2004年3月15日(月) 新聞休刊日
朝、駅に行って
「あっ、新聞休刊日だ」
と改めて思いました。
家に配達されなかったので、
わかっているはずなのに、
習慣で売店に向かってしまったのです。
作夜は友人のシャンソンパーティがありました。
彼は郡山商工会議所の副会頭なのですが、
シャンソンの歌い手で、
プロ級ですね。
東京でも何年かに一度
歌うほどで
珍しい人です。

私は郡山に来て30年ほどたつのですが、
最初に知りあったのが彼でした。
以来、つかず離れず、現在にいたっているのですが、
120人が集まり、盛大なパーティでした。
郡山も結構すごいですね。

さて3月も半ばになりました。・
『幕末史』
いま小栗忠順を書いています。
小栗の墓は上州倉渕村にあり、何度も行きました。
まあ不器用な人でした。
幕府がつぶれそうだと
感じていた本当に数少ない幕臣でした。
勘定奉行というと
企業なら経理担当の副社長クラスでしょうか
政府なら
財務省の事務次官ぐらいでしょうか。
もう完全に破綻していることを知っていました。

そこで日本をどうするか、
幕府はつぶれる、
かといって薩長の政府でいいのか
そこに彼の悩みがあったのです。

ともあれ誰が政権を握っても
製鉄所と造船所は必要だ、
と考え建設に着手します。
その造船所は今でも横須賀にあり
使われているのです。
その彼は
上州倉渕村で
官軍の兵士に捕らえられ
斬殺されてしまいます。

殺すことはまったくなかったわけで
西郷や木戸孝允の
これは失敗だったでしょう。
そんなことを書いています。


母校、一関一高
の野球、24日、
第三試合に登場


 ▼第2日

 第1試合(9時30分) 秋田商(秋田)−鳴門工(徳島)

 第2試合(12時)   福岡工大城東(福岡)−斑鳩(奈良)

 第3試合(14時30分) 一関一(岩手)−拓大紅陵(千葉)

NHK
新撰組の旅で
京都の出かける
その日が試合です。
応援は無理かな


複雑ですね
女子マラソン五輪代表は野口、坂本、土佐! 高橋尚子は選ばれず
 アテネ五輪の男女マラソン代表各3人を選考する日本陸上競技連盟の理事会が15日、東京都内で開かれ、女子は昨年の世界選手権で2位に入った野口みずき(グローバリー)、1月の大阪国際を制した坂本直子(天満屋)、昨日の名古屋国際で優勝した土佐礼子(三井住友海上)の3人に決定した。シドニー五輪金メダリストで昨年11月の東京国際2位の高橋尚子(スカイネットアジア航空)は選ばれなかった。NHKが報じた。(スポーツナビ)




緑茶を飲みましょう

緑茶の抗がん機構一部解明 九大、新薬開発に応用も
 緑茶の渋味成分の一種エピガロカテキンガレート(EGCG)が、がん細胞表面にある特定のタンパク質と結合してがん細胞の増殖を抑制していることを、九州大大学院農学研究院の立花宏文助教授(食品機能学)らの研究グループが突き止めた。14日付の米国の専門誌に発表した。(共同通信)


すごい、さすがですね



ヘッドライン
松坂 李に完勝!2K斬り!!
【西武7−1ロッテ】怪物が56発男をねじ伏せた。西武・松坂大輔投手(23)が14日、ロッテとのオープン戦(西武ドーム)で5回1失点。ロッテの強力助っ人・李スンヨプ内野手(27)との注目対決は2打席連続三振に切って取り圧勝。シドニー五輪の3位決定戦でメダルを逃す決勝打を許した相手に5年越しのリベンジを果たした。(スポーツニッポン)

阪神強いね

ミスミス大敗に堀内監督 激怒!
【巨人3−10阪神】またも激怒。巨人の堀内恒夫監督(56)が14日、阪神とのオープン戦(甲子園)後、内外野の連係プレーに対して怒りを爆発させた。試合中、3度も中継プレーに凡ミスが発生したためで、休日返上で守備練習を強制する可能性も示唆した。また「清原vs藪」の遺恨も再燃するなど、開幕前哨戦はピリピリムード。4・2開幕戦はいきなり壮絶な展開になりそうな雲行きだ。(スポーツニッポン
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2004年3月14日(日) 発想を変える
『幕末史』を朝から夜まで書いています。
ついこの前までは東北を主体に幕末を考えてきました。
なぜ負けたのか。
薩摩や長州の陰謀にしてやられたのだ。
とまあそんな具合でした。

しかし吉田松陰を考え、高杉晋作を追いかけ、大村益次郎まで来ると
彼らが勝つ必然性も見えて来て、
さて東北をどう弁護するか、という新しい問題に直面しました。
これは苦労の多い作業です。
言い訳がましくではなく、正々堂々と論じなければなりません。

さあどうしますか
それは誠を求める不動の心と、理不尽なことにたいする反発だったと思いますが、
はっきりいえば
立場の違いです。
これはどうにも乗り越えることは困難です。

天運

ですね。

幕末にはもう一人の役者がいます。
それは幕府です、徳川慶喜を見る限り、ひどい惨敗です。

しかし幕府と言っても慶喜一人ではありません。たとえば小栗忠順という人がいます。
彼は幕府はだめだと思いながらも
製鉄所がほしい、造船所が必要だと工事をはじめるのです。
長州は幕府と会津が憎らしいという。
会津は長州を叩くという。
とにかく犬猿の仲なのです。

ところが小栗はどちらでもない。
将来の日本のために製鉄所と造船所が必要だという。
どちらがスケールが大きいいか。

ソレは一目瞭然です。
その小栗が薩摩、長州軍に難癖をいつけられて殺されてしまいます。
幕府が明治維新にどうかかわったのか、
これも調べないと
幕末史はわからないことに気ずきました。




作家辺見庸さんが脳出血で入院 新潟で講演中、手足にまひ

 14日午後3時ごろ、新潟市一番堀通町の新潟市民芸術文化会館で、作家の辺見庸さん(59)が講演中に体調不良を訴え、新潟市民病院に搬送されて検査を受けた。
 講演会の主催者によると、辺見さんは脳出血で、意識はあるが右手足がまひしている状態。1週間の入院が必要で、回復にはさらに1カ月程度かかる見通しという。
 辺見さんは14日、市民団体主催の講演会に招かれ、午後2時すぎから「いま私たちにできること−どこまでも戦争の論理を拒むために」と題して講演。約30分後、体調が悪くなって降壇した。
 辺見さんは1970年、共同通信に入社し、北京特派員、ハノイ支局長などを経て96年に退社。91年には「自動起床装置」で芥川賞を受賞している。(共同通信)


人生、こわいなあ。




列車爆破テロも対象=国民保護法案の緊急対処事態−石破防衛庁長官

 石破茂防衛庁長官は14日午前、フジテレビの番組に出演し、政府が今国会に提出した国民保護法案が規定する緊急対処事態について「武力攻撃に準ずるような、似たような手段で大勢の人が死んでしまうような場合を想定している」と指摘。その上で、マドリードで起きた列車爆破テロと同様の事件が発生した場合も対象となり得るとの認識を示した。
 また、民主党の前原誠司「次の内閣」外務担当は緊急対処事態について「もう少し類型化をしてもらわないといけない」と述べ、政府は同法案で示している原子力発電所などへの攻撃以外にも具体例を明らかにするよう求めた。これに対し、石破長官は「類型化は必要だが、あまり細かく(法律に)書くとそれ以外は何もできないのかということになる」と指摘した。 (時事通信)




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2004年3月13日(土) 会津若松市・宝文館のベスト10
会津若松市・宝文館今週のベスト10
1、バカの壁 養老孟司 新潮社
2、逆説日本史 井沢元彦 小学館
3、新選組と会津藩 星亮一 平凡社
4、cdブロック 斎藤孝 草思社
5、記憶がウソをつく 養老孟司 扶桑社
6、常用字解 白川静 平凡社
7、蹴りたい背中 綿矢りさ 河出書房新社
8、遭難者の夢 天童荒太 新潮社
9、伝言 永六輔 岩波書店
10、13歳のハローワーク 村上龍 幻冬舎

会津若松での3位は大変嬉しいです。
また今日の福島民報のワイド面に
『新選組と会津藩』
が紹介されました。
「星さんはあとがきで、会津の武士道は金品強奪やテロを容認するはずはない。
もっと誇り高いものであり、その考えは地元でも徹底していたと書き、
テレビドラマと実際に史実には開きがあることも指摘している」
と私がイワンとすることも書いていただき
感謝しております。



エッ、そうなんだ
早起きのための早寝は逆効果 働く世代の「快眠10カ条」 久留米大グループ
 十五分の昼寝が仕事の効率を高める―。久留米大学医学部の内村直尚助教授(精神神経科)らの研究グループが、働く世代を対象にした「快眠十カ条」をまとめ、十一日公表した。厚生労働省が、国民向けの快眠の手引きを公表しているが、勤労者向けの「指南書」は初めてという。
 十カ条ではまず「不十分な睡眠は高血圧、糖尿病などの生活習慣病のリスクが上昇する」と指摘。その上で「毎朝決まった時刻に目覚める。朝、活動を始めた体は、十四―十六時間後に眠りの準備を始める」と睡眠の基本を説明した。(西日本新聞)

母校の野球

一関一ナイン、13日に出発
 第七十六回選抜高校野球大会(二十三日開幕、阪神甲子園球場)に出場する一関一高野球部は十一日、一関市中里の第二グラウンドで守備練習などに汗を流し、地元での調整を打ち上げた。ナインは十三日午前に、第二次合宿を行う香川県高松市に向けて出発する。

 出場決定から約四十日間。積雪で使えないグラウンドを横目に、ナインは敷地内のビニールハウスで黙々と練習を重ね、休日には、忘れかけている「土」の感触を取り戻そうと陸前高田市営球場、花巻市の富士大学室内練習場などにも出向いた。

 これまでの練習について小野寺弘行監督は「チームの仕上がりは五、六割ぐらい。天候不良で『青写真』通りにはいかなかったが、けが人がなくて良かった」と総括。高松合宿では特に守備に磨きを掛け、実戦感覚を早く取り戻させたい−と勝利への意欲を見せる。
 岩手日日新聞

上最大800万人が抗議デモ=バスク過激派は犯行を否認−スペイン列車爆破

 【パリ12日時事】スペイン全土で12日夕、マドリードで起きた列車爆破テロに抗議するデモ行進が雨の中行われ、同国史上最大の800万人以上がテロ反対と犠牲者への連帯を示した。
 マドリードでは、アスナール首相や野党・社会労働党のサパテロ書記長のほか、ラファラン仏、ベルルスコーニ・イタリア両首相、フィッシャー独外相ら欧州各国首脳が230万人に膨れ上がったデモの先頭に立って行進した。フェリペ皇太子らスペイン王室メンバーもこの種のデモに初めて参加した。デモ参加者は「テロ反対」「われわれは決して負けない」などと叫び、テロと戦う決意を示した。
 スペイン東部バルセロナでも120万人、バレンシアで100万人、セビリアで40万人など、各地で多数の市民が反テロ行進に加わった。
 マドリードでのテロに対する市民の抗議行動は欧州各地にも広がり、パリをはじめブリュッセル、リスボンなどでも数千人が参加した。
 一方、テロの実行組織とスペイン政府がみている「バスク祖国と自由(ETA)」は同日、バスク地方の独立系紙に声明を寄せ、事件への関与を否定した。スペインのラジオ放送は、爆発前に捜査当局が押収した爆発物について、スペイン製のプラスチック爆弾で、ETAが通常使用するものでなく、イスラム過激派とつながりのある組織が使用するものであると伝えた。ただ、スペイン内務省はこの報道を確認していない。アセベス内相も「イスラム過激派の犯行とする信頼に足る証拠は全くない」としている。 (時事通信)

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2004年3月12日(金) 今週のベスト10と『幕末史』
郡山市、東北書店
1、新選組と会津藩 星亮一 平凡社
2、へたな人生より徒然草 荻野文子 河出書房新社
3、川島隆太の脳を鍛える大人の音読ドリル くもん出版
4、同じく計算ドリル
5、蹴りたい背中 綿矢りさ 河出書房新社
6、蛇にピアス 金原ひとみ 集英社
7、バカの壁 養老孟司 新潮社
8、13歳のハローワーク 村上龍 幻冬舎
9、夜回り先生 水谷修 サンクチュアリ 
10、帰ってきたアルバイト探偵 大沢在昌 講談社

新選組と会津藩
が1位です。

ありがとうございます。

さて目下
三修社から5月発刊予定の
『幕末史』
に取り組んでいます。

幕末とはなにか
薩摩の西郷隆盛、大久保利通、五代才助、
長州の木戸孝允、高杉晋作、山県有朋、大村益次郎
土佐の坂本竜馬、板垣退助
会津の松平容保、梶原平馬、佐川官兵衛、山本覚馬、
広沢安任、山川健次郎
長岡の河井継之助、
仙台の玉虫左太夫
盛岡の楢山佐渡
新選組の近藤勇、土方歳三、

そして
将軍徳川慶喜、勝海舟、小栗忠順、榎本武揚
イギリスのグラバー
フランスのロッシュ

らさまざまな人々の生きざまを通して
ダイナミックに幕末に迫ります。


勝者と敗者に壁を乗り越え
同じ日本人としてどう生き
どう日本の近代化人かかわってきたか
を描きます。


アルカイダを名乗る組織の列車爆破犯行声明、日・伊にも警告

 [東京 12日 ロイター] ロンドンのアラビア語新聞、アルクズ・アルアラビに送られたアルカイダを名乗る組織、アブハフス・アルマスリ隊からの声明では、スペインで11日発生した列車爆発事件の犯行声明とともに、日本やイタリアなど米国の同盟国にも警告した。
 新聞社からロイター通信入手した声明では、スペインのアスナール首相を名指しし、「誰がおまえや英国を守ってくれるのか。日本、イタリア、その他の協力者よ。われわれがナシリアのイタリア部隊を攻撃した際、お前と米国の協力者に対イスラムの同盟から撤退するよう警告を発したが、そのメッセージを理解しなかった。われわれは今、メッセージをより明確にした。これを理解するよう望む」としている。(ロイター)

これは重大ですね



大惨事
日本は大丈夫か
世界はテロの時代に突入なのか

終着駅全体の崩壊狙う? 同時爆破、列車遅れで分散

 【マドリード12日共同】マドリードで11日起きた同時爆破テロで、スペインの有力インターネット情報サイト「エウロパ・プレス」は、犯人グループが列車などに分散して仕掛けた複数の爆弾を同時に終着のアトーチャ駅で爆発、同駅全体を崩壊させることを狙ったテロだった可能性があると報じた。
 しかし、実際は列車が遅れ同駅手前で爆発。すべてアトーチャ駅で同時に爆発し一層の惨事となることを免れたもようだという。
 スペイン捜査当局の情報を基にした記事によると、爆発は11日早朝(日本時間同日午後)、アトーチャ駅構内で発生。同じ路線でマドリード郊外のエルポソ駅などにいた列車でもほぼ同時に起きた。(共同通信)


これはどうなるのだろう

「デジカメ欠陥」で写真台無し=オリンパスに489万円請求−横浜地裁
 ヨーロッパ旅行で撮影した写真がデジタルカメラの欠陥で台無しになったとして、横浜市内に住む男性(64)が、メーカーのオリンパス(東京都新宿区)に対し、製造物責任(PL)法に基づき、写真データの修復費用489万円を求める民事訴訟を横浜地裁に起こしていたことが11日、分かった。12日に第1回口頭弁論が開かれる。男性側代理人は「PL法に基づき、デジタル機器のデータ修復を求める訴訟は珍しい」と話している。 (時事通信

知事賞贈呈停止検討せよ “土俵入り”で大阪府監査委
 女性であることを理由に、大阪府の太田房江知事が、大相撲春場所の優勝力士に対する土俵上での知事賞授与を、日本相撲協会から拒否されている問題で、府監査委員は12日、住民監査請求を受け「男女共同参画社会の観点から好ましくない」として、今場所での知事賞(経費約50万円)贈呈の停止を検討するよう知事に勧告した。(共同通信


相撲協会もどうかしてるね
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2004年3月11日(木) 名古屋、関西に進出
今朝の福島民報を読んでいたら
わたくしのすむ郡山市に本社があるラーメンチェーンの幸樂苑が
新年度、名古屋、関西に進出を本格化させると出ていました。
社長の新井田さんとは
昨年、ご一緒に
長州の萩に行き
会津と長州の間に横たわる怨念を払拭し、強力に和解運動を進めることで
話し合いをしてきました。

会社のご発展
すごいですね。
新井田さんは生粋の会津人です。
ラーメンの銘柄は
「会津っぽ」
いずれ全国に店舗を展開されると思います。
会津人が全国に乗り出すという明治以来の悲願が
新井田さんの手によって
着々、実現しそうです。


  社説 鳥インフルエンザ 危機管理体制の確立を急げ


熊本日日新聞より

 京都府丹波町の養鶏場「浅田農産船井農場」と、隣の園部町で死んでいた二羽のカラスから検出された鳥インフルエンザウイルスは、動物衛生研究所(茨城県つくば市)で調べたところ、高病原性のH5型であることが確認された。船井農場の鶏と同じタイプで、農水省ではさらに詳しい分析を急いでいる。

 野生のカラスへの感染が確認されたことで、野鳥を介しての二次感染、三次感染が懸念される事態になったと言える。万一、新たな感染が発生した場合、これまで以上に行政機関への速やかな通報と早期の封じ込めを徹底することが、感染の拡大を防ぐうえで大切である。

 鳥インフルエンザの感染が明らかになった養鶏場などでは、行政機関が半径三十キロ以内の鶏や卵、鶏ふんなどの移動の自粛を要請し、鶏などの処分、道路閉鎖、自動車や人の消毒などを行ってきた。農水省では、カラスが鶏舎でこぼれた餌をついばむなどして感染したと見ている。開放型の鶏舎ではカラスやスズメなどの野鳥が中に入らないように防鳥網を設置するなどの野鳥対策に力を入れる必要がある。

 野鳥の専門家によるとカラスの移動範囲は十キロ程度と狭い。子育てのための縄張りをつくる時期に入っており、移動範囲はさらに小さくなっているが、感染したカラスが他の場所の鶏に媒介する恐れもある。また、京都府は調査のためのカラス捕獲ケージを設置し始めたが、鶏舎にはスズメなども飛んできており、感染が広がっていることも考えられる。野鳥の種類や行動範囲などの総合的な実態把握を急ぎたい。

 北海道大の喜田宏教授は、高病原性鳥インフルエンザの出現を、一九九八年に科学雑誌で警告している。九七年に香港で鶏にインフルエンザが流行した際、肺炎で死亡した男児からH5N1ウイルスが分離された。この新型ウイルスは、高病原性インフルエンザの世界的な流行を引き起こす可能性があることが懸念されたからだ。

 H5型が含まれるインフルエンザAウイルスの新型はこの百年間、スペイン風邪(H1型)、アジア風邪(H2型)など六回大流行し、千万人単位の死者を出している。喜田教授は新型ウイルスの出現に備えて、「動物インフルエンザの疫学調査、危機管理体制の確立、有効なワクチンの開発が必須」としている。

 現在、H5型ウイルスのワクチンの開発が世界中で取り組まれているが、まだ有効なワクチンはできていない。しかも日本では一九九四年に予防接種法が改正され、インフルエンザは予防接種対象疾患から除外されている。自主的に接種を受ける人が近年増えてはいるものの、ワクチン製造用の施設などは縮小している。早急に新型ウイルスの流行に対応できる態勢を整える必要がある。

 インフルエンザ研究は、これまでの大流行当時と比べ格段に進んでいる。ワクチンの開発・製造、接種態勢づくりを急ぐと同時に、疫学調査を徹底し、感染が発生した場合の通報体制、できるだけ早く封じ込めるための適切な処置など、危機管理体制を強化することで、新型インフルエンザも怖い伝染病ではなくなるはずだ。



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2004年3月10日(水) 日経新聞
8日付け日経新聞夕刊
ブックのコーナーに
『新選組と会津藩』
が紹介されました。

「新選組と会津藩」星亮一著
新選組を会津藩の支配下にあった組織としてとらえ直す。
歴史研究者である著者が、二つの組織と、徳川幕府の財政や人材などを
読み解きながら、彼らが敗者となった要因を冷静に解き明かす。
後年、美談となったきっかけや、戊辰戦争勃発の謎にも分け入っている。
(平凡社新書・720円)

ありがとうございます。
おかげで
多くの方に読んでいただき、
品薄の状況です。

まだまだ書きたいことがいっぱいあります。
いま
戊辰戦争に参戦した一般兵士や
農民の証言を集めています。

「戊辰戦争」
―兵士や農民の証言

です。
来春までには形にしたいなと思っています。


母校のニュース

岩手日日新聞より

豚カツ食べて「勝つ」〜全農県本部が県産食材寄贈>

 全農県本部は8日、第76回選抜高校野球大会(23日開幕、阪神甲子園球場)に出場する一関一高野球部の健闘とナインの体力増進を願い、同部に豚肉など県産食材を贈った。

 同本部役員の鈴木哲郎JAいわて南組合長と、千葉利雄同JA総務部長ら関係者3人が一関市磐井町の同校を訪問。贈呈式は校長室で行われ、鈴木組合長が曽根真主将(3年)、斉藤太裕副主将(同)に目録を手渡した。

 同校OBでもある鈴木組合長は「センバツ出場おめでとう。先輩として、とてもうれしく思います。豚肉と牛乳で十分に力を付け、伝統ある一高の名にふさわしい戦いをしてください」と笑顔で激励。

 これに対し、畠中祥夫校長は「岩手の食材は安心して口にできる。大変ありがたく思います」と礼を述べ、曽根主将が「甲子園では皆さんの応援を励みに精いっぱい頑張ります」と活躍を誓った。

 今回寄贈されたのは、「勝つ」の縁起を担いだ豚カツ用ロース肉(50キロ)と、牛乳(1日当たり24リットル)。豚肉は数回に分けて、牛乳は毎日、ナインが滞在する神戸市内の宿舎に届けられる。


たばこポイ捨て掃除します JTが初の清掃隊


全国でやってください。


 公道上の灰皿を掃除するJTの「清掃隊」=1日午後、東京都台東区浅草橋
 
 日本たばこ産業(JT)は、路上に設置した灰皿やポイ捨てされた吸い殻を掃除する「清掃隊」(スモーカーズ・スタイル・クルー)をつくり、東京都台東区浅草橋で1日、試験的な活動を始めた。たばこメーカーとしては初の試みという。
 トヨタと共同開発した専用車に、そろいの制服の清掃員が男女ペアで乗り組み、JR浅草橋駅周辺に到着。JTが新たに設置したスタンド灰皿を清掃し、周辺の吸い殻も拾い集めた。
 清掃は毎日実施、通行人に喫煙マナーを訴えたり、携帯灰皿を配ったりする活動もする。今後は首都圏の繁華街に順次拡大するという。
 JTは「こうした活動によって喫煙者と非喫煙者が共存できる社会を目指したい」としている。(共同通信)



平泉通信
町の広報より

世界遺産の指定に向けて
時おり
平泉通信をお送りします。


■大都市平泉の推定
まず、平泉の街には奥大道を中心に倉町 ・ 高屋、毛越寺の大伽藍、観自在王院、
藤原氏家臣の屋敷群があったと思われる。そして、平泉の北上川との間に三代秀衡以来の政庁平泉館、
猫間ヶ淵をはさんで、秀衡と四代泰衡の居館伽羅御所、秀衡建立の無量光院があった。
奥大道を進むと花立廃寺、三十三間堂があり、さらに進むと中尊寺があった。
燦然たる金色堂が輝き、まさに奥州藤原氏にふさわしい都だったと思われる。
■四方鎮守社
平泉には四方鎮守社があった。北には衣河(衣川)の熊野社 ・ 中尊寺の麓に新熊野社、
東には白山 ・ 山王社、西には北野天神、南には祇園社があったと推定される。
一説では、東方鎮守の白山 ・ 山王社は平泉館(柳之御所遺跡)付近にあって、地図の中の白山 ・ 山王社
は全ての鎮守社を統括する惣社だったいう説もある。
■平泉の湊、牡鹿湊(宮城県石巻市)
平泉の街にとって北上川は必要不可欠だったと考えられる。
京との交易の際、船で北上川を南下し牡鹿湊を出て京へ向かったと考えられる。
牡鹿湊は北上川河口(現 旧北上川河口・宮城県石巻市)にあり、京との交易の際、
この湊は重要なものだった。当時、北上川の流れは伊達政宗に改修される前で現在の形ではなかった。京に奥州藤原氏が送ったものは、漆 ・ 砂金 ・ 絹 ・ 鷲の羽 ・ 水豹の皮などを送ったと推測される。
その返礼として京から送られたものは織物 ・ 陶磁器 ・ 仏像 ・ 経典 ・ 写経用紙 ・ 仏画などが来た
と推測される。
藤原三代は『貢馬』のため、この湊を大切にしたと思われる。
■国際都市『平泉』
現在、柳之御所遺跡から白磁四耳壺をはじめとする陶器や北宋銭が出土している。
白磁四磁壺は現 中国福建省生産のもので、北宋銭は北宋のお金である。
博多の宋人を経由して輸入されたのかそれとも直接輸入したのか今となっては謎の中である。
つまり、奥州藤原氏は海外交易もしていたと考えていいだろう。
例えば中尊寺金色堂の須弥壇には沖縄県以南でしか採れない夜光貝、アフリカ大陸でしか手に入らない象牙
などや毛越寺の嘉祥寺 ・ 金堂円隆寺は東南アジア産の木材を使っていた。秀衡の居館伽羅御所では黒沈香という香木を使っていた。
これらのことを考えると平泉は国際交易もしていた国際都市だったと言える。
■三代で築かれた奥州の都
後三年の役の後、豊田館から衣川を超え平泉の地に移った藤原清衡はこの平泉の地に仏国土を築こうとした。その趣旨は前役 ・ 後役で亡くなった敵味方を極楽浄土へと導こうとしたと考えられる。
清衡から始まり、基衡によって権勢が高められ、秀衡が完成させたこの都市 ・ 文化遺産を保護 ・ 再建(復元)
し、保存していかなければならない。




石原都知事
頑張る


東京のカラスが激減 えさを生肉にし捕獲最多

 東京都は24日、昨年12月末時点での都内のカラス生息数が約2万3400羽となり、前年同期に比べ約1万2000羽減少したと発表した。
 2001年度から実施しているわなによる捕獲作戦で、03年度はえさをそれまでのドッグフードから好物の生肉も使うようにした結果、今年1月末現在で最多の約1万4500羽を捕獲した。
 都環境局によると、都内のカラスは増加を続け01年末には3万6400羽が生息。02年末は3万5200羽と初めて減少に転じた。最終的な目標は約7000羽で、今後も対策を強化する。
 昨年12月時点で、カラスの被害に遭っているゴミ集積所は23区内で1・9%、多摩地区で2・1%。都はごみを覆う防鳥ネットの配布を進めており、被害も減少傾向にあるという。(共同通信)



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2004年3月9日(火) ジュンク堂書店仙台店
昨日、初めて入りました。
すごく広い書店ですね。
真中に喫茶店もあり、ゆっくり本の探索を楽しめる素晴らしい店舗です。
新書のコーナーを見ていたときです。
すっと中公新書のコーナーにきた人がいて、私の『会津落城』を手にとってレジに向かいました。
自分の本が目の前で売れたのは初めての体験でした。
なんともいえなく嬉しかったですね。
その方に聞きました。
「なぜ会津落城ですか」
「上司が会津の人で、盛んに勧めるので買いました」
「そうですか」
「上司の方は会津に関する本はほとんど読んでいるようです」
といった具合でした。
つい最近
仙台に本社のある河北新報が『会津落城』を東北の本棚で
大きく取り上げてくれました。
それもあるかもしれません。
「上司の方によろしくお伝えください」
私はそういって感謝の意を表しました。

外に出ると意外なことに遭遇するものです。
仙台がこれまで以上に好きになりました。

母校の野球

 <大舞台での活躍期待〜県職員関一同窓会が激励>

 県立一関一高の第七十六回選抜高校野球大会出場激励会を兼ねた、県職員一関一高同窓会が五日夜、盛岡市のエスポワールいわてで開かれた。関係者約六十人が参加し、悲願の半世紀ぶり甲子園出場の喜びを分かち合い、夢舞台での後輩たちの健闘を期待した。

 発起人を代表し、佐藤勝県教育長が「待つこと四十九年、雌伏四十九年、いつかこの日が来ると信じていた。文武両道など、総合的に評価をいただいたもので大変な誇り。甲子園でははつらつとしたプレーに期待したい」と、この日ばかりは同校OBとしての喜びをいっぱいに表現。来賓の佐藤正春県議に続き、畠中祥夫校長が「秋は、木村投手を中心によく戦った。甲子園では(昨秋東北大会でコールド負けした)東北戦の借りを返すつもりで頑張ってくれるはず」と語り、OBの声援を期待した。

 同校OBの竹内重徳副知事の音頭で乾杯。同会から寄付金が寄贈されたほか、甲子園での必勝を期して野球部歌や校歌を斉唱。参加者は後輩たちの活躍を話題に、旧交を温めていた

岩手日日新聞より

岩手県の副知事
県教育長
が同窓生
皆さん
頑張ってますね。

河北新報

国史跡指定された仙台城本丸跡(仙台市青葉区)で、仙台市が1998年から進めてきた石垣解体修復工事が終わり、高さ5―18メートルの整然とした切り石の石垣が、6年ぶりに美しい姿を現した。

 修復されたのは本丸跡北側の石垣で、長さ約190メートル、表面積約2600平方メートル。9179個の石をいったん解体、あらためて1万385個の石を積み直す大事業となり、総工費は46億円を超えた。

 工事は石垣の表面が膨らみ、崩落につながる「はらみ出し」が目立つようになったため、当時、市などが計画していた艮櫓(うしとらやぐら)復元に先立ち始められた。

 解体の途中、石垣の内側から築城期(1期)、その十数年後(2期)の古い石垣が出土。石垣保存と艮櫓復元をめぐる論争にも発展し、最終的に藤井黎市長が復元中止を決断するなど、さまざまな曲折も経た。

 市と仙台商工会議所仙台城復元委員会(委員長・村松巌会頭)は、石垣解体修復工事の完了を祝い、21日に記念式典やイベントを開く。


カラスは怖い

身近なカラスがウイルス感染を広げないか−。京都府丹波町と周辺の養鶏関係者や住民は、2次感染への恐れが強まる結果に肩を落した。丹波町の浅田農産船井農場と園部町内で死んでいたカラスは8日、毒性の強い高病原性鳥インフルエンザウイルス感染と判明。「どう防げばいいのか」。地元の各町は、養鶏業者などに対する指導に追われた。
▽お先真っ暗だ
 死んだカラスが高病原性鳥インフルエンザに感染していたことが分かり、瑞穂町の養鶏業者は「もう、これでお先真っ暗だ」と不安を募らせた。身近にいて、自由に飛び回るカラスがウイルスを運んだとすれば、防御は一層難しくなる。業者は「早く終息してほしい」と肩を落とした。
 丹波町など府内5カ所に鶏舎を持つ養鶏業者は8日、鶏舎に野鳥が入らないよう防鳥ネットの破れなどの点検を始めた。しかし、鶏舎の屋根や敷地内に飛んでくる野鳥までは防げない。経営者(60)は「鶏舎の周りへの消毒液散布など対策を徹底させるが、これ以上広がらないことを祈るしかない」と話す。
 美山町の養鶏業外田誠さん(43)の鶏舎では、過去に卵を狙ってカラスが入ってきたこともあり、韓国で鳥インフルエンザ感染が広がった昨年12月以降、鶏舎の戸締まりを厳重にした。それでも、感染したカラスが鶏舎の屋根や周囲にふんを落とし、ネズミやゴキブリがウイルスを媒介する可能性への不安は残る。
 外田さんは「カラスへの感染を聞いて『やばい』と思った。鶏舎を締め切ればカラスは入れないが、ふんや羽毛が飛んで来るのは避けようがない。どう防げばいいのか」とあきらめ顔で話し、「カラスは賢く駆除しきれない。養鶏業者だけで防げる問題ではない」と広域的な対策を求める。
 園部町の養鶏業者は「同業者はみな、自分の所から鳥インフルエンザを出したらあかんとピリピリし、防鳥ネットでカラスの侵入を防ぐなど考えられることはすべてやっている。とにかく早く正常化してほしい」とため息を漏らした。
▽防護ネットで覆い
 丹波町など口丹波地域の自治体に、新たな緊張が走った。朝から野鳥が媒介する感染防止に奔走していた町職員らは「やはり同じウイルスか」とため息をついた。

京都新聞より
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2004年3月8日(月) 今日は仙台です。
NHK仙台文化教室の講座で、今日は仙台です。
今日のテーマは新選組の池田屋事件、
いよいよ佳境に入ってきます。
10時50分の電車で仙台に向かい、
11時半すぎに仙台に着き、駅前の丸善仙台店に立ち寄って
本を眺め、
ラーメンを食べて教室に向かうのが、お決まりのコースになりました、
電車のなかでは
原稿を読むことにしています。
目下、書いているのは
『幕末史』
です。
幕末とは何ぞや
難しい問題に挑戦しております。



母校の野球
一関一センバツ激励会 盛岡のOB

岩手日報



 第76回全国高校選抜野球大会に49年ぶりに出場する一関一高の同窓会盛岡支部(佐藤英輔会長)は7日、盛岡市内のホテルで甲子園選抜出場祝賀・激励会を開いた。

 盛岡周辺の同窓生ら約150人が出席。父親の故盛・元参院議員が同窓生の増田知事が「県民にとってこの春一番の明るい話題。私も応援に行きたい」と激励した。

 支部同窓生を代表して永野勝美・岩手銀行頭取が畠中祥夫校長にボールを贈呈。畠中校長は「選手たちは合宿などで少々疲れ気味なのが心配だが、精神力と集中力できっと対等にやってくれる」と近況を報告した。

 佐藤勝県教育長の音頭で乾杯後、作家の中津文彦さんらがスピーチ。応援歌、校歌を歌い母校の選抜初勝利を願った。

 大会は23日開幕。組み合わせ抽選会は15日開かれる。




人間がカラスに襲われる
大変な事態になりました。

事実なら怖い」「大変なことに」 園部 町長は冷静さ訴え


鶏を埋める穴掘り作業が進む中、浅田農産船井農場の鶏舎の屋根にとまるカラス(6日午前10時、京都府丹波町)
 
 鳥インフルエンザウイルスが検出されたカラス2羽の死がいのうち、1羽は京都府園部町内林町の民家前の路上で、通りがかった住民が見つけ、京都府園部地方振興局(同町)に持ち込んだ。
 内林町は丹波町境の観音峠に近く、民家が点在している。近くに住む会社員高屋守男さん(69)は「この辺では、野鳥の死がいはほとんど見ない。もし事実なら、鳥インフルエンザが園部町に広がったことになる。非常に怖い」と話した。
 町内で農業を営む60代男性は「風評被害が心配だ」と顔をしかめる。「丹波町で見つかって以降、地元の消費者から『肥料に鶏ふんを使っていないか』と尋ねられる」といい、園部町に感染が拡大した疑いが出てきたことに「地産地消の取り組みも影響を受けるかも」と心配する。
 同町は対策を協議し、野中一二三町長は「来るべきものが来た。(浅田農産船井農場には)腹立たしさを感じる。住民は冷静に対応してほしい」と呼び掛けた。
 丹波町安井の同農場では、鳥インフルエンザ感染が発覚した2月27日以降、カラスの群れが辺りを飛び交う光景がよく見られた。近くの主婦(57)は「やはり、という感じ。鶏舎の一部にすき間があり、カラスが出入りするのを見たことがある」と不安そう。町区長会長の岡本政一さん(72)は「自然界のウイルス感染の恐ろしさを感じる。感染ルートはよく分からないが、大変なことになった」と話した。 (京都新聞)
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2004年3月7日(日) 朝日新聞読書欄
今日の朝日新聞読書欄のカジュアル読書「文庫・新書」に
『新選組と会津藩』が紹介されました。

星亮一著『新選組と会津藩』
新選組の誕生と敗亡までを、会津藩との関係という視点から描く。
史料を重んじた客観的な叙述の一方、もしも薩長同盟の段階で、
会津藩が奥羽・越後の諸藩と連携を深めていたら・・・など会津落城への
哀惜を込めた歴史の「もしも」の部分も興味深い。
(平凡社新書・720円)

とありました。
ありがとうございます。
『山川健次郎』に続いて
昨今、二度目の全国紙読書欄への登場です。
非常に嬉しいです。


ホットしたニュース
山形新聞から

山形に来て良かった−入試ミス被害者卒業へ
 3月は旅立ちのシーズン。2001年5月に発覚した山形大工学部の入試判定ミスに伴い、遅れて入学した学生にも春が訪れようとしている。ミスが始まった1997年度入試の被害者、中川功路さん(25)もその一人。卒業を前に、穏やかな胸中を語ってくれた。

 「最初は孤独だったけど、卒業研究に没頭したこの1年間はとても充実していた。はるばる山形に来て本当に良かった」

 愛知県高浜市出身の中川さんは、併願受験した愛知工業大に進学して4年で卒業、いったんは地元のトヨタ系企業に就職した。

 入社から2カ月近くが経過、新しい生活が軌道に乗り始めた2001年5月下旬のことだった。第1志望だった山形大工学部から、4年遅れの合格通知と学長名の謝罪文が舞い込んだ。

 当時、上の弟は京都の私大4年生。下の弟は愛知県内の私大に進学したばかりだった。社会人として歩み始めた自分が再び大学に行けば、両親に重い負担を強いることになる。

 迷う中川さんに、父親の正俊さん(54)は「一度きりの人生だ。好きにしていい」と言ってくれた。母親の佳子さん(48)も山形行きを勧めた。

 勤めていた企業を退社し、その年の9月に機能高分子工学科の2年生として編入した。

 ある程度予想していたが、学内では孤独な日々が続いた。普通に話をする友人がほとんどいない。緊張の糸が切れないように、強い意思で黙々と講義に足を運んだ。Bコースの学生に交じって、夜の講義を受けることもあった。4年に進級するまでの1年半で、54単位を取得した。

 4年になると、卒業研究に取り組み始めた。テーマは「熱可塑性樹脂の成形加工性と吸水性」。熱と摩擦に強いプラスチックの欠点である高い吸水特性を粘り強く観察し、これを克服する方法を提案した。

 指導してきた三俣哲助手(35)は「まじめな性格で、物質の経時変化を24時間連続で休まず観察したり、地道な作業をこつこつ続けてきた。研究成果は非常に高度で、大学院生のレベル」と称賛する。

 研究室には6人の仲間がいた。偶然にも、2人が愛知県立知立東高の後輩だった。学年は3つ下ということになる。

 この春、大学院に進む大鹿智貴さん(22)は「ある日突然やって来た中川さんは、入試ミスの被害者だということがすぐに分かった。本人はそんなそぶりを一切見せなかったが、精神的にきつかったと思う。卒業研究は立派な内容で、さすが先輩という感じ」と中川さんの門出を祝福する。

 研究室で鍋を囲み、深夜まで雑談するのが楽しみだった。三俣助手の車に乗って、材料の買い出しに何度行ったか分からない。重苦しいキャンパスライフは、いつしか楽しい日々に一変した。

 卒業を前に、中川さんは「回り道をして人より3年遅れたが、決して時間の無駄ではなかった。人の温かさ、生活することの大変さを学んだ」と振り返る。

 知多湾に面した高浜市は、人口約3万8000人。「三州瓦」で知られる日本最大の瓦生産地だ。自宅から車で10分ほどの瓦製造メーカーに就職が決まった。面接官が山形大の入試判定ミスを覚えていてくれたため、複雑な履歴書はむしろ有利に働いた。

 ミスで生じた3年という時間的ロスについて、中川さんは「1年浪人して、大学院に行ったと思うことにしている」と話すが、表情は自信に満ちあふれている。社会人としての再出発。待ちわびた季節がようやく到来した。

 【山形大工学部入試判定ミス】 1997年度の大学入試センター試験で、山形大工学部が「国語1」「国語1・2」に傾斜配点を導入した際、コンピューターのプログラム変更を怠ったため、その後5年間にわたり800人を超す受験生の合否判定を誤った。新たに428人が合格したが、7割を超す304人が入学を辞退。2001年5月に問題が発覚し、当時の成沢郁夫学長と奥山克郎学部長が同年8月に引責辞任した。山形大を発端として、相次いで発覚した国立5大学の入試ミスで、文部科学省は同年12月、誤って不合格とされた被害者全員に国としては初めて慰謝料を支払う方針を決定。山形大工学部は元受験生と個々に示談交渉を進めているが、まだ示談が成立していないケースもある。





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2004年3月6日(土) 今日は雪
ひどい雪です。
これからNHKの講座です。
人は何のために歴史を学ぶのか。そんなことをはなします。
究極のところ
自分の人生をどう見つめるか、いま生きているこの時代をどうとらえるか。
そのために歴史を学ぶのだと思います。
日本人とはなにか、
武士道が話題になっています。

新渡戸稲造の
「武士道」
私も手元にありますが、そのなかで新渡戸はこういっています。

武士道は桜の花と同じである。
桜は日本固有の花である。
封建制度の子たる武士道はその制度がなくなったあとも生き残って
我々に道徳に道を照らしている。
このように武士道を捉え、義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義を詳しく取り上げています。

今日の社会はまさしく武士道に欠如です。
「武士道」は文庫本ですから値段も安く
読みやすい本です。

ただいささか不満もあります。
日本の明治維新は武士道の否定から始まっています。
日本の近代化と武士道には
多くの矛盾があります。
問題はそこですね。



日本代表監督後任に星野氏が有力

 長嶋茂雄氏(68)がアテネ五輪野球で指揮を執ることが不可能となった場合、阪神・星野仙一オーナー付きシニア・ディレクター(57)が日本代表監督に就任することが5日、有力となった。プロ野球関係者が善後策に動きだしたもの。星野氏は阪神監督勇退から4カ月を経て、体調面の不安も消えている。闘将が日の丸を背負う準備は、着々と進行するとみられる。


 まさかの異常事態が闘将の五輪登場を求めた。長嶋から星野へ。巨人サイドがコミッショナー事務局側へ“ポスト長嶋”の必要性を示唆。それを受けて同事務局関係者が後任擁立へ動いた。その人は前阪神監督の星野SD。手腕が評価されるとともに、長嶋氏が志半ばで退くことになる場合の無念さを理解できるのは星野氏しかいない、との判断。コミッショナー事務局関係者は直ちに渡米中の同氏に電話で連絡をとった模様だ。

 正式競技となって初となる野球の金メダル獲りへ。2人は一心同体だった。今年1月。12球団の派遣枠の撤廃を求めた長嶋氏に、星野氏は真っ先に同調。「ここで金メダルを獲らなければ日本野球は廃れてしまう」。長嶋氏が病に倒れ、日の丸の“象徴”を失う事態に陥れば、星野氏も逃げることはできない。

 唯一の不安材料、健康面についても「今は何ともない」と声を大にする。昨秋に阪神監督を勇退後、講演やメジャー取材にCM出演と自由を満喫しているが、野球人としては寂しい球春。「野球の虫が、また騒ぎ出してきよった」と、親しい知人に漏らしている。

 思えば、02年12月もそうだった。阪神から監督を請われ、荒波に飛び込んだ。未知の世界との遭遇。身を焦がすような重圧がなければ生きてはいけない。そんな己の性を今、痛感している。

 日本代表監督は、プロアマ合同の組織、全日本野球会議の日本代表編成委員会で決められる。長嶋氏が倒れて、まだ2日。委員会の開催日すら決まっていないのが現状。メンバー構成はプロアマ各5人の計10人。星野氏擁立は、あくまで一部の“プロ側関係者”の動きにすぎないのも事実。

 それでも今後、同委員会全体の要請となれば、星野氏が一肌脱ぐことは間違いない。病床の同志に代わって、世界と戦えるのは、この男だ。今月20日にも帰国し、要請を受ける流れとなる。




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2004年3月5日(金) 長嶋さん、心配です
私は長嶋さんとは同世代です。
我々の時代のエースが長嶋さんです。
しかし人生も少々長くなりますと、体のどこかは悪くなっております。
細く長くというわけで
私などは特に
運動もしておりません。下手に運動すると
逆に体に負担をかけるのではとも思います。

健康法は
ひたすら原稿を書くことです。
酒はあまり飲みません。
その反動で
一気に飲んでしまうことがあります。
そのときは
記憶が薄れます。
これは危険信号です。
自重しましょう。

15日の高校の甲子園出場
記念祝賀会が問題です。
お湯の比率の高いお湯割りで行こう。

おかげさまで
原稿は
いつも書くものがあります。
これがなくなったら恐怖ですね。

長嶋さん、
ゆっくり養生してください。
無理はいけません。



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長嶋元巨人監督の脳梗塞は「中程度」=医師が会見

 長嶋氏が入院している東京都新宿区の東京女子医大病院で5日、医師らによる記者会見が開かれ、内山真一郎教授は「長嶋氏は脳梗塞(こうそく)を起こしているが、中程度の脳梗塞で、軽いとは言えないが、生命に危険を生じるような非常に重症な程度の脳梗塞ではない」などと病状を説明した。
 長嶋氏は外科的な手術が必要な深刻な状態ではなく、内科的な薬物による治療を続けて受けることになる。検査での投薬の影響で、言葉は少しろれつが回らないというが、失語症の状態はみられず会話もできるという。
 内山教授は、今夏のアテネ五輪への影響について、「特に最初の1週間が大事で現時点では病状は不安定。長期的な話は控えたい」と明言はしなかった。 (時事通信)




長嶋氏案じる星野前監督 大リーグのキャンプ視察


 ヤンキースの松井秀を激励する阪神の星野前監督=4日、クリアウオーター(共同)
 
 米大リーグのキャンプを視察している阪神の星野前監督が松井秀を激励した。
 「元気であればいい」と松井秀に声をかけた星野氏が案じたのが緊急入院した長嶋氏の容体だった。「まさかと思った。あれだけ健康に気を付けておられる方が」。米国時間の朝に日本から連絡を受けたという。「『やあ、心配かけたね』と、すぐに退院してくると思う」と自分に言い聞かせるように話した。(クリアウオーター共同)(共同通信)

後任は星野さんでしょうか。


よみがえる平泉黄金文化 CGで復元



 中世都市平泉の様子をコンピューターグラフィックス(CG)で再現した「都市平泉」復元CGの完成発表会は18日、平泉町役場で開かれ、最新の研究成果を反映した往時の景観が現れた。

 千葉和男町長が「東日本に冠たる威容が800年を経てよみがえった」とあいさつ。CG制作委員長の大石直正東北学院大教授は「民衆の暮らしぶりも再現した。中世の都市全体をCG化したものは、全国に例がないと思う」と解説した。

 復元CGは約15分の動画で、中尊寺から毛越寺、柳之御所、無量光院、金色堂と紹介。毛越寺大路のにぎわいや北上川の舟運も再現した。

 総務省の地域情報化モデル事業交付金2000万円を活用。デジタル多用途ディスク100枚を作製した。ビデオ化して小中学校での活用も図る。

  (2004.2.19)

県が平泉「千年の古都」計画



 県は2004年度、平泉の世界文化遺産登録と連動して国際文化観光都市を目指す「千年の古都 平泉(HIRAIZUMI)プロジェクト」を立ち上げる。国際ガイドの養成や大河ドラマとのタイアップ企画を足掛かりに、継続的に観光関連事業を展開する構想。100年後となる平泉造営千年に向けた大事業として育てたい考えだ。

 プロジェクトは平泉の遺産を守り育て、生かすことで世界に誇れる国際文化都市の形成を図るのが目的。世界共通言語として確立させたいとの思いから「HIRAIZUMI」とローマ字で表記した。

 新年度の事業としては、英語や中国語に堪能な観光通訳ガイドの養成を目的とした講座を開設。各言語10人程度の一般公募受講者を対象に、平泉の地元学や歴史、文化などの講習を行うほか、台湾観光客などへのガイド研修も行う。

 来年1月からスタートするNHK大河ドラマ「義経」とのタイアップ企画も予定。記念シンポジウムや全国百貨店での企画展の開催に加え、JRなどと連携してモニターツアーを行い、新たな旅行商品の開拓なども検討している。

 地元や県の観光サイドで組織する新たな実行委員会を設立。昨年12月に平泉町に設立した観光推進実行委員会やロケ地となる江刺市と連携し、観光PRやドラマとの連動企画を展開する。

 県観光課の田中正武課長は「藤原清衡が平泉を造営してから900年あまりだが、100年後を見据えたロマンあふれるプロジェクトにしたいとの願いを込めた。将来的には観光特区のような構想もあり、平泉を国際観光のモデル都市として育てたい」と意欲を語っている。

  (2004.2.16)
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2004年3月4日(木) 春三月
東北の郡山もすっかり春めいてきました。
安達太良山の雪も少しずつ減ってきました。
3月も多忙です。
月末は新撰組の旅で京都、日程があえば
高校選抜野球、母校出場の春の甲子園大会応援、

それから転勤者の送別会
母校の甲子園出場の祝賀会
NHKの講座、
日本大学大学院での研究発表
とどうなるのかなと
思うほどです。
日大大学院の発表はノモンハン事件です。
昨年、ノモンハンを見てきました。
そのルポを4月から執筆します。
それを発表するのです。

自分に抜け出せないタガをはめて
ぎりぎり追い込んで仕事をする。
それが
オレ流のやり方です。
でもつらいです。



。。。。。。。。
これはもう犯罪です。

<鳥インフルエンザ>封じ込め失敗か、感染拡大の衝撃 京都知事
 「私たちは最悪の結果を迎えているのかもしれません」。3日午後10時40分過ぎ、京都府庁で自ら記者会見した山田啓二知事は、悲痛な表情で感染の「拡大」の可能性が大きいことを発表した。通報遅れと、他府県への“飛び火”に続く国内初の「封じ込め失敗による感染拡大」の衝撃に、行政関係者や住民は声を詰まらせた。(毎日新聞)


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2004年3月3日(水) 平泉の時代
奥州藤原氏の栄華を伝える
「平泉の文化遺産」
の世界遺産登録にはずみを付けようと岩手県では、
「平泉プロジェクト」を4月からスタートさせます。
岩手県は2008年登録を目指しています。

新年度の事業の柱は
NHK大河ドラマ
「義経」
とのタイアップです。
平泉を訪れる観光客は年間百六十万人です。
今年後半からは平泉ブームかな、
そんな感じです。

私は平泉の隣
一関の高校を卒業しました。
このプロジェクトに私的な形で参入するつもりです。
具体的にいうと
本を書くことです。

どういう形の本にするか
これからじっくり考えます。


ひどいニュース

妻管理の口座に千数百万円=元秘書、登録期間中−佐藤元自治相の名義借り疑惑

 民主党衆院議員の佐藤観樹元自治相(62)=比例東海ブロック=による元公設第二秘書の女性(51)をめぐる名義借り疑惑で、同元自治相の妻(52)が管理する複数の口座に、この女性が秘書として登録されていた約3年間で、総額千数百万円が現金で入金されていたことが、2日までの愛知県警の調べで分かった。
 入金は女性が秘書を辞めたとされる昨年4月以降は途絶えており、県警は秘書給与がそれぞれの口座に分散してプールされていた可能性もあるとみて、さらに詳しく調べている。 (時事通信)



中国新聞社説

鳥感染の拡大 業者も行政も怠慢だ
'04/3/2
 消費者は怒りと不信を募らせている。高病原性鳥インフルエンザの感染が確認された京都の養鶏場から出荷された鶏の一部が島根など五府県で鶏肉として売られていた。香川に運び込まれた羽毛からもウイルスが確認された。行政への届け出が遅れた養鶏業者はもちろん、いったんは「流通していない」とした行政の責任も重い。消費者の信頼を回復するには業者の迅速な通報と行政の防疫態勢の徹底が欠かせない。

 山口、大分に続く国内で戦後三例目の感染は当初、特定区域を対象とした移動制限措置での封じ込めが可能のように思えた。だが、この業者は大量死が続いていたにもかかわらず出荷を継続したため、被害は瞬く間に拡大した。

 発生源となった養鶏場の経営者は、業者を指導する立場の協会幹部だった。同社は「腸炎と信じていた」と釈明したが、論外である。山口や大分での一連の動きがあっただけに、大量の鶏が死ねば感染を疑い、すぐに報告するべきだった。結局、発生から届け出まで一週間近くかかった。しかも、匿名電話によって発覚した。

 信じられないことにこの養鶏場は大量死が続く最中に飼育していた約二十万羽すべてを出荷しようとした疑いも浮上している。感染の可能性がありながら「駆け込み出荷」をして損失を避けようとしたのであれば、犯罪行為だ。家畜に重大な被害を及ぼす疾病のまん延を防ぐ家畜伝染病予防法に触れる行為である。農水省は刑事告発も含めた強い姿勢で臨むという。当然ながら、このような悪質な業者には補償の必要もないだろう。

 行政の対応もまずい。その一つは自治体間の連携の不手際である。兵庫県は一度は「鶏肉は市場に出回っていない」としたが、一転して訂正した。京都市から流通の可能性を知らせるファクスが送られてきたがそのまま放置したためという。緊急事態であるだけに確認の電話連絡をしたり、緊急用ファクスを設置したりしていれば、ずさんな情報処理は避けられたはずだ。

 もう一つは検査方法である。京都府はこの養鶏場に立ち入り検査をしていたが、事務所で代表者らに面談する聞き取りだけで鶏舎には入っていなかった。細菌に神経質な養鶏場の経営者は獣医師や職員が鶏舎に入るのを嫌うからだというが、目視による細かな監視態勢があれば兆候が発見できたのではないか。

 感染した鶏はすべて処分し、農場に隣接する山林に埋めることが決まった。地元の理解も得られたというが前例のない大量死であり、不安は残る。さらなる汚染拡大にならないよう、慎重な作業を望みたい。

 鳥インフルエンザは人には感染しにくい。感染した鶏肉や卵を食べても健康には影響はない、という。だが、ベトナムやタイで死者が出ているように、鶏の間でまん延すると人に感染するリスクは増す。鶏の流行を抑えることが重要である。

 養鶏業者にとって感染は死活問題だろう。だが、隠していては不信感は増すばかりだ。迅速な報告をすることが、「安心・安全」への何よりの近道である。



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2004年3月2日(火) 今週のベスト10
郡山市、東北書店
1、妖雲群行 田中芳樹 光文社
2、バカの壁 養老孟司 新潮社
3、新選組と会津藩 星亮一 平凡社
4、13歳のハローワーク 村上龍 幻冬舎
5、蹴りたい背中 綿矢りさ 河出書房新社
6、蛇にピアス 金原ひとみ 集英社
7、世界の中心で愛を叫ぶ 片山恭一 小学館
8、女子十二樂坊 講談社
9、アミターバ 玄侑宗久 新潮社
10、懐かしい日本の言葉 藤岡和賀夫 宣伝会議

星の
新選組と会津藩

3位に入りました。




これは犯罪です

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鶏卵購入、ゆで卵で出荷=大量死後に京都の農場から−神奈川の食品メーカー

 京都府丹波町の浅田農産船井農場の鳥インフルエンザ感染問題で、神奈川県は1日、同県厚木市内の大手食品メーカーが、鶏の大量死が発生した後、同農場から鶏卵5570キロを購入、加熱してゆで卵にした1770キロ(2万2440個)をコンビニなどの弁当用として12府県の16業者に出荷していたと発表した。
 購入した鶏卵は8万個程度とみられ、残りの生卵3800キロは同日、同農場に自主返品したという。
 県衛生部は「ゆで卵は99度で18分加熱しており、世界保健機関(WHO)の基準を満たしており、食べても安全」と説明。回収は行わない方針だ。 (時事通信)



 
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2004年3月1日(月) 東北の本棚
今朝の河北新報の東北の本棚に
私の『会津落城』が大きく紹介されました。
「戦略の不備、悲劇招く」
と題し、本の内容が余すところなく報道されていました。

会津戦争は従来、白虎隊や殉難婦女子が大きく取り上げられ、
会津藩全体が悲劇のヒーローとされてきました。
その部分は確かにあるのですが、
戦略がつたなく
索敵も不十分で
犠牲を大きくした面が多多ありました。

城下の避難体制はないに等しく
敵が攻め込んでから避難の半鐘を鳴らす始末で
危機管理体制ができていませんでした。

会津藩はなぜ敗れたのか
その検証もしないと
戦争の真の姿は見えてきません。

こわがってはだめです。
勇気をもって歴史を見つめることも大事なのです。


新選組と会津藩 ベストテン3位

郡山市、東北書店今週のベスト10でした。
全体は明日、お知らせします。
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